JP5722055B2 - 導光板の製造方法および製造装置、導光板、これを備えた面光源装置および透過型画像表示装置 - Google Patents
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Description
透過型画像表示装置1は、透過型画像表示部10と、図1において透過型画像表示部10の背面側に配置された面光源装置20とを備えている。以下の説明では、図1に示すように、面光源装置20と透過型画像表示部10の配列方向をZ方向(板厚方向)と称し、Z方向に直交する2方向であって互いに直交する2方向をX方向およびY方向と称す。
図2は、本発明に係る面光源装置の一実施形態の構成を模式的に示す背面図である。面光源装置20は、図1および図2に示すように、導光板30と、導光板30の側面(端面)33と対向して配置されたLED光源22とを備えたエッジライト型面光源装置である。なお、導光板30の正面側において、導光板30と透過型画像表示部10との間に、各種フィルム41が配置されている構成でもよい。各種フィルム41としては、拡散フィルム、プリズムフィルム、輝度向上フィルムなどが挙げられる。
LED光源22は、面光源装置20の点状光源として機能するものであり、図2に示すように、導光板30のY軸方向に延在する側面33,33と対向して配置されている。複数のLED光源22は、側面33の長手方向(Y軸方向)に沿って、離散的に配置されている。LED光源22の配置間隔は、通常5mm〜20mmである。点状光源は、導光板30の4辺と対向するように配置、X軸方向に対向する2辺、Y軸方向に対向する2辺に配置、1辺のみに配置されている構成でもよい。また、点状光源は、LED光源に限らずその他の点状光源でもよい。さらに、光源は、点状光源に限定されず、線状光源(CCFL:冷陰極管)が配置されている構成でもよい。
導光板30は、図2に示すように、長方形を成し、平面視形状のサイズは目的とする透過型画像表示部10の画面サイズに適合するように選択される。導光板30の平面視形状は、長方形に限らず、正方形としてもよいが、以下では、特に断らない限り、長方形として説明する。
また、図2および図3に示すように、導光板30の背面32には、光を乱反射させる反射加工として所定のドットパターン50に配置される反射ドット51が形成されている。本実施形態の導光板30では、当該ドットパターン50がインクジェット法により印刷されている。ドットパターン50の印刷には、光を拡散させる拡散粒子を有するインクが使用されている。ドットパターン50を構成する各反射ドット51は、格子状に配置されていてもよい。配置格子としては、正方格子、三角格子、立方格子、六方格子、篭目格子等が例示される。また、各反射ドット51は、図6(b)に示すように、ランダムに配置されていてもよい。また、ドットパターン50を構成する各反射ドット51の径は、図2に示すように、光源側から離間するにつれて大きくなるように形成されていてもよいし、図6(a)に示すように、同一径に形成されていてもよい。
次に、上記面光源装置20および透過型画像表示装置1に含まれている導光板30の製造方法および製造装置について説明する。図3は、導光板の製造装置の一実施形態を示す斜視図である。図3に示す導光板の製造装置100は、搬送手段60と、インクジェットヘッド(印刷部)70と、UVランプ(形成部)80と、検査装置85と、制御部90(図4参照)とを備えている。インクジェットヘッド70、UVランプ80および検査装置85は、透光性樹脂シート(樹脂シート)35の移動方向Aにおいて上流側からこの順に配置される。
透光性樹脂シートとしてPMMA板(長さ370mm、幅320mm、厚さ4mm)を準備した。次に、上記製造装置100において、PMMA板に対して解像度150〔dpi〕のドットパターンを粘度が8.1〔mPa・S〕の紫外線硬化インクを用いて印刷した。このときの製造装置100における印刷条件は、図5に示す図表のとおり、解像度が150〔dpi〕(ドット間ピッチL=169μm)、液量が6〔pL〕、液滴径D1が20〔μm〕、ノズル73とUVランプ80との距離が600〔mm〕である。
透光性樹脂シートとして、実施例1と同じPMMA板(長さ370mm、幅320mm、厚さ4mm)を準備し、同じ製造装置100、同じ解像度、同じ粘度のインクの紫外線硬化インクを用いて印刷した。このときの製造装置100における印刷条件は、図5に示す図表のとおり、液量が24〔pL〕、液滴径D1が32〔μm〕、ノズル73とUVランプ80との距離が600〔mm〕である。
透光性樹脂シートとして、実施例1と同じPMMA板(長さ370mm、幅320mm、厚さ4mm)を準備した。次に、上記製造装置100において、PMMA板に対して解像度300〔dpi〕のドットパターンを粘度が8.1〔mPa・S〕の紫外線硬化インクを用いて印刷した。このときの製造装置100における条件は、図5に示す図表のとおり、解像度が300〔dpi〕(ドット間ピッチL=85μm)、液量が6〔pL〕、液滴径D1が20〔μm〕、ノズル73とUVランプ80との距離が200〔mm〕である。
透光性樹脂シートとして、実施例1と同じPMMA板(長さ370mm、幅320mm、厚さ4mm〕を準備し、同じ製造装置100、同じ解像度、同じ粘度のインクの紫外線硬化インクを用いて印刷した。このときの製造装置100における条件は、図5に示す図表のとおり、液量が24〔pL〕、液滴径D1が32〔μm〕、ノズル73とUVランプ80との距離が200〔mm〕である。
Claims (8)
- インクを滴下する印刷部に対して相対的に移動される樹脂シートの表面にドットパターンを印刷する印刷工程と、
前記印刷工程の後、反射ドットを形成する形成部に対して相対的に移動されてくる前記樹脂シートの表面に印刷された前記ドットパターンを形成する前記インクに対し、硬化処理を施して前記反射ドットを形成する形成工程と、
前記ドットパターンを構成する1つのドットを形成するために必要な前記インクの総量の液滴直径と、前記インクが前記硬化処理される際の前記ドットの直径とに基づいて、前記樹脂シートの相対的な移動の速度および前記インクを滴下する位置と前記硬化処理を施す位置との距離の少なくとも一方を調整する調整工程と、を有している導光板の製造方法。 - 前記調整工程は、前記液滴直径をD1、前記ドットの直径をD2、隣接する前記ドットの中心間距離をLとしたとき、
D2/D1<7.6、かつ、D2<Lとなるように、
前記相対的な移動の速度および前記距離の少なくとも一方を調整する、請求項1に記載の導光板の製造方法。 - 前記インクが紫外線硬化インクであり、前記硬化処理が紫外線照射である、請求項1または2に記載の導光板の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の導光板の製造方法によって得ることのできる導光板。
- 請求項4に記載の導光板と、
前記導光板の端面に光を供給する光源と、を備える面光源装置。 - 請求項5に記載の面光源装置と、
前記面光源装置の導光板と対向配置された透過型画像表示部と、を備える透過型画像表示装置。 - インクを滴下する印刷部に対して相対的に移動される樹脂シートの表面にドットパターンを印刷する印刷部と、
前記印刷部によって印刷された後、相対的に移動されてくる前記樹脂シートに印刷された前記ドットパターンを形成する前記インクに対し、硬化処理を施して反射ドットを形成する形成部と、
前記ドットパターンを構成する1つのドットを形成するために必要な前記インクの総量の液滴直径と、前記インクが前記硬化処理される際の前記ドットの直径とに基づいて、前記樹脂シートの相対的な移動の速度および前記インクを滴下する位置と前記硬化処理を施す位置との距離の少なくとも一方を制御する制御部と、を備えている導光板の製造装置。 - 前記制御部は、前記液滴直径をD1、前記ドットの直径をD2、隣接する前記ドットの中心間距離をLとしたとき、
D2/D1<7.6、かつ、D2<Lとなるように、
前記相対的な移動の速度および前記距離の少なくとも一方を調整する、請求項7に記載の導光板の製造装置。
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