JP5729772B2 - 高速自動製凾機における圧着痕防止用のブランク間隔制御装置およびその制御方法 - Google Patents

高速自動製凾機における圧着痕防止用のブランク間隔制御装置およびその制御方法 Download PDF

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この発明は、高速自動製凾機における圧着痕防止用のブランク間隔制御装置およびその制御方法に関するものである。
高速自動製凾機の製凾本機にて折立て・糊付け・折込みされた製凾ブランクは糊付けを安定固着させるための圧着コンベア間に順次等間隔にずれ重ねられ、ブランク同士の重なりずれをすべて均一にして圧着により生ずる圧着痕を軽減させるようにしているが、圧着コンベア内で製凾されたブランクを重ねる関係から製凾本機と圧着コンベア間に大きな速度差があって圧着コンベアにおける重なり度合の変更を両者の速度調整により行うことは難しい。そこで圧着コンベアにおける重なり位置のずれ調整は製凾本機上で搬送されるブランク間の間隔を調整すること、すなわちブランクの自動給紙機から製凾本機に送り込まれるブランクの速度調整によって行われている。
従来の自動給紙機は製凾本機と動力源を同じくして製凾本機の回転動力を自動給紙機に伝導する無端ベルトの掛り位置を無段階調節する調整ダイアルの操作によりブランクの供給速度を微調整して供給するブランク間の間隔を調節しているが、この調整ダイアルの微調整操作は熟練者でも非常に難しく且つ調整に長い時間を要していた。また、最適と判断された供給間隔の調整ができた後でも、圧着コンベアの入口でブランクが滑ったり曲がったりして重なり度合が均等にならないことが生じていた。
また近年、包装材の商品価値を高めるための使用されるようになったプラスチック製の透明凾や特殊な表面加工を施した紙製のブランクの場合には従来のブランクに較べて圧着痕が目立ちやすいため、より精度の高い重なり度合の調整が求められているという問題がある。
そこで本願出願人は1つの解決策として特開2001―96642号公報にて高速自動製凾機のブランクの供給ライン上にブランクの挟み圧を解いた区間を設け、検知信号によりタイミングを計って出没する2点ストッパにて挟み圧の解かれたブランクの歪み,曲がりを正しく補正するとともに等間隔揃えにしてブランクを製凾ラインに等間隔にて送るようにし、ブランク間の間隔の大小調整はストッパのタイミング設定により行うようにすることを提案した。
特開2001―96642号公報
しかしながら、該公報の発明は上記の構造上長い供給ラインを必要とするために狭い環境に設置されている自動製凾装置に組付けることができないという課題がある。
本発明は、製凾用のブランクを1枚ずつ自動供給する自動給紙機と、供給されたブランクを受取り搬送しつつ折立て・糊付け・折込み製凾する製凾本機と、製凾されたブランクを順次重ね圧着してブランクの糊付け状態を安定させる圧着コンベアとからなる高速自動製凾機において、該自動給紙機のブランクの供給速度と製凾本機のブランクの搬送速度を各別に管理制御して製凾本機のブランクの搬送速度に対する自動給紙機のブランクの供給速度の減速比率を変更するブランクの供給速度変更手段を設け、供給速度の調節により製凾本機に供給し搬送製凾されるブランク間の間隔を大小して圧着コンベアにおけるブランクの重ね度合を調整して圧着痕の発生を防止するようにして、かかる課題を解決したのである。
本発明は、製凾本機のブランクの搬送速度に対する自動給紙機のブランクの供給速度の減速比率を変更するだけで搬送製凾されるブランク間の間隔を調整することができるので、圧着コンベアにおける各種ブランクに最適な重なり位置を素早く且つ精度高く調整し得て、ブランクの圧着痕の発生を防止することができるという効果を生ずる。
構造簡単にして供給ラインに長さを要しないので、新規から既存のあらゆる自動製凾機に組付けることができるという効果を生ずる。
経験に基づく職人的な作業を要しないので、未熟な作業者にも容易に且つ正確に操作することができて安定した製品づくりを可能にするという効果を生ずる。
実施例の説明正面図 (a)(b)はコントローラによる供給速度変更操作によって搬送ベルト上での間隔が調節され、圧着コンベアでの重なり度合が調整された状態を示す説明図
本発明は、製凾用のブランクを1枚ずつ自動供給する自動給紙機と、供給されたブランクを受取り搬送しつつ折立て・糊付け・折込み製凾する製凾本機と、製凾されたブランクを順次重ね圧着してブランクの糊付け状態を安定させる圧着コンベアとからなる高速自動製凾機において、該自動給紙機のブランクの供給速度と製凾本機のブランクの搬送速度を各別に管理制御して製凾本機のブランクの搬送速度に対する自動給紙機のブランク供給速度の減速比率を変更するブランクの供給速度変更手段を設け、ブランクの供給速度の調節により製凾本機に供給し搬送されるブランク間の間隔を大小して圧着コンベアにおけるブランクの重ね度合を調整して圧着痕の発生を可及的に防止するようにしたことを特徴とする。
図1乃至図2は本発明の実施例を示すもので、高速自動製凾機1は紙製またはプラスチック製などの断裁した製凾用のブランクBを積層して下から1枚ずつフィーターベルト2a上に繰り出す自動給紙機2と、フィーダーベルト2aから咥え受けしたブランクBを搬送ベルト3aで搬送しつつフラップ,糊代等を折立て、糊付け,折込み接着等の製凾工程を行う製凾本機3と、製凾されたプランクBを一定間隔で位置ずれさせながら順次重ね受けして圧着する圧着コンベア4とからなる。

給紙機2と製凾本機3はACサーボモータ等の回転可変機構付きモータМ1とМ2とにて各別に稼働するようにする。5はモータМ1,М2に接続してそれぞれを制御管理することができるコントローラで、モータМ1,М2の回転速度をそれぞれ自動給紙機2のブランクBの供給速度と製凾本機3のブランクBの搬送速度に換算して表示する供給速度表示部5aと搬送速度表示部5bとともに搬送速度に対する供給速度の減速比率表示部5cを有し、減速比率表示部5cの側方に減速比率を変更するための上下操作ボタン5dを備えている。
ブランクBの種類・工程数等に応じて製凾本機3のブランクBの搬送速度を設定するとその速度はコントローラ5の搬送速度表示部5bに表示される。そして図2(a)(b)に示すようにブランクBの供給速度を上下操作ボタン5dの操作にて例えば製凾本機3の搬送速度50mに対して減速比率を70%に設定すると供給速度は35mとなり、減速比率を82%に設定すると供給速度は41mとなるように即時に変更されるのである。
圧着コンベア4において順次重ね圧着される製凾されたブランクBの重なりずれ幅の大小は搬送製凾される各ブランクB,B間の間隔により決定されるので、減速比率を小にするとブランクのBーの供給速度が遅くなり搬送製凾される各ブランクB間の間隔は広くなって圧着コンベア4における重なり位置のずれ幅は大となる。逆に減速比率を大にするとブランクBの供給速度が速くなり搬送されるブランクB間の間隔は狭くなって圧着コンベア4での重なり位置のずれ幅を小さくすることができる。圧着コンベア4内での重なり位置のずれ幅の大小の調整によって重なり角度もかわるので、製凾されるブランクBの形状,素材等の種類,大きさによって圧接力を最適に分散させて圧着痕の発生を防止することができる。
圧着コンベア4への重ね受け時に滑りやすい素材,特殊な表面加工の有無、素材の厚薄,折込み部の重ね枚数の相違などのほか、紙素材において搬送方向に対して紙目が横方向である時はずれを小さく調整し、縦方向である場合にはずれ幅を大きくするなど各種のブランクBに応じて圧着痕の発生を防止しまたは大いに軽減することができる。調整は操作ボタンによる減速比率の数値入力とするので、従来の伝導ベルトの調整ダイアルを操作するような経験を要せずして誰もが迅速正確に調整することができることとなる。
本発明は、自動製凾機における圧着痕の発生を防止する調整を誰にでも簡易迅速且つ正確に行えようにして、また狭い場所に設置されている既存の自動製凾機にも組付けることができるものとして広く利用されるものである。
1は高速自動製凾機
2は自動給紙機
2aはフィーダーベルト
3は製凾本機
3aは搬送ベルト
4は圧着コンベア
5はコントローラ
5aはブランクの供給速度表示部
5bはブランクの搬送速度表示部
5cはブランクの減速比率表示部
5dは上下操作ボタン
Bは製凾用のブランク
М1は給紙機の回転可変機能付きモータ
М2は製凾本機の回転可変機能付きモータ

Claims (2)

  1. 製凾用のブランクを1枚ずつ自動供給する自動給紙機と、供給されたブランクを受取り搬送しつつ折立て・糊付け・折込み製凾する製凾本機と、製凾されたブランクを順次重ね圧着してブランクの糊付け状態を安定させる圧着コンベアとからなる高速自動製凾機において、該自動給紙機のブランク供給速度と製凾本機によるブランクの搬送速度を各別に管理制御して製凾本機のブランクの搬送速度に対する自動給紙機のブランクの供給速度の減速比率を変更するブランク供給速度変更手段を設け、ブランク供給速度の調節により製凾本機に供給し搬送製凾されるブランク間の間隔を大小して圧着コンベアにおけるブランクのずれ重ね度合を調整して圧着痕の発生を防止するようにしたことを特徴とする高速自動製凾機における圧着痕防止用のブランク間隔制御装置。
  2. 自動給紙機から供給される製凾用のブランクを受取り搬送しつつ折立て・糊付け・折込み製凾する製凾本機を経て圧着コンベアにて製凾されたブランクを順次重ね圧着する自動製凾方法において、ブランクの供給速度をブランクの搬送速度に対して減速比率を変更して搬送製凾するブランク間の間隔を大小して圧着コンベアにおけるブランクのずれ重ね度合を調整して圧着痕の発生を防止するようにしたことを特徴とする高速自動製凾機における圧着痕防止用のブランク間隔制御方法。
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