JP5718860B2 - 通信ネットワークシステム、ノード装置、および通信ネットワーク構築方法 - Google Patents

通信ネットワークシステム、ノード装置、および通信ネットワーク構築方法 Download PDF

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Description

本発明は、階層的にノードを接続した無線通信ネットワークを構成するための技術に関する。
スマートグリッド(次世代電力網)では、オフィスや家庭などの各需要家で消費される電力を測定する自動検針システムとして、センタにデータ収集サーバが設けられ、通信機能を有し、データをデータ収集サーバに通知する端末が全ての需要家それぞれに配備される。端末は中継器の配下にツリー状に接続して無線通信ネットワークを構成し、中継器経由でデータ収集サーバと接続する。そして、各端末は各需要家で測定された消費電力を含む消費電力データをデータ収集サーバへ通知する。センタでは、データ収集サーバにて各端末から通知された消費電力データに基づいて各需要家に対する課金等を行う。
この様なシステムでは、全ての需要家に端末を配備する必要があるため、端末1台あたりのコスト低減が重要である。そこで、単価の安いCPU(Central Processing Unit)を使用したり、単価の高い不揮発性の記憶装置の使用を避けてその代わりに単価の安い揮発性メモリを使用したりする。
しかしながら、揮発性メモリを使用する場合、地震等の自然災害により大規模な停電が発生すると、揮発性メモリ内に保持されていた無線通信ネットワークの構成の情報が失われる。自動検針システムでは端末からデータ収集サーバに定期的に消費電力データを通知する必要があるため、無線ネットワークの構成が失われたときには、迅速に無線ネットワークを再構成することが要求される。
ルートノードの配下に階層的にノードを接続する通信ネットワークにおいて、ノードを接続して通信ネットワークを構築するための技術が特許文献1に開示されている。特許文献1の技術は、既に構築されている通信ネットワークに新規のノードを接続する際に生じる通信トラヒックおよび遅延時間を低減する技術である。特許文献1の技術によれば、通信トラヒックや遅延時間を抑制して、新規のノードを迅速に無線通信ネットワークに参加させることができる。
特開2011−109412号公報
しかしながら、上述のように、特許文献1に開示されているのは、既に確立されている無線通信ネットワークに新たにノードを参加させる技術である。自然災害などによって、広範にわたる多数のノードが無線通信ネットワークの再構成をほぼ同時に実施するような場合は想定されていない。そのため、特許文献1の技術では、複数のノードが同時にネットワーク再構成の処理を行うと通信トラヒックが増大し、無線通信ネットワークを効率よく再構成することができない。
本発明の目的は、ルートノードの配下に階層的にノードが接続される無線通信ネットワークを効率よく再構成する技術を提供することである。
本発明の一態様による通信ネットワークシステムは、ルートノードの配下に階層的に非ルートノードを接続する通信ネットワークシステムであって、2回目以降の起動時に、非ルートノードがその非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を配信するルートノードと、上位階層のノードから受信した制御情報に基づくタイミングでその上位階層のノードへの接続を行う非ルートノードと、を有している。
本発明によれば、ルートノードの配下に階層的にノードが接続される無線通信ネットワークを効率よく再構成することができる。
本発明の基本的な実施形態による通信ネットワークシステムを示すブロック図である。 本実施形態による端末12の基本的に機能構成を示すブロック図である。 本実施形態による中継器11の基本的な機能構成を示すブロック図である。 実施例の無線通信ネットワークの構成を例示するブロック図である。 端末12のハードウェア構成を示すブロック図である。 中継器110のハードウェア構成を示すブロック図である。 データ収集サーバ102のハードウェア構成を示すブロック図である。 管理サーバ100のハードウェア構成を示すブロック図である。 端末12の機能構成を示すブロック図である。 中継器110の機能構成を示すブロック図である。 データ収集サーバ102の機能構成を示すブロック図である。 管理サーバ100の機能構成を示すブロック図である。 隣接端末管理テーブル300のデータ構成を示す図である。 トポロジー管理テーブル302のデータ構成を示す図である。 ネットワーク管理テーブル320の構成を示す図である。 中継器バックアップテーブル360のデータ構成を示す図である。 図4に示す中継器110及び各端末120、122、124が階層化したネットワークを構築する際のシーケンス図である。 中継器110のHelloパケット送信処理のフローチャートである。 経路構築処理のフローチャートである。 第2の実施形態による通信ネットワークシステムの動作例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態による端末のブロック図である。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の基本的な実施形態による通信ネットワークシステムを示すブロック図である。図1を参照すると、無線通信ネットワークシステムは中継器11と端末12とを有し、中継器11の配下に階層的に端末12が接続されている。一旦構築されたネットワーク構成は中継器11あるいは端末12内のデータが失われない限り維持される。しかし、停電によって中継器11や端末12内のデータが失われたときにはネットワーク構成の情報が失われるので、再構築が必要となる。
中継器11は、工場出荷後の1回目の起動時と、停電からの復帰による起動時のような2回目以降の起動時とでは、動作が異なる。2回目以降の起動時には、中継器11は端末12がその端末12の上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を、周囲の端末12に向けて配信する。
例えば、中継器11は、初回の起動か2回目以降の起動かを識別するためのフラグを有し、起動時にフラグを参照し、2回目以降の起動であれば、停電からの復帰による起動であると判断し、制御情報を配信することにしてもよい。
また例えば、中継器11は、2回目以降の起動時に、第1制御情報をHelloパケットに載せて配信することにしてもよい。
なお、ここでいうノードには中継器11と端末12が含まれる。ある端末12から見たときに、その上位階層のノードが中継器11である場合と端末12である場合とがある。
中継器11からの電波が到達し、制御情報(第1制御情報)を受信できた端末12は、中継器11を上位階層のノードとして、その中継器11に接続することになる。
端末12は、上位階層のノードから受信した制御情報に基づくタイミングで、上位階層のノードへの接続を行う。例えば、中継器11からの制御情報を受信した端末12は、その中継器11を上位階層のノードとして接続を行う。
端末12は、上位階層のノードへの接続が完了すると、自身の次の下位階層の端末が自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報(第2制御情報)を配信する。その端末12からの制御情報を受信した端末12は、その端末12への接続を行うことになる。このようにして、中継器11をルートノードとし、端末12を非ルートノードとして階層化された無線通信ネットワークが構築されていく。
図2は、本実施形態による端末12の基本的に機能構成を示すブロック図である。図2を参照すると、端末12はタイミング決定部21、接続実行部22、および制御情報配信部23を有している。
タイミング決定部21は、上位階層のノードから受信した制御情報に基づいて、その上位階層のノードへの接続を行うタイミングを決定する。
接続実行部22は、タイミング決定部21で決定されたタイミングに、上位階層のノードへの接続を行う。
また本実施形態では中継器11は、中継器11自身の次の下位階層の端末12が中継器11自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報(第1制御情報)を配信するので、制御情報配信部23は、上位階層のノードへの接続が完了すると、自身の次の下位階層の非ルートノードが自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報(第2制御情報)を配信する。
図3は、本実施形態による中継器11の基本的な機能構成を示すブロック図である。図3を参照すると、中継器11は起動要因判定部31および制御部32を有している。
起動要因判定部31は、起動時に、2回目以降の起動か否か判定する。
制御部32は、起動要因判定部31にて2回目以降の起動であると判定されると、端末12がその端末12の上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を配信する。
その際、制御部32は、中継器11自身の次の下位階層の端末12が中継器11自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報(第1制御情報)を配信する。そして端末12は、上位階層のノードへの接続が完了すると、自身の次の下位階層の端末12が自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報(第2制御情報)を配信する。
以上、本実施形態によれば、階層毎に時間を分けて再構成の処理を実施するので、過剰トラヒックを防止し、中継器11の配下に仮想的に端末12が接続される無線通信ネットワークを効率良く再構成することができる。
なお、制御情報に既定される、各階層のノードが上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングは、例えば、再構成される通信ネットワークにて想定される各階層のノード数に基づいて予め決定するとよい。あるいは、制御情報に既定される、各階層のノードが上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングは、前回の通信ネットワークの構成に基づいて予め決定してもよい。これにより、一時期に過剰なトラヒックが集中するのを確実に防止することができる。
(実施例)
第1の実施形態に対応し、より具体的な構成および動作の実施例について説明する。
図4は、実施例の無線通信ネットワークの構成を例示するブロック図である。
中継器110配下の端末120、122、124、126、128は、中継器110をルートノードとして階層化されたツリー状のネットワークを構成する。ある端末12から見て中継器110側にあり、その端末12が接続している他の端末12を上位端末と呼び、中継器110とは反対側に接続する他の端末12を下位端末と呼ぶ。データ収集サーバ102は、図示するように、管理サーバ10中継器11の間に接続されている。
図5Aは、本実施例によるの端末12のハードウェア構成を示すブロック図である。図6Aは、本実施例のによる端末12の機能構成を示すブロック図である。
端末12は、図5Aに示すように、CPU200、揮発性メモリ202、記憶装置204、および通信インタフェース206を搭載している端末であり、例えばスマートメータやセンサー等がこれに該当する。
揮発性メモリ202は、RAM(Random Access Memory)といった記録媒体であり、図6Aに示すように、隣接端末管理テーブル300、トポロジー管理テーブル302を有する。隣接端末管理テーブル300、及びトポロジー管理テーブル302の説明は後述する。
記憶装置204は、ハードディスクや不揮発性メモリといった記憶媒体であり、図6Aに示すように、起動フラグ304を有する。起動フラグ304は、工場出荷時には“0”が設定されており、端末12が需要家の住居等に設置されて起動した際に“1”が設定される。即ち、起動フラグ304の値により、端末12が初回の起動であるのか、停電等の要因により一時的に電源が遮断されたために再起動した2回目以降の起動であるのかを判定できる。図7Aは隣接端末管理テーブル300のデータ構成を示す図である。図7Bはトポロジー管理テーブル302のデータ構成を示す図である。
図7Aに示す隣接端末管理テーブル300は、周辺に存在し、直接に通信可能な端末(隣接端末:上位端末及び下位端末)に関する情報を記録するテーブルである。隣接端末管理テーブル300には、隣接端末の端末ID400、データ収集サーバID402、中継器ID404、チャネル番号406、ならびに、ホップ数408が記録される。
端末ID400には、IP(Internet Protocol)アドレス等の、隣接端末を一意に識別するID(Identification)を設定する。データ収集サーバID402には、隣接端末が属するネットワークの中継器が接続するデータ収集サーバを一意に識別する、IPアドレス等のIDを設定する。中継器ID404には、隣接端末が属するネットワークの中継器を一意に識別する、IPアドレス等のIDを設定する。チャネル番号406には、中継器によって特定されるネットワークに対応して規定され、そのネットワークに接続する端末が使用する通信チャネルを一意に識別するIDを設定する。ホップ数408には、データを中継器まで送信するために必要な通信回数を設定する。例えば、中継器110の子としてネットワークに接続している端末120は、1回の通信でデータを中継器110まで送信できるため、ホップ数は“1”である。また、端末122は、ホップ数が“1”である端末120を介して中継器110へデータ送信可能である。したがって、端末122がデータを中継器110まで送信するためには2回の通信が必要であるため、端末122のホップ数は“2”である。
図7Bに示すトポロジー管理テーブル302は、自端末が属しているネットワークを特定する中継器ID410、自端末に接続する上位端末のID412、ならびに、自端末に接続する下位端末のID414が記録される。中継器ID410は、各端末に関して、隣接端末管理テーブル300における中継器ID404と同じような、端末が属するネットワークの中継器を一意に識別する、IPアドレス等のIDを設定する。
図6Aに示すように、端末12は、通信部306、チャネルスキャン部308、送信パケット生成部310、受信パケット解析部312、パケット中継部314、ならびに、テーブル更新部316を有する。
通信部306は、図5Aに示した通信インタフェース206を通じて、各端末12、中継器110、データ収集サーバ102、および管理サーバ100と、直接的または間接的に通信する。通信部306は、例えば隣接端末とは直接的な通信により、端末ID400、データ収集サーバID402、中継器ID404、チャネル番号406、および、ホップ数408を送受信する。
チャネルスキャン部308は、通信インタフェース206を通じて、周辺で無線通信に利用されているチャネルを検出し、そのチャネルにより通信可能な隣接端末を検出する。
送信パケット生成部310は、通常のデータパケットの生成および送信と共に、本実施例では、端末12がネットワークに接続する際に中継器110宛てに送信する接続要求、あるいは、定期的に送信するHelloパケット等の制御パケットを、通信インタフェース206を通じて、送信する。
受信パケット解析部312は、通信インタフェース206を通じて受信したパケットの種類を解析し、そのパケットに含まれるデータおよび制御データを抽出する。
パケット中継部314は、通信インタフェース206を通じて受信したデータパケットが自端末宛のパケットではない場合、そのパケットが正規の宛先に近づくように次の隣接端末12へ中継する。
テーブル更新部316は、受信パケット解析部312において抽出されたデータを基に、各種テーブルの値を更新する。本実施例では、テーブル更新部316は、制御データを基に、隣接端末管理テーブル300等のテーブルを更新する。
図5Bは、中継器110のハードウェア構成を示すブロック図である。図6Bは、中継器110の機能構成を示すブロック図である。
中継器110は、図5Bに示すように、CPU210、揮発性メモリ212、記憶装置214、および通信インタフェース216を搭載している端末であり、ゲートウェイ等がこれに該当する。
揮発性メモリ212は、RAMといった記憶媒体であり、端末12と同様のトポロジー管理テーブル302、及びネットワーク管理テーブル320を有する。
記憶装置214は、ハードディスクや不揮発性メモリといった記憶媒体であり、図6Bに示すように、端末12と同様の起動フラグ304を有する。
図7Cは、ネットワーク管理テーブル320の構成を示す図である。
図7Cに示すネットワーク管理テーブル320は、中継器110配下のネットワークに収容される端末12の台数をホップ数毎に管理するテーブルである。ネットワーク管理テーブル320にはホップ数430と、そのホップ数の端末数432とが記憶される。ホップ数430には、中継器110配下のネットワークに接続している端末12毎に、端末12と中継器110との間の経路のホップ数を設定する。端末数432には、ホップ数430毎に、中継器110配下のネットワークに接続している端末12の台数を設定する。
図6Bに示すように、中継器110は、通信部322、チャネルスキャン部324、送信パケット生成部326、受信パケット解析部328、パケット中継部330、および管理テーブル更新部332を有する。
通信部322は、図5Bに示した通信インタフェース216を通じて、各端末12、他の中継器110、データ収集サーバ102、および、管理サーバ100と通信し、端末ID400、データ収集サーバID402、中継器ID404、チャネル番号406、ならびに、ホップ数408を送受信する。
チャネルスキャン部308は、通信インタフェース216を通じて、周辺で無線通信に利用されているチャネルを検出する。
送信パケット生成部326とは、中継器110がネットワークに接続する際あるいはネットワークから離脱する際に、通信インタフェース216を通じて、接続要求やHelloパケット等の制御パケットを送信する。
受信パケット解析部328は、通信インタフェース216を通じて受信したパケットの種類を解析し、そのパケットに含まれるデータを抽出する。
パケット中継部330は、通信インタフェース216を通じて受信したパケットが自中継器110宛のパケットではない場合、そのパケットを正規の宛先に近づくように次の中継器110や端末12へ中継する。
管理テーブル更新部332は、受信パケット解析部328において受信パケットから抽出されたデータを基に、トポロジー管理テーブル302、ならびに、ネットワーク管理テーブル320を更新する。
図5Cは、データ収集サーバ102のハードウェア構成を示すブロック図である。図6Cは、データ収集サーバ102の機能構成を示すブロック図である。
データ収集サーバ102は、図5Cに示すように、CPU220、揮発性メモリ222、記憶装置224、および通信インタフェース226を搭載した情報処理装置であり、端末12からアップロードされたデータを管理するデータベースサーバ等がこれに」該当する。
記憶装置224は、ハードディスクや不揮発性メモリといった記憶媒体である。
図6Cに示すように、データ収集サーバ102は、通信部340、送信パケット生成部342、受信パケット解析部344、およびパケット中継部346を有する。
通信部340は、図5Cに示した通信インタフェース226を通じて、各中継器110、および、管理サーバ100と通信し、データ収集サーバ102のIDや中継器10のバックアップデータ等を送受信する。
送信パケット生成部342は、図5Cに示した通信インタフェース226を通じて、データ収集サーバのID等を送信する。
受信パケット解析部344は、通信インタフェース226を通じて受信したパケットの種類を解析し、そのパケットに含まれるデータを抽出する。
パケット中継部346は、通信インタフェース226を通じて受信したパケットが自端末宛のパケットではない場合、そのパケットを正規の宛先に近づくように管理サーバ100あるいは中継器110へ中継する。
図5Dは、管理サーバ100のハードウェア構成を示すブロック図である。図6Dは、管理サーバ100の機能構成を示すブロック図である。
管理サーバは、図5Dに示すように、CPU230、揮発性メモリ232、記憶装置234、通信インタフェース236、および画面表示部238を搭載した情報処理装置であり、アプリケーションサーバ等がこれに該当する。
記憶装置234は、ハードディスクや不揮発性メモリといった記憶媒体であり、図6Dに示すように、中継器バックアップテーブル360を有する。
図7Dは、中継器バックアップテーブル360のデータ構成を示す図である。
図7Dに示す中継器バックアップテーブル360は、各中継器110に記憶されているネットワーク管理テーブル320のコピーを管理するテーブルであり、各中継器について中継器ID440、ホップ数442、ならびに、端末数444が記憶されている。
中継器ID440には、IPアドレス等の中継器110を一意に識別するIDを設定する。ホップ数442には、中継器110配下のネットワークに接続している端末12と中継器の間の経路のホップ数を設定する。端末数444には、ホップ数442毎に、中継器ID440が示す中継器の配下のネットワークに接続している端末12の台数を設定する。
図6Dに示すように、管理サーバ100は、通信部362、送信パケット生成部364、受信パケット解析部366、およびバックアップテーブル更新部368を有する。
通信部362は、図5Dに示した通信インタフェース236を通じて、管理サーバのID、データ収集サーバのID、およびネットワーク管理テーブル320、および中継器バックアップテーブル360に記憶されている情報等を送受信する。
送信パケット生成部364は、通信インタフェース236を通じて、管理サーバ100のIDや中継器バックアップテーブル360に記憶されている情報等を送信する。
受信パケット解析部366とは、通信インタフェース236を通じて受信したパケットの種類を解析し、そのパケットに含まれるデータを抽出する。
バックアップテーブル更新部370は、受信パケット解析部366において抽出されたデータを基に、中継器バックアップテーブル360を更新する。
以上、本実施例における各装置の動作について説明する。
ここでは、中継器110及び各端末120、122、124、126、128が停電等から復帰し、一斉にネットワークの再構築を行う場合の動作例について説明する。
図4には、前述したように、正常時のネットワークのトポロジーが例示されている。具体的に、中継器110および各端末120、122、124、126、128が停電等から復帰する場合、中継器と端末の間ならびに端末と端末の間の接続関係に関する情報は消失している。
図8は、図4に示す中継器110及び各端末120、122、124が階層化したネットワークを構築する際のシーケンス図である。後述するシーケンス図でも同様であるが、複数の端末等によるステップが横に並んで描かれている部分があるが、それは図示の都合上から横に並べて描いたものであり、それらのステップが時間的に同期していることを示すものではない。また、端末126は端末120と同様に動作し、端末128は端末122及び端末124と同様に動作するため、図8では省略している。
中継器110は、起動時にHelloパケット送信処理を実行する(ステップ500、502)。
図9は、中継器110のHelloパケット送信処理のフローチャートである。図9を参照すると、中継器110は、起動フラグ304を確認して、中継器110自身が初回の起動であるのか、あるいは停電等からの復帰したときのような2回目以降の起動であるのかを判断する(ステップ600)。中継器110は、2回目以降の起動であると判断した場合、時刻情報(L、S、・・・、S)と、隣接端末管理テーブル300を構成する情報とを含むHelloパケットを送信する(ステップ602)。Lは、中継器110が復帰してからHelloパケットを送信するまでの経過時間である。Sは、ホップ数が“i”の端末12としてネットワークに接続する端末が経路構築を開始して良い時間である。Sの初期値は、当該システムにおいて想定される端末12の接続台数に応じて決定される値であり、中継器110及び各端末12に予めプログラムされている。中継器110は、初回の起動であると判断した場合、時刻情報を含まず、隣接端末管理テーブル300を構成する情報のみを含んだHelloパケットを送信する(ステップ604)。
図8に戻り、各端末120、122、124は、起動すると起動フラグ304を確認して、端末自身が初回の起動であるのか、あるいは2回目以降の起動であるのかを判断する(ステップ503)。各端末120、122」、124は、2回目以降の起動であると判断した場合、隣接ノードからのHelloパケットを受信するまで待機する。また、各端末は、初回起動であると判断した場合も同様に隣接ノードからのHelloパケットを受信するまで待機するが、その際には隣接ノードに対してHelloパケットの送信を要求するためのパケットを送信しても良い。
中継器110の送信したHelloパケットを受信した端末120は、隣接端末管理テーブル300に中継器110を追加して、経路構築処理を実行する(ステップ504〜ステップ508)。
図10は、経路構築処理のフローチャートである。図10を参照すると、端末120は、復電の検知による経路構築の場合、L+t≧Sを満たすまで待機する(ステップ700、ステップ702)。復電の検知は2回目以降の起動か否かの判定により行う。tは、端末120が中継器110からHelloパケットを受信してからの経過時間である。端末120は、L+t≧S(L+tがS以上)を満たすまで待機した後、L+tがSからSまで間に、中継器110の配下のネットワークに接続するためのパケットを中継器110宛に送信する(ステップ510、ステップ704)。この中継器110の配下のネットワークに接続するためのパケットを、以降、接続要求と表現する。接続要求には、送信元の端末のIDとホップ数が含まれている。
なお、端末120は、中継器110から受信したHelloパケットに時刻情報が含まれていない場合には、L=Sであるとして動作する。端末120が2回目以降の起動と判断したが中継器110から時刻情報が含まれたHelloパケットを所定時間内に受信しないというのは、中継器110は停電せず、端末120が停電したことを意味する。その場合、端末120は、L=Sと設定することで、L+t≧Sという条件を即座に満たし、中継器110への接続を開始する。これにより、端末120の上位側でネットワークの再構築が実施されないときには端末120のネットワークへの接続を即座に開始し、早期にネットワークを復旧させることができる。
図8に戻り、端末120は、中継器110から配下のネットワークへの接続を許可する接続応答を受信すると(ステップ506)、時刻情報(L+L1、、・・・、S)を含むHelloメッセージを送信する(ステップ518、ステップ706、ステップ708)。Lは、端末120が中継器110からのHelloパケットを受信してから、端末120がHelloパケットを送信するまでの経過時間である。
なお、端末120は、図10において、復電の検知による経路の構築ではない場合、待機せずに、中継器110宛に接続要求を送信する(ステップ710)。そして、端末120は、中継器110から接続応答を受信したら、時刻情報を含まないHelloパケットを送信する(ステップ712、714)。
図8に戻り、中継器110は、端末120から接続要求を受信した場合(ステップ512)、中継器110配下に端末120が接続しているという構成に構成にネットワーク管理テーブル320を更新し、接続応答を端末120宛に送信する(ステップ514)。
また、中継器110は、端末120からHelloパケットを受信した場合(ステップ520)、中継器110自身の下位に端末120が接続しているという構成にトポロジー管理テーブル302を更新する(ステップ522)。
端末122ならびに端末124は、端末120からHelloパケットを受信すると(ステップ524)、端末120を隣接端末に含むように隣接端末管理テーブル300を更新し、経路構築処理を実施する(ステップ528)。そして、端末122ならびに端末124は、L+L+t≧Sを満たすまで、経路構築を待機する(ステップ530)。tは、端末122ならびに端末124が、端末120からのHelloパケットを受信してからの経過時間である。
そして、L+L+t≧Sが満たされると、端末122ならびに端末124は、端末120を介して、端末120と同様の手順で中継器110配下のネットワークへ接続する。ここでは端末120がネットワークへ接続する場合との差分についてのみ説明する。
端末122ならびに端末124の送信する接続要求、ならびに中継器110の送信する接続応答は、端末120を中継端末として送受信される(ステップ532〜ステップ546、ステップ554〜ステップ568)。また、端末120は、端末122ならびに端末124の送信するHelloパケットを受信した場合(ステップ550、572)、隣接端末管理テーブル300とトポロジー管理テーブル302を更新する(ステップ552、ステップ574)。
なお、中継器110からみて2ホップ目の階層にある端末122と端末124は、端末120への接続要求を送信するタイミングを、それぞれの自身の端末IDなどから算出した遅延時間だけ遅らせることで、端末122と端末124が同時に接続要求を送信するのを避けても良い。
(第2の実施形態)
本発明の基本的な第2の実施形態による通信ネットワークシステムは、図1に示した第1の実施形態によるシステムと同様の構成である。
ただし、第1の実施形態では、端末12は1つの上の上位階層のノードから、接続を開始して良いタイミングを規定する制御情報を受信する例を示したが、本発明がそれに限定されることはない。他の例として、第2の実施形態では、中継器110が、各階層の端末12に対して、接続を開始して良いタイミングを規定する制御情報を送信するものである。
中継器11は、ある階層の端末12がその端末12の上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報を配信した後、その階層の状態が所定の条件を満たすと、次の階層である端末12が接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報を配信する。例えば、中継器11は、第1階層の端末12がその端末12の上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報を配信し、その第1階層の状態が所定の条件を満たすと、第1階層の次の階層である第2階層の端末12が第1階層の端末12への接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報を配信する。
そうすることで、第2の実施形態によっても、階層毎に時間を分けて再構成の処理を実施するので、過剰トラヒックを防止し、中継器11の配下に仮想的に端末12が接続される無線通信ネットワークを効率良く再構成することができる。
その際、中継器11は、第1階層の端末12がその端末12の上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報を、自身から第1階層までのホップ数のブロードキャストメッセージにより配信するとよい。また、中継器11は、第2階層の端末12が第1階層の端末12への接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報を、自身から第2階層までのホップ数のブロードキャストメッセージにより配信するとよい。
また、端末12は、上位階層のノードへの接続を開始するときには、中継器11に経路構築要求メッセージを送信し、下位階層の端末12から経路構築要求メッセージを受信したときにはその経路構築要求メッセージを中継器11に転送するとよい。その場合、中継器11は、上述した所定の条件として、第1階層の端末12から経路構築要求メッセージを所定時間以上受信しなければ、第2階層の端末12が第1階層の端末12への接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報を配信するとよい。
また、端末12は、上位階層のノードへの接続を開始するときには端末12に経路構築要求メッセージを送信し、下位階層の端末12から経路構築要求メッセージを受信したときにはその経路構築要求メッセージを中継器11に転送するとよい。その場合、中継器11は、上述した所定の条件として、第1階層の所定個数の端末12から経路構築メッセージを受信したら、第2階層の端末12が第1階層の端末12への接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報を配信するとよい。
図11は、第2の実施形態による通信ネットワークシステムの動作例を示すシーケンス図である。
中継器11は、2回目以降の起動時、Helloメッセージを送信する他に(ステップ800)、1ホップのブロードキャストメッセージにより経路構築開始メッセージを送信する(ステップ801)。この経路構築開始メッセージは、1ホップ目の端末12がその端末12の上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報である。
その経路構築開始メッセージを受信した端末12は、中継器11に接続するため、中継器11に経路構築要求メッセージを送信する(ステップ802)。中継器11がその経路構築要求メッセージを受信し、経路構築応答メッセージを端末12に返信する(ステップ803)。これで1ホップ目の端末12が中継器11に接続される。
1ホップ目の端末12は中継器11への接続が完了すると、Helloメッセージを配信する(ステップ804)。このHelloメッセージは2ホップ目の端末12に到達する。
また、中継器11は、ステップ801で経路構築開始メッセージを最後に受信してからの経過時間を計測し、その時間が所定時間に達すると、2ホップのブロードキャストメッセージにより、2ホップ目の端末12が1ホップ目の端末12への接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報(経路構築開始メッセージ)を配信する(ステップ805)。
1ホップ目の端末12は、中継器11からの2ホップのブロードキャストメッセージである経路構築開始メッセージを受信すると、自身宛てで無いので、2ホップ目の端末12に配信する(ステップ806)。その経路構築開始メッセージを受信した端末12は、1ホップ目の端末12経由で中継器11に経路構築要求メッセージを送信する(ステップ807)。1ホップ目の端末12は、その経路構築要求メッセージを中継器11に転送する(ステップ808)。
2ホップ目の端末12からの経路構築要求メッセージを受信した中継器11は、1ホップ目の端末12経由で、2ホップ目の端末12に経路構築応答メッセージを返送する(ステップ809、810)。これで2ホップ目の端末12が中継器11に接続される。
2ホップ目の端末12は1ホップ目の端末12への接続が完了すると、Helloメッセージを配信する。
また、中継器11は、ステップ811で経路構築開始メッセージを最後に受信してからの経過時間を計測し、その時間が所定時間に達すると、3ホップのブロードキャストメッセージにより、3ホップ目の端末12が2ホップ目の端末12への接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報(経路構築開始メッセージ)を配信する(ステップ812)。この経路構築開始メッセージは、1ホップ目の端末12と2ホップ目の端末12を経由し、3ホップ目の端末12(不図示)に転送される(ステップ813〜814)。
図12は、第2の実施形態による端末のブロック図である。図12を参照すると、端末12はタイミング決定部21および接続実行部22を有している。
タイミング決定部21は、上位階層のノードから受信した制御情報に基づいて、その上位階層のノードへの接続を行うタイミングを決定する。接続実行部22は、タイミング決定部21で決定されたタイミングに、上位階層のノードへの接続を行う。
その際、中継器11は、第1階層の端末12がその端末12の上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報を配信した後、第1階層の状態が所定の条件を満たすと、第1階層の次の階層である第2階層の端末12が第1階層の端末12への接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報を配信する。そこで、タイミング決定部21は、中継器11から配信された自身の階層のための制御情報に基づいて上位階層のノードへの接続を行うタイミングを決定する。
第2の実施形態による中継器11は、図3に示した第1の実施形態のものと同様の構成である。本実施形態の中継器11も起動要因判定部31および制御部32を有している。
起動要因判定部31は、起動時に、2回目以降の起動か否か判定する。本実施形態においては、制御部32は、起動要因判定部31にて2回目以降の起動であると判定されると、端末12がその端末12の上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を配信する。
その際、制御部32は、第1階層の端末12がその端末12の上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報を配信した後、第1階層の状態が所定の条件を満たすと、第1階層の次の階層である第2階層の端末12が第1階層の端末12への接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報を配信する。
以上、本発明の実施形態および実施例について具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、中継器11の配下のネットワーク全体が停電した場合だけではなく、ネットワークの一部分が停電した場合においても本発明を適用することができる。更に、中継器11が管理サーバに予めバックアップしておいたネットワーク管理テーブルの情報を基に、中継器11がSの値を算出し、Helloパケットにより各端末12に伝播することが可能である。
10…管理サーバ、100…管理サーバ、102…データ収集サーバ、11…中継器、110…中継器、12…端末、120…端末、122…端末、124…端末、126…端末、128…端末、200…CPU、202…揮発性メモリ、204…記憶装置、206…通信インタフェース、21…タイミング決定部、210…CPU、212…揮発性メモリ、214…記憶装置、216…通信インタフェース、22…接続実行部、220…CPU、222…揮発性メモリ、224…記憶装置、226…通信インタフェース、23…制御情報配信部、230…CPU、232…揮発性メモリ、234…記憶装置、236…通信インタフェース、238…画面表示部、300…隣接端末管理テーブル、302…トポロジー管理テーブル、304…起動フラグ、306…通信部、308…チャネルスキャン部、31…起動要因判定部、310…送信パケット生成部、312…受信パケット解析部、314…パケット中継部、316…テーブル更新部、32…制御部、320…ネットワーク管理テーブル、322…通信部、324…チャネルスキャン部、326…送信パケット生成部、328…受信パケット解析部、330…パケット中継部、332…管理テーブル更新部、340…通信部、342…送信パケット生成部、344…受信パケット解析部、346…パケット中継部、360…中継器バックアップテーブル、362…通信部、364…送信パケット生成部、366…受信パケット解析部、368…バックアップテーブル更新部、370…バックアップテーブル更新部

Claims (15)

  1. ルートノードの配下に階層的に非ルートノードを接続する通信ネットワークシステムであって、
    2回目以降の起動時に、非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を配信するルートノードと、
    上位階層のノードから受信した制御情報に基づくタイミングで該上位階層のノードへの接続を行う非ルートノードと、を有し、
    前記ルートノードは、該ルートノード自身の次の下位階層の非ルートノードが該ルートノード自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための第1制御情報を配信し、
    前記非ルートノードは、前記上位階層のノードへの接続が完了すると、自身の次の下位階層の非ルートノードが自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための第2制御情報を配信する、通信ネットワークシステム。
  2. ルートノードの配下に階層的に非ルートノードを接続する通信ネットワークシステムであって、
    2回目以降の起動時に、非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を配信するルートノードと、
    上位階層のノードから受信した制御情報に基づくタイミングで該上位階層のノードへの接続を行う非ルートノードと、を有し、
    前記ルートノードは、初回の起動か2回目以降の起動かを識別するためのフラグを有し、起動時に前記フラグを参照し、2回目以降の起動であれば、停電からの復帰による起動であると判断し、前記制御情報を配信する
    信ネットワークシステム。
  3. ルートノードの配下に階層的に非ルートノードを接続する通信ネットワークシステムであって、
    2回目以降の起動時に、非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を配信するルートノードと、
    上位階層のノードから受信した制御情報に基づくタイミングで該上位階層のノードへの接続を行う非ルートノードと、を有し、
    前記ルートノードは、2回目以降の起動時に前記第1制御情報を含んだHelloパケットを配信する、通信ネットワークシステム。
  4. ルートノードの配下に階層的に非ルートノードを接続する通信ネットワークシステムであって、
    2回目以降の起動時に、非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を配信するルートノードと、
    上位階層のノードから受信した制御情報に基づくタイミングで該上位階層のノードへの接続を行う非ルートノードと、を有し、
    前記非ルートノードは、初回の起動か2回目以降の起動かを識別するためのフラグを有し、起動時に前記フラグを参照し、2回目以降の起動であれば、停電からの復帰による起動であると判断し、所定時間内に前記制御情報を受信しなければ前記上位階層のノードへの接続を開始する、通信ネットワークシステム。
  5. ルートノードの配下に階層的に非ルートノードを接続する通信ネットワークシステムであって、
    2回目以降の起動時に、非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を配信するルートノードと、
    上位階層のノードから受信した制御情報に基づくタイミングで該上位階層のノードへの接続を行う非ルートノードと、を有し、
    前記ルートノードは、第1階層の非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報を配信し、前記第1階層の状態が所定の条件を満たすと、前記第1階層の次の階層である第2階層の非ルートノードが前記第1階層の非ルートノードへの接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報を配信する、通信ネットワークシステム。
  6. 前記ルートノードは、前記第1階層の非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報を、自身から前記第1階層までのホップ数のブロードキャストメッセージにより配信し、前記第2階層の非ルートノードが前記第1階層の非ルートノードへの接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報を、自身から前記第2階層までのホップ数のブロードキャストメッセージにより配信する、請求項5に記載の通信ネットワークシステム。
  7. 前記非ルートノードは、上位階層のノードへの接続を開始するときには前記ルートノードに経路構築要求メッセージを送信し、下位階層のノードから前記経路構築要求メッセージを受信したときには該経路構築要求メッセージを前記ルートノードに転送し、
    前記ルートノードは、前記条件として、前記第1階層の非ルートノードから経路構築要求メッセージを所定時間以上受信しなければ、前記第2階層の非ルートノードが前記第1階層の非ルートノードへの接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報を配信する、
    請求項5または6に記載の通信ネットワークシステム。
  8. 前記非ルートノードは、上位階層のノードへの接続を開始するときには前記ルートノードに経路構築要求メッセージを送信し、下位階層のノードから前記経路構築要求メッセージを受信したときには該経路構築要求メッセージを前記ルートノードに転送し、
    前記ルートノードは、前記条件として、前記第1階層の所定個数の非ルートノードから経路構築メッセージを受信したら、前記第2階層の非ルートノードが前記第1階層の非ルートノードへの接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報を配信する、
    請求項5または6に記載の通信ネットワークシステム。
  9. 非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を2回目以降の起動時に配信するルートノードの配下に非ルートノードを階層的に接続した通信ネットワークシステムにおいて非ルートノードとなるノード装置あって、
    上位階層のノードから受信した制御情報に基づいて、該上位階層のノードへの接続を行うタイミングを決定するタイミング決定部と、
    前記タイミング決定部で決定されたタイミングに、前記上位階層のノードへの接続を行う接続実行部と、
    を有し、
    前記ルートノードは、該ルートノード自身の次の下位階層の非ルートノードが該ルートノード自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための第1制御情報を配信し、
    前記非ルートノードは、
    前記上位階層のノードへの接続が完了すると、自身の次の下位階層の非ルートノードが自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための第2制御情報を配信する制御情報配信部を更に有する
    ード装置。
  10. 非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を2回目以降の起動時に配信するルートノードの配下に非ルートノードを階層的に接続した通信ネットワークシステムにおいて非ルートノードとなるノード装置あって、
    上位階層のノードから受信した制御情報に基づいて、該上位階層のノードへの接続を行うタイミングを決定するタイミング決定部と、
    前記タイミング決定部で決定されたタイミングに、前記上位階層のノードへの接続を行う接続実行部と、
    を有し、
    前記ルートノードは、第1階層の非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報を配信し、前記第1階層の状態が所定の条件を満たすと、前記第1階層の次の階層である第2階層の非ルートノードが前記第1階層の非ルートノードへの接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報を配信し、
    前記タイミング決定部は、前記ルートノードから配信された自身の階層のための制御情報に基づいて上位階層のノードへの接続を行うタイミングを決定する、ノード装置。
  11. ルートノードの配下に階層的に非ルートノードを接続する通信ネットワークシステムにおいてルートノードとなるノード装置であって、
    起動時に、2回目以降の起動か否か判定する起動要因判定部と、
    前記起動要因判定部にて2回目以降の起動であると判定されると、非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を配信する制御部と、
    を有するノード装置。
  12. 前記制御部は、前記ルートノード自身の次の下位階層の非ルートノードが該ルートノード自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための第1制御情報を配信し、
    前記非ルートノードが、前記上位階層のノードへの接続が完了すると、自身の次の下位階層の非ルートノードが自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための第2制御情報を配信する、請求項11に記載のノード装置。
  13. 前記制御部は、第1階層の非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報を配信し、前記第1階層の状態が所定の条件を満たすと、前記第1階層の次の階層である第2階層の非ルートノードが前記第1階層の非ルートノードへの接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報を配信する、請求項11に記載のノード装置。
  14. ルートノードの配下に階層的に非ルートノードを接続する通信ネットワーク構築方法であって、
    ルートノードが、2回目以降の起動時に、非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を配信するステップと、
    非ルートノードが、上位階層のノードから受信した制御情報に基づくタイミングで該上位階層のノードへの接続を行うステップと、を有し、
    前記ルートノードは、該ルートノード自身の次の下位階層の非ルートノードが該ルートノード自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための第1制御情報を配信し、
    前記非ルートノードは、前記上位階層のノードへの接続が完了すると、自身の次の下位階層の非ルートノードが自身への接続を開始してよいタイミングを規定するための第2制御情報を配信する、通信ネットワーク構築方法。
  15. ルートノードの配下に階層的に非ルートノードを接続する通信ネットワーク構築方法であって、
    ルートノードが、2回目以降の起動時に、非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを階層毎に規定するための制御情報を配信するステップと、
    非ルートノードが、上位階層のノードから受信した制御情報に基づくタイミングで該上位階層のノードへの接続を行うステップと、を有し、
    前記ルートノードは、第1階層の非ルートノードが該非ルートノードの上位階層のノードへの接続を開始してよいタイミングを規定する制御情報を配信し、前記第1階層の状態が所定の条件を満たすと、前記第1階層の次の階層である第2階層の非ルートノードが前記第1階層の非ルートノードへの接続を開始してよいタイミングを規定するための制御情報を配信する、通信ネットワーク構築方法。
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