JP5736488B1 - フックおよびオープンショーケース - Google Patents

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Abstract

【課題】本実施形態は、非使用時は自動的に収納状態に戻って安全性を確保し、使用時において収納位置から人為的に引き出して被吊持物(ナイトカバー)を掛止可能としたフックおよび、そのフックを用いたオープンショーケースを提供する。【解決手段】フックは、少なくとも直交する方向に辺部を有するばね巻装部およびばね巻装部の一方の辺部と一体に連設される掛止部とからなるフック本体と、ばね巻装部の一辺部に巻装されるばね部と、ばね部の一端から延出されるばね保持部および、ばね部の他端から延出されフック本体のばね巻装部の他辺部に巻き付き固定される巻き付け当接部を有するねじりばねと、ばね保持部の移動を規制するとともにフック本体を被取付け部に対して回動可能に保持することにより、ばね保持部を弾性変形させ、ばね部を介して巻き付け当接部に弾性力を作用させてフック本体を被取付け部に当接させる固定具を具備する。【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、フックおよび、そのフックを用いたオープンショーケースに関する。
被取付け部の上端に取付けたフックに物を掛止して吊持する場合、あるいは被取付け部の下端に取付けたフックに上部から物を伸ばして掛止する場合など、フックの使い方はさまざまである。いずれにしても、使用時にはフックとしての最適姿勢となり、非使用時には収納姿勢になって物の出し入れ等の邪魔とならないことが望ましい。
たとえばオープンショーケースにおいて、夜間・早朝等の非営業時間帯は冷凍サイクル運転を低能力もしくは停止させて、運転コストの低減化を図る必要がある。そのため、該時間帯は陳列室の開口部全面をナイトカバーで覆って冷気の漏れを防止し、営業時間帯になったらナイトカバーを取外して開口部を開放するとよい。
ナイトカバーを陳列室の開口部上端に収納し、非営業時間帯になったら下方へ延して、開口部下端に設けたフックに掛止するタイプのオープンショーケースがある。この場合、フックは開口部下端に設けた吸込み口に装着するようになっていて、不使用時になっても取り忘れの虞れがあり、また取外して所定の場所に収納しても紛失の虞れがある。
特開2003−287361号公報
また、陳列室の開口部上端にフックを設け、開口部下端に収納するナイトカバーを引き上げて、フックに掛止するタイプのオープンショーケースも考えられる。
この場合、フックは短冊状の板体からなり、一方の端部に孔部を設け、他方の端部は板面に沿って略U字状に曲成された掛止部であり、この掛止部近傍の板体側端縁に半円状の切欠きを設ける。また、陳列室の天井板前面には、取付け用ねじと掛止用ねじを左右に所定の間隔を有して螺挿し、それぞれのねじの頭部は天井板前面と間隙を有する。
営業時間帯は、フックの孔部を陳列室の天井板前面と取付け用ねじの頭部との間に緩く嵌め込むとともに、フックの切欠きを掛止用ねじの頭部と天井板前面との間に挿入する。したがって、フックは陳列室天井板前面に沿って取付けられ、目立たずにすみ、オープンショーケースとしての外観を損なわない。
非営業時間帯になったら、フックの切欠きを掛止用ねじの頭部と陳列室天井板前面との間から取外し、フックを取付け用ねじに対して回動し、この取付けねじからフックを垂下させる。そして、陳列室の開口部下端からナイトカバーを引き上げて開口部全面を覆い、ナイトカバー上端に取付けられる把手をフックの掛止部に引っ掛ける。
このように、非営業時間帯におけるフックおよびナイトカバー自体の作用については何ら問題がない。ただし、営業時間帯であるフックの非使用時に、フックは半円状切欠きを掛止用ねじの頭部と天井板前面との間に挿入しただけなので、ある程度の衝撃があった場合、もしくは自然的にフックは掛止用ねじから外れて垂れ下がってしまう虞れがある。
そして、この状態で陳列室から商品を取出す際に、フックに手や指もしくは頭部が触れる虞れがある。したがって、オープンショーケースにおいてもフックの非使用時には確実に収納状態になることが望ましい。
そこで本実施形態は、非使用時は自動的に収納状態に戻って安全性を確保し、使用時において収納位置から人為的に引き出して被吊持物(ナイトカバー)を掛止可能としたフックおよび、そのフックを用いたオープンショーケースを提供しようとするものである。
本実施形態のフックは、少なくとも互いに直交する方向に延びる2つの辺部を有するばね巻装部およびばね巻装部の一方の辺部と一体に連設される掛止部とからなるフック本体と、フック本体のばね巻装部の他方の辺部に巻装されるばね部と、ばね部の一端から延出されるばね保持部および、ばね部の他端から延出されフック本体のばね巻装部の一方の辺部に巻き付き固定される巻き付け当接部を有するねじりばねと、ばね保持部の移動を規制するとともにフック本体を被取付け部に対して回動可能に保持することにより、ばね部を弾性変形させ、ばね部を介して巻き付け当接部に弾性力を作用させてフック本体を被取付け部に当接させる固定具とを具備し、前記フック本体が被取付け部に当接した状態でねじりばねの弾性力に抗してフック本体を付勢することにより、フック本体を被取付け部から離反させ、フック本体の掛止部に被掛止物を掛止可能とした。
本実施形態のオープンショーケースは、断熱材で構成されるショーケース本体と、ショーケース本体内に設けられ商品を陳列するとともに商品を取出し自在な開口部を有する陳列室と、陳列室外部でショーケース本体下部に配置され冷凍サイクルを構成する蒸発器および送風機と、送風機から送風され蒸発器で熱交換して生成された冷気を陳列室外部の下部から上部および陳列室の開口部上端に設けられるエアカーテン吹出し口に沿って流通案内する冷気循環用ダクトと、陳列室の開口部下端に設けられエアカーテン吹出し口から陳列室の開口部を亘って吹出された冷気を吸込み案内して送風機に導く吸込み口とを具備し、上述のフックを陳列室の開口部上端に備え、陳列室の開口部下端にナイトカバーを引出し可能に収納した。
本実施形態に係る、フックをえたオープンショーケースの概略の縦断面図。 同実施形態に係る、営業時間帯におけるオープンショーケースの外観斜視図と、非営業時間帯におけるオープンショーケースの外観斜視図。 同実施形態に係る、フックを分解した斜視図。 同実施形態に係る、フックの互いに異なる組立斜視図。 同実施形態に係る、オープンショーケースに取付けられたフックの斜視図。 同実施形態に係る、フックにナイトカバーを取付けする途中の斜視図。 同実施形態に係る、フックにナイトカバーを吊持した状態の斜視図。
以下、本実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、フックを備えたオープンショーケースの縦断側面図である。
オープンショーケースは、ショーケース本体1が薄い鉄板で箱状に形成される基台2上に一体に載設されてなる。ショーケース本体1は、正面視および平面視で略矩形状をなし、それぞれ断熱板からなる天板1aと、底面板1bと、背面板1c、および断熱板と一部が断熱ガラス板で形成される左右両側面板1dとから構成される。
基台2の内部は機械室3となっていて、冷凍サイクルを構成する圧縮機と、凝縮器と、弁および配管類等(図示しない)が収容されている。
ショーケース本体1内部は、上部に商品(図示しない)を陳列する陳列室4が設けられ、下部に熱交換室5が設けられる。
天板1aの正面視は上下方向に薄く、左右幅方向に所定長さの矩形状をなし、天板1aの下面は、空間を介して陳列室4の天井となる天井壁4aが設けられる。陳列室4の底面となる底面壁4bは、熱交換室5の天井壁を形成している。
天井壁4aと底面壁4bの間にある陳列室4の正面視は充分に上下方向に長く、左右幅方向に所定長さの矩形状をなす。また、天板1aの側面視は、ショーケース本体背面板1cから所定長さだけ突出する矩形状をなす。熱交換室5の側面視は、背面板1cから天板1aの突出量よりもわずかに長い所定長さだけ突出する矩形状をなす。
陳列室4の奥側の壁を形成している背面壁4cは、ショーケース本体背面板1cから前方へ所定寸法を有して形成されていて、上端部から下端部にかけて前方へ向かって僅かに傾斜している。
ショーケース本体1の左右両側面板1dは、それぞれ略コ字状の断熱板およびコ字状部分に嵌め込まれる断熱ガラス板によって覆われている。したがって、陳列室4は、天井壁4a、底面壁4b、背面壁4cおよび左右両側面板1dによって前面を除く各面が閉塞され、前面のみが開放された前面開口部Tとなる。
陳列室4の背面壁4cは、天井壁4aから底面壁4bに亘って漸次前方へ突出するよう傾斜している。この背面壁4cには、複数段の棚aが上下方向に所定の間隔を存して設けられる。
それぞれの棚aは、後端部を背面壁4cに支持され、前方へ突出していて、これら棚a上には販売される飲料等の商品が載置陳列される。また、棚aは取り外し可能で、背面壁4cに設けられた差し込み孔(図示しない)に引っかけ固定することで、棚a間の上下方向の間隔を調整可能になっている。
陳列室4の背面壁4cには、各棚a上の陳列した商品に対する冷却手段として、複数の冷却用吹出し口(図示しない)が設けられる。
天板1aの下面、すなわち陳列室天井壁4aの前端部に沿って、ショーケース本体1外部から陳列室4への外部空気の侵入を阻止するとともに、陳列室4の冷却を行う冷風を吹出すためのエアカーテン吹出し口6が設けられる。
天板1aと陳列室天井壁4aとの間の空間には、エアカーテン吹出し口6に冷風を案内するためのエアカーテン用ダクト7が形成される。このエアカーテン用ダクト7の基端部は、後述する送風ダクト8に連通する。
一方、陳列室4の底面壁4bの前端部に沿って、陳列室背面壁4cに設けられる冷却用吹出し口から吹出される冷風と、陳列室天井壁4aに設けられるエアカーテン吹出し口6から吹出されるエアカーテン冷風とを吸込むための吸込み口9が設けられている。
エアカーテン吹出し口6と吸込み口9をつなぐ直線上には障害物がない。このため、エアカーテン吹出し口6から吹出されたエアカーテン冷風は、棚に邪魔されることなく吸込み口に円滑に吸込まれるようになっている。この結果、エアカーテンを安定して形成することができる。
上述した吸込み口9は、前面開口部Tと、陳列室4の底面壁4bの下に設けられる熱交換室5とを連通する。熱交換室5には送風機10および冷却器(蒸発器)11が配置される。冷却器11と、冷媒管を介して基台2内部に配置される圧縮機、凝縮器、膨張弁等が連結され、これらで冷凍サイクルが構成される。
陳列室背面壁4cのさらに背面側は、空間を空けて上述したショーケース本体背面板1cが形成される。陳列室背面壁4cとショーケース本体背面板1cとの間の空間部には上述した送風ダクト8が形成され、天板1aと陳列室天井壁4aとの間の空洞であるエアカーテン用ダクト7に連通する。これら送風ダクト8とエアカーテン用ダクト7とで、冷気循環用ダクトDが構成される。
前記エアカーテン吹出し口6のさらに前部で、天板1aの正面前端辺部に沿って、蛍光灯もしくはLEDからなる照明部12を備えていて、陳列室4内の照明と、天板1aの前面に描かれる商品名の照明をなす。
この照明部12のさらに前部で、天板1a下面における正面略中央部に、後述するフックFが取付けられている。これに対して、吸込み口9の前辺部に亘って、後述するナイトカバーNを収納するナイトカバー収納部13が設けられる。
このようにして構成されるオープンショーケースであり、送風機10を駆動することにより、矢印で示すように吸込み口9から熱交換室5に空気が吸込まれ、冷却器11に吹付けられ冷気が生成されて、冷気循環用ダクトDを構成する送風ダクト8に導かれる。
冷気の一部は、送風ダクト8に導かれている途中で、陳列室4の背面壁4cに設けられる複数の冷却用吹出し口から吹出され、各棚a上に陳列した商品を冷却する。残りの冷気は送風ダクト8からエアカーテン用ダクト7に導かれて、エアカーテン吹出し口6から吹出される。
エアカーテン吹出し口6から吹出された冷気は、陳列室4の前面開口部Tに沿って流通し、冷気のエアカーテンを形成する。そして、冷気は吸込み口9に導かれ、ここから熱交換室5に案内されて、前記送風機10により上述の系路を循環する。
図2(A)は、オープンショーケースの外観斜視図であり、特に、営業時間帯での様子を示している。
すなわち、陳列室4に冷蔵保存する商品(図示しない)を展示販売する状態を示していて、陳列室4の前面開口部Tから顧客が自由に商品を取出すことができる。なお、先に説明した図1も同様に、営業時間帯での状態を示している。
天板1aの前端略中央部に、ここでは図示しないフックFが取付けられている。フックFは天板1a下面に沿った収納姿勢をなしていて、陳列室4へ突出していないから、顧客が無意識に手指他の身体一部を接触することが無く、安全性が維持されている。
また、陳列室4の底面壁4b前端辺部に沿って設けられるナイトカバー収納部13には、たとえば電気掃除機における電源コードの巻き取り機構と同様のゼンマイ機構等に連結され、透明または半透明の柔軟性のあるビニールシートで形成されたナイトカバーNが巻回して収納されている。このナイトカバーNの端部に設けられる把手部14は、陳列室4の底面壁4b前端に露出している。
図2(B)は、同じオープンショーケースの外観斜視図であるが、特に、非営業時間帯での様子を示している。
すなわち、夜間・早朝時の商品を販売しない営業時間外での状態を示していて、把手部14をもって引き上げることにより、ナイトカバーNはナイトカバー収納部13から引き出されて露出し、陳列室4の前面開口部Tを覆う。把手部14を陳列室4上端まで引き上げるとともに、フックFを後述する掛止姿勢に変えてから、把手部14をフックFに掛止する。
ナイトカバーNは陳列室4の前面開口部Tを全面的に覆うことにより、冷凍サイクル運転の能力を下げても外気の侵入を阻止できる。したがって、省エネ運転が可能になり、運転コストの低減を得られる。
再び営業時間になったら、ナイトカバーNの把手部14をフックFから外す。ゼンマイ機構が作用してナイトカバーNを巻回しながらナイトカバー収納部13に収納する。フックFは自然的に天板1a下面に沿った収納姿勢に戻る。
図3は、フックFを分解した斜視図である。
フックFは、直径が約3mmφ程度の金属丸棒を曲成したフック本体20と、直径が約0.5mmφ程度のばね材からなるねじりばね30と、板厚が約1mm程度の金属薄板からなる押さえ金具40および取付けねじ50とからなり、押さえ金具40と取付けねじ50とで、固定具60を構成する。
前記フック本体20は、変形した環状に曲成されるとともに、変形環状の一部が欠落している。
なお説明すると、略コ字状をなすとともに、それぞれの辺部21a,21b,21cが直状であり、一方の側辺部21aが短く、中央辺部21bおよび他方の側辺部21cが長く形成されるばね巻装部である直状部21と、一端部22aが短く形成されて直状部21の短い側辺部21aの端部と間隙を有して対向し、中央辺部22bは半円状に曲成され、他端部22cは直状部21の長い他方の側辺部21cと一体に連設される掛止部22とからなる。
直状部21の中央辺部21bは、ねじりばね30のばね部30a長さと略同長に形成される。また、直状部21の短い側辺部21aと、掛止部22の短い一端部22aとの間の間隙を、「嵌め込み用隙間」25と呼ぶ。
一方、ねじりばね30は、密着巻きされたばね部30aと、このばね部30aの一端から延長され、ばね部30aの軸方向と直交する方向に延出されるとともに、この延出端部がばね部30aの軸方向と同一方向に折曲されるばね保持部30bと、前記ばね部30aの他端から延長され、一旦、ばね部30aの軸方向と直交する方向に延出されるとともに、この延出端部はばね部30の軸方向と同一方向で、端末部が円環状に曲成される巻き付け当接部30cとからなる。
押さえ金具40は、両端部が平板状をなし、それぞれに孔部41が設けられる取付け部40aとなっていて、取付け部40a相互間は断面半円状に曲成された押さえ部40bが設けられる。押さえ金具40とともに固定具60を構成する取付けねじ50は、押さえ金具40の取付け部40aに設けられる孔部41に挿通可能である。
フックFとして組立てるには、はじめに、ねじりばね30の巻き付け当接部30cを、フック本体20の嵌め込み用隙間25から直状部21の一方の側辺部21aに嵌め込み、さらに巻き付け当接部30cを中央辺部21bに移動する。これにともない、ねじりばね30のばね部30aがフック本体20の嵌め込み用隙間25から直状部21の一方の側辺部21aに嵌め込まれていく。
図3に示すように、ねじりばね30の巻き付け当接部30cがフック本体20の他方の側辺部21c(掛止部22の端部22cとの連結部位)に移動した状態で、ねじりばね30のばね部30aはフック本体20の中央辺部21bに移動する。
ねじりばね30の巻き付け当接部30cをフック本体20の他方の側辺部21cに嵌合固定することで、ねじりばね30のばね部30aはフック本体20の中央辺部21bに緩く嵌合し、巻装状態となる。この状態でねじりばね30のばね保持部30bは、フック本体20に対して何らの係り合いもなく、斜め上方へ突出している。
なお、フック本体20において、直状部21の短く形成される一方の側辺部21aは必ずしも必要ではなく、フック本体20は、少なくとも、ねじりばね30のばね部30aを巻装する中央辺部21bと、巻き付け当接部30cを巻き付ける他方の側辺部21cがあればよい。
ただし、ねじりばね30のばね部30aは直状部21の中央辺部21bに緩く巻装しているので、短い側辺部21aが無いと、ばね部30aの位置が定まらず、一部が中央辺部21bから突出する虞れがある。すなわち、フック本体20の直状部21における一方の側辺部20aは、ねじりばね30のばね部30aの位置決めをなし、有効である。
図4(A)、(B)は、互いに異なる状態にしてフックFを組み立てて、被取付け部である天板1a下面に取付けた斜視図である。
先に説明したように、ねじりばね30のばね部30aをフック本体20の直状部中央辺部21bに緩く巻装するとともに、ねじりばね30の巻き付け当接部30cをフック本体20の他方の側辺部21cに巻き付けて固定するが、この状態で、ねじりばね30のばね保持部30bは上方へ突出している。
つぎに、押さえ金具40の押さえ部40bをねじりばね30のばね部30aに押し当て、ねじりばね30のばね保持部30bを図中左方向に位置させた状態でフック本体20とともに天板1a下面に押し付ける。このとき、ねじりばね30のばね保持部30bが上方へ突出しているので、ばね保持部30bは天板1a下面に突き当たる。
そのまま、さらに押さえ金具40を天板1a下面に押し付けることで、ねじりばね30のばね保持部30bがばね部30aの巻回方向である、図において左側で天板1a下面に押し倒される。
最終的に、ねじりばね30のばね保持部30bは、巻回方向とは逆の方向に向かって天板1a下面と押さえ金具40の取付け部40aとの間で固定され、その移動が規制される。
すると、ばね部30aに巻回方向への弾性力が蓄積され、ばね部30aの元に戻ろうとする弾性力(復元力)が巻き付け当接部30cに作用して、図において巻き付け当接部30cを右側に引き上げるよう回動付勢する。
巻き付け当接部30cの回動にともない、巻き付け当接部30cを介してフック本体20の直状部他辺部21cも引き上げられ、結局、フック本体20全体が回動付勢されることになる。
取付け用ねじ50を押さえ金具40の取付け部40aを介して天板1a下面に取付けることで、フック本体20はねじりばね30とともに押さえ金具40と取付け用ねじ50である、固定具60によって天板1a下面に取付けられる。
なお、この押さえ金具40を天板1a下面に取付けた状態において、ばね部30aと押さえ金具40の押さえ部40bとの間には隙間が設けられている。この隙間があることでばね部30aは弾性変形が可能となっており、かつ、ばね部30aが巻回されているフック本体20の中央辺部21bが、その軸を中心に回動可能に保持されることになる。
このようにして、ねじりばね30の復元力によってフック本体20は引き上げられて被取付け部である天板1a下面に当接し、自然的に収納される。特に、陳列室4の前面開口部Tへ突出する部品はないから、商品の取出しにあたって何らの障害とならない。
図4(A)は、ねじりばね30のばね保持部30bを被取付け部である天板1a下面と固定具60を構成する押さえ金具40の取付け部40aとの間に挟み込むことで、ばね部30aを弾性変形させてフック本体20の取付けを完成させた状態を示している。
このとき、ねじりばね30のねじ保持部30bが押さえ金具40の表面(下面)に突出していないから、たとえばタオルなど布製のものをフックFに接触させても、引っ掛かりが無く、安全性を確保できる。
ただし、天板1a下面への取付けにあたっては、ばね部30aに弾性力を加えた状態で固定する必要がある。このため、予め、ねじりばね30のばね保持部30bを押さえ金具40の取付け部40a上面に強制的に接触するよう保持しなければならない。
そして、この状態では、ばね部30aの弾性力が作用して巻き付け当接部30cを介してフック本体20が起き上ってしまうので、さらに、フック本体20の起き上がりを規制しながら、押さえ金具40を天板1a下面間に取付けなければならない。すなわち、フックFの組立てに手間がかかることになる。
図4(B)は、ねじりばね30のばね保持部30aを、固定具60を構成する押さえ金具40の取付け部40a下面(表面)に当接させることで、ばね部30aを弾性変形させ、組立て時におけるばね保持部30bの起き上がり移動を取付け部40aで規制する。
すなわち、ばね保持部30bの移動規制を取付け部40aが代行するため、組み立て時にはフック本体20の押さえ金具40方向への起き上がりを押さえて、押さえ金具40を天板1a下面に固定すればよく、フックFの組立てが容易化する。
この場合、ばね保持部30aは、取付け部40a下面から離れる方向には移動可能であるが、ばね保持部30aが取付け部40a下面に向かう方向に、ばね部30aの弾性力(復元力)が働くように取付けられるため、ばね保持部30bは取付け部40a下面側に向けて移動し、取付け部40a下面に当たってそれ以上の移動が規制される。
ただし、この取付方法では押さえ金具40の取付け部40a表面に、ねじりばね30のばね保持部30bが露出することになり、たとえばタオルなど布製のものをフックFに接触させると、引っ掛かる虞れがある。このため、ばね保持部30bを短くして取付け部40aから外に突出しない長さに設定する必要がある。
図5は、オープンショーケースの営業時間帯において、天板1a下面に収納されるフックFを見上げた状態の斜視図である。先に図3および図4で示したような、フックFを見下げた状態での斜視図とは、前後に反転することになる。
ねじりばね30のばね保持部30bが直接天板1a下面に当接して固定され、もしくは押さえ金具40の取付け部40aに当接して天板1a下面に固定されるので、ねじ保持部30bが、いわゆる「力点側」になる一方で、ばね部30aの弾性力が巻き付け当接部30cに作用するので、巻き付け当接部30cが、いわゆる「作用点側」になる。
ねじりばね30の巻き付け当接部30cがフック本体20の直状部他方の側辺部21cに巻き付いていることで、フック本体20に対してねじりばね30の弾性力、言い換えると、ねじりばね30が元の形に戻ろうとする復元力、が作用し、フック本体20は弾性的に引き上げられて天板1a下面に当接している。
このため、顧客が、陳列室4に陳列した商品を取出す場合でも、フックFは陳列室4に対して何ら突出しておらず、自然的に収納状態になっているので、手指等が接触する虞れが無く、安全性が確保できる。
図6は、営業時間が終了して非営業時間になったときの、フックFおよびナイトカバーNの状態を示している。
このとき店員は、一方の手で、陳列室4下端部のナイトカバー収納部13からナイトカバーNを引き上げて、ナイトカバーN上端に設けられる把手部14をフックFに接近させる。同時に、他方の手の指で、天板1a下面に当接しているフックFのフック本体20を下方に力を加えて、ねじりばね30のばね部30aの弾性力に抗して天板1a下面から離間させる。
フック本体20は、押さえ金具40に抑えられる直状部中央辺部21bを支点とし、掛止部22が天板1a下面から漸次、離間する方向に回動する。フック本体20に対する回動付勢力は、ねじりばね30の巻回方向の弾性力を上回る程度であればよいので、比較的、容易に行える。
図7は、非営業時間帯でのフックFおよびナイトカバーNの状態を示している。
フック本体20を天板1aに対して略90°の位置に回動させるとともに、ナイトカバーN上端の把手部14をフックF位置まで引き上げる。そして、把手部14をフック本体20の嵌め込み用隙間25に挿入し、下部側に変位した掛止部22に掛止する。
このあと、フックFとナイトカバーNから手指を離反させれば、ナイトカバーNはフックFに吊持状態になり、陳列室4の前面開口部Tを覆うことになる。すなわち、フックFは天板1a下面に自然的に収納する姿勢から、ナイトカバーNの吊持姿勢に円滑に変化できる。
なお、ねじりばね30のばね部30aの巻回方向の弾性力は、ナイトカバーNの自重およびナイトカバーNの巻き取り機構の巻き取り力を合わせた力よりも弱くなるように設定されているため、フックFは天板1a下面に戻ることなく、下方に引き出された状態を維持する。
このときフックFは、フック本体20の嵌め込み用隙間25が奥側にあるので、この嵌め込み用隙間25に手指他の何らかのものを引っ掛ける虞れが無く、ここでも安全性が確保される。さらに、フック本体20の直状部21と掛止部22の連結辺部が手前側にあるので、美観を損なうことがない。
ナイトカバーNは、必ずしも把手部14を必要とせず、単なる孔部を設けて、フック本体20の嵌め込み用隙間25に掛止するようにしてもよい。ただし、把手部14を備えることで、ナイトカバーNのナイトカバー収納部13からの引き上げを容易に行うことができる。
非営業時間が終わって営業時間帯になれば、ナイトカバーNの把手部14をフックFから取外す。ねじりばね30の弾性力が作用して、フックFは自然的に天板1a下面に当接保持され、収納姿勢になる。ナイトカバーNに対しては巻き取り機構と同様のゼンマイ機構等が作動し、ナイトカバー収納部13に引き戻されて収納される。したがって、陳列室4の前面開口部Tは再び開放状態になる。
以上、陳列室4の前面が開口するオープンショーケースを適用して説明したが、陳列室の前面および左右両側面の3方向が開口するタイプのオープンショーケースの場合は、それぞれの開口部にナイトカバーNを取付けるので、それぞれのナイトカバーNを掛止するフックFを備える必要がある。
そして、ここでフックFは、オープンショーケースにおいてナイトカバーNを吊持するためのものとして説明したが、これに限定されるものではなく、何らかのものを吊持可能であり、吊持しない場合は自然的に収納姿勢になって、他のものの収納、もしくは取出しの障害とならないことは、言うまでもない。
したがって、フックFの取付け位置は、必ずしも被取付け部の上端に限定されるものでではなく、側部もしくは下端に取付けられることもあり得る。
以上、本実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、実施形態の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
21…ばね巻装部(直状部)、22…掛止部、20…フック本体、30a…ばね部、30b…ばね保持部、30c…巻き付け当接部、30…ねじりばね、60…固定具、25…嵌め込み用隙間、1…ショーケース本体、T…前面開口部、4…陳列室、11…蒸発器、10…送風機、6…エアカーテン吹出し口、D…冷気循環用ダクト、9…吸込み口、F…フック、N…ナイトカバー

Claims (6)

  1. 少なくとも互いに直交する方向に延びる2つの辺部を有するばね巻装部および、前記ばね巻装部の一方の辺部と一体に連設される掛止部とからなるフック本体と、
    前記フック本体の前記ばね巻装部の他方の辺部に巻装されるばね部と、前記ばね部の一端から延出されるばね保持部および、前記ばね部の他端から延出され前記フック本体の前記ばね巻装部の一方の辺部に巻き付き固定される巻き付け当接部を有するねじりばねと、
    前記ばね保持部の移動を規制するとともに前記フック本体を被取付け部に対して回動可能に保持することにより、前記ばね部を弾性変形させ、前記ばね部を介して前記巻き付け当接部に弾性力を作用させて前記フック本体を被取付け部に当接させる固定具と、を具備し、
    前記フック本体が被取付け部に当接した状態で、前記ねじりばねの弾性力に抗して前記フック本体を付勢することにより、前記フック本体を被取付け部から離反させ、前記フック本体の前記掛止部に被掛止物を掛止可能としたことを特徴とするフック。
  2. 前記ばね保持部を前記固定具と被取付け部との間に介在して、前記ばね部を弾性変形させることを特徴とする請求項1記載のフック。
  3. 前記ばね保持部を前記固定具表面に当接して、前記ばね部を弾性変形させることを特徴とする請求項1記載のフック。
  4. 前記フック本体の前記ばね巻装部における他方の辺部と、前記掛止部の一端部とは、嵌め込み用隙間を介して対向することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のフック。
  5. 前記フック本体における、前記ばね巻装部の一方の辺部と前記掛止部との一体連設部分を手前側とし、前記嵌め込み用隙間を奥側にして、前記掛止部に被掛止物を掛止可能としたことを特徴とする請求項4記載のフック。
  6. 断熱材で構成されるショーケース本体と、
    前記ショーケース本体内に設けられ、商品を陳列するとともに、商品を取出し自在な開口部を有する陳列室と、
    前記陳列室外部で、前記ショーケース本体下部に配置され冷凍サイクルを構成する蒸発器および送風機と、
    前記送風機から送風され、前記蒸発器で熱交換して生成された冷気を、前記陳列室外部の下部から上部および前記陳列室の開口部上端に設けられるエアカーテン吹出し口に沿って流通案内する冷気循環用ダクトと、
    前記陳列室の開口部下端に設けられ、前記エアカーテン吹出し口から前記陳列室の開口部を亘って吹出された冷気を吸込み案内して前記送風機に導く吸込み口と、を具備し、
    請求項1ないし請求項5のいずれか記載のフックを、前記陳列室の開口部上端に備え、前記陳列室の開口部下端にナイトカバーを引出し可能に収納した
    ことを特徴とするオープンショーケース。
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