JP5726112B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
複数の図柄を可変表示させる複数の可変表示要素(リール1L,1C,1R)と、
演出上の情報を表示させる演出表示装置(7)と、
遊技媒体の投入下におけるスタートスイッチ(スタートレバー5)の操作による遊技開始操作に基づいて、予め定めた図柄の組合せを前記可変表示要素において表示させるために必要な複数種類の条件装置の作動の可否を決定する内部抽選を実行すると共に前記各可変表示要素の可変表示を開始させ、前記各可変表示要素に対応するストップスイッチ(左ストップボタン6L,中ストップボタン6C,右ストップボタン6R)の操作に基づいて、所定の移動許容範囲内で対応する可変表示要素の可変表示を各停止させ、所定の有効ライン上に前記内部抽選で決定した作動に係る条件装置に対応した図柄の組合せの表示を許容させる遊技の進行を制御する主制御装置(MC)と、
前記主制御装置(MC)から一方向性通信仕様にしたがって送信する情報を受信して、前記演出表示装置(7)の表示を制御する周辺制御装置(SC)とを備えた遊技機を前提とする。
本発明でいう「演出表示装置」は、液晶表示装置、ドット表示装置、ランプによる情報表示装置等を含む。
本発明でいう「遊技媒体」は、遊技メダル(遊技の用に供するメダル)、遊技球(遊技の用に供する玉)、「貯留装置」の電磁的記録等を含む。
ここに、「貯留装置」とは、遊技機に投入された遊技メダル及び遊技により獲得された遊技メダルを貯留することにより、遊技者が、新たに遊技機に遊技メダルを投入することなく、ボタンその他の装置の操作により、当該貯留に係る遊技メダルの中からあらかじめ定められた数の遊技メダルを順次遊技の用に供することができることとなる装置で、遊技機に投入された遊技メダルと遊技により獲得された遊技メダルの総数から当該遊技の用に供されたものの総数を減じた数を電磁的方法により記録することができるものをいう(「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」(以下、遊技機規則という)第6条別表第二(1)カ)。
「再遊技」とは、遊技メダル等の投入(貯留装置に係るボタンその他の装置の操作により遊技メダルを遊技の用に供することを含む。)をすることによらずに行うことができる遊技をいう(遊技機規則第6条別表第二(3)イ)。再遊技に係る条件装置も、遊技の結果が一回得られたときは、その作動を終了するものであることとされている(遊技機規則第6条別表第5(1)リ(ホ))。また、設定ごと及び規定数ごとに、再遊技に係る条件装置が作動する確率は、73分の10以上の値のうちからあらかじめ定められたものでありと規定されており(遊技機規則第6条別表第5(1)ハ(ニ))、再遊技の作動確率は、最も低い場合でも、73分の10すなわち1/7.3となる。
「役物」とは、入賞を容易にするための特別の装置をいう(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則第7条表中、ぱちんこ遊技機の第五、回胴式遊技機の第六)。本発明で役物というときには、「普通役物」、「第一種特別役物」、「第二種特別役物」の他、第一種特別役物又は第二種特別役物を連続して作動させることができる「役物連続作動装置」を含める。また、本発明では、「入賞」と「再遊技」とに関する、役物ではない役を「非役物」といい、「入賞」に関する非役物を「入賞役」、「再遊技」に関する非役物を「再遊技役」ともいう。「入賞役」は、「小役」とも呼ぶ。
「第一種特別役物」とは、規定数ごとの入賞に係る図柄の組合せの数を増加させ、又は規定数ごとの入賞に係る条件装置が作動する確率を上昇させる役物で、あらかじめ定められた場合に作動し12回を超えない回数の遊技の結果が得られるまで作動を継続することができるものをいう(遊技機規則第6条別表第二(3)ト)。
「第二種特別役物」とは、内部抽せんの結果にかかわらず入賞に係る条件装置を作動させることとなる役物で、あらかじめ定められた場合に作動し一回の遊技の結果が得られた場合に作動を終了するものをいう(遊技機規則第6条別表第二(3)ヌ)。
「役物連続作動装置」とは、第一種特別役物又は第二種特別役物を連続して作動させることができる装置で、特定の図柄の組合せが表示された場合に作動しあらかじめ定められた場合に作動を終了するものをいう(遊技機規則第6条別表第二(3)チ)。
本発明でいう「周辺制御装置」とは、遊技機の制御装置のうち、前記主制御装置での制御以外の制御をするものであって、遊技の結果に影響を及ぼし、又は及ぼすおそれがある機能を有しない制御をするものをいう。遊技機規則で定義する「周辺基板」から基板という物理的要素を取り除いた概念である。なお、「周辺基板」とは、主基板以外の基板で、配線を相互に接続するための電子部品のみが装着されたもの以外のものをいう(遊技機規則第6条別表第二(1)ニ)。
前記主制御装置(MC)に、
予め定めた遊技条件の具備を契機に、遊技の進行を一時中断させる第1フリーズを発生させる第1フリーズ発生手段(X1)と、
前記第1フリーズの発生中、前記可変表示要素を通常とは異なる変則態様で駆動させる予め定めた複数の変則駆動態様から遊技者による選択操作に基づいて特定変則駆動態様を選択する変則駆動態様選択手段(Y)と、
前記第1フリーズによる一時中断の解除後に続く後の遊技の遊技開始操作を契機に、遊技の進行を中断させる第2フリーズを発生させる第2フリーズ発生手段(X2)と、
前記第2フリーズの発生中、遊技者による始動操作を契機に判定する予め定めた始動条件の具備により前記変則駆動態様選択手段(Y)で選択した前記特定変則駆動態様で前記可変表示要素を変則駆動させ、予め定めた解除条件の具備により前記第2フリーズを解除して遊技を進行させる変則駆動実行手段(Z)とを設けた。
前記第1フリーズ及び又は前記第2フリーズの発生を契機に、予め定めた作動仕様の下で、前記主制御装置(MC)から受信する前記内部抽選で決定した作動に係る条件装置に対応した前記ストップスイッチの操作情報を前記演出表示装置(7)に表示させるアシスト表示手段(A1)と、
前記第2フリーズの発生から解除までの変則駆動の実行結果に応じて、前記アシスト表示手段(A1)の作動仕様を遊技者に有利に変更させるアシスト作動仕様変更手段(A2)とを設けた。
前記第1フリーズの発生中、前記変則駆動態様選択手段(Y)で選択可能な変則駆動態様を選択せず、変則駆動を回避する選択操作を受け付ける変則駆動回避手段(YN)を設け、
前記周辺制御装置(SC)に設ける前記アシスト作動仕様変更手段(A2)は、
前記変則駆動回避手段(YN)により変則駆動を回避する選択操作を受け付けた場合にも、所定の変更仕様により前記アシスト表示手段(A1)の作動仕様を遊技者に有利に変更させる仕様を有するのが好ましい。
前記変則駆動態様選択手段(Y)での遊技者による選択操作を促す選択操作情報を前記演出表示装置(7)に表示させる選択操作情報表示手段(B1)と、
前記変則駆動実行手段(Z)での遊技者による始動操作を促す始動操作情報を前記演出表示装置(7)に表示させる始動操作情報表示手段(B2)とを設けるのが好ましい。
前記アシスト作動仕様変更手段(A2)での変更後の前記アシスト表示手段(A1)の作動仕様に関する情報を前記演出表示装置(7)に表示させるアシスト作動仕様情報表示手段(B3)を設けるのが好ましい。
ここに、遊技の結果が一回得られたときに作動を終了する条件装置は、入賞役に係る条件装置と再遊技役に係る条件装置とが該当することになる。
次回遊技を遊技媒体の投入なしで行える再遊技に係る条件装置の作動確率を通常値とした初期遊技状態(RT0)と、
前記初期遊技状態(RT0)において予め定めた第1特定図柄(d契機11,d契機12,d契機13,d契機14)の組合せが表示されたことを条件に移行し、再遊技に係る作動確率を通常値と同一又はほぼ同一とするも、再遊技に係る条件装置に前記ストップスイッチの操作順序如何で表示される図柄の組合せが異なることとなる特殊再遊技(押し順リプレイ1,押し順リプレイ2)に係る条件装置を用いた第1リプレイタイム(RT1)と、
前記第1リプレイタイム(RT1)において前記特殊再遊技に係る条件装置の作動時に表示される図柄の組合せに含まれる予め定めた第2特定図柄(d契機2)の組合せが表示されたことを条件に移行し、再遊技に係る作動確率を通常値よりも高め、且つ、予め定めた終了条件の具備により再遊技に係る作動確率を通常値に戻す第2リプレイタイム(RT2)と
を含む再遊技確率変動手段(RV)を有し、
前記フリーズ抽選の実行に関連する前記特定の条件装置に、前記第1リプレイタイム(RT1)において作動の可否を決定する前記特殊再遊技(押し順リプレイ1,押し順リプレイ2)に係る条件装置を含めているのが好ましい。
中リール帯10Cには、図柄番号1〜20,0に、ベル2、チェリー、ブランク2、リプレイ1、ベル2、ブランク2、リプレイ1、ベル2、黒バー、スイカ、ブランク2、リプレイ2、ベル1、チェリー、ブランク2、リプレイ2、ベル1、スイカ、赤セブン、ブランク2、リプレイ1が描かれている。
右リール帯10Rには、図柄番号1〜20,0に、赤セブン、ベル2、リプレイ2、ブランク2、赤セブン、ベル2、リプレイ2、ブランク2、黒バー、スイカ、ベル1、リプレイ1、ブランク2、スイカ、ベル1、リプレイ1、ブランク2、チェリー、赤セブン、ベル2、リプレイ2が描かれている。
リール帯10L,10C,10R自体は白色又は薄い単一色を基調としており、それぞれ、帯の上端と下端とは輪状に結ばれ、エンドレスに図柄をスクロールさせる。
「赤セブン」−「赤セブン」−「赤セブン」で次回遊技から役物遊技に移行する。「赤セブン」は左リール1L及び中リール1Cについて一つしかなく、毎回の遊技で「赤セブン」を狙っていては後記入賞役を取りこぼしてしまうことから、BBに内部当選した遊技回でいきなり「赤セブン」を揃えることは容易でもないし得でもない。BBに内部当選した遊技回でいきなり「赤セブン」を揃えることができなくとも、BBの内部当選フラグは「赤セブン」が揃うまで次回以降にも持ち越され、BBに係るボーナス内部当選中の有利な遊技状態となる。
「黒バー」−「黒バー」−「黒バー」で次回遊技から役物遊技に移行する。「黒バー」は各リール1L,1C,1Rについて一つしかなく、毎回の遊技で「黒バー」を狙っていては、やはり入賞役を取りこぼしてしまうことから、RBに内部当選した遊技回でいきなり「黒バー」を揃えることは容易でもないし得でもない。RBに内部当選した遊技回でいきなり「黒バー」を揃えることができなくとも、RBの内部当選フラグは「黒バー」が揃うまで次回以降にも持ち越され、RBに係るボーナス内部当選中の有利な遊技状態となる。
「リプレイ1又はリプレイ2」−「リプレイ1又はリプレイ2」−「リプレイ1又はリプレイ2」
各リール1R,1C,1Rについて、「リプレイ1又はリプレイ2」と「リプレイ1又はリプレイ2」の上下の間には他の図柄が最も多くとも4つ存在するだけで、「リプレイ1又はリプレイ2」は多数がほぼ均等に分散状に配列されている。後述のとおり再遊技に関する条件装置の組合せは、RP1単独の場合と、RP1とRP2とRP3の3重重複の場合と、RP2とRP3の2重重複の場合とを設けているが、RP1単独当選のとき、ストップボタン6L,6C,6Rの押し順及び押すタイミングを問わず、有効ラインである中段ラインの各列にリプレイ1又はリプレイ2が並ぶ。その並び方は、リプレイ1のみ、リプレイ2のみ、両者の混在を合わせた全部で2×2×2の8とおりとなる。
「ベル1又はベル2」−「リプレイ1又はリプレイ2」−「ベル1又はベル2」
左リール1R及び右リール1Rについて、「ベル1又はベル2」と「ベル1又はベル2」の上下の間には他の図柄が最も多くとも4つ存在するだけで、「ベル1又はベル2」は多数がほぼ均等に分散状に配列されていると共に、中リール1Cについて、「リプレイ1又はリプレイ2」と「リプレイ1又はリプレイ2」の上下の間には他の図柄が最も多くとも4つ存在するだけで、「リプレイ1又はリプレイ2」は多数がほぼ均等に分散状に配列されている。RP1とRP2とRP3の3重重複当選時又はRP2とRP3の2重重複当選時、特定の押し順以外でストップボタン6L,6C,6Rを押した場合、有効ラインである中段ラインの各列にリプレイ役2の図柄の組合せが並ぶ。その並び方は、全部で2×2×2の8とおりとなる。結果として、非有効ラインである右上りライン上に「リプレイ1又はリプレイ2」が並ぶこととなる。
「ブランク1又はブランク2若しくは赤セブン又は黒バー」−「ブランク2」−「ベル1又はベル2」
左リール1Rについての「ブランク1又はブランク2若しくは赤セブン又は黒バー」の上下相互間、中リール1Cについての「ブランク2」の上下相互間、右リール1Rについての「ベル1又はベル2」の上下相互間には、他の図柄が最も多くとも4つ存在するだけで、各列該当図柄は多数がほぼ均等に分散状に配列されている。RP1とRP2とRP3の3重重複当選時又はRP2とRP3の2重重複当選時、特定の押し順でストップボタン6L,6C,6Rを押した場合、有効ラインである中段ラインの各列にリプレイ役3の図柄の組合せが並ぶ。その並び方は、全部で4×1×2の8とおりとなる。結果として、非有効ラインである上段ライン上に「リプレイ1又はリプレイ2」が並ぶこととなる。
「リプレイ1又はリプレイ2」−「ベル1又はベル2」−「リプレイ1又はリプレイ2」で、10枚払出。結果として、非有効ラインである右下りライン上に「ベル1又はベル2」が並ぶこととなる。
7)ベル役2(FR2);
「ベル1又はベル2」−「ベル1又はベル2」−「ベル1又はベル2」で、10枚払出。
「リプレイ1」−「リプレイ1」−「赤セブン」で、10枚払出。
9)ベル役4(FR4);
「リプレイ1」−「リプレイ1」−「スイカ」で、10枚払出。
10)ベル役5(FR5);
「リプレイ1」−「リプレイ2」−「赤セブン」で、10枚払出。
11)ベル役6(FR6);
「リプレイ1」−「リプレイ2」−「スイカ」で、10枚払出。
12)ベル役7(FR7);
「リプレイ2」−「リプレイ1」−「赤セブン」で、10枚払出。
13)ベル役8(FR8);
「リプレイ2」−「リプレイ1」−「スイカ」で、10枚払出。
14)ベル役9(FR9);
「リプレイ2」−「リプレイ2」−「赤セブン」で、10枚払出。
15)ベル役10(FR10);
「リプレイ2」−「リプレイ2」−「スイカ」で、10枚払出。
「ベル1」−「スイカ」−「ベル1」で、6枚払出。結果として、非有効ラインである右下りライン上に「スイカ」が並ぶこととなる。
17)角チェリー役1(FR12);
「黒バー」−「ブランク2」−「リプレイ1又はリプレイ2」で、4枚払出。結果として、左リール1Lの下段に相当する左下角に「チェリー」が位置することとなる。
18)角チェリー役2(FR13);
「ブランク1」−「ブランク2」−「リプレイ1又はリプレイ2」で、4枚払出。同じく、結果として、左リール1Lの下段に相当する左下角に「チェリー」が位置することとなる。
19)単チェリー役(FR14);
「チェリー」−「ANY」−「ANY」で、2枚払出。中リール1C及び右リール1Rに対応する「ANY」はどの図柄でもよいことを示す。
1]ビッグボーナス;条件装置の組合せは、「BB」単独のみとしている。
2]レギュラーボーナス;条件装置の組合せは、「RB」単独のみとしている。
初期遊技状態RT0、第2リプレイタイムRT2、第3リプレイタイムで判定し、第1リプレイタイムRT1では判定しない。初期遊技状態RT0の判定値である8978は、確率でいうと8978/65536=約1/7.3となる。第2リプレイタイムRT2の判定値である49986は、確率でいうと49986/65536=1/1.31となる。なお、第1リプレイタイムRT1では、ノーマルリプレイに代え、次記押し順リプレイ1及び押し順リプレイ2を判定する。
該押し順リプレイ1は、ストップボタン6L,6C,6Rの操作順序如何で表示される図柄の組合せが異なることとなる特殊再遊技(特殊リプレイ)の一つに係る。条件装置の組合せは、「RP1+RP2+RP3」の3重重複としている。正解の押し順は、全部で6通りある操作順序のうち、第1番目に右ストップボタン6R、第2番目に中ストップボタン6C、第3番目に左ストップボタン6Lを押した「右、中、左」の所謂逆押しの場合の一通りとしており、押し順に正解した場合、リプレイ役3(RP3)に係る図柄の組合せで第2リプレイタイムRT2へ移行するd契機2である「ブランク1又はブランク2若しくは赤セブン又は黒バー」−「ブランク2」−「ベル1又はベル2」を表示させる。逆押し以外の他の押し順「右、左、中」「左、中、右」「左、右、中」「中、左、右」「中、右、左」の場合は何れも押し順ミスとなり、リプレイ役2(RP2)に係る図柄の組合せである「ベル1又はベル2」−「リプレイ1又はリプレイ2」−「ベル1又はベル2」を表示させる。
該押し順リプレイ2も、ストップボタン6L,6C,6Rの操作順序如何で表示される図柄の組合せが異なることとなる特殊再遊技(特殊リプレイ)の一つに係る。条件装置の組合せは、「RP2+RP3」の2重重複としている。正解の押し順は、全部で6通りある操作順序のうち、第1番目に右ストップボタン6R、第2番目に左ストップボタン6L、第3番目に中ストップボタン6Cを押した「右、左、中」の所謂逆挟み押しの場合の一通りとしており、押し順に正解した場合、リプレイ役3(RP3)に係る図柄の組合せで第2リプレイタイムRT2へ移行するd契機2である「ブランク1又はブランク2若しくは赤セブン又は黒バー」−「ブランク2」−「ベル1又はベル2」を表示させる。逆挟み押し以外の他の押し順「右、中、左」「左、中、右」「左、右、中」「中、左、右」「中、右、左」の場合は何れも押し順ミスとなり、リプレイ役2(RP2)に係る図柄の組合せである「ベル1又はベル2」−「リプレイ1又はリプレイ2」−「ベル1又はベル2」を表示させる。押し順リプレイ1及び押し順リプレイ2は、第1リプレイタイムRT1で判定し、それぞれの判定値4489を合計した8978は、確率でいうと8978/65536=約1/7.3となる。
該押し順ベル1は、ストップボタン6L,6C,6Rの操作順序が予め定めた正解順となるときに入賞となる所定図柄の組合せを表示させ、押し順ミスとなるときに入賞とならない取りこぼし目を表示させる操作順序限定役の一つに係る。条件装置の組合せは、相互に独立した判定値をもつ、「FR1+FR3+FR6」、「FR1+FR4+FR5」、「FR1+FR7+FR10」、「FR1+FR8+FR9」の各3重重複としている。正解順は、第1番目に左ストップボタン6Lを押す必要があり、第2番目以降は問わない左第1停止(1−*−*)としており、押し順に正解した場合、ベル役1(FR1)に係る図柄の組合せである「リプレイ1又はリプレイ2」−「ベル1又はベル2」−「リプレイ1又はリプレイ2」を表示させる。左第1停止以外の他の押し順の場合は何れも押し順ミスとなり、後記する押し順ベルの取りこぼし目を表示させる。
該押し順ベル2も、ストップボタン6L,6C,6Rの操作順序が予め定めた正解順となるときに入賞となる所定図柄の組合せを表示させ、押し順ミスとなるときに入賞とならない取りこぼし目を表示させる操作順序限定役の一つに係る。条件装置の組合せは、相互に独立した判定値をもつ、「FR2+FR3+FR10」、「FR2+FR4+FR9」、「FR2+FR5+FR8」、「FR2+FR6+FR7」の各3重重複としている。正解順は、第1番目に中ストップボタン6Cを押す必要があり、第2番目以降は問わない中第1停止(*−1−*)としており、押し順に正解した場合、ベル役2(FR2)に係る図柄の組合せである「ベル1又はベル2」−「ベル1又はベル2」−「ベル1又はベル2」を表示させる。中第1停止以外の他の押し順の場合は何れも押し順ミスとなり、後記する押し順ベルの取りこぼし目を表示させる。
該押し順ベル3も、ストップボタン6L,6C,6Rの操作順序が予め定めた正解順となるときに入賞となる所定図柄の組合せを表示させ、押し順ミスとなるときに入賞とならない取りこぼし目を表示させる操作順序限定役の一つに係る。条件装置の組合せは、相互に独立した判定値をもつ、「FR2+FR3+FR9」、「FR2+FR5+FR7」、「FR2+FR6+FR8」、「FR2+FR4+FR10」の各3重重複としている。正解順は、第1番目に右ストップボタン6Rを押す必要があり、第2番目以降は問わない右第1停止(*−*−1)としており、押し順に正解した場合、ベル役2(FR2)に係る図柄の組合せである「ベル1又はベル2」−「ベル1又はベル2」−「ベル1又はベル2」を表示させる。右第1停止以外の他の押し順の場合は何れも押し順ミスとなり、後記する押し順ベルの取りこぼし目を表示させる。
単独スイカは、当選確率が比較的低い所謂レア小役と呼ばれる特殊小役に位置づけており、その条件装置の組合せは、「FR11(スイカ役)」単独のみとしている。
10]角チェ;
角チェも、当選確率が比較的低い特殊小役(レア小役)に位置づけており、その条件装置の組合せは、「FR12(角チェリー役1)+FR13(角チェリー役2)」の2重重複としている。
11]単チェ;
単チェも、当選確率が比較的低い特殊小役(レア小役)に位置づけており、その条件装置の組合せは、「FR14(単チェリー役)」単独のみとしている。
「リプレイ1又はリプレイ2」−「リプレイ1又はリプレイ2」−「ベル1又はベル2」
「リプレイ1又はリプレイ2」−「ベル1又はベル2」−「ベル1又はベル2」
「リプレイ1又はリプレイ2」−「ベル1又はベル2」−「赤セブン」
「リプレイ1又はリプレイ2」−「ベル1又はベル2」−「スイカ」
これらの取りこぼし目は、初期遊技状態RT0から第1リプレイタイムRT1へ移行する契機となる図柄の組合せであるd契機11,d契機12,d契機13,d契機14として用いていると共に、第2リプレイタイムRT2から第1リプレイタイムRT1へ降格する所謂リプレイパンク図柄(短縮すると「リプパン図柄」)として用いている。
[1]第1フリーズ発生手段X1
この第1フリーズ発生手段X1は、予め定めた遊技条件の具備を契機に、予め定めた第1フリーズ期間である例えば5秒間について、遊技の進行を一時中断させる第1フリーズを発生させる。第1フリーズ期間である5秒間は、この間に後記する変則駆動態様選択手段Yでの遊技者による選択操作をさせるのに十分な時間である。
この変則駆動態様選択手段Yは、第1フリーズの発生中、各リール1L,1C,1Rを通常とは異なる変則態様で駆動させる予め定めた複数の変則駆動態様、例えば、マックスベットボタン3を押すBETオンによりリール1L,1C,1Rを通常とは逆方向に一回転させて元の位置に停止させる「リール逆回転」、スタートレバー5を叩くレバーオンによりリール1L,1C,1Rを左、中、右の順番で時間差を置いて始動させてそれぞれ一回転させて元の位置に停止させる「リール時間差正転」の何れかから遊技者による選択操作に基づいて特定変則駆動態様を選択する。第1フリーズ中、左ストップボタン6Lの選択操作で「リール逆回転」を選び、右ストップボタン6Rの選択操作で「リール時間差正転」を選ぶものとしている。
この第2フリーズ発生手段X2は、第1フリーズによる一時中断の解除後に続く後の遊技である次遊技の遊技開始操作を契機に、次記変則駆動実行手段Zにおいて予め定めた解除条件を具備するまで、遊技の進行を中断させる第2フリーズを発生させる。
この変則駆動実行手段Zは、第2フリーズの発生中、遊技者による始動操作を契機に判定する予め定めた始動条件の具備により変則駆動態様選択手段Yで選択した特定変則駆動態様で各リール1L,1C,1Rを変則駆動させ、予め定めた解除条件の具備により第2フリーズを解除して遊技を進行させる。
この変則駆動回避手段YNは、第1フリーズの発生中、変則駆動態様選択手段Yで選択可能な変則駆動態様を選択せず、変則駆動を回避する選択操作を受け付ける。ここでは、中ストップボタン6Cの選択操作で前記「リール逆回転」及び「リール時間差正転」を回避し、後述する平均値抽選を実行する「ショートカット」の演出を行う。
この再遊技確率変動手段RVは、図9に示した遊技状態遷移図に従って遊技状態を遷移させるものであって、初期遊技状態RT0と、第1リプレイタイムRT1と、第2リプレイタイムRT2と、第3リプレイタイムとの各再遊技仕様を変動させる。
[7]アシスト表示手段A1
このアシスト表示手段A1は、第1フリーズ及び又は第2フリーズの発生を契機に、ここでは、フリーズ抽選での当選が前提となる第1フリーズの発生後に必ず生起される第2フリーズの発生を契機に、予め定めた作動仕様の下、ここでは、第2リプレイタイムRT2からカウントダウンを開始する例えば40回の所定の最低遊技回数について、主制御装置MCから受信する内部抽選で決定した作動に係る条件装置に対応したストップボタン6L,6C,6Rの操作情報を、演出表示装置7を構成する液晶表示装置70に表示させると共に、演出表示装置7を構成する順押しランプW4、中押しランプW5、逆押しランプW6を適宜点灯させる。
このアシスト作動仕様変更手段A2は、第2フリーズの発生から解除までの変則駆動の実行結果に応じて、より具体的には第2フリーズの発生から解除までの変則駆動の実行より獲得可能としている予め定めた所定のポイントに応じて、アシスト表示手段A1の作動仕様を遊技者に有利に変更させる。そのポイントは、第2フリーズの発生から解除までの変則駆動の実行回数が多いほど高くなり、ポイントが高いほどアシスト表示手段A1の作動仕様はより有利となる。
この選択操作情報表示手段B1は、変則駆動態様選択手段Yでの遊技者による選択操作を促す選択操作情報を、演出表示装置7を構成する液晶表示装置70に表示させる。すなわち、マックスベットボタン3に対応する「リール逆回転」を選ぶなら左ストップボタン6Lを押すべきこと、スタートレバー5に対応する「リール時間差正転」を選ぶなら右ストップボタン6Rを押すべきこと、変則駆動を回避する「シュートカット」を選ぶなら中ストップボタン6Cを押すべきことを、液晶表示装置70に表示させる。
この始動操作情報表示手段B2は、変則駆動実行手段Zでの遊技者による始動操作を促す始動操作情報を、演出表示装置7を構成する液晶表示装置70に表示させる。すなわち、「リール逆回転」ならマックスベットボタン3を操作すべきこと、「リール時間差正転」ならスタートレバー5を操作すべきことを、液晶表示装置70に表示させる。なお、「シュートカット」の場合、後述するように、さらに、ボタン選択を促して、ストックか上乗せかを選ぶべきことを、液晶表示装置70に表示させる。
このアシスト作動仕様情報表示手段B3は、アシスト作動仕様変更手段A2での変更後のアシスト表示手段A1の作動仕様に関する情報を、演出表示装置7を構成する液晶表示装置70に表示させる。
このペナルティ手段PEは、アシスト表示手段A1の非作動時、第1リプレイタイムRT1において、予め定める課ペナルティ順序である逆押し(所謂逆押し「右、中、左」と逆挟み押し「右、左、中」を含む)にしたがってストップボタン6L,6C,6Rが操作されたことが主制御装置MCからの受信情報から判明した場合、遊技者に不利となる予め定めたペナルティを課す。
1)マックスベットボタン3の操作により3枚掛けとし、
2)スタートレバー5の操作によりリール1L,1C,1Rの始動を指令し、
3)内部抽選で、特定役に係る条件装置の一つ例えば「角チェ」の条件装置が作動したというように、今回遊技の内部抽選で特定役に係る条件装置の連続作動が判明した場合、機械内部で連続当選回数Nをプラス1して「2」とした後、
4)フリーズ抽選が機械内部で実行される。
5)各リール1L,1C,1Rは、1]一旦正方向に少し回転した後、2]逆方向に少し戻り、3]再び正転方向に回転するリールバウンド始動を経て加速し、
6)周辺制御装置SCからの制御により、液晶表示装置70上に、例えば「ドキドキチャンス??小役を狙え!」というメッセージ画像を表示し、遊技者に今回遊技で小役を狙うことが有益であることを察知させる。
1)停止可能ランプ61,62,63の点灯後、ドキドキチャンスとなった今回遊技では、左リール(左ストップボタン6L)については、小役の取りこぼしを極力回避できる所謂DDT打法等による目押しが特に有益となり、ほぼ全入賞役をカバーできる比較的見やすい「黒バー」が表示窓に現れるタイミングを目安に目押しをする。
2)左リール1Lに「黒バー」が停止できたため、中リール1C(中ストップボタン6C)については、特に目押しは必要なくフリー打ちする。
3)右リール(右ストップボタン6R)についてもフリー打ちする。
4)最後の第3番目のリール停止により、全リール1L,1C,1Rが停止し、「角チェ」の図柄の組合せの一つである「黒バー」−「ブランク2」−「リプレイ2」が有効ラインに表示され、4枚の遊技メダルが払い出される。
5)5秒間について第1フリーズが発生する。この第1フリーズ中は、マックスベットボタン3を押してスタートレバー5を叩いてもリール1L,1C,1Rはビクリとも動かず、また、メダル投入口2からメダルを投入してもメダル受皿8Gに即戻る。
1)前回遊技終了時の第1フリーズの解除後、今回遊技でマックスベットボタン3を押してスタートレバー5を叩く遊技開始操作をするが、リール1L,1C,1Rはビクリとも動かず、第2フリーズが発生し、この第2フリーズの発生を契機に、周辺制御装置SC側の始動操作情報表示手段B2により、液晶表示装置70上に、遊技者による始動操作を促す始動操作情報として、例えば、「BETでリールを逆回転させろ!」というメッセージ画像が表示される。
2)遊技者がマックスベットボタン3を押圧操作すると、
3)これを契機に機械内部で変則駆動抽選が実行される。
5)周辺制御装置SC側からの表示制御により、「リール逆回転」が一回成功した祝福情報として、液晶表示装置70上に例えば「ストック成功!」というメッセージ画像が表示される。
6)「リール逆回転」に成功すると、再度、液晶表示装置70上に「BETでリールを逆回転させろ!」というメッセージ画像が表示され、マックスベットボタン3の操作で再び変則駆動抽選が実行され、これに当選できると再度「リール逆回転」が実行される。
1)第2フリーズの発生後、又は、図16の上記6)の後、液晶表示装置70上に、「BETでリールを逆回転させろ!」というメッセージ画像が表示され、
2)マックスベットボタン3を押圧操作するも、
3)変則駆動抽選で外れた場合は、リール1L,1C,1Rは逆回転しない。
4)周辺制御装置SC側のアシスト作動仕様情報表示手段B3により、液晶表示装置70上に、「終了」のメッセージと共に、アシスト作動仕様情報として、例えば「合計ストック;X個」というメッセージ画像が表示される。
5)図11のステップS11での通常ゲーム処理により、第2フリーズ発生前にした今回遊技での遊技開始操作に基づいて、リール1L,1C,1Rは通常回転される。今回遊技で特定役の連続当選があった場合は、通常回転前にリールバウンド始動が挿入される。
1)前回遊技終了時の第1フリーズの解除後、今回遊技でマックスベットボタン3を押してスタートレバー5を叩く遊技開始操作をするが、リール1L,1C,1Rはビクリとも動かず、第2フリーズが発生し、この第2フリーズの発生を契機に、周辺制御装置SC側の始動操作情報表示手段B2により、液晶表示装置70上に、遊技者による始動操作を促す始動操作情報として、例えば、「レバーでリールを一回転させろ!」というメッセージ画像が表示される。
2)遊技者がスタートレバー5を叩いて操作すると、
3)これを契機に機械内部で変則駆動抽選が実行される。
5)周辺制御装置SC側からの表示制御により、「リール時間差正転」が一回成功した祝福情報として、液晶表示装置70上に例えば「上乗せXゲーム!」というメッセージ画像が表示される。上乗せXゲームは、増加単位40回の本実施例の場合、上乗せ40ゲームということになる。
6)「リール時間差正転」に成功すると、再度、液晶表示装置70上に「レバーでリールを一回転させろ!」というメッセージ画像が表示され、スタートレバー5の操作で再び変則駆動抽選が実行され、これに当選できると再度「リール時間差正転」が実行される。
1)第2フリーズの発生後、又は、図19の上記6)の後、液晶表示装置70上に、「レバーでリールを一回転させろ!」というメッセージ画像が表示され、
2)スタートレバー5を操作するも、
3)変則駆動抽選で外れた場合は、リール1L,1C,1Rは時間差正転しない。
4)周辺制御装置SC側のアシスト作動仕様情報表示手段B3により、液晶表示装置70上に、「終了」のメッセージと共に、アシスト作動仕様情報として、例えば「合計上乗せ;Xゲーム」というメッセージ画像が表示される。
5)図11のステップS11での通常ゲーム処理により、第2フリーズ発生前にした今回遊技での遊技開始操作に基づいて、リール1L,1C,1Rは通常回転される。今回遊技で特定役の連続当選があった場合は、通常回転前にリールバウンド始動が挿入される。
1)前回遊技終了時の第1フリーズの解除後、今回遊技でマックスベットボタン3を押してスタートレバー5を叩く遊技開始操作をするが、リール1L,1C,1Rはビクリとも動かず、第2フリーズが発生し、この第2フリーズの発生を契機に、周辺制御装置SC側からの表示制御により、液晶表示装置70上に、例えば、「平均値取得!」というメッセージ画像と、左ストップボタン6Lに対応する「ストック」、右ストップボタン6Rに対応する「上乗せ」という選択を促すメッセージ画像が表示される。
2)遊技者が左ストップボタン6Lを押圧操作すると、
3)これを契機に、アシスト作動仕様の割増分として所定の平均的な価値を付与することとなる「ストック」に係る上記した平均値抽選が機械内部で実行される。
5)この後、図11のステップS11での通常ゲーム処理により、第2フリーズ発生前にした今回遊技での遊技開始操作に基づいて、リール1L,1C,1Rは通常回転される。今回遊技で特定役の連続当選があった場合は、通常回転前にリールバウンド始動が挿入される。
1)前回遊技終了時の第1フリーズの解除後、今回遊技でマックスベットボタン3を押してスタートレバー5を叩く遊技開始操作をするが、リール1L,1C,1Rはビクリとも動かず、第2フリーズが発生し、この第2フリーズの発生を契機に、周辺制御装置SC側からの表示制御により、液晶表示装置70上に、例えば、「平均値取得!」というメッセージ画像と、左ストップボタン6Lに対応する「ストック」、右ストップボタン6Rに対応する「上乗せ」という選択を促すメッセージ画像が表示された状態で、
2)遊技者が右ストップボタン6Rを押圧操作すると、
3)これを契機に、アシスト作動仕様の割増分として所定の平均的な価値を付与することとなるゲーム数の「上乗せ」に係る上記した平均値抽選が機械内部で実行される。
5)この後、図11のステップS11での通常ゲーム処理により、第2フリーズ発生前にした今回遊技での遊技開始操作に基づいて、リール1L,1C,1Rは通常回転される。今回遊技で特定役の連続当選があった場合は、通常回転前にリールバウンド始動が挿入される。
1C;中リール(可変表示要素)
1R;右リール(可変表示要素)
2;メダル投入口
3;マックスベットボタン
4;精算ボタン
5;スタートレバー(スタートスイッチ)
6L;左ストップボタン(ストップスイッチ)
6C;中ストップボタン(ストップスイッチ)
6R;右ストップボタン(ストップスイッチ)
7;演出表示装置
70;液晶表示装置
8;リールパネル
80;表示窓
MC;主制御装置
SC;周辺制御装置
A1;アシスト表示手段
A2;アシスト作動仕様変更手段
B1;選択操作情報表示手段
B2;始動操作情報表示手段
B3;アシスト作動仕様情報表示手段
RV;再遊技確率変動手段
PE;ペナルティ手段
X1;第1フリーズ手段
X2;第2フリーズ手段
Y;変則駆動態様選択手段
YN;変則駆動回避手段
Z;変則駆動実行手段
W1;ウインランプ
W2;チャンスゾーンランプ
W3;アテンションランプ
W4;順押しランプ
W5;中押しランプ
W6;逆押しランプ
Claims (13)
- 複数の図柄を可変表示させる複数の可変表示要素と、
演出上の情報を表示させる演出表示装置と、
遊技媒体の投入下におけるスタートスイッチの操作による遊技開始操作に基づいて、予め定めた図柄の組合せを前記可変表示要素において表示させるために必要な複数種類の条件装置の作動の可否を決定する内部抽選を実行すると共に前記各可変表示要素の可変表示を開始させ、前記各可変表示要素に対応するストップスイッチの操作に基づいて、所定の移動許容範囲内で対応する可変表示要素の可変表示を各停止させ、所定の有効ライン上に前記内部抽選で決定した作動に係る条件装置に対応した図柄の組合せの表示を許容させる遊技の進行を制御する主制御装置と、
前記主制御装置から一方向性通信仕様にしたがって送信する情報を受信して、前記演出表示装置の表示を制御する周辺制御装置とを備えた遊技機において、
前記主制御装置に、
予め定めた遊技条件の具備を契機に、遊技の進行を一時中断させる第1フリーズを発生させる第1フリーズ発生手段と、
前記第1フリーズの発生中、前記可変表示要素を通常とは異なる変則態様で駆動させる予め定めた複数の変則駆動態様から遊技者による選択操作に基づいて特定変則駆動態様を選択する変則駆動態様選択手段と、
前記第1フリーズによる一時中断の解除後に続く後の遊技の遊技開始操作を契機に、遊技の進行を中断させる第2フリーズを発生させる第2フリーズ発生手段と、
前記第2フリーズの発生中、遊技者による始動操作を契機に判定する予め定めた始動条件の具備により前記変則駆動態様選択手段で選択した前記特定変則駆動態様で前記可変表示要素を変則駆動させ、予め定めた解除条件の具備により前記第2フリーズを解除して遊技を進行させる変則駆動実行手段とを設け、
前記周辺制御装置に、
前記第1フリーズ及び又は前記第2フリーズの発生を契機に、予め定めた作動仕様の下で、前記主制御装置から受信する前記内部抽選で決定した作動に係る条件装置に対応した前記ストップスイッチの操作情報を前記演出表示装置に表示させるアシスト表示手段と、
前記第2フリーズの発生から解除までの変則駆動の実行結果に応じて、前記アシスト表示手段の作動仕様を遊技者に有利に変更させるアシスト作動仕様変更手段とを設けた
ことを特徴とする遊技機。 - 前記変則駆動実行手段における前記始動条件は、遊技者による始動操作を契機に実行し且つ当選時は変則駆動後にする遊技者による再度の始動操作を契機に再実行する変則駆動抽選で当選があることとしており、前記変則駆動実行手段における前記解除条件は、前記変則駆動抽選で当選がないこととしている請求項1記載の遊技機。
- 前記アシスト作動仕様変更手段は、前記第2フリーズの発生から解除までの変則駆動の実行回数が多いほど、前記アシスト表示手段の作動仕様を遊技者により有利に変更させる仕様にしている請求項2記載の遊技機。
- 前記変則駆動態様選択手段で選択可能な前記複数の変則駆動態様のそれぞれは、相互に異なる遊技者による始動操作と対応づけて変則駆動を開始でき、非対応の始動操作では変則駆動を開始できない仕様にしている請求項1〜3何れか一項に記載の遊技機。
- 前記主制御装置に、
前記第1フリーズの発生中、前記変則駆動態様選択手段で選択可能な変則駆動態様を選択せず、変則駆動を回避する選択操作を受け付ける変則駆動回避手段を設け、
前記周辺制御装置に設ける前記アシスト作動仕様変更手段は、
前記変則駆動回避手段により変則駆動を回避する選択操作を受け付けた場合にも、所定の変更仕様により前記アシスト表示手段の作動仕様を遊技者に有利に変更させる仕様を有する請求項1〜4何れか一項に記載の遊技機。 - 前記周辺制御装置に、
前記変則駆動態様選択手段での遊技者による選択操作を促す選択操作情報を前記演出表示装置に表示させる選択操作情報表示手段と、
前記変則駆動実行手段での遊技者による始動操作を促す始動操作情報を前記演出表示装置に表示させる始動操作情報表示手段とを設けた
請求項1〜5何れか一項に記載の遊技機。 - 前記周辺制御装置に、
前記アシスト作動仕様変更手段での変更後の前記アシスト表示手段の作動仕様に関する情報を前記演出表示装置に表示させるアシスト作動仕様情報表示手段を設けた請求項6記載の遊技機。 - 前記第1フリーズを発生させる予め定めた遊技条件は、前記内部抽選で作動の可否を決定する条件装置の一部であって遊技の結果が一回得られたときにその作動を終了する条件装置の中から予め選定した特定の条件装置が、今回遊技と今回遊技から遡る過去の遊技とで連続作動したときに今回遊技で実行するフリーズ抽選で当選したこととしている請求項1〜7何れか一項に記載の遊技機。
- 前記第1フリーズは、前記フリーズ抽選で当選した今回遊技での前記可変表示要素の可変表示が全停止した後に発生させるものとしている請求項8記載の遊技機。
- 前記フリーズ抽選での当選確率は、前記特定の条件装置の連続作動回数が多いほど高くしている請求項8又は9記載の遊技機。
- 前記変則駆動実行手段における前記始動条件は、前記特定の条件装置の連続作動回数が多いほど条件具備の確率が高くなる仕様にしている請求項10記載の遊技機。
- 前記変則駆動実行手段における前記始動条件は、前記第2フリーズの契機となる遊技開始操作に基づいて実行する前記内部抽選において前記特定の条件装置が作動した場合、前記第1フリーズの発生時点での前記特定の条件装置の連続作動回数にプラス1して更新する更新後の連続作動回数に基づいて条件具備の確率が高くなる仕様にしている請求項11記載の遊技機。
- 前記主制御装置は、
次回遊技を遊技媒体の投入なしで行える再遊技に係る条件装置の作動確率を通常値とした初期遊技状態と、
前記初期遊技状態において予め定めた第1特定図柄の組合せが表示されたことを条件に移行し、再遊技に係る作動確率を通常値と同一又はほぼ同一とするも、再遊技に係る条件装置に前記ストップスイッチの操作順序如何で表示される図柄の組合せが異なることとなる特殊再遊技に係る条件装置を用いた第1リプレイタイムと、
前記第1リプレイタイムにおいて前記特殊再遊技に係る条件装置の作動時に表示される図柄の組合せに含まれる予め定めた第2特定図柄の組合せが表示されたことを条件に移行し、再遊技に係る作動確率を通常値よりも高め、且つ、予め定めた終了条件の具備により再遊技に係る作動確率を通常値に戻す第2リプレイタイムと
を含む再遊技確率変動手段を有し、
前記フリーズ抽選の実行に関連する前記特定の条件装置に、前記第1リプレイタイムにおいて作動の可否を決定する前記特殊再遊技に係る条件装置を含めている請求項8〜12何れか一項に記載の遊技機。
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