JP5731294B2 - 入力パッドを用いた入力方法および入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電容量式などの接触検知装置と、機械式スイッチなどの押圧検知装置を備えた入力パッドが使用される入力装置に係り、特に押圧検知装置の誤動作により誤った入力信号が生成されるのを防止できる入力方法および入力装置に関する。
以下の特許文献1に記載された入力装置は、キーボード入力装置の手前に静電容量式の入力パッドが設けられている。この入力パッドは上下に動くことができ、下部に検出スイッチが設けられている。
この入力パッドは、検知面に指を触れて操作することで、検知面の全域を座標検知領域として使用することができる。入力パッドの検知面にLキー入力部とRキー入力部が設定されており、静電容量の変化によって、指が前記入力部のいずれかに接していると判断され、このときに入力パッドが押されて検出スイッチがオン状態に切り換えられたときに、データ処理部において、従来のマウスや従来の入力パッドに併設されているLボタンやRボタンが押されたのときと同じ入力信号が生成される。
また、特許文献1には、入力パッドの一部に指が触れた状態で検出スイッチがオンに切り替わったときに、キーボード装置に備えられたスペースキーが操作されたのと同じ入力信号が生成される形態も記載されている。
特許文献1に記載された入力装置は、入力パッドの検知面を、座標入力領域のみならずLボタンやRボタンなどのボタン入力領域やスペースキーの入力領域として使用できるため、LボタンとRボタンやスペースキーを削除することができ、限られたスペース内で広い面積の入力パッドを装備することが可能になる。
特開2007−304757号公報
特許文献1に記載されたように、検出スイッチを備えた入力装置では、入力パッドの表面に指を触れて移動させ座標データを入力している途中で、意図せずに入力パッドが押されて検出スイッチが切り換えられてしまうことがある。この場合に、本来生成されるべきでないLボタンやRボタンまたはスペースキーが押されたのと同じ入力信号が生成されてしまい、誤った入力操作が行われることになる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、接触検知装置と押圧検知装置を有する入力パッドが用いられ、入力パッドが押されて押圧検知装置から押圧検知信号が得られたときに、その操作が意図した入力操作か、意図しない誤操作かを認識できるようにして、誤った入力信号が生成されるのを防止できる入力パッドを用いた入力方法および入力装置を提供することを目的としている。
本発明の入力方法は、所定面積の検知面を有する入力パッドと、前記検知面への操作体の接触位置を検知する接触検知装置と、前記検知面が押されたことを検知する押圧検知装置とを有し、
前記押圧検知装置から押圧検知信号を受けたとき、その前に得られた前記接触検知装置からの接触検知信号の変化に基づいて、前記押圧検知信号を有効とするか無効とするかの処理を行う入力方法であって、
前記接触検知装置からの接触検知信号に基づき、操作体が前記検知面上でしきい値を超えた速度または加速度で移動したと判断され、その後に前記押圧検知信号が得られたときに、前記押圧検知信号を無効とする処理を行うことを特徴とするものである。
本発明では、入力パッドが押されて押圧検知信号が得られたときに、その直前に得られていた接触検知信号がどのように変化したかを分析することによって、入力パッドを押圧する操作が、操作者によって意図して行われたものであるか否かを判断している。これにより、操作者が意図せずに入力パッドが押されたときに、誤った入力信号が生成されるのを防止できるようになる。
本発明の入力方法は、前記接触検知装置からの接触検知信号に基づき、操作体が前記検知面に指定時間以上継続して接触したと判断され、その後に前記押圧検知信号が得られたときに、前記押圧検知信号を無効とする処理を行うものである。
または、前記接触検知装置からの接触検知信号に基づき、操作体が前記検知面で指定距離以上移動したと判断され、その後に前記押圧検知信号が得られたときに、前記押圧検知信号を無効とする処理を行うものである。
本発明の入力方法は、前記押圧検知信号が有効であると判断されたときに、操作体の前記検知面上での接触位置に応じて異なった入力信号を生成することも可能である。
例えば、検知面の指定された領域に指が付されているときに押圧検知信号が有効のときに、LボタンやRボタンが押されたのと同じ入力信号が生成される。
本発明の入力装置は、所定面積の検知面を有する入力パッドと、前記検知面への操作体の接触位置を検知する接触検知装置と、前記検知面が押されたことを検知する押圧検知装置と、前記接触検知装置と前記押圧検知装置のそれぞれの検知信号を受けるデータ処理部とを有しており、
前記データ処理部では、前記押圧検知装置から押圧検知信号を受けたとき、その前に得られた前記接触検知装置からの接触検知信号の変化に基づいて、前記押圧検知信号を有効とするか無効とするかの処理が行われる入力装置であって、
前記データ処理部では、前記接触検知装置からの接触検知信号に基づき、操作体が前記検知面上でしきい値を超えた速度または加速度で移動したと判断され、その後に前記押圧検知信号が得られたときに、前記押圧検知信号を無効とする処理が行われることを特徴とするものである。
本発明の入力装置は、前記データ処理部では、前記接触検知装置からの接触検知信号に基づき、操作体が前記検知面に指定時間以上継続して接触したと判断され、その後に前記押圧検知信号が得られたときに、前記押圧検知信号を無効とする処理が行われる。
または、前記データ処理部では、前記接触検知装置からの接触検知信号に基づき、操作体が前記検知面で指定距離以上移動したと判断され、その後に前記押圧検知信号が得られたときに、前記押圧検知信号を無効とする処理が行われる。
本発明の入力装置は、前記押圧検知信号が有効であると判断されたときに、前記データ処理部では、操作体の前記検知面上での接触位置に応じて異なった入力信号が生成されるものとして構成できる。
本発明の入力装置では、例えば、前記位置検知信号が、前記検知面に導電性の操作体が触れたことを検知する静電容量式検知装置である。また、例えば、前記押圧検知装置は、前記入力パッドが押されたことを検知する機械式スイッチである。
本発明の入力方法および入力装置は、入力パッドが押されて押圧検知信号が得られたときに、その操作が、操作者によって意図的に行われたものか、または誤って操作されたものであるかを判断できるようにしている。入力パッドに対して意図して操作されたときは、その操作に応じた入力信号が生成され、誤って操作されたときには、押圧検知信号を無効とすることで、誤った入力信号が生成されるのを防止できる。
本発明の実施の形態の入力装置をキーボード入力装置と共に示す平面図、 図1のII−II線の断面図、 入力パッドとキーボード入力装置およびデータ処理部を示す回路ブロック図、 本発明の実施の形態の入力方法の検知動作とデータ処理部による処理動作を説明するフローチャート、 検知動作とデータ処理部による処理動作を説明するフローチャート、
図1と図2に示す入力装置1は、パーソナルコンピュータの操作盤や、ゲーム装置やテレビジョンの操作装置などの各種の情報入力装置に装備される。以下の実施の形態では、入力装置1がパーソナルコンピュータの操作盤に装備されているものとして説明する。
入力装置1はキーボード入力装置10と入力パッド20を有している。キーボード入力装置10には、多数の入力キー11が規則的に配列している。図2に示すように、入力装置1の基板2に、複数のキースイッチ12が配列されており、それぞれのキースイッチ12が入力キー11によって操作される。キーボード入力装置10の各入力キー11は「アルファベットキー」「シフトキー」「エンターキー」「コントロールキー」などに対応している。
図2に示すように、入力パッド20は、可動パッド21を有しており、その表面21aに接触検知装置として機能する検知シート24が貼着されている。入力パッド20は検知シート24の表面が検知面20aである。図1に示すように、入力パッド20は、キーボード入力装置10よりも操作者に近い手前側に配置されている。検知面20aは矩形状である。ただし、検知面20aが円形や楕円形などであってもよい。
図2に示すように、基板2上に支持体23が設けられ、可動パッド21の手前側の端部がヒンジ軸23aを介して支持体23に回動可能に支持されている。なお、ヒンジ軸23aの代わりに可動パッド21の一部が薄肉に形成されて、この薄肉部がヒンジとなって可動パッド21が回動自在に支持されてもよい。また、図2とは逆に、可動パッド21のキーボード入力装置10に向けられた端部がヒンジ軸23aなどによって回動自在に支持されていてもよい。
基板2の上に、押圧検知装置として機能する機械式の検出スイッチ22が設置されており、そのアクチュエータ22aが、可動パッド21の下面21bに対向している。基板2と可動パッド21との間に圧縮コイルスプリングで形成された補強ばねSが設けられており、補強ばねSと検出スイッチ22のアクチュエータの押圧抵抗力とで、可動パッド21が押されたときに適度な抵抗力が発揮される。
検知面20aが指などの操作体で押されると、可動パッド21がヒンジ軸23aを支点として時計回りに回動し、検出スイッチ22がオフ状態からオン状態に切り換えられる。なお、押圧検知装置として、機械式の検出スイッチ22ではなく、検知面20aが押されたときに可動パッド21の歪みを検知する歪み検知素子などであってもよい。
可動パッド21の表面に設けられて接触検知装置として機能する検知シート24は静電容量式である。検知シート24は可撓性であり、可動パッド21の表面21aに接着などの手段で固定されている。
検知シート24は、所定の誘電率を有する絶縁性の樹脂フィルムの一方の面に複数のX電極が平行に設けられ、他方の面に前記X電極と直交する複数のY電極が平行に形成されている。隣り合うX電極の間の領域、または隣り合うY電極の間の領域に、それぞれ検出電極が設けられている。それぞれの検出電極は、その両側に隣接するX電極またはY電極と等間隔を空けて、X電極またはY電極と平行に設けられている。検知シート24の最表面には、樹脂フィルムのカバー層が設けられている。
図3に示すパッド検出部51に設けられた駆動回路によって、複数のX電極が順番に選択されて電位が与えられ、選択されていないX電極が接地電位に設定される。X電極の選択とは異なるタイミングでY電極が順番に選択されて電位が与えられ、選択されていないY電極が接地電位に設定される。
X電極とこれに隣接する検出電極との間に静電容量が形成されているため、選択されたX電極にパルス状の電位が印加されると、その電位の立ち上がりと立ち下がりのタイミングで、選択されたX電極からこれに隣接する検出電極に瞬間的に電流が流れる。導電性の操作体である指が検知シート24の表面のカバーに触れると、指が比較的広い面積でX電極に対向する。そのため、指が対向しているX電極、または指に接近した位置にあるX電極に電位が印加されると、その立ち上がりと立ち下がりのタイミングで、選択されたX電極から指に瞬時に多くの電流が流れ、選択されたX電極に隣接する検出電極に流れる電流量が低下する。
図3に示すパッド検出部51では、どのX電極が選択されているかの情報と、検出電極から得られる電流量とから、検知面20aにおいて、指がX方向のどの座標位置に触れているのかを検知することができる。同様に、どのY電極が選択されているかの情報と、検出電極から得られる電流量とから、指がY方向のどの座標位置に触れているのかを検知することができる。
図3に示す回路ブロック図では、鎖線で囲まれている範囲内が、パーソナルコンピュータの本体部PCの回路構成である。
キーボード入力装置10の各キースイッチ12の切換え出力は、キーボード入力装置10に設けられたキースイッチ検出部41に与えられる。キースイッチ検出部41には、各キースイッチ12に電流を与える電源回路と、どのキースイッチ12がオン状態に切り換えられたかを検出してキー入力信号を生成する検出回路とが設けられている。キースイッチ検出部41で得られたキー入力信号がキー入力信号生成部42に与えられる。
キー入力信号生成部42では、複数のキー入力信号が所定のフォーマットに変換され、出力インターフェース43を介して、パーソナルコンピュータの本体部PC内の入力インターフェース44に与えられる。パーソナルコンピュータの本体部PC内には、キーボード用ドライバソフト45がインストールされており、フォーマット化されたキー入力信号が、キーボード用ドライバソフト45での処理動作に委ねられる。
キーボード用ドライバソフト45の処理動作では、前記キー入力信号が、OS(オペレーティングシステム)46の規格に合うキーボード入力信号に変換されて、OS46に与えられる。
接触検知装置である検知シート24の検知出力と検出スイッチ22の切換え出力は、検知シート24に併設されているパッド検出部51に与えられる。パッド検出部51に、前記X電極を選択して電位を与えるXドライバと、Y電極を選択して電位を与えるYドライバが設けられている。パッド検出部51には、検知シート24の検出電極から得られる電流量の変化を検出する検出回路と、検出スイッチ22の検出出力を検出する検出回路とが設けられている。
パッド検出部51からの検出出力は、パッド入力信号生成部52に与えられる。パッド入力信号生成部52では、指が触れた位置が検知面20aの絶対座標データとして認識されて絶対座標データの接触検知信号が生成される。またパッド入力信号生成部52では、検出スイッチ22がオン状態となったときに押圧検知信号が生成される。接触検知信号と押圧検知信号は、所定ビット数の入力信号としてフォーマット化され、スイッチ出力インターフェース53を介して、パーソナルコンピュータの本体部PC内の入力インターフェース54に与えられる。
パーソナルコンピュータの本体部PC内に、パッド用ドライバソフト55がインストールされており、入力インターフェース54に与えられた入力信号が、パッド用ドライバソフト55の処理動作に委ねられる。
パッド用ドライバソフト55による処理動作では、パッド入力信号生成部52から与えられた絶対座標データの接触検知信号がOS46の規格に合う座標データに変換されて、OS46に与えられる。例えば、パッド用ドライバソフト55では、パッド入力信号生成部52から与えられた絶対座標データに基づいて、操作面20aに触れた指が動いたときの移動方向と移動距離を示す信号である相対座標データの接触検知信号に変換されてOS46に与えられる。
また、パッド用ドライバソフト55では、検出スイッチ22がオン状態となって押圧検知信号が得られたときに、そのときの検知面20aの指の接触位置などに応じて、マウスのボタン操作などに対応した入力信号がOS46の規格に合うフォーマットで生成されて、OS46に通知される。
前記実施の形態では、主にキーボード用ドライバソフト45とパッド用ドライバソフト55とで行われる処理動作が、データ処理部に相当している。
入力装置1は、パーソナルコンピュータの操作画面の表示を参照しながら、データ処理部として設けられているパッド用ドライバソフト55の設定を変更し、入力パッド20の検知面20aに検知機能を割り振ることが可能である。図1に示す例では、検知面20aの左側に小面積のLボタン領域26が設定され、右側に小面積のRボタン領域26が設定されている。
パッド用ドライバソフト55では、検知シート24の検知出力から得られる接触検知信号に基づいて、指がLボタン領域26に触れていると認識しているときに、検出スイッチ22が押されて押圧検知信号が得られると、マウスなどに設けられているLボタンが操作されたのと同じ入力信号が生成されてOS46に与えられる。指がRボタン領域27に触れていると認識しているときに、検出スイッチ22が押されると、マウスなどに設けられているRボタンが操作されたのと同じ入力信号が生成されてOS46に与えられる。
あるいは、パッド用ドライバソフト55では、検出スイッチ22が押されて動作したときの押圧検知信号の時間を計測し、その時間に応じて制御動作を割り振ってもよい。例えば、指が触れたのが検知面20aのどの場所であっても、検出スイッチ22がオン状態となる時間が、予め規定された短い第1の規定時間未満または以下であると、Rボタンが操作されたのと同じ入力信号が生成され、検出スイッチ22がオン状態となる時間が、第1の規定時間よりも長い第2の規定時間以上またはこれを超えたら、Lボタンが操作されたのと同じ入力信号が生成される。この場合に、検出スイッチ22がオン状態となる時間と、LボタンまたはRボタンの入力信号との関係が前記と逆であってもよい。
上記いずれの設定においても、検出スイッチ2が動作していないときは、検知面20aの全域が座標入力面として使用され、検知面20aに指を触れて動かすことで、パッド用ドライバソフト55で所定のフォーマットの座標データが生成されてOS46に与えられる。この座標データにより、パーソナルコンピュータの画面に表示されているカーソルを移動させる操作や、メニューを選択する操作、あるいは図形や文字を記入する操作などが行われる。
次に、前記入力装置1の入力動作を図4と図5に示すフローチャートを参照して説明する。図4と図5では、各ステップの説明が「ST」と略して記載されている。
図4に示すST1において、パッド用ドライバソフト55からパッド入力信号生成部52に一定の周期でポーリングがかけられ、パッド入力信号生成部52からパッド用ドライバソフト55へ、入力パッド20の検知信号が、周期的に繰り返して取得される。
ST2では、パッド用ドライバソフト55が、周期的に取得される検知信号に基づいて、検知シート24からの接触検知信号が得られているか、すなわち検知面20aに導電性の操作体である指が触れているか否かを監視する。指が接触していないときは、ST3に移行して図5において説明する関数Aのフラグ値をクリアし、ST4に移行してスイッチ無効フラグをクリアし、ST5で次のポーリングに移行して取得する検知信号を更新する。
ST2において、指が検知面20aに触れていると判断したら、ST6に移行し、その時点での関数Aのフラグ値を更新する。関数Aのフラグ値の設定は、図5に示すフローチャートに基づいて行われる。
図5に示すフローチャートでは、パッド入力信号生成部52から取得された検知信号に基づいて、指が検知面20aに接触していると判断されたら、ST21で処理が開始される。そして、指の接触状態が、ST22の条件(1)、ST24の条件(2)、ST26の条件(3)、ST28の条件(4)のいずれかに該当するか否かが判断される。条件(1)、条件(2)、条件(3)、および条件(4)は、いずれも、操作者の通常の動作習慣として、入力パッド20に対してスイッチ入力操作(押釦操作)が意図的に行なわれたと考えることができない動作条件を意味している。
ST22では、検知面20aでの指の接触時間を計測し、予め指定された時間を経過したときに条件(1)に適合すると判定され、ST23でフラグ値が「1」に設定される。操作者が入力パッド20を押すスイッチ入力操作を行うときは、指を一度検知面20aから離してから押圧動作に移行することが多い。この動作習慣から、検知面20aへの指の接触時間が長く継続して、その直後に検知スイッチ22がオン状態となったときは、意図したスイッチ入力操作(押圧操作)ではないと判断され、フラグ値が「1」に設定される。
ST1では、パッド用ドライバソフト55からパッド検出部51にポーリングがかけられ、パッド検出部51からの入力信号が一定の周期で取得される。ポーリングの度に、ST2において指が検知面20aに接触し続けていると判定されたら、ST22で指が検知面20aに触れている継続時間が計数される。その継続時間が予め指定された時間以上となったときに、またはその時間を越えたときに、ST6において、関数Aのフラグ値が「1」に更新される。
ST24では、検知面20aに触れた指の移動距離を計測し、指が予め指定された距離以上を移動したときに条件(2)に適合すると判定され、ST25でフラグ値が「2」に設定される。操作者が入力パッド20を押すスイッチ入力操作を意図的に行うときに、検知面20aに触れた指を長い距離移動させてから押圧操作を行うことはほとんどありえない。この動作習慣から、検知面20aに接触した指の移動距離が長いときは、その後に検知スイッチ22がオン状態となっても、スイッチ入力操作(押圧操作)が意図されていないと判断され、フラグ値が「2」に設定される。
ポーリングの度に、指が検知面20aに触れ続けている判定されているときは、ST24で検知面20aに触れた指の移動距離が演算される。演算された移動距離が予め指定された値以上となったタイミングで、またはその値を越えたら、ST6において関数Aのフラグ値が「2」に更新される。
ST26では、検知面20aに触れた指の移動速度を計測し、移動速度が予め指定された値以上になったら条件(3)に適合すると判定され、ST27でフラグ値が「3」に設定される。操作者が入力パッド20を押すスイッチ入力操作を意図的に行うとき、検知面20aに触れた指を急速に動かしてから押圧操作を行うことはほとんどありえず、通常は指を検知面の一箇所に触れてから押圧動作に移行する。この動作習慣から、検知面20a上での指の移動速度が速いときは、スイッチ入力操作(押圧操作)を意図していないと判断し、フラグ値が「3」に設定される。
ST2において引き続き指が検知面20aに触れていると判定されているときは、ポーリングの度に、指が接触している座標の変化を検出し、経過時間と移動距離とから指の移動速度が演算される。演算された移動速度がしきい値以上となったタイミングで、またはしきい値を越えたタイミングで、ST6において関数Aのフラグ値が「3」に更新される。
ST28では、検知面20aに触れた指の移動加速度を計測し、加速度が予め指定された値以上になったら条件(4)に適合すると判定され、ST29でフラグ値が「4」に設定される。操作者が入力パッド20を押すスイッチ入力操作を行うときに、検知面20aに触れた指の移動速度を急激に変えてから押圧操作を行うことはほとんどありえない。加速度が急激に変化するのは、検知面20aに触れた指を移動させて座標データの入力を行っている途中で、検知面20aでの摩擦力が大きくなって指が急激に止まり、このときの勢いで誤って入力パッドが強く押されてしまうことなどが通常に起きる現象である。この動作習慣から、検知面20a上での指の移動加速度の変化が大きいときは、スイッチ入力操作(押圧操作)が意図して行われたのではないと判定され、フラグ値が「4」に設定される。
ST2において引き続き指が検知面20aに触れていると判定されているときは、ポーリングの度に、指が接触している座標の変化を検出し、経過時間と移動距離とから指の移動速度が演算される。さらに演算された移動速度と時間とから加速度が演算され、加速度の値がしきい値以上となったタイミングで、またはしきい値を越えたタイミングで、ST6において関数Aのフラグ値が「4」に更新される。
図4に示すST6では、図5に示すように関数Aの条件(1)(2)(3)(4)が成立すると、フラグ値が「1」「2」「3」「4」のいずれかに設定される。また、条件(1)(2)(3)(4)のいずれの条件も成立しないときは、ST6で更新されるフラグ値が「0」である。
図4に示すST6で関数Aのフラグ値が「1」「2」「3」「4」のいずれかまたは「0」に更新された後に、ST7に移行し、そのデータ取得時に検出スイッチ22が押されて押圧検知信号が得られているか否かが監視される。押圧検知信号が得られているときは、ST8に移行して既に「スイッチ無効フラグ」が設定されているかを判断する。「スイッチ無効フラグ」が未だ設定されていないときは、ST9に移行し、検出スイッチ22がオン状態となったのがそのポーリングからであるか否か、すなわちそれ以前のポーリングからオン状態が継続していたのか否かが判断される。ST9で、このポーリングで始めて検出スイッチ22がオン状態になったと判断されたときは、ST10に移行する。
ST10では、関数Aのフラグ値を参照する。ここで、関数Aのフラグ値が「1」「2」「3」「4」のいずれかに更新されていたら、ST11に移行して「スイッチ無効フラグ」が設定される。そしてST12において、検出スイッチ22が操作されていても押圧検知信号が無効とされて、ST13で次のポーリングに移行して、新たに検知信号を取得する。
以上から、条件1)、条件2)、条件3)、条件4)のいずれかが成立したと認識されたら、その後の指定時間以内に検出スイッチ22がオン状態となっても、検出スイッチ22から得られる押圧検知信号が無効とされる。
フローを戻し、ST7において検出スイッチ22がオン状態に切り替わっていないときは、ST13で、次のポーリングに移行して、新たに検知信号を取得する。
ST8において、その時点で「スイッチ無効フラグ」が設定されていたら、ST12に移行し、検出スイッチ22が操作されていても押圧検知信号が無効とされて、ST13で次のポーリングに移行し、新たに検知信号を取得する。
なお、「スイッチ無効フラグ」は、ST2において指が検知面20aから離れたと判断されたときにST4に移行してクリアされる。
ST8で「スイッチ無効フラグ」が設定されていないと判断され、且つST9において、そのポーリングの以前のデータ取得時から検出スイッチ22のオン状態が継続しているときは、ST14に移行し、押圧検知情報が有効とされる。同様に、ST10において、関数Aのフラグ値が「0」であったときも、ST14に移行し、押圧検知情報が有効とされる。
ST14で、押圧検知情報が有効であると判断されると、前述したパッド用ドライバソフト55の設定に基づいて、RボタンやLボタンが押されたときと同じ入力信号が生成されてOS46に与えられる。
以上から、入力パッド20の検知面20aに指などの操作体が触れている接触検知信号が得られ、さらに可動パッド21が押されて検出スイッチ22がオン状態となっているときに、図5に示す条件(1)(2)(3)(4)のいずれかが成立しているときは、パッド用ドライバソフト55において操作者が可動パッド21を押圧するスイッチ入力操作を意図していないと判断して、押圧検知信号が無効とされ、検知面20aに触れた指で座標入力操作が行われていると判断する。
そして、指の操作に応じて、パーソナルコンピュータの画面に表示されているカーソルの移動操作や、メニューの選択操作、または画像や文字の作成操作などが行われる。
入力パッド20の検知面20aに指などの操作体が触れている接触検知信号が得られ、さらに可動パッド21が押されて検出スイッチ22がオン状態となっているときに、図5に示す条件(1)(2)(3)(4)のいずれもが成立していないときは、検出スイッチ22をオンさせるために意図する押圧操作であると判断し、RボタンやLボタンが押されたのと同じ入力信号が生成される。
なお、ST10において参照される関数Aのフラグ値の設定は、条件(1)と条件(2)のみを判断し、条件(3)(4)を判断しなくてもよい。
また、ST10において、条件(1)(2)(3)(4)が所定の組み合わせのときにST11に移行して「スイッチ無効フラグ」が設定されてもよい。
例えば、条件(1)で指の接触時間が指定された長さ以上であり、且つ条件(2)で指の移動距離が指定された長さ以上であるという2つの条件が整ったときに「スイッチ無効フラグ」が設定される。または、条件(2)で指の移動距離が指定された長さ以上であると判断されたときに、条件(3)の速度の条件または条件(4)の加速度の条件が加わったときに、「スイッチ無効フラグ」が設定される。あるいは、条件(3)の速度と条件(4)の加速度の双方の条件が整ったときに、「スイッチ無効フラグ」が設定される。
なお、ST14でスイッチ情報を受け入れたときの入力信号は、RボタンやLボタンが押されたときと同じ入力信号に限られず、例えば、キーボード入力装置10のいずれかのキーが押されたのと同じ入力信号が生成されてもよい。
また、可動パッド21の表面に設置される接触検知装置は、静電容量式の検知シート24に限られず、抵抗検知式の検知シートであってもよい。
1 入力装置
10 キーボード入力装置
20 入力パッド
20a 検知面
21 可動パッド
22 検出スイッチ(押圧検知装置)
24 検知シート(接触検知装置)
51 パッド検出部
52 パッド入力信号生成部
55 パッド用ドライバソフト

Claims (10)

  1. 所定面積の検知面を有する入力パッドと、前記検知面への操作体の接触位置を検知する接触検知装置と、前記検知面が押されたことを検知する押圧検知装置とを有し、
    前記押圧検知装置から押圧検知信号を受けたとき、その前に得られた前記接触検知装置からの接触検知信号の変化に基づいて、前記押圧検知信号を有効とするか無効とするかの処理を行う入力方法であって、
    前記接触検知装置からの接触検知信号に基づき、操作体が前記検知面上でしきい値を超えた速度または加速度で移動したと判断され、その後に前記押圧検知信号が得られたときに、前記押圧検知信号を無効とする処理を行うことを特徴とする入力方法。
  2. 前記接触検知装置からの接触検知信号に基づき、操作体が前記検知面に指定時間以上継続して接触したと判断され、その後に前記押圧検知信号が得られたときに、前記押圧検知信号を無効とする処理を行う請求項1記載の入力方法。
  3. 前記接触検知装置からの接触検知信号に基づき、操作体が前記検知面で指定距離以上移動したと判断され、その後に前記押圧検知信号が得られたときに、前記押圧検知信号を無効とする処理を行う請求項1または2記載の入力方法。
  4. 前記押圧検知信号が有効であると判断されたときに、操作体の前記検知面上での接触位置に応じて異なった入力信号を生成する請求項1ないし3のいずれかに記載の入力方法。
  5. 所定面積の検知面を有する入力パッドと、前記検知面への操作体の接触位置を検知する接触検知装置と、前記検知面が押されたことを検知する押圧検知装置と、前記接触検知装置と前記押圧検知装置のそれぞれの検知信号を受けるデータ処理部とを有しており、
    前記データ処理部では、前記押圧検知装置から押圧検知信号を受けたとき、その前に得られた前記接触検知装置からの接触検知信号の変化に基づいて、前記押圧検知信号を有効とするか無効とするかの処理が行われる入力装置であって、
    前記データ処理部では、前記接触検知装置からの接触検知信号に基づき、操作体が前記検知面上でしきい値を超えた速度または加速度で移動したと判断され、その後に前記押圧検知信号が得られたときに、前記押圧検知信号を無効とする処理が行われることを特徴とする入力装置。
  6. 前記データ処理部では、前記接触検知装置からの接触検知信号に基づき、操作体が前記検知面に指定時間以上継続して接触したと判断され、その後に前記押圧検知信号が得られたときに、前記押圧検知信号を無効とする処理が行われる請求項5記載の入力装置。
  7. 前記データ処理部では、前記接触検知装置からの接触検知信号に基づき、操作体が前記検知面で指定距離以上移動したと判断され、その後に前記押圧検知信号が得られたときに、前記押圧検知信号を無効とする処理が行われる請求項5または6記載の入力装置。
  8. 前記押圧検知信号が有効であると判断されたときに、前記データ処理部では、操作体の前記検知面上での接触位置に応じて異なった入力信号が生成される請求項5ないし7のいずれかに記載の入力装置。
  9. 前記接触検知装置は、前記検知面に導電性の操作体が触れたことを検知する静電容量式検知装置である請求項5ないし8のいずれかに記載の入力装置。
  10. 前記押圧検知装置は、前記入力パッドが押されたことを検知する機械式スイッチである請求項5ないし9のいずれかに記載の入力装置。
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