JPH0972054A - 軒先構造 - Google Patents

軒先構造

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Publication number
JPH0972054A
JPH0972054A JP22786995A JP22786995A JPH0972054A JP H0972054 A JPH0972054 A JP H0972054A JP 22786995 A JP22786995 A JP 22786995A JP 22786995 A JP22786995 A JP 22786995A JP H0972054 A JPH0972054 A JP H0972054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eaves
roof
tip
gutter
eave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22786995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Furukawa
吉明 古川
Omihisa Tsuruno
臣久 鶴野
Katsumi Shimizu
勝美 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP22786995A priority Critical patent/JPH0972054A/ja
Publication of JPH0972054A publication Critical patent/JPH0972054A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根の雨水を確実に軒樋に導き、屋根の積
雪は軒樋の外側に導くことができる軒先構造を提供する
ことである。 【解決手段】 本発明の軒先構造は、屋根1の軒先に
沿って軒樋2と軒先材3とが設けられていて、前記軒先
材3は断面が略コ字形状の取付部31と、この取付部3
1の下部先端から下方に垂下された垂下部32とからな
り、軒先材3の取付部31の中に屋根1の下端部が隙間
を設けて取り付けられ、垂下部32の先端は軒樋2の中
に向けられているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雪害を防止する屋
根の軒先構造に関する。
【0002】
【従来の技術】本来、軒樋は、屋根の雨水を確実に受け
ることができるように設置されている。しかし、屋根に
積雪した場合、積雪の落下があり、この積雪も軒樋で受
けることになり、軒樋や軒樋の受け金具が破損する問題
があった。
【0003】従来、上記の問題を解決するため、実開平
4−129225号公報記載の軒樋装置が知られてい
る。上記公報記載の軒樋装置は、軒樋本体部と略U字形
状もしくは円弧状の案内曲面部とからなり、この案内曲
面部は軒樋本大部の上面側の開口を覆うように配され、
軒樋本体部の屋内側壁と連なるようになっている。上記
軒樋装置は、屋根から落下する雨水を案内曲面部の外側
面に沿わせて軒樋本体部の中に導き、屋根の積雪が落下
するときは案内曲面部に沿わせて軒樋本体部の外側に導
くようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
の軒樋装置では、雨量が多い場合には雨水の勢いが強い
ため、雨水の一部は案内曲面部から離れて軒樋本体部の
外側に落下し、確実に雨水を軒樋本体部の中に集めるこ
とができないという問題がある。本発明は、上記従来技
術の問題を解決するためになされたものであって、本発
明の目的は、屋根の雨水を確実に軒樋に導き、屋根の積
雪は軒樋の外側に導くことができる軒先構造を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであって、請求項1の発明の
軒先構造は、屋根の軒先に沿って軒樋と軒先材とが設け
られた軒先構造において、前記軒先材は、断面が略コ字
形状の取付部と、この取付部の下部先端から下方に垂下
された垂下部とからなる長尺体であって、軒先材の取付
部の中に屋根下端部が隙間を設けて挿入されて取り付け
られ、垂下部の先端は軒樋の中に向けられているもので
ある。
【0006】また、請求項2の発明の軒先構造は、軒先
材の取付部の上部先端が斜め上方に向けて折曲されてい
る請求項1記載のものである。
【0007】上記請求項1の発明において、断面コ字形
状の軒先材の取付部の中に屋根下端部が挿入されて取り
付けられている。かかる構造にする方法は種々ある。例
えば、金属屋根の場合、補強のために連続したリブが凸
状に賦形され、波形スレートの場合、山と谷が賦形され
ているので、軒先材は金属屋根の凸状リブ、または波形
スレートの山に取り付け、軒先材と屋根との間に隙間が
生じる状態としてもよい。またフラットな屋根の場合
は、軒先材と屋根との間にスペーサーを介して取り付
け、軒先材と屋根との間に隙間が生じる状態としてもよ
い。
【0008】(作用)請求項1の軒先構造において、軒
先材の取付部の内側と屋根下端部との間に隙間が形成さ
れているので、屋根から流れ落ちる雨水は、上記隙間を
通って軒樋の中に向けられている垂下部の先端から落下
し、軒樋の中に確実に導かれる。また、冬期に積雪した
屋根の積雪は、氷結体してブロック状となるので上記隙
間を通ることはなく、軒先材の外側を通って落下するの
で、軒樋の外側に導かれ、軒樋が落雪による衝撃を受け
ることはない。
【0009】請求項2の軒先構造において、軒先材の取
付部の上部先端が斜め上方に向けて折曲されているの
で、大雨が降ったときに屋根から流れ落ちる雨水の勢い
をせき止めて弱め、一層確実に軒樋の中に導くことがで
きると共に、積雪時には雪止めの作用も有する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施例を
示した軒先構造の断面図である。1は屋根、2は軒樋、
3は軒先材、4は鼻隠し板である。
【0011】本実施例の軒先構造は、屋根1の軒先に沿
って軒樋2と軒先材3とが設けられたものであって、軒
樋2は屋外側壁と屋内側壁と底部とからなり、この軒樋
2の屋外側壁を屋根1の下端のほぼ直下に位置させ、受
具21により鼻隠し板4に取り付けられている。
【0012】軒先材3は、亜鉛メッキ塗装鋼板製の長尺
体であって、断面が略コ字形状の取付部31と、この取
付部31の下部先端から下方に垂下された垂下部32
と、取付部31の上部先端が斜め上方に折曲された折曲
部33とからなっている。この軒先材3の取付部31の
開口側から屋根1の下端部が挿入され、スペーサー3
5、35を介して屋根1の下端部に貫通されたボルト3
4により取り付けられ、取付部31の内側と屋根1下端
部との間に隙間が形成されている。上記隙間から屋根1
の雨水が、一点鎖線で示す矢印Aの方向に導かれて流水
可能になされ、垂下部32の先端が軒樋2の内側に向け
られている。
【0013】つぎに、本実施例の軒先構造の施工方法に
ついて説明する。屋根1の下端部に、軒先材3の取付用
ボルト34の取付孔を適切な間隔であけ、軒先材3の取
付部31に屋根1の下端部を挿入し、スペーサー35、
35を上下に介在させ、ボルト34を上記取付孔に挿入
して下方からナットで締めつけて軒先材3を取り付け
る。次いで、上記軒先材3が取り付けられた屋根1の直
下に軒樋2を取り付ける。この際、軒樋2の屋外側壁が
屋根1の下端のほぼ直下に位置するようにする。
【0014】(実施例の作用)上記軒先構造において、
軒先材3の取付部31の内側と屋根1下端部との間に流
水可能な隙間が形成されているので、屋根1から流れ落
ちる雨水は、矢印Aで示すように、上記隙間を通って軒
樋2の中に向けられている垂下部32の先端から落下
し、軒樋2の中に確実に導かれる。また、冬期に積雪し
た屋根1の積雪は、氷結体してブロック状となるので上
記隙間を通ることはなく、軒先材3の外側を通って落下
するので、軒樋2の外側に導かれ、軒樋2が落雪による
衝撃を受けることはない。
【0015】また、軒先材3の取付部31の上部先端が
斜め上方に向けて折曲され、折曲部33が形成されてい
るので、大雨が降ったときに屋根1から流れ落ちる雨水
の勢いをせき止めて弱め、一層確実に軒樋2の中に導く
ことができると共に、積雪時には雪止めの作用も有す
る。
【0016】
【発明の効果】請求項1の軒先構造は、屋根から落下す
る雨水が、軒先材の取付部の内側と屋根下端部との間に
形成された隙間を通り、軒樋の中に向けられている垂下
部の先端から落下し、軒樋の中に確実に導かれるので、
軒下に雨水が落下せず安心して使用することができる。
また、冬期に積雪した屋根の積雪は、軒先材の外側を
通って落下し、軒樋が落雪による衝撃を受けることはな
いので、軒樋や軒樋の受具もしくは吊具が破損する心配
がなくなる。
【0017】請求項2の軒先構造は、軒先材の取付部の
上部先端が斜め上方に向けて折曲され、大雨が降ったと
きに屋根から流れ落ちる雨水の勢いを弱め、一層確実に
軒樋の中に導くことができると共に、積雪時には雪止め
の効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、軒先構造の断面図
である。
【符号の説明】
1 屋根 2 軒樋 3 軒先材 31 取付部 32 垂下部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の軒先に沿って軒樋と軒先材とが設
    けられた軒先構造において、前記軒先材は、断面が略コ
    字形状の取付部と、この取付部の下部先端から下方に垂
    下された垂下部とからなる長尺体であって、軒先材の取
    付部の中に屋根下端部が隙間を設けて挿入されて取り付
    けられ、垂下部の先端は軒樋の中に向けられていること
    を特徴とする軒先構造。
  2. 【請求項2】 軒先材の取付部の上部先端が斜め上方に
    向けて折曲されていることを特徴とする請求項1記載の
    軒先構造。
JP22786995A 1995-09-05 1995-09-05 軒先構造 Pending JPH0972054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22786995A JPH0972054A (ja) 1995-09-05 1995-09-05 軒先構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22786995A JPH0972054A (ja) 1995-09-05 1995-09-05 軒先構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0972054A true JPH0972054A (ja) 1997-03-18

Family

ID=16867633

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22786995A Pending JPH0972054A (ja) 1995-09-05 1995-09-05 軒先構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH0972054A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104563409A (zh) * 2014-12-20 2015-04-29 重庆万马屯新型建材有限公司 金属屋面排水管
JP5728107B1 (ja) * 2014-03-25 2015-06-03 有限会社キタバタケ 雪止め支持装置

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JP5728107B1 (ja) * 2014-03-25 2015-06-03 有限会社キタバタケ 雪止め支持装置
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