JP5718214B2 - ポンプ装置 - Google Patents

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    • F04C2/18Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with toothed rotary pistons with similar tooth forms

Description

本発明は、ポンプ装置に関する。
この種の技術としては、下記の特許文献1に記載の技術が開示されている。この公報には、回転式ポンプを収容したハウジング内に、回転式ポンプの吸入通路および吐出通路が形成されたものが開示されている。
特開平11208440号公報
上記特許文献1に記載の技術では、回転式ポンプはハウジングの有底カップ状の収容部に収容されているため、回転式ポンプからブレーキ液が漏れた場合、収容部の底部に高い液圧のブレーキ液が溜まり、回転式ポンプをハウジングから押し出すように力が作用する。そのため、回転式ポンプをハウジングに固定する固定部の強度を高くする必要があった。
本発明は上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、回転式ポンプをハウジングに固定する固定部の強度を低くすることができるポンプ装置を提供することである。
上記目的を達成するため本願発明では、ハウジングに形成した貫通孔にポンプユニットを装着し、ハウジングの第1の面にポンプユニットのポンプを駆動するモータが取り付けられ、第1の面に対向する第2の面には、油路を断接するためのバルブが装着されるバルブ装着孔を形成し、リアカバーがハウジングの第2の面から突出するように貫通孔に装着されるようにした。

本発明により、ハウジングに固定する固定部の強度を低くすることができる。
実施例1のブレーキ液圧制御装置の液圧回路図である。 実施例1の液圧制御ユニットの斜視図である。 実施例1の液圧制御ユニットの正面図である。 実施例1の液圧制御ユニットの断面図である。 実施例1のポンプユニットの斜視図である。 実施例1のポンプユニットがハウジングに収容された状態を軸方向から見た図である。 実施例1のポンプユニットの外観図である。 実施例1のポンプユニットの断面図である。 実施例1の連通管の断面図である。 実施例1のポンプユニットの断面図である。 実施例1のポンプユニットの模式図である。 他の実施例における液圧制御ユニットの斜視図である。 他の実施例におけるポンプユニットの模式図である。
〔実施例1〕
[ブレーキ液圧回路の構成]
図1は、ブレーキ液圧制御装置1の液圧回路図である。液圧回路は、マスタシリンダM/CとホイルシリンダW/Cとの間に設けられた液圧制御ユニット2内に形成されている。
このブレーキ液圧制御装置1は、コントローラからのVehicle Dynamics Control(以下VDC)、Anti-lock Brake System(以下ABS)の要求液圧に応じて液圧制御を行う。ブレーキ液圧制御装置1においては、P系統のブレーキ液圧回路3PとS系統のブレーキ液圧回路3Sの2系統からなる、X配管と呼ばれる配管構造となっている。P系統には、左前輪のホイルシリンダW/C(FL)、右後輪のホイルシリンダW/C(RR)が接続されており、S系統には、右前輪のホイルシリンダW/C(FR)、左後輪のホイルシリンダW/C(RL)が接続されている。各ホイルシリンダW/Cは、ホイルシリンダポート4FL,4FR,4RL,4RRに接続されている。また、ポンプユニット25はP系統、S系統それぞれに、ギヤポンプPPとギヤポンプPSとが設けられたタンデムギヤポンプである。
マスタシリンダM/Cは、マスタシリンダポート5P,5Sを介して液路17P,17Sにおいて接続されている。この液路17とポンプユニット25の吸入側とは、液路23P,23Sによって接続されている。液路17P上であって、マスタシリンダポート5Pと、液路23Pとの接続部との間にはマスタシリンダ圧センサ15が設けられている。
ポンプユニット25の吐出側と各ホイルシリンダW/Cとは、液路20P,20Sによって接続されている。この各液路20上には、各ホイルシリンダW/Cに対応する常開型のソレノイドバルブである増圧バルブ7FL,7FR,7RL,7RRが設けられている。また各液路20上であって、各増圧バルブ7とポンプユニット25との間にはチェックバルブ11P,11Sが設けられている。各チェックバルブ11は、ポンプユニット25から増圧バルブ7へ向かう方向へのブレーキ液圧の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。また各液路20上であって、各増圧バルブ7とポンプユニット25との間には吐出圧センサ16P,16Sが設けられている。
更に各液路20には、各増圧バルブ7を迂回する液路22FL,22FR,22RL,22RRが設けられており、液路22にはチェックバルブ10FL,10FR,10RL,10RRが設けられている。この各チェックバルブ10は、ホイルシリンダW/Cからポンプユニット25へ向かう方向へのブレーキ液圧の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
マスタシリンダM/Cと液路20とは液路19P,19Sによって接続されており、液路20と液路19とはポンプユニット25と増圧バルブ7との間において合流している。この各液路19上には、常開型のソレノイドバルブであるゲートアウトバルブ6P,6Sが設けられている。また各液路19には、各ゲートアウトバルブ6を迂回する液路18P,18Sが設けられており、この液路18には、チェックバルブ9P,9Sが設けられている。この各チェックバルブ9は、マスタシリンダM/C側からホイルシリンダW/Cへ向かう方向へのブレーキ液圧の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
ポンプユニット25の吸入側にはリザーバ13P,13Sが設けられており、このリザーバ13とポンプユニット25とは液路21P,21Sによって接続されている。リザーバ13の出入口にはチェックバルブ14P,14Sが設けられている。
ホイルシリンダW/Cとリザーバ13とは液路24P,24Sによって接続されており、各液路24にそれぞれ、常閉型のソレノイドバルブである減圧バルブ8FL,8FR,8RL,8RRが設けられている。
[ハウジングの構成]
液圧制御ユニット2の液路はハウジング26内に穿設され、またバルブ、ポンプユニット等はハウジング26に収容されている。図2は液圧制御ユニット2の斜視図である。図2では、電気制御ユニット27が取り外された状態を示している。図3は液圧制御ユニット2の正面図である。図3は電気制御ユニット27のユニットカバー28が取り外された状態を示している。図4は液圧制御ユニット2の断面図である。図4は図3のA-A線で切断された状態を示している。
ハウジング26は略直方体であり、一側面にモータMが取り付けられ、その背面にゲートアウトバルブ6、増圧バルブ7、減圧バルブ8の各ソレノイドバルブ群、マスタシリンダ圧センサ15、吐出圧センサ16のセンサ類及びソレノイドバルブ群を駆動する電気制御ユニット27が取り付けられる。電気制御ユニット27は、各ソレノイドバルブを駆動するソレノイド78や、車両に取り付けられた車輪速センサ等の入力信号に応じて所定の演算を行う電子基板43を備えたものである。電子基板43は演算結果に応じて、ソレノイド78やモータMに所定の電気信号を出力する。
ハウジング26には、各ソレノイドバルブ群が圧入もしくはカシメにより取り付けられるバルブ取り付け用の孔と、ホイルシリンダW/Cと接続するホイルシリンダポート4と、マスタシリンダM/Cと接続するマスタシリンダポート5と、各ポートや各ソレノイドバルブ群との間を接続する複数の液路と、リザーバ13を配置する孔等が形成されている。これら各孔、液路孔等はハウジング26の外側から各面に対してドリル等により穿設される。
ポンプユニット25は、ハウジング26を貫通する略円柱状の収容孔29に収容されている。ポンプユニット25は収容孔29より若干小径に形成されており、ポンプユニット25と収容孔29との間には環状隙間33が形成される。環状隙間33はポンプユニット25に装着されたシールリング32a,32b,32cにより吸入用空間34と吐出用空間35に区画されている。
収容されたポンプユニット25のバルブ取り付けた側は抜け止め板41によって固定され、モータ側は収容孔29の開口部の全周を変形させたカシメ部114によって固定されている。
[モータの構成]
モータMは、コイルから構成されるステータ36と、磁性体から構成されるロータ37と、ロータ37と一体に回転するモータ軸38とから構成されている。ステータ36はモータハウジング39に固定されている。モータ軸38は、モータハウジング39に設けられたボールベアリング40,41によってロータ37とともに回転自在に軸支されている。
[ポンプユニット]
図5はポンプユニット25の斜視図、図6はポンプユニット25がハウジング26に収容された状態を軸方向から見た図、図7はポンプユニット25の外観図であり、図7(a)はポンプユニット25を軸方向から見た図、図7(b)はポンプユニット25を径方向から見た図である。図8は図7(a)におけるA-A断面図である。
ポンプユニット25は、後述する第1ポンプ室44、第2ポンプ室45のポンプ作用によって複数のホイルシリンダがそれぞれ加圧するタンデム式の外接ギヤポンプである。ポンプユニット25はモータMにより駆動される。
ポンプユニット25の外周はポンプケース46により覆われ、略円筒形を呈している。ポンプケース46はリアカバー47、センタカバー48、フロントカバー49によって構成されている。説明の簡単のため以下、ポンプユニット25が組み立てられた状態でポンプユニット25の軸方向であってリアカバー47側を軸方向正側、フロントカバー49側を軸方向負側と称する。
ポンプケース46内にはモータMのモータ軸38と接続する駆動軸50と、駆動軸50により駆動される第1駆動ギヤ51、第2駆動ギヤ52と、各駆動ギヤ51,52と歯合し従動軸53に支持された第1従動ギヤ54、第2従動ギヤ55と、第1駆動ギヤ51および第1従動ギヤ54からなる第1ギヤポンプ56の軸方向負側の側面に当接する第1サイドプレート57と、第1駆動ギヤ51および第1従動ギヤ54の軸方向正側の側面に当接するとともに第1駆動ギヤ51および第1従動ギヤ54の噛み合い部をシールする第1シールブロック58と、第2駆動ギヤ52および第2従動ギヤ55からなる第2ギヤポンプ59の軸方向正側の側面に当接する第2サイドプレート60、第2駆動ギヤ52および第2従動ギヤ55の軸方向負側の側面に当接するとともに第2駆動ギヤ52および第2従動ギヤ55の噛み合い部をシールする第2シールブロック61と、駆動軸50の端部を軸支する駆動側ニードルベアリング62および駆動側ボールベアリング63と、従動軸53の端部を軸支する第1従動側ニードルベアリング64および第2従動側ニードルベアリング65と、センタカバー48を挟んで、第1ギヤポンプ56側と第2ギヤポンプ59側との間の作動油の行き来を防止する駆動側シャフトシール部材66および従動側シャフトシール部材67と、フロントカバー49から外部への作動油の漏れを防止する減圧シール部材68および駆動側シール部材69とを有している。
第1ギヤポンプ56と第2ギヤポンプ59は、ポンプユニット25の軸方向に並んで配置されており、第1ギヤポンプ56と第2ギヤポンプ59との間にセンタカバー48が配置されている。
また図2,3,4に示すように、ポンプユニット25のリアカバー47は、ハウジング26のゲートアウトバルブ6、増圧バルブ7、減圧バルブ8、マスタシリンダ圧センサ15、吐出圧センサ16が取り付けられた面側から突出しており、リアカバー47はゲートアウトバルブ6、増圧バルブ7、減圧バルブ8、マスタシリンダ圧センサ15、吐出圧センサ16に囲繞されている。
(リアカバーの構成)
リアカバー47には円筒部47aの軸方向正側端部から突出した軸収容凸部47bが形成されている。軸収容凸部47bは、リアカバー47の径方向に対して細長く形成されている。リアカバー47の円筒部47aの軸方向負側外周には、シール溝31aが形成されている。シール溝31aにはシールリング32aが装着されている。
リアカバー47の内部は軸方向負側に開口する有底カップ状の中空部が形成されており、その側面に囲まれた部分はギヤ収容孔70を形成し、カップ底に相当する部分は底部71を形成している。ギヤ収容孔70には第1ギヤポンプ56等が収容されている。
底部71にはベアリング装着孔72,73が形成されている。ベアリング装着孔72には駆動側ニードルベアリング62が圧入され、ベアリング装着孔73には第1従動側ニードルベアリング64が圧入されている。
ベアリング装着孔72の更に奥には駆動軸収容孔74が形成され、ベアリング装着孔73の更に奥には従動軸収容孔75が形成されている。駆動軸収容孔74、従動軸収容孔75にはそれぞれ駆動軸50、従動軸53の軸方向正側端部が収容されている。
(センタカバーの構成)
センタカバー48の外観は全体としては軸方向長さが径方向よりも短い略円筒状に形成されている。センタカバー48の軸方向負側外周には、シール溝31bが形成されている。シール溝31bにはシールリング32bが装着されている。シール溝31bの軸方向正側には凹溝状の吸入吐出孔溝115が形成されている。吸入吐出溝115には、第1ギヤポンプ56がブレーキ液を吸入するための吸入通路97Pと、第1ギヤポンプ56および第2ギヤポンプ59がブレーキ液を吐出するための吐出通路99P,99Sが形成されている。吸入通路97Pは、吸入吐出溝115、シールリング32a,32b、収容孔29によって形成された吐出用空間35に開口している。吐出通路99には、ハウジング26の液路21と連通する連通管100P,100Sが取り付けられている。
センタカバー48の軸方向正側には、軸方向正側に突出したリアカバー嵌合凸部76が形成されている。このリアカバー嵌合凸部76の直径は、リアカバー47のギヤ収容孔70の直径よりも若干小さく形成されており、このリアカバー嵌合凸部76がギヤ収容孔70に嵌合され、溶接によりセンタカバー48とリアカバー47とが固定されている。
リアカバー嵌合凸部76の軸方向正側側面には、軸方向正側に突出したサイドプレート嵌合凸部77,78が形成されている。このサイドプレート嵌合凸部77,78は第1サイドプレート57の駆動側嵌合孔79、従動側嵌合孔80に嵌合されている。またサイドプレート嵌合凸部77,78には、センタカバー48を軸方向に貫通する駆動軸貫通孔81および従動軸貫通孔82が形成されている。
センタカバー48の内部は軸方向負側に開口する有底カップ状の中空部が形成されており、その側面に囲まれた部分はギヤ収容孔83を形成し、カップ底に相当部分は底部84を形成している。ギヤ収容孔83には第2ギヤポンプ59等が収容されている。
底部84には、シャフトシール部材収容孔85,86が形成されており、このシャフトシール部材収容孔85,86にそれぞれ駆動軸貫通孔81、従動軸貫通孔82が開口している。シャフトシール部材収容孔85には駆動側シャフトシール部材66および駆動側サイドプレート嵌合部材87が、シャフトシール部材収容孔86には従動側シャフトシール部材67および従動側サイドプレート嵌合部材88がそれぞれ収容されている。
(フロントカバーの構成)
フロントカバー49の外観は全体としては軸方向長さが径方向より短い略円筒状に形成されている。軸方向負側の外周には全周にわたって設けられた凸状のフランジ部89が形成されている。ポンプユニット25はハウジング26に形成された収容孔29に軸方向正側から挿入されるが、フランジ部89はハウジング26の収容孔29よりも大径に形成されており、フランジ部89がハウジング26に当接することによってハウジングに対するポンプユニット25の位置決めが行われる。
フランジ部89の軸方向正側にはシール溝31cが形成されている。シール溝31cにはシールリング32cが装着されている。シール溝31cの軸方向正側には吸入溝116が形成されている。吸入溝116には、第2ギヤポンプ59がブレーキ液を吸入するための吸入通路97Sが形成されている。吸入通路97Sは、吸入溝116、シールリング32b,32c、収容孔29によって形成された吸入用空間34に開口している。
フロントカバー49の軸方向正側には、軸方向正側に突出したセンタカバー嵌合凸部90が形成されている。このセンタカバー嵌合凸部90は、センタカバー48のギヤ収容孔83の直径よりも若干小さく形成されており、このセンタカバー嵌合凸部90がギヤ収容孔83に嵌合され、溶接によりフロントカバー49とセンタカバー48とが固定されている。
センタカバー嵌合凸部90の軸方向正側側面には駆動軸貫通孔91とベアリング装着孔92が形成されている。駆動軸貫通孔91はフロントカバー49を軸方向に貫通している。ベアリング装着孔92には第2従動側ニードルベアリング65が圧入されている。
ベアリング装着孔92の更に奥には従動軸収容孔93が形成されている。従動軸収容孔93には従動軸53の軸方向負側端部が収容されている。
フロントカバー49の軸方向負側端面には、モータ嵌合部94が形成されている。このモータ嵌合部94には、モータ嵌合凹部95が形成されている。モータ嵌合凹部95は、ポンプユニット25を駆動するモータMが嵌合される。モータ嵌合凹部95の底部にはシール収容孔96が形成され、更に奥にはベアリング装着孔42が形成されている。ベアリング装着孔42の底部には、駆動軸貫通孔91が開口している。
ベアリング装着孔42には、駆動側ボールベアリング63が圧入されている。シール収容孔96には、駆動側ボールベアリング63に隣接して減圧シール部材68が挿入され、さらに開口部側に駆動側シール部材69が挿入されている。
(連通管の構成)
図9は連通管100の断面図である。連通管100は、軸方向に貫通孔を有する連通部材101とチェックバルブ11から構成されている。連通部材101の一端は、センタカバー48の側面に形成された吐出通路99にOリング102とともに挿入されている。図6に示すようにハウジング26内に連通管100が装着された状態で、連通管100は環状隙間の半径方向に沿って、かつポンプユニット25に対して線対称に設けられている。連通部材101の他端の開口部にはフィルタ103が設けられている。
チェックバルブ11は、シート部材104と、ボール105と、スプリング106と、係止部材107によって形成されている。シート部材104は、有底状の中空部を有し、この中空部に連通部材101とフィルタ103を収容している。シート部材104底部には中空部と外部との間を貫通する貫通孔108が形成されている。係止部材107は、ボール105より大径のスプリング孔109が形成されている。このスプリング孔109にスプリング106とボール105を挿入した状態で、スプリング106はボール105をシート部材104の貫通孔108向かって付勢している。これにより、チェックバルブ11は所定圧をもって開弁してポンプユニット25から吐出されたブレーキ液を排出することができる。
(ギヤポンプの構成)
図10はポンプユニット25の第1ギヤポンプ56を図8の軸方向正方向から負方向側に見たときの断面図である。第2ギヤポンプ59も第1ギヤポンプ56とほぼ同様の構成である。
第1ギヤポンプ56の第1駆動ギヤ51および第1従動ギヤ54は、図10に示す矢印の方向に回転する。このとき、第1サイドプレート57と第1シールブロック58とによって形成される114からブレーキ液を吸入し、第1ポンプ室44内にブレーキ液を排出する。図10のドットで示した範囲が低圧部110を形成し、その他の部分が高圧部111を形成している。低圧部110は114およびセンタカバー48の吸入通路97Pを介して吐出用空間35と連通している。第2ギヤポンプ59の場合には、低圧部110は114およびセンタカバー48の吸入通路97Sを介して吸入用空間34と連通している。高圧部111は連通管100と連通している。
図11はポンプユニット25の模式図である。図11においてドットの濃い部分が高圧部111を示し、ドットの薄い部分が低圧部110を示す。図11に示すように、連通管100が低圧部110を通過するように形成したため、低圧部110を高圧部111の外周側に形成することができ、ポンプユニット25の軸方向に対してオーバラップさせて設けることが可能となる。したがって、ポンプユニット25の軸方向長さを短縮することができる。
また、ポンプユニット25とハウジング26との間には低圧部110が形成されることとなる。言い換えると、ポンプユニット25とハウジング26との間には、高圧部111は形成されない構成とすることが可能となる。低圧部110を仕切るシール部材は、高圧部111を仕切るシール部材に比べてシール性の確保が容易であるためシール部材の締め代を大きく設ける必要がなく、ポンプユニット25をハウジング26に挿入する際に力を低減でき、組付け性を向上させることができる。
〔作用〕
従来、ハウジングの収容孔は有底カップ状に形成されており、収容されたポンプユニットの底部側は密閉された状態となっていた。
しかし、ポンプユニットからブレーキ液が漏れると収容孔の底部に高圧のブレーキ液が溜まり、ポンプユニットにはハウジングから押し出す方向に力が作用することとなり、ポンプユニットをハウジングに固定する固定部の強度を高くする必要があった。
そこで実施例1では、ハウジング26に貫通する収容孔29を形成し、この収容孔29にポンプユニット25を装着するようにした。よって、例えポンプユニット25からブレーキ液が漏れだしたとしても、ブレーキ液はハウジング26の外部に漏れ出すため、ポンプユニット25にはハウジング26から押し出す方向の力が作用しない。そのため、ポンプユニット25をハウジング26に固定するカシメ部114の強度を低くすることができる。
また、ハウジング26のゲートアウトバルブ6、増圧バルブ7、減圧バルブ8、マスタシリンダ圧センサ15、吐出圧センサ16を設けた側の面にポンプユニット25のリアカバー47の一部が突出するようにした。ゲートアウトバルブ6、増圧バルブ7、減圧バルブ8がハウジング26、マスタシリンダ圧センサ15、吐出圧センサ16から飛び出している面にリアカバー47を突出させているため、液圧制御ユニット2の大型化を抑制することができる。
また実施例1では、リアカバー47に駆動軸50の一端を支持する駆動側ニードルベアリング62を保持するベアリング装着孔72を形成し、フロントカバー49に駆動軸50の他端を支持する駆動側ボールベアリング63を保持するベアリング装着孔42を形成した。よって、駆動軸50の両端部に軸受を位置させることができるため、駆動軸50を安定して軸支することができる。
〔効果〕
実施例1の効果を以下に列記する。
(1)内部に液路が形成されたハウジング26と、ハウジング26を貫通する収容孔29(貫通孔)と、内部にポンプ装置を備えたポンプユニット25とを備え、ポンプユニット25が収容孔29に装着されハウジング26に取り付けるようにした。
よって、ポンプユニット25からブレーキ液が漏れたときにでも、高圧のブレーキ液がハウジング26内に溜まることを抑制することができるため、ポンプユニット25をハウジング26に固定するカシメ部114の強度を低くすることができる。
(2)ハウジング26の第1の面にはポンプユニット25のギヤポンプ56,59を駆動するモータMが取り付けられ、ハウジングの第1の面に対向する第2の面には、液路を断接するためのゲートアウトバルブ6、増圧バルブ7、減圧バルブ8が装着されるバルブ装着孔を形成し、ポンプユニット25を、第2の面から突出して装着するようにした。
よって、ゲートアウトバルブ6、増圧バルブ7、減圧バルブ8がハウジング26から飛び出している面にポンプユニット25を突出させているため、液圧制御ユニット2の大型化を抑制することができる。
(3)ポンプユニット25は、有底筒状のリアカバー47と、フロントカバー49と、リアカバー47とフロントカバー49とに挟まれて配置されたセンタカバー47とから構成され、各カバーは一体的に構成し、リアカバー47が、ハウジング26の第2の面から突出するように収容孔29に装着した。
よって、ゲートアウトバルブ6、増圧バルブ7、減圧バルブ8がハウジング26から飛び出している面にリアカバー47を突出させているため、液圧制御ユニット2の大型化を抑制することができる。
(4)ハウジング26の第2の面には液路内の液圧を検出するマスタシリンダ圧センサ15、吐出圧センサ16が装着されるセンサ装着孔を形成し、突出したリアカバー47はゲートアウトバルブ6、増圧バルブ7、減圧バルブ8のバルブ群およびマスタシリンダ圧センサ15、吐出圧センサ16のセンサ群によって囲繞するようにした。
よって、ゲートアウトバルブ6、増圧バルブ7、減圧バルブ8、マスタシリンダ圧センサ15、吐出圧センサ16がハウジング26から飛び出している面にリアカバー47を突出させているため、液圧制御ユニット2の大型化を抑制することができる。
(5)ポンプユニット25は内部にギヤポンプ56,59とギヤポンプ56,59を駆動する駆動軸50とを備え、リアカバー47には駆動軸50の一端を支持する駆動側ニードルベアリング6(第1軸受)を保持するベアリング装着孔72(第1軸受保持孔)を形成し、フロントカバー49には、駆動軸50の他端を支持する駆動側ボールベアリング63(第2軸受)を保持するベアリング装着孔42(第2軸受保持孔)を形成した。
よって、駆動軸50の両端部に軸受を位置させることができるため、駆動軸50を安定して軸支することができる。
〔他の実施例〕
以上、本発明を実施例1に基づいて説明してきたが、各発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
図12は他の実施例における液圧制御ユニット2の斜視図である。実施例1では、軸収容凸部47bをリアカバー47の径方向に対して細長く形成されているが、図12に示すように円筒状に形成するようにしても良い。
図13は他の実施例におけるポンプユニット25の模式図である。実施例1ではセンタカバー48に吐出通路100を装着していたが、リアカバー47、フロントカバー49に吐出通路100を装着するようにしても良い。
また実施例1では、外接ギヤポンプを用いていたが、内接式のトロコイドポンプなどであっても良い。
〔請求項以外の技術的思想〕
更に、上記実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項1に記載のポンプ装置において、
前記貫通孔の前記第2の面側の孔縁には、前記リアカバーに係合して前記ポンプユニットの前記第2の面側への移動を規制する抜け止め部が形成されていることを特徴とするポンプ装置。
よって、リアカバーを第2の面側に突出させつつ、ポンプユニットがハウジングから抜けることを防止することができる。
(ロ)請求項1に記載のポンプ装置において、
前記ポンプユニットは、内部に低圧部および高圧部を備え、
前記ポンプユニットは、前記貫通孔に隙間を持って装着され、前記ポンプユニットと前記貫通孔の内周壁との間に形成された環状隙間をシールするシールリングが装着されていることを特徴とするポンプ装置。
よって、シールリングによって環状隙間からのブレーキ液の漏れを防ぐことができる。
(ハ)上記(ロ)に記載のポンプ装置において、
前記シールリングは、前記収容孔の軸方向に沿って複数箇所装着されていることを特徴とするポンプ装置。
よって、ポンプユニットの外周と収容孔の内周との間に環状隙間を区画することができる。
(ニ)上記(ハ)に記載のポンプ装置において、
前記ハウジングに形成され、前記ポンプユニットの低圧部に作動液を供給するための吸入通路を備え、
前記環状隙間は、前吸入通路と前記低圧部に連通する吸入用空間と、前記ポンプユニットにより加圧された作動液の吐出のために設けられた吐出用空間とから構成され、
前記吸入用空間と前記吐出用空間は、前記シールリングにより区画されていることを特徴とするポンプ装置。
よって、シールリングにより吸入用空間と吐出用空間との間でのブレーキ液の漏れを防ぐことができる。
(ホ)上記(ニ)に記載のポンプ装置において、
前記吐出空間には、吐出通路として前記ハウジングと前記高圧部を連通する連通管が設けられていることを特徴とするポンプ装置。
よって、低圧の吐出用空間内を通過してハウジング内に吐出液を供給することができる。
(ヘ)内部に油路が形成されたハウジングと、
前記ハウジングに形成した貫通孔と、
低圧部と高圧部を備えたポンプを内蔵したポンプユニットと、
前記ポンプユニットが前記貫通孔に環状の隙間をもって装着され、前記隙間に該隙間内の空間を軸方向に区切るシールリングが装着されていることを特徴とするポンプ装置。
よって、ポンプユニットからブレーキ液が漏れたときにでも、高圧のブレーキ液がハウジング内に溜まることを抑制することができるため、ポンプユニットをハウジングに固定するカシメ部の強度を低くすることができる。また、シールリングによって環状隙間を区画することができる。
(ト)上記(ヘ)に記載のポンプ装置において、
前記ポンプは回転式ポンプであって、
前記ハウジングの第1の面には前記ポンプの回転軸を駆動する回転式モータが取り付けられ、
前記ハウジングの第1の面に対向する第2の面には、前記油路を断接するためのバルブが装着されるバルブ装着孔を形成し、
前記ポンプユニットは、前記第2の面から突出して装着されることを特徴とするポンプ装置。
よって、バルブがハウジングから飛び出している面にポンプユニットを突出させているため、ポンプ装置の大型化を抑制することができる。
(チ)上記(ト)に記載のポンプ装置において、
前記ハウジングの第2の面には前記油路内の液圧を検出する圧力センサが装着されるセンサ装着孔を形成し、前記突出したリアカバーは前記バルブおよび前記圧力センサによって囲繞されていることを特徴とするポンプ装置。
よって、バルブ、圧力センサがハウジングから飛び出している面にポンプユニットを突出させているため、ポンプ装置の大型化を抑制することができる。
(リ)上記(ヘ)に記載のポンプ装置において、
前記ポンプユニットは、有底筒状のリアカバーと、フロントカバーと、前記リアカバーと前記フロントカバーに挟まれて配置されたセンタカバーとから構成され、前記各カバーは一体的に構成し、前記リアカバーが前記第2の面から突出するように前記貫通孔に装着されることを特徴とするポンプ装置。
よって、バルブ、圧力センサがハウジングから飛び出している面にリアカバーを突出させているため、ポンプ装置の大型化を抑制することができる。
(ヌ)上記(リ)に記載のポンプ装置において、
前記貫通孔の前記第2の面側の孔縁には、前記リアカバーに係合して前記ポンプユニットの前記第2の面側へ移動を規制する抜け止め部が形成されていることを特徴とするポンプ装置。
よって、リアカバーを第2の面側に突出させつつ、ポンプユニットがハウジングから抜けることを防止することができる。
(ル)上記(ヌ)に記載のポンプ装置において、
前記フロントカバー側を前記第1の面に固定する固定手段を備え、
前記ポンプユニットは、前記固定手段と前記抜け止め部との間に挟み込まれていることを特徴とするポンプ装置。
よって、ポンプユニットをハウジングに固定することができる。
(ヲ)ハウジングと、
前記ハウジングに形成された低圧室を構成する貫通孔に収容され、端面が前記ハウジングの側面から突出して装着され、内部に高圧部を有するポンプユニットと、
前記低圧室を横断し、前記ポンプユニットの前記高圧部とハウジングとを連通する吐出通路部材と、
前記各ギヤポンプの間にセンサプレートと、
前記センタプレートを介してハウジング側と連通する連通部材と、
を備え、
前記ポンプユニットは、略円柱状を成しており、内部に2連のポンプ構造を有するタンデムギヤポンプであって、
前記低圧室は、前記ポンプユニットと前記貫通孔の周壁との間に形成され、
前記吐出通路部材は、前記低圧室の半径方向に沿って線対称に設けられるとともに、
前記低圧室は、Oリングによって各ギヤポンプに対応する第1低圧室と第2低圧室に区画され、
前記連通部材は、前記第1低圧室または前記第2低圧室の一方に設けられる構造であって、
前記各ギヤポンプのうち一方のポンプは、車両の第1のブレーキ配管系統に属するホイルシリンダ圧を昇圧し、他方のポンプは前記第1のブレーキ配管系統とは独立した第2のブレーキ配管系統に属するホイルシリンダ圧を昇圧するブレーキ装置に用いられることを特徴とするポンプ装置。
よって、ポンプユニットからブレーキ液が漏れたときにでも、高圧のブレーキ液がハウジング内に溜まることを抑制することができるため、ポンプユニットをハウジングに固定するカシメ部の強度を低くすることができる。
(ワ)上記(ヲ)に記載のポンプ装置において、
前記ハウジングの第1の面には前記ギヤポンプを駆動するモータが取り付けられ、前記ハウジングの第1の面に対向する第2の面には前記油路を断接するためのバルブが装着されるバルブ装着孔を形成し、
前記ポンプユニットは、前記第2の面から突出していることを特徴とするポンプ装置。
よって、バルブがハウジングから飛び出している面にポンプユニットを突出させているため、ポンプ装置の大型化を抑制することができる。
(カ)上記(ワ)に記載のポンプ装置において、
前記ポンプユニットは、有底筒状のリアカバーと、フロントカバーと、前記リアカバーと前記フロントカバーに挟まれて配置されたセンタカバーとから構成され、前記各カバーは一体的に構成し、前記リアカバーが前記第2の面から突出するように前記貫通孔に装着されることを特徴とするポンプ装置。
よって、バルブがハウジングから飛び出している面にリアカバーを突出させているため、ポンプ装置の大型化を抑制することができる。
(ヨ)上記(カ)に記載のポンプ装置において、
前記ハウジングの第2の面には前記油路内の液圧を検出する圧力センサが装着されるセンサ装着孔が掲載され、
前記突出したリアカバーは、前記バルブおよび前記圧力センサによって囲繞されていることを特徴とするポンプ装置。
よって、バルブおよび圧力センサがハウジングから飛び出している面にリアカバーを突出させているため、ポンプ装置の大型化を抑制することができる。
6 ゲートバルブ
7 増圧バルブ
8 減圧バルブ
15 マスタシリンダ圧センサ(圧力センサ)
16 吐出圧センサ(圧力センサ)
25 ポンプユニット
26 ハウジング
29 収容孔(貫通孔)
42 ベアリング装着孔(第2軸受保持孔)
47 リアカバー
48 センタカバー
49 フロントカバー
50 駆動軸
56 第1ギヤポンプ
59 第2ギヤポンプ
62 駆動側ニードルベアリング(第1軸受)
63 駆動側ボールベアリング(第2軸受)
72 ベアリング装着孔(第1軸受保持孔)
M モータ

Claims (3)

  1. 内部に油路が形成されたハウジングと、
    前記ハウジングに形成した貫通孔と、
    内部にポンプを備え、有底筒状のリアカバーと、フロントカバーと、前記リアカバーと前記フロントカバーとに挟まれて配置されたセンタカバーとを有し、前記各カバーは一体的に形成されたポンプユニットと、
    を備え、
    前記ポンプユニットが前記貫通孔に装着され前記ハウジングに取り付けられ
    前記ハウジングの第1の面には前記ポンプユニットのポンプを駆動するモータが取り付けられ、前記ハウジングの前記第1の面に対向する第2の面には、前記油路を断接するためのバルブが装着されるバルブ装着孔を形成し、
    前記リアカバーが、前記ハウジングの前記第2の面から突出するように前記貫通孔に装着されていることを特徴とするポンプ装置。
  2. 請求項1に記載のポンプ装置において、
    前記ハウジングの前記の面には前記油路内の液圧を検出する圧力センサが装着されるセンサ装着孔を形成し、前記突出したリアカバーは前記バルブおよび前記圧力センサによって囲繞されていることを特徴とするポンプ装置。
  3. 請求項2に記載のポンプ装置において、
    前記ポンプユニットは内部にギヤポンプと前記ギヤポンプを駆動する駆動軸とを備え、 前記リアカバーには前記駆動軸の一端を支持する第1軸受を保持する第1軸受保持孔を形成し、前記フロントカバーには、前記駆動軸の他端を支持する第2軸受を保持する第2軸受保持孔を形成したことを特徴とするポンプ装置。
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