JP5726802B2 - 保守支援情報算出装置および方法 - Google Patents

保守支援情報算出装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5726802B2
JP5726802B2 JP2012082677A JP2012082677A JP5726802B2 JP 5726802 B2 JP5726802 B2 JP 5726802B2 JP 2012082677 A JP2012082677 A JP 2012082677A JP 2012082677 A JP2012082677 A JP 2012082677A JP 5726802 B2 JP5726802 B2 JP 5726802B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attribute
life model
history data
value
maintenance history
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012082677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013214124A (ja
Inventor
矢野 亨
亨 矢野
佐藤 誠
佐藤  誠
英治 木下
英治 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012082677A priority Critical patent/JP5726802B2/ja
Publication of JP2013214124A publication Critical patent/JP2013214124A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5726802B2 publication Critical patent/JP5726802B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明の実施形態は、機器保守を行う際の意思決定に利用される保守支援情報を算出する装置および方法に関する。
複数の部品から構成される機器の保守において、事後保守のみでは機器稼働率が低下する問題が生じ得ることから、一部の部品について予防保守を行って部品故障の発生を防ぐことが必要である。予防保守を行う部品に対していつ保守作業を行うかといった意思決定は重要な課題であり、部品の故障記録や交換記録のような保守履歴データを利用して部品の故障発生率を算出することにより、そのような意思決定に有用な保守支援情報を算出することが行われている。
特開2005−182465号公報 特開2007−328522号公報 特開2010−166702号公報 特開2007−179441号公報
保守履歴データの適切な分割に基づく寿命モデル群から保守支援情報を算出する装置および方法を提供することが望まれている。
実施形態によれば、少なくとも1つの属性値を有する保守履歴データを記憶するデータベースと、属性分割基準値により前記保守履歴データを第1の保守履歴データと第2の第1の保守履歴データとに分割し、前記第1の保守履歴データに基づいて第1の寿命モデルを算出し、前記第2の保守履歴データに基づいて第2の寿命モデルを算出するとともに、前記第1の寿命モデルと前記第2の寿命モデルの間の非類似度を算出する第1の算出部と、前記第1の寿命モデルと前記第2の寿命モデルのそれぞれから故障モード数を推定する推定部と、前記非類似度および前記故障モード数に基づいて、前記少なくとも1つの属性値から最適な属性分割基準値を算出する第2の算出部と、前記最適な属性分割基準値による前記保守履歴データの分割に基づく寿命モデル群から保守支援情報を算出する第3の算出部と、を具備する保守支援情報を算出する装置が提供される。
実施形態に係る保守支援情報算出装置のブロック図 属性情報付き保守履歴データを示す図 機器属性を利用した複数の寿命モデルを示す図 各寿命モデルの故障モード数の推定結果を示す図 寿命モデルから算出された保守支援情報を示す図 寿命モデルから算出された部品交換計画を示す図 実施形態に係る保守支援情報算出装置の動作手順を示すフローチャート 故障モード数の推定結果図 故障モード数の推定結果図
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る保守支援情報算出装置を機能ブロック図によって表現したものである。本装置は、属性情報付き保守履歴のDB100、寿命モデルの算出部101、属性分割基準値の算出部102、故障モードの推定部103、保守支援情報の算出部104を備え、機器の属性情報に基づいて分割された保守履歴データから最適な寿命モデル群を求め、寿命モデル群における各寿命モデルから保守支援情報105を算出する。以下では、各ブロックの説明を行う。
図2はある部品Xの属性情報付き保守履歴データを表す。属性情報付き保守履歴データは、例えば機器の属性情報および部品の故障情報、計画外の交換情報などに基づいて事前に生成され、属性情報付き保守履歴のDB100に格納されている。図2に例示されるように、属性情報付き保守履歴データは、機器ID、設置日、交換日、生存日数、打ち切り情報、属性情報を表す。図2によれば、部品Xは機器ID「0500_001」、「0420_001」、「0100_003」に設置され、当該部品Xの設置日はそれぞれ「1998年11月6日」、「1997年4月1日」、「1990年5月8日」であり、当該部品Xの交換日はそれぞれ「2010年3月31日」、「2008年8月10日」、「2008年4月13日」であることがわかる。図2において、打ち切り情報の「Y」は故障した部品であることを示し、打ち切り情報の「N」は故障ではなく「ついで交換」などの何らかの理由によって交換された部品であることを示す。例えば機器ID「0500_001」および「0100_003」に設置された部品Xは打ち切り情報に基づいて「ついで交換」などの何らかの理由によって交換された部品であり、機器ID「0420_001」に設置された部品Xは故障により交換されたことがわかる。属性情報は、複数の属性A1〜ANで構成される。
寿命モデルの算出部101は、属性情報付き保守履歴のDB100から部品の属性情報付き保守履歴データを受け取り、属性情報によって保守履歴データを分割し、分割されたそれぞれの保守履歴データに基づいて当該部品の複数の寿命モデルを算出する。
図3は、機器属性を利用しない場合の単一の寿命モデルMsと、機器属性を利用して分割された保守履歴データに基づく複数の寿命モデルM1およびM2を示している。後者の寿命モデルM1およびM2は、図2で示した属性情報によって保守履歴データを2つに分割して算出した場合を示したものである。
寿命モデルの算出部101は、属性情報付き保守履歴のDB100に格納されている保守履歴データをそれぞれの属性情報に応じて一方のグループと他方のグループのいずれかに振り分けることにより分割し、分割されたそれぞれの保守履歴データについて寿命モデルM1およびM2を算出する。寿命モデルM1およびM2は、例えば日数に対する生存確率によって表される。
本実施形態では、保守履歴データを属性値によって分割する際の基準値(「属性分割基準値」)を、属性A1の「300」という値としている。すなわち、保守履歴データは属性A1の値が300以下のグループと、属性A1の値が300より大きいグループとに分割される。なお、このような属性分割基準値は、属性分割基準値の算出部102により、属性情報に含まれる属性A1〜ANのいずれかについて、それぞれの複数の候補のなかから設定され得る。この複数の属性分割基準値の候補について、後に述べる属性分割基準値の算出部102によりいずれかの属性分割基準値が決定される。これは、保守履歴データの分割に基づく最適な寿命モデル群を規定する。
本実施形態において、寿命モデルの算出部101は、属性分割基準値によって保守履歴データを2つに分割する。これにより得られた第1の保守履歴データに基づいて第1の寿命モデルM1が算出され、第2の保守履歴データに基づいて第2の寿命モデルM2が算出される。また本実施形態では、これら第1および第2の寿命モデルM1およびM2を求める際に、寿命モデルの算出部101が第1および第2の寿命モデルM1およびM2間の非類似度を算出する。非類似度としては、ログ・ランク検定のp値としてもよい。図3に示すように、属性A1の値「300」を属性分割基準値とし、これにより保守履歴データを2つに分割して得た第1および第2の寿命モデルM1およびM2間の非類似度は例えば「0.001239」であった。
寿命モデルの算出部101から属性分割基準値の算出部102へ属性分割基準値と非類似度の組が送られる。また、寿命モデルの算出部101において算出された寿命モデルM1およびM2は、属性および属性分割基準値ごとに故障モード数の推定部103に送られる。
故障モード数の推定部103は、寿命モデルM1およびM2のそれぞれについて故障モード数を推定する。図4は、故障モード数の推定部103による各寿命モデルの故障モード数の推定結果を示している。後述する推定方法に基づく故障モード数のヒストグラムにより、寿命モデルM1については故障モード数が「2」と推定され、寿命モデルM2では故障モード数が「1」と推定される。
属性分割基準値の算出部102は、寿命モデルの算出部101により算出された寿命モデル間の非類似度と故障モード数の推定部103により各寿命モデルについて推定された故障モード数とに基づいて、最適な属性分割基準値を算出する。
属性分割基準値の算出部102により算出された最適な属性分割基準値に基づく最適な寿命モデル群は、寿命モデルの算出部101から保守支援情報の算出部104に送られる。保守支援情報の算出部104は、寿命モデルの算出部101から送られてきた最適な寿命モデル群に基づいて保守支援情報105を算出する。例えば図5に示すように、寿命モデルM1における生存確率99%点の日数D1および寿命モデルM2における生存確率99%点の日数D2を保守支援情報105とする。このような保守支援情報105は、部品交換の基準値に利用したり、部品故障のモンテカルロシミュレーションを行う際の部品の故障発生確率として利用したりすることができる。
保守支援情報105として部品交換計画を出力してもよい。図6は、部品交換計画の例である。図6では、部品IDが「0001」である部品名「aaa」の最適な属性分割基準値が属性A1の「300」という値であることが示されている。保守期間が20年の場合、属性「A1≦300」の寿命モデルから得られる交換基準値に基づく交換回数と、属性「A1>300」の寿命モデルから得られる交換基準値に基づく交換回数は両方とも「1回」である。これに対し、保守期間が30年の場合、属性「A1≦300」の寿命モデルから得られる交換基準値に基づく交換回数は「1回」であるが、属性「A1>300」の寿命モデルから得られる交換基準値に基づく交換回数は「2回」である。このように、必要な交換回数が変化することが分かる。保守支援情報105は本実施形態で示したものに限定されず、当業者にとって自明な種々の情報としてもよい。また、上記では属性情報付き保守履歴データを2つに分割して寿命モデルM1およびM2を作成することについて説明したが、保守履歴データの分割数は2に限定されない。保守履歴データを3以上のグループに分割してもよい。
図7は、実施形態に係る保守支援情報算出装置の動作手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートのステップに従って、本装置の動作手順を説明する。この動作手順では、ある一種類の部品Xに関して本装置が動作する場合で説明しているが、複数の部品に関して同様の動作を行うことにより、複数の部品それぞれについて保守支援情報を算出することができる。
ステップS100では、保守支援情報105を算出する対象部品(この説明では「部品X」)を選定する。ステップS101では、属性情報付き保守履歴のDB100に格納されている部品Xの属性情報付き保守履歴データを寿命モデルの算出部101に読み込む。
寿命モデルの算出部101に読み込まれた属性情報付き保守履歴データから、当該保守履歴データを分割するための属性分割基準値の候補を読み込む(ステップS102)。例えば、属性として属性A1、属性A2、属性A3の3つがあって、属性A1の属性分割基準値が{100、200、300}、属性A2の属性分割基準値が{10、15、20}、属性A3の属性分割基準値が{45、90、135}であるとする。属性分割基準値によって保守履歴データを2分割する場合は、属性分割基準値の候補は9通りあることになる。この9通りの候補から1つずつ処理を行うため、候補を1つ選択し(ステップS103)、ステップS104とS105の処理を行う。
選択された候補の1つである属性分割基準値を利用して保守履歴データを2つに分割した上で2つの寿命モデルを求め、これら寿命モデルの間の非類似度を算出する(ステップS104)。このような寿命モデル間の非類似度の算出方法としてはログ・ランク検定を行ってそのp値を算出することが挙げられる。ログ・ランク検定におけるp値が属性分割基準値の当該候補に対して算出される。ログ・ランク検定は2つの寿命モデルに差があるかどうかを検定するものであり、ログ・ランク検定のp値が小さい属性分割基準値ほど、2つの寿命モデルの間に大きな差があることを期待することができる。なお、非類似度としてはログ・ランク検定のp値に限定されない。
さらに、分割した保守履歴データそれぞれについて故障モード数を推定する(ステップS105)。先述した図4では、故障モード数のヒストグラムによる推定を示した。ここで故障モード数の推定方法としては、例えば非特許文献(Marin et al.(2005), Using Weibull Mixture Distributions to Model Heterogeneous Survival Data, Communications in Statistics---Simulation and Computation, 34:673-684)で提案されている手法を利用することが考えられる。この文献では、保守履歴データに対して、次式(1)に示す混合ワイブル分布
Figure 0005726802
によってモデル化を行う。ここで、上式(1)のwjは混合分布の重みであり、θjとajはワイブル分布のパラメータである。tは生存時間を表す。kは混合分布の混合数である。上記ワイブル分布のパラメータθjとajをそれぞれ「1」とおくことによって、指数分布を得ることができるため、上式(1)の混合ワイブル分布では指数分布を組み合わせたモデル化が可能である。上記非特許文献では、上記のwjの事前分布としてディリクレ分布を想定し、θjとajの事前分布としてそれぞれガンマ分布を想定した上でベイズ推定を行い、さらに上記の式の混合数kについてもベイズ推定の枠組のもとで推定を行う。実際の推定はマルコフ連鎖モンテカルロシミュレーション(MCMC)によって行われる。例えば、MCMCを3000回実行して2001階から3000回までのサンプリング結果を利用して混合数kのヒストグラムを作成し、そのヒストグラムの最頻値を混合数kの推定値と考えることができる。推定値としては平均値を利用することも考えられる。故障モードは上記混合分布の構成要素のワイブル分布に従うと仮定することによって、混合数kの推定値は故障モード数の推定値であるとみなすことができる。なお、故障モード数の推定方法はここで述べた方法に限定されない。
ステップS106では、属性分割基準値の全候補についてステップS104とS105が終わっているかどうかを確認し、終わっていない場合は属性および/または属性分割基準値を更新する(ステップS107)。
以上のステップS104とステップS105を全候補について行った後、属性分割基準値の算出部102では、各候補からの結果をもとに最適な属性分割基準値を決定する(ステップS108)。最適化では、ログ・ランク検定のp値と故障モード数の両方を考慮に入れる。
ここで、図8と図9は、同一の保守履歴データを異なる属性分割基準値によって分割して2つの寿命モデルを得た結果を示している。図8と図9には、元の保守履歴データの寿命モデルMs、属性分割基準値によって保守履歴データを2つに分割して得た寿命モデルM1およびM2のそれぞれについて、故障モード数のヒストグラムを示してある。図8と図9の元の保守履歴データは同じものであるとする。
例えば、図8に示すように、ある属性情報によって分割して得た2つの寿命モデルのログ・ランク検定のp値が「0.0005」であり、図9に示すように、別の属性情報によって分割して得た2つの寿命モデルのログ・ランク検定のp値が「0.002」であるとする。
非類似度の点では、図8の場合の方が図9の場合よりも非類似度の値が大きいことから、図8の分割方法を選ぶのが妥当であると考えられる。しかし、図8に示すように、単一の寿命モデルMsでは故障モード数が「2」であると推定されているのに対し、属性情報によって分割して得た2つの寿命モデルM1およびM2それぞれについて故障モード数が「2」と推定されている。一方、図9に示すように、別の属性情報によって分割して得た2つの寿命モデルM1およびM2それぞれの故障モード数は「1」と推定されている。このように、非類似度のみによって最適な属性分割基準値を求めてそれに基づく2つ寿命モデルを求めた場合、故障モード数の観点では望ましくない結果が得られる可能性がある。したがって、故障モード数の総和がより少なくなる属性分割基準値を選択することが望ましい。
上記の可能性を考慮して、ログ・ランク検定のp値と故障モード数の両方を考慮に入れた最適な属性分割基準値の決定方法としては、例えば、分割データそれぞれから推定された故障モード数の総和が2以下の中で最も小さいp値を与える(非類似度が最も大きい)属性分割基準値を最適値とすることが挙げられる。また、仮に故障モード数の総和がどの候補でも2より大きい場合には、総和の最小値よりも2番目に小さい値以下を与える属性分割基準値の候補の中でp値が最小となるものを選べばよい。
他の最適化としては、p値の最小値と桁が同じとなるp値を与える属性分割基準値が存在する場合には、故障モード数の総和が最小となる属性分割基準値を選ぶ方法でもよい。最適な属性分割基準値の決定方法としては、ここで挙げたものに限定されない。
また、上述の説明においては保守履歴データを2分割する例で説明したが、3以上の複数の分割も同様に行うことができる。例えば、保守履歴データを3分割する場合、まず保守履歴データを2分割した上でさらにそのデータのどちらかを2分割すればよい。
最適な属性分割基準値が決まった後に保守支援情報の算出部104は最適な属性分割基準値よって与えられる複数の寿命モデルから保守支援情報105を算出する(ステップS109)。保守支援情報105として、上述したようにある生存確率の日数を部品交換の基準値としたり、部品交換計画、部品故障シミュレーション用の故障発生確率などを算出することができるが、ここで述べたものに限定されない。
以上説明した実施形態によれば、機器の属性情報に基づいて適切に分割された保守履歴データから最適な寿命モデル群を求めることができる。このような最適な寿命モデル群に基づいて適正な保守支援情報105を算出することができる。
具体的には、機器の属性情報に基づいて分割された保守履歴データから寿命モデル群を求める際に、寿命モデル間の非類似度に加えて故障モード数が考慮される。これにより寿命モデル群が最適化されて適切な保守支援情報を算出することができる。このことは、寿命モデル間の非類似度のみを考慮した場合に比べ、より効率的な保守の実現に寄与する。
上記の実施形態は、1台のコンピュータによって実現することができるが、複数のコンピュータによって実現してもよい。例えば、属性情報付き保守履歴のDB100をデータベースサーバとし、寿命モデルの算出部101と属性分割基準値の算出部102と故障モードの推定部103と保守支援情報の算出部104とを1台のコンピュータ上で実現し、当該サーバから随時データを呼び出すという実現方法であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…属性情報付き保守履歴のデータベース(DB);
101…寿命モデルの算出部;
102…属性分割基準値の算出部;
103…故障モード数の推定部;
104…保守支援情報の算出部;
105…保守支援情報

Claims (8)

  1. 少なくとも1つの属性値を有する保守履歴データを記憶するデータベースと、
    属性分割基準値により前記保守履歴データを第1の保守履歴データと第2の保守履歴データとに分割し、前記第1の保守履歴データに基づいて第1の寿命モデルを算出し、前記第2の保守履歴データに基づいて第2の寿命モデルを算出するとともに、前記第1の寿命モデルと前記第2の寿命モデルの間の非類似度を算出する第1の算出部と、
    前記第1の寿命モデルと前記第2の寿命モデルのそれぞれから故障モード数を推定する推定部と、
    前記非類似度および前記故障モード数に基づいて、前記少なくとも1つの属性値から、前記第1の寿命モデルと前記第2の寿命モデルの前記非類似度がもっとも大きい場合の属性分割基準値を最適な属性分割基準値として算出する第2の算出部と、
    前記最適な属性分割基準値による前記保守履歴データの分割に基づく寿命モデル群から保守支援情報を算出する第3の算出部と、を具備する保守支援情報の算出装置。
  2. 前記第1の算出部は、前記非類似度としてログ・ランク検定のp値を算出する請求項1記載の装置。
  3. 前記推定部は、混合ワイブル分布に基づいて前記故障モード数を推定する請求項1記載の装置。
  4. 前記第2の算出部は、前記第1の寿命モデルと前記第2の寿命モデルのそれぞれから推定された故障モード数の和が所定値以下であってかつ前記非類似度が最も大きい場合の属性分割基準値を最適な属性分割基準値として算出する請求項1乃至3のいずれかに記載の装置。
  5. 少なくとも1つの属性値を有する保守履歴データをデータベースに記憶するステップと、
    第1の算出部が、属性分割基準値により前記保守履歴データを第1の保守履歴データと第2の保守履歴データとに分割し、前記第1の保守履歴データに基づいて第1の寿命モデルを算出し、前記第2の保守履歴データに基づいて第2の寿命モデルを算出するとともに、前記第1の寿命モデルと前記第2の寿命モデルの間の非類似度を算出するステップと、
    推定部が、前記第1の寿命モデルと前記第2の寿命モデルのそれぞれから故障モード数を推定するステップと、
    第2の算出部が、前記非類似度および前記故障モード数に基づいて、前記少なくとも1つの属性値から、前記第1の寿命モデルと前記第2の寿命モデルの前記非類似度がもっとも大きい場合の属性分割基準値を最適な属性分割基準値として算出するステップと、
    第3の算出部が、前記最適な属性分割基準値による前記保守履歴データの分割に基づく寿命モデル群から保守支援情報を算出するステップと、を含む保守支援情報の算出方法。
  6. 前記非類似度を算出するステップは、前記第1の算出部が、前記非類似度としてログ・ランク検定のp値を算出するステップを含む請求項5記載の方法。
  7. 前記故障モード数を推定するステップは、前記推定部が、混合ワイブル分布に基づいて前記故障モード数を推定するステップを含む請求項5記載の方法。
  8. 前記最適な属性分割基準値を算出するステップは、前記第2の算出部が、前記第1の寿命モデルと前記第2の寿命モデルのそれぞれから推定された故障モード数の和が所定値以下であってかつ前記非類似度が最も大きい場合の属性分割基準値を最適な属性分割基準値として算出するステップを含む請求項乃至のいずれかに記載の方法
JP2012082677A 2012-03-30 2012-03-30 保守支援情報算出装置および方法 Active JP5726802B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012082677A JP5726802B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 保守支援情報算出装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012082677A JP5726802B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 保守支援情報算出装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013214124A JP2013214124A (ja) 2013-10-17
JP5726802B2 true JP5726802B2 (ja) 2015-06-03

Family

ID=49587424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012082677A Active JP5726802B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 保守支援情報算出装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5726802B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016151808A1 (ja) * 2015-03-25 2017-06-22 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 部品の取替周期算出装置および取替周期算出方法
JP6488891B2 (ja) * 2015-06-03 2019-03-27 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 保守作業間隔決定装置
JP6648826B2 (ja) * 2016-09-29 2020-02-14 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 部品の取替周期算出装置および取替周期算出方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002157361A (ja) * 2000-11-22 2002-05-31 Densei Lambda Kk 交換時期通知方法、交換時期通知システム、交換時期通知装置および交換時期通知プログラム
JP4237610B2 (ja) * 2003-12-19 2009-03-11 株式会社東芝 保守支援方法及びプログラム
JP4747002B2 (ja) * 2006-02-22 2011-08-10 財団法人電力中央研究所 構造物設備の経年危険度評価方法並びにこの評価方法を用いた構造物設備の経年危険度警報発令方法、装置及びプログラム
JP2008225637A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Mitsubishi Electric Corp 設備保全管理システム
JP4810552B2 (ja) * 2008-04-25 2011-11-09 株式会社東芝 故障確率算出に用いられる生存曲線を生成する装置および方法
JP5195329B2 (ja) * 2008-11-13 2013-05-08 オムロン株式会社 記録装置および記録装置の制御方法
JP2011215948A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Toshiba Corp 製品寿命分析装置及び製品寿命分析方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013214124A (ja) 2013-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Akşin et al. Structural estimation of callers' delay sensitivity in call centers
Silva et al. Mercury: An integrated environment for performance and dependability evaluation of general systems
US8396571B2 (en) Process and system for multi-objective global optimization of maintenance schedules
Nilim et al. Robustness in Markov decision problems with uncertain transition matrices
US20090271235A1 (en) Apparatus and method for generating survival curve used to calculate failure probability
US20110320228A1 (en) Automated Generation of Markov Chains for Use in Information Technology
WO2018105104A1 (ja) 故障リスク指標推定装置および故障リスク指標推定方法
JP5726802B2 (ja) 保守支援情報算出装置および方法
JP2012069098A5 (ja) ネットワーク化されたビジネスプロセスのネットワーク参加者に関するサービス品質を管理するための方法、および管理するための動作をコンピュータに実行させることができる命令を格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US20130332244A1 (en) Predictive Analytics Based Ranking Of Projects
KR20160147435A (ko) 집적 회로의 수율 예측 방법 및 집적 회로의 설계 최적화 방법
US20110295573A1 (en) Model expression generation method and apparatus
JP5208812B2 (ja) 保守計画を作成する装置および方法
Zimmer et al. GPU age-aware scheduling to improve the reliability of leadership jobs on Titan
Budde et al. Rare event simulation with fully automated importance splitting
US20150060053A1 (en) Method for adaptive optimizing of heterogeneous proppant placement under uncertainty
JP2014209300A (ja) データ処理装置及びデータ処理方法及びプログラム
Ortega A note on some functional relationships involving the mean inactivity time order
JP5807978B2 (ja) プログラム
US20140236667A1 (en) Estimating, learning, and enhancing project risk
US20210103698A1 (en) Detection of a topic
Amari Reliability analysis of k-out-of-n cold standby systems with Erlang distributions
Lan et al. Performance and reliability analysis of a repairable discrete‐time G eo/G/1 queue with Bernoulli feedback and randomized policy
JP2021105772A (ja) リソース利用量の予測管理システム、リソース利用量の予測管理方法
Wang Discrete event simulation analysis on multiple class single server queueing system with abandonments and promotions

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131205

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131212

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131219

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20131226

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140109

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5726802

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150