JP5728592B1 - 電子機器および手書き入力方法 - Google Patents

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Abstract

実施形態によれば、第1モードにおいては、電子機器は、画面上の第1オブジェクトの動きに応じて第1センサから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを前記画面上に表示可能であり、前記画面上の第2オブジェクトの動きに応じて第2センサから入力されるイベント群に基づいて、前記画面上の前記第2オブジェクトのジェスチャ操作に対応する第1処理を実行可能である。第2モードにおいては、電子機器は、前記画面上の前記第2オブジェクトの動きに応じて前記第2センサから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを前記画面上に表示可能である。前記電子機器は、前記第2モードにおいて前記第1センサから第1のイベントが入力されたことに応答して、入力モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替える。

Description

本発明の実施形態は、手書き文書を処理する技術に関する。
近年、タブレット、PDA、スマートフォンといった種々の電子機器が開発されている。この種の電子機器の多くは、ユーザによる入力操作を容易にするために、タッチスクリーンディスプレイを備えている。
ユーザは、タッチスクリーンディスプレイ上に表示されるメニューまたはオブジェクトを指などでタッチすることにより、これらメニューまたはオブジェクトに関連づけられた機能の実行を電子機器に指示することができる。
しかし、タッチスクリーンディスプレイを備える既存の電子機器の多くは、画像、音楽、他の各種メディアデータに対する操作性を追求したコンシューマ向け製品であり、会議、商談、商品開発などのビジネスシーンにおける利用については必ずしも適していない場合がある。このため、ビジネスシーンにおいては、いまなお、紙の手帳が広く利用されている。
最近では、ペンによって文字等を入力するための入力モードと指等のタッチによって文字等を入力するための入力モードとを有する電子機器も開発されている。
特開平10−240442号公報
しかし、従来では、画面に対する指等の接触に応じて実行される動作を動的に変更するための技術については考慮されていないのが現状である。
本発明の一形態の目的は、手書き入力を容易に行うことができる電子機器および手書き入力方法を提供することである。
実施形態によれば、電子機器は、処理手段と、設定手段とを具備する。前記処理手段は、入力モードが第1モードである場合、画面上の第1オブジェクトの動きに応じて第1センサから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを前記画面上に表示可能であり、前記第1オブジェクトと異なる前記画面上の第2オブジェクトの動きに応じて前記第1センサと異なる第2センサから入力されるイベント群に基づいて前記画面上の前記第2オブジェクトのジェスチャ操作に対応する第1処理を実行可能である。前記処理手段は、前記入力モードが第2モードである場合、前記画面上の前記第2オブジェクトの動きに応じて前記第2センサから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを前記画面上に表示可能である。前記設定手段は、ユーザによって行われるユーザインタフェースの操作に応じて前記入力モードを前記第1モードまたは前記第2モードに設定する。前記処理手段は、前記ユーザインタフェースの操作によって前記入力モードが前記第2モードに設定されている状態で、前記画面に対する前記第1オブジェクトの接触に応じて前記第1センサから第1のイベントが入力された場合、前記入力モードを前記第2モードから前記第1入力モードに切り替える。
図1は実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。 図2は同実施形態の電子機器と外部装置との連携動作を示す図である。 図3は同実施形態の電子機器のタッチスクリーンディスプレイ上に手書きされる手書き文書の例を示す図である。 図4は同実施形態の電子機器によって記憶媒体に保存される、図3の手書き文書に対応する時系列情報を説明するための図である。 図5は同実施形態の電子機器のシステム構成を示すブロック図である。 図6は同実施形態の電子機器によって実行される、ペンを用いた手書き入力処理と指ジェスチャに対応する処理を説明するための図である。 図7はタッチ入力モードにおいて同実施形態の電子機器によって実行される手書き入力処理を説明するための図である。 図8は同実施形態の電子機器によって実行される、タッチ入力モードを自動的にオフする動作を説明するための図である。 図9は同実施形態の電子機器によって実行されるタッチ入力モード解除処理の手順を説明するためのフローチャートである。 図10は同実施形態の電子機器によって表示されるデスクトップ画面を示す図である。 図11は同実施形態の電子機器によって表示される設定画面を示す図である。 図12は同実施形態の電子機器によって表示されるノートプレビュー画面を示す図である。 図13は同実施形態の電子機器によって表示されるページ編集画面を示す図である。 図14はタッチ入力モードにおいて同実施形態の電子機器によって表示されるページ編集画面を示す図である。 図15は同実施形態の電子機器によって表示される検索ダイアログを示す図である。 図16は同実施形態の電子機器によって実行される手書きノートアプリケーションプログラムの機能構成を示すブロック図である。 図17は同実施形態の電子機器によって実行される手書き入力処理の手順を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、例えば、ペンまたは指によって手書き入力可能なペン・ベースの携帯型電子機器である。この電子機器は、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。以下では、この電子機器がタブレットコンピュータ10として実現されている場合を想定する。タブレットコンピュータ10は、タブレットまたはストレートコンピュータとも称される携帯型電子機器であり、図1に示すように、本体11とタッチスクリーンディスプレイ17とを備える。タッチスクリーンディスプレイ17は、本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
本体11は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ17には、フラットパネルディスプレイと、フラットパネルディスプレイの画面上のペンまたは指の接触位置を検出するように構成されたセンサとが組み込まれている。フラットパネルディスプレイは、例えば、液晶表示装置(LCD)であってもよい。センサとしては、例えば、静電容量方式のタッチパネル、電磁誘導方式のデジタイザなどを使用することができる。以下では、デジタイザとタッチパネルの2種類のセンサの双方がタッチスクリーンディスプレイ17に組み込まれている場合を想定する。
このタッチスクリーンディスプレイ17は、指を使用した画面に対するタッチ操作のみならず、ペン100を使用した画面に対するタッチ操作も検出することができる。ペン100は例えばデジタイザペン(電磁誘導ペン)であってもよい。
ユーザは、ペン100を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で手書き入力操作を行うことができる(ペン入力モード)。手書き入力操作中においては、画面上のペン100の動きの軌跡、つまり手書き入力操作によって手書きされるストローク(手書きストロークの軌跡)がリアルタイムに描画され、これによって手書きにより入力された複数のストロークが画面上に表示される。ペン100が画面に接触されている間のペン100の動きの軌跡が1つのストロークに相当する。手書きされた文字、手書きされた図形、手書きされた表、などに対応する多数のストロークの集合が手書き文書を構成する。
本実施形態では、この手書き文書は、イメージデータではなく、各ストロークの軌跡の座標列とストローク間の順序関係を示す時系列情報(手書き文書データ)として記憶媒体に保存される。この時系列情報の詳細は図4を参照して後述するが、この時系列情報は、複数のストロークが手書きされた順を示し、且つ複数のストロークにそれぞれ対応する複数のストロークデータを含む。換言すれば、この時系列情報は、複数のストロークにそれぞれ対応する時系列のストロークデータの集合を意味する。各ストロークデータは、ある一つのストロークに対応し、このストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)を含む。これらストロークデータの並びの順序は、ストロークそれぞれが手書きされた順序に相当する。
タブレットコンピュータ10は、記憶媒体から既存の任意の時系列情報を読み出し、この時系列情報に対応する手書き文書、つまりこの時系列情報によって示される複数のストロークを画面上に表示することができる。時系列情報によって示される複数のストロークも、手書きによって入力される複数のストロークである。
さらに、本実施形態のタブレットコンピュータ10は、ペン100を使用せずに、指で手書き入力操作を行うことが可能なタッチ入力モードも有している。タッチ入力モードが有効な場合、ユーザは、指を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で手書き入力操作を行うことができる。手書き入力操作中においては、画面上の指の動きの軌跡、つまり手書き入力操作によって手書きされるストローク(手書きストロークの軌跡)がリアルタイムに描画され、これによって手書きにより入力された複数のストロークが画面上に表示される。
タッチ入力モードは、画面上の指の動きに応じた手書き入力操作を一時的に可能にするための入力モードとして使用し得る。ユーザがペン100の持参を忘れた場合でもユーザはタッチ入力モードを有効にすることにより、指で手書き入力操作を行うことが出来る。
さらに、タブレットコンピュータ10は編集機能を有している。この編集機能は、「消しゴム」ツール、範囲選択ツール、および他の各種ツール等を用いたユーザによる編集操作に応じて、範囲選択ツールによって選択される表示中の手書き文書内の任意の手書き部分(手書き文字、手書きマーク、手書き図形、手書き表、等)を削除または移動することができる。またさらに、範囲選択ツールによって選択される手書き文書内の任意の手書き部分を、手書き文書を検索するための検索キーとして指定することもできる。またさらに、範囲選択ツールによって選択される手書き文書内の任意の手書き部分に対して、手書き文字認識/手書き図形認識/手書き表認識のような認識処理を実行することもできる。
本実施形態では、手書き文書は、1つまたは複数のページとして管理されうる。この場合、時系列情報(手書き文書データ)を1つの画面に収まる面積単位で区切ることによって、1つの画面に収まる時系列情報のまとまりを1つのページとして記録してもよい。あるいは、ページのサイズを可変できるようにしてもよい。この場合、ページのサイズは1つの画面のサイズよりも大きい面積に広げることができるので、画面のサイズよりも大きな面積の手書き文書を一つのページとして扱うことができる。1つのページ全体をディスプレイに同時に表示できない場合は、そのページを縮小してするようにしてもよいし、縦横スクロールによってページ内の表示対象部分を移動するようにしてもよい。
図2は、タブレットコンピュータ10と外部装置との連携動作の例を示している。タブレットコンピュータ10は、パーソナルコンピュータ1やクラウドと連携することができる。すなわち、タブレットコンピュータ10は、無線LANなどの無線通信デバイスを備えており、パーソナルコンピュータ1との無線通信を実行することができる。さらに、タブレットコンピュータ10は、インターネット上のサーバ2との通信を実行することもできる。サーバ2はオンラインストレージサービス、他の各種クラウドコンピューティングサービスを実行するサーバであってもよい。
パーソナルコンピュータ1はハードディスクドライブ(HDD)のようなストレージデバイスを備えている。タブレットコンピュータ10は、時系列情報(手書き文書データ)をネットワーク越しにパーソナルコンピュータ1に送信して、パーソナルコンピュータ1のHDDに記録することができる(アップロード)。タブレットコンピュータ10とパーソナルコンピュータ1との間のセキュアな通信を確保するために、通信開始時には、パーソナルコンピュータ1がタブレットコンピュータ10を認証するようにしてもよい。この場合、タブレットコンピュータ10の画面上にユーザに対してIDまたはパスワードの入力を促すダイアログを表示してもよいし、タブレットコンピュータ10のIDなどを自動的にタブレットコンピュータ10からパーソナルコンピュータ1に送信してもよい。
これにより、タブレットコンピュータ10内のストレージの容量が少ない場合でも、タブレットコンピュータ10が多数の時系列情報あるいは大容量の時系列情報を扱うことが可能となる。
さらに、タブレットコンピュータ10は、パーソナルコンピュータ1のHDDに記録されている任意の1以上の時系列情報を読み出し(ダウンロード)、その読み出した時系列情報によって示されるストロークをタブレットコンピュータ10のディスプレイ17の画面に表示することができる。この場合、複数の時系列情報それぞれのページを縮小することによって得られるサムネイルの一覧をディスプレイ17の画面上に表示してもよいし、これらサムネイルから選ばれた1ページをディスプレイ17の画面上に通常サイズで表示してもよい。
さらに、タブレットコンピュータ10が通信する先はパーソナルコンピュータ1ではなく、上述したように、ストレージサービスなどを提供するクラウド上のサーバ2であってよい。タブレットコンピュータ10は、時系列情報(手書き文書データ)をネットワーク越しにサーバ2に送信して、サーバ2のストレージデバイス2Aに記録することができる(アップロード)。さらに、タブレットコンピュータ10は、サーバ2のストレージデバイス2Aに記録されている任意の時系列情報を読み出して(ダウンロード)、その時系列情報によって示されるストロークそれぞれの軌跡をタブレットコンピュータ10のディスプレイ17の画面に表示することができる。
このように、本実施形態では、時系列情報が保存される記憶媒体は、タブレットコンピュータ10内のストレージデバイス、パーソナルコンピュータ1内のストレージデバイス、サーバ2のストレージデバイスのいずれであってもよい。
次に、図3および図4を参照して、ユーザによって手書きされたストローク(文字、図形、表など)と時系列情報との関係について説明する。図3は、ペン100などを使用してタッチスクリーンディスプレイ17上に手書きされる手書き文書(手書き文字列)の例を示している。
手書き文書では、一旦手書きによって入力される文字や図形などの上に、さらに別の文字や図形などが手書きによって入力されるというケースが多い。図3においては、「ABC」の手書き文字列が「A」、「B」、「C」の順番で手書きによって入力され、この後に、手書きの矢印が、手書き文字「A」のすぐ近くに手書きによって入力された場合が想定されている。
手書き文字「A」は、ペン100などを使用して手書きされる2つのストローク(「∧」形状の軌跡、「−」形状の軌跡)によって、つまり2つの軌跡によって表現される。最初に手書きされる「∧」形状のペン100の軌跡は例えば等時間間隔でリアルタイムにサンプリングされ、これによって「∧」形状のストロークの時系列座標SD11、SD12、…SD1nが得られる。同様に、次に手書きされる「−」形状のペン100の軌跡も等時間間隔でリアルタイムにサンプリングされ、これによって「−」形状のストロークの時系列座標SD21、SD21、…SD2nが得られる。
手書き文字「B」は、ペン100などを使用して手書きされた2つのストローク、つまり2つの軌跡によって表現される。手書き文字「C」は、ペン100などを使用して手書きされた手書きされた1つのストローク、つまり1つの軌跡によって表現される。手書きの「矢印」は、ペン100などを使用して手書きされた手書きされた2つのストローク、つまり2つの軌跡によって表現される。
図4は、図3の手書き文書に対応する時系列情報200を示している。時系列情報は、複数のストロークデータSD1、SD2、…、SD7を含む。時系列情報200内においては、これらストロークデータSD1、SD2、…、SD7は、これらストロークが手書きされた順に時系列に並べている。
時系列情報200において、先頭の2つのストロークデータSD1、SD2は、手書き文字「A」の2つのストロークをそれぞれ示している。3番目と4番目のストロークデータSD3、SD4は、手書き文字「B」を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。5番目のストロークデータSD5は、手書き文字「C」を構成する1つのストロークを示している。6番目と7番目のストロークデータSD6、SD7は、手書き「矢印」を構成する2つのストロークをそれぞれ示している。
各ストロークデータは、一つのストロークに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまり一つのストロークの軌跡上の複数の点それぞれに対応する複数の座標を含む。各ストロークデータにおいては、複数の座標はストロークが書かれた順に時系列に並べられている。例えば、手書き文字「A」に関しては、ストロークデータSD1は、手書き文字「A」の「∧」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列(時系列座標)、つまりn個の座標データSD11、SD12、…SD1nを含む。ストロークデータSD2は、手書き文字「A」の「−」形状のストロークの軌跡上の点それぞれに対応する座標データ系列、つまりn個の座標データSD21、SD22、…SD2nを含む。なお、座標データの数はストロークデータ毎に異なっていてもよい。
各座標データは、対応する軌跡内のある1点に対応するX座標およびY座標を示す。例えば、座標データSD11は、「∧」形状のストロークの始点のX座標(X11)およびY座標(Y11)を示す。SD1nは、「∧」形状のストロークの終点のX座標(X1n)およびY座標(Y1n)を示す。
さらに、各座標データは、その座標に対応する点が手書きされた時点に対応するタイムスタンプ情報Tを含んでいてもよい。手書きされた時点は、絶対時間(例えば、年月日時分秒)またはある時点を基準とした相対時間のいずれであってもよい。例えば、各ストロークデータに、ストロークが書き始められた絶対時間(例えば、年月日時分秒)をタイムスタンプ情報として付加し、さらに、ストロークデータ内の各座標データに、絶対時間との差分を示す相対時間をタイムスタンプ情報Tとして付加してもよい。
このように、各座標データにタイムスタンプ情報Tが追加された時系列情報を使用することにより、ストローク間の時間的関係をより精度よく表すことができる。
さらに、各座標データには、筆圧を示す情報(Z)を追加してもよい。
図4で説明したような構造を有する時系列情報200は、個々のストロークの筆跡だけでなく、ストローク間の時間的関係も表すことができる。したがって、この時系列情報200を使用することにより、図3に示すようにたとえ手書き「矢印」の先端部が手書き文字「A」上に重ねてまたは手書き文字「A」に近接して書かれたとしても、手書き文字「A」と手書き「矢印」の先端部とを異なる文字または図形として扱うことが可能となる。
さらに、本実施形態では、上述したように、手書き文書データは、イメージまたは文字認識結果ではなく、時系列のストロークデータの集合から構成される時系列情報200として記憶されるので、手書き文字の言語に依存せずに手書き文字を扱うことができる。よって、本実施形態の時系列情報200の構造は、使用言語の異なる世界中の様々な国で共通に使用できる。
図5は、タブレットコンピュータ10のシステム構成を示す図である。
タブレットコンピュータ10は、図5に示されるように、CPU101、システムコントローラ102、主メモリ103、グラフィクスコントローラ104、BIOS−ROM105、不揮発性メモリ106、無線通信デバイス107、エンベデッドコントローラ(EC)108等を備える。
CPU101は、タブレットコンピュータ10内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、ストレージデバイスである不揮発性メモリ106から主メモリ103にロードされる各種ソフトウェアを実行する。これらソフトウェアには、オペレーティングシステム(OS)201、および各種アプリケーションプログラムが含まれている。アプリケーションプログラムには、手書きノートアプリケーションプログラム202が含まれている。この手書きノートアプリケーションプログラム202は、上述の手書き文書データを作成および表示する機能、手書き文書データを編集する機能、所望の手書き部分を含む手書き文書データや、ある手書き文書データ内の所望の手書き部分を検索するための手書き文書検索機能を有している。
また、CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、システムコントローラ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してグラフィクスコントローラ104との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ104は、本タブレットコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17Aを制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ104によって生成される表示信号はLCD17Aに送られる。LCD17Aは、表示信号に基づいて画面イメージを表示する。タッチパネル17B、LCD17Aおよびデジタイザ17Cは互いに重ね合わされている。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面上で入力を行うための静電容量式のポインティングデバイスである。指が接触される画面上の接触位置および接触位置の動き等はタッチパネル17Bによって検出される。デジタイザ17CはLCD17Aの画面上で入力を行うための電磁誘導式のポインティングデバイスである。ペン(デジタイザペン)100が接触される画面上の接触位置および接触位置の動き等はデジタイザ17Cによって検出される。
無線通信デバイス107は、無線LANまたは3G移動通信などの無線通信を実行するように構成されたデバイスである。EC108は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じて本タブレットコンピュータ10を電源オンまたは電源オフする機能を有している。
図6は、タブレットコンピュータ10によって実行される、ペン100を用いた手書き入力処理と指ジェスチャに対応する処理を示す。
ここでは、タッチスクリーンディスプレイ17の画面内のほとんど全てのエリアが手書き入力エリアとして機能する場合を想定する。
タッチ入力モードがオフ(無効)の場合、換言すれば、現在の入力モードがデフォルトの入力モード(ペン入力モード)である場合、手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチスクリーンディスプレイ17の画面上のペン100の動きの軌跡に対応する線(手書きストローク)をタッチスクリーンディスプレイ17の画面上に描画する。
タッチ入力モードがオフ(無効)の場合、画面上の指の動きは手書きストロークの描画には使用されない。画面上の指の動きは、手書きストロークの描画とは異なる処理を実行するために使用される。
画面上の指の動きが、あるジェスチャに対応することが検出された場合には、手書きノートアプリケーションプログラム202は、この検出されたジェスチャに対応する処理を実行する。例えば、指よるスワイプジェスチャが検出された場合には、手書きノートアプリケーションプログラム202は、手書きページを捲る(ページ送りまたはページ戻し)処理を実行する。画面上の指の接触位置が右方向に移動するスワイプジェスチャ(右スワイプジェスチャ)が検出された場合には、手書きノートアプリケーションプログラム202は、手書きページを次のページに送る処理を実行する。もし現在表示されている手書きページが手書き文書(手書きノート)の最終ページであれば、手書きノートアプリケーションプログラム202は、手書きノートに新しい手書きページを追加する処理を実行してもよい。一方、画面上の指の接触位置が左方向に移動するスワイプジェスチャ(左スワイプジェスチャ)が検出された場合には、手書きノートアプリケーションプログラム202は、手書きページを前のページに戻す処理を実行する。
このように、タッチ入力モードがオフ、つまり現在の手書き入力モードがペン入力モードの場合には、手書きノートアプリケーションプログラム202は、デジタイザ17Cから入力されるイベント群を手書き入力処理(手書きストロークの表示)のために使用し、タッチパネル17Bから入力されるイベント群を、ジェスチャ(指ジェスチャ)に対応する処理の実行のために使用する。
手書き入力処理においては、手書きノートアプリケーションプログラム202は、画面上の第1オブジェクト(ペン100)の動きに応じてデジタイザ17Cから入力されるイベント群に基づき、手書きストロークを画面上に表示可能である。換言すれば、デジタイザ17Cを使用して検出される画面上の第1オブジェクト(ペン100)の動きに応じて手書きストロークが画面上に表示される。タッチパネル17Bから入力されるイベント群は手書き入力処理には使用されないので、たとえユーザの掌または指が画面に接触しても、意図しない線が手書きされてしまうことはない。タッチパネル17Bから入力されるイベント群は、手書き入力操作中のジェスチャ操作の検出のために使用される。
ジェスチャ操作に関しては、手書きノートアプリケーションプログラム202は、画面上の第2オブジェクト(指)の動きに応じてタッチパネル17Bから入力されるイベント群に基づいて、画面上の第2オブジェクト(指)のジェスチャ操作に対応する処理を実行可能である。換言すれば、手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチパネル17Bから入力されるイベント群に基づいて、画面上の第2オブジェクト(指)の動きが予め決められた複数のジェスチャ操作のいずれに合致するかを判定する。そして、手書きノートアプリケーションプログラム202は、合致するジェスチャ操作に対応する処理を実行する。
このように、ペン入力モードは、画面上の第1オブジェクト(ペン100)の動きに応じてデジタイザ17Cから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを画面上に表示可能で、且つ画面上の第2オブジェクト(指)の動きに応じてタッチパネル17Bから入力されるイベント群に基づいて画面上の第2オブジェクト(指)のジェスチャ操作に対応する処理を実行可能な入力モードである。
したがって、タッチ入力モードがオフ(無効)の場合には、ユーザは、ペン100を使用して文字、図形などを手書き入力しながら、指を使用してページ捲り等の操作を行うことができる。よって、ユーザは複数のページを含む手書き文書の閲覧および編集等を容易に行うことができる。
なお、タッチパネル17Bは静電ペン等の画面に対する接触を検出することも出来る。したがって、上述の第2オブジェクトは指のみならず、ペン100とは異なるペン(静電ペン)であってもよい。
図7は、タッチ入力モードにおける手書き入力処理を示す。
タッチ入力モードがオン(有効)の場合、つまり現在の入力モードがタッチ力モードである場合においては、手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチスクリーンディスプレイ17の画面上の指の動きの軌跡に対応する線をタッチスクリーンディスプレイ17の画面上に描画する。指ジェスチャの検出と検出された指ジェスチャに対応する処理の実行は行われない。
より詳しくは、タッチ入力モードがオンの場合には、手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチパネル17Bから入力されるイベント群に基づいてジェスチャ操作に対応する処理を実行する代わりに、タッチパネル17Bによって検出される画面上の第2オブジェクト(指)の動きに応じて手書きストロークを画面上に表示する。換言すれば、手書きノートアプリケーションプログラム202は、画面上の第2オブジェクト(指)の動きに応じてタッチパネル17Bから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを画面上に表示する。タッチパネル17Bからの入力イベント群は手書き入力のために使用されるため、指ジェスチャの検出と検出された指ジェスチャに対応する処理の実行は行われない。
このように、タッチ入力モードは、画面上の第2オブジェクト(指)の動きに応じてタッチパネル17Bから入力されるイベント群に基づいて、手書きストロークを画面上に表示可能な入力モードである。
ユーザは、タッチ入力モードをオンすることによって、指で手書き操作を行うことが出来る。しかし、ユーザは、タッチ入力モードをオンにした状態で手書きノートアプリケーションプログラム202を使用した後、タッチ入力モードを無効にするのを忘れてしまう場合がある。この場合、ユーザがペン100を使用して手書き入力操作を行っても手書きすることができない。またもしユーザがページ捲り等を意図して指でスワイプジェスチャの操作を行うと、画面上に意図しない線が書かれてしまう。
そこで、本実施態の手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチ入力モードが有効である期間中にデジタイザ17Cからのイベントが入力されたことに応答して、タッチ入力モードを自動的にオフ(無効)にする機能を有している。
図8は、タッチ入力モードを自動的にオフする動作を示す。
タッチ入力モードが有効な期間中にデジタイザ17Cからの入力イベントを受け取ると、手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチ入力モードを自動的にオフする。
より詳しくは、手書きノートアプリケーションプログラム202は、入力モードがタッチ入力モードである期間中に、デジタイザ17Cを使用して画面に対する第1オブジェクト(ペン100)の接触が検出されたことに応答して、タッチ入力モードをオフする。これによって入力モードはタッチ入力モードからペン入力モードに切り替えられる。以降は、タッチパネル17Bからの入力イベントは、手書き入力のためではなく、指ジェスチェに対応する処理の実行のために使用される。
したがって、ユーザは、タッチ入力モードをオフするための明示的な操作を行わずとも、ペン100を使用した手書き入力操作を正常に開始することが出来る。よって、たとえユーザがタッチ入力モードを無効にするのを忘れていた場合であっても、ペン100による手書き入力ができない、あるいは指でスワイプジェスチャしたときに意図しない線が書かれてしまうという不具合の発生を防止することが出来る。
図9のフローチャートは、手書きノートアプリケーションプログラム202によって実行されるタッチ入力モード解除処理の手順を示す。
手書きノートアプリケーションプログラム202は、現在の入力モードがタッチ入力モードであるならば(ステップS11のYES)、ペン100からの入力イベントがあるか否か、つまり画面に対するペン100の接触に応じてデジタイザ17Cからイベントが入力されたかを検出する(ステップS12)。デジタイザ17Cからのイベントが入力されたならば、つまりデジタイザ17Cから入力されるイベントの受信が検出されたならば(ステップS12)、手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチ入力モードをオフ(無効)し、これによって入力モードをタッチ入力モードからペン入力モードに切り替える。
タッチ入力モードをオフするためのイベントとしては、画面内の任意の場所に対するペン100の接触に応じたデジタイザ17Cからのイベントを使用し得る。あるいは、ステップS12においては、画面内の手書き入力エリアに対するペン100の接触に起因するイベントのみを、タッチ入力モードをオフするためのイベントとして使用しても良い。
ユーザは画面内の手書き入力エリアに手書きする。このため、画面内の手書き入力エリアに対するペン100の接触に起因するイベントのみをタッチ入力モードをオフするためのイベントとして使用するという上述の構成は、ペン100を使用して手書き入力操作を行いたいというユーザの意思を検出することができるという点で有用である。
次に、手書きノートアプリケーションプログラム202によってユーザに提示される幾つかの代表的な画面の例を説明する。
図10は、手書きノートアプリケーションプログラム202によって表示されるデスクトップ画面を示す。デスクトップ画面は複数の手書き文書データを扱うための基本画面である。以下では、手書き文書データを手書きノートと称する。
デスクトップ画面は、デスクトップ画面領域70とドロア画面領域71とを含む。デスクトップ画面領域70は作業中の複数の手書きノートに対応する複数のノートアイコン801〜805を表示するテンポラリ領域である。ノートアイコン801〜805の各々は、対応する手書きノート内のあるページのサムネイルを表示する。デスクトップ画面領域70は、さらに、ペンアイコン771、カレンダーアイコン772、スクラップノート(ギャラリー)アイコン773、タグ(ラベル)アイコン774を表示する。
ペンアイコン771は、表示画面をデスクトップ画面からページ編集画面に切り替えるためのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)である。カレンダーアイコン772は現在の日付を示すアイコンである。スクラップノートアイコン773は、他のアプリケーションプログラムからまたは外部ファイルから取り込んだデータ(スクラップデータまたはギャラリーデータと称する)を閲覧するためのGUIである。タグアイコン774は、任意の手書きノート内の任意のページにラベル(タグ)を貼り付けるためのGUIである。
ドロア画面領域71は、作成済みの全ての手書きノートを格納するためのストレージ領域を閲覧するための表示領域である。ドロア画面領域71は、全ての手書きノート内の幾つかの手書きノートに対応するノートアイコン80A,80B,80Cを表示する。ノートアイコン80A,80B,80Cの各々は、対応する手書きノート内のあるページのサムネイルを表示する。手書きノートアプリケーションプログラム202は、指を使用してユーザによって行われるドロア画面領域71上のジェスチャ(例えばスワイプジェスチャ等)を検出することができる。このジェスチャ(例えばスワイプジェスチャ等)の検出に応答して、手書きノートアプリケーションプログラム202は、ドロア画面領域71上の画面イメージを左方向または右方向にスクロールする。これにより、ドロア画面領域71に任意の手書きノートそれぞれに対応するノートアイコンを表示することができる。
さらに、手書きノートアプリケーションプログラム202は、ペン100または指を使用してユーザによって行われるドロア画面領域71のノートアイコン上のジェスチャ(例えばタップジェスチャ等)を検出することができる。ドロア画面領域71上のあるノートアイコン上のジェスチャ(例えばタップジェスチャ等)の検出に応答して、手書きノートアプリケーションプログラム202は、このノートアイコンをデスクトップ画面領域70の中央部に移動する。そして、手書きノートアプリケーションプログラム202は、このノートアイコンに対応する手書きノートを選択し、そして、デスクトップ画面の代わりに、図12に示すノートプレビュー画面を表示する。図12のノートプレビュー画面は、選択された手書きノート内の任意のページを閲覧可能な画面である。
さらに、手書きノートアプリケーションプログラム202は、ペン100または指を使用してユーザによって行われるデスクトップ画面領域70上のジェスチャ(例えばタップジェスチャ等)も検出することができる。デスクトップ画面領域70の中央部に位置するノートアイコン上のジェスチャ(例えばタップジェスチャ等)の検出に応答して、手書きノートアプリケーションプログラム202は、中央部に位置するノートアイコンに対応する手書きノートを選択し、そして、デスクトップ画面の代わりに、図12に示すノートプレビュー画面を表示する。
さらに、デスクトップ画面はメニューを表示することができる。このメニューは、リストノートボタン81A、ノート追加ボタン81B、ノート削除ボタン81C、検索ボタン81D、設定ボタン81Eを備える。リストノートボタン81Aは手書きノートの一覧を表示するためのボタンである。ノート追加ボタン81Bは、新しい手書きノートを作成(追加)するためのボタンである。ノート削除ボタン81Cは手書きノートを削除するためのボタンである。検索ボタン81Dは検索画面(検索ダイアログ)を開くためのボタンである。設定ボタン81Eは設定画面を開くためのボタンである。
図11は、設定ボタン81Eがペン100または指でタップされた際に開かれる設定画面を示す。
この設定画面は様々な設定項目を表示する。これら設定項目には、上述のタッチ入力モードをオン(有効)またはオフ(無効)にするための設定項目が含まれる。タッチ入力モードの初期値はオフ(無効)である。タッチ入力モードに対応するボタン90を含むこの設定画面はタッチ入力モードをオン又はオフするためのユーザインタフェース、つまり入力モードをペン入力モード(タッチ入力モード=オフ)またはタッチ入力モードに設定するためのユーザインタフェースである。タッチ入力モードに対応するボタン90がペン100または指でタップされると、タッチ入力モードがオンされる。もし既にタッチ入力モードがオンされている状態でボタン90がペン100または指でタップされると、タッチ入力モードはオフされる。
図12は上述のノートプレビュー画面を示す。
ノートプレビュー画面は、選択された手書きノート内の任意のページを閲覧可能な画面である。ここでは、ノートアイコン801に対応する手書きノートが選択された場合を想定する。この場合、手書きノートアプリケーションプログラム202は、この手書きノートに含まれる複数のページ901,902,903,904,905を、これらページ901,902,903,904,905それぞれの少なくとも一部分が視認可能で且つこれらページ901,902,903,904,905が重なった形態で表示する。
ノートプレビュー画面は、さらに、上述のペンアイコン771、カレンダーアイコン772、スクラップノートアイコン773、タグアイコン774を表示する。
ノートプレビュー画面は、さらに、メニューを表示することができる。このメニューは、デスクトップボタン82A、リストページボタン82B、ページ追加ボタン82C、編集ボタン82D、ページ削除ボタン82E、ラベルボタン82F、および検索ボタン82Gを備える。デスクトップボタン82Aは、デスクトップ画面を表示するためのボタンである。リストページボタン82Bは、現在選択されている手書きノート内のページの一覧を表示するためのボタンである。ページ追加ボタン82Cは、新しいページを作成(追加)するためのボタンである。編集ボタン82Dはページ編集画面を表示するためのボタンである。ページ削除ボタン82Eは、ページを削除するためのボタンである。ラベルボタン82Fは、使用可能なラベルの種類の一覧を表示するためのボタンである。検索ボタン82Gは検索画面を表示するためのボタンである。
手書きノートアプリケーションプログラム202はユーザによって行われるノートプレビュー画面上の様々なジェスチャを検出することができる。例えば、あるジェスチャの検出に応答して、手書きノートアプリケーションプログラム202は、一番上に表示されるべきページを任意のページに変更する(ページ送り、ページ戻し)。また、一番上のページ上で行われるあるジェスチャ(例えばタップジェスチャ)の検出に応答して、またはペンアイコン771上で行われるあるジェスチャ(例えばタップジェスチャ)の検出に応答して、あるいは編集ボタン82D上で行われるあるジェスチャ(例えばタップジェスチャ)の検出に応答して、手書きノートアプリケーションプログラム202は、一番上のページを選択し、そしてノートプレビュー画面の代わりに、図13に示すページ編集画面を表示する。
図13のページ編集画面は、手書き入力可能な画面である。このページ編集画面は、ページ(手書きページ)の新規作成、および既存のページの閲覧および編集のために使用される。図12のノートプレビュー画面上のページ901が選択された場合には、図13に示すように、ページ編集画面は、ページ901の内容を表示する。
このページ編集画面において、破線で囲まれた矩形の領域500は手書き可能な手書き入力エリアである。ここでは、タッチ入力モードがオフである場合を想定する。
手書き入力エリア500においては、デジタイザ17Cからの入力イベント群は手書きストロークの表示(描画)のために使用され、タップ等のジェスチャを示すイベントとしては使用されない。タッチパネル17Bからの入力イベントは、手書き入力エリア500への手書きストロークの表示(描画)には使用されず、タップ、スワイプ等のジェスチャを示すイベントとして使用される。
ページ編集画面において、手書き入力エリア500以外の領域においては、デジタイザ17Cからの入力イベントはタップ等のジェスチャを示すイベントとしても使用され得る。
ページ編集画面は、さらに、ユーザによって予め登録された3種類のペン501〜503と、範囲選択ペン504、消しゴムペン505とを含むクイックセレクトメニューを表示する。ここでは、黒ペン501、赤ペン502、マーカー503がユーザによって予め登録されている場合が想定されている。ユーザは、ペン100または指でクイックセレクトメニュー内のあるペン(ボタン)をタップすることにより、使用するペンの種類を切り替えることが出来る。例えば、黒ペン501がユーザによるペン100または指を使用したタップジェスチャによって選択された状態で、ペン100を用いた手書き入力操作がページ編集画面上で行われると、手書きノートアプリケーションプログラム202は、ペン100の動きに合わせて黒色のストローク(軌跡)をページ編集画面上に表示する。
クイックセレクトメニュー内の上述の3種類のペンは、ペン100のサイドボタンの操作によっても切り替えることが出来る。クイックセレクトメニュー内の上述の3種類のペンの各々には、よく使うペンの色やペンの太さの組み合わせを設定することができる。
ページ編集画面は、さらに、メニューボタン511、ページ戻しボタン512、ページ送りボタン513を表示する。メニューボタン511はメニューを表示するためのボタンである。
このメニューは、例えば、ノートプレビュー画面に戻るためのボタン、新規ページを追加するためのボタン、検索画面を開くための検索ボタンを備えていてもよい。さらに、このメニューは、エクスポートまたはインポートのためのサブメニューを備えていても良い。エクスポートのためのサブメニューとしては、ページ編集画面上に表示されている手書きページを認識して電子文書ファイル、プレゼンテーションファイル等に変換する機能をユーザに選択させるためのメニューを使用しても良い。
さらに、メニューは、手書きページをテキストに変換して電子メールによって送信する処理を起動するためのボタンを備えていても良い。またさらに、メニューは、クイックセレクトメニュー内の3種類のペンの各々の色(描画される線の色)および太さ(描画される線の太さ)を変更可能なペン設定画面を呼び出すためのボタンを備えていても良い。
図14は、タッチ入力モードがオンされた場合に対応するページ編集画面を示す。
図14のページ編集画面と図13のページ編集画面の違いは、図14のページ編集画面においては、「タッチ入力モード」と読めるメッセージを含むインジケータ521が表示される点である。
タッチ入力モードがオンされた場合、手書き入力エリア500においては、タッチパネル17Bからの入力イベント群は、手書き入力エリア500への手書きストロークの表示(描画)に使用され、タップ、スワイプ等のジェスチャを示すイベントとしては使用されない。このため、ユーザは、手書き入力エリア500上の指ジェスチャ(左スワイプ/右スワイプ)を使用できなくなる。しかし、ユーザは、指でページ戻しボタン512またはページ送りボタン513をタップすることによって、ページ捲りを行うことができる。
また、ユーザは、指でクイックセレクトメニュー、メニューボタン511等を操作することも出来る。
タッチ入力モードが有効である期間中に手書き入力エリア500にペン100が接触されると、手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチ入力モードをオフする。タッチ入力モードがオフされた後は、手書き入力エリア500においては、タッチパネル17Bからの入力イベントは、手書き入力エリア500への手書きストロークの表示(描画)には使用されず、タップ、スワイプ等のジェスチャを示すイベントとして使用される。デジタイザ17Cからの入力イベント群は手書きストロークの表示(描画)のために使用される。
このように、タッチ入力モードが有効な場合に、ユーザがペン100で手書き入力エリア500に手書きを開始すると、タッチ入力モードは自動的にオフされる。つまり、入力モードはタッチ入力モードからペン入力モードに自動的に戻される。したがって、ユーザはタッチ入力モードをオフする操作を行うことなく、ペン100で手書き入力エリア500に手書きすることができ、また手書き入力エリア500上で指ジャスチャを行うことによってページ捲り操作等を実行する事ができる。
なお、タッチ入力モードが有効である期間中にも、ペン100でクイックセレクトメニュー、メニューボタン511等の操作を行えるようにしてもよい。またペン100がクイックセレクトメニュー、メニューボタン511に接触したことに応答してタッチ入力モードをオフするようにしてもよい。
図15は、検索画面(検索ダイアログ)の例を示す。図15では、ノートプレビュー画面上に検索画面(検索ダイアログ)が開かれた場合が想定されている。
検索画面は、検索キー入力領域530、筆跡検索ボタン531、テキスト検索ボタン532、デリートボタン533、検索実行ボタン534を表示する。筆跡検索ボタン531は筆跡検索を選択するためのボタンである。テキスト検索ボタン532はテキスト検索を選択するためのボタンである。検索実行ボタン534は、検索処理の実行を要求するためのボタンである。
筆跡検索においては、検索キー入力領域530は、検索キーとすべき文字列、図形、表などを手書きするための入力領域として使用される。図15においては、検索キー入力領域530に手書き文字列「Determine」が検索キーとして入力された場合が例示されている。ユーザは、手書き文字列に限らず、手書き図形、手書き表などを検索キー入力領域530にペン100で手書きすることができる。
タッチ入力モードがオンの場合には、ユーザは、検索キー入力領域530に指で文字などを手書きすることもできる。タッチ入力モードがオンである場合に、ユーザがペン100で検索キー入力領域530に手書きを開始すると、タッチ入力モードは自動的にオフされる。したがって、ユーザはタッチ入力モードをオフする操作を行うことなく、ペン100で検索キー入力領域530に手書きすることができる。
検索キー入力領域530に手書き文字列「Determine」が検索キーとして入力された状態で検索実行ボタン434がユーザによって選択されると、手書き文字列「Determine」のストローク群(クエリーストローク群)を用いて、このクエリーストローク群に対応するストローク群を含む手書きノートを検索するための筆跡検索が実行される。筆跡検索では、ストローク間のマッチングによって、1以上のクエリーストロークに類似する1以上のストロークが検索される。複数のクエリーストロークとある別の複数のストロークとの間の類似度の算出においては、DP(Dynamic Programming)マッチングを使用してもよい。
テキスト検索においては、例えばソフトウェアキーボードが画面上に表示される。ユーザは、ソフトウェアキーボードを操作することによって任意のテキスト(文字列)を検索キーとして検索キー入力領域530に入力することができる。検索キー入力領域530にテキストが検索キーとして入力された状態で検索実行ボタン534がユーザによって選択されると、このテキスト(クエリーテキスト)に対応するストロークデータ群を含む手書きノートを検索するためのテキスト検索が実行される。
筆跡検索/テキスト検索は、全ての手書きノートを対象に実行することも出来るし、選択された手書きノートのみを対象に実行することも出来る。筆跡検索/テキスト検索が実行されると、検索結果画面が表示される。検索結果画面においては、クエリーストローク群(またはクエリーテキスト)に対応するストローク群を含む手書きページの一覧が表示される。ヒットワード(クエリーストローク群またはクエリーテキストに対応するストローク群)は強調表示される。
次に、図16を参照して、手書きノートアプリケーションプログラム202の機能構成について説明する。
手書きノートアプリケーションプログラム202は、手書き文書データを扱うことが可能なWYSIWYGアプリケーションである。この手書きノートアプリケーションプログラム202は、例えば、ペン設定部300A、タッチ入力モード設定部300B、表示処理部301、時系列情報生成部302、検索/認識部303、ページ保存処理部306、ページ取得処理部307、およびインポート部308等を備える。
上述したタッチパネル17Bは、「タッチ(接触)」、「移動(スライド)」、「リリース」等のイベントの発生を検出するように構成されている。「タッチ(接触)」は、画面上にオブジェクト(指)が接触したことを示すイベントである。「移動(スライド)」は、画面上にオブジェクト(指)が接触されている間に接触位置が移動されたことを示すイベントである。「リリース」は、画面からオブジェクト(指)が離されたことを示すイベントである。
上述したデジタイザ17Cも、「タッチ(接触)」、「移動(スライド)」、「リリース」等のイベントの発生を検出するように構成されている。「タッチ(接触)」は、画面上にオブジェクト(ペン100)が接触したことを示すイベントである。「移動(スライド)」は、画面上にオブジェクト(ペン100)が接触されている間に接触位置が移動されたことを示すイベントである。「リリース」は、画面からオブジェクト(ペン100)が離されたことを示すイベントである。
手書きノートアプリケーションプログラム202は手書きページデータの作成、閲覧、編集を行うためのページ編集画面をタッチスクリーンディスプレイ17上に表示する。ペン設定部300Aは、ユーザインタフェース(例えば、上述の複数のペンアイコン、またはペンスタイルの詳細を設定するためのメニュー画面、等)を表示し、ユーザによって行われるこのユーザインタフェースの操作に応じてストロークの描画の形態を設定する。
タッチ入力モード設定部300Bは、図11で説明した設定画面を表示し、ユーザによって行われる設定画面上の操作に応じてタッチ入力モードを有効または無効にする。換言すれば、タッチ入力モード設定部300Bは、ユーザによって行われる設定画面上の操作に応じて、入力モードをタッチ入力モードまたはペン入力モードに設定する。
表示処理部301および時系列情報生成部302は、デジタイザ17Cによって発生される「タッチ(接触)」、「移動(スライド)」または「リリース」のイベントを受信し、これによって手書き入力操作を検出する。「タッチ(接触)」イベントには、ペン100の接触位置の座標が含まれている。「移動(スライド)」イベントには、ペン100の移動先の接触位置の座標が含まれている。したがって、表示処理部301および時系列情報生成部302は、デジタイザ17Cから接触位置の動きの軌跡に対応する座標列を受信することができる。
同様に、表示処理部301および時系列情報生成部302は、タッチパネル17Bによって発生される「タッチ(接触)」、「移動(スライド)」または「リリース」のイベントを受信することができる。「タッチ(接触)」イベントには、指の接触位置の座標が含まれている。「移動(スライド)」イベントには、指の移動先の接触位置の座標が含まれている。したがって、表示処理部301および時系列情報生成部302は、タッチパネル17Bから接触位置の動きの軌跡に対応する座標列を受信することができる。
表示処理部301はペン入力モード(タッチ入力モード=オフ)またはタッチ入力モード(タッチ入力モード=オン)で動作するように構成された処理部として機能する。
タッチ入力モードがオフ(無効)の場合、換言すれば、現在の入力モードがデフォルトの入力モード(ペン入力モード)である場合、表示処理部301は、ページ編集画面上のペン100の動きに応じてデジタイザ17Cから入力されるイベント群に基づき、手書きストロークをページ編集画面上に表示可能である。すなわち、ペン入力モードでは、ページ編集画面上のペン100の動きの軌跡に対応する線がページ編集画面上に描画される。さらに、ペン入力モードでは、表示処理部301は、ページ編集画面上の指の動きに応じてタッチパネル17Bから入力されるイベント群に基づき、ページ編集画面上の指のジェスチャを検出可能である。ページ編集画面上の指のジェスチャが検出された場合には、表示処理部301は、検出されたジェスチャに対応する処理を実行することができる。
タッチ入力モードがオン(有効)の場合、表示処理部301は、タッチパネル17Bから入力されるイベント群に基づいてジェスチャ操作に対応する処理を実行する代わりに、タッチパネル17Bから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークをページ編集画面上に表示可能である。すなわち、ページ編集画面上の指の動きの軌跡に対応する線がページ編集画面上に描画される。
さらに、表示処理部301は、インポート部308によって外部アプリケーション/外部ファイルからインポートされる様々なコンテンツデータ(画像データ、音声データ、テキストデータ、ドロー系アプリケーションによって作成されたデータ)をページ編集画面上に表示することができる。
またさらに、表示処理部301は、モード切替え部301Aを備える。モード切替え部301Aは、タッチ入力モードがオンである期間中にデジタイザ17Cからイベントが入力されたことに応答して、タッチ入力モードを自動的にオフして入力モードをタッチ入力モードからペン入力モードに切り替える。デジタイザ17Cからのこのイベントは、例えば、ページ編集画面に対するペン100の接触(例えば、手書き入力エリア500に対するペン100の接触)に応じてデジタイザ17Cから入力されるイベント、または検索キー入力領域530に対するペン100の接触に応じてデジタイザ17Cから入力されるイベントである。このイベントの入力に応答して、モード切替え部301Aは、上述したようにタッチ入力モードを自動的にオフする。タッチ入力モードがオフされると、表示処理部301はペン入力モードで動作する。
時系列情報生成部302は、タッチ入力モードがオフの場合、タッチデジタイザ17Cから出力される上述の座標列(入力イベント群)を受信し、この座標列に基づいて、図4で詳述したような構造を有する時系列情報(座標データ系列)を含む手書きデータを生成する。時系列情報生成部302は、生成された手書きデータを作業メモリ401に一時保存する。一方、タッチ入力モードがオンの場合、時系列情報生成部302は、タッチパネル17Bから出力される上述の座標列(入力イベント群)を受信し、この座標列に基づいて、図4で詳述したような構造を有する時系列情報(座標データ系列)を含む手書きデータを生成する。
検索/認識処理部303は、手書きページデータ中の手書き文字列をテキスト(文字コード列)に変換する筆跡認識処理、手書きページデータ中の画像内に含まれる文字列をテキスト(文字コード列)に変換する文字認識処理(OCR)を実行する。さらに、検索/認識処理部303は、上述の筆跡検索およびテキスト検索を実行することができる。
ページ保存処理部306は、作成中の手書きページ上の複数の手書きストロークに対応する複数のストロークデータを含む手書きページデータを記憶媒体402に保存する。記憶媒体402は、例えば、タブレットコンピュータ10内のストレージデバイスであってもよいし、サーバコンピュータ2のストレージデバイスであってもよい。
ページ取得処理部307は、記憶媒体402から任意の手書きページデータを取得する。この取得された手書きページデータは表示処理部301に送られる。表示処理部301は、手書きページデータに含まれる複数のストロークデータに対応する複数のストロークを画面上に表示する。
図17のフローチャートは、手書きノートアプリケーションプログラム202によって実行される手書き入力処理の手順を示す。
手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチ入力モードがオンまたはオフのいずれに設定されているかを判定する(ステップS21)。
タッチ入力モードがオフならば、つまり現在の手書き入力モードがペン入力モードであるならば(ステップS21のNO)、手書きノートアプリケーションプログラム202は、ステップS22に進む。
ステップS22においては、手書きノートアプリケーションプログラム202は、デジタイザ17C(第1センサ)を用いて検出されるタッチスクリーンディスプレイ17の画面上のペン100(第1オブジェクト)の動きに応じて手書きストロークをタッチスクリーンディスプレイ17の画面上に表示する。換言すれば、手書きノートアプリケーションプログラム202は、画面上のペン100の動きに応じてデジタイザ17Cから入力されるイベント群に基づき手書きストロークを画面上に表示する。
ステップS22においては、さらに、手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチパネル17B(第2センサ)を用いて検出される画面上の指(第2オブジェクト)のジェスチャ操作に対応する処理を実行する。換言すれば、手書きノートアプリケーションプログラム202は、画面上の指の動きに応じてタッチパネル17Bから入力されるイベント群に基づいて、画面上の指のジェスチャ操作に対応する処理を実行する。
このように、ペン入力モードにおいては、タッチパネル17Bから入力されるイベント群は、指ジェスチャに対応する処理を実行するために用いられる。
タッチ入力モードがオンならば、つまり現在の手書き入力モードがタッチ入力モードであるならば(ステップS21のYES)、手書きノートアプリケーションプログラム202は、ステップS23に進む。
ステップS23においては、手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチパネル17Bから入力されるイベント群を、指ジェスチャに対応する処理の実行のためではなく、手書き入力のために使用する。すなわち、手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチパネル17B(第2センサ)を用いて検出されるタッチスクリーンディスプレイ17の画面上の指(第2オブジェクト)の動きに応じて手書きストロークをタッチスクリーンディスプレイ17の画面上に表示する。換言すれば、手書きノートアプリケーションプログラム202は、画面上の指の動きに応じてタッチパネル17Bから入力されるイベント群に基づいて、手書きストロークを画面上に表示する。これにより、画面上の指の動きの軌跡に対応する線がタッチスクリーンディスプレイ17の画面上に描画される。指ジェスチャの検出と検出された指ジェスチャに対応する処理の実行は行われない。
このように、タッチ入力モードにおいては、タッチパネル17Bから入力されるイベント群は、指ジェスチャに対応する処理の実行ではなく、手書き入力のためにつまり手書きストロークの表示のために使用される。
タッチ入力モードがオンの期間中、手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチスクリーンディスプレイ17の画面にペン100が接触されたかを検出、つまりデジタイザ17Cからイベントが入力されるかを検出する(ステップS24)。デジタイザ17Cからのイベントの入力が検出されたならば(ステップS24のYES)、手書きノートアプリケーションプログラム202は、タッチ入力モードをオフし、これによって入力モードをタッチ入力モードからペン入力モードに切り替える(ステップS25)。以降は、タッチパネル17Bからの入力イベント群は、手書き入力のためではなく、指ジェスチェに対応する処理の実行のために使用される。手書きノートアプリケーションプログラム202は、デジタイザ17Cから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを画面上に表示する。
以上説明したように、本実施形態においては、タッチ入力モードがオフの場合、つまり現在の入力モードがペン入力モードである場合には、画面上の第1オブジェクト(ペン100)の動きに応じて第1センサ(デジタイザ17C)から入力されるイベント群に基づき手書きストロークを画面上に表示できると共に、画面上の第2オブジェクト(指)の動きに応じて第2センサ(タッチパネル17B)から入力されるイベント群に基づいてジェスチャ操作に対応する処理を実行することができる。一方、タッチ入力モードがオンの場合、つまり入力モードがタッチ入力モードである場合には、第2センサ(タッチパネル17B)から入力されるイベント群は、ジェスチャ操作に対応する処理の実行ではなく、手書きストロークを画面上に表示するために使用され得る。よって、ユーザは、タッチ入力モードをオンにすることにより、第2オブジェクト(指)で手書き入力を行うことが可能となる。
さらに、タッチ入力モードである期間中にデジタイザ17C(第1センサ)からイベントが入力されたことに応答して、タッチ入力モードが自動的にオフされる。したがって、ユーザは、タッチ入力モードをオフするための明示的な操作を行わずとも、ペン100を画面に接触させるだけで、つまりペン100を使用した手書き入力操作を開始するだけで、ペン100を使用した手書き入力を行うことが出来る。よって、たとえユーザがタッチ入力モードを無効にするのを忘れていた場合であっても、ペン100による手書き入力ができない、あるいは指でスワイプジェスチャしたときに意図しない線が書かれてしまうという不具合の発生を防止することが出来る。このように、第2センサ(タッチパネル17B)から入力されるイベント群に応じて実行される動作を動的に変更し、さらに、タッチ入力モードの使用中にこのタッチ入力モードを動的に無効にする仕組みを提供することにより、手書き入力を容易に行うことが可能となる。
なお、タッチパネル17Bは静電ペンの画面に対する接触を検出することもできるので、ユーザは、指の代わりに、ペン100と異なる静電ペンを使用することもできる。
また、本実施形態の各種処理はコンピュータプログラムによって実現することができるので、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのコンピュータプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

Claims (16)

  1. 入力モードが第1モードである場合、画面上の第1オブジェクトの動きに応じて第1センサから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを前記画面上に表示可能であり、前記第1オブジェクトと異なる前記画面上の第2オブジェクトの動きに応じて前記第1センサと異なる第2センサから入力されるイベント群に基づいて前記画面上の前記第2オブジェクトのジェスチャ操作に対応する第1処理を実行可能な処理手段であって、前記入力モードが第2モードである場合、前記画面上の前記第2オブジェクトの動きに応じて前記第2センサから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを前記画面上に表示可能な処理手段と、
    ユーザによって行われるユーザインタフェースの操作に応じて前記入力モードを前記第1モードまたは前記第2モードに設定する設定手段とを具備し、
    前記処理手段は、
    前記ユーザインタフェースの操作によって前記入力モードが前記第2モードに設定されている状態で、前記画面に対する前記第1オブジェクトの接触に応じて前記第1センサから第1のイベントが入力された場合、前記入力モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替える電子機器。
  2. 前記第1のイベントは、前記画面内の手書き入力エリアに対する前記第1オブジェクトの接触に応じて前記第1センサから入力されるイベントを含む請求項1記載の電子機器。
  3. 前記第1処理は前記画面上の手書きのページを捲る処理を含む請求項1記載の電子機器。
  4. 検索画面上の検索キー入力領域に検索キーとして入力される第1の手書きストロークを使用して、前記第1の手書きストロークに対応する第2の手書きストロークを含む手書き文書を検索する検索手段をさらに具備し、
    前記第1のイベントは、前記検索キー入力領域に対する前記第1オブジェクトの接触に応じて前記第1センサから入力されるイベントを含む請求項1記載の電子機器。
  5. 前記処理手段は、前記画面上にページ捲りボタンを表示し、前記入力モードが前記第2モードである期間中に、前記ページ捲りボタンに対する前記第2オブジェクトの接触に応じて前記第2センサから入力されるイベントを受信した場合、前記画面上の手書きページを捲る処理を実行する請求項1記載の電子機器。
  6. 前記第1オブジェクトはペンであり、前記第2オブジェクトは指である請求項1記載の電子機器。
  7. 前記第1センサはデジタイザである請求項1記載の電子機器。
  8. 前記第2センサはタッチパネルである請求項1記載の電子機器。
  9. ユーザによって行われるユーザインタフェースの操作に応じて入力モードを第1モードまたは第2モードに設定し、
    前記入力モードが前記第1モードである場合、画面上の第1オブジェクトの動きに応じて第1センサから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを前記画面上に表示すると共に、前記第1オブジェクトと異なる前記画面上の第2オブジェクトの動きに応じて前記第1センサと異なる第2センサから入力されるイベント群に基づいて前記画面上の前記第2オブジェクトのジェスチャ操作に対応する第1処理を実行し、
    前記入力モードが前記第2モードである場合、前記画面上の前記第2オブジェクトの動きに応じて前記第2センサから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを前記画面上に表示し、
    前記ユーザインタフェースの操作によって前記入力モードが前記第2モードに設定されている状態で、前記画面に対する前記第1オブジェクトの接触に応じて前記第1センサから第1のイベントが入力された場合、前記入力モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替える手書き入力方法。
  10. 前記第1のイベントは、前記画面内の手書き入力エリアに対する前記第1オブジェクトの接触に応じて前記第1センサから入力されるイベントを含む請求項9記載の手書き入力方法。
  11. 前記第1処理は前記画面上の手書きのページを捲る処理を含む請求項9記載の手書き入力方法。
  12. 検索画面上の検索キー入力領域に検索キーとして入力される第1の手書きストロークを使用して、前記第1の手書きストロークに対応する第2の手書きストロークを含む手書き文書を検索することをさらに具備し、
    前記第1のイベントは、前記検索キー入力領域に対する前記第1オブジェクトの接触に応じて前記第1センサから入力されるイベントを含む請求項9記載の手書き入力方法。
  13. コンピュータによって実行されるプログラムであって、
    ユーザによって行われるユーザインタフェースの操作に応じて入力モードを第1モードまたは第2モードに設定することと、
    前記入力モードが前記第1モードである場合、画面上の第1オブジェクトの動きに応じて第1センサから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを前記画面上に表示すると共に、前記第1オブジェクトと異なる前記画面上の第2オブジェクトの動きに応じて前記第1センサと異なる第2センサから入力されるイベント群に基づいて前記画面上の前記第2オブジェクトのジェスチャ操作に対応する第1処理を実行することと、
    前記入力モードが前記第2モードである場合、前記画面上の前記第2オブジェクトの動きに応じて前記第2センサから入力されるイベント群に基づいて手書きストロークを前記画面上に表示することと、
    前記ユーザインタフェースの操作によって前記入力モードが前記第2モードに設定されている状態で、前記画面に対する前記第1オブジェクトの接触に応じて前記第1センサから第1のイベントが入力された場合、前記入力モードを前記第2モードから前記第1モードに切り替えることとを前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 前記第1のイベントは、前記画面内の手書き入力エリアに対する前記第1オブジェクトの接触に応じて前記第1センサから入力されるイベントを含む請求項13記載のプログラム。
  15. 前記第1処理は前記画面上の手書きのページを捲る処理を含む請求項13記載のプログラム。
  16. 前記プログラムは、検索画面上の検索キー入力領域に検索キーとして入力される第1の手書きストロークを使用して、前記第1の手書きストロークに対応する第2の手書きストロークを含む手書き文書を検索することを前記コンピュータにさらに実行させ、
    前記第1のイベントは、前記検索キー入力領域に対する前記第1オブジェクトの接触に応じて前記第1センサから入力されるイベントを含む請求項13記載のプログラム。
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