JP5739030B2 - 捏ね叩き同期按摩器 - Google Patents

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本発明は、按摩器に関し、特に、動力垂直移動装置により、二つの捏ね装置と二つの叩き装置とが、上下に移動しながら、ユーザを按摩可能な捏ね叩き同期按摩器に関するものである。
国民の日常生活が極めて緊張で忙しいため、暇がある場合には、家に帰って休むことが一般的であるが、仕事のストレスによる腰背痛を解消することができない。このため、あるメーカーが従来の按摩器を開発して市販している。従来の按摩器によれば、家に按摩を行うことが可能であり、腰背痛を解消することが可能である。
従来の按摩器は、単純な転がり按摩だけを行い可能であるため、腰背痛を有効に解消することができず、按摩動作が極めて単調である。このため、ユーザはこのような按摩器の利用に飽きやすい。
本発明の主な目的は、動力垂直移動装置により、二つの捏ね装置と二つの叩き装置とが、上下に移動しながら、ユーザを按摩可能な捏ね叩き同期按摩器を提供することにある。
本発明の捏ね叩き同期按摩器によると、ハウジング部を備え、前記ハウジング部の内部に摺動通路が形成されており、前記摺動通路の傍に垂直移動ラックが設けられる動力垂直移動装置と、ケース部を備える捏ね叩き同期装置と、を含み、捏ね叩き同期装置は、更に、第1モータが前記ケース部の内部に組み付けられており、前記第1モータの軸心にウォームギアが固定されている動力源と、前記ケース部の内部に組み付けられており、第1伝動軸と、第1ギヤと、第2ギヤと、を備え、前記第1モータの前記ウォームギアは、前記第1ギヤと噛合い、前記第1伝動軸に固定されている前記第1ギヤ及び前記第2ギヤを駆動可能である一組の第1伝動装置と、前記ケース部の内部に組み付けられており、第2伝動軸と、第3ギヤと、第4ギヤと、を備え、前記第1モータの前記ウォームギアは、前記第3ギヤと噛合い、前記第2伝動軸に固定されている前記第3ギヤ及び前記第4ギヤを駆動可能である一組の第2伝動装置と、前記ケース部の内部から前記ケース部の外部に突出し、第3伝動軸に対して傾斜した側面を有する回転斜面構造と、前記回転斜面構造の傾斜した側面に当接した状態で設けられる揺動アームと、前記揺動アームに組み付けられる按摩ヘッド支持台と、前記按摩ヘッド支持台に設けられる按摩ヘッドと、をそれぞれ備え、前記回転斜面構造が第3伝動軸に固定されており、前記第3伝動軸に第5ギヤが固定されており、前記第5ギヤが前記第2ギヤと噛合い、これにより、前記第1伝動軸は前記回転斜面構造を駆動して回転させることが可能であり、前記回転斜面構造の傾斜した側面を前記揺動アームに当接させた状態で前記回転斜面構造を回転させることにより、前記揺動アームが左右に揺動し、これにより、前記按摩ヘッド支持台及び前記按摩ヘッドが左右に揺動して、ユーザを按摩可能である二組の捏ね装置と、前記ケース部の内部から前記ケース部の外部に突出し、第4伝動軸に第6ギヤが設けられており、前記第6ギヤが前記第4ギヤと噛合い、前記第6ギヤと前記第4伝動軸の間に一方向回動可能軸受が介在しており、前記第4伝動軸の両端に偏心ホイールがそれぞれ設けられており、前記偏心ホイールに偏心ケースが嵌め設けられており、前記偏心ケースに偏心軸が枢着されており、前記偏心軸はユニバーサルジョイントを介してレバー押えブロックと連接し、前記レバー押えブロックが前記按摩ヘッド支持台の側面に固定されており、これにより、前記第1モータが逆転しているときに、前記偏心ホイールが前記按摩ヘッドを駆動して叩き按摩動作を行い、このとき、前記按摩ヘッドは捏ね按摩動作を同期に行っている二組の叩き装置と、
ャフトにウォームギアが設けられており、第1大径ギヤと第1小径ギヤが一体に成形されており、前記第1大径ギヤが前記ウォームギアと噛合い、第2大径ギヤと第2小径ギヤが一体に成形されており、前記第2大径ギヤが前記第1小径ギヤと噛合い、第3大径ギヤと第3小径ギヤが一体に成形されており、前記第3大径ギヤが前記第2小径ギヤと噛合い、前記第3小径ギヤが前記垂直移動ラックと噛合い、これらの大径ギヤと小径ギヤのギヤ比により、減速及びトルクを増加するという目的を達成可能であり、その回転方向を変更することにより、上に行きながら捏ね叩き按摩を行うモード、又は下に行きながら捏ね叩き按摩を行うモードに切替可能である第2モータと、を含むことを特徴とする。
本発明の捏ね叩き同期按摩器によると、按摩ヘッド支持台には、赤外線ランプ板と、前記按摩ヘッドと、が設けられており、前記按摩ヘッドは、左右に揺動しているときにユーザを按摩可能であることを特徴とする。
本発明の捏ね叩き同期按摩器によれば、動力垂直移動装置により、二つの捏ね装置と二つの叩き装置とが、上下に移動しながら、ユーザを按摩可能であるという効果を有する。
本発明の一実施例を示す斜視図である。 本発明の一実施例を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例の捏ね叩き同期装置を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例の捏ね叩き同期装置を下方の視点から見た斜視図である。 本発明の一実施例の昇降按摩動作を示す正面図である。 本発明の一実施例の昇降按摩動作を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の捏ね叩き同期按摩器は、動力垂直移動装置10と、捏ね叩き同期装置20と、を含む。
動力垂直移動装置10は、ハウジング部11を備え、ハウジング部11の内部に摺動通路12が形成されており、摺動通路12の傍に垂直移動ラック13が設けられる。
捏ね叩き同期装置20は、ケース部21を備え、更に、動力源と、一組の第1伝動装置30と、一組の第2伝動装置40と、二組の捏ね装置50a、50bと、二組の叩き装置60と、を含む。
前記動力源は第1モータ22でもよい。第1モータ22はケース部21の内部に組み付けられており、第1モータ22の軸心にウォームギア23が固定されている。
一組の第1伝動装置30は、ケース部21の内部に組み付けられており、第1伝動軸31と、第1ギヤ32と、第2ギヤ33と、を備える。第1モータ22のウォームギア23は、第1ギヤ32と噛合い、第1伝動軸31に固定されている第1ギヤ32及び第2ギヤ33を駆動可能である。
一組の第2伝動装置40は、ケース部21の内部に組み付けられており、第2伝動軸41と、第3ギヤ42と、第4ギヤ43と、を備える。第1モータ22のウォームギア23は、第3ギヤ42と噛合い、第2伝動軸41に固定されている第3ギヤ42及び第4ギヤ43を駆動可能である。
二組の捏ね装置50a、50bは、ケース部21の内部からケース部21の外部に突出し、回転斜面構造51と、揺動アーム52と、按摩ヘッド支持台53と、二つの赤外線ランプ板54と、按摩ヘッド55と、をそれぞれ備える。回転斜面構造51は第3伝動軸56に固定されている。第3伝動軸56に第5ギヤ57が固定されている。第5ギヤ57が第2ギヤ33と噛合い、これにより、第1伝動軸31は回転斜面構造51を駆動して回転させ可能である。揺動アーム52が回転斜面構造51に当接しており、回転斜面構造51の回転により、揺動アーム52が駆動されて左右に揺動する。揺動アーム52に按摩ヘッド支持台53が組み付けられており、これにより、按摩ヘッド支持台53が左右に揺動する。按摩ヘッド支持台53に按摩ヘッド55が設けられている。按摩ヘッド55の左右へ
の揺動により、ユーザを按摩可能である。赤外線ランプ板54は、ユーザを湿布する効果を有する。
二組の叩き装置60は、ケース部21の内部からケース部21の外部に突出する。第4伝動軸61に第6ギヤ62が設けられている。第6ギヤ62が第4ギヤ43と噛合う。第6ギヤ62と第4伝動軸61の間に一方向回動可能軸受63が介在している。第4伝動軸61の両端に偏心ホイール64がそれぞれ設けられている。偏心ホイール64に偏心ケース65が嵌め設けられている。偏心ケース65に偏心軸66が枢着されている。偏心軸66はユニバーサルジョイント661を介してレバー押えブロック67と連接する。レバー押えブロック67が按摩ヘッド支持台53の側面に固定されており、これにより、第1モータ22が逆転しているときに、偏心ホイール64が按摩ヘッド55を駆動して叩き按摩動作を行い、このとき、按摩ヘッド55は捏ね按摩動作を同期に行っている。
上記の構成により、第1モータ22のウォームギア23が正転しているときには、第1伝動装置30の第1ギヤ32と第1伝動軸31が駆動されて、第2ギヤ33により第5ギヤ57と第3伝動軸56が駆動されて、回転斜面構造51が駆動されて回転する。回転斜面構造51の回転により、揺動アーム52が左右に揺動して、按摩ヘッド支持台53と二つの按摩ヘッド55とが左右に揺動しながら、ユーザに捏ね按摩を加え可能である。
上記の構成により、第1モータ22のウォームギア23が逆転しているときには、第1伝動装置30の第1ギヤ32と第1伝動軸31が駆動されて、第2ギヤ33により第5ギヤ57と第3伝動軸56が駆動されて、回転斜面構造51が駆動されて回転する。回転斜面構造51の回転により、揺動アーム52が左右に揺動して、按摩ヘッド支持台53と二つの按摩ヘッド55とが左右に揺動しながら、ユーザに捏ね按摩を行い可能である。このとき、ウォームギア23が逆転して第3ギヤ42と第4ギヤ43とを駆動して、第6ギヤ62が一方向回動可能軸受63を介して第4伝動軸64を駆動して、第4伝動軸64の回転により、偏心ホイール64と偏心ハウジング65とが駆動されて回転する。偏心ハウジング65の回転により、偏心軸66が押えられ、又は引かれて、レバー押えブロック67
、按摩ヘッド支持台53及び二つの按摩ヘッド55が駆動されて、ユーザに捏ね按摩及び叩き按摩を同時に加え可能である。
本発明のケース部21の内部に第2モータ70が設けられている。第2モータ70のシャフトにウォームギア71が設けられている。第1大径ギヤ72と第1小径ギヤ73が一体に成形されており、第1大径ギヤ72がウォームギア71と噛合う。第2大径ギヤ74と第2小径ギヤ75が一体に成形されており、第2大径ギヤ74が第1小径ギヤ73と噛合う。第3大径ギヤ76と第3小径ギヤ77が一体に成形されており、第3大径ギヤ76が第2小径ギヤ75と噛合う。第3小径ギヤ77は垂直移動ラック13と噛合う。これらの大径ギヤと小径ギヤのギヤ比により、減速及びトルクを増加するという目的を達成可能である。そして第2モータ70の回転方向を変更することにより、捏ね叩き装置20は、上に行きながら捏ね叩き按摩を行うモード、又は下に行きながら捏ね叩き按摩を行うモー
ドに切替可能である。
このように、本発明の特定の例を参照して説明したが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本発明を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本発明の要旨および特許請求の範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。
本発明は、按摩器に適用することができる。
10:動力垂直移動装置
11:ハウジング部
12:摺動通路
13:垂直移動ラック
20:捏ね叩き同期装置
21:ケース部
22:第1モータ
23:ウォームギア
30:第1伝動装置
31:第1伝動軸
32:第1ギヤ
33:第2ギヤ
40:第2伝動装置
41:第2伝動軸
42:第3ギヤ
43:第4ギヤ
50a:捏ね装
50b:捏ね装
51:回転斜面構造
52:揺動アーム
53:按摩ヘッド支持台
54:赤外線ランプ板
55:按摩ヘッド
56:第3伝動軸
57:第5ギヤ
60:叩き装置
61:第4伝動軸
62:第6ギヤ
63:一方向回動可能軸受
64:偏心ホイール
65:偏心ハウジング
66:偏心軸
67:レバー押えブロック
70:第2モータ
71:ウォームギア
72:第1大径ギヤ
73:第1小径ギヤ
74:第2大径ギヤ
75:第2小径ギヤ
76:第3大径ギヤ
77:第3小径ギヤ
661:ユニバーサルジョイント

Claims (2)

  1. ハウジング部を備え、前記ハウジング部の内部に摺動通路が形成されており、前記摺動通路の傍に垂直移動ラックが設けられる動力垂直移動装置と、
    ケース部を備える捏ね叩き同期装置と、
    を含み、
    捏ね叩き同期装置は、更に、
    1モータが前記ケース部の内部に組み付けられており、前記第1モータの軸心にウォームギアが固定されている動力源と、
    前記ケース部の内部に組み付けられており、第1伝動軸と、第1ギヤと、第2ギヤと、を備え、前記第1モータの前記ウォームギアは、前記第1ギヤと噛合い、前記第1伝動軸に固定されている前記第1ギヤ及び前記第2ギヤを駆動可能である一組の第1伝動装置と、
    前記ケース部の内部に組み付けられており、第2伝動軸と、第3ギヤと、第4ギヤと、を備え、前記第1モータの前記ウォームギアは、前記第3ギヤと噛合い、前記第2伝動軸に固定されている前記第3ギヤ及び前記第4ギヤを駆動可能である一組の第2伝動装置と、
    前記ケース部の内部から前記ケース部の外部に突出し、第3伝動軸に対して傾斜した側面を有する回転斜面構造と、前記回転斜面構造の傾斜した側面に当接した状態で設けられる揺動アームと、前記揺動アームに組み付けられる按摩ヘッド支持台と、前記按摩ヘッド支持台に設けられる按摩ヘッドと、をそれぞれ備え、前記回転斜面構造が第3伝動軸に固定されており、前記第3伝動軸に第5ギヤが固定されており、前記第5ギヤが前記第2ギヤと噛合い、これにより、前記第1伝動軸は前記回転斜面構造を駆動して回転させることが可能であり、前記回転斜面構造の傾斜した側面を前記揺動アームに当接させた状態で前記回転斜面構造を回転させることにより、前記揺動アームが左右に揺動し、これにより、前記按摩ヘッド支持台及び前記按摩ヘッドが左右に揺動して、ユーザを按摩可能である二組の捏ね装置と、
    前記ケース部の内部から前記ケース部の外部に突出し、第4伝動軸に第6ギヤが設けられており、前記第6ギヤが前記第4ギヤと噛合い、前記第6ギヤと前記第4伝動軸の間に一方向回動可能軸受が介在しており、前記第4伝動軸の両端に偏心ホイールがそれぞれ設けられており、前記偏心ホイールに偏心ケースが嵌め設けられており、前記偏心ケースに偏心軸が枢着されており、前記偏心軸はユニバーサルジョイントを介してレバー押えブロックと連接し、前記レバー押えブロックが前記按摩ヘッド支持台の側面に固定されており、これにより、前記第1モータが逆転しているときに、前記偏心ホイールが前記按摩ヘッドを駆動して叩き按摩動作を行い、このとき、前記按摩ヘッドは捏ね按摩動作を同期に行っている二組の叩き装置と、
    ャフトにウォームギアが設けられており、第1大径ギヤと第1小径ギヤが一体に成形されており、前記第1大径ギヤが前記ウォームギアと噛合い、第2大径ギヤと第2小径ギヤが一体に成形されており、前記第2大径ギヤが前記第1小径ギヤと噛合い、第3大径ギヤと第3小径ギヤが一体に成形されており、前記第3大径ギヤが前記第2小径ギヤと噛合い、前記第3小径ギヤが前記垂直移動ラックと噛合い、これらの大径ギヤと小径ギヤのギヤ比により、減速及びトルクを増加するという目的を達成可能であり、その回転方向を変更することにより、上に行きながら捏ね叩き按摩を行うモード、又は下に行きながら捏ね叩き按摩を行うモードに切替可能である第2モータと、
    を含むことを特徴とする捏ね叩き同期按摩器。
  2. 前記按摩ヘッド支持台には、赤外線ランプ板と、前記按摩ヘッドと、が設けられており、前記按摩ヘッドは、左右に揺動しているときにユーザを按摩可能であることを特徴とする、請求項1に記載の捏ね叩き同期按摩器。
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