JP5720602B2 - 空気清浄機ユニット - Google Patents

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Description

この発明は、空気清浄機本体と清掃部材収納ボックスとを有する空気清浄機ユニットに関する。
従来、清掃部材としてのモップの塵埃を除去する装置として、特開2006−218461号公報(特許文献1)に開示されたものがある。この塵埃除去装置は、モップを収容してモップから塵埃を除去するケースを備えていた。そして、このケースを掃除機に取り付けることで、掃除機により、ケース内に溜まった塵埃を吸引していた。
特開2006−218461号公報
ところで、上記従来の塵埃除去装置の上記ケース内に溜まった塵埃を、上記掃除機にて吸引している最中、掃除機は、ケース内の塵埃を吸引することのみに使用され、同時に、モップ以外の室内の塵埃を吸引することができなかった。
つまり、上記掃除機に上記ケースを取り付けた状態では、常に、掃除機は、モップのみを吸引していた。一方、掃除機を本来の室内の掃除として使用する場合、必ず、掃除機からケースを取り外す必要があった。
このように、掃除機にケースを取り付けた場合、掃除機の室内の塵埃を除去するという本来の機能が失われていた。そもそも、従来では、掃除機にケースを取り付けた状態で、この掃除機を、通常の室内の清掃機能として使用するという思想がなかった。
そこで、この発明の課題は、清掃部材収納ボックスを、空気清浄機本体への取り付けまたは取り外しの何れの状態でも、使用できると共に、清掃部材収納ボックスのこの何れの状態の使用でも、空気清浄機本体の本来の機能を損なうことがない空気清浄機ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の空気清浄機ユニットは、
吸込口から吸い込んだ空気をフィルタを介して吹出口から吹き出す空気清浄機本体と、
清掃部材を内部空間に収納可能にする清掃部材収納ボックスと
上記清掃部材収納ボックスから上記空気清浄機本体に吸い込まれる空気中の塵埃の量を検知するための塵埃量検知部と
を備え、
上記清掃部材収納ボックスは、上記空気清浄機本体に、着脱可能に取り付けられ、
上記清掃部材収納ボックスが上記空気清浄機本体に取り付けられた状態で、上記清掃部材収納ボックスの上記内部空間と、上記空気清浄機本体の上記吸込口の一部とは、連通し、
上記空気清浄機本体は、
通常運転の吸込風量よりも吸込風量の多いターボ運転の開始または停止を切り換える運転切換部と、
上記清掃部材収納ボックスが上記空気清浄機本体に取り付けられていると判断したとき、ターボ運転を開始するように上記運転切換部を制御する制御部と
を備え、
上記制御部は、
上記塵埃量検知部の検知結果に基づいて、上記清掃部材収納ボックスから上記空気清浄機本体に吸い込まれる空気中の塵埃の量が設定値よりも小さいと判断したとき、ターボ運転を停止するように上記運転切換部を制御することを特徴としている。
ここで、「通常運転」とは、通常の運転状態をいい、1つの運転状態に限らず、複数の運転状態、例えば、大中小の3つの運転状態を含んでいてもよい。
この発明の空気清浄機ユニットによれば、上記清掃部材収納ボックスは、上記空気清浄機本体に、着脱可能に取り付けられているので、清掃部材収納ボックスの空気清浄機本体への取り付け状態、または、清掃部材収納ボックスの空気清浄機本体からの取り外し状態の何れの状態でも、清掃部材収納ボックスを使用できる。例えば、清掃部材収納ボックスを、空気清浄機本体から取り外すことで、清掃部材収納ボックスを、所望の場所に持ち運んで使用することができる。一方、清掃部材収納ボックスを、空気清浄機本体に取り付けておくことで、清掃部材収納ボックスを見失うことがない。
そして、上記清掃部材収納ボックスが上記空気清浄機本体に取り付けられた状態で、上記清掃部材収納ボックスの上記内部空間と、上記空気清浄機本体の上記吸込口の一部とは、連通している。これにより、空気清浄機本体に清掃部材収納ボックスを取り付けた状態で、空気清浄機本体は、その吸込口の一部から、清掃部材収納ボックスの内部空間の塵埃を吸引すると同時に、その吸引口の他部から、室内の空気を吸引することができる。このように、空気清浄機本体に清掃部材収納ボックスを取り付けても、空気清浄機本体の室内の空気を清浄するという本来の機能は、損なわれない。言い換えると、清掃部材収納ボックス内の塵埃を吸引させるために、空気清浄機本体による室内の空気の清浄を一旦止めなくてもよく、室内の空気の清浄を行ったまま、清掃部材収納ボックス内の塵埃を吸引できる。
したがって、清掃部材収納ボックスを、空気清浄機本体への取り付けまたは取り外しの何れの状態でも、使用できると共に、清掃部材収納ボックスのこの何れの状態の使用でも、空気清浄機本体の本来の機能は、損なわれない。
また、上記制御部は、上記清掃部材収納ボックスが上記空気清浄機本体に取り付けられていると判断したとき、ターボ運転を開始するように上記運転切換部を制御するので、清掃部材収納ボックスを空気清浄機本体に取り付けたとき、清掃部材収納ボックス内の塵埃を、迅速かつ確実に、吸引できる。
また、上記制御部は、上記清掃部材収納ボックス取付検知部の検知結果に基づいて、上記清掃部材収納ボックスが上記空気清浄機本体から取り外されていると判断したとき、ターボ運転を停止するように上記運転切換部を制御するので、清掃部材収納ボックスを空気清浄機本体から取り外したとき、不要なターボ運転を停止して、消費電力を低減できる。
また、一実施形態の空気清浄機ユニットでは、
上記清掃部材収納ボックスが上記空気清浄機本体に取り付けられているか否かを検知する清掃部材収納ボックス取付検知部を有し、
上記制御部は、上記清掃部材収納ボックス取付検知部の検知結果に基づいて、上記清掃部材収納ボックスが上記空気清浄機本体に取り付けられているか否かを判断する。
この実施形態の空気清浄機ユニットによれば、上記制御部は、上記清掃部材収納ボックス取付検知部の検知結果に基づいて、上記清掃部材収納ボックスが上記空気清浄機本体に取り付けられているか否かを判断するので、簡単な構成で、清掃部材収納ボックスの取り付けを確実に判断できる。
また、一実施形態の空気清浄機ユニットでは、
上記清掃部材収納ボックスの上記内部空間から上記空気清浄機本体の上記吸込口の一部に吸い込まれる塵埃の量を検知する塵埃量検知部を有し、
上記制御部は、上記塵埃量検知部の検知結果に基づいて、上記清掃部材収納ボックスから上記空気清浄機本体に吸い込まれる塵埃の量が設定値よりも小さいと判断したとき、ターボ運転を停止するように上記運転切換部を制御する。
この実施形態の空気清浄機ユニットによれば、上記制御部は、上記塵埃量検知部の検知結果に基づいて、上記清掃部材収納ボックスから上記空気清浄機本体に吸い込まれる塵埃の量が設定値よりも小さいと判断したとき、ターボ運転を停止するように上記運転切換部を制御するので、清掃部材収納ボックスから空気清浄機本体に吸い込まれる塵埃の量が少ないとき、不要なターボ運転を停止して、消費電力を低減できる。
また、一実施形態の空気清浄機ユニットでは、
上記清掃部材収納ボックスは、磁石を介して、上記空気清浄機本体に着脱可能に取り付けられている。
この実施形態の空気清浄機ユニットによれば、上記清掃部材収納ボックスは、磁石を介して、上記空気清浄機本体に着脱可能に取り付けられているので、簡単な構成で、清掃部材収納ボックスを空気清浄機本体に着脱できる。
また、一実施形態の空気清浄機ユニットでは、
上記清掃部材収納ボックスは、係合機構を介して、上記空気清浄機本体に着脱可能に取り付けられている。
この実施形態の空気清浄機ユニットによれば、上記清掃部材収納ボックスは、係合機構を介して、上記空気清浄機本体に着脱可能に取り付けられているので、簡単な構成で、清掃部材収納ボックスを空気清浄機本体に着脱できる。
この発明の空気清浄機ユニットによれば、上記清掃部材収納ボックスは、上記空気清浄機本体に、着脱可能に取り付けられ、上記清掃部材収納ボックスが上記空気清浄機本体に取り付けられた状態で、上記清掃部材収納ボックスの上記内部空間と、上記空気清浄機本体の上記吸込口の一部とは、連通するので、清掃部材収納ボックスを、空気清浄機本体への取り付けまたは取り外しの何れの状態でも、使用できると共に、清掃部材収納ボックスのこの何れの状態の使用でも、空気清浄機本体の本来の機能を損なうことがない。
本発明の第1実施形態の空気清浄機ユニットを示す斜視図である。 清掃部材収納ボックスを空気清浄機本体から取り外した状態を示す側面図である。 空気清浄機ユニットの簡略断面図である。 本発明の第2実施形態の空気清浄機ユニットを示すブロック図である。 本発明の第3実施形態の空気清浄機ユニットを示すブロック図である。 係合機構を示す簡略断面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の一実施形態の空気清浄機ユニットを示す斜視図である。図1に示すように、この空気清浄機ユニットは、空気清浄機本体1と、この空気清浄機本体1に着脱可能に取り付けられる清掃部材収納ボックス2とを有する。
上記空気清浄機本体1は、従来の空気清浄機と同様の構成を有しており、ケーシング10と、このケーシング10内に配置された(図示しない)ファンおよび(図3参照の)フィルタ15とを有する。
上記ケーシング10には、前面下部の吸込口11aと、側面の吸込口11bと、上面の吹出口11cとが設けられている。ケーシング10の上部には、操作部12が設けられている。
上記空気清浄機本体1は、上記操作部12の操作により、ファンが回転して、上記吸込口11a,11bから吸い込んだ空気を、上記フィルタ15を介して、上記吹出口11cから吹き出す。
上記操作部12では、空気清浄機本体1の運転の開始または停止の操作のみならず、通常運転やターボ運転の切り換えの操作を行う。通常運転とは、通常の運転状態をいい、1つの運転状態に限らず、複数の運転状態、例えば、大中小の3つの運転状態を含んでいてもよい。ターボ運転とは、通常運転の吸込風量よりも吸込風量の多い運転状態をいう。
上記清掃部材収納ボックス2は、この内部空間に、清掃部材の一例としてのモップ3を収納可能にする。清掃部材収納ボックス2は、この内部空間に収納されたモップ3から、モップ3に付着した塵埃を除去する。
図2は、上記清掃部材収納ボックス2を上記空気清浄機本体1から取り外した状態を示す。図2に示すように、清掃部材収納ボックス2のケーシング20の側面には、上下のそれぞれに、磁石27が固定されている。上記空気清浄機本体1のケーシング10の側面には、上記磁石27に対応する位置に、金属板13が固定されている。
そして、上記磁石27を上記金属板13に着脱することで、上記清掃部材収納ボックス2を上記空気清浄機本体1の側面に着脱する。これにより、簡単な構成で、清掃部材収納ボックス2を空気清浄機本体1に着脱できる。
上記清掃部材収納ボックス2のケーシング20の側面には、清掃部材収納ボックス2の内部空間に連通する接続口28が設けられている。この接続口28は、上下の磁石27,27の間に位置する。
上記空気清浄機本体1のケーシング10の側面には、上記接続口28に対応する位置に、吸込口11dが設けられている。この吸込口11dは、上下の金属板13,13の間に位置する。なお、この吸込口11dは、例えば、従来の空気清浄機本体の側面の吸込口の一部を施蓋することによって、形成される。
そして、上記清掃部材収納ボックス2が上記空気清浄機本体1に取り付けられた状態で、上記接続口28と上記吸込口11dとが接続されて、清掃部材収納ボックス2の内部空間と、空気清浄機本体1の吸込口の一部(吸込口11d)とは、連通する。
図3は、上記空気清浄機ユニットの簡略断面図を示す。図3に示すように、上記空気清浄機本体1において、上記接続口28に接続される上記吸込口11dは、最も上流側のフィルタ15の上流側に、連通される。
上記空気清浄機本体1のケーシング10内には、プラズマ放電部16が設けられている。このプラズマ放電部16によって生成されたイオンは、イオン導管17を介して、フィルタ15の上流側に、供給される。このイオンによって、空気清浄機本体1内に吸い込まれた空気やフィルタ15等を、除菌する。
上記清掃部材収納ボックス2は、このケーシング20内に、上から下へ順に、清掃部材挿入部21、塵埃除去部22およびダストボックス部23を備えている。清掃部材挿入部21、塵埃除去部22およびダストボックス部23によって、清掃部材収納ボックス2の内部空間を構成する。
上記清掃部材挿入部21には、上から下へ順に、帯電体24と除電体25とが設置されている。清掃部材収納ボックス2にモップ3を収納する場合、モップ3が、清掃部材挿入部21を通過して塵埃除去部22に挿入されるとき、このモップ3に帯電している静電気は、除電体25によって除電される。この結果、モップ3に吸着された塵や埃が落ち易くなり、塵埃除去部22において簡単に除去可能になる。
一方、上記清掃部材収納ボックス2からモップ3を取り出す場合、モップ3が、清掃部材挿入部21を通過して外に取り出されるとき、このモップ3には、帯電体24によって静電気が帯電される。この結果、モップ3の吸着力が回復して、直ぐに掃除を始めることが可能になる。
上記塵埃除去部22には、その内壁から略垂直方向に中央部に向かって延在する複数の櫛材26が設けられている。塵埃除去部22にモップ3が挿入されると、モップ3の穂31の部分が櫛材26で梳かれて穂31の繊維に付着している塵や埃が掻き取られる。なお、塵埃除去部22に櫛材26を設けなくてもよく、塵埃除去部22の内壁を、除電性を有する摩擦抵抗の小さな材質で形成するようにしてもよい。
上記ダストボックス部23には、ダストボックス40が収納されており、このダストボックス40内に、モップ3の穂31から掻き取られた塵や埃が落下して集められる。
上記ダストボックス40は、空気清浄機本体1の前方側へ、清掃部材収納ボックス2のケーシング20から抜き差し可能になっており、ダストボックス40内に集められた塵や埃を捨てる場合に抜き出される。
上記ダストボックス40には、フィルタ41が着脱可能に取り付けられている。ダストボックス40の内部は、このフィルタ41を介して、上記ケーシング20の上記接続口28に連通される。このフィルタ41によって、モップ3の穂31から掻き取られた塵や埃のうちフィルタ41の目よりも大きな塵や埃のみを、ダストボックス40内に集めることができる。
上記モップ3は、柄30と、この柄30に斜め先端方向に向かって取り付けられた穂31とを有する。この柄30は、ポリプロピレン等の樹脂で形成されている。この穂31は、ポリプロピレン等の帯電性を有する素材の網状繊維で形成されている。
上記穂31には、清掃部材収納ボックス2の帯電体24によって、静電気が帯電される。穂31の網状繊維同士の摩擦によっても、穂31を帯電させることができる。一方、清掃部材収納ボックス2の除電体25によって、穂31に帯電している静電気が除電される。
上記構成の空気清浄機ユニットの作用について説明する。
棚やソファー等の家具や床などの埃を、モップ3によって拭き取った後、このモップ3を清掃部材収納ボックス2に収納する。このとき、モップ3に付着している塵埃は、清掃部材収納ボックス2によって、除去される。
そして、上記清掃部材収納ボックス2を上記空気清浄機本体1に取り付けた状態で、空気清浄機本体1を稼働させると、空気清浄機本体1は、室内の空気を清浄すると同時に、清掃部材収納ボックス2内の空気中の埃を除去する。図3中、白抜きの矢印は、空気の流れを示す。
つまり、上記空気清浄機本体1では、室内の空気を、ファンの吸引力によって、吸込口11a,11bから吸い込んで、この空気中の塵埃を、フィルタ15によって除去すると共に、この空気を、プラズマ放電部16からのイオンによって除菌して、吹出口11cから排出する。
同時に、上記清掃部材収納ボックス2内の空気を、ファンによって、清掃部材収納ボックス2側の吸込口11dから、フィルタ15の上流側に引き込む。こうして、清掃部材収納ボックス2からの空気中の埃を、フィルタ15によって除去する。また、この空気を、プラズマ放電部16からのイオンによって除菌して、吹出口11cから排出する。
なお、上記清掃部材収納ボックス2内の空気の流れは、清掃部材挿入部21内の帯電体24および除電体25の外側と、塵埃除去部22内のモップ3の穂31の外側と、ダストボックス部23内のダストボックス40内とを、順に通過する。
上記構成の空気清浄機ユニットによれば、上記清掃部材収納ボックス2は、上記空気清浄機本体1に、着脱可能に取り付けられているので、清掃部材収納ボックス2の空気清浄機本体1への取り付け状態、または、清掃部材収納ボックス2の空気清浄機本体1からの取り外し状態の何れの状態でも、清掃部材収納ボックス2を使用できる。例えば、清掃部材収納ボックス2を、空気清浄機本体1から取り外すことで、清掃部材収納ボックス2を、所望の場所に持ち運んで使用することができる。一方、清掃部材収納ボックス2を、空気清浄機本体1に取り付けておくことで、清掃部材収納ボックス2を見失うことがない。
そして、上記清掃部材収納ボックス2が上記空気清浄機本体1に取り付けられた状態で、上記清掃部材収納ボックス2の上記内部空間と、上記空気清浄機本体1の上記吸込口の一部(吸込口11d)とは、連通している。これにより、空気清浄機本体1に清掃部材収納ボックス2を取り付けた状態で、空気清浄機本体1は、その吸込口の一部(吸込口11d)から、清掃部材収納ボックス2の内部空間の塵埃を吸引すると同時に、その吸引口の他部(吸込口11a,11b)から、室内の空気を吸引することができる。このように、空気清浄機本体1に清掃部材収納ボックス2を取り付けても、空気清浄機本体1の室内の空気を清浄するという本来の機能は、損なわれない。言い換えると、清掃部材収納ボックス2内の塵埃を吸引させるために、空気清浄機本体1による室内の空気の清浄を一旦止めなくてもよく、室内の空気の清浄を行ったまま、清掃部材収納ボックス2内の塵埃を吸引できる。
したがって、清掃部材収納ボックス2を、空気清浄機本体1への取り付けまたは取り外しの何れの状態でも、使用できると共に、清掃部材収納ボックス2のこの何れの状態の使用でも、空気清浄機本体1の本来の機能は、損なわれない。
(第2の実施形態)
図4は、この発明の第2実施形態の空気清浄機ユニットを示すブロック図である。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、空気清浄機本体のターボ運転を制御している。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図4に示すように、空気清浄機本体1Aは、上記第1実施形態の構成に加えて、運転切換部51と、リミットスイッチ52と、制御部50Aとを備える。
上記運転切換部51は、(上記第1実施形態で説明した)上記ターボ運転の開始または停止を切り換える。
上記リミットスイッチ52は、清掃部材収納ボックス取付検知部の一例であり、清掃部材収納ボックス2が空気清浄機本体1Aに取り付けられているか否かを検知する。リミットスイッチ52は、例えば、図3の仮想線に示すように、空気清浄機本体1Aの下側に取り付けられている。
上記制御部50Aは、上記リミットスイッチ52の検知結果に基づいて、清掃部材収納ボックス2が空気清浄機本体1Aに取り付けられているか否かを判断する。これによって、簡単な構成で、清掃部材収納ボックス2の取り付けを確実に判断できる。
具体的に述べると、上記制御部50Aは、清掃部材収納ボックス2が空気清浄機本体1Aに取り付けられていると判断したとき、ターボ運転を開始するように運転切換部51を制御する。これによって、清掃部材収納ボックス2を空気清浄機本体1Aに取り付けたとき、清掃部材収納ボックス2内の塵埃を、迅速かつ確実に、吸引できる。
一方、上記制御部50Aは、清掃部材収納ボックス2が空気清浄機本体1Aから取り外されていると判断したとき、ターボ運転を停止するように運転切換部51を制御する。これによって、清掃部材収納ボックス2を空気清浄機本体1Aから取り外したとき、不要なターボ運転を停止して、消費電力を低減できる。
(第3の実施形態)
図5は、この発明の第3実施形態の空気清浄機ユニットを示すブロック図である。上記第2の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、さらに、塵埃検出センサを有している。なお、その他の構造は、上記第1、上記第2の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図5に示すように、空気清浄機本体1Bは、上記第1実施形態の構成に加えて、運転切換部51と、リミットスイッチ52と、塵埃検出センサ53と、制御部50Bとを備える。
上記運転切換部51および上記リミットスイッチ52は、上記第2実施形態で説明しているため、その説明を省略する。
上記塵埃検出センサ53は、塵埃量検知部の一例であり、清掃部材収納ボックス2の内部空間から空気清浄機本体1の吸込口の一部(吸込口11d)に吸い込まれる塵埃の量を検知する。塵埃検出センサ53は、例えば、赤外線センサである。塵埃検出センサ53は、例えば、図3の仮想線に示すように、空気清浄機本体1Aの吸込口11dとフィルタ15の間の空気通路に取り付けられている。
上記制御部50Bは、上記リミットスイッチ52の検知結果に基づいて、清掃部材収納ボックス2が空気清浄機本体1Bに取り付けられていると判断したとき、ターボ運転を開始するように運転切換部51を制御する。これによって、清掃部材収納ボックス2を空気清浄機本体1Bに取り付けたとき、清掃部材収納ボックス2内の塵埃を、迅速かつ確実に、吸引できる。
一方、上記制御部50Bは、上記塵埃検出センサ53の検知結果に基づいて、清掃部材収納ボックス2から空気清浄機本体1Bに吸い込まれる塵埃の量が設定値よりも小さいと判断したとき、ターボ運転を停止するように運転切換部51を制御する。これによって、清掃部材収納ボックス2から空気清浄機本体1Bに吸い込まれる塵埃の量が少ないとき、不要なターボ運転を停止して、消費電力を低減できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記第1から上記第3の実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。また、清掃部材として、モップ以外に、ハタキなどであってもよい。
上記第1の実施形態において、清掃部材収納ボックスを、磁石を介して、空気清浄機本体に着脱可能に取り付けていたが、図6に示すように、清掃部材収納ボックス2を、係合機構60を介して、空気清浄機本体1に着脱可能に取り付けるようにしてもよい。
上記係合機構60としては、互いに係合可能な凹部61および凸部62を有し、この凹部61を、空気清浄機本体1のケーシング10に設け、この凸部62を、清掃部材収納ボックス2のケーシング20に設ける。これによって、簡単な構成で、清掃部材収納ボックス2を空気清浄機本体1に着脱できる。
なお、上記凹部61を、清掃部材収納ボックス2のケーシング20に設け、上記凸部62を、空気清浄機本体1のケーシング10に設けるようにしてもよい。
上記第2、上記第3の実施形態において、清掃部材収納ボックス取付検知部として、リミットスイッチでなく、赤外線センサ等を用いてもよい。
また、清掃部材収納ボックス取付検知部や塵埃量検知部を、空気清浄機本体側でなく、清掃部材収納ボックス側に取り付けるようにしてもよい。
また、制御部を、清掃部材収納ボックス取付検知部以外の他の手段により、清掃部材収納ボックスが空気清浄機本体に取り付けられていると判断するようにしてもよい。
また、清掃部材収納ボックスを空気清浄機本体から取り外したとき、清掃部材収納ボックス取付検知部や塵埃量検知部でなく、手動によって、ターボ運転を停止するようにしてもよい。
また、清掃部材収納ボックスを空気清浄機本体に取り付けたとき、制御部でなく、手動によって、ターボ運転を開始するようにしてもよい。また、上記実施形態では、空気清浄機本体として、プラズマ放電部を設けたが、プラズマ放電部を設けなくてもよい。
1,1A,1B 空気清浄機本体
10 ケーシング
11a (前面下部の)吸込口
11b (側面の)吸込口
11c (上面の)吹出口
11d (清掃部材収納ボックス側の)吸込口
12 操作部
13 金属板
15 フィルタ
16 プラズマ放電部
17 イオン導管
2 清掃部材収納ボックス
20 ケーシング
21 清掃部材挿入部
22 塵埃除去部
23 ダストボックス部
24 帯電体
25 除電体
26 櫛材
27 磁石
28 接続口
3 モップ(清掃部材)
30 柄
31 穂
40 ダストボックス
41 フィルタ
50A,50B 制御部
51 運転切換部
52 リミットスイッチ(清掃部材収納ボックス取付検知部)
53 塵埃検出センサ(塵埃量検知部)
60 係合機構
61 凹部
62 凸部

Claims (5)

  1. 吸込口(11a,11b,11d)から吸い込んだ空気をフィルタ(15)を介して吹出口(11c)から吹き出す空気清浄機本体(1,1A,1B)と、
    清掃部材(3)を内部空間に収納可能にする清掃部材収納ボックス(2)と
    上記清掃部材収納ボックス(2)から上記空気清浄機本体に吸い込まれる空気中の塵埃の量を検知するための塵埃量検知部(53)と
    を備え、
    上記清掃部材収納ボックス(2)は、上記空気清浄機本体(1,1A,1B)に、着脱可能に取り付けられ、
    上記清掃部材収納ボックス(2)が上記空気清浄機本体(1,1A,1B)に取り付けられた状態で、上記清掃部材収納ボックス(2)の上記内部空間と、上記空気清浄機本体(1,1A,1B)の上記吸込口の一部(11d)とは、連通し、
    上記空気清浄機本体(1A,1B)は、
    通常運転の吸込風量よりも吸込風量の多いターボ運転の開始または停止を切り換える運転切換部(51)と、
    上記清掃部材収納ボックス(2)が上記空気清浄機本体(1A,1B)に取り付けられていると判断したとき、ターボ運転を開始するように上記運転切換部(51)を制御する制御部(50A,50B)と
    を備え、
    上記制御部(50B)は、
    上記塵埃量検知部(53)の検知結果に基づいて、上記清掃部材収納ボックス(2)から上記空気清浄機本体(1B)に吸い込まれる空気中の塵埃の量が設定値よりも小さいと判断したとき、ターボ運転を停止するように上記運転切換部(51)を制御することを特徴とする空気清浄機ユニット。
  2. 請求項に記載の空気清浄機ユニットにおいて、
    上記清掃部材収納ボックス(2)が上記空気清浄機本体(1A,1B)に取り付けられているか否かを検知する清掃部材収納ボックス取付検知部(52)を有し、
    上記制御部(50A,50B)は、上記清掃部材収納ボックス取付検知部(52)の検知結果に基づいて、上記清掃部材収納ボックス(2)が上記空気清浄機本体(1A,1B)に取り付けられているか否かを判断することを特徴とする空気清浄機ユニット。
  3. 請求項に記載の空気清浄機ユニットにおいて、
    上記制御部(50A)は、上記清掃部材収納ボックス取付検知部(52)の検知結果に基づいて、上記清掃部材収納ボックス(2)が上記空気清浄機本体(1A)から取り外されていると判断したとき、ターボ運転を停止するように上記運転切換部(51)を制御することを特徴とする空気清浄機ユニット。
  4. 請求項1からの何れか一つに記載の空気清浄機ユニットにおいて、
    上記清掃部材収納ボックス(2)は、磁石(27)を介して、上記空気清浄機本体(1,1A,1B)に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする空気清浄機ユニット。
  5. 請求項1からの何れか一つに記載の空気清浄機ユニットにおいて、
    上記清掃部材収納ボックス(2)は、係合機構(60)を介して、上記空気清浄機本体(1,1A,1B)に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする空気清浄機ユニット。
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