JP5717856B2 - 内部通気弁 - Google Patents

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Description

本発明は、広くは、内部通気弁に関する。
二方弁は、弁本体内の弁スプールの位置に基づいて体積が変化する領域が、2つのシール間に形成される状態を有している。通常、通気孔は、弁本体の外側から内側に向かってドリル穿孔される。弁スプールが弁本体内で移動するとき、空気は、通気孔内に吸引されまたは吹き出される。体積がその圧力を通気できないすなわち均等化できない場合には、弁は適正に機能しなくなる。通気孔は、汚染物質が弁に入り得る開放通路を形成してしまうため、後で浄化が必要になる。
弁は、第1体積および第2体積を形成する主通路を備えた弁本体を有している。弁はまた、弁本体に対して移動可能な弁スプールを有している。弁スプールは、第1体積および第2体積の各々に流体連通できる中央通気通路を有している。弁スプールが弁本体に対して移動するとき、および弁が作動位置と非作動位置との間で変化するとき、空気が、中央通気通路を通って第1体積と第2体積との間で流れる。
他の例示実施形態では、弁は、第1体積および第2体積を形成する主通路を備えた弁本体を有している。弁はまた、弁本体に対して移動可能な弁スプールを有している。弁スプールは、中央通気通路と、該中央通気通路に対して実質的に横断方向に配置されかつ該中央通気通路に流体連通する第1通気通路および第2通気通路とを有している。第1通気通路は第1体積に流体連通でき、第2通気通路は第2体積に流体連通できる。弁スプールが弁本体に対して移動されると、空気が、中央通気通路、第1通気通路および第2通気通路を通って、第1体積と第2体積との間で流れる。弁スプールは弁本体に対して移動し、弁は作動位置と非作動位置との間で変化する。弁はまた、弁スプールに取付けられた第1外側スプール延長部および第2外側スプール延長部を有している。弁が作動位置にあるとき、第1通気通路は第1体積に流体連通せず、第2通気通路は第2体積に流体連通する。弁が非作動位置にあるとき、第1通気通路は第1体積に流体連通し、第2通気通路は第2体積に流体連通しない。弁が作動位置にあるとき、第1体積は空気を全く収容せず、第2体積は空気を収容し、弁が非作動位置にあるとき、第1体積は空気を収容し、第2体積は空気を全く収容しない。弁スプールが弁本体に対して移動すると、空気は、中央通気通路、第1通気通路および第2通気通路を通って、第1体積と第2体積との間で搬送される。
他の例示実施形態では、弁内の空気を通気させる方法が、弁スプールを弁本体に対して移動させる段階を有し、弁本体が、第1体積および第2体積を形成する主通路を有し、弁スプールが、第1体積および第2体積の各々に流体連通できる中央通気通路を有する。この方法はまた、弁スプールの移動中に、空気を、中央通気通路を通して第1体積と第2体積との間に流す段階を有している。
本発明の上記および他の特徴は、以下の説明および添付図面から最も良く理解されよう。
本発明の種々の特徴および長所は、好ましい実施形態についての以下の詳細な説明から当業者には明らかになるであろう。詳細な説明を補助する添付図面を簡単に説明する。
作動位置にある弁を示す。 弁のシールを示す。 作動位置と非作動位置との間の第1中間位置にある弁を示す。 作動位置と非作動位置との間の第2中間位置にある弁を示す。 非作動位置にある弁を示す。
図1は、作動位置(すなわち開位置)にある弁10を示す。一例では、弁10は2”弁である。弁10は、任意の環境、例えば製薬、食品または海洋掘削環境で使用できる。
弁10は、弁本体12と、該弁本体12内で摺動可能な弁スプール14とを有している。一例では、弁本体12は金属で作られている。弁本体12は、入口16と、出口18と、排出口20とを有している。弁本体12はまた、第1体積22および別の第2体積24を形成しており、これらの両体積22、24は、弁本体12に対する弁スプール14の移動中に互いに流体連通しており、したがって変化できる。一例では、第1シールリテーナ26が弁本体12の第1端部30に配置され、第2シールリテーナ28が弁本体12の反対側の第2端部32に配置されている。一例では、両シールリテーナ26、28はステンレス鋼で作られている。弁スプール14と各シールリテーナ26、28との間には少なくとも1つのシール70が配置されている。シールリテーナ26、28は弁本体12に取付けられている。一例では、シール70は、シールリテーナ26、28の溝(図示せず)内に配置されたO−リングである。一例では、シール70はゴムのようなエラストマーで作られている。
弁本体12は、この第1端部30から第2端部32まで長手方向に延びている主通路34を有している。主通路34は、第1体積22と、第2体積24と、入口16と出口18との間および第1体積22と第2体積24との間に配置された空気通路36とを有している。
弁スプール14は、第1シールリテーナ26の通路37と、弁本体12の主通路34と、第2シールリテーナ28の通路38とを通って延びている。一例では、弁スプール14はステンレス鋼で作られている。弁スプール14は、第1シールリテーナ26および弁本体12の第1端部30の近くに位置する第1端部40と、第2シールリテーナ28および弁本体12の第2端部32の近くに位置する反対側の第2端部42とを有している。弁スプール14の第1端部40にはハンドル44が取付けられている。弁10は、ハンドル44の手動操作により、図1の作動位置から、図5の非作動位置(閉位置)まで変化される。弁スプール14には第1外側スプール延長部46および第2外側スプール延長部48が取付けられかつ弁本体12内に配置されている。一例では、両外側スプール延長部46、48は弁スプール14に螺着されている。弁スプール14と各外側スプール延長部46、48との間には、少なくとも1つのシール72が配置されている。一例では、シール72は、弁スプール14の溝(図示せず)内に配置されたO−リングであり、ゴムのようなエラストマーで作られている。
中央通気通路50が、弁スプール14の第1端部40から第2端部42まで長手方向に延びている。中央通気通路50の第1端部40で、中央通気通路50内にはボールベアリング68が配置され、中央通気通路50の第2端部42で、中央通気通路50内にはボールベアリング52が配置されている。弁スプール14はまた、中央通気通路50を横断している第1通気通路54および第2通気通路56を有している。一例では、第1通気通路54および第2通気通路56は、中央通気通路50に対して垂直である。
弁スプール14はまた、この第2通気通路56と第2端部42との間に配置されたロック通路58を有している。ロック通路58と第2通気通路56との間でロック通路58の上方にはボールベアリング77が配置されている。ボールベアリング52、68、77は、中央通気通路50をシールして、空気の漏洩を防止する。
第1内側スプール延長部60および第2内側スプール延長部62が弁スプール14を包囲している。第1内側スプール延長部60は、第1外側スプール延長部46と弁スプール14の環状突出部64との間に配置されかつ保持され、第2内側スプール延長部62は、第2外側スプール延長部48と弁スプール14の環状突出部66との間に配置されかつ保持されている。内側スプール延長部60、62は、弁スプール14に螺着されてはいない。
弁本体12と各外側スプール延長部46、48との間には、少なくとも1つのシール74が配置されている。一例では、シール74は、外側スプール延長部46、48の溝(図示せず)内に配置されたO−リングである。図2に示すように、各シール74は、エラストマー(例えばゴム)で作られた第1部分76と、テフロン(デラウェア州、WilmingtonのE. I. du Pont de Nemours and Company社が保有する登録商標)等の非粘着性材料で作られた第2部分78とからなる。各シール74の第2部分78は、弁本体12と接触し、弁本体12に対する弁スプール14の滑らかな移動を可能にしている。
弁スプール14は、第1環状溝84および第2環状溝82を有している。第1シールリテーナ26は、環状弾性部材86を受入れる環状溝88を有している。一例では、環状弾性部材86はスプリングである。第1環状溝84は、弁スプール14を図1の作動位置に保持すべく環状弾性部材86を受入れ、第2環状溝82は、弁スプール14を図5の非作動位置に保持すべく環状弾性部材86を受入れる。環状溝82、84および環状弾性部材86は、デテント(戻り止め)として機能する。
図1に示すように、弁10が作動位置(すなわち開位置)にあるとき、例えば空気などの流体が、入口16を通って弁10に入り、空気通路36を通って流れ、出口18を通って弁10から出る。第2外側スプール延長部48が排出口20を閉塞し、空気が排出口20を通って流れることを防止する。弁スプール14は、第1外側スプール延長部46が、第1体積22を形成する領域内にあり、かつ第2外側スプール延長部48が、第2体積24を形成する領域の上部に位置するように位置決めされる。すなわち、第1外側スプール延長部46が第1シールリテーナ26と接触し、第2外側スプール延長部48が第2シールリテーナ28から間隔を隔てて配置される。第1通気通路54は第1シールリテーナ26内に配置され、第1体積22とは流体連通していない。第2通気通路56は第2体積24に流体連通している。弁10が作動位置にあるとき、環状弾性部材86は、弁スプール14を所定位置に保持するデテントとして機能する第1環状溝84内に配置される。第1体積22は第1外側スプール延長部46により占拠され、したがって空気を全く収容していない。一方、第2体積24の底領域はいかなる構造物によっても占拠されず、したがって空気を収容している。作動位置では、第1体積22はほぼ0%の空気を収容し、第2体積24の上方領域はほぼ100%の空気を収容している。
弁10を図5に示す非作動位置(すなわち閉位置)に移動させるには、使用者がハンドル44を掴み、図1の位置に対して押し下げる。第1外側スプール延長部46が第1シールリテーナ26から離れる方向に移動され、かつ第2外側スプール延長部48が第2シールリテーナ28に近づく方向に移動され、環状弾性部材86が第1環状溝84から取出される。弁スプール14が下方に移動されると、弁スプール14は一時的に図3に示す位置に移動する。第1外側スプール延長部46が、入口16を部分的に閉塞する。弁スプール14が下方に移動すると、第2体積24内の空気は、第2通気通路56、中央通気通路50および第1通気通路54を通って第1体積22内に流入する。通気通路50、54、56は、空気が第1体積22と第2体積24との間で流れることを可能にする。この位置では、第1体積22内にはx%の空気が存在し、第2体積24内には(100−x)%の空気が存在する。
弁スプール14を下方に移動し続けると、弁スプール14は、一時的に図4に示す位置に移動する。この位置では、第1外側スプール延長部46が、図3の位置よりも第1シールリテーナ26から更に離れる方向に移動され、かつ第2外側スプール延長部48が、図3の位置よりも第2シールリテーナ28に近づく方向に移動される。第1外側スプール延長部46は入口16を完全に閉塞し、第2外側スプール延長部48は排出口20を部分的に閉塞するに過ぎない。弁スプール14が下方に移動すると、第2体積24内の空気は、第2通気通路56、中央通気通路50および第1通気通路54を通って第1体積22内に流入する。通気通路50、54、56は、空気が第1体積22と第2体積24との間で流れることを可能にする。この位置では、第1体積22内にはy%の空気が存在し、第2体積24内には(100−y)%の空気が存在する(ここで、yはxより大きい)。
弁スプール14は、図5に示すように、第2外側スプール延長部48が第2シールリテーナ28に接触するまで下方に移動し続けられる。これにより、弁10は非作動位置(すなわち閉位置)を占め、流体は排出口20を通って排出される。第1外側スプール延長部46は入口16を閉塞し、空気が弁10内に流入することを防止する。弁スプール14が非作動位置に移動すると、第2体積24内の空気は、第2通気通路56、中央通気通路50および第1通気通路54を通って第1体積22内に流入する。通気通路50、54、56は、空気が第1体積22と第2体積24との間で流れることを可能にする。弁スプール14は、第1外側スプール延長部46が空気通路36内に部分的に配置されかつ第2外側スプール延長部48が、第2体積24を形成する領域の下方部分内に位置するように位置決めされる。すなわち、第1外側スプール延長部46は第1シールリテーナ26から離れるように移動され、第2外側スプール延長部48は第2シールリテーナ28に接触する。第1通気通路54は、第1体積22に流体連通している。第2通気通路56は第2シールリテーナ28内に配置され、第2体積24とは流体連通していない。弁10が非作動位置にあるとき、環状弾性部材86は、弁スプール14を所定位置に保持するデテントとして機能する第2環状溝82内に配置される。第1体積22はいかなる構造物によっても占拠されておらず、したがって空気を収容してい。一方、第2体積24の底領域は第2外側スプール延長部48により占拠され、したがって空気を全く収容していない。この非作動位置では、第1体積22がほぼ100%の空気を収容し、第2体積24が収容する空気はほぼ0%である。
ひとたび弁10が非作動位置を占めると、南京錠のようなロック80(概略的に示す)をロック通路58に挿入して、弁スプール14を非作動位置に保持することができる。ロック80は、弁本体12に対する弁スプール14の移動を防止する。
弁10を作動させる場合には、使用者は、ロック通路58からロック80を取外し、ハンドル44を掴んで図5の位置から上方に引き上げる。弁スプール14が上方に移動されると、環状弾性部材86が弁スプール14の第2環状溝82から取出され、弁スプール14は一時的に図4に示す位置に移動する。弁スプール14が移動すると、第2体積24内の空気は、第2通気通路56、中央通気通路50および第1通気通路54を通って第1体積22内に流入する。通気通路50、54、56は、空気が第1体積22と第2体積24との間で流れることを可能にする。この位置では、第1体積22内にはy%の空気が存在し、第2体積24内には(100−y)%の空気が存在する。
弁スプール14を上方に移動し続けると、弁スプール14は一時的に図3に示す位置に移動する。弁スプール14が移動すると、第体積2内の空気は、第通気通路5、中央通気通路50および第通気通路5を通って第体積2内に流入する。通気通路50、54、56は、空気が第1体積22と第2体積24との間で流れることを可能にする。この位置では、第1体積22内にはx%の空気が存在し、第2体積24内には(100−x)%の空気が存在する。
弁スプール14は、図1に示すように、第1外側スプール延長部46が第1シールリテーナ26に接触するまで上方に移動し続ける。これにより、弁10は作動位置(開位置)を占める。環状弾性部材86は、弁スプール14の第1環状溝84内に配置され、弁スプール14を所定位置に保持する。流体は、入口16から出口18へと流れる。弁スプール14が作動位置に移動すると、第1体積22内の空気は、第1通気通路54、中央通気通路50および第2通気通路56を通って第2体積24内に流入する。通気通路50、54、56は、空気が第1体積22と第2体積24との間で流れることを可能にする。作動位置では、第1体積22はほぼ0%の空気を収容し、第2体積24はほぼ100%の空気を収容する。
通気は、弁本体12に対して弁スプール14が変位する間に重要である。弁スプール14が弁本体12に対して移動するとき、空気が、通気通路50、54、56を通って第1体積22および第2体積24の間で流れるので、両体積22、24の体積は変化できる。弁本体12に対して弁スプール14が移動する間、第1体積22および第2体積24の体積は互いに反比例して変化する。一方の体積が減少すると、他方の体積が増大する(図1、3、4、5参照)このとき、第1体積22、第2体積24および通気通路50、54、56を含む1つの閉空間が形成されると共に該閉空間内と該閉空間外とは非連通とされて該閉空間内の空気が密封されている。したがって、第1体積22および第2体積24の全体積は一定である。通気通路50、54、56は、外部通気孔の必要性を無くし、したがって外部汚染物質が弁10に流入することを防止する。
上記説明は、本発明の原理の単なる例示である。上記教示から本発明の多くの修正および変更が可能である。本発明の好ましい実施形態を開示したが、当業者ならば本発明の範囲内に包含される何らかの修正を考え得るであろう。したがって、本発明は、特別に説明されたもの以外でも、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で実施することができる。このことから、本発明の真の範囲および内容を判断するのに特許請求の範囲の記載を研究すべきである。
10 弁
12 弁本体
14 弁スプール
16 入口
18 出口
20 排出口
22 第1体積
24 第2体積
34 主通路
50 中央通気通路
54 第1通気通路
56 第2通気通路
82 第2環状溝
84 第1環状溝
86 環状弾性部材

Claims (19)

  1. 第1体積および第2体積を形成する主通路を備えた弁本体と、
    該弁本体に対して移動できかつ第1体積と第2体積との間に配置される弁スプールとを有し、該弁スプールが、第1体積および第2体積の各々に流体連通できる中央通気通路と、該中央通気通路を実質的に横断しかつ中央通気通路および第1体積に流体連通している第1通気通路と、中央通気通路を実質的に横断しかつ中央通気通路および第2体積に流体連通している第2通気通路とを備え、
    前記第1体積、第2体積、中央通気通路、第1通気通路および第2通気通路を含む1つの閉空間が形成されると共に該閉空間内と該閉空間外とは非連通とされて該閉空間内の空気が密封され、
    弁を作動位置と非作動位置との間で変化させるべく弁スプールが弁本体に対して移動するとき、空気が中央通気通路を通って第1体積と第2体積との間を流れ、
    弁スプールが非作動位置にあるとき、弁スプールの一部が弁本体の外部に配置されることを特徴とする弁。
  2. 弁が作動位置にあるとき、第1通気通路は第1体積に流体連通せずかつ第2通気通路は第2体積に流体連通し、弁が非作動位置にあるとき、第1通気通路は第1体積に流体連通しかつ第2通気通路は第2体積に流体連通しないことを特徴とする請求項2記載の弁。
  3. 前記第1体積と第2体積との間で空気を搬送すべく弁スプールが弁本体に対して移動するとき、空気が第1通気通路、第2通気通路および中央通気通路を通って流れることを特徴とする請求項2記載の弁。
  4. 弁が作動位置にあるとき、第1体積は空気を全く収容せずかつ第2体積は空気を収容し、弁が非作動位置にあるとき、第1体積は空気を収容しかつ第2体積は空気を全く収容しないことを特徴とする請求項2記載の弁。
  5. 前記第1通気通路および第2通気通路が中央通気通路に対して実質的に垂直であることを特徴とする請求項1記載の弁。
  6. 前記弁スプールに取付けられた第1外側スプール延長部および第2外側スプール延長部を有し、第1外側スプール延長部および第2外側スプール延長部は別体でありかつ第1体積および第2体積を形成していることを特徴とする請求項1記載の弁。
  7. 前記第1外側スプール延長部と前記弁本体との間および前記第2外側スプール延長部と前記弁本体との間にはそれぞれシールを有し、該シールが、エラストマーで作られた部分と非粘着性材料で作られた部分とを有し、非粘着性材料が弁本体に接触することを特徴とする請求項6記載の弁。
  8. 弁が作動位置にあるとき、流体が入口を通って弁に流入し、出口を通って弁から流出しかつ第2外側スプール延長部が排出口を閉塞し、弁が非作動位置にあるとき、流体が排出口を通って弁から流出しかつ第1外側スプール延長部が入口を閉塞することを特徴とする請求項6記載の弁。
  9. 前記弁スプールがロック通路を有し、該ロック通路がロックを受入れて弁を非作動位置に保持することを特徴とする請求項1記載の弁。
  10. 前記第1体積と第2体積とを加えた体積は一定であることを特徴とする請求項1記載の弁。
  11. 前記弁本体の第1端部には第1シールリテーナが配置され、弁本体の反対側の第2端部には第2シールリテーナが配置されていることを特徴とする請求項1記載の弁。
  12. 前記第1シールリテーナは環状弾性部材を受入れる環状溝を有し、弁スプールは第1環状凹部および第2環状凹部を有し、環状弾性部材は、弁が作動状態にあるときに第1環状凹部内に受入れられ、弁が非作動状態にあるときに第2環状凹部内に受入れられることを特徴とする請求項11記載の弁。
  13. 前記弁スプールは、第1シールリテーナの第1通路および第2シールリテーナの第2通路を通って延びていることを特徴とする請求項11記載の弁。
  14. 第1体積および第2体積を形成する主通路を備えた弁本体と、
    該弁本体に対して移動できかつ第1体積と第2体積との間に配置される弁スプールとを有し、該弁スプールが、中央通気通路と、該中央通気通路を実質的に横断しかつ中央通気通路および第1体積に流体連通している第1通気通路と、中央通気通路を実質的に横断しかつ中央通気通路および第2体積に流体連通している第2通気通路とを備え、
    前記第1体積、第2体積、中央通気通路、第1通気通路および第2通気通路を含む1つの閉空間が形成されると共に該閉空間内と該閉空間外とは非連通とされて該閉空間内の空気が密封され、
    弁を作動位置と非作動位置との間で変化させるべく弁スプールが弁本体に対して移動するとき、空気は、中央通気通路、第1通気通路および第2通気通路を通って第1体積と第2体積との間を流れ、
    弁スプールに取付けられた第1外側スプール延長部および第2外側スプール延長部を更に有し、
    弁が作動位置にあるとき、第1通気通路は第1体積に流体連通せずかつ第2通気通路は第2体積に流体連通し、弁が非作動位置にあるとき、第1通気通路は第1体積に流体連通しかつ第2通気通路は第2体積に流体連通せず、
    弁が作動位置にあるとき、第1体積は空気を全く収容せずかつ第2体積は空気を収容し、弁が非作動位置にあるとき、第1体積は空気を収容しかつ第2体積は空気を全く収容せず、
    弁スプールが非作動位置にあるとき、弁スプールの一部が弁本体の外部に配置されることを特徴とする弁。
  15. 前記第1体積と第2体積との間で空気を搬送すべく弁スプールが弁本体に対して移動するとき、空気が第1通気通路、第2通気通路および中央通気通路を通って流れることを特徴とする請求項14記載の弁。
  16. 前記第1外側スプール延長部と前記弁本体との間および前記第2外側スプール延長部と前記弁本体との間にはそれぞれシールを有し、該シールが、エラストマーで作られた部分と非粘着性材料で作られた部分とを有し、非粘着性材料が弁本体に接触することを特徴とする請求項14記載の弁。
  17. 弁が作動位置にあるとき、流体が入口を通って弁に流入し、出口を通って弁から流出しかつ第2外側スプール延長部が排出口を閉塞し、弁が非作動位置にあるとき、流体が排出口を通って弁から流出しかつ第1外側スプール延長部が入口を閉塞することを特徴とする請求項14記載の弁。
  18. 前記第1体積と第2体積とを加えた体積は一定であることを特徴とする請求項14記載の弁。
  19. 弁本体に対して弁スプールを移動させる段階を有し、弁本体は、第1体積および第2体積を形成する主通路を備え、弁スプールは、第1体積と第2体積との間に配置されかつ第1体積および第2体積の各々に流体連通できる中央通気通路を備え、該中央通気通路を実質的に横断しかつ中央通気通路および第1体積に流体連通している第1通気通路と、中央通気通路を実質的に横断しかつ中央通気通路および第2体積に流体連通している第2通気通路とを備え、前記第1体積、第2体積、中央通気通路、第1通気通路および第2通気通路を含む1つの閉空間が形成されると共に該閉空間内と該閉空間外とは非連通とされて該閉空間内の空気が密封され、弁スプールは、弁を作動位置と非作動位置との間で変化させるべく弁本体に対して移動し、弁スプールが非作動位置にあるとき、弁スプールの一部が弁本体の外部に配置され、
    前記弁スプールを移動させる段階中に、中央通気通路、第1通気通路および第2通気通路を通して第1体積と第2体積との間に空気を流す段階を更に有することを特徴とする弁内で通気する方法。
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