JP5720332B2 - 無線オーディオ伝送方法 - Google Patents

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この発明は、オーディオ信号を電波を用いて送信する無線オーディオ伝送方法に関する。
オーディオ分野において、複数の機器間をケーブルで接続するのが煩雑である、または、ケーブルが視覚的に美しくないという理由で、電波でオーディオ信号を伝送することが実用化されている(たとえば特許文献1参照)。オーディオ信号の伝送等の民生用機器で自由に使用できる周波数帯は限られており、オーディオ信号の伝送のほか、無線LAN、コードレス電話機、電子レンジなどの多種類の機器が2.4GHz帯を使用している。
特開2006−074374号公報
ところで、オーディオ信号の伝送は途切れることなく長時間継続するものであるため、オーディオ信号の伝送が通信チャネルを占有してしまうと、他の無線機器、たとえば無線LANの通信が全く行えないことになる。また、逆にオーディオ信号の伝送の優先度を低くして無線LANの通信を優先すると、オーディオ信号の伝送が途切れがちになり、受信側で再生されるオーディオ信号にノイズが発生してしまうという不都合があった。
また、通信以外の電子レンジ等が使用された場合には、電波ノイズによってオーディオ信号の伝送にエラーが発生してしまい、この場合にもオーディオ信号にノイズが発生してしまう不都合があった。
この発明は、無線によるオーディオ信号の伝送と他の無線機器による通信を両立させ、且つ、電波ノイズに対する耐性を高くした無線オーディオ伝送方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、他の無線通信と併用される複数の通信チャネルを用いて、トランスミッタとレシーバとの間でオーディオパケットを伝送する方法であって、
(手順1)前記トランスミッタが、それぞれ2以上の通信チャネルがグループ化されている複数のチャネルグループのなかから1つを選択し、
(手順2)前記トランスミッタが、選択したチャネルグループをレシーバに通知し、
(手順3)前記トランスミッタおよび前記レシーバが、前記チャネルグループの中から同じ1つの使用チャネルを選択し、
(手順4)前記トランスミッタが、該選択したチャネルのキャリアセンスを行い、該チャネルがアイドルになったことを検出したのち、
(手順5)前記他の無線通信の手順が規定する最短パケット間隔よりも短い待機時間T1だけ待機して、オーディオパケットを送信し、
(手順6)前記レシーバが、前記オーディオパケットの受信を完了したのち、前記最短パケット間隔よりも短い待機時間T2だけ待機して応答信号を返信し、
(手順7)前記トランスミッタが、前記オーディオパケットの送信を完了したのち、前記待機時間T2よりも長く前記最短パケット間隔よりも短い待機時間T3待機しても前記レシーバから応答信号を受信しないとき、エラーである旨を記憶して、前記オーディオパケットを再送信し、
(手順8)前記トランスミッタが、前記応答信号を受信したのち、所定の伝送個数のオーディオパケットの送受信を完了していないとき、次のオーディオパケットを送信するために手順5に戻り、
(手順9)前記トランスミッタおよび前記レシーバは、前記伝送個数のオーディオパケットの送受信を完了したとき、前記選択チャネルを前記チャネルグループの他のチャネルに切り換えて手順4にもどる
(手順10)前記手順5のエラーを監視し、前記チャネルグループのいずれかチャネルのエラー率が所定値を超えたとき、前記チャネルグループの選択を変更して手順2にもどる
ことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記複数のチャネルグループは、それぞれ、前記複数の通信チャネルのうち、オーディオパケット伝送時の周波数帯域が相互に重なり合わない2以上のチャネルによって構成されることを特徴とする。
請求項3の発明は、前記手順10において、前記チャネルグループのいずれかチャネルのエラー率が所定値を超えたとき、前記複数のチャネルグループのなかから前記エラー率が所定値を超えたチャネルを含まないチャネルグループを選択することを特徴とする。
請求項4の発明は、他の無線通信と併用される複数の使用チャネルを用いて、トランスミッタとレシーバとの間でオーディオパケットを伝送する方法であって、
(手順101)前記トランスミッタおよび前記レシーバが、前記複数の使用チャネルから同じ1つのチャネルを選択し、
(手順102)前記トランスミッタが、該選択したチャネルのキャリアセンスを行い、該チャネルがアイドルになったことを検出したのち、
(手順103)前記他の無線通信の手順が規定する最短パケット間隔よりも短い待機時間T1だけ待機して、オーディオパケットを送信し、
(手順104)前記レシーバが、前記オーディオパケットの受信を完了したのち、前記最短パケット間隔よりも短い待機時間T2だけ待機して応答信号を返信し、
(手順105)前記トランスミッタが、前記オーディオパケットの送信を完了したのち、前記待機時間T2よりも長く前記最短パケット間隔よりも短い待機時間T3待機しても前記レシーバから応答信号を受信しないとき、エラーである旨を記憶して、前記オーディオパケットを再送信し、
(手順106)前記トランスミッタが、前記応答信号を受信したのち、所定の伝送個数のオーディオパケットの送受信を完了していないとき、次のオーディオパケットを送信するために手順103に戻り、
(手順107)前記トランスミッタおよび前記レシーバは、前記伝送個数のオーディオパケットの送受信を完了したとき、前記複数の使用チャネルのなかの他のチャネルに切り換えて手順102にもどる
(手順108)前記手順102乃至手順107を繰り返し行っている途中の所定タイミングに、前記複数の使用チャネルの各チャネルのエラー率に基づいて、各チャネルにおける前記手順106の伝送個数を決定する
ことを特徴とする。
請求項5の発明は、前記手順5または手順103において、現在のチャネルにおいて連続して所定回数以上エラー無くオーディオパケットの伝送が行われている場合、電力を低下させてオーディオパケットの送信を行うことを特徴とする。
請求項6の発明は、前記T1は、IEEE802.11bに規定されるShort Inter Frame Space(以下SIFSと呼ぶ)よりも長く、前記IEEE802.11bに規定されるDistributed Inter Frame Space(DIFS)よりも短い時間であり、T2は前記SIFSよりも短い時間であり、T3は前記T2よりも長く前記SIFSよりも短い時間であることを特徴とする。
この発明によれば、複数の使用チャネルを移動しながら、無線LANなどの他の無線通信に優先してオーディオパケットの送受信を行い、エラー率に応じて使用チャネルの組み合わせ(チャネルグループ)や伝送パケット数を変更するため、各チャネルを使用している無線通信システムに対する影響を最小限にとどめ、且つ、エラーに対する耐性の高いオーディオパケットの伝送を実現することが可能になる。
この発明の実施形態である無線オーディオシステムの構成図 IEEE802.11bに規定される複数の通信チャネルと無線オーディオシステムが使用するチャネルを説明する図 同無線オーディオシステムにおけるオーディオパケットの伝送手順を説明する図 無線オーディオシステムのトランスミッタの動作を示すフローチャート 無線オーディオシステムのトランスミッタの動作を示すフローチャート
図1はこの発明の実施形態である無線オーディオシステムの構成図である。また、図2は同無線オーディオシステムのオーディオパケットの伝送手順を説明する図である。
この無線オーディオシステムは、トランスミッタ1、レシーバ2、トランスミッタ1に接続される携帯オーディオプレーヤ3、および、レシーバ2に接続される据置型のアンプ付スピーカ4で構成される。トランスミッタ1は、携帯オーディオプレーヤ3から再生・入力されるオーディオ信号をデジタル化し、2.4GHz帯の準マイクロ波に乗せて送信する。レシーバ2は、トランスミッタ1から送信される高周波信号を受信し、この高周波信号に重畳されているオーディオ信号をD/A変換してアンプ付スピーカ4に入力する。デジタル化されたオーディオ信号は、トランスミッタ1からレシーバ2へ高速に単方向で送信され、コマンド等の制御信号は、トランスミッタ1、レシーバ2相互間で低速で双方向通信が行われる。
トランスミッタ1−レシーバ2間の通信は、IEEE802.11bで規定されている13のチャネルを移動しながら行う。いずれかのチャネルで所定個数のオーディオパケットの送受信(伝送)が完了するとチャネルを移動し、移動したチャネルで次の所定個数のオーディオパケットの伝送を行う。これを繰り返すことで、オーディオパケットを途切れることなく伝送するとともに、電波の到達範囲にIEEE802.11(b)の無線LANシステムが存在していても、特定のチャネルにおける通信が全く不可能になることがないようにしている。
ここで、図2を参照して、IEEE802.11bに規定されている13のチャネルについて説明する。13のチャネルは、2412MHzから2472MHzまで5MHz間隔で設定されている。これらの通信チャネルを20MHzの通信帯域幅で使用する場合には、図2(A)の実線で示すように、Ch1、Ch5、Ch9、Ch13の4チャネルが相互に干渉せずに同時使用可能である。また、3チャネルを同時使用する場合には種々のチャネルの組み合わせが可能である。この実施形態では、同時使用可能な(相互に干渉しない)3つのチャネル(Ch.A,B,C)を順次移動ながらオーディオパケットの伝送を行うことにより、どの通信チャネルにおいても、オーディオパケットの伝送によるビジー状態が継続的に続かないように配慮している。具体的には、図2(A)に示すように、3チャネルのチャネルグループ1〜5を作成し、そのいずれかのチャネルグループに属する3つのチャネル(Ch.A,B,C)を順次移動ながらオーディオパケットの伝送を行い、ノイズ等によるエラー率が高い場合には、チャネルグループを変更するようにしている。ただし、本発明において、1つのチャネルグループを構成するチャネル数は3に限定されない。
なお、IEEE802.11bでは、22MHzの送信帯域幅で通信することも定められているが、この場合にも、複数の組合せで3チャネルが同時使用可能である。たとえば図2(B)にはCh1、Ch7、Ch13の3チャネルの組み合わせが実線で示されているが、これ以外に、Ch1、Ch6、Ch11など種々の組み合わせがある。
図3を参照して、この無線オーディオシステムにおけるオーディオパケットの伝送手順について説明する。トランスミッタ1とレシーバ2は、選択されたチャネルグループに属する第1のチャネル(Ch.A)でオーディオパケットの伝送を開始する。その後、トランスミッタ1およびレシーバ2は、図3(A)に示すように複数のチャネル(使用チャネルCh.A,B,C)を順次移動しながら、各チャネル所定数ずつのオーディオパケットの伝送を行う。
各使用チャネルにおけるオーディオパケットの伝送手順を図3(B)を参照して説明する。トランスミッタ1は、使用チャネル(たとえばCh.A)でオーディオパケットの送信を開始するとき、まずそのチャネルのキャリアセンスを行う。このチャネルで他の通信機器が信号を送信している状態(ビジー:BUSY)であれば、状態がアイドルに変化するのを監視する。チャネルの状態がアイドルに変化したとき、または、キャリアセンスの結果チャネルがアイドル状態であったとき、そこから待機時間T1(たとえば3μs)だけ待機したのちオーディオパケットの送信を開始する。
上記他の通信機器がIEEE802.11bに準拠した無線LANの端末であれば、チャネル状態がアイドルに変化したのち、最短でも10μs(SIFS:Short Inter Frame Space(図3(D)参照))待機し、通常は50μs以上(DIFS:DCF Inter Frame Space+バックオフ時間)待機したのちパケットの送信を開始しようとする。このため、トランスミッタ1は無線LANの端末に通信を開始させることなく、必ずオーディオパケットの送信を行うことができる。このオーディオパケットはレシーバ2に受信される。
オーディオパケットの伝送が終了すると、レシーバ2から確認応答ACKが送信されてくる。レシーバ2におけるパケットの受信完了から確認応答ACKを送信するまでの待機時間T2は、たとえば2μsである。この場合も、上記と同様に無線LANの端末に先んじて確認応答ACKを送信することが可能である。
また、トランスミッタ1は、図3(C)に示すように、オーディオパケットの送信後T3(たとえば5μs)待機しても確認応答ACKを受信できなかった場合、エラーが発生した旨を記憶して、同じオーディオパケットを再送する。この待機時間T3も無線LANの最短パケット間隔(SIFS)よりも短いため、無線LANの端末に割り込まれることなく、オーディオパケットの再送を行うことができる。なお、1つのオーディオパケットのサイズは約500μsであり、このサイズで約1ms分のオーディオデータを伝送することができる。したがって、数回に一度の頻度で再送が発生してもレシーバ2側でバッファがアンダーフローすることはない。なお、パケット伝送エラーが発生した旨を記憶するのは、いずれかのチャネルのエラー率が一定値を超えたとき、使用するチャネルグループを切り替えるため、および、各チャネルのエラー率に基づいて各チャネルの伝送パケット数を決定するためである。その詳細は後述する。
このような短い待機時間でパケットの送信を開始できるのは、無線オーディオシステムは、無線LANのような長距離の通信を想定しておらず、10メートル程度の短距離間のパケット伝送を意図したシステムだからである。勿論、待機時間を長くすれば無線オーディオシステムの機器間の距離マージン、および、高周波回路、処理部のスループットのマージンを大きくすることができる。
なお、この図の説明では、待機時間T1,T2,T3を全てSIFS(10μs)よりも短くしているが、待機時間T1,T2,T3は、SIFSより長くてもDIFSの最短時間(50μs)よりも短ければ他の無線LAN端末に割り込まれることなく通信が可能である。このように、無線LAN(IEEE802.11b)の確認応答ACKの送信(10μs待機)が、この無線オーディオシステムのオーディオパケットの伝送開始(T1>10μs)に優先するようにすれば、無線オーディオシステムは、無線LANのパケット送信、確認応答返信の一連のパケット伝送手順の完了を待って、オーディオパケットの伝送を開始することになり、オーディオパケットの伝送開始が若干遅れることになるが、無線通信環境全体の効率に鑑みると、このように他の無線LAN端末の確認応答ACKを優先させ、一連のパケット送信手順を完了させた方が効率的であると言える。また、図3(B)におけるBusy直後のT1のみSIFS(10μs)よりも長くして無線LANの確認応答の送信を優先させ、以後の待機時間T1,T2,T3をSIFSよりも短くして伝送の効率化を図ってもよい。なお、本発明の最短パケット間隔としては、「他の無線通信の手順」がIEEE802.11bの場合、SIFSまたはDIFSの最短時間を適用することができる。
この手順で、トランスミッタ1、レシーバ2がオーディオパケットを伝送すると、オーディオパケットが無線LANのパケットに常に優先して伝送され音切れすることがないが、これをずっと継続すると、このチャネル(たとえばCh.A)では無線LANシステムの通信が全くできなくなってしまう。そこで、定められた所定パケット数(たとえば3〜6個)のオーディオパケットの伝送が完了すると、次のチャネル(たとえばCh.B)に移動して同様の手順でオーディオパケットの伝送を継続する。同様に、このチャネルにおいて所定個数のオーディオパケットの伝送が完了すると、さらに次のチャネル(たとえばCh.C)に移動してさらに同様の手順でオーディオパケットの伝送を継続する。これにより、オーディオパケットの伝送を途切れることなく継続しながら、無線LAN等他の通信への影響を最小限にとどめている。
上述したように、オーディオパケットが正常に伝送されたか否か(エラーになったか)は、常時監視しており、いずれかのチャネルのエラー率が一定値(たとえば30%)以上になった場合には、チャネルグループを切り替えてエラーを回避し、音切れを未然に防止する。なお、いずれか1つのチャネルのみエラー率が一定値を超えた場合、そのチャネルグループに属する3チャネル全部の選択を解除し、他のチャネルグループに切り替える。これは、チャネルグループは相互に干渉しない複数のチャネルを組み合せて構成されているため、エラー率の高いチャネルのみを切り替えた場合、他のチャネルと使用帯域が重なってしまい、使用帯域が重なり合う周波数帯域にあるチャネルでビジーが頻発して通信できなくなる場合があるからであり、1チャネルのみエラー率が高くてもそのチャネルを含むチャネルグループの選択を解除して、他のチャネルグループに切り替えることで、全てのチャネルにおいて均等に通信ができるようにしている。これにより、伝送エラーを回避しつつ、オーディオパケットの伝送により使用できなくなるチャネルの発生を防止している。
なお、チャネルグループを変更する程度にエラー率が高くない場合には、各チャネルのエラー率に合わせて、各チャネルの伝送パケット数の割り振りを変更する。
なお、上の監視に用いるエラー率は、現在のチャネルグループが選択された以後の積算のエラー率であってもよく、過去一定時間(たとえば1〜数秒)のエラー率であってもよい。
ここで、上記所定パケット数、すなわち、各使用チャネルにおける1回の伝送パケット数の割当決定方式について説明する。各使用チャネルにおけるパケット伝送のエラー頻度を記憶している。適当なタイミングに、この記憶しているエラー頻度を積算して、エラー率を算出する。すなわち、各チャネルにおけるパケットの伝送回数とそのうちエラーが発生した回数の比がエラー率である。各チャネルのエラー率に基づき、エラー率の低いチャネルの伝送パケット数を多く、エラー率の高いチャネルの伝送パケット数が少なくなるように、パケット数の割り当てを行う。
次に、各使用チャネルの伝送パケット数を決定する方式について説明する。この実施形態では、3つの使用チャネルを一巡することで15のパケットを伝送できるように、各使用チャネルにパケット数を割り当てる。使用チャネルC(1)(=Ch.A),C(2)(=Ch.B),C(3)(=Ch.C)の伝送パケット数p(1),p(2),p(3)は、たとえば、
Figure 0005720332
の数式で算出される。ここで、
r1=30−[チャネルC(1)のエラー率(%)]
r2=30−[チャネルC(2)のエラー率(%)]
r3=30−[チャネルC(3)のエラー率(%)]
とする。なお、いずれかのチャネルのエラー率が30%を超えるとチャネルグループを変更するため、r1,r2,r3が負になることはない。また、intの丸め処理によってはp(1),p(2),p(3)の合計が15よりも大きくなったり小さくなったりする場合があるが、その場合は最大値のp(n)を増減することで調整すればよい。
以上の処理により、各使用チャネルの通信品質に応じた伝送パケット数の割り当てが決定される。なお、伝送パケット数の割当決定方式はこの方式に限定されない。
なお、チャネルグループ切替当初はエラー率が不明であるため、全使用チャネルに均等に伝送パケット数を割り当てればよい。
この伝送パケット数決定処理は、適当な間隔で行えばよい。瞬間的なエラーの頻発に対応するには、1乃至数秒程度の短い間隔で行えばよい。また、定常的なエラーの発生に対応する場合には、1乃至数分程度の長い間隔で行えばよい。
図1にもどって、トランスミッタ1およびレシーバ2の構成について説明する。トランスミッタ1は、携帯オーディオプレーヤ3が接続されるオーディオ入力部10、携帯オーディオプレーヤ3から入力されたオーディオ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ11、トランスミッタ1の動作を制御するコントローラ12、各通信チャネルで通信を行う通信回路13、アンテナ14を備えている。通信回路13は、オーディオ信号を送信するとともに、レシーバ2から確認応答ACKを受信する。また、通信回路13は、レシーバ2とスケジュールの送受信など制御信号の相互通信を行う。さらに、通信回路13は、通信チャネルをワッチしてビジー/アイドルの確認を行う。通信回路13のチャネル切り換えは、コントローラ12の制御によって行われる。
レシーバ2は、内蔵のアンテナ24、各通信チャネルで通信を行う通信回路20、レシーバ2の動作を制御するコントローラ21、受信したデジタルのオーディオ信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ22、および、アンプ付スピーカ4にオーディオ信号を出力するためのオーディオ出力部23を有している。通信回路20は、トランスミッタ1が送信した高周波信号を受信してオーディオ信号、制御信号を復調するとともに、コントローラ21から入力された確認応答ACK等の信号をトランスミッタ1に対して送信する。通信回路20によってベースバンドのデジタル信号に復調されたオーディオ信号はD/Aコンバータ22に入力される。また、通信回路20によって復調された制御信号はコントローラ21に入力される。D/Aコンバータ22は、入力されたデジタルのオーディオ信号をアナログのオーディオ信号に変換してオーディオ出力部23からアンプ付スピーカ4に出力する。
図4は、オーディオパケットの伝送処理動作を示すフローチャートである。この処理動作は、トランスミッタ1のコントローラ12によって実行される。まず、スケジュールを決定する(S1)。スケジュールは、使用チャネルC(1〜3)および各チャネルの伝送パケット数p(1〜3)からなる。使用チャネルは、図2(A)に示すチャネルグループ1〜5のうちいずれかが選択される。伝送パケット数は、それぞれ均等に5パケットずつとする。スケジュールが決定されると、チャネルをスキャンしてレシーバを検索し、レシーバ2と通信を確立する(S2)。レシーバ2と通信が確立されると、制御チャネルを用いて決定したスケジュールを送信する(S3)。以後、以下の処理でパケットを伝送する。
使用チャネルのカウンタnに1をセットする(S4)。この選択された使用チャネルC(n)に移動する(S5)。次に、選択された使用チャネルで伝送されるパケット数をカウントするカウンタiを1にセットする(S6)。そして、キャリアセンスによりチャネルがビジーであるかを判断する(S7)。チャネルがビジーの場合には(S7でYES)、ビジー状態が終了するまでS7で待機する。チャネルの状態がアイドルに移行すると(S7でNO)、待機時間T1だけ待機して(S8)、i番目のオーディオパケットを送信する(S9)。なお、待機時間T1中も通信チャネルのキャリアセンスをしているものとする。
オーディオパケットの送信が終了すると、レシーバ2から確認応答ACKを受信するまでT3の間待機する(S10,S11)。T3経過するまでに確認応答ACKを受信すると(S10でYES)、パケット数カウンタiがこの使用チャネルで伝送するパケット数p(n)であるかを判断する(S13)。パケット数カウンタiがp(n)未満であれば(S13でNO)、iに1を加算して(S14)S8にもどり、次のオーディオパケットの送信を行う。
一方、S10,S11において、待機時間T3が経過してもレシーバ2から確認応答ACKを受信しない場合は(S11でYES)、エラー頻度をカウントアップして(S12)、S9にもどり、i番目のオーディオパケットを再送する。
S13においてパケット数カウンタiがp(n)になっていれば(S13でYES)、この使用チャネルでのオーディオパケットの送信が終了したとして、レシーバ2と同期して使用チャネルを切り換えたのち、S5以下のオーディオパケットの送信を再開する。
ここで、使用チャネルの切り換えは以下の手順で行われる。まず、使用チャネルのカウンタnが3であるかを判断する(S15)。nが3未満であれば(S15でNO)、nに1を加算して(S16)S5にもどり、nで指定される使用チャネルC(n)に移動する(S5)。一方、nが3になっていれば(S15でYES)、S4にもどってnを1にし直し(S4)、n(=1)で指定される使用チャネルC(1)に移動する(S5)。
図4のフローチャートに示されたオーディオパケット伝送処理の中で、伝送エラー対応処理が実行される。図5は伝送エラー対応処理を示すフローチャートである。
図5(A)は、チャネルグループ切替処理を示すフローチャートである。この処理は、S10からS13に移行する間(図4のAで示したタイミング)、または、S15からS4にもどる間(図4のBで示したタイミング)に実行されるのが好適である。まず、S21でのチャネルにおけるエラー率が一定値(たとえば30%)以上であるかを判断する。エラー率が一定値以上でない場合(S21でNO)にはそのまま処理を終了する。
エラー率が一定値以上の場合(S21でYES)には、使用するチャネルグループを現在のチャネルグループと異なる他のチャネルグループに変更する(S23)。新たなチャネルの組合せは番号順であってもランダムであってもよい。ただし、エラー率が一定値を超えたチャネルを含まないチャネルグループを選択することが好適である。そしてエラー率をリセットし(S23)、新たなスケジュールをレシーバ2に送信して(S24)、図4のS4に移行する。
図5(B)は、伝送パケット数の割当決定処理を示すフローチャートである。この処理は、図4のS4〜S16の処理が継続的に繰り返し実行されている途中の適当なタイミング(たとえば1〜数秒または1〜数分毎)に実行される。なお、この処理は、S15からS4にもどる間(図4のBで示したタイミング)に実行されるのが好適である。
この処理は、それまでの各使用チャネルのエラー率に基づいて各使用チャネルの伝送パケット数の再割り当てを行う処理である。まず各使用チャネルのエラー頻度を集計してエラー率を算出する(S31)。そして、この集計結果に基づいて、各使用チャネルの伝送パケット数p(1〜3)を算出する(S32)。エラー率の算出方式、伝送パケット数の算出方式は上述したとおりである。そして、この算出された伝送パケット数p(1〜3)をレシーバ2に対して送信する(S33)。以後のオーディオパケットの送受信は、このパケット数ずつ行われる。この処理により、各使用チャネルのリアルタイムなエラー発生状況に応じた伝送パケット数の割り当てを行うことが可能になる。なお、この処理が行われる毎に、各使用チャネルのエラー頻度の積算値をリセットしてもよく、そのまま積算を継続してもよい。
図5(C)は、送信電力制御処理を示すフローチャートである。上述したように、2.4GHz帯は、無線LANのほか、携帯電話の3G通信、コードレス電話、等種々の通信に使用されている。そこで、通信状況が良好でエラーが発生しない場合には、送信出力を低下させて他の無線通信に対する影響を少なくすることが好適である。このため、図4のS9の実行時にこの処理を行って送信電力を制御するようにしてもよい。まず、このチャネルにおいて所定数のパケット(たとえば10パケット)がエラー無しに送信されたかを判断する(S41)。所定数のパケットがエラーなしに送信された場合には(S41でYES)、送信電力を低電力に設定する(S42)。そうでない場合には(S41でNO)、送信電力を高電力に設定する(S43)。この設定ののち、S9のパケット送信を行う。
なお、この実施形態では、オーディオ信号を再生する装置を携帯オーディオプレーヤ1としているが、再生装置は携帯型の装置に限定されない。
1 トランスミッタ
12 コントローラ
13 通信回路
2 レシーバ
21 コントローラ

Claims (6)

  1. 他の無線通信と併用される複数の通信チャネルを用いて、トランスミッタとレシーバとの間でオーディオパケットを伝送する方法であって、
    (手順1)前記トランスミッタが、それぞれ2以上の通信チャネルがグループ化されている複数のチャネルグループのなかから1つを選択し、
    (手順2)前記トランスミッタが、選択したチャネルグループをレシーバに通知し、
    (手順3)前記トランスミッタおよび前記レシーバが、前記チャネルグループの中から同じ1つの使用チャネルを選択し、
    (手順4)前記トランスミッタが、該選択したチャネルのキャリアセンスを行い、該チャネルがアイドルになったことを検出したのち、
    (手順5)前記他の無線通信の手順が規定する最短パケット間隔よりも短い待機時間T1だけ待機して、オーディオパケットを送信し、
    (手順6)前記レシーバが、前記オーディオパケットの受信を完了したのち、前記最短パケット間隔よりも短い待機時間T2だけ待機して応答信号を返信し、
    (手順7)前記トランスミッタが、前記オーディオパケットの送信を完了したのち、前記待機時間T2よりも長く前記最短パケット間隔よりも短い待機時間T3待機しても前記レシーバから応答信号を受信しないとき、エラーである旨を記憶して、前記オーディオパケットを再送信し、
    (手順8)前記トランスミッタが、前記応答信号を受信したのち、所定の伝送個数のオーディオパケットの送受信を完了していないとき、次のオーディオパケットを送信するために手順5に戻り、
    (手順9)前記トランスミッタおよび前記レシーバは、前記伝送個数のオーディオパケットの送受信を完了したとき、前記選択チャネルを前記チャネルグループの他のチャネルに切り換えて手順4にもどる
    (手順10)前記手順5のエラーを監視し、前記チャネルグループのいずれかチャネルのエラー率が所定値を超えたとき、前記チャネルグループの選択を変更して手順2にもどる
    ことを特徴とする無線オーディオ伝送方法。
  2. 前記複数のチャネルグループは、それぞれ、前記複数の通信チャネルのうち、オーディオパケット伝送時の周波数帯域が相互に重なり合わない2以上のチャネルによって構成される請求項1に記載の無線オーディオ伝送方法。
  3. 前記手順10において、前記チャネルグループのいずれかチャネルのエラー率が所定値を超えたとき、前記複数のチャネルグループのなかから前記エラー率が所定値を超えたチャネルを含まないチャネルグループを選択する請求項1または請求項2に記載の無線オーディオ伝送方法。
  4. 他の無線通信と併用される複数の使用チャネルを用いて、トランスミッタとレシーバとの間でオーディオパケットを伝送する方法であって、
    (手順101)前記トランスミッタおよび前記レシーバが、前記複数の使用チャネルから同じ1つのチャネルを選択し、
    (手順102)前記トランスミッタが、該選択したチャネルのキャリアセンスを行い、該チャネルがアイドルになったことを検出したのち、
    (手順103)前記他の無線通信の手順が規定する最短パケット間隔よりも短い待機時間T1だけ待機して、オーディオパケットを送信し、
    (手順104)前記レシーバが、前記オーディオパケットの受信を完了したのち、前記最短パケット間隔よりも短い待機時間T2だけ待機して応答信号を返信し、
    (手順105)前記トランスミッタが、前記オーディオパケットの送信を完了したのち、前記待機時間T2よりも長く前記最短パケット間隔よりも短い待機時間T3待機しても前記レシーバから応答信号を受信しないとき、エラーである旨を記憶して、前記オーディオパケットを再送信し、
    (手順106)前記トランスミッタが、前記応答信号を受信したのち、所定の伝送個数のオーディオパケットの送受信を完了していないとき、次のオーディオパケットを送信するために手順103に戻り、
    (手順107)前記トランスミッタおよび前記レシーバは、前記伝送個数のオーディオパケットの送受信を完了したとき、前記複数の使用チャネルのなかの他のチャネルに切り換えて手順102にもどる
    (手順108)前記手順102乃至手順107を繰り返し行っている途中の所定タイミングに、前記複数の使用チャネルの各チャネルのエラー率に基づいて、各チャネルにおける前記手順106の伝送個数を決定する
    ことを特徴とする無線オーディオ伝送方法。
  5. 前記手順5または手順103において、現在のチャネルにおいて連続して所定回数以上エラー無くオーディオパケットの伝送が行われている場合、電力を低下させてオーディオパケットの送信を行う請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の無線オーディオ伝送方法。
  6. 前記T1は、IEEE802.11bに規定されるShort Inter Frame Space(以下SIFSと呼ぶ)よりも長く、前記IEEE802.11bに規定されるDistributed Inter Frame Space(DIFS)よりも短い時間であり、
    T2は前記SIFSよりも短い時間であり、T3は前記T2よりも長く前記SIFSよりも短い時間である請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の無線オーディオ伝送方法。
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