JP5722292B2 - 高層建物用避難梯子 - Google Patents

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本発明は、高層マンション等の高層建物であって欄干等の梯子を係止できる構造物がある高層建物の高層階より、火災等の緊急時に欄干等を利用して地上まで脱出するための避難梯子に係る。
火災等の緊急時に建物より脱出するための避難梯子として、建物の一箇所に設けた梯子格納部に梯子を折り畳んだ状態に格納しておき、緊急時には格納部にて上端を支持された状態にてこれより梯子を下方へ伸張させる形式のものが下記の特許文献1〜4に於いて提案されている。このように避難梯子を据付式に設けておくのではなく、常時は何処かに保管しておき、緊急時にベランダの手摺等に上端部を引っ掛けて使用する避難梯子が、下記の特許文献5〜8に於いて提案されている。このうち、特許文献5のものはロープによる梯子の上端をフックにより手摺等に引っ掛けるものであり、特許文献6のものは常時は物干し竿として使用できるものであり、特許文献7のものは折畳み携帯式に作られており、特許文献8のものは梯子の幅が拡縮自在とされている。これらの特許文献1〜8には、避難梯子をどれ程の階層に亙って使用することを意図しているかについての記載はないが、特許文献1〜4の常時格納式の梯子では、梯子を折り畳んで格納する格納スペースの大きさの限界から、また特許文献5〜8の人が手に持って手摺等への掛け付けを行う梯子では、人が手に持って操作できる重さの限界から、梯子の長さは1階差分ないし高々数階差分程度であろうと思われる。一方、下記の特許文献9には、特に高層建物の屋上および各階から地上までの避難を可能にするが、常時は外部からの不審者の侵入を防ぐよう、屋上から地表より離れた位置まで一連の折り畳み構造の避難梯子を各階に設けられたロック解除装置にてロック解除可能に設け、更にその下端から補助梯子をスライド式に地表まで延ばせるようにした避難梯子が提案されている。
特開平05-277199 特開平06-285177 特開2001-029492 特開2011-038297 特開平09-144454 特開2002-309881 特開2002-360716 特開2003-082968 特開2003-038297
高層マンション等の高層建物に於いて火災が発生し、非常用階段にも火炎や煙が充満して、上層階から非常用階段を通っての脱出が不可能となったとき、上層階のベランダ等より避難梯子で脱出しようとしても、上記の特許文献1〜8による避難梯子では1階ないし高々数階下までの下降しかできない。上記の特許文献9による避難梯子が備えられていれば、高層階から地上までの脱出はできるが、その設置には多大の費用を要し、如何に人命は金では買えないとはいっても、非常用階段からの脱出が不可能となってそのような設備が必要となる事態の発生頻度に照らせば、そのような避難梯子の合理性には疑問が持たれる。
本発明は、高層マンション等の高層建物の上層階からの非常用階段を通っての脱出が不可能となり、ベランダ等よりの脱出しか生存の道がなくなるという、世間全体としてみれば間々起こるとはいえ各個人がそのような事態に遭遇する頻度としては極めて稀であり、しかし高層建物の上層階にいる限り絶対に遭遇しないとはいえない事態に備えて、それに対処する手段を、各個人にとってそれが必要となる頻度と各個人が負担すべき費用の釣合に照らして合理的と思われる手段として提供することを課題としている。
上記の課題を解決すべく、本発明は、高層建物の1階差ないし数階差の高さに相当する長さの梯子部と、前記梯子部の両端に設けられた高層建物の欄干等への解除可能な取付け手段とを有し、該取付け手段は前記梯子部の両端のいずれの部位に於いても前記欄干等への取付けを解除できるようになっていることを特徴とする避難梯子を提案するものである。
前記梯子部は、一対のロープとその間に橋渡しされた複数の横木とからなっていてよい。
前記取付け手段は、一端にて前記梯子部の一端に固定されて欄干等の一部に巻き掛けられるロープ片と、該ロープ片の他端を前記梯子部の前記一端に取外し可能に係止する係止装置を含んでいてよい。
前記係止装置は、前記梯子部の前記一端の側に設けられたフック孔と前記ロープ片の前記他端の側に設けられたフック孔と、前記梯子部の前記一端側のフック孔と前記ロープ片の前記他端側のフック孔とを重ね合わせた重合孔に選択的に通されるフックと、該フックを前記重合孔に通された位置へ付勢するばねと、前記ばねの弾力に抗して前記フックを前記重合孔より引き抜く引張り紐とを含んでいてよい。
前記フックは前記重合孔に通された位置と前記重合孔より引き抜かれた位置との間に回動する回動フックであってよい。
前記取付け手段は、前記梯子部の両端の各々に一対として設けられていてよい。
上記の如く、避難梯子が、高層建物の1階差ないし数階差の高さに相当する長さの梯子部と、前記梯子部の両端に設けられた高層建物の欄干等への解除可能な取付け手段とを有し、該取付け手段が前記梯子部の両端のいずれの部位に於いても前記欄干等への取付けを解除できるようになっていれば、高層マンション等の高層建物の上層階から欄干等を伝って地上まで降りられる避難梯子を、高層建物の1階差ないし数階差程度の長さの軽量且つ安価な装置として、高層建物上層階からの非常用階段を通っての脱出が不可能となり、ベランダ等よりの脱出しか生存の道がなくなるという各個人にとって極めて稀な事態の発生頻度に照らして各個人が負担すべき費用として合理的な額の費用にて得ることができる。この避難梯子により高層建物の任意の階から脱出するには、先ず前記梯子部の一端をそこに設けられている前記解除可能な取付け手段によりその階の欄干等に取り付け、これより前記梯子部を他端まで下方へ垂らし、前記梯子部を伝って下の階に移り、ここで前記梯子部の前記他端をそこに設けられている前記解除可能な取付け手段により下の階の欄干等に取付け、次いで前記一端の解除可能な取付け手段を下の階から遠隔操作により解除し、前記梯子部の前記他端より前記一端に至る部分を重力により落下させまた必要ならこれを手にて引き降ろす。ここで前記梯子部は前記他端にて下の階の欄干等に取り付けられ、これより前記一端まで下方へ垂らされた状態となるので、以上の操作を繰り返せば、幾階の上層階にいても地上まで降りることができる。
前記梯子部が、一対のロープとその間に橋渡しされた複数の横木とからなっていれば、避難梯子は特に安価に製造でき、軽くて、折り畳んで小さなスペースにも格納しやすく、柔らかで曲がりやすいので、使用時に上記の如く上端および下端にて欄干等に取り付けられた梯子部の上端の欄干等への取付けが解除され、梯子の上部が重力によりまたはこれに手で引く力が加わって落下して梯子の向きが上下反転するとき、梯子の一部が建物や人体の一部に当たることがあっても衝撃は軽微で済む。
前記取付け手段が、一端にて前記梯子部の一端に固定されて欄干等の一部に巻き掛けられるロープ片と、該ロープ片の他端を前記梯子部の前記一端に取外し可能に係止する係止装置を含んでいれば、ロープ片の変形の自由度が高いことにより広汎に異なる設計の欄干等のいずれにも梯子部の端を取り付けることができる。
前記係止装置が、前記梯子部の前記一端の側に設けられたフック孔と前記ロープ片の前記他端の側に設けられたフック孔と、前記梯子部の前記一端側のフック孔と前記ロープ片の前記他端側のフック孔とを重ね合わせた重合孔に選択的に通されるフックと、該フックを前記重合孔に通された位置へ付勢するばねと、前記ばねの弾力に抗して前記フックを前記重合孔より引き抜く引張り紐とを含んでいれば、取付け手段の係合と解除の動きが簡単であり、取付け手段の解除を直の操作および遠隔操作のいずれによっても速やかに且つ確実に行なえ、それにもかかわらず取付け手段の係合状態は前記ばねにより確実に維持される。
前記フックが、前記重合孔に通された位置と前記重合孔より引き抜かれた位置との間に回動する回動フックであれば、前記取付け手段を係合状態と解除状態の間に切り換える前記フックの運動は枢軸により支持された滑らかで噛み付きを生じにくい枢動となる。
前記取付け手段が、前記梯子部の両端の各々に一対として設けられていれば、梯子の各端部での欄干等への取り付けおよび欄干等からの取り外しが2つの取付け手段の操作により速やかに行え、且つ梯子が2箇所にて欄干等に取り付けられることにより梯子の横振れを抑えることができる。
本発明による避難梯子の一つの実施例の一端部を示す部分図であり、そのうち図Aは一部断面による側面図であり、図Bは一部断面による平面図である。 図1に一端部を示した避難梯子の他端部を示す部分図であり、そのうち図Aは一部断面による側面図であり、図Bは一部断面による平面図である。 図1に示す避難梯子の一端部に於ける取付け手段の構造を図1より拡大してより詳細に示す図であり、そのうち図Aは一部断面による側面図であり、図Bは一部断面による平面図である。 図3に示す取付け手段をそのフックが解除位置へ回動された状態にて示す図3の図Bと同様の図である。
図1に一端部をまた図2に他端部を示す通り、本発明による避難梯子は、高層建物の1階差ないし数階差の高さに相当する長さの梯子部10と、その両端を高層建物の欄干等に解除可能に取付ける取付け手段12pm,12qm,12pn,12qnとを有している。梯子部10は一対のロープ14p,14qとその間に橋渡しされた複数の横木16a,16b,16c...16x,16y,16zとからなっている。ロープ14p,14qは麻等の軽くて柔軟で丈夫な材料より作られていてよく、横木16a,16b,16c...16x,16y,16zはそれぞれ管状の主部18a,18b,18c...18x,18y,18zの両端にロープ14p,14qを通すスリーブ部20ap,20aq,20bp,20bq,20cp,20cq,...20xp,20xq,20yp,20yq,20zp,20zqを備えた軽くて丈夫な軽合金製の部材であってよい。ロープ14p,14qはこれらのスリーブ部20ap,20aq〜20zp,20zqに通され、スリーブとそれに通されたロープとを互いに固定する任意の公知の固定手段により、横木16a〜16zはロープ14p,14qにそれに沿って所定の間隔にて固定されている。
取付け手段12pm,12qm,12pn,12qnは、図示の実施例ではそれぞれロープ14p,14qと同質のロープ片22pm,22qm,22pn,22qnを備えている。取付け手段12pm,12qmのロープ片22pm,22qmは、それぞれの一端が横木16aの一端に形成されたスリーブ部24apと他端に形成された同様のスリーブ部(図には現れていない)に差し込まれることにより梯子部10の一端に固定され、またそれぞれの他端にて横木16aの両端に組み込まれた係止装置26pm,26qmにより梯子部10の該一端に取外し可能に係止されるようになっている。ロープ片22pmは、スリーブ部24apにて横木16aの一端に固定された端部と係止装置26pmにより梯子部10の該一端に取外し可能に係止される他端との間で、図には示されていないマンションのベランダにあるような欄干等に巻き掛けられる。ロープ片22qmについても同じである。同様に、取付け手段12pn,12qnのロープ片22pn,22qnは、それぞれの一端が横木16zの一端に形成されたスリーブ部24zpと他端に形成された同様のスリーブ部(図には現れていない)に差し込まれることにより梯子部10の他端に固定され、またそれぞれの他端にて横木16zの両端に組み込まれた係止装置26pn,26qnにより梯子部10の該他端に取外し可能に係止されるようになっている。ロープ片22pnもまた、スリーブ部24zpにて横木16zの一端に固定された端部と係止装置26pnにより梯子部10の該一端に取外し可能に係止される他端との間で、図には示されていないマンションのベランダにあるような欄干等に巻き掛けられる。ロープ片22qnについても同じである。
図3には、係止装置26pmの構造が図1より拡大されてより詳細に示されている。以下には、係止装置26pmについて構造の詳細を説明するが、係止装置26qm,26pn,26qnの構造もこれと実質的に同じである。
係止装置26pmは、梯子部10の一端にある横木16aの一端に互に隔置して設けられたフック孔28pmfおよび28pmgと、ロープ片22pmの前記他端の側にあるようロープ片22pmの端部に装着された金具30pmに設けられたフック孔32pmと、これら梯子部一端側のフック孔28pmf,28pmgとロープ片他端側のフック孔32pmとを重ね合わせた重合孔に選択的に通されるフック34pmと、該フックを前記重合孔に通された位置へ付勢するばね36pmと、該ばねの弾力に抗してフック34pmを前記重合孔より引き抜く引張り紐38pmとを含んでいる。フック34pmは、図3に示す如く前記重合孔に通された位置と、図4に示す如く前記重合孔より引き抜かれた位置との間に枢軸39pmにより回動する回動フックである。尚、梯子部一端側のフック孔28pmf,28pmgにロープ片他端側のフック孔32pmが重ね合わされていなければ、フック34pmはばね36pmの弾力により梯子部一端側のフック孔であるフック孔28pm,28gpmのみに通された位置へ付勢される。
引張り紐38pmは、横木16aの管状主部18aの一端部に形成されて鳩目40pmおよび42pmにより縁取りされた孔に通されている。一方、引張り紐38pmに対応する係止装置26qmの引張り紐38qmが、横木16aの管状主部18aの他端部に形成されて鳩目40qmにより縁取りされた孔に通され、管状主部18a内を通り、鳩目42pmにより縁取りされた孔に通されて引張り紐38pmに合流し、結合部44pにて引張り紐38pmと結合されている。結合部44pからは1本の引張り紐46pが、ロープ14pの一端近くに取り付けられた小孔を有する紐ガイド48p、横木16bの管状主部18bの一端部に形成されて鳩目50bpおよび52bpにより縁取りされた孔、横木16cの管状主部18cの一端部に形成されて鳩目50cpおよび52cpにより縁取りされた孔...横木16xの管状主部18xの一端部に形成されて鳩目50xpおよび52xpにより縁取りされた孔、横木16yの管状主部18yの一端部に形成されて鳩目50ypおよび52ypにより縁取りされた孔、ロープ14pの他端近くに取り付けられた小孔を有する紐ガイド54pに通された後、環56pに接続されている。これによって環56pを手にもって引張り紐46pを図にて下方へ引けば、係止装置26pmおよび26qmが共に図4に示す如き解除状態とされる。かくして一端部にてロープ片22pmおよび22qmにより欄干等に掛け留めされた避難梯子の該一端部に於ける欄干等への係止を避難梯子の他端部に於いて引張り紐を介した遠隔操作により解除することができる。
係止装置26pnおよび26qnに対してもロープ14qに沿って同様の解除機構が設けられており、上記の係止装置26pmおよび26qmに対する引張り紐46pに対応する係止装置26pnおよび26qnのための引張り紐46qをその端部に接続された環56qに手を掛けて図にて上方へ引けば、係止装置26pnおよび26qnは、上記のばね36pmに対応するそれぞれのばねにより図1〜3に示す如き係合状態とされている状態から、共に図4に示す如き解除状態とされる。
かくして、梯子部10の一端をロープ片22pmおよび22qmによりマンション等の欄干等に取り付け、梯子部10の他端を下の階まで垂らし、梯子部10を伝って下の階へ降り、ロープ片22pnおよび22qnにより梯子部10の他端を下の階の欄干等に取り付け、下の階から環56pを引いて上の階の欄干等へのロープ片22pmおよび22qmによる取り付けを解除し、梯子部10とロープ片22pmおよび22qmを重力により自然に落下させるかもし必要なら手にて引き降ろし、梯子部10の上下がロープ片22pm,22qm,22pn,22qnと共に反転したところで、その階の欄干等にロープ片22pnおよび22qnにより取り付けられた状態の梯子部10を伝って更に下の階へ降り、そこで更に梯子部10の前記一端をロープ片22pmおよび22qmによりその階の欄干等に取り付けるという操作を繰り返せば、幾階の上層階にいても地上まで降りることができる。
以上に於いては本発明を一つの実施例について詳細に説明したが、かかる実施例について本発明の範囲内で種々の変更が可能なことは当業者にとって明らかであろう。
10−梯子部,12pm,12qm,12pn,12qn−取付け手段,14p,14q−ロープ,16a,16b,16c...16x,16y,16z−横木,18a,18b,18c...18x,18y,18z−横木の管状主部,20ap,20aq,20bp,20bq,20cp,20cq,...20xp,20xq,20yp,20yq,20zp,20zq−スリーブ部,22pm,22qm,22pn,22qn−ロープ片,24ap,24zp−スリーブ部,26pm,26qm,26pn,26qn−係止装置,28pmf,28pmg−梯子部一端側のフック孔,30pm−金具,32pm−ロープ片他端側のフック孔,34pm−フック,36pm−ばね,38pm,38qm−引張り紐,39pm−枢軸,40pm,40qm,42pm−鳩目,44p−結合部,46p,46q−引張り紐,48p−紐ガイド,50bp,50cp...50xp,50yp,52bp,52cp...52xp,52yp−鳩目,54p−紐ガイド,56p,56q−環

Claims (6)

  1. 高層建物の1階差ないし数階差の高さに相当する長さの梯子部と、前記梯子部の両端に設けられた高層建物の欄干等への解除可能な取付け手段とを有し、該取付け手段は前記梯子部の両端のいずれの部位に於いても前記欄干等への取付けを解除できるようになっており、前記梯子部の一端をそこに設けられている前記解除可能な取付け手段によりその階の欄干等に取り付け、これより前記梯子部を他端まで下方へ垂らし、前記梯子部を伝って下の階に移り、前記一端の解除可能な取付け手段を下の階から遠隔操作により解除できるようになっていることを特徴とする避難梯子。
  2. 前記梯子部は、一対のロープとその間に橋渡しされた複数の横木とからなることを特徴とする請求項1に記載の避難梯子。
  3. 前記取付け手段は、一端にて前記梯子部の一端に固定されて欄干等の一部に巻き掛けられるロープ片と、該ロープ片の他端を前記梯子部の前記一端に取外し可能に係止する係止装置を含んでいることを特徴とする請求項1または2に記載の避難梯子。
  4. 前記係止装置は、前記梯子部の前記一端の側に設けられたフック孔と前記ロープ片の前記他端の側に設けられたフック孔と、前記梯子部の前記一端側のフック孔と前記ロープ片の前記他端側のフック孔とを重ね合わせた重合孔に選択的に通されるフックと、該フックを前記重合孔に通された位置へ付勢するばねと、前記ばねの弾力に抗して前記フックを前記重合孔より引き抜く引張り紐とを含んでいることを特徴とする請求項3に記載の避難梯子。
  5. 前記フックは前記重合孔に通された位置と前記重合孔より引き抜かれた位置との間に回動する回動フックであることを特徴とする請求項4に記載の避難梯子。
  6. 前記取付け手段は、前記梯子部の両端の各々に一対として設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の避難梯子。
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