JP4366393B2 - 入力装置 - Google Patents

入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4366393B2
JP4366393B2 JP2006300521A JP2006300521A JP4366393B2 JP 4366393 B2 JP4366393 B2 JP 4366393B2 JP 2006300521 A JP2006300521 A JP 2006300521A JP 2006300521 A JP2006300521 A JP 2006300521A JP 4366393 B2 JP4366393 B2 JP 4366393B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
pad
input device
hand
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006300521A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008117212A (ja
Inventor
和人 大下
康嗣 萩原
忠満 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2006300521A priority Critical patent/JP4366393B2/ja
Priority to US11/934,412 priority patent/US8077057B2/en
Publication of JP2008117212A publication Critical patent/JP2008117212A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4366393B2 publication Critical patent/JP4366393B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03547Touch pads, in which fingers can move on a surface
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/016Input arrangements with force or tactile feedback as computer generated output to the user
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/0202Constructional details or processes of manufacture of the input device
    • G06F3/021Arrangements integrating additional peripherals in a keyboard, e.g. card or barcode reader, optical scanner
    • G06F3/0213Arrangements providing an integrated pointing device in a keyboard, e.g. trackball, mini-joystick
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/044Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/041Indexing scheme relating to G06F3/041 - G06F3/045
    • G06F2203/04105Pressure sensors for measuring the pressure or force exerted on the touch surface without providing the touch position

Description

本発明は、静電容量式の入力パッドとスイッチとを組み合わせて、多様な入力信号を生成できる入力装置に関する。
下記の特許文献1には、複数本のX電極とY電極がマトリクス状に配列された静電容量方式の入力パッドが開示されている。
この入力パッドは、ガラス基板の一方の面に複数本のX電極が配列され、他方の面に複数本のY電極が配列されており、X電極とY電極はガラス基板を介してマトリクス状に配設されて、各X電極と各Y電極との間に所定の静電容量が形成されている。
制御部によって、各X電極が発信回路と接続可能な状態にさせられ、各Y電極もオン状態にさせられて、各X電極と各Y電極に所定の電位が印加される。この状態で、指などの導電体が入力パッドに触れると、X電極とY電極との間の静電界が変化し、この静電界の変化に応じた電圧変化が各Y電極から出力される。各Y電極から出力された電圧変化は、A/D変換手段等を介して制御部に読み込まれる。制御部に設けられた電圧検出手段は、A/D変換手段から出力されるデータに基づいて、X電極とY電極との静電界が変化している箇所が特定されて、指などが押し当てられた箇所の位置情報を検出することが可能となる。
特開平8−137607号公報
パーソナルコンピュータなどに設けられた操作盤では、前記入力パッドがキーボード入力装置の手前側に配置されている。操作者が、キーボード入力装置を操作するときには、両手の手のひらをパッド入力装置の両側に設置して、それぞれの指でキーボード入力装置の入力キーを操作する。また、入力パッドを操作するときは、利き腕の手のひらを操作盤から離し、利き腕の指で入力パッドを指で操作し、この操作によって、画面に表示されているポインタの移動や、画面に表示される各メニュー画面に選択操作、さらにはタッピング操作などを行う。
ただし、入力パッドを使用した入力操作は、表示画面上でのポインタの移動操作やメニュー画面の選択などに限定され、またはタッピング操作によるスイッチング入力も予め設定されている入力モードに限定される。入力パッドを使用して予め決められた入力操作以外の操作を行う場合には、パーソナルコンピュータにインストールされているドライバソフトを起動し、管理画面を表示させて、設定条件を変更することが必要である。そのため、管理画面上で設定条件を変えない限り、パッド入力部を使用して多様な入力を行うのに限界がある。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、設定条件を頻繁に変更することなく、手の姿勢を検出することで、入力パッドを用いた多様な操作入力ができる入力装置を提供することを目的としている。
本発明は、複数の入力キーを有するキーボード入力装置と、静電容量の変化により手の接触を検出する入力パッドと、を有する入力装置において、
前記入力パッドは、前記キーボード入力装置の手前側に配置され、前記入力パッドが押されたことを検出する検出スイッチと、前記入力パッドの外側に配置されて前記キーボード入力装置を操作する姿勢となった手を検出するパーム検出部と、前記パーム検出部が手を検出しているときと、検出していないときとで、前記入力パッドの検出出力に基づいて異なる入力信号を生成するデータ処理部が設けられており、
前記データ処理部では、前記パーム検出部で両手が検出され、前記入力パッド上で予め設定された領域に手が触れていると判断され、且つ前記検出スイッチによって前記入力パッドが押されたことが検出されているときに、前記領域に予め割り振られた入力信号が生成され、
前記パーム検出部で両手が検出されておらず、前記入力パッドの前記領域に手が触れていると検出されたときに、前記検出スイッチの出力にかかわらず、前記入力パッド上で手が触れている位置を表す座標情報を含むパッド入力信号が生成されることを特徴とするものである。
本発明の入力装置は、手でキーボード入力装置を操作しているときには、入力パッドからの検出信号に基づいて、キーボード入力装置の操作に関連した入力信号を生成し、手がキーボード入力装置を操作していない姿勢のときには、入力パッドを使用して座標検出信号に基づくパッド入力信号を生成する。これにより、パッド用ドライバソフトによる処理モードの設定を変更することなく、入力パッドで多様な操作入力を行うことはできるようになる。
また、手がキーボード入力装置を操作する姿勢のときに、入力パッドの一部をスペースキー入力領域として使用することができ、キーボード入力装置の各入力キーと入力パッドとを接近して配置することができる。そのため、操作盤のスペースを有効に使用することができ、また、操作盤を小型化することも可能である。
また本発明は、複数の入力キーを有するキーボード入力装置と、静電容量の変化により手の接触を検出する入力パッドと、を有する入力装置において、
前記入力パッドは、前記キーボード入力装置の手前側に配置され、前記入力パッドが押されたことを検出する検出スイッチと、前記入力パッドの外側に配置されて前記キーボード入力装置を操作する姿勢となった手を検出するパーム検出部と、前記パーム検出部が手を検出しているときと、検出していないときとで、前記入力パッドの検出出力に基づいて異なる入力信号を生成するデータ処理部とが設けられており、
前記データ処理部では、前記パーム検出部で両手が検出されているときと両手が検出されていないときの双方において、前記入力パッド上で予め設定された領域に手が触れていると判断され、且つ前記検出スイッチによって前記入力パッドが押されたことが検出されたときに、前記領域に予め割り振られた入力信号が生成され、
前記パーム検出部で両手が検出されておらず、前記入力パッドの前記領域に手が触れていると検出され、且つ前記検出スイッチによって前記入力パッドが押されていると検出されていないときに、前記入力パッド上で手が触れている位置を表す座標情報を含むパッド入力信号が生成されることを特徴とするものである。
本発明は、前記検出スイッチを設けることにより、入力パッドをキーとして使用するときに、キーの操作感触と、キーボード入力装置の他の入力キーの操作感触とを同等にできるようになる。
本発明での検出スイッチとは、実施の形態に記載された機械動作式の押圧スイッチに限られるものではなく、光学検知素子を使用した光学スイッチ、または入力パッドが押されたときにこの入力パッドの接近を検出する磁気検知スイッチなど、前記入力パッドの静電容量の変化を検出以外の検知動作を行えるものであればどのようなものであってもよい。
また、本発明では、前記スペース入力部が、前記キーボード入力装置を構成する入力キーの配列内に位置していることが好ましい。
入力パッドの一部をキーボード入力装置内に配置することにより、キーボード入力装置と入力パッドとを、狭い操作盤内で効率的に配置できるようになる。
本発明は、パッド用ドライバソフトでの入力パッドのモード設定を頻繁に行うことなく、同じ入力パッドを使用して多様な入力ができる。特に、キーボード入力装置を使用しているときに、入力パッドの検出信号から、キーボード操作に関連した入力信号を生成することにより、キーボード入力装置を使用しているときにも、キーボード入力装置の入力キーだけに限定されない多様な入力が可能となる。
図1は本発明の第1の実施の形態の入力装置を示す平面図、図2は図1のII−II線での断面図である。
この入力装置1は、パーソナルコンピュータの操作盤に設けられ、特に小型のブックタイプのパーソナルコンピュータの操作盤に配置するのに適している。また、この入力装置1は、パーソナルコンピュータ以外の電子機器であるゲーム装置や、テレビジョンの操作装置などとして使用することが可能である。ただし、以下の実施の形態では、入力装置1がパーソナルコンピュータの操作盤に装備されているものとして説明する。
図1に示すように、入力装置1はキーボード入力装置10を有している。キーボード入力装置10は、多数の入力キー11が規則的に配列して構成されている。図2に示すように、入力装置1の基板2には、複数のキースイッチ12が配列されている。複数のキースイッチ12は、個々の入力キー11毎に個別に設けられており、いずれかの入力キー11を押圧すると、この入力キー11に対応するキースイッチ12の出力が「OFF」から「ON」に切換えられる。図1に示すように、キーボード入力装置10の各入力キー11は「アルファベットキー」「シフトキー」「エンターキー」「コントロールキー」などに対応している。
入力装置1には、複合入力部20が設けられている。この複合入力部20は、「アルファベット」などを入力する各入力キー11よりも面積が広く形成されている。図2に示すように、複合入力部20には、広い面積の矩形状の大型キー21が設けられている。この大型キー21は、前記基板2上に設定された支持軸23に回動動作可能に支持されている。なお、前記支持軸23の代わりに大型キー21の一部を薄肉にし、この薄肉部がヒンジとなって大型キー21が回動自在に支持されているものであってもよい。なお、前記支持軸23(または前記ヒンジ)は、前記キーボード入力装置10を構成している各入力キー11から離れた側に配置されており、大型キー21は、入力キー11に接近している側が自由端となっている。
基板2の上には、前記大型キー21を押圧することによって出力が「OFF」から「ON」に切換えられる機械動作式の検出スイッチ22が設けられている。さらに、前記検出スイッチ22と前記支持軸23(または前記ヒンジ)との間には、圧縮コイルスプリングで形成された補強ばねSが設けられている。この補強ばねSと検出スイッチ22の押圧抵抗力により、大型キー21を押圧する際の抵抗力が発揮される。
大型キー21の表面は、キーボード入力装置10の入力キー11側に近い領域が第1の操作領域20aであり、前記第1の操作領域20aを除いた部分で且つ前記支持軸23(または前記ヒンジ)が設けられている側の後縁部20cまでが第2の操作領域20bである。第1の操作領域20aは、図1の紙面上での上下方向の幅寸法が、入力キー11の同方向での幅寸法にほぼ一致している。すなわち、大型キー21の一部である前記第1の操作領域20aは、キーボード入力装置10の最も手前側に並んでいる入力キー11の列内に位置している。
図2に示すように、大型キー21の断面形状は、第1の操作領域20aが基板2から離れる方向へ隆起しており、第2の操作領域20bは、第1の操作領域20aよりもやや低い位置であり、且つ第2の操作領域20bは、基板2の表面と平行な平坦面である。
大型キー21の表面では、前記第1の操作領域20aから第2の操作領域20bにわたって静電容量式の入力パッド24が設けられている。この入力パッド24は、樹脂フィルムで形成されており、この樹脂フィルムが、接着手段によって、前記大型キー21の表面に接着固定されている。
前記入力パッド24は、所定の誘電率を有する絶縁性の樹脂フィルムの一方の面に複数のX電極が平行に設けられ、他方の面に前記X電極と直交する複数のY電極が互いに平行に形成されている。また隣り合うX電極の間、または隣り合うY電極の間には、検出電極が設けられ、この検出電極は、隣り合うX電極またはY電極に等間隔を空けて互いに平行に複数本設けられている。また、入力パッド24の最表面には、樹脂フィルムなどのカバーが設けられている。
図6に示すパッド検出部51に設けられた駆動回路により、X電極が順番に選択されて選択されたX電極に電位が与えられ、選択されていないX電極が接地電位に設定される。X電極の選択とは異なるタイミングでY電極が順番に選択され、選択されたY電極に電位が与えられ、選択されていないY電極が接地電位に設定される。
選択されたX電極に電位が印加されると、選択されたX電極とこのX電極に隣接する検出電極との間の容量によって、前記X電極と前記検出電極との間の電位差が所定の時定数によって徐々に増加していく。このときに、導電体の操作体である指がカバーに触れることでこの指が電位を与えたX電極に接近していると、指とX電極との間に容量が形成されるために、選択されているX電極と検出電極との静電容量が低下し、X電極と検出電極との電位差の増加の立ち上がりが鈍くなる。どのX電極が選択されているかの情報と、前記電位差の立ち上がりの遅れを検出した検出値とから、X座標上のどの位置に指が触れているのかを分析できる。同様に、どのY電極が選択されているかの情報と、Y電極と検出電極との間の電位差の立ち上がりの遅れの検出値とにより、Y座標上のどの位置に指が触れているのかを検出できる。
図1に示すように、大型キー21の前記入力パッド24の表面を覆うカバーには印刷が施されており、第1の操作領域20aには、特定操作領域としてスペースキー入力領域25が他の領域と区別できるように印刷で区画され、または着色されている。第2の操作領域20bには、ほぼ矩形状のパッド入力部26が区画されまたは着色されて設けられ、パッド入力部26よりも手前側には、左側にLキー入力部27が、右側にRキー入力部28が、それぞれ区画されまたは着色されて設けられている。この実施の形態では、Lキー入力部27とRキー入力部28が、それぞれ指定領域である。
また操作盤は、前記キーボード入力装置10と複合入力部20を除いた領域に、合成樹脂製のカバーが設けられている。このカバーの下側では、複合入力部20よりも左側に左パーム検出部31が設けられ、複合入力部20よりも右側に右パーム検出部32が設けられている。左パーム検出部31と右パーム検出部32は、前記入力パッド24と同様の静電容量式の検出パッドであり、左パーム検出部31の上に左手を乗せると、左手がカバー上に乗っていることを検出できる。同様に、右パーム検出部32は、その上のカバー上に右手が乗ったときに、その手を検出することができる。なお、左パーム検出部31と右パーム検出部32は、平面形状の感圧スイッチなどで構成することも可能である。
図3は、本発明の第2の実施の形態の入力装置101を示す平面図である。
この入力装置101は、その構造が前記第1の実施の形態の入力装置1と同じである。よって、第1の実施の形態の入力装置1と同じ構成要素には同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図3に示すように入力装置101の複合入力部20では、大型キー21の表面に静電容量式の入力パッド24が設けられているが、その表面の印刷が第1の実施の形態の入力装置1と相違する。この入力装置101では、複合入力部20の第1の操作領域20aに、スペースキー入力領域25が印刷などにより形成されている。第2の操作領域20bでは、9箇所に区分された区画29が印刷により形成され、または着色されており、この区画内に矢印表示29aと数字表示29bが印刷されている。この実施の形態では、区画29のそれぞれの区分が指定領域である。
図4と図5は、第1の実施の形態の入力装置1または第2の実施の形態の入力装置101の変形例を示す断面図である。
図4に示す変形例では、大型キー21の表面において、第1の操作領域20aが、基板2の表面と平行な平坦面であり、第2の操作領域20bは、第1の操作領域20aとの境界部から後縁部20cに向かうにしたがって、徐々に基板2の表面に接近する傾斜平面である。
図5に示す変形例では、大型キー21の表面において、第1の操作領域20aと第2の操作領域20bの境界部に溝20dが形成されており、指の感触で、第1の操作領域20aと第2の操作領域20bを区別できるようにしている。また、第1の操作領域20aと第2の操作領域20bは、基板2の表面と平行な平坦面である。
図4に示す変形例と図5に示す変形例では、共に、第1の操作領域20aと第2の操作領域20bの双方に静電容量式の入力パッド24が設けられている。なお、図5に示す変形例では、溝20dが大型キー21の表面の一部にのみ形成されているため、入力パッド24は前記溝29dの部分でのみ切り欠かれている。
図2に示すように、前記各実施の形態および変形例では、支持軸23(またはヒンジ)で形成された回動支点から、第1の操作領域20aの中心部までの距離をL1、支持軸23から検出スイッチ22の動作部までの距離をL2、支持軸23から補強ばねSの作用部までの距離をL3で示している。L3<L2<L1であり、L2とL3は、L1の1/2以下となっている。
そのため、指で第1の操作領域20aを押したときは、大型キー21が比較的軽い力で回動し、検出スイッチ22の出力を「OFF」から「ON」に容易に切換えることができる。よって、両手の手のひらを操作盤の上に乗せて指でキーボード入力装置10の入力キー11を操作しているときに、例えば親指で第1の操作領域20aを押したときに、検出スイッチ22の出力を「ON」に容易に切換えることができる。
一方、第2の操作領域20bに検出スイッチ22と補強ばねSとが設けられているため、指が第2の操作領域20bに触れているときには、かなり強い力で大型キー21を押圧しないかぎり、検知スイッチ22の出力が切換わることがない。よって、入力パッド24を操作するために、第2の操作領域20bに指を触れて、指を摺動させる操作では、検出スイッチ22の出力が切換わりにくい。ただし、手のひらを操作盤から離し、指でLキー入力部27やRキー入力部28を強く押したときには、検出スイッチ22を「ON」に切換えることができる。
図6は、前記第1の実施の形態の入力装置1、第2の実施の形態の入力装置101および各変形例の入力装置の回路構成を示すブロック図である。
図6において、鎖線で囲まれている範囲内が、パーソナルコンピュータの本体部PCでの回路構成である。
キーボード入力装置10の各キースイッチ12のON−OFFの切換え出力は、キーボード入力装置10に設けられているキースイッチ検出部41に与えられる。キースイッチ検出部41には、各キースイッチ12に電流を与える電源回路と、どのキースイッチ12が「ON」に切換えられたかを検出する検出回路とが設けられている。キースイッチ検出部41で得られた検出信号は、キー入力信号生成部42に与えられる。
キー入力信号生成部42では、連続して操作されるキースイッチ12の切換わり信号であるキー入力信号が、所定のフォーマットに変換されて、出力インターフェース43を介して、パーソナルコンピュータの本体部PC内の入力インターフェース44に与えられる。パーソナルコンピュータの本体部PC内には、キーボード用ドライバソフト45がインストールされており、前記キー入力信号は、このキーボード用ドライバソフト45での処理動作に委ねられる。
キーボード用ドライバソフト45の処理動作では、前記キー入力信号が、OS(オペレーティングシステム)46の規格に合うキーボード入力信号に変換されて、このOS46に与えられる。
入力パッド24の検出出力と、検出スイッチ22の切換わり出力は、入力パッド24に併設されているパッド検出部51に与えられる。パッド検出部51には駆動回路が設けられている。この駆動回路は、入力パッド24に設けられた前記X電極を選択して電位を与えるXドライバと、Y電極を選択して電位を与えるYドライバを有している。さらにパッド検出部51には、電位を与えた各電極と検出電極との間の電位の変化を検出する検出回路が設けられている。さらに、検出スイッチ22の検出出力を検出する検出回路が設けられている。
パッド検出部51からの検出出力は、入力パッド24に併設されているパッド入力信号生成部52に与えられる。パッド入力信号生成部52では、入力パッド24が指で操作されたときの操作位置が、X−Y座標上での位置を意味する絶対座標データとして認識され、この絶対座標データと、検出スイッチ22の検出出力とから成る所定ビットの信号が、出力インターフェース53を介して、パーソナルコンピュータの本体部PC内の入力インターフェース54に与えられる。
パーソナルコンピュータの本体部PC内には、パッド用ドライバソフト55がインストールされており、入力インターフェース54に与えられた入力信号は、パッド用ドライバソフト55の処理動作に委ねられる。パッド用ドライバソフト55による処理動作では、パッド入力信号生成部52から与えられたX−Y座標の絶対座標データおよび検出スイッチ22の検出信号がOS46の規格に合う座標データに変換されて、OS46に与えられる。例えば、パッド用ドライバソフト55では、パッド入力信号生成部52から与えられた絶対座標データが、入力パッド24に指が触れたことを示す信号と、この指が動いたときにおけるX−Y座標上でのその移動方向と移動距離を示す信号とから成る相対座標データに変換されてOS46に与えられる。なお、所定の条件の基で検出スイッチ22の出力が切換えられたときには、特定キーの操作情報がパッド用ドライバソフト55からキーボード用ドライバソフト45に通知される。
また、前記左パーム検出部31の検出信号と右パーム検出部32の検出信号は、パーソナルコンピュータの本体にインストールされているパッド用ドライバソフト55の処理部に与えられる。前記左パーム検出部31と右パーム検出部32は、前記入力パッド24と同様に静電容量式の検出パッドであるため、前記左パーム検出部31と右パーム検出部32には、パッド検出部51およびパッド入力信号生成部52と同等の回路が接続されており、さらにそれぞれの信号をパッド用ドライバソフト55に与える出力インターフェースおよび入力インターフェースが設けられているが、図6ではこれら回路の図示を省略している。
前記各実施の形態では、主にパッド用ドライバソフト55で行われる処理動作が、データ処理部に相当している。
次に、前記第1の実施の形態の入力装置1または第2の実施の形態の入力装置101あるいは各変形例の入力装置を使用した制御動作を、図7に示すフローチャートを参照して説明する。以下の各フローチャートでは「ステップ」を「ST」で表示する。
この入力装置の初期設定では、キーボード用ドライバソフト45またはパッド用ドライバソフト55を起動し、表示画面にそれぞれのドライバに関連する管理画面を呼び出して各種環境設定を行なう。この環境設定には、パーム検出モードの設定が含まれている。
パーム検出モードの設定では、操作者の左手を、キーボード入力装置10を操作する姿勢で、左パーム検出部31の上に設置し、そのときに静電容量式の左パーム検出部31の検出出力、すなわち左パーム検出部31が左手の手のひらの形状を検出している情報を、起動中のキーボード用ドライバソフト45の処理部またはパッド用ドライバソフト55の処理部に与えて記憶させる。同様に、右手を、キーボード入力装置10を操作する姿勢で、右パーム検出部32の上に載せ、そのときの検出出力を同様にして記憶させる。
この環境設定の後では、左パーム検出部31が手を検出したときに、検出された情報と記憶されている情報とが比較され、一定の確率内で一致していれば、左手がキーボード装置10を操作する姿勢に置かれていると判断する。これは右手においても同じである。
この環境設定操作において記憶する手のひらの検出情報は、手のひらが操作盤の表面に触れているときの接触パターンのほぼ全域を意味するX−Y座標上の面積データであってもよいし、手のひらが操作盤に触れているときに、左パーム検出部31または右パーム検出部32から得られる検出信号をX−Y座標上で数個の信号としてサンプリングしたサンプル情報でもよい。
図7は、図1と図2に示す入力装置1を使用したときの第1の制御動作のフローチャートを示している。図7では、各ステップを「ST」で示している。図7の制御処理は、パッド用ドライバソフト55から入力パッド24用のパッド検出部51および左パーム検出部31と右パーム検出部32用のパッド検出部にポーリングがかけられ、これらパッド検出部からの応答に基づいて行われる。図7の動作フローは、1回のポーリング動作を意味しており、この動作フローが繰り返される。
図7に示す制御動作は、入力パッド24に指が触れたときをトリガーとして開始される。
入力パッド24に指が触れて、ST1において入力パッド24からデータ処理部の一部であるパット用ドライバソフト55に座標検出信号が与えられると、ST2において、左パーム検出部31と右パーム検出部32の各々についてパーム検出フラグをセットし、左パーム検出部31と右パーム検出部32の各々について手の検出結果をパーム検出フラグへ保存する。
ST3では、前記検出スイッチ22がONであるか否かを監視する。ST3において、検出スイッチ22がONであると判断したときには次の処理を行う。
ST3において、検出スイッチ22がONであることをパッド用ドライバソフト55の処理部で検出されているときには、ST4において、スペースキーダウンフラグが「ON」であるか、すなわち前回のポーリングでOS46にスペースキー入力信号を出力していたか判断する。ST4においてスペースキーダウンフラグがONでないときには、ST5に移行し、マウスボタンダウンフラグが「ON」であるか、すなわち、前回のポーリングで、マウスボタンと同等に機能するLキー入力部27を操作したことを示すキー入力信号(左クリック信号)、またはRキー入力部28を操作したことを示すキー入力信号(右クリック信号)を出力していたか判断する。
ST5において、マウスボタンダウンフラグが「ON」でないと判断したときは、ST6に移行して、現在入力パッド24で検出している座標位置が、図1に示す第1の操作領域20aであるか否かを監視する。ST6において、指が触れているのが第1の操作領域20aすなわちスペースキー入力領域25であると判断すると、ST7に移行し、左パーム検出部31と右パーム検出部32の双方の検出フラグが共にONであるか否かを監視する。双方の検出フラグが共にONであるとき、すなわち左右の手が共にキーボード入力装置を操作する姿勢であると判断したときは、ST8に移行して、スペースキーダウンフラグを「ON」にする。このとき、ST9においてパッド用ドライバソフト55の処理部からキーボード用ドライバソフト45の処理部へキー入力信号が通知され、さらにST10においてキー入力信号がOS46に通知される。スペースキーダウンフラグが「ON」になると、次のポーリングでは、ST4からST17に移行し、パッド用ドライバソフト55の処理では、入力パッド24上での指の操作により生成される座標検出データを無視し、スペースキー入力信号のみを有効とする。
検出スイッチ22がONで、且つスペースキーダウンフラグとマウスボタンダウンフラグが共に「ON」でないときに、前記ST6において、入力パッド24において指が触れているのが、第1の操作領域20aではないと判断されると、ST11に移行し、指が触れているのが指定領域、すなわちLキー入力部27またはRキー入力部28であるか否か判断する。指が触れているのが指定領域であると判断したらST12に移行し、マウスボタンダウンフラグを「ON」にする。そしてST13に移行し、パッド用ドライバソフト55の処理部において、入力パッド24で指が触れている座標領域を分析し、Lキー入力部27に指が触れていると判断したら、ST14に移行して、パッド用ドライバソフト55においてOS46に左クリック信号を通知する。ST13において、指が触れているのがRキー入力部28であると判断したときには、ST14において、OS46に右クリック信号を通知する。
次に、ST6において、入力パッド24に指を触れているのが第1の操作領域20aではないと判断され、ST11において、指が触れているのが指定領域(Lキー入力部27またはRキー入力部28)でないと判断したとき、すなわち、指が触れているのがパッド入力部26であると判断したときは、ST15に移行し、マウスボタン(Lキー入力部27、Rキー入力部28)の動作状態を更新せず、すなわち、このときはマウスボタンが操作されていないと判断する。このときはST13に移行し、パッド入力部26で指が触れている座標位置を検出し、ST14でOS46に通知される。この場合は、パッド用ドライバソフト55からOS46に通常のパッド入力信号が与えられ、指の操作で、画面に表示されているポインタなどを移動させることができる。
また、前記ST6で、入力パッド24の指を触れている領域が第1の操作領域20aであると判断され、しかもST7において、左パーム検出部31と右パーム検出部32の双方が共に手を検出していないと判断した場合、すなわち、両手が操作盤に触れていないかまたは一方の手のみが操作盤に触れていると判断した場合は、ST15に移行する。ここでは、マウスボタンの動作状態を更新することなくST13に移行する。ST13では、指が触れている場所の座標位置が検出され、ST14において、OS46へパッド入力信号が与えられる。
また、前記ST5において、検出スイッチ22が「ON」のときに、マウスボタンダウンフラグがONであると判断すると、ST16に移行する。これは、前回もポーリングにおいて既にマウスボタン入力信号がOS46に与えられているときであるため、マウスボタンの動作状態をそのまま維持し、ST13において、指がLキー入力部27に触れているか、Rキー入力部28に触れているかを判断し、パッド用ドライバソフト55からOS46に左クリック信号または右クリック信号を通知する。
次に、前記ST3において、検出スイッチ22が「OFF」の状態であるときは、次の制御フローが実行される。
ST18では、現在スペースキーダウンフラグが「ON」であるか否かを判断し、「ON」であるとき、すなわち前回のポーリングでスペースキー入力信号がOS46に与えられていたときには、ST19に移行し、パッド用ドライバソフトの処理部で、スペースキー入力が解除されたと判断し、スペースキーダウンフラグを「OFF」にし、ST20において、これをパッド用ドライバソフト55の処理部からキーボード用ドライバソフト45の処理部に通知し、ST21においてOS46に通知する。そしてST22に移行する。
ST18においてスペースキーダウンフラグが「OFF」であるとき、すなわち、OS46にスペースキー入力信号が与えられていないときには、ST22に移行し、マウスボタンダウンフラグが「ON」であるか否かを監視する。マウスボタンダウンフラグが「ON」であったとき、すなわち前回のポーリングで、OS46に左クリック信号または右クリック信号が与えられていたときには、ST23に移行し、パッド用ドライバソフト55の処理部で、Lキー入力部27またはRキー入力部28の操作に基づくマウスボタン入力が解除されたと判断し、マウスボタンフラグを「OFF」にする。そして、ST24に移行し、パッド用ドライバソフト55の処理部で、入力パッド24上での指の操作位置を座標検出データに基づいて分析し、ST25でパッド入力信号を生成してOS46に通知する。
ST22において、マウスボタンダウンフラグで「OFF」であると判断すると、ST26で、指が触れているのが入力パッド24の第1の操作領域20aであるか否かを判断する。指が触れているのが第1の操作領域20aではない場合は、ST27に移行し、マウスボタンの現在の状態を更新することなく、ST24に移行し、指が触れている場所の座標検出を行い、パッド入力信号が生成されてST25でOS46に通知される。また、ST26において、指が触れているのが第1の操作領域20aではなく第2の操作領域20bのいずれかであると判断したときには、ST28に移行する。ST28において、左パーム検出部31と右パーム検出部32の相当が共に手を検出している状態ではないこと、すなわち、両手が操作盤から離れているか、片手のみ操作盤に触れているときには、ST27に移行し、さらにST24とST25に移行して、パッド入力信号がOS46に与えられる。
前記ST28において、左パーム検出部31と右パーム検出部32の双方が共に手を検出している状態のときは、ST29に移行し、パッド用ドライバソフト55の処理動作では、入力パッド24からの座標検出信号を無視する。
上記制御処理では、スペースキー入力信号がOS46に与えられると、パーソナルコンピュータの表示部の画面に表示されている文字列にスペースを形成するなどの処理が行われる。パッド入力信号がOS46に与えられると、画面に表示されてポインタを移動させるなどの処理が行われる。右クリック信号や左クリック信号がOS46に与えられると、パッド用ドライバソフト55とOS46とで予め設定された信号処理に基づいて、メニュー画面のオープン処理、プログラムの起動処理などが行われる。
図7に示す制御処理では、左パーム検出部31と右パーム検出部32の双方が、手がキーボード入力装置10を操作している姿勢であることを検知し、このときに検出スイッチ22がONになると、指が触れているのが第1の操作領域20aであれば、スペースキー入力信号がOS46に与えられる。また、検出スイッチ22がONであり、指が触れているのがLキー入力部27またはRキー入力部28であれば、左パーム検出部31と右パーム検出部32が手を検出しているか否かにかかわらず、左クリック信号または右クリック信号を出力する。検出スイッチ22がONのときに、両手が操作盤から離れ、あるいは一方の手のみが操作盤上に置かれているときには、第1の操作領域20aとパッド入力部26の双方で、座標データを入力することができる(パッド入力信号を与えることができる)。なお、検出スイッチ22がONであるときに、手が触れているのが、第1の操作領域25ではなく、またLキー入力部27やRキー入力部28ではなく、パッド入力領域26であると判断したときに、検出スイッチ22の検出出力を無視し、且つ入力パッド24からの座標検出データを無視してもよい。
また、検出スイッチ22がOFFのときには、左パーム検出部31と右パーム検出部32の双方が、手がキーボード入力装置10を操作している姿勢であることを検知しているときには、入力パッド24での座標データの入力が無視され、両手が操作盤から離れ、あるいは一方の手のみが操作盤上に置かれているときには、入力パッド24の全面を座標データの入力、すなわちパッド入力信号の生成のために使用することができる。
次に、図3に示す第2の実施の形態の入力装置101を使用した第1の制御動作、すなわち左パーム検出部31と右パーム検出部32からの検知出力を使用した制御動作を説明する。
この入力装置101では、指定領域である区画29を操作したときの動作モードが2種類存在する。第1の設定モードは、区画29に示された矢印表示29aに従う入力である。この入力は、通常のキーボード入力装置に設けられている上下左右方向を示すキーボード矢印キーを操作したときの入力と同じである。第2の設定モードは、区画29において9つに区画されて数字表示29bに従う入力である。このときの入力は、テンキー入力として認識される。
前記区画29での入力情報を、前記2種のどちらの設定モードで行うかは、環境設定において、パッド用ドライバソフト55を起動し、その管理画面を表示画面に表示させて、入力設定することで決められる。
図3に示す第2の実施の形態の入力装置101を使用した制御動作は、図7の制御フローにおいて、マウスボタン(Lキー入力部27とRキー入力部28)を、区画29の操作に置き換えたものであり、図7のマウスボタンダウンフラグを、区画29の操作フラグに置き換えたものに相当する。
図7のST6において、入力パッド24上で指を触れている箇所が第1の操作領域20aであると判断し、ST7において、左パーム検出部31と右パーム検出部32が共に手のひらを検出しているときには、ST8に移行して、スペースキーダウンフラグをONにする。
ST6において、指を触れているのが第1の操作領域20aではないと判断され、ST11において、指が触れているのが区画29内であると判断すると、ST12において、区画29の操作フラグをONにし、ST13において、指が区画の29内のどの位置であるかを検出する。
パッド用ドライバソフト55が第1の設定モードで動作しているときに、検出スイッチ22がONであり、且つST13において、区画29内の矢印表示29aされている領域に指が触れたことが検出されると、パッド用ドライバソフト55の処理部からキーボード用ドライバソフト45の処理部に通知され、キーボード用ドライバソフト45から、上下左右または斜め上下へのキーボード矢印キーの操作がなされたのと同じ入力信号がOS46に与えられる。上方に向く矢印が表示された領域が操作されると、例えば画面に表示されている文字列が上方へ移動し、下方に向く矢印が表示された領域が操作されると、例えば画面に表示されている文字列が下方へ移動する。あるいは、プルダウンメニューの上方への順次選択、または下方への順次選択などが行われる。左右に向く矢印が表示された領域が操作されると、例えば、画面に表示されている文字列内での文字の選択位置が左右に順次移動する。またはメニュー画面でのメニューが左右に順次選択される。また、上下斜めに向く矢印が表示されている領域に指が触れたと判断されると、画面に表示されている画像が斜めに移動するなどの制御が行われる。
パッド用ドライバソフト55が第2の設定モードで動作しているときには、検出スイッチ22がONであり、且つST13において、区画29内の数字表示29bを有する区分内に指が触れたことが検出されると、パッド用ドライバソフト55からキーボード用ドライバソフト45に通知され、キーボード用ドライバソフト45からOS46にテンキーを操作したのと同じ入力信号が与えられる。このテンキー入力により、画面に数字が表示され、あるいは数字を用いた計算が行われる。
また、検出スイッチ22がONになっていないときの動作は、図7のフローチャートに示す制御動作と同じである。検出スイッチ22がOFFであり、且つパーム検出部31,32において、いずれの手も検出されていないとき、あるいは一方の手のみを検出しているときには、ST24において大型キー21に設けられている入力パッド24の全領域が、座標入力領域(パッド入力領域)として使用され、OS46にパッド入力信号が通知される。入力パッド24の全ての領域をパッド入力領域として使用することにより、複合入力部20の面積が小さくても、座標入力操作を行いやすくなる。
図8は本発明の参考例である入力装置201を示す平面図、図9は図8のIX−IX線での断面図である。
この入力装置201では、キーボード入力装置10に「アルファベット」などが表示された入力キー11とともに、最も手前のキー列内に細長いスペース入力キー15が設けられている。図9に示すように、キーボード入力装置10では、基板2上に、各入力キー11によって出力が切換えられるキースイッチ12とともに、スペース入力キー15によって出力が切換えられるスペースキースイッチ16が設けられている。この入力装置201では、スペース入力キー15がキーボード入力装置10内に設けられており、このスペース入力キー15は通常のキーボード入力装置と同様に、スペースキー入力のみに使用される。
キーボード入力装置10の手前側には、静電容量式の入力パッド24が設けられている。この入力24は基台2上などに固定されて設けられており、図1ない図4に示された大型キー21や検出スイッチ22は設けられていない。
この入力装置201においても、入力パッド24の表面のカバーに、印刷や着色が施されている。そして、図1に示す第1の実施の形態と同様に、入力パッド24の表面に、パッド入力部26と、指定領域であるLキー入力部27およびRキー入力部28が表示されている。あるいは、図3に示す第2の実施の形態と同様に、入力パッド24の表面に、指定領域である区画29が表示されており、さらに矢印表示29aと数字表示29bが設けられている。
また、図8に示すように、前記入力パッド24の左右両側には、左パーム検出部31と右パーム検出部32が設けられている。
図8と図9に示す入力装置201の制御回路は、図6に示した第1の実施の形態の入力装置1および第2の実施の形態の入力装置101の制御回路と実質的に同じであり、その相違は、検出スイッチ22が設けられていない点のみである。
図10は、前記入力装置201の制御動作を示すフローチャートである。
この制御動作では、ST41において、入力パッド24から座標検出信号が得られると、ST42において、左パーム検出部31と右パーム検出部32の各々について手の検出結果をパーム検出フラグに保存する。
ST43では、左パーム検出部31と右パーム検出部32の検出出力を監視する。ST43において、左パーム検出部31と右パーム検出部32の少なくとも一方が手を検出していると判断したST44において、入力パッド24のどの位置に指が触れているかを分析する。ST44において、指が触れているのが指定領域であると判断したときに、ST45でその指定領域に対応する入力信号を生成し、ST46でOSに通知される(ST25)。
指定領域が図1に示したのと同じLキー検出部27とRキー検出部28である場合には、この検出部に指が触れたと判断したときに、第1の実施の形態と同様に、スイッチ信号であるLキー入力信号やRキー入力信号がOSに与えられる。指定領域が図3に示す区画29と同じであるときには、どの区分に指が触れているかが検出され、矢印表示29aや数字表示29bに対応したスイッチ信号がOSに与えられる。
ST43において、左パーム検出部31と右パーム検出部32のいずれにおいても手が検出されていないときは、ST47に移行し、入力パッド24の表面の全域を座標検出領域として使用し、ST48において、座標検出位置を分析して座標データを生成し、ST49でOS46に座標データを含むパッド入力信号が与えられる。
なお、ST43において、右パーム検出部31と左パーム検出部32の双方が手を検出し、
両手がキーボード入力装置10を操作する姿勢であると認識されたときにST44に移行し、右パーム検出部31と左パーム検出部32の双方が共に手を検出していないとき、または右パーム検出部31と左パーム検出部32の一方のみが手を検出しているときに、ST47に移行してもよい。
本発明の第1の実施の形態の入力装置を示す平面図、 図1の入力装置のII−II線での断面図、 本発明の第2の実施の形態の入力装置を示す平面図、 本発明の入力装置の変形例を示す断面図、 本発明の入力装置の変形例を示す断面図、 入力装置の回路構成を示すブロック図、 第1の実施の形態および第2の実施の形態の入力装置の制御動作を示すフローチャート、 本発明の参考例の入力装置を示す平面図、 図8の入力装置のIX−IX線での断面図、 参考例の入力装置の制御動作を示すフローチャート、
符号の説明
1,201 入力装置
2 基板
10 キーボード入力装置
11 入力キー
12 キースイッチ
15 スペース入力キー
16 スペースキースイッチ
20 複合入力部
20a 第1の操作領域
20b 第2の操作領域
21 大型キー
22 検出スイッチ
23 支持軸
24 入力パッド
25 スペースキー入力領域
26 パッド入力部
27 Lキー入力部
28 Rキー入力部
29 区画
29a 矢印表示
29b 数字表示
31 左パーム検出部
32 右パーム検出部

Claims (7)

  1. 複数の入力キーを有するキーボード入力装置と、静電容量の変化により手の接触を検出する入力パッドと、を有する入力装置において、
    前記入力パッドは、前記キーボード入力装置の手前側に配置され、前記入力パッドが押されたことを検出する検出スイッチと、前記入力パッドの外側に配置されて前記キーボード入力装置を操作する姿勢となった手を検出するパーム検出部と、前記パーム検出部が手を検出しているときと、検出していないときとで、前記入力パッドの検出出力に基づいて異なる入力信号を生成するデータ処理部が設けられており、
    前記データ処理部では、前記パーム検出部で両手が検出され、前記入力パッド上で予め設定された領域に手が触れていると判断され、且つ前記検出スイッチによって前記入力パッドが押されたことが検出されているときに、前記領域に予め割り振られた入力信号が生成され、
    前記パーム検出部で両手が検出されておらず、前記入力パッドの前記領域に手が触れていると検出されたときに、前記検出スイッチの出力にかかわらず、前記入力パッド上で手が触れている位置を表す座標情報を含むパッド入力信号が生成されることを特徴とする入力装置。
  2. 予め設定された領域はスペースキー入力部であり、予め割り振られた入力信号は、スペース入力信号である請求項記載の入力装置。
  3. 複数の入力キーを有するキーボード入力装置と、静電容量の変化により手の接触を検出する入力パッドと、を有する入力装置において、
    前記入力パッドは、前記キーボード入力装置の手前側に配置され、前記入力パッドが押されたことを検出する検出スイッチと、前記入力パッドの外側に配置されて前記キーボード入力装置を操作する姿勢となった手を検出するパーム検出部と、前記パーム検出部が手を検出しているときと、検出していないときとで、前記入力パッドの検出出力に基づいて異なる入力信号を生成するデータ処理部とが設けられており、
    前記データ処理部では、前記パーム検出部で両手が検出されているときと両手が検出されていないときの双方において、前記入力パッド上で予め設定された領域に手が触れていると判断され、且つ前記検出スイッチによって前記入力パッドが押されたことが検出されたときに、前記領域に予め割り振られた入力信号が生成され、
    前記パーム検出部で両手が検出されておらず、前記入力パッドの前記領域に手が触れていると検出され、且つ前記検出スイッチによって前記入力パッドが押されていると検出されていないときに、前記入力パッド上で手が触れている位置を表す座標情報を含むパッド入力信号が生成されることを特徴とする入力装置。
  4. 予め設定された領域は、複数の方向入力部であり、予め割り振られた入力信号は、複数の前記方向入力部のそれぞれに対応する方向指示信号である請求項記載の入力装置。
  5. 予め設定された領域は、複数のテンキー入力部であり、予め割り振られた入力信号は、複数のテンキー入力部のそれぞれに対応する数字指示信号である請求項記載の入力装置。
  6. 前記スペース入力部が、前記キーボード入力装置を構成する入力キーの配列内に位置している請求項記載の入力装置。
  7. 前記パーム検出部で両手が検出されていないときは、前記入力パッドの検知領域の全域が座標検出領域として使用されて、前記入力パッド上で手が触れている位置を表す座標情報を含むパッド入力信号が生成される請求項1ないし6のいずれかに記載の入力装置。
JP2006300521A 2006-11-06 2006-11-06 入力装置 Expired - Fee Related JP4366393B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006300521A JP4366393B2 (ja) 2006-11-06 2006-11-06 入力装置
US11/934,412 US8077057B2 (en) 2006-11-06 2007-11-02 Input device with palm detecting unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006300521A JP4366393B2 (ja) 2006-11-06 2006-11-06 入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008117212A JP2008117212A (ja) 2008-05-22
JP4366393B2 true JP4366393B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=39503070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006300521A Expired - Fee Related JP4366393B2 (ja) 2006-11-06 2006-11-06 入力装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8077057B2 (ja)
JP (1) JP4366393B2 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8441450B2 (en) * 2008-09-30 2013-05-14 Apple Inc. Movable track pad with added functionality
JP5358392B2 (ja) * 2009-10-21 2013-12-04 アルプス電気株式会社 入力処理装置
US8226482B2 (en) 2009-10-26 2012-07-24 Laufgraben Eric Systems and methods for electronic discovery
US9019207B1 (en) * 2010-09-28 2015-04-28 Google Inc. Spacebar integrated with trackpad
US8754854B1 (en) 2010-09-28 2014-06-17 Google Inc. Keyboard integrated with trackpad
DE102011075276B4 (de) * 2011-05-04 2015-10-08 Ident Technology Ag Kapazitive Sensoreinrichtung sowie Verfahren zum Betrieb einer Eingabeeinrichtung
JP5417460B2 (ja) 2012-01-06 2014-02-12 株式会社東芝 入力受付ユニットおよび電子機器
US9632612B2 (en) 2012-02-23 2017-04-25 Parade Technologies, Ltd. Circuits, systems, and methods for processing the proximity of large objects, including large objects on touch screens
JP5868727B2 (ja) 2012-03-02 2016-02-24 アルプス電気株式会社 可動式タッチパッドを備えた入力装置
US9250754B2 (en) 2012-09-27 2016-02-02 Google Inc. Pressure-sensitive trackpad
US9436304B1 (en) 2013-11-01 2016-09-06 Google Inc. Computer with unified touch surface for input
CN112130711A (zh) 2014-09-30 2020-12-25 苹果公司 用于电子设备的可配置的力敏输入结构
JP6033825B2 (ja) * 2014-11-18 2016-11-30 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 入力装置及び電子機器
TWI588734B (zh) * 2015-05-26 2017-06-21 仁寶電腦工業股份有限公司 電子裝置及其操作方法
US10409412B1 (en) * 2015-09-30 2019-09-10 Apple Inc. Multi-input element for electronic device
TWI649686B (zh) 2015-09-30 2019-02-01 美商蘋果公司 具有適應性輸入列之鍵盤
US10963159B2 (en) * 2016-01-26 2021-03-30 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Virtual interface offset
US9898153B2 (en) 2016-03-02 2018-02-20 Google Llc Force sensing using capacitive touch surfaces
US10331319B2 (en) * 2016-06-29 2019-06-25 Adobe Inc. Objects alignment and distribution layout
US10318065B2 (en) 2016-08-03 2019-06-11 Apple Inc. Input device having a dimensionally configurable input area
US10871860B1 (en) 2016-09-19 2020-12-22 Apple Inc. Flexible sensor configured to detect user inputs
US10234985B2 (en) * 2017-02-10 2019-03-19 Google Llc Dynamic space bar
US10732743B2 (en) 2017-07-18 2020-08-04 Apple Inc. Concealable input region for an electronic device having microperforations
US10732676B2 (en) 2017-09-06 2020-08-04 Apple Inc. Illuminated device enclosure with dynamic trackpad
IL277247B1 (en) * 2018-04-24 2024-03-01 Supersonic Imagine Ultrasound imaging system
US11126283B2 (en) * 2019-06-05 2021-09-21 Apple Inc. Systems, methods, and computer-readable media for handling user input gestures on an extended trackpad of an electronic device
KR20230175067A (ko) * 2022-06-22 2023-12-29 삼성전자주식회사 외부 객체의 접촉에 따른 지정된 기능을 실행하는 전자 장치 및 방법

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW274598B (en) * 1994-11-15 1996-04-21 Alps Electric Co Ltd Coordinate input device for pen of finger tip
US6054979A (en) * 1996-08-21 2000-04-25 Compaq Computer Corporation Current sensing touchpad for computers and the like
US7256770B2 (en) * 1998-09-14 2007-08-14 Microsoft Corporation Method for displaying information responsive to sensing a physical presence proximate to a computer input device
US6560612B1 (en) * 1998-12-16 2003-05-06 Sony Corporation Information processing apparatus, controlling method and program medium
US6757002B1 (en) * 1999-11-04 2004-06-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Track pad pointing device with areas of specialized function
JP3909230B2 (ja) * 2001-09-04 2007-04-25 アルプス電気株式会社 座標入力装置
CN100383713C (zh) * 2004-12-31 2008-04-23 联想(北京)有限公司 一种便携式电子设备的信息输入装置及控制方法
US20070188474A1 (en) * 2006-02-16 2007-08-16 Zaborowski Philippe S Touch-sensitive motion device

Also Published As

Publication number Publication date
US20080266143A1 (en) 2008-10-30
JP2008117212A (ja) 2008-05-22
US8077057B2 (en) 2011-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4366393B2 (ja) 入力装置
JP4729433B2 (ja) 入力装置
JP7411007B2 (ja) 統合インタフェースシステムを備えたデバイス
CN105359065B (zh) 提供附加功能和各功能预览的多功能按键
US10585493B2 (en) Touch sensitive mechanical keyboard
US5767457A (en) Apparatus and method for audible feedback from input device
US8537115B2 (en) Ambidextrous mouse
US20060256090A1 (en) Mechanical overlay
JP2009527041A (ja) コンピューティングシステムにデータを入力するシステム及び方法
JP5667002B2 (ja) コンピュータの入力装置および携帯式コンピュータ
EP2534561B1 (en) Computer keyboard with integrated an electrode arrangement
JP2006004453A (ja) タッチ操作型コンピュータ
WO2001029815A1 (en) Improved kiosk touchpad
EP3190482B1 (en) Electronic device, character input module and method for selecting characters thereof
WO2004010276A1 (ja) 情報表示入力装置及び情報表示入力方法、並びに情報処理装置
JP4497734B2 (ja) データ入力装置、および、その動作方法
CN101324812A (zh) 一种人机交互装置、电子设备及输入方法
JP4408429B2 (ja) 入力装置
US10804897B2 (en) Touch-sensitive keypad control device
US8411037B2 (en) Keyboard with touch sensitive zones and corresponding computer user interface
JP2009258946A (ja) 静電容量式タッチセンサ
US20220398001A1 (en) Keyboard
US20150261354A1 (en) Input device and input method
JP5238586B2 (ja) 入力装置
JP2008140211A (ja) 入力部の制御方法とそれを用いた入力装置および電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090707

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090811

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090824

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4366393

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees