JP2015066032A - 止血用バンド - Google Patents

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Takuya Uno
拓也 宇野
史雄 山本
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史雄 山本
侑振 矢崎
Yushin Yazaki
侑振 矢崎
佑輔 関根
Yusuke Sekine
佑輔 関根
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Abstract

【課題】患者によって血管の位置や体格等が異なることに起因して、患者ごとに位置が異なる肢体の止血部位に合わせて、圧迫部位を微調整することができる止血用バンドを提供する。【解決手段】止血用バンド10の帯体11は、長尺状に形成され肢体(右手首100aまたは左手首200a)の止血部位(橈骨動脈の穿刺部位100bまたは200b)に巻き付ける。湾曲板12は、帯体に取り付けられ、肢体に沿って湾曲している。バルーン13は、湾曲板よりも肢体の側に配設され、流体(空気)を注入されて拡張しつつ、穿刺部位100bまたは200bを圧迫して止血する。ここで、バルーンは、帯体を肢体に巻き付ける方向Yに沿って、その取り付け位置を調整自在にしている。【選択図】図1

Description

本発明は、止血用バンドに関する。
近年、医療機関において、カテーテルと呼ばれる細長い中空管状の医療器具を用いて、様々な形態の検査や治療が行われている。カテーテルは、手首等に形成された穿刺部位より経皮的に血管の病変部に挿入する。
医療関係者によって検査や治療が行われた後、カテーテルを血管の穿刺部分から抜去して、その穿刺部位を止血する必要がある。そこで、手首等に形成された穿刺部位を被覆するように巻き付けて、その穿刺部位を圧迫して止血する止血用バンドに相当する止血器具がある(特許文献1を参照)。
特開2004−41599号公報
ところで、カテーテルを穿刺する穿刺部位は、患者の血管の位置や体格等によって異なる。このような場合において、医療関係者による取り扱いを容易にするために、患者ごとに肢体の圧迫部位を微調整することができる止血用バンドが要請されている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、患者によって血管の位置や体格等が異なることに起因し、患者ごとに位置が異なる肢体の止血部位に合わせて、圧迫部位を微調整することができる止血用バンドを提供することを目的とする。
上記目的は、以下の手段により達成される。
止血用バンドは、帯体、湾曲板、およびバルーンを有している。帯体は、長尺状に形成され肢体の止血部位に巻き付ける。湾曲板は、帯体に取り付けられ、肢体に沿って湾曲している。バルーンは、湾曲板よりも肢体の側に配設され、流体を注入されて拡張しつつ、止血部位を圧迫して止血する。ここで、バルーンは、帯体を肢体に巻き付ける方向に沿って、その取り付け位置を調整自在にしている。
本発明によれば、バルーンの取り付け位置を、帯体の巻き付け方向に沿って調整自在にしている。すなわち、止血用バンドは、患者によって血管の位置や体格等が異なることに起因し、患者ごとに位置が異なる肢体の止血部位に合わせて、圧迫部位を微調整することができる。したがって、止血用バンドは、各々の患者による止血部位の差異に影響されることなく、医療関係者がその止血部分を容易に止血することができる。
第1実施形態に係る止血用バンドを示す斜視図である。 図1の止血用バンドを部材毎に分解して示す分解斜視図である。 図1の止血用バンドの要部を示す斜視図である。 図1の止血用バンドを右手の右手首に巻き付けて橈骨動脈の穿刺部位を圧迫して止血する状態を示す上面図である。 図4の止血用バンドおよび右手首を橈骨動脈の穿刺部位が通るようにZ方向に沿って模式的に示す端面図である。 図1の止血用バンドを左手の左手首に巻き付けて橈骨動脈の穿刺部位を圧迫して止血する状態を示す上面図である。 図6の止血用バンドおよび左手首を橈骨動脈の穿刺部位が通るようにZ方向に沿って模式的に示す端面図である。 第1実施形態と第1実施形態の変形例に係るバルーンおよび補助バルーンを対比して示す斜視図である。 第2実施形態に係る止血用バンドを示す斜視図である。 図9の止血用バンドの要部を示す斜視図である。 第3実施形態に係る止血用バンドを示す斜視図である。 図11の止血用バンドを部材毎に分解して示す分解斜視図である。 第3実施形態の変形例に係る要部を示す斜視図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明に係る第1〜第3実施形態について説明する。図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面における部材の大きさや比率は、説明の都合上誇張され実際の大きさや比率とは異なる場合がある。たとえば、図5では、図1〜図3とアスペクト比を異ならせて、止血用バンド10を構成する部材の層厚を厚くすることによって、隣接する各部材を互いに識別容易にしている。また、図1〜図3および図8〜図13では、止血用バンドのバルーンおよび補助バルーンを拡張させた状態で図示することによって、それらの構成を明確にしている。実際の使用においては、止血用バンドを手首等に装着した後、バルーンおよび補助バルーンを拡張させる。図1〜図13の全ての図において、方位を表すX方向とY方向とZ方向をそれぞれ矢印で示している。X方向は、中枢(心臓)側から末梢(手先)側に向かう方向を示している。Y方向は、X方向と交差する方向を示している。Z方向は、止血用バンドの層厚方向を示している。
(第1実施形態)
止血用バンド10は、例えば手首に巻き付けることによって、例えば橈骨動脈の穿刺部位を圧迫して止血するものである。止血用バンド10は、第1取付部(ガイドレール16およびブラケット17)によって、バルーン13および押圧部材(補助バルーン14)を、帯体11の巻き付け方向Yに沿って連続的に移動させ、任意の位置に取り付ける。
先ず、止血用バンド10の構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。
図1は、第1実施形態に係る止血用バンド10を示す斜視図である。図1(A)は、止血用バンド10を中枢側から末梢側に向かう方向であって上方から示している。図1(B)は、止血用バンド10を末梢側から中枢側に向かう方向であって下方から示している。図2は、図1の止血用バンド10を部材毎に分解して示す分解斜視図である。図3は、図1の止血用バンド10の要部を示す斜視図である。
帯体11は、長尺状に形成され肢体(例えば右手首100aまたは左手首200a)の止血部位(例えば橈骨動脈の穿刺部位100bまたは200b)に巻き付ける。
帯体11は、肢体(右手首100aまたは左手首200a)に巻き付ける巻付部11aと、湾曲板12を巻付部11aに保持する保持部11bを含む。巻付部11aは、可撓性を備えたポリ塩化ビニル等からなり、長尺状に形成している。巻付部11aは、少なくとも可視光領域の波長の光に対して透明である。保持部11bは、巻付部11aと同様の材質からなり、巻付部11aよりも短尺に形成している。保持部11bの内周面と巻付部11aの外周面によって、湾曲板12を挟持する。保持部11bの短手方向の両端は、巻付部11aに接合されている。接合は、圧着治具による熱溶着や接着剤による接着による。巻付部11aおよび保持部11bは、湾曲板12と当接している部分を、その湾曲板12の外形形状に沿わせて変形させている。巻付部11aおよび保持部11bは、それぞれ透明に構成することによって、外部からバルーン13や補助バルーン14の位置、および穿刺部位における止血の状況を確認可能とする。
帯体11の巻付部11aは、肢体(右手首100aまたは左手首200a)に巻き付けた上で固定するために、短手方向の一端の内周面に面ファスナーのフック11cを接合し、短手方向の一端に対向した他端の外周面に面ファスナーのループ11dを接合している。フック11cは、矩形状の基材に複数の鉤部をマトリクス状に備えて形成している。ループ11dは、矩形状の基材に複数の環状部を密集させて形成している。フック11cは、ループ11dに引っ掛けて一時的に固定する。
湾曲板12は、帯体11に取り付けられ、肢体(右手首100aまたは左手首200a)に沿って湾曲している。
湾曲板12は、帯体11を肢体(右手首100aまたは左手首200a)に巻き付けるY方向に沿って凸状に形成し、帯体11を巻き付けるY方向と交差するX方向に沿って延在させている。湾曲板12は、硬質ポリ塩化ビニル等からなり、少なくとも帯体11の巻付部11aよりも硬い。湾曲板12は、帯体11の巻付部11aと保持部11bの間の隙間に挿入されている。湾曲板12は、少なくとも可視光領域の波長の光に対して透明である。湾曲板12は、帯体11の巻付部11aおよび保持部11bとともに、透明に構成することによって、外部からバルーン13や補助バルーン14の位置、および穿刺部位における止血の状況を確認可能とする。
バルーン13は、湾曲板12よりも肢体(右手首100aまたは左手首200a)の側に配設され、流体(空気)を注入されて拡張しつつ、止血部位(橈骨動脈の穿刺部位100bまたは200b)を圧迫して止血する。
バルーン13は、可撓性を備えたポリ塩化ビニル等からなり、袋状に形成されている。バルーン13は、その一部に開口した注入部を介し、シリンジ300から空気を注入される。空気を注入されたバルーン13は、補助バルーン14から押圧されつつ、止血部位(橈骨動脈の穿刺部位100bまたは200b)を圧迫する。バルーン13と補助バルーン14によって、手首に対する圧迫力を方向付ける。
押圧部材は、湾曲板12とバルーン13との間に配設され、バルーン13を肢体(右手首100aまたは左手首200a)に向かう方向に押圧する。
押圧部材は、例えば補助バルーン14に相当する。補助バルーン14は、可撓性を備えたポリ塩化ビニル等からなり、袋状に形成されている。補助バルーン14は、バルーン13と相似形状であり、バルーン13よりも小さい。補助バルーン14は、バルーン13に接合している。補助バルーン14は、バルーン13と互いに連通し、バルーン13を介して流体注入部15から空気を注入される。空気を注入された補助バルーン14は、バルーン13を押圧する。
流体注入部15には、シリンジ等を接続してバルーン13および補助バルーン14に流体(空気)を注入して拡張させることができる。
流体注入部15は、バルーン13に接続して帯体11の短手方向の一方の側から引き出される。バルーン13と補助バルーン14は互いに連通している。流体注入部15は、シリンジ300から流体(空気)を注入される袋部15aと、その袋部15aと連通しバルーン13の注入部に接続された導入部15bを含んでいる。袋部15aは、可撓性を有する材質からなり、袋状に形成されている。袋部15aは、逆止弁を備えている。導入部15bは、可撓性を有する材質からなり、細長い管状に形成されている。
第1取付部は、バルーン13および押圧部材(補助バルーン14)を、帯体11の巻き付け方向Yに沿って連続的に移動させ、任意の位置に取り付ける。
第1取付部は、例えばガイドレール16およびブラケット17を含んでいる。ガイドレール16およびブラケット17は、バルーン13および補助バルーン14の位置を、帯体11を手首に巻き付ける方向Yに沿って調整自在としている。ガイドレール16は、帯体11の巻付部11aの中央部分の内周面に接合している。ガイドレール16は、硬質プラスチックスからなり、湾曲板12に沿うように湾曲した薄板形状に形成されている。ガイドレール16は、帯体11の巻き付け方向Yに沿って、長尺のガイド孔16aを備えている。ブラケット17は、硬質プラスチックスからなり、U字状に形成されている。ブラケット17は、その内周面17aがガイドレールのガイド孔16aに当接するように、ガイド孔16aに対して中枢側から末梢側に向かうX方向に対して挿入している。ブラケット17は、手首に対向する側に補助バルーン14を接合している。
次に、止血用バンド10の作用について、図4〜図7を参照しながら説明する。
図4は、図1の止血用バンド10を右手100の右手首100aに巻き付けて橈骨動脈の穿刺部位100bを圧迫して止血する状態を示す上面図である。図5は、図4の止血用バンド10および右手首100aを橈骨動脈の穿刺部位100bが通るようにZ方向に沿って模式的に示す端面図である。図6は、図1の止血用バンド10を左手200の左手首200aに巻き付けて橈骨動脈の穿刺部位200bを圧迫して止血する状態を示す上面図である。図7は、図6の止血用バンド10および左手首200aを橈骨動脈の穿刺部位200bが通るようにZ方向に沿って模式的に示す端面図である。
右手100の右手首100aに止血用バンド10を巻き付けて橈骨動脈の穿刺部位100bを圧迫して止血する場合について、図4および図5を参照しながら説明する。第1取付部(ガイドレール16およびブラケット17)によって、バルーン13および補助バルーン14を、図4および図5中のY方向に沿った図中右側に移動させる。この状態で、帯体11を右手100の右手首100aに巻き付ける。次に、流体注入部15に、シリンジ300を用いて空気を注入する。流体注入部15に注入された空気は、バルーン13および補助バルーン14に注入される。空気を注入されて拡張したバルーン13および補助バルーン14は、右手首100aに対する圧迫力を方向付けしつつ、橈骨動脈の穿刺部位100bを圧迫して止血する。
左手200の左手首200aに止血用バンド10を巻き付けて橈骨動脈の穿刺部位200bを圧迫して止血する場合について、図6および図7を参照しながら説明する。第1取付部(ガイドレール16およびブラケット17)によって、バルーン13および補助バルーン14を、図6および図7中のY方向に沿った図中左側に移動させる。この状態で、帯体11を左手200の左手首200aに巻き付ける。次に、流体注入部15に、シリンジ300を用いて空気を注入する。流体注入部15に注入された空気は、バルーン13および補助バルーン14に注入される。空気を注入されて拡張したバルーン13および補助バルーン14は、左手首200aに対する圧迫力を方向付けしつつ、橈骨動脈の穿刺部位200bを圧迫して止血する。
上述した第1実施形態の止血用バンド10によれば、以下の構成によって作用効果を奏する。
(1)止血用バンド10は、帯体11、湾曲板12、およびバルーン13を有している。帯体11は、長尺状に形成され肢体(右手首100aまたは左手首200a)の止血部位(橈骨動脈の穿刺部位100bまたは200b)に巻き付ける。湾曲板12は、帯体11に取り付けられ、肢体(右手首100aまたは左手首200a)に沿って湾曲している。バルーン13は、湾曲板12よりも肢体(右手首100aまたは左手首200a)の側に配設され、流体(空気)を注入されて拡張しつつ、止血部位(橈骨動脈の穿刺部位100bまたは200b)を圧迫して止血する。ここで、バルーン13は、帯体11を肢体(右手首100aまたは左手首200a)に巻き付ける方向Yに沿って、その取り付け位置を調整自在にしている。
このような構成によれば、止血用バンド10は、バルーン13の取り付け位置を、帯体11の巻き付け方向Yに沿って調整自在にしている。すなわち、止血用バンド10は、患者によって例えば橈骨動脈の位置が異なること等に起因して、患者ごとに位置が異なる右手首100aの穿刺部位100b、または左手首200aの穿刺部位200bに合わせて、圧迫部位を微調整することができる。したがって、止血用バンド10は、各々の患者による穿刺部位の差異に影響されることなく、医療関係者がその穿刺部分を容易に止血することができる。
また、止血用バンド10は、その帯体11の向きを変えることなく、右手首100aまたは左手首200aのいずれかの手首に巻き付けて、穿刺部位100bまたは穿刺部位200bの止血に使用することができる。したがって、止血用バンド10は、右手首100aと左手首200aとで兼用して使用する場合において、その帯体11の向きを変える必要がないことから、医療関係者による取り扱いを容易とすることができる。
(2)さらに、止血用バンド10は、第1取付部(ガイドレール16およびブラケット17)を有する構成とすることができる。第1取付部(ガイドレール16およびブラケット17)は、バルーン13および押圧部材(補助バルーン14)を、帯体11の巻き付け方向Yに沿って連続的に移動させ、任意の位置に取り付ける。
このような構成によれば、成形加工が簡単なガイドレール16およびブラケット17を用いた簡便な構成によって、バルーン13および補助バルーン14を、帯体11の巻き付け方向Yに沿った任意の位置に取り付けることができる。
また、ガイドレール16のガイド孔16aの内周面の形状や表面粗さ、ブラケット17の内周面17aの内周面と外周面の形状や表面粗さに関する仕様を変更するだけで、ブラケット17の移動のし易さを任意に設定することができる。したがって、医療関係者によるバルーン13および補助バルーン14の移動のし易さに関する要望に対して、柔軟に対応することができる。
また、ブラケット17は、ガイドレール16に対して中枢側から末梢側に向かうX方向に対して挿入していることから、位置の調整に関する自由度が高く、止血用バンド10の層厚方向であるZ方向を基準として回転するように微調整することもできる。
(6)さらに、止血用バンド10において、押圧部材(補助バルーン14)は、流体(空気)を注入されて拡張する袋体から形成した構成とすることができる。
このような構成によれば、止血用バンド10を手首に巻き付けた段階では手首と帯体11との間の隙間を最小とし、それから補助バルーン14を拡張させることできる。すなわち、バルーン13に対して押圧力を発生させるタイミング、およびバルーン13に対する押圧力の強度を、柔軟に設定することができる。したがって、止血用バンド10は、医療関係者による取り扱いをさらに容易とすることができる。
(7)さらに、袋体は、複数の袋部14bを互いに連通して形成した構成とすることができる。
このような構成によれば、手の平の側から正面視した場合における手首の右側部分と左側部分に存在する穿刺部位に対して、それぞれ対応することができる。すなわち、補助バルーン14を、複数の袋部14bが手首の中心に向かって歪むように、帯体11の巻き付け方向Yに沿って左方または右方に偏心させることによって、手首の穿刺部位に対する圧迫力の方向を任意に設定することができる。
また、穿刺部位が、特に手の平の側から正面視した場合における手首の右端部分や左端部分のような端部に存在し、圧迫力の方向付けが比較的難しいケースにおいても、十分に対応することができる。すなわち、補助バルーン14を、複数の袋部14bが手首の中心に向かって歪むように、帯体11の巻き付け方向Yに沿って偏心させることによって、手首の穿刺部位に対する圧迫力の方向を任意に設定することができる。
(8)さらに、止血用バンド10は、バルーン13に流体(空気)を注入して拡張させる流体注入部15を有する構成とすることができる。
このような構成によれば、止血用バンド10は、バルーン13に接続された流体注入部15を例えば末梢側に配置したまま、右手首100aおよび左手首200aのそれぞれに巻き付けて使用することができる。したがって、止血用バンド10は、バルーン13への空気の注入に際し、医療関係者に違和感を生じさせないようにすることができ、その取り扱いが容易となる。
さらに、止血用バンド10において、少なくとも湾曲板12は、可視光領域の波長の光に対して透明な構成とすることができる。
このような構成によれば、湾曲板12のY方向に沿った両端に帯体11を接合する構成において、バルーン13および補助バルーン14を湾曲板12越しに目視することができる。したがって、医療関係者は、止血用バンド10を手首に巻き付ける際に、バルーン13および補助バルーン14がY方向に沿って適切な配置になっているか等を、湾曲板12越しに確認できる。さらに、医療関係者は、止血用バンド10を手首に巻き付けて使用を開始した後にも、再確認を容易に行うことができる。
さらに、止血用バンド10において、帯体11は、可視光領域の波長の光に対して透明な構成とすることができる。
このような構成によれば、湾曲板12に加えて帯体11が透明である。すなわち、湾曲板12を帯体11に埋設する構成において、バルーン13および補助バルーン14を、帯体11と湾曲板12越しに目視することができる。したがって、医療関係者は、止血用バンド10を手首に巻き付ける際に、バルーン13および補助バルーン14がY方向に沿って適切な配置になっているか等を、帯体11と湾曲板12越しに確認できる。さらに、医療関係者は、止血用バンド10を手首に巻き付けて使用を開始した後にも、再確認を容易に行うことができる。
(第1実施形態の変形例)
第1実施形態の変形例の止血用バンドは、複数個の袋部14bを互いに連通して形成した補助バルーン14に換えて、1個の袋部14bよりも相対的に大きな1個の袋部18bから形成した補助バルーン18を備えている。第1実施形態の変形例においては、前述した第1実施形態と同様の構成からなるものに同一の符号を使用して説明を省略する。
止血用バンド10の変形例の構成について、図8を参照しながら説明する。
図8は、第1実施形態と第1実施形態の変形例に係るバルーンおよび補助バルーンを対比して示す斜視図である。図8(A)は、第1実施形態に係るバルーン13および補助バルーン14を示す斜視図である。図8(B)は、第1実施形態の変形例に係るバルーン13および補助バルーン18を示す斜視図である。
図8(A)に示す補助バルーン14は、第1実施形態において前述した通り、例えば3個の袋部14bを互いに連通して形成している。図8(A)中の下方の袋部14bは、バルーン13と互いに連通している。一方、図8(B)に示す補助バルーン18は、1個の袋部18bから形成している。1個の袋部18bは、止血用バンド10の層厚方向に相当するZ方向に対して、1個の袋部14bよりも長い。袋部18bは、袋部14bとアスペクト比が異なるものの、袋部14bと材質および構造が同様である。
上述した第1実施形態の変形例の止血用バンドによれば、以下の構成によって作用効果を奏する。
止血用バンドにおいて、補助バルーン18は、1個の袋部14bよりも相対的に大きな1個の袋部18bから形成している。
このような構成によれば、穿刺部位が、手の平の側から正面視した場合における手首の中央部分に存在し、圧迫力の方向付けが比較的容易なケースにおいては、補助バルーン18を帯体11の巻き付け方向Yに沿って偏心させなくてもよいことから、十分に止血することができる。
また、穿刺部位が、手の平の側から正面視した場合における手首の右側部分や左側部分に存在していたとしても、その形状が比較的小径であれば、補助バルーン18を帯体11の巻き付け方向Yに沿って偏心させなくても、十分に止血することができる。
また、補助バルーン18は、1個の袋部18bから形成していることから、複数の袋部から形成する場合と比較して、その製造に要する費用や工数を減少させることができる。したがって、止血用バンドを廉価にすることができる。
(第2実施形態)
止血用バンド20は、前述した止血用バンド10と同様に、例えば手首に巻き付けることによって、例えば橈骨動脈の穿刺部位を圧迫して止血するものである。
第2実施形態の止血用バンド20は、第2取付部(フック部材26およびループ部材27)によって、バルーン13および押圧部材(補助バルーン14)を、帯体11の巻き付け方向Yに沿った任意の位置に取り付ける構成が、前述した第1実施形態の止血用バンド10の構成と異なる。第2実施形態においては、前述した第1実施形態と同様の構成からなるものに同一の符号を使用して説明を省略する。
止血用バンド20の構成について、図9および図10を参照しながら説明する。
図9は、第2実施形態に係る止血用バンド20を示す斜視図である。図9(A)は、止血用バンド20を中枢側から末梢側に向かう方向であって上方から示している。図9(B)は、止血用バンド20を末梢側から中枢側に向かう方向であって下方から示している。図10は、図9の止血用バンド20の要部を示す斜視図である。
第2取付部は、例えばフック部材26およびループ部材27を含んでいる。フック部材26およびループ部材27は、バルーン13および補助バルーン14の位置を、帯体11を手首に巻き付ける方向Yに沿って調整自在としている。フック部材26は、帯体11の巻付部11aの中央部分の内周面に接合している。フック部材26は、矩形状の基材に複数の鉤部をマトリクス状に備えて形成しているフック部材26は、湾曲板12に沿うように湾曲した薄板形状に形成されている。ループ部材27は、手首に対向する側に補助バルーン14を接合している。ループ部材27は、矩形状の基材に複数の環状部を密集させて形成している。ループ部材27は、フック部材26に引っ掛けて一時的固定する。
上述した第2実施形態の止血用バンド20によれば、以下の構成によって作用効果を奏する。
(3)止血用バンド20において、第2取付部(フック部材26およびループ部材27)は、バルーン13および押圧部材(補助バルーン14)を、帯体11の巻き付け方向Yに沿った任意の位置に取り付ける。
このような構成によれば、汎用的で入手が簡単なフック部材26とループ部材27を用いた簡便な構成によって、バルーン13および補助バルーン14を、帯体11の巻き付け方向Yに沿った任意の位置に取り付けることができる。
また、フック部材26とループ部材27の仕様を変更するだけで、その接合強度を任意に設定することができることから、医療関係者による接合強度の強弱に関する要望に対して、柔軟に対応することができる。
また、フック部材26とループ部材27とを軽く押し付け合うことによって、それらを仮留めすることができることから、バルーン13および補助バルーン14の位置の微調整を非常に簡便に行うことができる。
また、フック部材26とループ部材27は、中枢側から末梢側に向かうX方向と、そのX方向と交差するY方向とでなす面内方向において、止血用バンド20の層厚方向であるZ方向を基準として回転するように微調整することができる。
また、フック部材26とループ部材27は、いわゆる面ファスナーと称される構成であることから、医療関係者がその使用方法を直感的に理解することができる。
(第3実施形態)
止血用バンド30は、前述した止血用バンド10および20と同様に、例えば手首に巻き付けることによって、例えば橈骨動脈の穿刺部位を圧迫して止血するものである。
第3実施形態の止血用バンド30は、第3取付部(挿入タブ36および帯体31の挿入穴31e)によって、バルーン13および押圧部材(補助バルーン14)を、帯体31の巻き付け方向Yに沿って予め複数設定された位置のうちのいずれかの位置に任意に取り付ける構成が、前述した第1および第2実施形態の止血用バンド10および20の構成と異なる。第3実施形態においては、前述した第1または第2実施形態と同様の構成からなるものに同一の符号を使用して説明を省略する。
止血用バンド30の構成について、図11および図12を参照しながら説明する。
図11は、第3実施形態に係る止血用バンド30を示す斜視図である。図11(A)は、止血用バンド30を中枢側から末梢側に向かう方向であって上方から示している。図11(B)は、止血用バンド30を末梢側から中枢側に向かう方向であって下方から示している。図12は、図11の止血用バンド30を部材毎に分解して示す分解斜視図である。
第3取付部は、挿入タブ36および帯体31の挿入穴31eを含んでいる。挿入タブ36は、硬質プラスチックスからなり、板状に形成している。挿入タブ36は、バルーン13の基端部13aおよび補助バルーン14の基端部14aを接合している。帯体31の挿入穴31eは、帯体11の巻付部11aの中央部分の内周面において、中枢側から末梢側に向かうX方向に沿って線状に形成し、Y方向に沿って一定の間隔で複数備えている。
上述した第3実施形態の止血用バンド30によれば、以下の構成によって作用効果を奏する。
(4)止血用バンド30において、第3取付部(挿入タブ36および帯体31の挿入穴31e)は、バルーン13および押圧部材(補助バルーン14)は、帯体31の巻き付け方向Yに沿って予め複数設定された位置のうちのいずれかの位置に任意に取り付ける。
このような構成によれば、それぞれ成形加工が簡単な挿入タブ36および帯体31の挿入穴31eを用いた簡便な構成によって、バルーン13および補助バルーン14を、帯体31の巻き付け方向Yに沿って予め複数設定された位置のうちのいずれかの位置に取り付けることができる。
また、特定の患者が入院や通院等によって長期的に治療を受けることに伴い、止血用バンド30を複数回にわたって使用するような場合等において、挿入タブ36を、予め複数設定された挿入穴31eのうちの決まった挿入穴31eに挿入するだけで、バルーン13および補助バルーン14をいつもの位置に取り付けることができる。
また、挿入タブ36の硬度や表面粗さ、帯体31の挿入穴31eの形状や隙間の層厚に関する仕様を変更するだけで、挿入穴31eに対する挿入タブ36の挿入のし易さや脱落のし難さ等を任意に設定することができる。したがって、医療関係者による、それらの要望に対して、柔軟に対応することができる。
また、挿入タブ36を帯体31の挿入穴31eに対して少し挿入した状態で留置するだけで、挿入タブ36の位置を仮決めできることから、バルーン13および補助バルーン14の位置の微調整を非常に簡便に行うことができる。
また、帯体31の挿入穴31eに対する挿入タブ36の挿入長さを調整するだけで、挿入タブ36の位置を広範囲にわたり調整することができる。すなわち、隣り合う挿入穴31eの間の領域においても、帯体31の挿入穴31eに対する挿入タブ36の挿入長さを調整すれば、バルーン13および補助バルーン14の位置を任意に調整することができる。
(第3実施形態の変形例)
第3実施形態の変形例の止血用バンドは、バルーン13と補助バルーン14を、挿入タブ36を境にして、帯体11の巻き付け方向Yに沿って互いに入れ替え自在な構成としている。第3実施形態の変形例においては、前述した第3実施形態と同様の構成からなるものに同一の符号を使用して説明を省略する。
止血用バンド30の変形例の構成について、図13を参照しながら説明する。
図13は、第3実施形態の変形例に係る要部を示す斜視図である。
バルーン13の基端部13aは、中枢側から末梢側に向かうX方向において、挿入タブ36の中枢側に近位した半分の領域のみに接合されている。一方、補助バルーン14の基端部14aは、中枢側から末梢側に向かうX方向において、挿入タブ36の末梢側に近位した半分の領域のみに接合されている。バルーン13および補助バルーン14は、それぞれ流体注入部15の導入部15bに接合されている。このようにして、バルーン13と補助バルーン14を、帯体11の巻き付け方向Yに沿ってねじることによって、互いに入れ替え自在としている。
上述した第3実施形態の変形例の止血用バンドによれば、以下の構成によって作用効果を奏する。
(5)止血用バンド30において、第3取付部(挿入タブ36および帯体31の挿入穴31e)は、バルーン13および押圧部材(補助バルーン14)を、帯体11の巻き付け方向Yに沿って互いに入れ替え自在としている。
このような構成によれば、手首に対してバルーン13を近位側としつつ、補助バルーン14を遠位側とする相対的な配置の関係を維持したまま、手首の右側に位置する穿刺部位と、手首の左側に位置する穿刺部位のいずれの止血に対しても、柔軟に対応することができる。
本発明は上述した第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、適宜改変することができる。
例えば、第1〜第3実施形態において、押圧部材は、流体注入部を介して流体(空気)が注入されると拡張し、隣接するバルーンを押圧する補助的な補助バルーンの構成として説明した。しかしながら、本発明は、このような構成に限定されるものではない。すなわち、本発明において、押圧部材は、一定の硬度を備え、Y方向およびZ方向に沿った断面を楕円形状としつつ、X方向に沿って延在した中実の円柱形状からなる構成としても適用可能である。
また、第1〜第3実施形態において、湾曲板は、帯体に埋設する構成として説明した。しかしながら、本発明は、このような構成に限定されるものではない。すなわち、本発明は、湾曲板のY方向に沿った両端に帯体を接合する構成にも適用可能である。
また、第1〜第3実施形態において、止血用バンドは、穿刺部位を圧迫して止血する構成として説明した。しかしながら、本発明は、このような構成に限定されるものではない。すなわち、本発明は、止血用バンドを穿刺に起因しない裂傷等に起因した出血部位を圧迫して止血する構成にも適用可能である。
また、第1〜第3実施形態において、止血用バンドを流体注入部が末梢(手先)側になるように配置して使用する構成として説明した。しかしながら、本発明は、このような構成に限定されるものではない。すなわち、本発明は、止血用バンドを流体注入部が中枢(心臓)側になるように配置して使用する構成にも適用可能である。
また、第1〜第3実施形態では、止血用バンドを手首に巻き付けて使用する構成として説明した。しかしながら、本発明は、このような構成に限定されるものではない。すなわち、本発明は、止血用バンドを足首や大腿部のような肢体に巻き付けて血管の穿刺部位を圧迫して止血する構成にも適用可能である。
10 止血用バンド、
11 帯体、
11a 巻付部、
11b 保持部、
11c フック、
11d ループ、
12 湾曲板、
13 バルーン、
13a 基端部
14 補助バルーン(押圧部材)、
14a 基端部
14b 袋部、
15 流体注入部、
15a 袋部、
15b 導入部、
16 ガイドレール(第1取付部)、
16a ガイド孔、
17 ブラケット(第1取付部)、
17a 内周面、
18 補助バルーン、
18b 袋部、
20 止血用バンド、
26 フック部材(第2取付部)、
27 ループ部材(第2取付部)、
30 止血用バンド、
31 帯体、
31e 挿入穴(第3取付部)、
36 挿入タブ(第3取付部)、
100 右手、
100a 右手首(肢体)、
100b 穿刺部位(止血部位)、
200 左手、
200a 左手首(肢体)、
200b 穿刺部位(止血部位)、
300 シリンジ、
X方向 中枢側から末梢側に向かう方向、
Y方向 X方向と交差する方向、
Z方向 止血用バンドの層厚方向。

Claims (9)

  1. 長尺状に形成され肢体の止血部位に巻き付ける帯体と、
    前記帯体に取り付けられ、前記肢体に沿って湾曲した湾曲板と、
    前記湾曲板よりも前記肢体の側に配設され、流体を注入されて拡張しつつ、前記止血部位を圧迫して止血するバルーンと、を有し、
    前記バルーンは、前記帯体を前記肢体に巻き付ける方向に沿って、取り付け位置を調整自在にした止血用バンド。
  2. 前記バルーンおよび押圧部材を、前記帯体の巻き付け方向に沿って連続的に移動させ、任意の位置に取り付ける第1取付部をさらに有する、請求項1に記載の止血用バンド。
  3. 前記バルーンおよび押圧部材を、前記帯体の巻き付け方向に沿った任意の位置に取り付ける第2取付部をさらに有する、請求項1に記載の止血用バンド。
  4. 前記バルーンおよび押圧部材を、前記帯体の巻き付け方向に沿って予め複数設定された位置のうちのいずれかの位置に任意に取り付ける第3取付部をさらに有する、請求項1に記載の止血用バンド。
  5. 前記第3取付部は、前記バルーンおよび前記押圧部材を、前記帯体の巻き付け方向に沿って互いに入れ替え自在とした、請求項4に記載の止血用バンド。
  6. 前記押圧部材は、流体を注入されて拡張する袋体から形成した、請求項2〜5のいずれか1項に記載の止血用バンド。
  7. 前記袋体は、複数の袋部を互いに連通して形成した、請求項6に記載の止血用バンド。
  8. 前記バルーンに流体を注入して拡張させる流体注入部をさらに有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の止血用バンド。
  9. 前記湾曲板と前記バルーンとの間に配設され、前記バルーンを前記肢体に向かう方向に押圧する押圧部材をさらに有する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の止血用バンド。
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