JP2010147557A - 信号伝送方法と受信器と送信器と半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁誘導により非接触で信号伝送を行うにあたり、安定な信号伝送を可能とする信号伝送方法と受信器と送信器と半導体装置を提供する。
【解決手段】送信装置は、送信クロックに同期して送信データの値に対応した向きの電流を送信コイルに供給する。受信装置は、電磁誘導により受信コイルに誘起される信号について互いに異なるタイミングにおける信号間の差分をとり、差分演算を実施し、信号伝送を実現することにより、より大きな振幅の信号を得ることで安定的な信号伝送を可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号伝送方法、半導体装置に関し、特に耐ノイズ、低消費電力に好適な信号伝送方法及び受信器と送信器と半導体装置に関するものである。
近時、半導体装置に組み込まれる回路の高集積化に伴い、複数の半導体チップを積層し各半導体チップ上に形成されたコイル間の電磁誘導によってデータ伝送を実現する半導体装置が提案されている。
これらの半導体装置は、一方の半導体チップに形成されたコイルが磁界信号を発生し、もう一方の半導体チップに形成されたコイルには、送信コイルに入力された電流信号の微分値に比例した信号が誘起され、誘起した信号を受信することによって、チップ間の信号伝送を非接触で行うものである。
以下それぞれについて詳しく説明する。
図9は、特許文献1に記載された半導体装置の断面構成を模式的に示す図である。この半導体装置は、半導体チップ100、101の表面にコイル102、103が形成されており、半導体チップ100と半導体チップ101とはコイル102、103で電磁結合している。
図10は、特許文献2に記載された半導体装置の断面構成を模式的に示す図である。この半導体装置は、送信装置Sとそれにつながる送信コイルSPとが配置された半導体チップLnと、受信装置Eとそれにつながる受信コイルSPとが配置された半導体チップLn+xとが積層されたものであり、送信コイルSPと受信コイルSPとの間で信号伝送を行う。特許文献2では、各半導体チップ間の相互調整及び表面平坦度に極端に高い必要条件を課すことなく、一のチップの内部から垂直方向に隣接するチップの内部に直接に確実に信号を接続できる旨が記載されている。
図11は、非特許文献1に記載された半導体装置の構成を模式的に示す斜視図である。この半導体装置は、複数の半導体チップ300、301、302、303が積層されたものであり、半導体チップ300、301、302、303にそれぞれ形成されたコイル304、305、307を上下方向の同じ位置に重ねて配置し、さらに送信回路Txと受信回路Rxをその近くに配置することによって、上下の半導体チップ間の信号伝送を行う。非特許文献1では、低消費電力、広帯域のインターフェースが実現できる旨が記載されている。
また、特許文献3においては、上記各文献に記載の先行技術にある、受信コイルで受ける磁界信号の波形が、半導体装置内外から受信コイルに混入するノイズの波形と非常によく似た形であるため、信号とノイズとを分離することが難しいという課題を、送信コイルに入力される電流信号の波形を三角波とすることで、データ伝送を容易化できる旨が記載されている。
図12は、特許文献2に記載されている送信装置Sと受信装置E(図10参照)の入出力信号の波形である。図12中の符号U201、I、U203、U204は、図10に示した各入出力端子と一致する。符号U201は送信装置Sの入力電圧信号波形であり、符号Iは送信コイルSPを流れる電流信号波形であり、符号U203は受信コイルSPに誘起される電圧信号波形であり、符号U204は受信装置Eから出力される電圧信号波形である。送信装置Sには、符号U201のようにデジタルのクロック信号やデータ信号等、矩形波の信号が入力されるが、送信コイルSPを流れる電流信号波形Iや受信コイルSPで誘起される電圧信号波形U203は、パルス幅の狭い、急峻なピークをもつ波形となる。
送信コイルSPに流れる電流信号波形Iは、送信装置Sに入力される矩形波の立ち上がり時と立ち下がり時にのみ電流が流れるような、急峻でパルス幅の狭い波形になる。これは、送信装置Sの回路構成から理解できる。
図13は、特許文献2に記載された送信装置Sである。インバータ205の先に、インバータ206と207と送信コイルSPがループを構成している。インバータ205の出力電圧と、インバータ207の出力電圧とは同相であるが、インバータ206と207の遅延時間分のずれが生ずる。このずれの間に送信コイルSPに電流が流れる構成になっているため、Iのような電流波形となる。
一方、受信コイルSPには、ファラデーの電磁誘導の法則により受信磁界の微分値が電圧として誘起されるため、図12に示すように、Iの微分信号
Figure 2010147557
が誘起されることになる。
この結果、受信装置Eには、パルス幅の狭い急峻なピークをもつ電圧信号U203が入力されることになる。
同様に、非特許文献1に記載された半導体装置においても、パルス幅の狭い急峻なピークをもつ電圧信号が受信回路に入力されることになる。
図14は、非特許文献1に記載されている送/受信回路とその各入出力点での電流信号波形又は電圧信号波形である。特許文献2と同様に、送信データTxdataは、デジタル信号による矩形波であるが、送信コイルを流れる電流Iは、矩形波の立ち上がり時と立ち下がり時にのみ電流が流れる波形になっている。
図15は、この送信回路Txの構成を示す図である。送信データTxdata308が送信回路Txに入力した際、その信号と、遅延バッファ(Delay Buffer)310を介してコイルに入力した信号との時間ずれが生じる。このずれの間に送信コイルに電流Iが流れる構成になっている。なお、非特許文献1中には明記されていないが、受信電圧VRが送信コイルを流れる電流Iの微分値であることは、図14のVRの波形から容易に推測できる。
また、特許文献4では、特許文献1−3のように複数の半導体チップを積層した半導体装置ではなく、図16に示すように、同一半導体装置内に形成された異なるコイル間を電磁誘導を用いて信号を伝送する旨が記載されている。
さらに、非特許文献2では、図17に示すように、半導体装置上に形成されたコイルと誘起基板上に形成されたコイル間で、電磁誘導を用いて信号を伝送する旨が記載されている。
特開平7−221260号公報 特開平8−236696号公報 国際公開第2007/29435号パンフレット 米国特許第4785345号公報 Noriyuki Miura、 et al.,"Analysis and Design of Transceiver Circuit and Inductor Layout for Inductive Inter-chip Wireless Superconnect", IEEE 2004 Symposium on VLSI Circuits Digest of Technical Papers, pp.246-249(2004). Hiroki Ichikuro, et al.,"An Attachable Wireless Chip Access Interface for Arbitrary Data Rate Using Pulse-Based Inductive-Coupling through LSI Package", IEEE International Solid State Circuits Conference 2007 Digest of Technical Papers, pp.360-361,608(2007).
以下に本発明による関連技術の分析を与える。
関連技術においては、送信コイルに流れる電流の微分値の極性は必ず変極点を持つため、受信コイルの両端に誘起される信号の極性も正から負、または負から正に変化する。
信号受信機では、誘起された信号の極性が正であるか、負であるかを判断し、信号伝送を行っているため、受信タイミングのわずかなずれにより、誤受信が発生し、安定な信号伝送ができなくなる。
また、安定的に信号伝送を実現するためには、十分な受信信号強度が必要であることから、送受信コイルの占有面積が大きくなり、受信器の消費電力が大きくなる。あるいは、信号伝送距離が制限される。
本発明の目的は、電磁誘導により非接触で信号伝送を行うにあたり、安定な信号伝送を可能とする信号伝送方法と受信器と送信器と半導体装置を提供することにある。
本願で開示される発明は、概略以下の構成とされる。
本発明によれば、電磁誘導により受信コイルに誘起される信号について互いに異なるタイミングにおける信号間の差分をとり、信号の復元を行う受信器が提供される。
本発明によれば、前記受信器の前記受信コイルと電磁結合する送信コイルを備え、送信クロックに同期して送信データの値に対応した向きの電流を、前記送信コイルに供給する、送信器が提供される。
本発明によれば、前記送信器と、前記受信器と、を備えた信号伝送システムが提供される。
本発明によれば、前記送信器と、前記受信器を備えた半導体装置が提供される。
本発明によれば、電磁誘導により受信コイルに誘起される信号について互いに異なるタイミングの信号間の差分をとり、信号を復元することで、信号伝送を行う信号伝送方法が提供される。
本発明によれば、電磁誘導により非接触で信号伝送を行うにあたり、安定な信号伝送が可能となる。
本発明の実施の形態について説明する。本発明においては、受信コイルに誘起された信号とその誘起された信号との差分をとり、差分演算結果を用いて信号伝送を実現することにより、より大きな振幅の信号を得ることで、安定的な信号伝送を可能としている。
また、本発明においては、送信コイルに入力された電流波形の形状に合わせた信号遅延量とすることで、送信コイルから発せられる電磁信号以外の要因で受信コイルに誘起されるノイズとの切り分けを容易化し、信号受信に必要なS/N(信号対雑音)比の実現を容易化している。このため、
送受信コイルの占有面積の削減、
送受信に要する電力の削減、
信号伝送距離の拡大、
の少なくとも1つが実現可能となる。
図8を参照して、本実施形態の半導体装置の構成を説明する。図8を参照すると、電磁誘導により非接触で信号伝送を行う半導体チップ(1、2)は、受信コイル(11)、送信コイル(25)を対向させるように配置される。チップ(1)において、受信コイル(11)に、受信クロックを入力する受信器(10)が接続され、受信器(10)から受信データが出力される。チップ(2)において、送信データと送信クロックを入力する送信器(20)に送信コイル(25)が接続されている。
図8では、送信コイル(25)と送信器(20)とが半導体チップ(2)に備えられ、受信コイル(11)と受信器(10)とが半導体チップ(1)に備えられた例を示したが、本発明はかかる構成に限定されるものでないことは勿論である。例えば、半導体チップ(2)上に、送信コイル(25)、送信器(20)、及び、受信コイル(11)を備え、半導体チップ(1)上に受信器(10)を備えてもよい。あるいは、半導体チップ(2)上に送信器(20)を備え、半導体チップ(1)上に、送信コイル(25)、受信コイル(11)、及び、受信器(10)を備えた構成としてもよい。また、送受信コイルを半導体チップ(1、2)に備えた構成とすることは必ずしも必要とされず、例えば、半導体チップとは異なる基板上に、送信コイルと受信コイルの少なくともいずれかのコイルを備え、半導体チップ(1、2)上に形成された送信器(20)、または、受信器(10)と、送信コイル(25)、または、受信コイル(11)とを電気的に接続し、送信コイル(25)と受信コイル(11)を対向させて、電磁誘導を用いて信号を伝送させてもよい。
本発明においては、電磁誘導により受信コイル(11)に誘起される信号と、電磁誘導により受信コイル(11)に誘起される信号を所定時間遅延させた遅延信号と、の差分をとる差動増幅器(13)を備え、前記差分演算結果に基づき、信号を復元する。すなわち、受信コイル(11)の一端に入力が接続された遅延回路(12)と、受信コイルの一端の信号と前記遅延回路(12)の出力信号とを差動入力する差動増幅器(13)と、前記差動増幅器の出力をクロック信号に応答してサンプリングするラッチ(14)とを備えている(図1参照)。図1において、差動増幅器の出力を、クロック信号に応答してサンプリングするラッチにより、アナログ信号からデジタル信号に送信信号を復元しているが、信号復元手段は、クロック信号に応答するサンプリングラッチに限定されるものではなく、非同期の増幅器やその他一般的な信号復元手段を用いてもかまわない。また本実施の形態においては、図1において、受信コイルの一端の遅延装置と差動増幅器を接続させた、シングルエンド型の構成例を示したが、本発明はシングルエンド型に限定されるものではなく、受信コイルの両端に前記遅延装置と差動増幅器を接続させた構成であってもかまわない。
あるいは、本発明の別の形態においては、電磁誘導により受信コイル(11)に誘起される信号を第1のクロック信号でサンプリングした信号と、電磁誘導により前記受信コイルに誘起される信号を前記第1のクロック信号から所定の遅延時間遅延した第2のクロック信号でサンプリングした信号と、の差分をとる差動増幅器(13)を備え、前記差分演算結果に基づき、信号を復元する。本発明においては、第1のクロック信号を遅延させて第2のクロック信号を生成する遅延回路(12)と、前記受信コイルの一端に一端が接続され前記第1のクロック信号に基づきオン・オフ制御される第1のスイッチ(サンプリングスイッチ)(17−1)と、前記受信コイルの一端に一端が接続され前記第2のクロック信号に基づきオン・オフ制御される第2のスイッチ(サンプリングスイッチ)(17−2)と、前記第1及び第2のスイッチの他端に差動入力が接続された差動増幅器(13)と、前記差動増幅器の出力をクロック信号に応答してサンプリングするラッチ(14)とを備えている(図4参照)。
本発明のさらに別の形態においては、第1のクロック信号を遅延させて前記第2のクロック信号を生成する遅延回路(12)と、前記受信コイルの一端の信号と所定の比較信号とを入力し前記第1のクロック信号に応答して比較結果を出力する第1の比較器(14−1)と、前記受信コイルの一端の信号と所定の比較信号とを入力し前記第2のクロック信号に応答して比較結果を出力する第2の比較器(14−2)と備えている(図6参照)。以下、本発明の半導体装置における受信器、送信器の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例の受信器の構成を示す図である。図1を参照すると、本実施例は、一端が抵抗を介してGND(グランド)に接続された受信コイル11と、受信コイル11の他端に入力が接続された遅延回路12と、受信コイル11の他端と遅延回路12の出力に差動入力が接続された差動増幅器13と、差動増幅器13の差動出力信号からディジタル信号を復元するサンプリングラッチ14とを備えている。サンプリングラッチ14の出力は、入力と出力を襷掛け接続した2入力否定論理積(NAND)回路15−1、15−2よりなるSR(セット・リセット)フリップフロップに入力され、SRフリップフロップの出力をインバータ16−1、16−2で反転した信号が出力される。なお、遅延回路12は遅延時間制御信号により遅延時間が可変に設定される。本実施例において、遅延回路12の遅延時間は、例えば受信コイル11と電磁結合する送信コイル(図8の25)に入力される送信電流の幅の半分程度とされる。なお、図1では、単に、説明の簡単のため、受信コイル11の一端をGNDに接続し、受信コイル11の他端を遅延回路12、差動増幅器13を接続させた、シングルエンド型の構成例を示したが、受信コイルの一端と他端の両端にそれぞれ、遅延回路と差動増幅器を接続させた、ディファレンシャル型構成としてもよいことは勿論である。
図2は、図1の回路の動作を説明するタイミング波形図である。図2には、送信データ、送信器(図8の20)から送信コイル(図8の25)に入力される電流、受信コイル11に誘起される電圧Vrx、遅延信号Vdelay、Vout=Vrx−Vdelay、受信クロック、サンプリングラッチ出力、受信クロックで受信した受信信号のタイミング波形が示されている。
図2に示したように、送信コイル(図8の25)に電流が流れると、受信コイル11には、ファラデーの法則に従い、送信コイルに流れる電流値が増加している間、正の向きの電圧Vrxが受信コイル11に誘起される。この時、受信コイル11に誘起される電圧Vrxの大きさは、電流の時間変化量に比例した値となる。その後、送信コイルに流れる電流がImaxとなったとき、送信コイルに流れる電流を増加から減少に転じる。この時、電流の変化量が負となるので、受信コイル11には負の電圧が誘起される。この時の信号の大きさは、前述と同様に、電流の時間変化量に比例した大きさとなる。受信コイル11に誘起された信号Vrxは、差動増幅器13と遅延回路12とに入力される。遅延回路12では、入力された電圧Vrxを遅延時間Tdelayだけ遅延させ、遅延信号Vdelayを出力する。遅延回路12の出力は差動増幅器13に入力される。
差動増幅器13では、受信コイル11に誘起される電圧Vrxと、遅延信号Vdelayとの差分をとり、差分演算結果Vrx−Vdelayを出力する。遅延回路12から出力される遅延信号Vdelayは、電圧Vrxよりも遅延時間Tdelayだけ前に受信コイル11に誘起された電圧に相等する。
差分演算結果Vout=Vrx−Vdelayをサンプリングラッチ14でサンプリングすることで、送信信号を復元する。サンプリングラッチ14の差動出力のうちの正転信号のHighからLowへの遷移で、SRフリップフロップのNAND15−1の出力がセットされ、サンプリングラッチ14の差動出力のうちの反転信号のHighからLowへの遷移で、SRフリップフロップのNAND15−1の出力がリセットされる。
受信コイル11に誘起される電圧は、極性が連続的に正から負、または、負から正へと変化するので、VrxとVdelayの極性は逆となる。Vout=Vrx−Vdelayは、Vrxよりも大きな振幅を得ることができ、信号受信が容易となる。また、受信コイル11に送信コイルより発せされた電磁信号以外の要因で生じたホワイトノイズなどのノイズ信号は、遅延回路12と差動増幅器13により、ノイズ成分は削減されるため(差動増幅器13によるコモンモード信号除去)、ノイズ耐性を向上し、信号伝送を安定化、容易化する。
本実施例では、同期型のサンプリングラッチ14を用いて信号復元する例を示したが、本発明は、サンプリングラッチ14に限定されるものではない。非同期の比較器や信号増幅器等の信号復元回路を用いてもよい。
図3は、本実施例における送信器(図8の20)の構成の一例を示す図である。図3を参照すると、この送信回路は、送信コイル25と、送信コイル25に電流量を供給するpMOSトランジスタ27−1、nMOSトランジスタ26−1、pMOSトランジスタ27−2、nMOSトランジスタ26−2と、トランジスタ27−1、26−1、27−2、26−2のオン・オフを制御する論理回路で構成されている。
pMOSトランジスタ27−1とnMOSトランジスタ26−1は電源とグランド間に直列に接続され、ドレイン同士が接続され送信コイル25の一端に接続され、pMOSトランジスタ27−2とnMOSトランジスタ26−2は電源とグランド間に直列に接続され、ドレイン同士が接続され送信コイル25の他端に接続されている。
送信クロックを入力し、遅延時間制御信号に応じて遅延時間を可変させる遅延回路21と、送信クロックと、遅延回路21の遅延信号の反転の否定論理積をとる論理ゲート22と、送信データを反転しpMOSトランジスタ27−1のゲートに供給するインバータ23−1と、送信データと論理回路(ゲート)22の出力の否定論理和をnMOSトランジスタ26−1のゲートに供給する否定論理和回路(NOR)24−1と、送信データ反転信号を反転しpMOSトランジスタ27−2のゲートに供給するインバータ23−2と、送信データ反転信号と論理回路(ゲート)22の出力の否定論理和をnMOSトランジスタ26−2のゲートに供給する否定論理和回路(NOR)24−2と、を備えている。
遅延回路21の遅延量Tdelayは、送信コイル25に流れる電流波形の時間方向の幅の半分とすると、最も効果的に信号伝送が可能となる。
送信データが図2に示したようなタイミング波形を有する場合、送信データが0(Low)のとき、クロック信号の立ち上がりエッジを受け、論理回路(ゲート)22から遅延回路21の遅延時間のパルス幅のワンショットLowパルスが生成され、インバータ23−1の出力はHigh、NOR回路24−1の出力がHighとなり、nMOSトランジスタ26−1がオンする。送信データ反転信号はHigh、インバータ23−2の出力はLowであるため、pMOSトランジスタ27−2はオンし、送信データ反転信号がHighのため、NOR回路24−2の出力はLowであるため、nMOSトランジスタ26−2はオフする。電源、pMOSトランジスタ27−2、送信コイル25、nMOSトランジスタ26−1、グランドに電流が流れる。
送信データが0(Low)から1(High)に変化すると、クロック信号の立ち上がりエッジを受け、論理回路(ゲート)22から、遅延回路21の遅延時間のパルス幅のワンショットLowパルスが生成され、インバータ23−1の出力はLow、NOR回路24−1の出力がLowとなり、pMOSトランジスタ27−1がオンする。送信データ反転信号はLow、インバータ23−2の出力はHighであるため、pMOSトランジスタ27−2はオフし、論理回路(ゲート)22から遅延回路21の遅延時間のパルス幅のワンショットLowパルスと送信データ反転信号はLowを受けるNOR回路24−2の出力はHighとなり、nMOSトランジスタ26−2はオンする。電源、pMOSトランジスタ27−1、送信コイル25、nMOSトランジスタ26−2、グランドに電流が流れる。
次に、本発明の第2に実施例について説明する。前記実施例では、受信コイルに誘起される信号Vrxを遅延させて、サンプリングしていたが、信号Vrxを遅延させるかわりに、サンプリングクロックと遅延時間相等分遅れた別のサンプリングクロックで信号Vrxをサンプリングするようにしてもよい。
図4は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。本実施例は、アナログのサンプリングスイッチからなる第1、第2のスイッチ17−1、17−2を備え、遅延回路12は、受信クロックを遅延させた受信クロック2を生成する。第1のスイッチ17−1は受信クロック1で、受信コイル11に誘起された信号Vrxを取り込んで受信信号1(Vrx)を出力する。第2のスイッチ17−2は受信クロック2で、受信コイル11に誘起された信号Vrxを取り込んで受信信号2(Vdelay)を出力する。遅延回路12は遅延制御信号により遅延時間が可変に設定される。差動増幅器13と、差動増幅器13の後段のサンプリングラッチ14、SRフリップフロップ(NAND15−1、15−2)、インバータ16−1、16−2は前記実施例と同様である。
図5は、本発明の第2の実施例の動作を説明するタイミング波形図である。図5に示すように、基本動作は、前記実施例の動作を示す図2のタイミング波形図とほぼ同様である。受信コイル11に誘起された信号Vrxを、受信クロック1と、受信クロック1と遅延Tdelayを持つ受信クロック2でサンプリングされた信号を用いる。受信クロック1と受信クロック2の間に遅延は、前記実施例1の遅延回路12と同様に生成することができる。第1のスイッチ17−1と、第2のスイッチ17−2は、受信コイル11に誘起された信号Vrxを、受信クロック1と受信クロック2で取り込み、受信信号1と、受信信号2を出力する。差動増幅器13によって、受信信号1と、受信信号2の差分を求め、受信信号を復元する。
次に、本発明の第3に実施例について説明する。図6は、本発明の第3の実施例の構成を示す図である。本実施例においては、比較器14−1、14−2を備えている。すなわち、受信コイル11の一端の電圧と比較信号(比較用の基準電圧)を受信クロック1に応答して電圧比較する比較器14−1と、受信クロック1を遅延させる遅延回路12と、受信コイル11の一端の電圧と比較信号を、遅延回路12からの受信クロック2に応答して電圧比較する比較器14−2とを備えている。比較器14−1の出力はNAND回路15−1、15−2からなるSRフリップフロップと、インバータ16−1、16−2を介して受信信号1として演算装置18に入力される。比較器14−2の出力はNAND回路15−3、15−4からなるSRフリップフロップと、インバータ16−3、16−4を介して受信信号2として演算装置18に入力される。比較器14−1、14−2は、図1、図4のサンプリングラッチ14と同一回路で構成し、一方の入力に受信コイル11に誘起された信号Vrxを受け、一方の入力に比較信号を受ける構成としてもよい。
受信コイル11に誘起される電圧Vrxを、受信クロック1、2に応答して、比較信号と電圧比較によって、ディジタルデータに変換し、変換したデータを演算装置18で差分処理することで、アナログ遅延・演算器の場合と同様の効果が得られる。
図7は、第3の実施例の動作を説明するためのタイミング波形図である。図7において、送信データから受信クロック1、2までは、図5と同様である。図7の受信データ1、2は、図6のインバータ16−1、16−3の出力である。出力信号は演算装置18の出力である。受信コイル11に誘起される電圧Vrxを比較器14−1、14−2において、受信クロック1、2に応答して、それぞれ比較信号と電圧比較することによってディジタルデータに変換し、変換したデータ(受信データ1、受信データ2)を演算装置18で差分演算処理することで、受信コイル11で受信した信号(送信データ)の復元が行われる。
上記した実施例によれば、電磁誘導によって誘起される信号の増幅が可能であり、また、電磁誘導によって誘起される信号以外のノイズ成分の削減ができるので、送受信コイルの占有面積の削減、送受信に要する電力の削減、信号伝送距離の拡大のいずれか、またはそれぞれが可能となる。
図1、図4、図6の各実施例では、受信コイルの一端に遅延回路、差動増幅器を接続させたシングルエンド型の構成例を示したが、本発明は、シングルエンド型に限定されるものでなく、受信コイルの両端にそれぞれ遅延回路と差動増幅器を接続させた、ディファレンシャル型の構成としてもよいことは勿論である。
なお、上記の特許文献1−4、非特許文献1、2の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の第1の実施例の受信器の構成を示す図である。 本発明の第1の実施例の受信器の動作を説明するためのタイミング波形図である。 本発明の一実施例の送信器の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例の受信器の構成を示す図である。 本発明の第2の実施例の受信器の動作を説明するためのタイミング波形図である。 本発明の第3の実施例の受信器の構成を示す図である。 本発明の第3の実施例の受信器の動作を説明するためのタイミング波形図である。 本発明の実施例の半導体装置の構成を示す図である。 特許文献1(図4)に記載された半導体装置の図である。 特許文献2(図1)に記載された半導体装置の図である。 非特許文献2に記載された半導体装置の斜視図である。 特許文献2(図2)に記載されている入力装置と出力装置の信号波形図である 。 特許文献2(図3)に記載されている送信回路である。 非特許文献2に記載されている送/受信回路とその各入出力点での電流波形又は電圧波形である。 非特許文献2に記載されている送信回路である。 特許文献4に記載されている信号伝送装置である。 非特許文献2に記載されている信号伝送装置である。
符号の説明
1 チップ
2 チップ
10 受信器
11 受信コイル
12 遅延回路
13 差動増幅器
14 サンプリングラッチ
14−1、14−2 比較器
15−1、15−2、15−3、15−4 NAND
16−1、16−2、16−3、16−4 インバータ
17−1 第1のスイッチ
17−2 第2のスイッチ
18 演算装置
20 送信器
21 遅延回路
22 論理ゲート
23−1、23−2 インバータ
24−1、24−2 NOR
25 送信コイル
26−1、26−2 nMOSトランジスタ
27−1、27−2 pMOSトランジスタ

Claims (18)

  1. 電磁誘導により受信コイルに誘起される信号について互いに異なるタイミングにおける信号間の差分をとり、信号の復元を行う回路を備えた受信器。
  2. 電磁誘導により前記受信コイルに誘起される信号と、電磁誘導により前記受信コイルに誘起される信号を所定時間遅延させた遅延信号と、の差分をとる回路を備え、前記差分演算結果に基づき、信号を復元する請求項1に記載の受信器。
  3. 前記受信コイルの少なくとも一端に入力が接続された遅延回路と、
    前記受信コイルの少なくとも一端の信号と前記遅延回路の出力信号とを差動入力する差動増幅器と、
    を備え、
    前記差動増幅器の出力に基づき、信号を復元する請求項2に記載の受信器。
  4. 前記差動増幅器の出力信号をクロック信号に応答してサンプリングするサンプリングラッチを備えた請求項3に記載の受信器。
  5. 電磁誘導により前記受信コイルに誘起される信号を第1のクロック信号でサンプリングした信号と、電磁誘導により前記受信コイルに誘起される信号を前記第1のクロック信号から所定の遅延時間遅延した第2のクロック信号でサンプリングした信号と、の差分をとる回路を備え、
    前記差分演算結果に基づき、信号を復元する請求項1に記載の受信器。
  6. 前記第1のクロック信号を遅延させて前記第2のクロック信号を生成する遅延回路と、
    前記受信コイルの少なくとも一端に一端が接続され前記第1のクロック信号に基づきオン・オフ制御される第1のスイッチと、
    前記受信コイルの少なくとも一端に一端が接続され前記第2のクロック信号に基づきオン・オフ制御される第2のスイッチと、
    前記第1及び第2のスイッチの他端に差動入力が接続された差動増幅器と、
    を備え、
    前記差動増幅器の出力に基づき、信号を復元する請求項5に記載の受信器。
  7. 前記差動増幅器の出力信号をクロック信号に応答してサンプリングするサンプリングラッチを備えた請求項5の受信器。
  8. 前記第1のクロック信号を遅延させて前記第2のクロック信号を生成する遅延回路と、
    前記受信コイルの少なくとも一端の信号と所定の比較信号とを入力し前記第1のクロック信号に応答して比較結果を出力する第1の比較器と、
    前記受信コイルの少なくとも一端の信号と所定の比較信号とを入力し前記第2のクロック信号に応答して比較結果を出力する第2の比較器と、
    を備えた請求項5に記載の受信器。
  9. 前記遅延回路の遅延時間が、前記受信コイルと電磁結合する送信コイルに入力される送信電流の幅の半分である、請求項3、6、8のいずれか1項に記載の受信器。
  10. 前記サンプリングラッチの差動出力を受けるSRフリップフロップを備えた請求項4又は7に記載の受信器。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の受信器の前記受信コイルと電磁結合する送信コイルを備え、
    送信クロックに同期して送信データの値に対応した向きの電流を、前記送信コイルに供給する、送信器。
  12. 請求項11記載の送信器と、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の受信器と、を備えた信号伝送システム。
  13. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の受信器を備えた半導体装置。
  14. 請求項11記載の送信器と、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の受信器を備えた半導体装置。
  15. 前記送信器を備えたチップと、前記受信器を備えたチップとが、それぞれ別のチップである請求項14記載の半導体装置。
  16. 電磁誘導により受信コイルに誘起される信号について互いに異なるタイミングの信号間の差分をとり、信号を復元することで、信号伝送を行う、信号伝送方法。
  17. 電磁誘導により前記受信コイルに誘起される信号と、電磁誘導により前記コイルに誘起される信号を所定時間遅延させた遅延信号との差分をとり、信号を復元する請求項16記載の信号伝送方法。
  18. 電磁誘導により前記受信コイルに誘起される信号を、互いに所定の時間離間した第1、第2のクロック信号でそれぞれサンプリングした信号の差分をとり、信号を復元する請求項16記載の信号伝送方法。
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