JP5728107B1 - 雪止め支持装置 - Google Patents

雪止め支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5728107B1
JP5728107B1 JP2014062134A JP2014062134A JP5728107B1 JP 5728107 B1 JP5728107 B1 JP 5728107B1 JP 2014062134 A JP2014062134 A JP 2014062134A JP 2014062134 A JP2014062134 A JP 2014062134A JP 5728107 B1 JP5728107 B1 JP 5728107B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
snow stopper
support device
roof
roof surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014062134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015183471A (ja
Inventor
直輝 北畠
直輝 北畠
Original Assignee
有限会社キタバタケ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社キタバタケ filed Critical 有限会社キタバタケ
Priority to JP2014062134A priority Critical patent/JP5728107B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5728107B1 publication Critical patent/JP5728107B1/ja
Publication of JP2015183471A publication Critical patent/JP2015183471A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

【課題】屋根面に直接設置する従来の雪止め具取付法ではなく、破風に雪止め支持装置を取り付け屋根面に空間を設けることにより、従来の雪止め具で起きていた様々な不具合を解消し、雪を止める効果を上げることを目的とする雪止め支持装置を提供する。【解決手段】破風取付け部1と、その一端に取り付けられている断面形状が変形コの字型の雪止め支持部とからなり、その雪止めの支持部が破風取付け部の一端に鋭角に接続された第1部材2、第1部材の他端部からほぼ垂直に上方に伸びている第2部材3、第2部材の他端部から鈍角に上方に向けて伸びている第3部材4とからなり、さらに第3部材の他方の端部に設けられている屋根面より0.1〜10cm上方に雨樋に平行に設けられている雪止め具とからなる。【選択図】図1

Description

本発明は、雪止め金具を屋根面ではなく、屋根面より浮かせて雪止め具を設ける樋の上方に設置する破風固定式の雪止め支持装置に関するものである。
従来の雪止め金具は、例えば先行技術文献1にあるように、1枚の薄金属板の一端を立ち上げて雪止め部を形成したものと他端部を折り曲げて屋根装着部を形成したものとからなり、屋根装着部を屋根瓦の間に挟み込むことにより設置されている。このタイプの雪止め金具は屋根瓦の隙間を利用して固定している。
先行技術文献2にはカラーベスト屋根材に取り付けるタイプの雪止め具が開示されている。このタイプの雪止め具もカラーベスト屋根材の隙間を利用して雪止め具を固定するタイプである。このように従来の雪止め具は屋根面、例えば瓦とかカラーベストに直接接触する形で設ける雪止め具であった。雪止め具は屋根面の上に設けられており、その固定方法としては、瓦やカラーベスト材の隙間を利用して屋根面の内層にあるベース面への固定方法である。しかしながら、このような固定方法では直接固定部材を屋根内層に取り付けるため、その部分の腐食等により空隙を生じ雨漏りの一因となる問題点があるうえ、経年劣化し、破損しやすくなっている屋根材に取り付ける際には、屋根材の扱いに細心の注意を払う必要があった。また屋根面に直接接触するため、屋根にたまったごみや枯れ葉などが蓄積しその部分を乗り越えてたまった雪が落下していき、雪止め効果を発揮できない問題点もあった。
特開2001−173179号公報 特開2009−114812号公報
本発明は屋根面と雪止め具との間に空間を設けることにより、ゴミや枯れ葉などの蓄積が生じず、常に屋根面に固定物を溜めることなく、かつ、雪だけでなく、降雨時にも問題なく屋根面での集水をすみやかに雨樋に導くことが出来、かつ、後付けの雪止め具を設置しても屋根面からの雨漏れが生じず、多量の積雪時にも効果的に雪止めの出来る雪止め支持装置を提供することにある。
本発明は、
(1)破風取り付け部と、その一端に取り付けられている断面形状が変形コの字型の雪止め支持部とからなり、その雪止め支持部が破風取り付け部の一端に鋭角に接続された第1部材、第1部材の他端部からほぼ垂直に上方に伸びている第2部材、第2部材の他端部から鈍角に上方に向けて伸びている第3部材とからなり、さらに第3部材の他方の端部に設けられている屋根面より0.1〜10cm上方に雨樋に平行に設けられている雪止め具とからなる事を特徴とする雪止め支持装置。
(2)第1部材と第2部材との接合部に両部材をまたぐ補強部材が取り付けられている事を特徴とする(1)記載の雪止め支持装置。
(3)第3部材の先端部に屋根と接触するスペーサー部材を設けることを特徴とする(1)又は(2)に記載の雪止め支持装置。
(4)第2部材が雨樋の外縁の内側に位置することを特徴とする(1)〜(3)のいずれか一項に記載の雪止め支持装置。
である。
本発明の雪止め支持装置は破風に取り付ける支持部と、その一端に設ける雪止め具からなる。雪止め支持装置の作成にあたっては、鋼板・ステンレス・アルミ・金・銅等様々な金属にて作成が可能である。各戸により異なる屋根状態に対応することができる点を特徴としているため、使用材の種類、雪止め支持装置の大きさは、様々である。破風取り付け支持部は、破風の材質、たとえば、鉄・木材・軽カル板等の違いにより、固定箇所のビスの種類・数が異なる。その破風取付け部の一端には断面形状が変形コの字型の雪止め具が加工される。変形コの字型部は、破風取付け支持部の一端より第1部材が加工されており、第1部材は、雨樋への速やかな集水と破風への雨水の流れを防ぐため、破風取付け部に対し鋭角に加工されている。第1部材他端部は、ほぼ垂直に上方に伸びている第2部材へと加工が続いている。
第2部材の他端部は鈍角に上方へ伸びている第3部材へと続く形状のものである。第3部材の他端部には屋根面に直接接することなく雨樋に平行に取り付けることを目的とする雪止め具が装着される。このように形成された雪止め支持装置を雨樋材の施工時に使用している雨樋吊り金具の設置と同様、破風面へビスで固定し取り付け、その後、第1部材および第2部材を覆うように雨樋吊り具へ雨樋を取り付ける。この一連の方法を破風固定式雪止め金具取付法とし、提案するものである。破風固定式雪止め金具の取付法の施工に際しては、従来の雪止め金具では形状が適さないため、上記のような破風固定式用の雪止め支持装置を取り付けるものである。
又、本発明においては、より雪止め支持装置の強度を上げる目的の為ネジ機構を含む高さ調整自在のスペーサー12を設けることも可能である。
雪止め金具を屋根面へ設置するという従来より行われていた発想を転換し、破風へ取り付けるという本発明を用いることにより、従来の雪止め金具を取り付けることが困難な状態であった様々な屋根に対し、雪止め支持装置が設置可能であり、雪を止めることができるため、屋根材の材質、劣化状態、屋根面へ残された取付スペース、太陽光発電システムへの影響等の問題を払拭することが可能である。また、屋根面に直接接触することなく設置されているため、ゴミ・枯葉等の蓄積は生じず、雨樋への集水が問題なく、すみやかに行われる。
図1(A)は、破風取付け部とその一端が変形コの字型の雪止め支持部を示した斜視図であり、図1(B)は、その側面断面図である。 図2は図1の先端部分に取り付ける雪止め具を示した説明図である。 図3は雪止め支持装置を示した説明図である。 図4は雪止め支持装置を破風部分へ取り付けた状態を示した説明図である。 図5は雪止め支持装置を取付完了後、雨樋を設置した状態を示した説明図である。 図6は、第1部材と第2部材との間に設けられる補強部材13の一例を示す図である。 図7は、本発明におけるスペーサー12の使用例を示す図である。 実施例2における雪止め支持装置を屋根に取り付けた状態図。
本発明を実施例でもって説明する。
図1の雪止め支持具における第3部材の先端部に図2に示す雪止め具5をボルトで固定の上、要すれば溶接し、雪止め支持装置を作成する。その完成図が図3である。図3の雪止め支持装置を破風へ等間隔で数か所取り付ける。取付個数や屋根面からの雪止め具の高さに関しては、屋根勾配、屋根材、屋根の寸法、太陽光設置状況、地域性を考慮し、決定する。破風の材質の違いにより、固定時のビスの種類・数を決め、破風へ固定する。
本具体例においては、使用材は鋼板である。 本発明の雪止め具5は厚さが3mm、幅が80mmで、その長さが300mmの帯状態を、その中心線部から直角を含む適度の角度に折り曲げで加工したものであり、これを屋根面より10cm空間を設けた屋根端縁部に、複数個、並列的に配列固定した。
本実施例では、上記の具体例とは異なり、予め、複数個の雪止め支持具を適宜の間隔で屋根面より10cm空間を設けた屋根端縁部に取り付けた後、所定の長さを有する雪止め具5、例えば、厚みが3mmで、幅が80mmで、かつその長さが10000mmの帯状鋼板を、その中心線部から直角を含む適度の角度に折り曲げで加工したものを、一度に上記各雪止め支持具の先端部に取り付けるものである。取付状態を図8に示す。
1 破風取付け部
2 第1部材
3 第2部材
4 第3部材
5 雪止め具
6 ボルト ボルト固定の上、溶接にて固定
7 ビス 破風材質により、種類の選択
8 ビス 破風材質により、種類の選択
9 屋根
10 破風
11 雨樋
12 スペーサー
13 補強部材

Claims (4)

  1. 破風取り付け部と、その一端に取り付けられている断面形状が変形コの字型の雪止め支 持部とからなり、その雪止め支持部が破風取り付け部の一端に鋭角に接続された第1部材、第1部材の他端部からほぼ垂直に上方に伸びている第2部材、第2部材の他端部から鈍角に上方に向けて伸びている第3部材とからなり、さらに第3部材の他方の端部に設けられている屋根面より0.1〜10cm上方に雨樋に平行に設けられている雪止め具とからなる事を特徴とする雪止め支持装置。
  2. 第1部材と第2部材との接合部に両部材をまたぐ補強部材が取り付けられている事を特徴とする請求項1記載の雪止め支持装置。
  3. 第3部材の先端部に屋根と接触するスペーサー部材を設けることを特徴とする請求項1又は2に記載の雪止め支持装置。
  4. 第2部材が雨樋の外縁の内側に位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の雪止め支持装置。
JP2014062134A 2014-03-25 2014-03-25 雪止め支持装置 Active JP5728107B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014062134A JP5728107B1 (ja) 2014-03-25 2014-03-25 雪止め支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014062134A JP5728107B1 (ja) 2014-03-25 2014-03-25 雪止め支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5728107B1 true JP5728107B1 (ja) 2015-06-03
JP2015183471A JP2015183471A (ja) 2015-10-22

Family

ID=53437902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014062134A Active JP5728107B1 (ja) 2014-03-25 2014-03-25 雪止め支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5728107B1 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56114214U (ja) * 1980-02-04 1981-09-02
JPS60184918U (ja) * 1984-05-21 1985-12-07 開発 孝雄 屋根積雪用滑止部材
JPH03295959A (ja) * 1990-04-13 1991-12-26 Natl House Ind Co Ltd 軒先部の構造
JPH0428544U (ja) * 1990-07-02 1992-03-06
JPH0972054A (ja) * 1995-09-05 1997-03-18 Sekisui Chem Co Ltd 軒先構造
JPH09256579A (ja) * 1996-03-26 1997-09-30 Hajime Ikeda 転落防止用柵
US6759630B1 (en) * 2002-03-22 2004-07-06 Steven J. Tenute Heater arrangement for building eave

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56114214U (ja) * 1980-02-04 1981-09-02
JPS60184918U (ja) * 1984-05-21 1985-12-07 開発 孝雄 屋根積雪用滑止部材
JPH03295959A (ja) * 1990-04-13 1991-12-26 Natl House Ind Co Ltd 軒先部の構造
JPH0428544U (ja) * 1990-07-02 1992-03-06
JPH0972054A (ja) * 1995-09-05 1997-03-18 Sekisui Chem Co Ltd 軒先構造
JPH09256579A (ja) * 1996-03-26 1997-09-30 Hajime Ikeda 転落防止用柵
US6759630B1 (en) * 2002-03-22 2004-07-06 Steven J. Tenute Heater arrangement for building eave

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015183471A (ja) 2015-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5096404B2 (ja) 支持金具
CN102900205B (zh) 自动翻转溢流防冻复合雨水排放收集檐沟系统及施工方法
US20050204648A1 (en) Flashing adaptable to different shapes of roof
US10053867B2 (en) Apparatus for diverting water
JP2013256802A (ja) ソーラーモジュール取付構造、ソーラーモジュール取付方法、および屋根
JP5728107B1 (ja) 雪止め支持装置
JP6180342B2 (ja) 太陽電池モジュールおよび太陽電池システム
JP4684101B2 (ja) 太陽光利用システム
JP6279116B2 (ja) 太陽電池モジュールおよび太陽電池システム
JP3159980U7 (ja)
JP3162248U (ja) 屋上設置物支持金具
CN212836330U (zh) 一种光伏板屋顶的排水系统
JP6595835B2 (ja) 雪止め構造及び建物
JP6263863B2 (ja) ソーラーパネルの風除け装置、およびソーラーパネルの設置構造
CN202899466U (zh) 自动翻转溢流防冻复合雨水排放收集檐沟系统
JP3995907B2 (ja) 建築外装構造
JP5968012B2 (ja) 取付ユニット
JP3185749U (ja) 太陽電池モジュール裏面を保護する保護具付設構造の太陽光発電システム
JP2018003244A (ja) 屋根パネルおよび建物の屋根構造
JP5289627B1 (ja) 屋根板材
JP5836199B2 (ja) 支持金具
RU95726U1 (ru) Устройство для защиты окна от загрязнений
CN215636945U (zh) 一种采光罩结构和采光组件
JP4509949B2 (ja) 外装構造
JP6764740B2 (ja) 軒先の排水構造及び建物

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150403

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5728107

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250