JP5724483B2 - 多光軸光電センサ - Google Patents
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Description
多光軸光電センサでは、一般に、受光器の制御回路が主導で動作のタイミングを決め、投光器の制御回路にタイミング信号を出力する。投光器の制御回路は、タイミング信号を受信したことに応じて光軸の選択を変更して、新たに選択された光軸の発光素子を点灯する。受光器の制御回路も、タイミング信号の送信に合わせて光軸の選択を変更し、新たに選択された光軸での受光処理を開始する。
また受光期間が長くなると、外乱光の影響を受けやすくなり、誤動作が生じる確率が高まる。
通信ラインにおける信号の伝送による遅延時間が殆どない場合には、先に信号を送信した機器において信号の送信が終了してから相手方機器からの応答信号を認識するまでに要する時間は、相手方機器での処理時間と自装置が応答信号の認識に要した時間との合計値にほぼ相当するものと考えられる。したがってこの時間をあらかじめ求めて登録しておき、計測手段により計測された時間と登録された時間との差を求めることによって、各機器の間の送信ラインで信号が往復した時間を割り出すことができる。
この実施形態によれば、各機器に電源が投入されて起動処理が行われると、検出処理が開始される前に投光処理と受光処理とのタイミングの関係が調整されるので、起動の都度安定した状態で検出処理を開始することができる。また、各機器の電源を落として配線状態を変更した場合にも、電源を入れることにより、変更後の配線状態に基づき投光処理と受光処理とのタイミングの関係が調整されるので、配線の変更にも容易に対応することが可能になる。
この実施例の多光軸光電センサSは、投光器1と受光器2とを対にしたものである。投光器1および受光器2は長尺状の筐体101,102を本体とする。各筐体101,102の内部には、それぞれ複数の光学素子(投光器1では発光素子11、受光器2では受光素子21)や制御基板(図示せず。)が収容される。また、各筐体101,102の下端部からは、それぞれ接続用のコード101a,102aが引き出される。また図1には示していないが、各筐体101,102の上端部には、他のセンサからのコード101a,102aまたはこれらからの延長コードを連結するためのコネクタが設けられる。
その他の図示しない信号線も同様に、対応する信号線同士が接続された状態となる。
受光器2から出力されたタイミング信号は、通信ラインを介して投光器1へと伝達されるため、その伝達に要した時間だけ遅れて投光器1に到着する。さらにこのタイミング信号の到着より少し遅れて投光処理が開始される。そこでこの実施例では、受光器2においても、タイミング信号を送信した後に、投光器1におけるタイミング信号の到着の遅れに応じた遅延時間αをおいて受光処理を開始し、投光処理の終了に応じて受光処理を終了するようにしている。このような制御によれば、受光期間が無駄に長くなるのを防止でき、検出処理のサイクルを短縮することができる。また外乱光による影響を受ける可能性を削減することもできる。なお、上記の遅延時間αは、タイミング信号の伝達にかかる時間に完全に一致させる必要はなく、両者の間に若干の時間差があってもよい。
このようにセンサSの配置や使用状況などによって投光器1と受光器2との間の通信ラインの長さが異なると、信号伝達時間もそれぞれ異なるものとなる。したがって図3の制御を実現するには、それぞれのセンサSA,SB毎に、投光器1と受光器2との間で実際に信号の伝達にかかる時間を割り出し、これに基づいてタイミング信号に対する受光処理の遅延時間αを調整する必要がある。
T=Ty+Ta+2*Tx となる。
この後、各時間T,Ty,Taを用いて演算式:Tx=(T−Ty−Ta)/2を実行することにより、信号伝達時間Txを算出する(ST29)。
図7の下段に示すように、コマンドが遅延なく伝達された場合には、受光器2がコマンドPの送信を終了した時点(a点)から投光器1からのコマンドQの受信を確認する時点(e点)までの所用時間は、コマンドQの確認に要した時間Taと投光器1での処理時間Tyとを加算した時間になると考えられる。
よって、Ta+Ty=Ttypとすると、TとTtypとの関係は、
T−Ttyp=2*Txとなる。
この実施例では、受光器2のみがタイマをリセットする(ST201)。タイマをリセットした受光器2は、コマンドPを作成して送信し(ST202,203)、その送信終了時刻をメモリに保存する(ST204)。ここまでの処理は、先の図6のST21〜ST24の処理と同様である。
1(1A,1B) 投光器
2(2A,2B) 受光器
15,25 制御回路
16,26 通信回路
16a,16b,26a,26b 通信ライン
Claims (7)
- 複数の発光素子を有する投光器と発光素子と同数の受光素子を有する受光器とが各素子の光軸を合わせた状態で対向配備されると共に、各機器が通信回線を介して接続され、両機器間での通信により発光素子による投光処理に応じて当該発光素子と同じ光軸にある受光素子による受光処理が開始されるように各処理のタイミングを調整して検出処理を実行する多光軸光電センサにおいて、
前記投光器および受光器は、前記検出処理を実行していない状態下で両機器の間で信号をやりとりすると共に、少なくとも一方の機器に、自装置が前記信号を送信し終えてから当該送信に対する相手方機器からの応答信号を認識するまでに要した時間を計測する計測手段と、計測された時間を用いた演算により前記通信ラインにおける信号の伝達に要する時間を算出する演算手段とが設けられ、
前記演算手段により算出された時間に基づき光軸毎の投光処理と受光処理とのタイミングの関係を調整する調整手段を、さらに具備する、多光軸光電センサ。 - 前記応答信号を送信する機器では、相手方機器からの信号を受信してから応答信号の送信を準備するまでに要した時間を示す情報を含む応答信号を相手方機器に送信し、
前記演算手段は、計測手段により計測された時間と、前記応答信号に含まれていた情報が示す時間と、前記自装置で応答信号を認識するのに要した時間とを用いた演算により、前記通信ラインにおける信号の伝達に要する時間を算出する、請求項1に記載された多光軸光電センサ。 - 前記応答信号を送信する機器では、相手方機器からの信号に応答することを通知する第1の応答信号を相手方機器に送信した後に、相手方機器からの信号を受信してから前記第1の応答信号を送信するまでに要した時間を示す情報を含む第2の応答信号を相手方機器に送信し、
前記計測手段は、自装置が前記信号を送信し終えてから当該送信に対する相手方機器からの第1の応答信号を認識するまでに要した時間を計測し、
前記演算手段は、計測手段により計測された時間と、前記第2の応答信号に含まれていた情報が示す時間と、前記自装置で第1の応答信号を認識するのに要した時間とを用いた演算により、前記通信ラインにおける信号の伝達に要する時間を算出する、請求項1に記載された多光軸光電センサ。 - 前記計測手段および演算手段を具備する機器には、相手方機器との間での信号の伝送による遅れが殆どない場合に自装置が前記信号を送信し終えてから相手方機器からの応答信号を認識するまでに要する時間が予め登録されており、前記演算手段は、計測手段により計測された時間と前記登録されている時間との差に基づき前記通信ラインにおける信号の伝達に要する時間を算出する、請求項1に記載された多光軸光電センサ。
- 前記投光器および受光器は、起動の都度、検出処理の開始に先立ち前記信号のやりとりを行うと共に、前記計測手段および演算手段ならびに調整手段がそれぞれの処理を実行する、請求項1に記載された多光軸光電センサ。
- 前記演算手段により算出された時間があらかじめ登録されたしきい値を上回るときに、所定の態様による警告を出力する警告手段をさらに具備する、請求項1に記載された多光軸光電センサ。
- 前記演算手段により算出された時間を算出時刻に対応づけた情報を蓄積する記憶手段をさらに具備する、請求項1に記載された多光軸光電センサ。
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