JP5717195B2 - 受信器、半導体装置、および信号伝送方法 - Google Patents

受信器、半導体装置、および信号伝送方法 Download PDF

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Description

(関連出願についての記載)
本発明は、日本国特許出願:特願2009−052711号(2009年3月5日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、受信器、半導体装置、および信号伝送方法に関し、特に電磁誘導によって信号伝送を行う受信器、半導体装置、および方法に関する。
近時、半導体装置に組み込まれる回路の高集積化に伴い、複数の半導体チップを積層し各半導体チップ上に形成されたコイル間の電磁誘導によってデータ伝送を実現する半導体装置が提案されている。これらの半導体装置は、一方の半導体チップに形成されたコイルが磁界信号を発生し、もう一方の半導体チップに形成されたコイルには、送信コイルに入力された電流信号の微分値に比例した信号が誘起され、誘起した信号を受信することによって、チップ間の信号伝送を非接触で行うものである(特許文献1〜4、非特許文献1〜4参照)。
特開平7−221260号公報 特開平8−236696号公報 国際公開第2007/29435号パンフレット 米国特許第4785345号公報
Noriyuki Miura、 et al.,"Analysis and Design of Transceiver Circuit and Inductor Layout for Inductive Inter−chip Wireless Superconnect", IEEE 2004 Symposium on VLSI Circuits Digest of Technical Papers, pp.246−249(2004). Hiroki Ishikuro, et al.,"An Attachable Wireless Chip Access Interface for Arbitrary Data Rate Using Pulse−Based Inductive−Coupling through LSI Package", IEEE International Solid−State Circuits Conference 2007 Digest of Technical Papers, pp.360−361,608(2007). Noriyuki Miura, et al.,"A 1Tb/s 3W Inductive−Coupling Transceiver for Inter−Chip Clock and Data Link", IEEE International Solid−State Circuits Conference 2006 Digest of Technical Papers, pp.11−13(2006) Noriyuki Miura, et al.,"An 11Gb/s Inductive−Coupling Link with Burst Transmission", IEEE International Solid−State Circuits Conference 2008 Digest of Technical Papers, pp.298−299,614(2008)
以下の分析は本発明において与えられる。
関連技術においては、受信コイルに誘起される信号をある周期を持つクロックタイミングでサンプリングすることで、送信データを受信している。このとき、受信コイルに誘起される信号の幅は、送信データの周期に比べて小さく、受信クロックを高い精度で制御する必要がある。その為、受信クロックの制御のために、大きな制御回路を要したり、消費電力が大きくなったりしてしまっていた。
また、例えば、非特許文献3では、送信コイルに入力する電流のタイミングを制御する信号を送信データと並行してクロック信号も送信することで、高い精度の受信クロック信号を実現している。しかしながら、送信データ以外にクロック送信用のコイル対が必要となり、占有面積、消費電力共に大きくなってしまう。
一方、非特許文献4では、信号受信を非同期で実現することにより、受信クロック信号を不要としている。したがって、低電力化が可能となる。しかしながら、受信したデータと同期するクロック信号が存在しないため、受信データと受信データを利用するほかの演算回路などとの間の同期を取ることができない。そこで、演算回路と同期を取るためのクロックチャネルを別に用意し、同期クロック信号を復元している。したがって、占有面積、消費電力共に大きくなってしまう。
本発明の目的は、電磁誘導により非接触で信号伝送を行うにあたり、高い精度で制御された受信クロック信号を必要とせず、低消費電力かつ低占有面積の受信器、半導体装置、および信号伝送方法を提供することである。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係る受信器は、データの伝送に係る送信クロック信号の立ち上がりまたは立下り毎に送信コイルに対してデータに対応する極性の電流を流し、送信コイルに電流が流れることで電磁誘導によって誘起される信号を生成する受信コイルと、受信コイルで生成される信号におけるレベル遷移を検出する遷移検出回路と、遷移検出回路の検出結果に基づいて再生クロック信号の再生を行うクロック再生回路と、を備える。クロック再生回路は、遷移検出回路の検出結果を表す信号を積分する積分回路と、所定の閾値を有し、積分回路の出力信号を2値化するバッファ回路と、を備える。再生クロック信号は、送信クロック信号に同期して再生される。
本発明の他のアスペクト(側面)に係る受信器は、データの伝送に係る送信クロック信号の立ち上がりまたは立下り毎に送信コイルに対してデータに対応する極性の電流を流し、送信コイルに電流が流れることで電磁誘導によって誘起される信号を生成する受信コイルと、受信コイルで生成される信号におけるレベル遷移を検出する遷移検出回路と、遷移検出回路の検出結果に基づいて再生クロック信号の再生を行うクロック再生回路と、を備える。クロック再生回路は、遷移検出回路の検出結果を表す検出結果信号を遅延する遅延回路と、検出結果信号と遅延回路の出力信号との論理レベルの一致不一致を判定し、判定結果に基づいてクロック信号の再生を行う演算回路と、を備える。再生クロック信号は、送信クロック信号に同期して再生される。
本発明によれば、クロック専用の伝送チャネルを設けたり、高い精度で制御された受信クロック信号を用いたりせずに信号伝送が可能であるので、占有面積の削減、低消費電力化が可能となる。
本発明の実施例に係る送信器の構成を示す図である。 本発明の実施例に係る送信器の回路図である。 本発明の実施例に係る受信器の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係るクロック再生器の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る信号遷移検出器の回路図である。 本発明の第1の実施例に係る信号遷移検出器の他の回路図である。 本発明の第1の実施例に係るクロック波形整形器の回路図である。 本発明の第1の実施例に係る送受信器のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施例に係る信号遷移検出器の回路図である。 本発明の第2の実施例に係る信号遷移検出器の他の回路図である。 本発明の第2の実施例に係るヒステリシスアンプの回路図である。 本発明の第2の実施例に係る送受信器のタイミングチャートである。 本発明の第3の実施例に係るクロック再生器の構成を示す図である。 本発明の実施例に係る半導体装置の構成を示す図である。 本発明の実施例に係る半導体装置の断面図を示す図である。 本発明の実施例に係る半導体装置の他の構成を示す図である。 本発明の実施例に係る半導体装置のさらに他の構成を示す図である。 本発明の実施例に係る半導体装置の別の構成を示す図である。
本発明の実施形態に係る受信器は、データの伝送に係るクロック信号の立ち上がりまたは立下り毎に送信コイルに対してデータに対応する極性の電流を流し、送信コイルに電流が流れることで電磁誘導によって誘起される信号を生成する受信コイルと、受信コイルで生成される信号におけるレベル遷移を検出する遷移検出回路と、遷移検出回路の検出結果に基づいてクロック信号の再生を行うクロック再生回路と、を備える。
遷移検出回路は、受信コイルに誘起された信号レベルを複数の閾値に対して判別する判別回路と、複数の閾値のそれぞれに対応する判別結果の論理演算を行うことで遷移検出回路の検出結果を求める論理演算回路と、を備えるようにしてもよい。
判別回路は、信号レベルを第1の閾値と比較する第1の比較器と、信号レベルを第1の閾値より低い第2の閾値と比較する第2の比較器と、を備え、論理演算回路は、信号レベルが第1の閾値以上である場合、または第2の閾値以下である場合に第1の論理値を出力し、信号レベルが第2の閾値を超え、かつ第1の閾値未満である場合に第2の論理値を出力するようにしてもよい。
遷移検出回路は、受信コイルに誘起された信号を入力し、2つの閾値に対応して動作するヒステリシス回路であってもよい。
クロック再生回路は、遷移検出回路の検出結果を表す信号を積分する積分回路と、所定の閾値を有し、積分回路の出力信号を2値化するバッファ回路と、を備えるようにしてもよい。
クロック再生回路は、遷移検出回路の検出結果を表す検出結果信号を遅延する遅延回路と、検出結果信号と遅延回路の出力信号との論理レベルの一致不一致を判定し、判定結果に基づいてクロック信号の再生を行う演算回路と、を備えるようにしてもよい。
遅延回路における信号遅延量は、送信コイルに流される電流波形の信号幅の半分であることが好ましい。
クロック再生回路は、発振回路と位相周波数検出回路を備え、位相周波数検出回路は、遷移検出回路の検出結果を表す検出結果信号と発振回路の発振信号との位相および/または周波数の差を検出し、発振回路は、差に対応させて発振周波数を変化した発振信号を、位相周波数検出回路に出力すると共に再生したクロック信号として出力するようにしてもよい。
再生したクロック信号によって受信コイルに誘起された信号からデータを復元する回路を備えるようにしてもよい。
また、本発明の実施形態に係る受信器は、概略以下の構成としてもよい。
(1)送信コイル及び該送信コイルとインダクタ結合する受信コイルとを用いてデータを伝送するための信号伝送方式であって、送信コイル、及び、データの伝送に用いるクロックの立ち上がり、または、立下り毎に送信コイルに対して電流を流し、送信コイルに電流が流れることで受信コイルに誘起した信号をクロックの立ち上がりまたは立下り毎に取り込み、送信されたデータを復元して信号伝送を伝送する信号伝送方式であって、受信コイルに接続され受信コイルに誘起される信号の遷移を検出する遷移検出回路と、遷移検出回路によって検出された信号と常に同じ位相差となる信号を発生させる回路を備えた受信器。
(2)受信コイルに誘起される信号の遷移を検出する回路によって検出された信号と常に同じ位相差となる信号がクロック信号である受信器。
(3)受信コイルに接続された遷移判別器であって、受信コイルに誘起された信号のレベルを複数の閾値に対して判別する判別回路と、判別回路の出力と接続し、判別結果を演算する演算回路を備え、受信コイルに誘起された信号遷移を検出する遷移検出器を備えた受信器。
(4)複数の閾値は、所定のプラスおよび/またはマイナスの閾値である受信器。
(5)受信コイルの一端に接続し、ある所定のプラス閾値との比較を行う判定器と、受信コイルの一端に接続し、ある所定のマイナス閾値との比較を行う判定器と、判定器の出力の論理和を取る演算回路を備えた受信器。
(6)受信コイルの一端に接続し、複数の閾値に対して判別する回路であって、該回路のある所定の時間前の出力結果に依存した判別結果を出力する判別回路と、判別回路の出力結果と接続する遅延回路と、判別回路の出力結果と、遅延回路の出力との排他的論理和を演算する演算回路を備えた受信器。
(7)遅延回路の信号遅延量が、送信コイルに入力される信号幅の半分である受信器。
(8)遷移検出回路の出力と接続し、該遷移検出回路の出力結果と常に同じ位相差を持ち、出力信号の幅を変化できる波形整形回路を備えた受信器。
(9)波形整形回路が異なる閾値を有する少なくとも一つ以上の反転回路を備えた受信器。
(10)出力する信号の位相または周波数またはその両方の制御が可能な発信器と該発振器の出力と、線検出回路の出力の位相差、または周波数差またはその両方の検出が可能であり、かつ、位相差、または周波数差、またはその両方を小さくするような発信器の制御信号を出力する位相・周波数検出回路を備えた受信器。
(11)送信クロックと常に同じ位相差となる信号によって受信コイルに誘起された信号から送信信号を復元する回路を備えた受信器。
さらに、上記の受信器を備えた半導体装置を構成してもよい。
本明によれば、電磁誘導によって非接触で信号伝送を行うにあたり、送信コイルに印加される電流のタイミングが送信する信号のデータ列に依存せず決められた周期であるような信号伝送方式を用いる。そして、受信コイルに誘起される信号の遷移を、遷移検出回路(信号遷移検出器)を用いて検出し、検出した信号遷移タイミングを利用して、送信信号と同期するクロック信号の復元を行うことが可能である。このため、送受信器の占有面積の削減、送受信に要する電力の削減、信号伝送距離の拡大の少なくとも1つが実現可能となる。
また、受信器において、送信信号と同期するクロック信号の復元と同時に、信号受信を行うようにしてもよい。さらに、復元したクロック信号を受信器が搭載された半導体装置の信号演算装置の同期信号として用いてもよい。
以下、実施例に即し、図面を参照して詳しく説明する。
図14を参照して、本実施例の半導体装置の構成を説明する。図14を参照すると、電磁誘導によって非接触で信号伝送を行う半導体チップ31、32は、受信コイルLr、送信コイルLtを対向させるように配置される。半導体チップ31において、送信データ信号Dtと送信クロック信号Cktを入力する送信器10に送信コイルLtが接続されている。
図15は、図14で示した半導体装置の断面図である。図15の例では、送信コイルLtと送信器10が半導体チップ31に備えられ、受信コイルLrと受信器20が半導体チップ32に備えられた場合を示す。しかしながら、本実施例の半導体装置は、この構成に限定されるものではなく、図16に示すように、半導体チップ31上に送信コイルLt、送信器10、及び、受信コイルLrを備え、半導体チップ32a上に受信器20を備えてもよい。また、図17に示すように、半導体チップ31a上に送信器10を備え、半導体チップ32上に送信コイルLt、受信コイルLr、及び、受信器20を備えてもよい。さらに、図18に示すように、送受信コイルLrを半導体チップ31、32aに備える必要性もなく、例えば、半導体チップ31とは異なる配線基板37上に少なくともいずれかのコイルを備え、半導体チップ31、32a上に形成された送信器10、または、受信器20と、送信コイルLt、または、受信コイルLrとを電気的に接続し、送信コイルLtと受信コイルLrを対向させて、電磁誘導を用いて信号を伝送させてもよい。図18の例では、受信コイルLrは、配線基板37に配され、配線36および電気配線35によって半導体チップ32aの受信器20に接続されている。
図1は、本発明の送信側装置のブロック図である。送信側装置は、送信器10、送信コイルLtから構成され、送信器10へは送信データ信号Dtに加えて送信クロック信号Cktが入力される。送信器10は、送信タイミング制御回路11と送信電流作成回路12から構成される。送信タイミング制御回路11は、送信クロック信号Cktを利用して送信コイルLtに流す電流のタイミングを制御する。一方、送信電流作成回路12は、送信タイミング制御回路11から出力される制御信号Ctlと送信データ信号Dtとから送信電流を作成する。本送信器の特徴は送信電流作成回路12の出力が送信データ信号Dtと送信クロック信号Cktから作成され、従来データの遷移点にだけ送信コイルLtに流されていた電流を、送信クロック信号Cktの全ての立ち上がり、または立下り時にデータの極性に合わせて送信コイルに電流を流すことである。すなわち、送信コイルLtに流れる電流が、送信データ信号Dtの遷移点だけでなく、送信タイミング制御回路11による制御信号Ctl、すなわち送信クロック信号Cktの遷移点に応じて作成され、その電流の向きが送信データ信号Dtに依存して変化することである。
図2には、本発明の送信器の詳細な送信回路の例を示す。送信器10には送信データ信号Dtと、その反転信号である送信データ反転信号Dtbと、送信クロック信号Cktとが入力される。送信クロック信号Cktは、遅延回路DLY1および否定排他的論理和回路XOR1に一方の入力端に入力される。遅延回路DLY1は、遅延時間制御信号Ct1によって送信クロック信号Cktの遅延時間を制御し、遅延した送信クロック信号Cktを否定排他的論理和回路XOR1に他方の入力端に出力する。否定排他的論理和回路XOR1は、送信クロック周波数と同等な周期を持つ微小パルスを、否定論理和回路NOR1の一方の入力端および否定論理和回路NOR2の一方の入力端に出力する。否定論理和回路NOR1は、他方の入力端に送信データ信号Dtを入力し、出力端をNMOSトランジスタMN1のゲートに接続する。否定論理和回路NOR2は、他方の入力端に送信データ反転信号Dtbを入力し、出力端をNMOSトランジスタMN2のゲートに接続する。インバータ回路INV1は、送信データ信号Dtを反転してPMOSトランジスタMP1のゲートに出力する。インバータ回路INV2は、送信データ反転信号Dtbを反転してPMOSトランジスタMP2のゲートに出力する。NMOSトランジスタMN1は、ソースを接地し、ドレインを送信コイルLtの一端およびPMOSトランジスタMP1のドレインに接続する。NMOSトランジスタMN2は、ソースを接地し、ドレインを送信コイルLtの他端およびPMOSトランジスタMP2のドレインに接続する。PMOSトランジスタMP1、MP2のソースは、電源に接続される。
送信データ信号Dtが1(ハイレベル)のとき、PMOSトランジスタMP1がオンし、送信データ反転信号Dtbは、0(ローレベル)であるため、PMOSトランジスタMP2はオフとなる。このとき、微小パルス(否定排他的論理和回路XOR1の出力)の極性に関わらずNMOSトランジスタMN1はオフとなる。一方、NMOSトランジスタMN2は、微小パルスが0の場合はオン、微小パルスが1の場合はオフとなる。従って、微小パルスが0の時だけPMOSトランジスタMP1からNMOSトランジスタMN2に向かって送信コイルLtに正の電流ITXが流れる。尚、ここで送信コイルLtに流れる電流の向きは、送信データ側から送信データ反転側に流れる電流(矢印の向き)を正とした。逆に微小パルスが1の場合は、PMOSトランジスタMP1だけがオンであり、NMOSトランジスタMN2がオフであるので、送信コイルLtには電流が流れない。
一方、送信データ信号Dtが0のとき、PMOSトランジスタMP1はオフし、送信データ反転信号Dtbは1であるため、PMOSトランジスタMP2はオンとなる。このとき、微小パルスの極性に関わらずNMOSトランジスタMN2はオフとなる。また、NMOSトランジスタMN1に関しては、微小パルスが0の場合はオン、微小パルスが1の場合はオフとなる。従って、微小パルスが0の時だけPMOSトランジスタMP2からNMOSトランジスタMN1に向かって送信コイルLtに負の電流ITXが流れる。
図15に示したように送信コイルLtと受信コイルLrは、対向して配置されているため、受信コイルLrには電磁誘導によって信号が誘起される。受信コイルLrに接続された受信器20は、図3に示すようにクロック再生器21および信号受信器22を備える。
図4に示すように、クロック再生器21は、信号遷移検出器(遷移検出回路に相当)23とクロック波形整形器(クロック再生回路に相当)24を備え、受信コイルLrに誘起された信号から送信クロック信号Cktと同期し常に同じ位相差を保った再生クロック信号Ckrを出力する。再生クロック信号Ckrは、その後の信号処理に用いたり、信号受信器22に入力して受信データ信号Drの出力に用いたりしても構わない。
次に信号遷移検出器23に関して説明する。図5は、信号遷移検出器の一例の回路図である。信号遷移検出器23は、受信コイルLrの一端と接続された2つの比較器CMP1、CMP2と、比較器CMP1、CMP2の出力の論理和を取る論理和回路OR1とを備える。比較器CMP1は、受信コイルLrに接続しないもう一方の入力端に、受信コイルLrのコモンモード電圧Vcからαだけ大きな信号を入力する。比較器CMP2は、Vc−αとなる電圧源が接続されている。論理和回路OR1は、受信コイルLrに誘起した電圧に対して、下記のような論理演算を行うことにより、受信コイルLrにおける信号の遷移を検出し遷移信号Stを出力する。
Vrx≧Vc+α、または、Vrx≦Vc−αの時、St=1
Vc−α<Vrx<Vc+αのとき、St=0
ここでは、受信コイルLrと信号遷移検出器23は、直接接続した例を示した。しかし、受信コイルLrと信号遷移検出器23を直接接続する必要はなく、受信コイルLrと信号遷移検出器23の間に増幅器などの回路が挿入されても、本発明の効果を妨げるものではない。
図6には、受信コイルLrの両端の入力端と接続する差動入力の増幅器AMP1を挿入した場合の信号遷移検出器23aの回路図を示す。このように、図5に示すようなシングル構成のみならず、図6のような差動構成の回路を用いてもかまわない。
次に、クロック波形整形器24について説明する。図7は、クロック波形整形器24の一例を示す回路図である。遷移信号Stは、送信コイルLtに入力される電流信号が変化している時間とほぼ同じ程度のパルス幅を有する。そこでクロック波形整形器24によって所望の信号幅を持つように波形を変換し、再生クロック信号Ckrを得る。ここでは、クロック波形整形器24の例として、図7に示すように、遷移信号Stを、抵抗素R1と容量素子C1からなる積分回路を介し、ある閾値をもつインバータ回路INV3、INV4を二つ組み合わせることで実現している。
図8は、本実施例の動作を説明するタイミング波形図である。図8には送信データ信号Dt、送信データ信号Dtを送信するための送信クロック信号Ckt、送信コイルLtに入力される送信電流ITX、受信コイルに誘起される信号の誘導電圧VRX、遷移信号検出器23の出力である遷移信号St、クロック波形整形器24によって波形整形された再生クロック信号Ckrのそれぞれの波形が示されている。
図8に示すように、信号送信時には、送信器10によって送信クロック信号Cktに同期し、かつ、送信データ信号Dtに依存した向きの送信電流ITXが送信コイルLtに入力される。その際、電磁誘導によって、受信コイルLrに誘導電圧がVRXとなる信号が誘起される。その時、受信コイルLrに接続された信号遷移検出器23を備えた受信器20により受信コイルLrの状態を観測し、信号遷移を検出する。この信号遷移検出器23の出力である遷移信号Stは、送信コイルLtの電流信号ITXと同期しているため、送信クロック信号Cktと常に同じ位相差を保つ。その後、遷移信号Stをクロック波形整形器24で波形整形し、送信クロック信号Cktと常に同じ位相差を持つ再生クロック信号Ckrを得る。
信号受信器22は、このようにして得た再生クロック信号Ckrを用いて信号を受信してもかまわない。送信器10の電源変動などによって送信クロック信号Cktの位相や周波数がばらついたとしても、前述したとおり、再生クロック信号Ckrは、送信クロック信号Cktと常に同じ位相差を保つため、誤りなく信号を受信することが可能となる。
また、本発明によって得られた再生クロック信号Ckrを用いて、受信信号を時系列で入力された信号をパラレル信号へと変換し、信号処理等に用いてもかまわない。
従来技術では信号伝送の誤りを減らすためには、送受信コイルのサイズを大きくしたり、伝送距離を短く保ったり、送受信に要するパワーが必要であったり、高精度なクロック調整機構などを必要とした。しかし、本発明によれば、受信コイルで生成される信号におけるレベル遷移を検出して再生クロック信号を作り出すので、占有面積の削減、低消費電力化が可能となる。
図9は、本発明の第2の実施例に係る信号遷移検出器の構成を示す図である。第1の実施例では、2つの比較器と論理和回路によって受信コイルに誘起される信号の遷移を検出した。これに対し、第2の実施例において、信号遷移検出器23bは、ヒステリシスアンプAMHと、状態遷移検出器25とを備える。状態遷移検出器25は、遅延装置DLYと、ヒステリシスアンプAMHの出力と遅延装置DLYの出力の排他的論理和を演算する否定排他的論理和回路XOR2を備える。遅延装置DLYは、遅延時間制御信号Ct2によって信号遅延量が設定される。
図10には、受信コイルLrの両端の入力端と接続するヒステリシスアンプAMHとヒステリシスアンプAMHの出力を増幅する差動入力の増幅器AMP2を挿入した場合信号遷移検出器23cの回路図を示す。このように、図9に示すようなシングル構成のみならず、図10のような差動構成の回路を用いてもかまわない。
図11は、ヒステリシスアンプAMHの構成を示す回路図の例である。ヒステリシスアンプAMHは、NMOSトランジスタMN11〜MN13、PMOSトランジスタMP11〜MP14を備える。NMOSトランジスタMN11は、ゲートを入力INに接続し、ソースをNMOSトランジスタMN12のソースと共にNMOSトランジスタMN13のドレインに接続する。NMOSトランジスタMN13は、ゲートにバイアス電圧VBNを与え、ソースを電源VSSに接続する。PMOSトランジスタMP11は、ゲートを入力INに接続し、ドレインをPMOSトランジスタMP12のドレインと共にNMOSトランジスタMN11のドレインおよび出力OUTBに接続する。PMOSトランジスタMP14は、ゲートを入力INBに接続し、ドレインをPMOSトランジスタMP13のドレインと共にNMOSトランジスタMN12のドレインおよび出力OUTに接続する。PMOSトランジスタMP11〜MP14のソースは、電源VDDに接続される。
このような構成のヒステリシスアンプAMHは、以下のような特性を有する。
Vrx≧Vc+αの場合、前出力状態が1のとき、OUT=状態保持、0の時、OUT=1
Vrx≦Vc−αの場合、前出力状態が1の時、OUT=0、0の時、OUT=状態保持
Vc−α<Vrx<Vc+αの場合、OUT=状態保持
なお、ヒステリシス幅を定めるαは、PMOSトランジスタMP11、MP14とPMOSトランジスタMP12、MP13とのトランジスタサイズ比に応じて決定される。
図12は、本発明の第2の実施例に係る信号遷移検出器の動作を示すタイミング波形である。図12に示すように受信コイルLrに誘起された誘導電圧VRXは、受信コイルLrに接続されたヒステリシスアンプAMHによってヒステリシスアンプ出力OUTのように増幅される。遅延装置DLYには前述したヒステリシスアンプ出力OUTが入力され、ある時間遅延された遅延信号を得る。排他的論理和回路XOR2は、ヒステリシスアンプ出力OUTと遅延信号の排他的論理和を演算する。図12に示すように排他的論理和回路XOR2の出力は、受信コイルLrに信号が誘起下時にのみ反応することにより、遷移信号Stを出力している。このとき、遅延装置DLYによる信号遅延量は、送信波形の幅の略半分であることが望ましい。この遅延量が小さくあるいは大きくなりすぎると、遷移信号Stにノッチが生まれてしまい、誤動作の原因となる虞が生じる。
以上のような遷移検出器23b、23cを用いれば、送信コイルLtに入力される電流信号と常に同じ位相差を保持した遷移信号Stを得ることができる。遷移信号Stを前述したようなクロック波形整形器24に入力することで、送信クロック信号Cktと常に同じ位相差を持つ再生クロック信号Ckrを出力することができる。
図13は、本発明の第3の実施例に係るクロック再生器の構成を示す図である。クロック再生器21aは、受信コイルLrに接続された信号遷移検出器23と、発振器28と、信号遷移検出器23の出力および発振器28の出力に接続され、信号遷移検出器23の出力信号と発振器28の出力信号の周波数および位相を比較する周波数・位相比較器27を備える。周波数・位相比較器27の出力は、発振器28の制御に用いられ、信号遷移検出器23の出力と発振器28の出力の周波数差および位相差をなくすように、発振器28を制御する。このようなクロック再生器21aによれば、送信クロック信号Cktと常に同じ位相差を持つ再生クロック信号Ckrが発振器28の出力として得られる。
上記した実施例1〜3によれば、別途クロック伝送用の伝送装置を用いることなく、送信クロック信号Cktと常に同じ位相差を保つ再生クロック信号Ckrを獲得できる。したがって、送受信コイルの占有面積の削減、送受信に要する電力の削減、信号伝送距離の拡大のいずれか、またはそれぞれが可能となる。
なお、前述の特許文献、非特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
10 送信器
11 送信タイミング制御回路
12 送信電流作成回路
20 受信器
21、21a クロック再生器
22 信号受信器
23、23a、23b、23c 信号遷移検出器
24 クロック波形整形器
25 状態遷移検出器
27 周波数・位相比較器
28 発振器
31、31a、32、32a 半導体チップ
33、34、35 電気配線
36 配線
37 配線基板
AMH ヒステリシスアンプ
AMP1、AMP2 増幅器
C1 容量素子
CMP1、CMP2 比較器
DLY1、DLY 遅延回路
INV1、INV2、INV3、INV4 インバータ回路
Lr 受信コイル
Lt 送信コイル
MN1、MN2、MN11〜MN13 NMOSトランジスタ
MP1、MP2、MP11〜MP14 PMOSトランジスタ
NOR1、NOR2 否定論理和回路
OR1 論理和回路
R1、Rr、Rr1、Rr2 抵抗素子
XOR1、XOR2 否定排他的論理和回路

Claims (5)

  1. データの伝送に係る送信クロック信号の立ち上がりまたは立下り毎に送信コイルに対してデータに対応する極性の電流を流し、前記送信コイルに電流が流れることで電磁誘導によって誘起される信号を生成する受信コイルと、
    前記受信コイルで生成される信号におけるレベル遷移を検出する遷移検出回路と、
    前記遷移検出回路の検出結果に基づいて再生クロック信号の再生を行うクロック再生回路と、
    を備え、
    前記クロック再生回路は、
    前記遷移検出回路の検出結果を表す信号を積分する積分回路と、
    所定の閾値を有し、前記積分回路の出力信号を2値化するバッファ回路と、
    を備え
    前記再生クロック信号は、前記送信クロック信号に同期して再生されることを特徴とする受信器。
  2. データの伝送に係る送信クロック信号の立ち上がりまたは立下り毎に送信コイルに対してデータに対応する極性の電流を流し、前記送信コイルに電流が流れることで電磁誘導によって誘起される信号を生成する受信コイルと、
    前記受信コイルで生成される信号におけるレベル遷移を検出する遷移検出回路と、
    前記遷移検出回路の検出結果に基づいて再生クロック信号の再生を行うクロック再生回路と、
    を備え、
    前記クロック再生回路は、
    前記遷移検出回路の検出結果を表す検出結果信号を遅延する遅延回路と、
    前記検出結果信号と前記遅延回路の出力信号との論理レベルの一致不一致を判定し、判定結果に基づいて前記クロック信号の再生を行う演算回路と、
    を備え
    前記再生クロック信号は、前記送信クロック信号に同期して再生されることを特徴とする受信器。
  3. 前記遅延回路における信号遅延量は、前記送信コイルに流される電流波形の信号幅の半分であることを特徴とする請求項2記載の受信器。
  4. 前記再生したクロック信号によって前記受信コイルに誘起された信号からデータを復元する回路を備える請求項1乃至3のいずれか1項に記載の受信器。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の受信器を備える半導体装置。
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