JP5726010B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
図3は、遊技の進行を制御する制御手段の内部構成を示すブロック図である。
図12を用いて、主制御基板100のメイン処理を説明する。
メインCPU100aは、初期化処理として、電源投入に応じて、メインROM100bから起動プログラムを読み込むとともに、メインRAM100cに記憶されるフラグ等を初期化したり、副制御基板200に送信する各種のコマンドを演出用伝送データ格納領域に記憶したりする。
次に、メインCPU100aは、第1変動パターン乱数および第2変動パターン乱数を更新する変動パターン乱数更新処理を行う。
次に、メインCPU100aは、特別図柄乱数および大当たり乱数を更新する際に参照される初期値乱数の更新を行う。以降は、所定の割込み処理が行われるまで、ステップS2とステップS3との処理を繰り返し行う。
図13を用いて、主制御基板100のタイマ割込処理を説明する。
まず、メインCPU100aは、各種タイマカウンタを更新するタイマ更新処理を行う。
次に、メインCPU100aは、特別図柄乱数、大当たり乱数、普通図柄乱数を更新する処理を行う。具体的には、それぞれの乱数カウンタを1加算して、乱数カウンタを更新する。なお、加算した結果が乱数範囲の最大値を超えた場合には、乱数カウンタを0に戻し、乱数カウンタが1周した場合には、その時の初期値乱数の値から乱数を更新する。
次に、メインCPU100aは、一般入賞口検出スイッチ18a、第1始動口検出スイッチ20a、第2始動口検出スイッチ22a、ゲート検出スイッチ24a、大入賞口検出スイッチ28aに入力があったか否か判定する入力制御処理を行う。
次に、メインCPU100aは、特別図柄、特別電動役物の制御を行うための特図特電処理を行う。
次に、メインCPU100aは、普通図柄、普通電動役物の制御を行うための普図普電処理を行う。
次に、メインCPU100aは、一般入賞口18、第1始動口20、第2始動口22、大入賞口28に遊技球が入球したか否かを確認するとともに、遊技球の入球があった場合には、それぞれに対応する払出個数指定コマンドを払出制御基板120に送信する。
次に、メインCPU100aは、外部情報データ、第2始動口開閉ソレノイドデータ、大入賞口開閉ソレノイドデータ、各表示器80、82、84、86、88、90の表示データを作成する処理を行う。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS700で作成した各データの信号を出力させるポート出力処理、および、上記各ステップでメインRAM100cの演出用伝送データ格納領域にセットされたコマンドを送信するコマンド送信処理を行う。
まず、メインCPU100aは、一般入賞口検出スイッチ18aから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が一般入賞口18に入球したか否かを判定する。メインCPU100aは、一般入賞口検出スイッチ18aから検出信号が入力された場合には、賞球のために用いる一般入賞口賞球カウンタに所定のデータを加算して更新する。
次に、メインCPU100aは、大入賞口検出スイッチ28aから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が大入賞口28に入球したか否かを判定する。メインCPU100aは、大入賞口検出スイッチ28aから検出信号が入力された場合には、賞球のために用いる大入賞口賞球カウンタに所定のデータを加算して更新するとともに、大入賞口28に入球した遊技球を計数するための大入賞口入球カウンタを加算して更新する。
次に、メインCPU100aは、第1始動口検出スイッチ20aから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が第1始動口20に入球したか否かを判定して、大当たりの抽選を行うための所定のデータをセットする。詳しくは、図15を用いて後述する。
次に、メインCPU100aは、第2始動口検出スイッチ22aから検出信号が入力されたか、すなわち、遊技球が第2始動口22に入球したか否かを判定する。なお、この第2始動口検出スイッチ入力処理は、各種データの記憶領域を異にする点を除いて、上記ステップS330の第1始動口検出スイッチ入力処理と同じである。
次に、メインCPU100aは、ゲート検出スイッチ24aから信号が入力されたか、すなわち、遊技球がゲート24を通過したか否かを判定する。このゲート検出スイッチ入力処理については、図17を用いて後述する。
まず、メインCPU100aは、第1始動口検出スイッチ20aから検出信号が入力されたか否かを判定する。第1始動口検出スイッチ20aから検出信号が入力されたと判定した場合にはステップS330−2に処理を移し、第1始動口検出スイッチ20aから検出信号が入力されていないと判定した場合には、第1始動口検出スイッチ入力処理を終了する。
上記ステップS330−1において、第1始動口検出スイッチ20aから検出信号が入力されたと判定した場合には、メインCPU100aは、賞球のために用いる賞球カウンタに所定のデータを加算して更新する処理を行う。
次に、メインCPU100aは、保留記憶領域に記憶されている第1保留数(X1)が4未満であるか否かを判定する。その結果、第1保留数(X1)<4と判定した場合にはステップS330−4に処理を移し、第1保留数(X1)≧4と判定した場合には第1始動口検出スイッチ入力処理を終了する。
上記ステップS330−3において、第1保留数(X1)<4と判定した場合には、メインCPU100aは、第1保留数(X1)に「1」加算した値を新たな第1保留数(X1)として記憶する。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS200で更新された特別図柄乱数を取得して、第1保留記憶領域にある第1記憶部から順に空いている記憶部を検索し、空いている記憶部に取得した特別図柄乱数を記憶する。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS200で更新された大当たり乱数を取得するとともに、当該取得した大当たり乱数を、上記ステップS330−5で特別図柄乱数を記憶したのと同じ記憶部に記憶する。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS2で更新された変動パターン乱数を取得するとともに、上記ステップS330−5およびステップS330−6で各乱数を記憶したのと同じ記憶部に記憶する。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS330−5〜ステップS330−7で記憶部に記憶された各乱数を判定する事前判定処理を実行し、当該第1始動口検出スイッチ入力処理を終了する。
まず、メインCPU100aは、上記ステップS330−5で記憶部に記憶された特別図柄乱数を、上記した特別図柄判定テーブル1または特別図柄判定テーブル2に基づいて判定する。具体的には、現在の遊技状態に応じて、図4に示す特別図柄判定テーブル1または特別図柄判定テーブル2を選択するとともに、選択したテーブルを参照して特別図柄乱数を判定し、当該事前判定結果をメインRAM100cの所定の処理領域に記憶する。なお、各乱数の判定は、大当たりの抽選を行うとき、すなわち、特別図柄の変動表示を開始するとき、および、当該特別図柄の変動表示よりも前、より具体的には、第1保留または第2保留が留保されたときの2回行われる。以下では、第1保留または第2保留が留保されたときになされる上記の判定処理を事前判定とよび、特別図柄の変動表示を開始するときになされる判定と区別することとする。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS330−6で記憶部に記憶された大当たり乱数を事前判定する。具体的には、上記ステップS331−1の事前判定によって「大当たり」の結果が導出された場合には、図5に示す図柄種別判定テーブル1を選択するとともに、当該選択したテーブルを参照して大当たり乱数を事前判定する。そして、当該事前判定によって導出された特別図柄の種別を、メインRAM100cの所定の処理領域に記憶する。一方、上記ステップS331−1の事前判定によって「大当たり」の結果が導出されなかった場合には、特別図柄Xに係るデータを、メインRAM100cの所定の処理領域に記憶する。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS330−7で記憶部に記憶された第1変動パターン乱数を事前判定する。具体的には、上記ステップS331−2の事前判定結果によって導出された特別図柄の種別に応じて、図8に示す第1変動パターンコマンド決定テーブルを選択するとともに、当該選択したテーブルを参照して第1変動パターン乱数を事前判定する。そして、当該事前判定によって導出された第1変動パターンの種別に係る情報(以下、「第1変動パターン情報」という)を、メインRAM100cの所定の処理領域に記憶する。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS330−7で記憶部に記憶された第2変動パターン乱数を事前判定する。具体的には、上記ステップS331−2の事前判定結果によって導出された特別図柄の種別、上記ステップS331−3の事前判定結果によって導出された第1変動パターン情報、変動回数等に応じて、図9に示す第2変動パターンコマンド決定テーブルを選択するとともに、選択したテーブルを参照して第2変動パターン乱数を事前判定する。そして、当該事前判定によって導出された第2変動パターンの種別に係る情報(以下、「第2変動パターン情報」という)を、メインRAM100cの所定の処理領域に記憶する。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS331−3および上記ステップS331−4においてメインRAM100cに記憶された第1変動パターン情報および第2変動パターン情報に基づいて始動入賞コマンドを生成して演出用伝送データ格納領域にセットし、第1始動口検出スイッチ入力処理を終了する。これにより、第1保留が留保された時点における第1変動パターン情報と第2変動パターン情報とが副制御基板200に送信されることとなる。
まず、メインCPU100aは、ゲート検出スイッチ24aから検出信号が入力されたか否かを判定する。その結果、ゲート検出スイッチ24aから検出信号が入力されたと判定した場合にはステップS350−2に処理を移し、ゲート検出スイッチ24aから検出信号が入力されていないと判定した場合には、当該ゲート検出スイッチ入力処理を終了する。
上記ステップS350−1において、ゲート検出スイッチ24aから検出信号が入力されたと判定した場合には、メインCPU100aは、普図保留数(Y)が4未満であるかを判定する。その結果、普図保留数(Y)<4と判定した場合にはステップS350−3に処理を移し、普図保留数(Y)≧4と判定した場合には、当該ゲート検出スイッチ入力処理を終了する。
上記ステップS350−2において、普図保留数(Y)<4と判定した場合には、メインCPU100aは、普図保留数(Y)に「1」加算した値を新たな普図保留数(Y)として記憶する。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS200で更新された普通図柄乱数を取得して普通図柄保留記憶領域に記憶して、当該ゲート検出スイッチ入力処理を終了する。なお、普通図柄保留記憶領域は、第1記憶部〜第4記憶部の4つの記憶部を有しており、普通図柄乱数が取得されると、第1記憶部から順に普通図柄乱数が記憶されていない空きの記憶部が検索され、空いている記憶部のうちもっとも番号(序数)の小さい記憶部に、取得した普通図柄乱数が記憶される。以下では、普通図柄保留記憶領域の記憶部に記憶された普通図柄乱数を普図保留とよぶ。
まず、メインCPU100aは、特図特電データの値をロードする。この特図特電データとしては、特別図柄変動開始処理の実行を示すデータ「00」と、特別図柄変動停止処理の実行を示すデータ「01」と、停止後処理の実行を示すデータ「02」と、特別電動役物制御処理の実行を示すデータ「03」と、特別遊技終了処理の実行を示すデータ「04」と、が設けられている。
メインCPU100aは、第2保留記憶領域に第2保留が記憶されているかを判定する。その結果、第2保留が記憶されていると判定した場合にはステップS420−2に処理を移し、第2保留は記憶されていないと判定した場合にはステップS420−3に処理を移す。
上記ステップS420−1において、第2保留記憶領域に第2保留が記憶されていると判定した場合には、メインCPU100aは、第2保留記憶領域に記憶されている第2保留をシフトする処理を行う。具体的には、第1記憶部に記憶されている乱数を所定の処理領域に複写するとともに、第2記憶部に記憶されている各乱数を第1記憶部にシフトさせて記憶する。同様に、第2記憶部〜第4記憶部に各乱数が記憶されている場合には、これら各乱数を番号(序数)の1つ小さい記憶部にシフトさせる。これにより、第2保留は、留保された順に処理領域に書き込まれることとなる。したがって、記憶部に記憶された第2保留は、先に記憶された乱数から順に読み出されて、大当たりの抽選を行う際の判定に用いられることとなる。また、このとき、第2保留数(X2)から「1」減算した値を新たな第2保留数(X2)として記憶する。
また、上記ステップS420−1において、第2保留記憶領域に第2保留は記憶されていないと判定した場合には、メインCPU100aは、第1保留記憶領域に第1保留が記憶されているかを判定する。その結果、第1保留が記憶されていると判定した場合にはステップS420−4に処理を移し、第1保留は記憶されていないと判定した場合にはステップS420−11に処理を移す。
上記ステップS420−3において、第1保留記憶領域に第1保留が記憶されていると判定した場合には、メインCPU100aは、第1保留記憶領域に記憶されている第1保留をシフトする処理を行う。具体的には、第1記憶部に記憶されている乱数を所定の処理領域に複写するとともに、第2記憶部に記憶されている各乱数を第1記憶部にシフトさせて記憶する。同様に、第2記憶部〜第4記憶部に各乱数が記憶されている場合には、これら各乱数を番号(序数)の1つ小さい記憶部にシフトさせる。これにより、第1保留は、留保された順に処理領域に書き込まれることとなる。したがって、記憶部に記憶された第1保留は、先に記憶された乱数から順に読み出されて、大当たりの抽選を行う際の判定に用いられることとなる。また、このとき、第1保留数(X1)から「1」減算した値を新たな第1保留数(X1)として記憶する。
次に、メインCPU100aは、特別図柄判定テーブル(図4参照)および図柄種別判定テーブル(図5参照)のうち、現在の遊技状態に対応するテーブルを選択する。そして、上記ステップS420−2または上記ステップS420−4において処理領域に複写された特別図柄乱数および大当たり乱数を、それぞれ選択したテーブルに基づいて判定して、いずれかの特別図柄を決定するとともに、当該決定した特別図柄に対応するデータを、メインRAM100cの所定の領域に記憶する。また、この特別図柄決定処理においては、現在の遊技状態、すなわち、特別図柄を決定したときの遊技状態が遊技状態バッファに記憶される。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS420−5で決定された特別図柄の種別を示す図柄決定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする。これにより、決定された特別図柄の種別に係る情報が、変動演出の開始時に副制御基板200に伝送されることとなる。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS420−2または上記ステップS420−4において処理領域に上書きされた変動パターン乱数を、第1変動パターンコマンド決定テーブルおよび第2変動パターンコマンド決定テーブルに基づいて判定することにより変動パターンを決定する。この変動パターン決定処理については、図20を用いて後述する。
次に、メインCPU100aは、第1特別図柄表示器80または第2特別図柄表示器82において、特別図柄の変動表示を開始するための変動表示データをセットする。これにより、第1保留に基づいて特別図柄の変動表示が行われる場合には、第1特別図柄表示器80が点滅表示を開始するとともに、第2保留に基づいて特別図柄の変動表示が行われる場合には、第2特別図柄表示器82が点滅表示を開始する。なお、ここで制御される点滅表示とは、各表示器82、84において「−」が所定の間隔で点滅することをいうものである。また、第1保留に基づいて特別図柄の変動表示が行われる場合には、変動表示の開始と同時に、第1保留が1つ減ることを示すように、第1特別図柄保留表示器84が表示制御され、第2保留に基づいて特別図柄の変動表示が行われる場合には、変動表示の開始と同時に、第2保留が1つ減ることを示すように、第2特別図柄保留表示器86が表示制御される。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS421で決定した変動時間を変動時間カウンタにセットする。
次に、メインCPU100aは、特図特電処理において特別図柄変動停止処理が実行されるように、特図特電データに「01」をセットし、当該特別図柄変動開始処理を終了する。
また、上記ステップS420−3において、第1保留は記憶されていないと判定した場合には、メインCPU100aは、デモ判定処理を実行する。このデモ判定処理において、メインCPU100aは、特別図柄の変動表示が行われていない時間を計時するとともに、所定時間にわたって特別図柄の変動表示が行われない場合には、演出表示部50aにデモ画面を表示するためのデモコマンドを演出用伝送データ格納領域に記憶する。
まず、メインCPU100aは、始動口種別(第1始動口または第2始動口)、特別図柄決定処理によって決定された特別図柄の種別等を判定し、第1変動パターンコマンド決定テーブル(図8参照)を選択する。
次に、メインCPU100aは、処理領域に記憶された第1変動パターン乱数を、上記ステップS421−1で選択した第1変動パターン決定テーブルに基づいて判定することにより第1変動パターンを決定する。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS421−2で決定された第1変動パターンに対応する第1変動パターンコマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする。
次に、メインCPU100aは、始動口種別(第1保留または第2保留)、特別図柄決定処理によって決定された特別図柄の種別、上記ステップS421−3で決定された第1変動パターン情報(なし(0秒)であるか否か)等を判定し、第2変動パターンコマンド決定テーブル(図9参照)を選択する。
次に、メインCPU100aは、処理領域に記憶された第2変動パターン乱数を、上記ステップS421−4で選択した第2変動パターンコマンド決定テーブルに基づいて判定することにより第2変動パターンを決定する。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS421−5で決定された第2変動パターンに対応する第2変動パターンコマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS421−2で決定された第1変動パターンの変動時間と、上記ステップS421−5で決定された第2変動パターンの変動時間と、を導出し、当該変動パターン決定処理を終了する。
メインCPU100aは、変動時間(ステップS420−8でセット)が経過したか否かを判定する。その結果、変動時間が経過したと判定した場合にはステップS430−2に処理を移し、変動時間は経過していないと判定した場合には当該特別図柄変動停止処理を終了する。
上記ステップS430−1において、変動時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、上記ステップS420−5で決定、記憶された特別図柄を、第1特別図柄表示器80または第2特別図柄表示器82に停止表示するための停止表示データをセットする。
次に、メインCPU100aは、図柄が確定したことを示す図柄確定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする。
次に、メインCPU100aは、上記のようにして特別図柄の停止表示を開始したら、停止表示時間カウンタに図柄を停止表示する時間をセットする。
次に、メインCPU100aは、特図特電処理において停止後処理が実行されるように、特図特電データに「02」をセットし、当該特別図柄変動停止処理を終了する。
メインCPU100aは、停止表示時間(ステップS430−4でセット)が経過したか否かを判定する。その結果、停止表示時間は経過していないと判定した場合には当該停止後処理を終了し、停止表示時間を経過したと判定した場合にはステップS440−2に処理を移す。
上記ステップS440−1において、停止表示時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、時短遊技状態設定処理を行う。ここでは、メインCPU100aは、現在の遊技状態が時短遊技状態であることを示す時短遊技フラグがオンしているか否かを判定する。そして、時短遊技フラグがオンしている場合には、メインRAM100cに設けられた時短回数記憶領域を更新する。この時短回数記憶領域には、時短遊技状態が終了するまでの残り変動回数を示す時短回数が記憶されており、ここでは、現在、記憶されている時短回数から「1」減算した値を新たな時短回数として記憶することとなる。なお、時短回数を更新した結果、時短回数=0となった場合には、同時に時短遊技フラグをオフする処理が行われることとなる。また、時短遊技フラグはオンしていないと判定した場合には、そのまま次のステップS440−3に処理を移す。
次に、メインCPU100aは、高確率遊技状態設定処理を行う。ここでは、メインCPU100aは、現在の遊技状態が高確率遊技状態であることを示す高確遊技フラグがオンしているか否かを判定する。そして、高確遊技フラグがオンしている場合には、メインRAM100cに設けられた高確回数記憶領域を更新する。この高確回数記憶領域には、高確率遊技状態が終了するまでの残り変動回数を示す高確回数が記憶されており、ここでは、現在、記憶されている高確回数から「1」減算した値を新たな高確回数として記憶することとなる。なお、高確回数を更新した結果、高確回数=0となった場合には、同時に高確遊技フラグをオフする処理が行われることとなる。また、高確遊技フラグはオンしていないと判定した場合には、そのまま次のステップS440−4に処理を移す。
次に、メインCPU100aは、停止表示されている図柄が小当たり図柄であるかを判定する。その結果、停止表示されている図柄は小当たり図柄であると判定した場合にはステップS440−7に処理を移し、停止表示されている図柄は小当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS440−5に処理を移す。
上記ステップS440−4において、停止表示されている図柄は小当たり図柄ではないと判定した場合には、メインCPU100aは、停止表示されている図柄が大当たり図柄であるかを判定する。その結果、停止表示されている図柄は大当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS440−6に処理を移し、停止表示されている図柄は大当たり図柄であると判定した場合にはステップS440−7に処理を移す。
上記ステップS440−5において、停止表示されている図柄は大当たり図柄ではないと判定した場合には、メインCPU100aは、特図特電処理において特別図柄変動開始処理が実行されるように、特図特電データに「00」をセットし、当該停止後処理を終了する。これにより、次の特別図柄の変動表示が開始可能となる。
一方、停止表示されている図柄が小当たり図柄もしくは大当たり図柄であると判定した場合には、メインCPU100aは、現在の遊技状態、すなわち、小当たり時もしくは大当たり時の遊技状態(時短遊技フラグ、時短回数、高確遊技フラグ、高確回数)を遊技状態バッファに記憶する。
次に、メインCPU100aは、遊技状態(高確遊技フラグ、高確回数、時短遊技フラグ、時短回数)をリセットする処理を行う。
次に、メインCPU100aは、特図特電処理において特別電動役物制御処理が実行されるように、特図特電データに「03」をセットする。これにより、小当たり図柄もしくは大当たり図柄が停止表示した後に特別遊技が開始されることとなる。
次に、メインCPU100aは、現在の遊技状態を確認し、遊技状態コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットして当該停止後処理を終了する。
メインCPU100aは、まず、特別遊技を開始するにあたってオープニング開始処理を実行する。メインCPU100aは、特別遊技の開始にあたって、まずオープニングコマンドを演出用伝送データ格納領域にセットし、予め設定されたオープニング時間が経過するまで待機することとなる。なお、すでにオープニングコマンドが送信されている場合には、そのままステップS450−2に処理を移すこととなる。
次に、メインCPU100aは、現在、オープニング中であるか、すなわち、オープニング時間が経過したかを判定する。その結果、オープニング時間が経過していると判定した場合にはステップS450−3に処理を移し、オープニング時間は経過していないと判定した場合には当該特別電動役物制御処理を終了する。
上記ステップS450−2において、オープニング時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、特別遊技実行処理を行う。ここでは、停止表示されている特別図柄の種別に応じて、作動テーブル1〜3のいずれかをセットするとともに、当該セットしたテーブルを参照して、大入賞口開閉ソレノイド28cの通電制御が行われることとなる。
次に、メインCPU100aは、大入賞口28の全開閉が終了したかを判定する。その結果、大入賞口28の全ての開閉が終了したと判定した場合にはステップS450−5に処理を移し、大入賞口28の全ての開閉が終了していないと判定した場合には当該特別電動役物制御処理を終了する。
上記ステップS450−4において、大入賞口28の全開閉が終了したと判定した場合には、メインCPU100aは、エンディング開始処理を実行する。ここでは、エンディングコマンドを演出用伝送データ格納領域にセットするとともに、所定のエンディング時間が経過するまで待機する。
次に、メインCPU100aは、エンディング時間が経過したか否かを判定する。その結果、エンディング時間が経過したと判定した場合にはステップS450−7に処理を移し、エンディング時間は経過していないと判定した場合には当該特別電動役物制御処理を終了する。
上記ステップS450−6において、エンディング時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、特図特電処理において特別遊技終了処理が実行されるように、特図特電データに「04」をセットし、当該特別電動役物制御処理を終了する。
まず、メインCPU100aは、停止図柄が小当たり図柄であるか否かを判定する。その結果、停止図柄が小当たり図柄であると判定した場合にはステップS460−13に処理を移し、停止図柄は小当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS460−2に処理を移す。
上記ステップS460−1において、停止図柄は小当たり図柄ではないと判定した場合には、メインCPU100aは、メインRAM100cの遊技状態バッファに記憶された小当たり図柄もしくは大当たり図柄決定時の遊技状態を確認し、リミッタ残回数(L)が0であるかを判定する。なお、リミッタ残回数(L)=0は、リミッタ設定がなされていないことを示すものであり、よって、リミッタ残回数(L)が「0」の場合というのは、低確率遊技状態において小当たり図柄もしくは大当たり図柄が決定されたことを示している。そして、リミッタ残回数(L)が「0」であると判定した場合にはステップS460−3に処理を移し、リミッタ残回数(L)は「0」ではない(リミッタ残回数(L)≧1)と判定した場合にはステップS460−6に処理を移す。
上記ステップS460−2において、リミッタ残回数(L)が「0」であると判定した場合には、メインCPU100aは、メインRAM100cに、リミッタ残回数(L)として6を記憶する。
次に、メインCPU100aは、高確率遊技状態に設定すべく、高確遊技フラグをオンする。
次に、メインCPU100aは、高確回数記憶領域に10000をセットする。
一方、上記ステップS460−2において、リミッタ残回数(L)が「0」ではないと判定した場合には、メインCPU100aは、メインRAM100cに記憶されているリミッタ残回数(L)から「1」減算した値を、新たなリミッタ残回数(L)として記憶する。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS460−6でメインRAM100cに記憶されたリミッタ残回数(L)が0であるかを判定する。その結果、リミッタ残回数(L)が「0」であると判定した場合にはステップS460−8に処理を移し、リミッタ残回数(L)は「0」ではない(リミッタ残回数(L)≧1)と判定した場合にはステップS460−4に処理を移す。
上記ステップS460−7において、リミッタ残回数(L)が「0」であると判定した場合には、メインCPU100aは、低確率遊技状態に設定すべく、高確遊技フラグをオフする。
次に、メインCPU100aは、高確回数記憶領域に記憶されている高確回数をリセットする。
次に、メインCPU100aは、メインRAM100cの遊技状態バッファに記憶された小当たり図柄もしくは大当たり図柄決定時の遊技状態データに基づいて、図7の遊技状態設定テーブルを参照し、時短遊技状態および非時短遊技状態の設定と、時短回数の設定を行う時短遊技状態設定処理を実行する。
次に、メインCPU100aは、遊技状態を確認し、遊技状態指定コマンドを演出用伝送データ格納領域にセットする。この遊技状態指定コマンドは、上記各ステップで設定された高確遊技フラグ、高確回数、時短遊技フラグ、時短回数に係る情報を有している。
次に、メインCPU100aは、特図特電処理において特別図柄変動開始処理が実行されるように、特図特電データに「00」をセットし、当該特別遊技終了処理を終了する。
また、上記ステップS460−1において、停止図柄が小当たり図柄であると判定した場合には、メインCPU100aは、上記ステップS440−7で遊技状態バッファに記憶された遊技状態であって、特別遊技(小当たり遊技)の実行前のデータをそのまま再設定し、以後、上記ステップS460−11、ステップS460−12に処理を移す。
まず、メインCPU100aは、普図普電データの値をロードする。この普図普電データは、普通図柄変動開始処理の実行を示すデータ「10」と、普通図柄変動停止処理の実行を示すデータ「11」と、普通図柄停止後処理の実行を示すデータ「12」と、普通電動役物制御処理の実行を示すデータ「13」と、が設けられている。
まず、メインCPU100aは、普図普電データが、普通図柄変動開始処理の実行を示すデータ「10」であるか否かを判定する。その結果、普図普電データ=10と判定した場合にはステップS520−2に処理を移し、普図普電データ=10ではないと判定した場合には当該普通図柄変動開始処理を終了する。
上記ステップS520−1において、普図普電データ=10と判定した場合には、メインCPU100aは、普図保留数(Y)が1以上であるかを判定する。その結果、普図保留数(Y)≧1と判定した場合にはステップS520−3に処理を移し、普図保留数(Y)<1と判定した場合には当該普通図柄変動開始処理を終了する。
上記ステップS520−2において、普図保留数(Y)≧1と判定した場合には、メインCPU100aは、普図保留数(Y)から「1」減算した値を新たな普図保留数(Y)として記憶する。
次に、メインCPU100aは、普通図柄保留記憶領域に記憶されている普図保留をシフトする処理を行う。具体的には、第1記憶部に記憶されている普通図柄乱数を所定の処理領域に複写するとともに、第2記憶部〜第4記憶部に普通図柄乱数が記憶されている場合には、これら各乱数を1つ番号(序数)の小さい記憶部にシフトさせる。具体的には、第1記憶部に記憶されている乱数を所定の処理領域に複写するとともに、第2記憶部に記憶されている乱数を第1記憶部にシフトさせて記憶する。同様に、第3記憶部および第4記憶部に乱数が記憶されている場合には、これら各乱数を番号(序数)の1つ小さい記憶部にシフトさせる。これにより、普通図柄保留記憶領域に記憶された普図保留は、記憶された順に処理領域に書き込まれることとなる。つまり、普通図柄保留記憶領域に記憶された乱数は、先に記憶された乱数から順に読み出されて、当選判定処理に用いられることとなる。
次に、メインCPU100aは、処理領域に複写された普通図柄乱数の当選判定処理を行う。具体的には、現在の遊技状態が非時短遊技状態である場合には、図10(a)に示す普通図柄判定テーブル1を参照して、処理領域に複写された普通図柄乱数を判定する。また、現在の遊技状態が時短遊技状態である場合には、図10(b)に示す普通図柄判定テーブル2を参照して、処理領域に複写された普通図柄乱数を判定する。
次に、メインCPU100aは、上記ステップS520−5の当選判定処理の結果が当選であるか否かを判定する。その結果、当選の判定結果が得られた場合にはステップS520−7に処理を移し、当選ではなくハズレの判定結果が得られた場合にはステップS520−8に処理を移す。
上記ステップS520−6において、判定結果が当選であると判定した場合には、メインCPU100aは、当たり図柄データをメインRAM100cの所定の領域に記憶する。
一方、上記ステップS520−6において、判定結果がハズレであると判定した場合には、メインCPU100aは、ハズレ図柄データをメインRAM100cの所定の領域に記憶する。
次に、メインCPU100aは、現在の遊技状態が、非時短遊技状態または時短遊技状態のいずれに設定されているかを確認するとともに、現在の遊技状態に応じて普図変動時間をセットする。具体的には、図11(a)に示すように、現在の遊技状態が非時短遊技状態である場合には、普図変動時間カウンタに20秒をセットし、時短遊技状態である場合には普図変動時間カウンタに1秒をセットする。
次に、メインCPU100aは、普通図柄の変動表示を開始するための変動表示データをセットする。これにより、普通図柄の変動表示が行われる場合には、普通図柄表示器88が点滅表示を開始する。また、普通図柄の変動表示が開始するのと同時に、普図保留が1つ減ることを示すように、普通図柄保留表示器90が表示制御される。
次に、メインCPU100aは、現在の遊技状態を変動開始時の遊技状態として遊技状態バッファに記憶する。
次に、メインCPU100aは、普図普電処理において普通図柄変動停止処理が実行されるように、普図普電データに「11」をセットし、当該普通図柄変動開始処理を終了する。
まず、メインCPU100aは、普図普電データが、普通図柄変動停止処理の実行を示すデータ「11」であるか否かを判定する。その結果、普図普電データ=11と判定した場合にはステップS530−2に処理を移し、普図普電データ=11ではないと判定した場合には当該普通図柄変動停止処理を終了する。
上記ステップS530−1において、普図普電データ=11と判定した場合には、メインCPU100aは、普図変動時間(ステップS520−9でセット)が経過したかを判定する。その結果、普図変動時間が経過したと判定した場合にはステップS530−3に処理を移し、普図変動時間は経過していないと判定した場合には当該普通図柄変動停止処理を終了する。
上記ステップS530−2において、普図変動時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、普通図柄表示器88に普通図柄を停止表示するための停止表示データをセットする。
次に、メインCPU100aは、上記のようにして普通図柄の停止表示を開始したら、停止表示時間カウンタに図柄を停止表示する時間をセットする。
次に、メインCPU100aは、普図普電処理において普通図柄停止後処理が実行されるように、普図普電データに「12」をセットし、当該普通図柄変動停止処理を終了する。
まず、メインCPU100aは、普図普電データが、普通図柄停止後処理の実行を示すデータ「12」であるか否かを判定する。その結果、普図普電データ=12と判定した場合にはステップS540−2に処理を移し、普図普電データ=12ではないと判定した場合には当該普通図柄停止後処理を終了する。
上記ステップS540−1において、普図普電データ=12と判定した場合には、メインCPU100aは、停止表示時間(ステップS530−4でセット)が経過したか否かを判定する。その結果、停止表示時間は経過していないと判定した場合には当該普通図柄停止後処理を終了し、停止表示時間を経過したと判定した場合にはステップS540−3に処理を移す。
上記ステップS540−2において、停止表示時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、停止表示されている図柄が当たり図柄であるかを判定する。その結果、停止表示されている図柄は当たり図柄ではないと判定した場合にはステップS540−5に処理を移し、停止表示されている図柄は当たり図柄であると判定した場合にはステップS540−4に処理を移す。
上記ステップS540−3において、停止表示されている図柄は当たり図柄であると判定した場合には、メインCPU100aは、普図普電処理において普通電動役物制御処理が実行されるように、普図普電データに「13」をセットし、当該普通図柄停止後処理を終了する。
一方、上記ステップS540−3において、停止表示されている図柄は当たり図柄ではない(ハズレ図柄である)と判定した場合には、メインCPU100aは、普図普電処理において普通図柄変動開始処理が実行されるように、普図普電データに「10」をセットし、当該普通図柄停止後処理を終了する。
まず、メインCPU100aは、普図普電データが、普通電動役物制御処理の実行を示すデータ「13」であるか否かを判定する。その結果、普図普電データ=13と判定した場合にはステップS550−2に処理を移し、普図普電データ=13ではないと判定した場合には当該普通電動役物制御処理を終了する。
上記ステップS550−1において、普図普電データ=13と判定した場合には、メインCPU100aは、普通電動役物が制御中であるか、すなわち、すでに始動口開閉ソレノイド22cが通電制御中であるかを判定する。その結果、普通電動役物が制御中であると判定した場合には、ステップS550−5に処理を移し、普通電動役物は制御中ではないと判定した場合にはステップS550−3に処理を移す。
上記ステップS550−2において、普通電動役物は制御中ではないと判定した場合には、メインCPU100aは、普通図柄の変動開始時の遊技状態が、非時短遊技状態または時短遊技状態のいずれであったかを判定する。
次に、メインCPU100aは、始動口開閉ソレノイド22cの通電制御を開始すべく、上記ステップS550−3において確認した遊技状態に応じて通電制御データをセットする。具体的には、普通図柄の変動開始時の遊技状態が非時短遊技状態であった場合には始動口開閉ソレノイド22cの通電制御データとして、開放回数=1回、1回の開放時間=0.1秒となる通電制御データをセットする。また、普通図柄の変動開始時の遊技状態が時短遊技状態であった場合には、開放回数=2回、1回の開放時間=2.9秒となる通電制御データをセットする。
また、上記ステップS550−2において、普通電動役物が制御中であると判定した場合には、メインCPU100aは、上記ステップS550−4でセットされた制御時間を経過したかを判定する。その結果、制御時間を経過したと判定した場合にはステップS550−6に処理を移し、制御時間は経過していないと判定した場合には当該普通電動役物制御処理を終了する。
上記ステップS550−5において、制御時間が経過したと判定した場合には、メインCPU100aは、始動口開閉ソレノイド22cの通電制御を停止する処理を行う。
次に、メインCPU100aは、普図普電処理において普通図柄変動開始処理が実行されるように、普図普電データに「10」をセットし、当該普通図柄停止後処理を終了する。
図39は、副制御基板200のメイン処理を説明するフローチャートである。
サブCPU200aは、電源投入に応じて、サブROM200bからメイン処理プログラムを読み込むとともに、サブRAM200cに記憶されるフラグ等の初期化、設定処理を行う。
次に、サブCPU200aは、各演出乱数を更新する処理を行うとともに、以後は、割込み処理が行われるまで当該ステップS1001の処理を繰り返し行う。
図40は、副制御基板200のタイマ割込処理を説明するフローチャートである。副制御基板200には、所定の周期(2ms)でクロックパルスを発生するリセット用クロックパルス発生回路(不図示)が設けられている。そして、このリセット用クロックパルス発生回路によるクロックパルスの発生により、サブCPU200aはタイマ割込処理プログラムを読み込んで当該タイマ割込処理を開始する。
まず、サブCPU200aは、副制御基板200で用いられる各種タイマカウンタの更新処理を行う。
次に、サブCPU200aは、サブRAM200cの受信バッファに格納されているコマンドを解析するとともに、受信したコマンドに応じた種々の処理を行う。副制御基板200においては、主制御基板100からコマンドが送信されると、コマンド受信割込処理が行われ、主制御基板100から送信されたコマンドが受信バッファに格納される。ここでは、コマンド受信割込処理によって受信バッファに格納されたコマンドを解析することとなる。
次に、サブCPU200aは、実行中の演出進行状況に応じて、演出操作装置56の操作の受け付け可否を判定するとともに、演出操作装置検出スイッチ56aの信号のチェックを行う。そして、演出操作装置検出スイッチ56aから操作信号が入力されたときに、演出操作装置56の操作受け付け中であった場合には、演出操作装置56が操作されたことを画像制御基板210に送信すべく、送信バッファにコマンドを格納する。
次に、サブCPU200aは、サブRAM200cの送信バッファにセットされているコマンドを画像制御基板210や電飾制御基板220へ送信し、タイマ割込処理を終了する。
図柄決定コマンドを受信したと判定した場合には、まず、サブCPU200aは、サブRAM200cに設けられた特別図柄記憶領域に図柄情報を記憶する。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1210で特別図柄記憶領域に記憶された図柄情報が、大当たり図柄Aに係る情報であるかを判定する。その結果、記憶された図柄情報が大当たり図柄Aに係る情報であると判定した場合にはステップS1212に処理を移し、記憶された図柄情報が大当たり図柄Aに係る情報ではないと判定した場合にはステップS1213に処理を移す。
上記ステップS1211において、大当たり図柄Aに係る図柄情報が記憶されたと判定した場合には、サブCPU200aは、演出表示部50aに停止表示する演出図柄40a、40b、40cの表示態様を決定する演出図柄決定処理1を実行する。この演出図柄決定処理1については、図42を用いて後述する。
一方、上記ステップS1211において、記憶された図柄情報は、大当たり図柄Aに係る情報ではなないと判定した場合には、サブCPU200aは、上記ステップS1210で特別図柄記憶領域に記憶された図柄情報が、大当たり図柄C、D、Eもしくは小当たり図柄に係る情報であるかを判定する。その結果、記憶された図柄情報が大当たり図柄C、D、Eもしくは小当たり図柄に係る情報であると判定した場合にはステップS1214に処理を移し、記憶された図柄情報が大当たり図柄C、D、Eもしくは小当たり図柄に係る情報ではないと判定した場合にはステップS1215に処理を移す。
上記ステップS1213において、大当たり図柄C、D、Eもしくは小当たり図柄に係る図柄情報が記憶されたと判定した場合には、サブCPU200aは、演出表示部50aに停止表示する演出図柄40a、40b、40cの表示態様を決定する演出図柄決定処理2を実行する。この演出図柄決定処理2については、図43を用いて後述する。
一方、上記ステップS1213において、記憶された図柄情報は、大当たり図柄C、D、Eおよび小当たり図柄に係る情報ではなないと判定した場合には、サブCPU200aは、演出図柄決定処理3を行う。この演出図柄決定処理3では、大当たり当選時の遊技状態や演出モード、さらには大当たり図柄の種別等に応じて、演出表示部50aに停止表示する演出図柄40a、40b、40cの表示態様を決定することとなる。
大当たり図柄Aに係る図柄決定コマンドを受信すると、サブCPU200aは、まず、演出図柄決定済みフラグがオンしているかを判定する。その結果、演出図柄決定済みフラグがオンしていると判定した場合にはステップS1212−13に処理を移し、演出図柄決定済みフラグはオンしていないと判定した場合にはステップS1212−2に処理を移す。
上記ステップS1212−1において、演出図柄決定済みフラグはオンしていないと判定した場合には、サブCPU200aは、現在設定されている演出モード、遊技状態、リミッタ残回数を確認する。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1212−2で確認した現在の状況に基づいて演出図柄決定テーブルをセットする(図34参照)。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1001で更新された第1乱数を取得する。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1212−3でセットしたテーブルと、上記ステップS1212−4で取得した第1乱数とに基づいて、演出図柄種別を決定する。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1212−5で決定された演出図柄種別が、確定図柄またはJP図柄であるかを判定する。その結果、決定された演出図柄種別が確定図柄またはJP図柄であると判定した場合にはステップS1212−7に処理を移し、決定された演出図柄種別が確定図柄およびJP図柄のいずれでもないと判定した場合には、ステップS1212−12に処理を移す。
上記ステップS1212−6において、決定された演出図柄種別が確定図柄またはJP図柄であると判定した場合には、サブCPU200aは、決定された演出図柄種別に応じて、図35に示す演出図柄の表示順決定テーブルをセットする。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1001で更新された第2乱数を取得する。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1212−7でセットされたテーブルと、上記ステップS1212−8で取得した第2乱数とに基づいて、演出図柄40a、40b、40cの表示順を決定する。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1212−9で決定された演出図柄40a、40b、40cの表示順を演出図柄バッファに記憶する。
次に、サブCPU200aは、演出図柄決定済みフラグをオンする。より詳細には、上記ステップS1212−5で決定された演出図柄種別が、確定図柄であれば第1フラグをオンし、JP図柄であれば第2フラグをオンする。
次に、サブCPU200aは、演出図柄バッファに記憶されている演出図柄40a、40b、40cの表示態様のうち、最初に停止表示する演出図柄40a、40b、40cの表示態様に対応するデータを、表示図柄バッファに記憶する。
一方、上記ステップS1212−1において、演出図柄決定済みフラグがオンしていると判定した場合には、サブCPU200aは、演出図柄バッファに記憶されている演出図柄40a、40b、40cの表示態様のうち、最初に停止表示する演出図柄40a、40b、40cを決定する。そして、当該ステップS1212−13で決定された演出図柄40a、40b、40cの表示態様に対応するデータが、上記ステップS1212−12で表示図柄バッファに記憶されることとなる。
大当たり図柄C、D、Eまたは小当たり図柄に係る図柄決定コマンドを受信すると、サブCPU200aは、まず、現在設定されている演出モード、遊技状態、リミッタ残回数を確認する。
次に、サブCPU200aは、現在設定されている演出モードが、演出モード1または2であるかを判定する。その結果、現在、演出モード1または2に設定されていると判定した場合にはステップS1214−8に処理を移し、現在の演出モードは、演出モード1、2のいずれでもないと判定した場合にはステップS1214−3に処理を移す。
上記ステップS1214−2において、現在の演出モードは、演出モード1、2のいずれでもないと判定した場合には、サブCPU200aは、受信した図柄決定コマンドが小当たり図柄に係るコマンドであるかを判定する。その結果、小当たり図柄に係るコマンドを受信したと判定した場合にはステップS1214−7に処理を移し、受信したコマンドは小当たり図柄に係るものではない(大当たり図柄C、D、Eに係るコマンドである)と判定した場合にはステップS1214−4に処理を移す。
上記ステップS1214−3において、受信した図柄決定コマンドは小当たり図柄に係るものではないと判定した場合には、サブCPU200aは、演出図柄決定済みフラグがオンしているかを判定する。その結果、演出図柄決定済みフラグがオンしていると判定した場合にはステップS1214−5に処理を移し、演出図柄決定済みフラグはオンしていないと判定した場合にはステップS1214−7に処理を移す。
上記ステップS1214−4において、演出図柄決定済みフラグがオンしていると判定した場合には、サブCPU200aは、演出図柄決定済みフラグをオフする。
次に、サブCPU200aは、演出図柄バッファをクリアし、決定されていた演出図柄40a、40b、40cの表示順をリセットする。このように、演出図柄40a、40b、40cの表示順が決定されている場合であって、かつ、演出モード1、2以外に設定されている場合に大当たり図柄C、D、Eが決定されると、決定されていた表示順がキャンセルされることとなる。
次に、サブCPU200aは、上記した演出図柄決定処理3を行う。この演出図柄決定処理3では、大当たり当選時の遊技状態や演出モード、さらには大当たり図柄の種別等に応じて、演出表示部50aに停止表示する演出図柄40a、40b、40cの表示態様を決定する。
一方、上記ステップS1214−2において、現在設定されている演出モードが演出モード1または2であると判定した場合には、サブCPU200aは、受信した図柄決定コマンドの図柄情報に応じて、継続、降格図柄決定テーブルをセットする(図37参照)。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1001で更新された第3乱数を取得する。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1214−8でセットしたテーブルと、上記ステップS1214−9で取得した第3乱数とに基づいて、演出図柄種別(継続図柄もしくは降格図柄)を決定する。
次に、サブCPU200aは、受信した図柄決定コマンドが小当たり図柄に係るコマンドであるかを判定する。その結果、小当たり図柄に係るコマンドを受信したと判定した場合にはステップS1214−16に処理を移し、受信したコマンドは小当たり図柄に係るものではない(大当たり図柄C、D、Eに係るコマンドである)と判定した場合にはステップS1214−12に処理を移す。
上記ステップS1214−11において、受信した図柄決定コマンドは小当たり図柄に係るコマンドではないと判定した場合には、サブCPU200aは、上記ステップS1214−10で決定されたリミッタ残回数、演出図柄種別、設定中の演出モードに基づいて、表示順再決定テーブルをセットする(図38参照)。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1001で更新された第2乱数を取得する。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1214−12でセットしたテーブルと、上記ステップS1214−13で取得した第2乱数とに基づいて、演出図柄40a、40b、40cの表示順を再決定する。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1214−13で再決定した演出図柄40a、40b、40cの表示順を、演出図柄バッファに上書きする。
次に、サブCPU200aは、演出図柄バッファに上書きされた演出図柄40a、40b、40cの表示態様のうち、最初に停止表示する演出図柄40a、40b、40cの表示態様に対応するデータを、表示図柄バッファに記憶する。なお、演出図柄決定処理3で演出図柄40a、40b、40cの表示態様が決定された場合や、上記ステップS1214−11でYESと判定された場合には、上記ステップS1214−7もしくは上記ステップS1214−10で決定された表示態様に対応するデータが記憶されることとなる。
変動パターンコマンドを受信したと判定した場合には、まず、サブCPU200aは、発展前演出決定処理を行う。この発展前演出決定処理については、図45を用いて後述する。
次に、サブCPU200aは、発展後演出決定処理を行う。この発展後演出決定処理については、図46を用いて後述する。
まず、サブCPU200aは、上記ステップS1001で更新された第1演出乱数を1つ取得する。
次に、サブCPU200aは、受信した第1変動パターンコマンドを解析する。
次に、サブCPU200aは、受信した第1変動パターンコマンドの種別に応じて1の発展前演出決定テーブルを選択する。なお、ここで選択される発展前演出決定テーブルは、演出表示部50aに表示する画像の内容や、演出役物装置52の可動態様、演出照明装置54の点灯態様、音声出力装置58の音声出力態様を第1演出乱数に対応付けて記憶している。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1220−3で選択された発展前演出決定テーブルと、上記ステップS1220−1で取得した第1演出乱数とに基づいて、発展前演出パターンを決定する。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1220−4で決定された発展前演出パターンに対応する発展前演出実行コマンドをサブRAM200cの所定領域にセットする。なお、「なし(0秒)」の第1変動パターンコマンドを受信するとともに、上記ステップS1220−4において、発展前演出パターン=「なし」が決定された場合には、発展前演出が実行されないことを示すコマンドがセットされる。
まず、サブCPU200aは、上記ステップS1001で更新された第2演出乱数を1つ取得する。
次に、サブCPU200aは、受信した第2変動パターンコマンドを解析する。
次に、サブCPU200aは、受信した第2変動パターンコマンドの種別に応じて1の発展後演出決定テーブルを選択する。なお、ここで選択される発展後演出決定テーブルは、演出表示部50aに表示する画像の内容や、演出役物装置52の可動態様、演出照明装置54の点灯態様、音声出力装置58の音声出力態様を第2演出乱数に対応付けて記憶している。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1230−3で選択された発展後演出決定テーブルと、上記ステップS1230−1で取得した第2演出乱数とに基づいて、発展後演出パターンを決定する。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1230−4で決定された発展後演出パターンに対応する発展後演出実行コマンドをサブRAM200cの所定領域にセットする。
図柄確定コマンドを受信したと判定した場合には、まず、サブCPU200aは、表示図柄バッファを確認する。
次に、サブCPU200aは、表示図柄バッファに記憶されている表示態様のとおりに演出図柄40a、40b、40cを演出表示部50aにおいて停止表示すべく、演出図柄停止表示制御処理を実行する。これにより、演出表示部50aには、変動開始時に決定された表示態様のとおりに、演出図柄40a、40b、40cが停止表示されることとなる。
オープニングコマンドを受信したと判定した場合には、まず、サブCPU200aは、当該特別遊技の実行開始を示すべく停止表示された演出図柄40a、40b、40cの演出図柄種別、すなわち、表示図柄バッファに記憶されている表示態様の演出図柄種別が、継続図柄であるかを判定する。その結果、停止表示された演出図柄種別が継続図柄であると判定した場合にはステップS1250−2に処理を移し、停止表示された演出図柄種別は継続図柄ではないと判定した場合にはステップS1250−3に処理を移す。
上記ステップS1250−1において、停止表示された演出図柄40a、40b、40cの種別は継続図柄であると判定した場合には、サブCPU200aは、特別遊技中(短当たり遊技、小当たり遊技中)に図36に示す継続演出を実行すべく、継続演出実行コマンドを送信バッファにセットする。ここでセットされたコマンドは、画像制御基板210や電飾制御基板220に送信されるとともに、当該コマンドを受信すると、画像制御基板210や電飾制御基板220において、継続演出用のデータに基づいて、画像制御や音声出力制御がなされることとなる。
一方、上記ステップS1250−1において、停止表示された演出図柄40a、40b、40cの種別は継続図柄ではないと判定した場合には、サブCPU200aは、当該特別遊技の実行開始を示すべく停止表示された演出図柄40a、40b、40cの演出図柄種別、すなわち、表示図柄バッファに記憶されている表示態様の演出図柄種別が、降格図柄であるかを判定する。その結果、停止表示された演出図柄種別が降格図柄であると判定した場合にはステップS1250−4に処理を移し、停止表示された演出図柄種別は降格図柄ではないと判定した場合にはステップS1250−5に処理を移す。
上記ステップS1250−3において、停止表示された演出図柄40a、40b、40cの種別は降格図柄であると判定した場合には、サブCPU200aは、特別遊技中(短当たり遊技、小当たり遊技中)に図36に示す降格演出を実行すべく、降格演出実行コマンドを送信バッファにセットする。ここでセットされたコマンドは、画像制御基板210や電飾制御基板220に送信されるとともに、当該コマンドを受信すると、画像制御基板210や電飾制御基板220において、降格演出用のデータに基づいて、画像制御や音声出力制御がなされることとなる。
一方、上記ステップS1250−3において、停止表示された演出図柄40a、40b、40cの種別は降格図柄ではないと判定した場合には、サブCPU200aは、当該特別遊技の実行開始を示すべく停止表示された演出図柄40a、40b、40cの演出図柄種別と、設定されている演出モード、遊技状態等に基づいて、所定の特別遊技中の演出を実行するコマンドを送信バッファにセットすることとなる。
遊技状態指定コマンド(遊技状態コマンド)を受信したと判定した場合には、まず、サブCPU200aは、当該受信コマンドが示す遊技状態およびリミッタ残回数をサブRAM200cに記憶する。
次に、サブCPU200aは、表示図柄バッファに記憶されている演出図柄種別を確認する。
次に、サブCPU200aは、現在設定されている演出モードを確認する。
次に、サブCPU200aは、上記ステップS1260−1で記憶した遊技状態、リミッタ残回数、ステップS1260−2で確認した演出図柄種別、ステップS1260−3で確認した演出モードに基づいて、新たに演出モードを設定する演出モード設定処理を行う。ここでは、各演出モードに対応するフラグをオンすることで演出モードの設定が行われる。そして、次の変動演出の開始時に、設定されたフラグに応じて背景画像等が決定されることで、演出モードの変更が遊技者に報知されることとなる。
また、本実施形態において第1始動口20内の領域が第1始動領域に相当し、第2始動口22内の領域が第2始動領域に相当する。
また、本実施形態において、図19のステップS420−5の処理を実行するメインCPU100aが抽選手段に相当する。
なお、本実施形態においては、5種類の大当たり図柄を設けることとしたが、大当たり図柄の種別は適宜設けることができる。いずれにしても、第1始動口20への遊技球の入球によって、所定回数の時短回数が対応付けられた第1の大当たり図柄が少なくとも1つ設けられており、第2始動口22への遊技球の入球によって、第1の大当たり図柄よりも多い時短回数が対応付けられた第2の大当たり図柄が少なくとも1つ設けられていればよい。
また、本実施形態において、図22のステップS440−6の処理を実行するメインCPU100aが計数手段に相当する。
また、本実施形態におけるゲート24内の領域が進入領域に相当する。
また、本実施形態において、図11(b)の第2始動口開放制御テーブルに基づく制御が補助遊技に相当し、図29の処理を実行するメインCPU100aが補助遊技実行手段に相当する。
なお、本実施形態においては、時短遊技状態では非時短遊技状態に比べて、普通図柄の当選確率、変動時間、開放時間を全て有利にすることとした。しかしながら、時短遊技状態においては、非時短遊技状態よりも、これら各条件のうち少なくともいずれか1つの条件が遊技者に有利であればよい。いずれにしても、非時短遊技状態に比べて時短遊技状態の方が、第2始動口22に遊技球が入球しやすい条件に設定されていれば、その詳細は限定されるものではない。
また、本実施形態における演出モード1、2が確定演出モードに相当し、図49の処理を実行するサブCPU200aが演出モード設定手段に相当する。
また、本実施形態において、図44および図48の処理を実行するサブCPU200aが演出決定手段に相当し、特に図44の処理を実行するサブCPU200aが変動演出決定手段に相当し、特に図48の処理を実行するサブCPU200aが特別遊技中演出決定手段に相当する。
また、本実施形態における画像制御基板210および電飾制御基板220が演出実行手段に相当する。
また、本実施形態における継続演出が第1報知演出に相当し、本実施形態における降格演出が第2報知演出に相当する。
なお、本実施形態においては、リミッタ残回数が多くなるにつれて継続演出が高確率で決定されることとしたが、必ずしも、継続演出の決定確率とリミッタ残回数とが比例関係を有している必要はない。
8 遊技盤
12 操作ハンドル
12a タッチセンサ
12b 操作ボリューム
16 遊技領域
16a 第1遊技領域
16b 第2遊技領域
20 第1始動口
22 第2始動口
100 主制御基板
100a メインCPU
100b メインROM
100c メインRAM
130 発射制御基板
131 発射用ソレノイド
200 副制御基板
200a サブCPU
200b サブROM
200c サブRAM
210 画像制御基板
220 電飾制御基板
Claims (5)
- 遊技者の有利度合いを異にする複数の遊技状態が設けられ、これら各遊技状態が組み合わされたいずれかの遊技状態にて遊技が進行する遊技機であって、
発射強度を調整可能に遊技球を発射させる発射手段と、
前記発射手段によって発射された遊技球が流下する遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技領域の一部を構成し、前記発射手段の発射強度に応じて遊技球の進入度合いを互いに異にする第1遊技領域および第2遊技領域と、
前記第1遊技領域を流下する遊技球のみが進入するか、もしくは、前記第1遊技領域を流下する遊技球の方が前記第2遊技領域を流下する遊技球よりも進入しやすい位置に配置された第1始動領域と、
前記第2遊技領域を流下する遊技球のみが進入するか、もしくは、前記第2遊技領域を流下する遊技球の方が前記第1遊技領域を流下する遊技球よりも進入しやすい位置に配置された第2始動領域と、
前記第1始動領域または前記第2始動領域に遊技球が進入したことを条件として、前記遊技領域のいずれかに設けられた大入賞口が開放される特別遊技の実行可否、当該特別遊技が実行される場合における前記大入賞口の開閉態様、および、以後の遊技状態が少なくとも対応付けられた抽選結果を、設定中の遊技状態に対応する抽選条件にしたがって導出する抽選手段と、
前記抽選手段によって所定の大当たり抽選結果が導出された場合に、前記大入賞口が開閉される特別遊技を実行し、前記抽選手段によって第1の大当たり種別に分類される大当たり抽選結果が導出された場合には、前記大入賞口が第1の態様で開閉される第1の特別遊技を実行するとともに、前記抽選手段によって第2の大当たり種別に分類される大当たり抽選結果が導出された場合には、前記第1の態様よりも多量の遊技球が入球可能な態様で前記大入賞口が開閉される第2の特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
前記第1の特別遊技または第2の特別遊技が実行された場合に、当該特別遊技の終了後の遊技状態として前記大当たり抽選結果が所定の確率で決定される前記抽選条件が対応付けられた低確率遊技状態、もしくは、前記低確率遊技状態よりも前記大当たり抽選結果が高確率で決定される前記抽選条件が対応付けられた高確率遊技状態に設定し、前記低確率遊技状態において前記大当たり抽選結果が導出された場合には、以後、前記大当たり抽選結果の導出回数が所定のリミッタ回数に到達するまで前記高確率遊技状態に設定するとともに、前記大当たり抽選結果の導出回数が前記リミッタ回数に到達した場合には前記低確率遊技状態に設定する第1の遊技状態設定手段と、
前記大当たり抽選結果が導出された場合に、前記リミッタ回数に到達するまでの残回数を計数する計数手段と、
前記第2始動領域への遊技球の進入を不可能もしくは困難とする閉状態、もしくは、当該閉状態よりも前記第2始動領域への遊技球の進入が容易となる開状態に変位する始動可変入賞装置と、
少なくとも前記第2遊技領域を流下する遊技球が進入可能に配置された進入領域と、
前記進入領域への遊技球の進入を条件として、前記始動可変入賞装置が開放される補助遊技の実行可否、および、当該補助遊技が実行される場合における前記始動可変入賞装置の制御態様を、設定中の遊技状態に対応する実行条件にしたがって決定する補助遊技実行決定手段と、
前記補助遊技実行決定手段によって前記補助遊技を実行する決定がなされた場合に、当該補助遊技実行決定手段によって決定された前記始動可変入賞装置の制御態様にしたがって前記補助遊技を実行する補助遊技実行手段と、
前記第1の特別遊技または第2の特別遊技が実行された場合に、当該特別遊技の実行契機となった前記抽選手段による大当たり抽選結果に基づいて、当該特別遊技の終了後の遊技状態として、所定の前記実行条件が対応付けられた非特定遊技状態、もしくは、前記非特定遊技状態よりも前記始動可変入賞装置が開状態に制御されやすい実行条件が対応付けられた特定遊技状態に設定する第2の遊技状態設定手段と、
前記第1の遊技状態設定手段および前記第2の遊技状態設定手段によって設定された遊技状態、ならびに、前記リミッタ回数に到達するまでの残回数に基づいて、演出態様が対応付けられた複数の演出モードの中からいずれかの演出モードに設定し、前記リミッタ回数に到達するまでの残回数が所定回数以上である場合に限って確定演出モードに設定する演出モード設定手段と、
前記演出モード設定手段によって前記確定演出モードに設定されている場合の演出態様を決定する演出決定手段と、
前記演出決定手段の決定にしたがって演出を実行する演出実行手段と、を備え、
前記抽選手段は、
前記第2始動領域への遊技球の進入を契機として前記抽選結果を導出する場合には、前記第1始動領域への遊技球の進入を契機として前記抽選結果を導出する場合よりも、前記第2の大当たり種別に分類される大当たり抽選結果を高確率で導出し、
少なくとも前記第1始動領域に遊技球が進入した場合には、前記第1の特別遊技と同一もしくは判別困難な態様で前記大入賞口が開閉する第3の特別遊技を実行すること、および、当該第3の特別遊技の実行前後で同一の遊技状態を維持することが対応付けられた特殊抽選結果を所定の確率で導出し、
前記特別遊技実行手段は、
前記抽選手段によって前記特殊抽選結果が導出された場合には、前記第3の特別遊技を実行し、
前記演出決定手段は、
前記抽選手段によって前記特殊抽選結果が導出された場合に、前記確定演出モードが継続することを報知する第1報知演出を決定し、
前記抽選手段によって前記第1の大当たり種別に分類される大当たり抽選結果が導出された場合に、前記第1報知演出、もしくは、前記確定演出モードから他の演出モードに移行することを報知する第2報知演出をそれぞれ所定の確率で決定するとともに、前記リミッタ回数に到達するまでの残回数が所定の第1の回数である場合には、前記リミッタ回数に到達するまでの残回数が前記第1の回数よりも少ない第2の回数である場合よりも、前記第1報知演出を高確率で決定し、
前記演出モード設定手段は、
前記第1報知演出が実行された場合には、前記特別遊技の終了後も前記確定演出モードを維持するとともに、前記第2報知演出が実行された場合には、前記特別遊技の終了後の演出モードとして前記確定演出モードと異なる演出モードに設定することを特徴とする遊技機。 - 遊技者の有利度合いを異にする複数の遊技状態が設けられ、これら各遊技状態が組み合わされたいずれかの遊技状態にて遊技が進行する遊技機であって、
発射強度を調整可能に遊技球を発射させる発射手段と、
前記発射手段によって発射された遊技球が流下する遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技領域に配置された第1始動領域および第2始動領域と、
前記第1始動領域または前記第2始動領域に遊技球が進入したことを条件として、前記遊技領域に設けられた大入賞口が開放される特別遊技の実行可否、当該特別遊技が実行される場合における前記大入賞口の開閉態様、および、以後の遊技状態が少なくとも対応付けられた抽選結果を導出するための乱数を取得して記憶する乱数記憶手段と、
始動条件の成立により、前記乱数記憶手段に記憶された乱数を読み出すとともに、設定中の遊技状態に対応する抽選条件にしたがって前記抽選結果を導出し、前記乱数記憶手段に、前記第1始動領域への遊技球の進入を契機として取得された乱数、および、前記第2始動領域への遊技球の進入を契機として取得された乱数の双方が記憶されている場合には、前記第2始動領域への遊技球の進入を契機として取得された乱数に基づいて前記抽選結果を導出する抽選手段と、
前記抽選手段によって所定の大当たり抽選結果が導出された場合に、前記大入賞口が開閉される特別遊技を実行し、前記抽選手段によって第1の大当たり種別に分類される大当たり抽選結果が導出された場合には、前記大入賞口が第1の態様で開閉される第1の特別遊技を実行するとともに、前記抽選手段によって第2の大当たり種別に分類される大当たり抽選結果が導出された場合には、前記第1の態様よりも多量の遊技球が入球可能な態様で前記大入賞口が開閉される第2の特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
前記第1の特別遊技または第2の特別遊技が実行された場合に、当該特別遊技の終了後の遊技状態として前記大当たり抽選結果が所定の確率で決定される前記抽選条件が対応付けられた低確率遊技状態、もしくは、前記低確率遊技状態よりも前記大当たり抽選結果が高確率で決定される前記抽選条件が対応付けられた高確率遊技状態に設定し、前記低確率遊技状態において前記大当たり抽選結果が導出された場合には、以後、前記大当たり抽選結果の導出回数が所定のリミッタ回数に到達するまで前記高確率遊技状態に設定するとともに、前記大当たり抽選結果の導出回数が前記リミッタ回数に到達した場合には前記低確率遊技状態に設定する第1の遊技状態設定手段と、
前記大当たり抽選結果が導出された場合に、前記リミッタ回数に到達するまでの残回数を計数する計数手段と、
前記第2始動領域への遊技球の進入を不可能もしくは困難とする閉状態、もしくは、当該閉状態よりも前記第2始動領域への遊技球の進入が容易となる開状態に変位する始動可変入賞装置と、
前記遊技領域を流下する遊技球が進入可能に配置された進入領域と、
前記進入領域への遊技球の進入を条件として、前記始動可変入賞装置が開放される補助遊技の実行可否、および、当該補助遊技が実行される場合における前記始動可変入賞装置の制御態様を、設定中の遊技状態に対応する実行条件にしたがって決定する補助遊技実行決定手段と、
前記補助遊技実行決定手段によって前記補助遊技を実行する決定がなされた場合に、当該補助遊技実行決定手段によって決定された前記始動可変入賞装置の制御態様にしたがって前記補助遊技を実行する補助遊技実行手段と、
前記第1の特別遊技または第2の特別遊技が実行された場合に、当該特別遊技の実行契機となった前記抽選手段による大当たり抽選結果に基づいて、当該特別遊技の終了後の遊技状態として、所定の前記実行条件が対応付けられた非特定遊技状態、もしくは、前記非特定遊技状態よりも前記始動可変入賞装置が開状態に制御されやすい実行条件が対応付けられた特定遊技状態に設定する第2の遊技状態設定手段と、
前記第1の遊技状態設定手段および前記第2の遊技状態設定手段によって設定された遊技状態、ならびに、前記リミッタ回数に到達するまでの残回数に基づいて、演出態様が対応付けられた複数の演出モードの中からいずれかの演出モードに設定し、前記リミッタ回数に到達するまでの残回数が所定回数以上である場合に限って確定演出モードに設定する演出モード設定手段と、
前記演出モード設定手段によって前記確定演出モードに設定されている場合の演出態様を決定する演出決定手段と、
前記演出決定手段の決定にしたがって演出を実行する演出実行手段と、を備え、
前記抽選手段は、
前記第2始動領域への遊技球の進入を契機として前記抽選結果を導出する場合には、前記第1始動領域への遊技球の進入を契機として前記抽選結果を導出する場合よりも、前記第2の大当たり種別に分類される大当たり抽選結果を高確率で導出し、
少なくとも前記第1始動領域に遊技球が進入した場合には、前記第1の特別遊技と同一もしくは判別困難な態様で前記大入賞口が開閉する第3の特別遊技を実行すること、および、当該第3の特別遊技の実行前後で同一の遊技状態を維持することが対応付けられた特殊抽選結果を所定の確率で導出し、
前記特別遊技実行手段は、
前記抽選手段によって前記特殊抽選結果が導出された場合には、前記第3の特別遊技を実行し、
前記演出決定手段は、
前記抽選手段によって前記特殊抽選結果が導出された場合に、前記確定演出モードが継続することを報知する第1報知演出を決定し、
前記抽選手段によって前記第1の大当たり種別に分類される大当たり抽選結果が導出された場合に、前記第1報知演出、もしくは、前記確定演出モードから他の演出モードに移行することを報知する第2報知演出をそれぞれ所定の確率で決定するとともに、前記リミッタ回数に到達するまでの残回数が所定の第1の回数である場合には、前記リミッタ回数に到達するまでの残回数が前記第1の回数よりも少ない第2の回数である場合よりも、前記第1報知演出を高確率で決定し、
前記演出モード設定手段は、
前記第1報知演出が実行された場合には、前記特別遊技の終了後も前記確定演出モードを維持するとともに、前記第2報知演出が実行された場合には、前記特別遊技の終了後の演出モードとして前記確定演出モードと異なる演出モードに設定することを特徴とする遊技機。 - 前記演出決定手段は、
前記抽選手段によって前記第1の大当たり種別に分類される大当たり抽選結果が導出された場合に、前記リミッタ回数に到達するまでの残回数が多くなるのにしたがって前記第1報知演出を高確率で決定することを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。 - 前記第2の遊技状態設定手段によって前記特定遊技状態に設定された場合に、少なくとも当該特別遊技の実行契機となった前記抽選手段による大当たり抽選結果に基づいて、当該特定遊技状態から前記非特定遊技状態に移行するまでに前記抽選手段による抽選が可能な回数である時短回数を設定する時短回数設定手段を備え、
当該時短回数設定手段によって設定される時短回数は、
前記第2始動領域への遊技球の進入を契機として前記大当たり抽選結果が導出された場合に設定される時短回数の平均が、前記第1始動領域への遊技球の進入を契機として前記大当たり抽選結果が導出された場合に設定される時短回数の平均よりも多くなるように設定され、
前記演出モード設定手段は、
前記リミッタ回数に到達するまでの残回数が所定回数以上であり、かつ、前記時短回数が所定回数以上である場合に限って前記確定演出モードに設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。 - 前記演出決定手段は、
前記抽選手段によって抽選結果が導出された場合に、当該抽選結果を報知する変動演出の態様を、当該抽選結果に基づいて決定する変動演出決定手段と、
前記特別遊技が実行される場合に、当該特別遊技の実行中に行われる特別遊技中演出の態様を決定する特別遊技中演出決定手段と、を含み、
前記変動演出決定手段は、
前記抽選手段によって前記第1の大当たり種別に分類される大当たり抽選結果が導出された場合と前記特殊抽選結果が導出された場合とで、同一の演出もしくは遊技者が判別困難な態様の演出を決定し、
前記特別遊技中演出決定手段は、
前記特別遊技中演出として前記第1報知演出または第2報知演出を決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
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