JP5734256B2 - 医療用固定ストラップ - Google Patents

Description

本発明は医療用固定ストラップに関し、特に医療用カテーテルの固定に用いる固定ストラップに関する。

医療の分野では、常々多くのカテーテルを用いており、医療看護の技術には、注射、包帯、カテーテル挿入などが含まれる。このうち、注射、カテーテルには管で液体を輸送又は保存している。また、医療手術においても、外科手術を速やかに行い、細菌感染を生じないよう無菌材料からなる管を使用しているのがよく見られる。

これら医療用カテーテルを正確に挿入した後、患者の移動や姿勢を変えたときにカテーテルがずれるのを避けるため、これらカテーテルは、不注意などで落ちる場合を減少するよう、非常に注意をして固定しなければならない。

このほか、患者によっては注射の際に引っ張ったり、移動したりして搬送カテーテルが脱落し、一日に何度も固定しなおさなければ治療を継続して行なうことができない場合もあり、看護スタッフの仕事の負担が増加する。また、医療用カテーテルの管路が固定しないことにより患者の治療上の邪魔になったり、患者にその他の傷害をもたらしたり、医療上の安全の問題が生じる。

上記の問題に鑑み、本発明の主な目的は、医療用カテーテルを固定する効果を有する医療用固定ストラップを提供することである。

上記の目的によれば、本発明が提供する医療用ストラップは、第一表面と第二表面とを有し、前記第一表面及び第二表面は互いに背中合わせになっており、前記第一表面には複数のフック体が分布し、第二表面は光沢面である第一長帯と、及び第三表面および第四表面とを有し、前記第三表面および第四表面が互いに背中合わせになっており、前記第三表面には起毛ループが分布し、第四表面が粗面である第二長帯と、を備え、前記第三表面の起毛ループが前記第一面上のフック体に係合させられて、前記第一長帯及び第二長帯が互いに粘着する。
また、前記第二長帯の一部区域上に二つの第一分割線と一の第二分割線を有し、前記二つの第一分割線は、それぞれ同じ長さで且つ第二長帯の長さ方向と平行に、且つ互いに一定距離隔離してそれぞれ第二長帯の中央対称線の両側に位置し、第二分割線は第一分割線と垂直であり、これによって第二長帯の一部区域上に少なくとも一の固定部及び少なくとも二つの、それぞれ前記第二分割線の両側に位置する自由部を形成する。

本発明のもう一つの目的は、固定部及び自由部を組合わせることにより、医療用カテーテルが固定され位置ずれが減少できる医療用ストラップを提供する。

上記目的によれば、本発明提供の医療用ストラップは、第一表面と第二表面とを有し、前記第一表面及び第二表面は互いに背中合わせになっており、前記第一表面には複数のフック体が分布し、第二表面は光沢面である第一長帯と、及び第三表面および第四表面とを有し、前記第三表面および第四表面が互いに背中合わせになっており、前記第三表面には起毛ループが分布し、第四表面が粗面である第二長帯と、を備え、前記第三表面の起毛ループが第一表面のフック体により係合させられて第一長帯及び第二長帯が互いに粘着する。
また、前記第二長帯状の一部区域上に二つの第一分割線及び二つの第二分割線を有し、前記第一分割線は、それぞれ同じ長さで且つ第二長帯の長さ方向と平行に、且つ互いに一定距離隔離してそれぞれ第二長帯の中央対称線の両側に位置し、前記第二分割線はそれぞれ前記第一分割線に垂直であり、それぞれ第二長帯の二つの対応する周縁と交差することで、前記第二長帯の一部区域に一の固定部と、それぞれが第二分割線の両側に位置する四つの自由部を形成する。

本発明の別の目的は、分割線により同時に複数の医療用カテーテルを固定できる医療用ストラップを提供する。

上記目的によれば、本発明が提供する医療用ストラップは、第一表面と第二表面とを有し、前記第一表面及び第二表面は互いに背中合わせになっており、前記第一表面には複数のフック体が分布し、第二表面は光沢面である第一長帯と、及び第三表面および第四表面とを有し、前記第三表面および第四表面が互いに背中合わせになっており、前記第三表面には起毛ループが分布し、第四表面が粗面である第二長帯と、を備え、前記第三表面の起毛ループが第一表面のフック体により係合させられて第一長帯及び第二長帯が互いに粘着する。
また、前記第二長帯状の一部区域上に二つの第一分割線及び一つの第二分割線を有し、前記第一分割線は、それぞれ同じ長さで且つ上長帯の長さ方向と平行に、且つ互いに一定距離隔離してそれぞれ上長帯の中央対称線の両側に位置し、前記第二分割線は前記第一分割線と垂直且つ交差することで、前記第二長帯の一部区域上に、二つの固定部と、それぞれが前記第二分割線の両側に位置する二つの自由部を形成する。

本発明の特徴は、医療用カテーテルを固定する過程で位置ずれを減少させ、同時に複数の医療用カテーテルを固定することができ、その固定方法は異なる医療用カテーテルの管径の大きさにより調整できるので、医療用カテーテルの固定に最適である。

本発明の第一実施例である医療用固定ストラップの平面図。 本発明の第二実施例である医療用固定ストラップの平面図。 本発明の第一実施例における医療用固定ストラップの左半分自由部の平面図。 本発明の第二実施例における医療用固定ストラップの左半分自由部の平面図。 本発明の第一実施例における医療用固定ストラップが医療用カテーテルを固定する過程の平面図。 本発明の第一実施例における医療用固定ストラップが医療用カテーテルの固定を完了した平面図。 本発明の第二実施例における医療用固定ストラップが医療用カテーテルを固定する過程の平面図。 本発明の第二実施例における医療用固定ストラップが医療用カテーテルの固定を完了した平面図。

本発明による医療用ストラップは、下長帯及び上長帯を有し、前記下長帯と上長帯との間の複数のフック体及び起毛ループの相互の係合によって粘着している。いわゆるフック体と起毛ループとの相互係合は、既存の面ファスナーの技術により達成しているので、下記説明においては、詳細な説明を省く。このほか、図面は実際の寸法で完全な作図をしているのではなく、本発明の特徴に関連する部分を表現する平面図であるので、先に述べておく。

先ず、図１は、本発明の第一実施例である医療用ストラップの平面図である。図１に示すように、本実施例の医療用ストラップ１０は、下長帯１０１及び上長帯１０３とを備え、下長帯１０１と上長帯１０３は互いに対向して張り合わさっている。上長帯１０３上の左半分区域１０５は、二本の横分割線１０３０３、１０３０３’及び二本の縦分割線１０３０１、１０３０１’を有する。
二本の前記横分割線１０３０３、１０３０３’は同じ長さを持ち、且つ上長帯１０３の長さ方向に平行で、且つ二本の横分割線１０３０３、１０３０３’は互いに一定距離隔離し、上長帯１０３の長さ方向上にある中央対称線１０９の両側に位置する。二本の縦分割線１０３０１、１０３０１’はそれぞれ二本の横分割線１０３０３、１０３０３’と垂直で、且つ二本の縦分割線１０３０１、１０３０１’はそれぞれ上長帯１０３の二つの対応する周縁１０２と交差することで、上長帯１０３の左半分区域１０５上に一つ固定部１０３５及び四つの自由部１０３１、１０３２、１０３３、１０３４を形成する。
固定部１０３５は二つの横分割線１０３０３、１０３０３’の間に位置し、自由部１０３１は横分割線１０３０３、縦分割線１０３０１及び上長帯１０３の周縁１０２で画定され、二つの自由部１０３１及び１０３２が縦分割線１０３０１の両側に位置し、二つの自由部１０３３及び１０３４は縦分割線１０３０１’の両側に位置する。左半分区域１０５と対称である右半分区域１０７も左半分区域１０５と同じ分割線構造を有し、分割線の形成位置は上記と同様であるので、詳細には述べない。該医療用ストラップ１０の下長帯１０１及び上長帯１０３は高分子材であって、医療用ストラップ１０には熱圧縮、超音波、高周波などによる固定加工はされていないことを特に強調する。

次に、図２は本発明の第二実施例である医療用ストラップの平面図である。図２に示すように、本実施例の医療用固定ストラップ１１は、下長帯１１１及び上長帯１１３とを備え、下長帯１１１と上長帯１１３は互いに対向して張り合わさっている。上長帯１１３上の左半分区域１１５は、二本の横分割線１１３６１、１１３６１’及び一本の縦分割線１１３６３を有する。
二本の横分割線１１３６１、１１３６１’は同じ長さを持ち、且つ上長帯１１３の長さ方向に平行で、且つ互いに一定距離隔離し、上長帯１１３の長さ方向上にある中央対称線１１９の両側に位置する。縦分割線１１３６３は横分割線１１３６１、１１３６１’に垂直に交差しているので、これによって上長帯１１３の左半分区域１１５に二つの固定部１１３９、１１４０、及びそれぞれ縦分割線１１３６３の両側に位置する二つの自由部１１３７、１１３８を形成する。

固定部１１３９、１１４０は横分割線１１３６１’、１１３６１及び上長帯１１３の周縁１１２との間に位置して、自由部１１３７及び１１３８が横分割線１１３６１、１３６１’及び縦分割線１１３６３によって画定される。

左半分区域１１５に対応する右半分区域１１７も同様の分割線構造を有し、分割線の形成位置は上記と同じであるので、ここでは詳細を省く。この医療用ストラップ１１の下長帯１１１及び上長帯１１３は高分子材であって、医療用ストラップ１１には熱圧縮、超音波、高周波などによる固定加工はされていないことを特に強調する。

更に、図３は本発明の第一実施例における医療用ストラップの左半分自由部の平面図である。図３に示すように、下長帯１０１は、上面１０１３及び裏面１０１５を有し、上面１０１３及び裏面１０１５は互いに背中合わせであって、上面１０１３上には複数のフック体１０１１が分布しており、裏面１０１５は光沢面である。光沢面上には粘着剤を配置して、医療用ストラップ１１を特定位置に固定することができる。
上長帯１０３は上面１０３１及び裏面１０３９を有し、前記上面１０３１及び裏面１０３９は互いに背中合わせであって、裏面１０３９上には起毛ループ１０３７３が分布している。このうち、上長帯１０３の裏面１０３９上の起毛ループ１０３７３は下長帯１０１の上面１０１３のフック体１０１１により係合させられ、上長帯１０３と下長帯１０１を互いに張り合わせる。この貼り合せの方法は面ファスナーの粘着方法と同じである。

上記本発明の第一実施例で述べたように、上長帯１０３の該左半分区域１０５上に一の固定部１０３５及び四つの自由部１０３１、１０３２、１０３３、１０３４を形成し、且つ二つの自由部１０３１、１０３２はそれぞれ縦分割線１０３０１の両側に位置し、二つの自由部１０３３、１０３４はそれぞれ縦分割線１０３０１’の両側に位置している。このうち自由部１０３１、１０３２、１０３３、１０３４の一端は固定端１０３１１、１０３２１、１０３３１、１０３４１であり、また固定端１０３１１、１０３２１、１０３３１、１０３４１に対応する他端は、自由端１０３１３、１０３２３、１０３３３、１０３４３であって、自由部１０３１、１０３３の自由端１０３１３、１０３３３はそれぞれ自由部１０３２、１０３４の自由端１０３２３、１０３４３に隣接している。
自由部１０３１、１０３２、１０３３、１０３４は上長帯１０３の構造と同様で同じように裏面１０３９を有する。該裏面１０３９は起毛ループ１０３７３を有し、下長帯１０１の上面１０１３の複数のフック体１０１１と互いに係合して粘着することができる。このほか、上長帯１０３の左半分区域１０５と対応する他方の右半分区域１０７も同じ構造を有する。

次に、図４は本発明の第二実施例における医療用固定ストラップの左半分自由部の平面図である。図４に示すように、下長帯１１１は、上面１１１３及び裏面１１１５を有し、上面１１１３及び裏面１１１５は互いに背中合わせであって、上面１１１３上には複数のフック体１１１１が分布しており、裏面１１１５は光沢面である。光沢面上には粘着剤を配置して、医療用ストラップ１１を特定位置に固定することができる。
上長帯１１３は上面１１３１及び裏面１１３３を有し、前記上面１１３１及び裏面１１３３は互いに背中合わせであって、裏面１１３３上には起毛ループ１１３７３が分布している。このうち、上長帯１１３の裏面１１３３上の起毛ループ１１３７３は下長帯１１１の上面１１１３のフック体１１１１により係合させられ、上長帯１１３と下長帯１１１を互いに張り合わせる。この貼り合せの方法は面ファスナーの粘着方法と同じである。

上記本発明の第二実施例で述べたように、上長帯１１３のこの左半分区域１１５上に二つの固定部１１３９、１１４０及び二つの自由部１１３７、１１３８を形成し、且つ二つの自由部１１３７、１１３８はそれぞれ縦分割線１１３６３の両側に位置し、二つの固定部１１３９、１１４０との間に二つの自由部１１３７、１１３８を挟んでいる。
その自由部１１３７、１１３８の一端は固定端１１３７５、１１３８５であり、固定端１１３７５、１１３８５に対応するもう他方は自由端１１３７１、１１３８１となっており、且つ自由端１１３７１は自由端１１３８１に隣接している。自由部１１３７、１１３８は上長帯１１３の構造と同様に同じような裏面１１３３を有し、該裏面１１３３は起毛ループ１１３７３を有して、下長帯１１１の上面１１１３の複数のフック体１１１１と互いに係合して粘着する。このほか、上長帯１１３の左半分区域１１５に対応する他方の右半分区域１１７も同様の構造を有する。

更に、図５、図６は本発明の上記第一実施例における医療用固定ストラップが医療用カテーテルを固定している平面図を表わす。図５における自由部１０３３、１０３４及び固定部１０３５で説明を行なう。
自由部１０３３、１０３４及び固定部１０３５は医療用カテーテル１５の管径の大きさにより固定部１０３５が医療用カテーテル１５を押して締め付け度を弾性調整して医療用カテーテル１５のずれを減少させる。具体的には、はじめ上長帯１０３は下長帯１０１と完全に張り合わされているのではなく、同時に自由部１０３４も下長帯１０１と互いに張り合わされていない。
自由部１０３４は上長帯１０３の構造と同様に同じく上面１０３１を有し、医療用カテーテル１５を固定部１０３５下方、及び自由部１０３３の上面１０３１の上方に設置する。自由部１０３３の上面１０３１は粗面１０３７７であって、粗面１０３７７の作用は、医療用カテーテル１５と自由部１０３３の接触面の摩擦力を上げて、自由部１０３３が医療用カテーテル１５の位置ずれを少なくしてから、自由部１０３４と下長帯１０１が互いに粘着できる。

また、固定部１０３５、自由部１０３４及び自由部１０３４の一端の自由端１０３４３の裏面１０３９は上長帯１０３の裏面１０３９であるから、固定部１０３５、自由部１０３４及び自由部１０３４の一の自由端１０３４３の裏面１０３９にも起毛ループ１０３７３を有する。

医療用固定ストラップ１０に医療用カテーテル１５を固定する過程で、固定部１０３５の裏面１０３９上にある起毛ループ１０３７３が医療用カテーテル１５と接触して、医療用カテーテル１５を粘着し、そして自由部１０３４の自由端１０３４３の裏面１０３９上の起毛ループ１０３７３と下長帯１０１の上面１０１３の複数のフック体１０１１が互いに係合して、粘着する。この際、上長帯１０３の自由部１０３３、１０３４の自由端１０３３３、１０３４３が互いに重なって張り合わされ、一部の自由部１０３４が自由部１０３３の上方になって、固定部１０３５が膨らんで（盛り上げられて）下長帯１０１との間に自由空間１０６を形成する。
医療用カテーテル１５を固定するため、使用者は固定部１０３５を押さえて、裏面１０３９の起毛ループ１０３７３と下長帯１０１の上面１０１３のフック体１０１１とを互いに係合させて粘着すると、医療用カテーテル１５の自由空間１０６が徐々に縮小され、医療用カテーテル１５を固定し、且つ医療用カテーテル１５の位置ずれを減少する。
固定された医療用カテーテルは図６のように示される。その他自由部１０３１、１０３２は固定部１０３５と一緒に上記と同様の医療用カテーテル１５の固定方法をとり、左半分区域１０５と対称となる右半分１０７の構造も、上記と同様の医療用カテーテル１５を固定する方法をとる。固定方法は、医療用カテーテル１５の異なる管径の大きさにより調整され、医療用カテーテル１５を固定するのに最適な用途を達成する。

更に、図７、８は本発明の上記第二実施例における医療用固定ストラップが医療用カテーテルを固定したことを表わす平面図である。図７に示すように、このうち自由部１１３７、１１３８及び固定部１１３９、１１４０により説明を行なう。自由部１１３７、１３８及び固定部１１３９、１１４０を、医療用カテーテル１５の管径の大きさに応じてきつさを調整することで医療用カテーテル１５の位置ずれを減少する。
例えば、上長帯１１３は下長径帯１１１とはまだ完全に粘着しておらず、同時に自由部１１３８も下長帯１１１と互いに張り合わさっていない。自由部１１３７、１１３８と上長帯１１３は同じ上面１１３１を有している。医療用カテーテル１５を二つの固定部１１３９、１１４０下方及び自由部１１３７の上面１１３１の上方に配置すると、上面１１３１は粗面１１３７７であって、医療用カテーテル１５と医療用固定ストラップ１１の接触面の摩擦力を高くするので、医療用固定ストラップ１１は医療用カテーテル１５の位置ずれを少なくすることができる。
このほか、固定部１１３９、１１４０、自由部１１３７、１１３８及び自由部１１３７、１１３８の一端の自由端１１３７１、１１３８１の裏面１１３３は上長帯１１３の裏面１１３３であるから、固定部１１３９、１１４０、自由部１１３７、１１３８及び自由部１１３７、１１３８の一端の自由端１１３７１、１１３８１の裏面１１３３にも起毛ループ１１３７３を有する。

医療用固定ストラップ１１が医療用カテーテル１５を固定する過程で、固定部１１３９、１１４０の裏面１１３３上の起毛ループ１１３７３が医療用カテーテル１５と接触して、そして自由部１１３８の自由端１１３８１の裏面１１３３上の起毛ループ１１３７３も医療用カテーテル１５と接触するので、下長帯１１１の上面１１３３上にある複数のフック体１１１１と互いに係合して粘着する。

この際、上長帯１１３の自由部１１３８の自由端１１３８１はある部分が自由部１１３７の自由端１１３７１と互いに重なって張り合わされ、一部自由端１１３８１が自由端１１３７１の上方に形成され、二つの固定部１１３９、１１４０が盛り上がってそれぞれ下長帯１１１との間に二つの自由空間１１６、１１８を形成する。

医療用カテーテル１５を固定するため、使用者は固定部１０３９、１１４０を押さえて、裏面１１３３の起毛ループ１１３７３と下長帯１１１の上面１１１３のフック体１１１１とを互いに係合させて粘着すると、医療用カテーテル１５の自由空間１１６、１１８が徐々に縮小され、医療用カテーテル１５を固定し、且つ医療用カテーテル１５の位置ずれを減少する。
固定した医療用カテーテルは図８のように示される。左半分区域１１５と対称となる右半分１１７の構造も、上記と同様の医療用カテーテル１５を固定する方法をとる。固定方法は、医療用カテーテル１５の管径の大きさにあわせて調整し、医療用カテーテル１５を固定するのに最適な用途を達成する。

以上、本発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。

１０、１１ 医療用固定ストラップ
１０３、１１３ 上長帯
１０１、１１１ 下長帯
１０３１、１０３２、１０３３、
１０３４、１１３７、１１３８ 自由部
１０３０１、１０３０１’、
１１３６３ 縦分割線
１１３６１、１１３６１’、
１０３０３、１０３０３’ 横分割線
１０３３３、１０３１３、
１０３２３、１０３４３、
１１３７１、１１３８１ 自由端
１１３９、１１４０、１０３５ 固定部
１０１１、１１１１ フック体
１０５、１１５ 左半分区域
１０７、１１７ 右半分区域
１０１３、１０３１、１１１３、
１１３１ 上面
１０１５、１０３９、１１１５、
１１３３ 裏面
１０９、１１９ 中央対称線
１０３７３、１１３７３ 起毛ループ
１０２、１１２ 周縁
１０６、１１６、１１８ 自由空間
１５ 医療用カテーテル

Claims (4)

1. 医療用固定ストラップであって、
   互いに背中合わせの第一表面と第二表面とを有し、前記第一表面上に複数のフック体が分布し、前記第二表面上が光沢面である第一長帯と、
   互いに背中合わせの第三表面と第四表面とを有し、前記第三表面上に起毛ループが分布し、前記第四表面上が粗面である第二長帯と、を有し、
   前記第三表面上の起毛ループが前記第一表面上のフック体に係合されて、前記第一長帯及び前記第二長帯が互いに粘着し、
   前記第二長帯上の一部区域上に二つの第一分割線と、少なくとも一つの第二分割線とを有し、
   前記第一分割線が同じ長さを有し、前記第二長帯の長さ方向と平行に互いに一定距離隔離して、それぞれ前記第二長帯の長さ方向の中央対称線の両側に位置し、
   前記第二分割線が前記第一分割線と垂直になることで、前記第二長帯の前記一部区域上に少なくとも一つの固定部、及びそれぞれ前記第二分割線の両側に位置する少なくとも二つの自由部を形成することを特徴とする、医療用固定ストラップ。
2. 前記第二長帯の前記一部区域上に一つの固定部及び四つの自由部を形成し、前記固定部が前記二つの第一分割線の間に位置し、前記自由部が前記第一分割線、前記第二分割線及び前記第二長帯の周縁により画定されたことを特徴とする、請求項１に記載の医療用固定ストラップ。
3. 前記第二長帯の前記一部区域上に、二つの固定部及び二つの自由部を形成し、各前記固定部が各前記第一分割線と前記第二長帯の周縁との間に位置して、各自由部が前記第一分割線と前記第二分割線により画定されたことを特徴とする、請求項１に記載の医療用固定ストラップ。
4. 前記第一長帯及び前記第二長帯の組成材質が高分子であることを特徴とする、請求項１に記載の医療用固定ストラップ。

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