JP5711969B2 - 直接圧縮可能な高機能性の顆粒状の微結晶性セルロースベースの賦形剤、製造工程およびその使用 - Google Patents
直接圧縮可能な高機能性の顆粒状の微結晶性セルロースベースの賦形剤、製造工程およびその使用 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5711969B2 JP5711969B2 JP2010528875A JP2010528875A JP5711969B2 JP 5711969 B2 JP5711969 B2 JP 5711969B2 JP 2010528875 A JP2010528875 A JP 2010528875A JP 2010528875 A JP2010528875 A JP 2010528875A JP 5711969 B2 JP5711969 B2 JP 5711969B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- binder
- disintegrant
- excipient
- microcrystalline cellulose
- tablet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/14—Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
- A61K9/16—Agglomerates; Granulates; Microbeadlets ; Microspheres; Pellets; Solid products obtained by spray drying, spray freeze drying, spray congealing,(multiple) emulsion solvent evaporation or extraction
- A61K9/1605—Excipients; Inactive ingredients
- A61K9/1629—Organic macromolecular compounds
- A61K9/1635—Organic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyvinyl pyrrolidone, poly(meth)acrylates
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/16—Amides, e.g. hydroxamic acids
- A61K31/165—Amides, e.g. hydroxamic acids having aromatic rings, e.g. colchicine, atenolol, progabide
- A61K31/167—Amides, e.g. hydroxamic acids having aromatic rings, e.g. colchicine, atenolol, progabide having the nitrogen of a carboxamide group directly attached to the aromatic ring, e.g. lidocaine, paracetamol
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/185—Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
- A61K31/19—Carboxylic acids, e.g. valproic acid
- A61K31/192—Carboxylic acids, e.g. valproic acid having aromatic groups, e.g. sulindac, 2-aryl-propionic acids, ethacrynic acid
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/14—Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
- A61K9/16—Agglomerates; Granulates; Microbeadlets ; Microspheres; Pellets; Solid products obtained by spray drying, spray freeze drying, spray congealing,(multiple) emulsion solvent evaporation or extraction
- A61K9/1605—Excipients; Inactive ingredients
- A61K9/1629—Organic macromolecular compounds
- A61K9/1652—Polysaccharides, e.g. alginate, cellulose derivatives; Cyclodextrin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/20—Pills, tablets, discs, rods
- A61K9/2004—Excipients; Inactive ingredients
- A61K9/2022—Organic macromolecular compounds
- A61K9/2027—Organic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. polyvinyl pyrrolidone, poly(meth)acrylates
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/20—Pills, tablets, discs, rods
- A61K9/2004—Excipients; Inactive ingredients
- A61K9/2022—Organic macromolecular compounds
- A61K9/205—Polysaccharides, e.g. alginate, gums; Cyclodextrin
- A61K9/2054—Cellulose; Cellulose derivatives, e.g. hydroxypropyl methylcellulose
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P29/00—Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Pain & Pain Management (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Rheumatology (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Description
錠剤は、欠損があってはならず、機械的ショックに耐える強度を有し、時間を経てもかつ貯蔵の間に物理的特性を維持するために、化学的安定性および物理的安定性を有する。化学的安定性もしくは物理的安定性のいずれかにおける望ましくない変化は、上記薬物物質のバイオアベイラビリティーの許容不能な変化を生じうる。さらに、錠剤は、推定可能なかつ再現可能な様式において、上記薬物物質を放出することができなければならない。本発明は、薬学的な固体投与形態(例えば、錠剤)の製造において使用するための新規な賦形剤に関する。上記新規な賦形剤は、有利なことには、少なくとも1種の薬物物質(本明細書中以降、活性な薬学的成分(API))と合わされ、直接圧縮製造法を使用して錠剤へと形成される。
本発明の例示的局面は、約75%〜約98% 微結晶性セルロース、約1%〜約10% 少なくとも1種の結合剤、および約1%〜約15% 少なくとも1種の崩壊剤を含む実質的に均質な粒子を含む組成物である。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
実質的に均質な粒子を含む組成物であって、該組成物は、
約75%〜約98% 微結晶性セルロース;
約1%〜約10% 少なくとも1種の結合剤;および
約1%〜約15% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、組成物。
(項目2)
前記組成物は、
約80%〜約90% 微結晶性セルロース;
約2%〜約8% 少なくとも1種の結合剤;および
約3%〜約12% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目1に記載の組成物。
(項目3)
前記組成物は、
約85%〜約93% 微結晶性セルロース;
約2%〜約5% 少なくとも1種の結合剤;および
約10% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目1に記載の組成物。
(項目4)
前記結合剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、前記崩壊剤は、架橋ポリビニルピロリドンを含む、項目1に記載の組成物。
(項目5)
前記賦形剤は、前記微結晶性セルロース、結合剤および崩壊剤から構成される水性スラリーをスプレーすることによって形成される、項目1に記載の組成物。
(項目6)
賦形剤を作製するための方法であって、該方法は、
水中に結合剤を混合して、粘性溶液を形成する工程;
微結晶性セルロースおよび崩壊剤を、該粘性溶液へと均質化して、スラリーを形成する工程;ならびに
該スラリーを噴霧乾式顆粒化して、賦形剤の実質的に均質な粒子を形成する工程、
を包含する、方法。
(項目7)
約75%〜約98% 微結晶性セルロース;
約1%〜約10% 少なくとも1種の結合剤;および
約1%〜約15% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
約80%〜約90% 微結晶性セルロース;
約2%〜約8% 少なくとも1種の結合剤;および
約3%〜約12% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目6に記載の方法。
(項目9)
約85%〜約93% 微結晶性セルロース;
約2%〜約5% 少なくとも1種の結合剤;および
約10% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目6に記載の方法。
(項目10)
前記結合剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、前記崩壊剤は、架橋ポリビニルピロリドンを含む、項目6に記載の方法。
(項目11)
賦形剤を作製するための方法であって、該方法は、
ヒドロキシプロピルメチルセルロースを水中に溶解して、粘性溶液を形成する工程;
微結晶性セルロースおよび架橋ポリビニルピロリドンを該粘性溶液へと均質化して、スラリーを形成する工程;
該スラリーを噴霧乾式顆粒化して、実質的に均質な粒子を形成する工程、
を包含する、方法。
(項目12)
約75%〜約98% 微結晶性セルロース;
約1%〜約10% 少なくとも1種の結合剤;および
約1%〜約15% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
約80%〜約90% 微結晶性セルロース;
約2%〜約8% 少なくとも1種の結合剤;および
約3%〜約12% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目11に記載の方法。
(項目14)
約85%〜約93% 微結晶性セルロース;
約2%〜約5% 少なくとも1種の結合剤;および
約10% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目11に記載の方法。
(項目15)
少なくとも1種の活性な薬学的成分;ならびに
以下を含む実質的に均質な粒子の賦形剤:
a)微結晶性セルロース;
b)少なくとも1種の結合剤;および
c)少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、薬学的錠剤。
(項目16)
前記賦形剤は、
約75%〜約98% 微結晶性セルロース;
約1%〜約10% 少なくとも1種の結合剤;および
約1%〜約15% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目15に記載の錠剤。
(項目17)
前記賦形剤は、
約80%〜約90% 微結晶性セルロース;
約2%〜約8% 少なくとも1種の結合剤;および
約3%〜約12% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目15に記載の錠剤。
(項目18)
前記賦形剤は、
約85%〜約93% 微結晶性セルロース;
約2%〜約5% 少なくとも1種の結合剤;および
約10% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目15に記載の錠剤。
(項目19)
前記結合剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、前記崩壊剤は、架橋ポリビニルピロリドンを含む、項目15に記載の錠剤。
(項目20)
薬学的錠剤を作製するための方法であって、該方法は、
少なくとも1種の活性な薬学的成分と、以下:
a)微結晶性セルロース;
b)少なくとも1種の結合剤;および
c)少なくとも1種の崩壊剤
を含む実質的に均質な粒子の賦形剤と混合して、混合物を形成する工程;ならびに
該混合物を圧縮して、錠剤を形成する工程、
を包含する、方法。
(項目21)
前記賦形剤は、
約75%〜約98% 微結晶性セルロース;
約1%〜約10% 少なくとも1種の結合剤;および
約1%〜約15% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記賦形剤は、
約80%〜約90% 微結晶性セルロース;
約2%〜約8% 少なくとも1種の結合剤;および
約3%〜約12% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目20に記載の方法。
(項目23)
前記賦形剤は、
約85%〜約93% 微結晶性セルロース;
約2%〜約5% 少なくとも1種の結合剤;および
約10% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、項目20に記載の方法。
(項目24)
前記結合剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、前記崩壊剤は、架橋ポリビニルピロリドンを含む、項目20に記載の方法。
圧縮性で高機能性の、顆粒状の微結晶性セルロースベースの賦形剤の実質的に均質な粒子を含む改善された賦形剤が提供される。上記改善された賦形剤は、個々の成分と比較して、かつ同じ物質から形成される従来の賦形剤と比較して、増強した流動性/良好な流動特性、優れた/高い圧縮性、および増大したAPI負荷、ならびに混和性を提供する。
上記改善された賦形剤は、微結晶性セルロース 85%、ヒドロキシプロピルメチルセルロース 2%、およびクロスポピドン 13%からなる。上記賦形剤を、湿式均質化/噴霧乾燥顆粒化プロセスによって生成した。上記賦形剤の生成のために使用した装置は、12000〜25000の間のディスクRPMおよび180〜250℃の入り口温度を有する並流アトマイザーディスクタイプ(Co−current atomizer disc type)であった。粉末化MCCを、脱イオン水と混合チャンバ中でスラリーに変換して、23.34%の濃度を得た。他の成分、すなわち、HPMCおよびクロスポピドンもまた、60℃の別個の混合チャンバ中、脱イオン水でスラリーに変換して、5.93%の濃度にした。次いで、上記HPMC/クロスポピドン混合物を、上記MCCスラリーを含むチャンバ中に移し、2時間にわたって、循環剪断ポンプおよび攪拌機を使用して、40〜60℃の均一な混合物へと均質化して、固体を上記溶液中に懸濁させて維持して、均質なスラリーを形成した。次いで、上記スラリー混合物を、106〜109℃の出口温度において、熱気(hot air)の存在下で、33Hzのモーター周波数においてロータリーノズルを介して噴霧乾燥した。このことは、上記顆粒形成工程を構成する。その細かいものを、サイクロンで除去し、上記最終生成物を収集すると、上記新たな改善された賦形剤が与えられた。実施例1の賦形剤のSEM顕微鏡写真は、図1に認められる。別段注記されない限り、本明細書中の全てのSEM顕微鏡写真は、FEI XL30 ESEM(環境的走査型電子顕微鏡)、電圧5kV、スポットサイズ3、SE検出器を使用して記録した。上記サンプルを、SEM分析の前にイリジウムを付着させた(付着時間40秒)。
(実施例2:本発明に従う、微結晶性セルロース−5.5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース−クロスポピドン賦形剤の調製)
上記賦形剤は、微結晶性セルロース(85.5%)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(5.5%)、およびクロスポピドン(9%)からなる。上記賦形剤を、湿式均質化/噴霧乾燥顆粒化プロセスによって生成した。上記賦形剤の生成のために使用した装置は、12000〜25000の間のディスクRPMおよび180〜250℃の入り口温度を有する並流アトマイザーディスクタイプ(Co−current atomizer disc type)である。顆粒化の後、サイクロン分離デバイスを使用して、細かいものを除去した。粉末化MCCを、混合チャンバ中で脱イオン水を使用してスラリーに変換して、25.12%の濃度にした。他の成分HPMCおよびクロスポピドンを、最初に乾式混合し、次いで、別個の混合チャンバ中、脱イオン水でスラリーへと変換し、11.4%の濃度にした。次いで、上記HPMC/クロスポピドン混合物を、上記MCCスラリーを含むチャンバへと移し、循環剪断ポンプおよび攪拌機を使用して、40〜60℃で2時間にわたって均質な混合物へと均質化して、固体を上記溶液中に懸濁させて維持して、均質なスラリーを形成した。次いで、上記スラリー混合物を、106〜109℃の出口温度において、熱気(hot air)の存在下で、40.1Hzのモーター周波数においてロータリーノズルを介して噴霧乾燥した。このことは、上記顆粒形成工程を構成する。その細かいものを、サイクロンで除去し、上記最終生成物を収集した(図2を参照のこと)。
(実施例3)
上記賦形剤は、微結晶性セルロース(89%)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(2%)、およびクロスポピドン(9%)からなる。上記賦形剤を、湿式均質化/噴霧乾燥顆粒化プロセスによって生成した。上記賦形剤の生成のために使用した装置は、12000〜25000の間のディスクRPMおよび180〜250℃の入り口温度を有する並流アトマイザーディスクタイプ(Co−current atomizer disc type)であった。顆粒化の後、サイクロン分離デバイスを使用して、細かいものを除去した。上記顆粒状賦形剤の生成を、混合チャンバ中で脱イオン水を使用して粉末化MCC(これは、杆状粒子からなる)をスラリーに変換して、23.34%の濃度にすることで始める。他の成分HPMCおよびクロスポピドンを、最初に乾式混合し、次いで、別個の混合チャンバ中、脱イオン水でスラリーへと変換し、10.1%の濃度にした。次いで、上記HPMC/クロスポピドン混合物を、上記MCCスラリーを含むチャンバへと移し、循環剪断ポンプおよび攪拌機を使用して、40〜60℃で2時間にわたって均質な混合物へと均質化して、固体を上記溶液中に懸濁させて維持して、均質なスラリーを形成した。次いで、上記スラリー混合物を、106〜109℃の出口温度において、熱気(hot air)の存在下で、32.5Hzのモーター周波数においてロータリーノズルを介して噴霧乾燥した。このことは、上記顆粒形成工程を構成する。その細かいものを、サイクロンで除去し、上記最終生成物を収集した。いくつかのサンプリングから得られた生成物の均質性を、図8に図示する。
(実施例4:微結晶性セルロース(89%)−HPMC(2%)−クロスポピドン(9%)の高剪断湿式顆粒化)
133.5g 微結晶性セルロース、3.0g ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよび13.5g クロスポピドンを、1Lステンレス鋼のボールに入れた。このボールを、GMX.01ベクターマイクロ高剪断ミキサー/造粒機(Vector Corporation)に取り付けた。この乾燥混合物を、870rpmインペラー速度および1000rpチョッパー速度で2分にわたって混合した。16rpmの供与量率(dose rate)において蠕動ポンプを使用して、70gの脱イオン水(「液体結合剤」)をこの乾燥ブレンドに1滴ずつ添加した。上記液体結合剤添加の間、上記インペラー速度は700rpmであり、上記チョッパー速度は、1500rpmであった。上記湿式の塊にする時間(wet massing time)は、60秒であり、上記液体添加の間と同じインペラー速度およびチョッパー速度を維持した。顆粒化の後、上記湿った顆粒状物質を、60℃においてトレイで乾燥させた。その得られた顆粒状物質(水分含有量2.35%)を、30メッシュシーブを介して分離した。30メッシュスクリーンを通過した上記顆粒状物質の収量は、116.73gであった(乾燥出発物質および乾燥生成物を基準にして79.3%)。図6を参照のこと。
75〜100gの顆粒状物質を、4LのV字型ブレンダー中に装填し、2時間にわたって転倒混和した。上記顆粒状物質を回収し、分析した。Air Jet Sieving機器(Hosokawa Micron System)を使用して、転倒混和の前後で上記顆粒状物質の粒径分布を決定した。一連の4つのシーブ(270メッシュ、200メッシュ、100メッシュおよび60メッシュ)を使用した。各シーブに対する篩時間は、60秒であり、その間にその真空圧は、12〜14インチH 2 Oで維持した。上記サンプルサイズは、5gであった。
(実施例6:実施例1の粉末特性および実施例3の賦形剤および実施例4に従う高剪断湿式顆粒化によって得られる物質の比較)
上記顆粒状物質の粉末特性を、Powder Tester(Hosokawa Micron Corporation) Model PT−Sを使用して測定した。上記Hosokawa Powder試験器は、R.L.Carrの証明された方法に従って、乾燥固体の流動性を決定する。上記Hosokawa Powder Testerソフトウェアを使用するコンピューターを使用して、測定操作の間にHosokawa Powder Testerを制御し、単純な使用およびデータ処理を可能にした。上記空気を含んだバルク密度およびタップバルク密度を測定するために、50ccカップを使用した。上記タップバルク密度を測定するための上記標準タップ数は180であり、上記タップストロークは、18mmであった。
(実施例7:実施例1の賦形剤を使用して調製したプラセボ錠剤および実施例4に従う高剪断湿式顆粒化によって得られた物質の硬度 対 圧縮力プロフィールの比較)
約0.5g錠剤を、Carverマニュアルプレスおよび13mmダイを使用して、種々の圧縮力で対応する顆粒状物質から押し出した。休止時間(dwell time)は、5秒であった。滑沢剤を添加しなかった。上記錠剤の硬度は、Varian,BenchsaverTM Series,VK 200 Tablet Hardness Testerを使用して測定した。以下の表において記録された値は、3回の測定の平均である。
(実施例8:種々の市販の供給源からの微結晶性セルロース、微結晶性セルロースを含む市販の同時処理賦形剤、ならびに実施例1、実施例2および実施例3の賦形剤のHausner比およびCarrの圧縮性指数(%)の比較)
上記空気を含んだバルク濃度およびタップバルク密度を使用して、Carrの圧縮性指数およびHausner比を計算し得る。Carrの圧縮性指数に対して20〜21%以下の値、およびHausner比に対して1.25未満の値は、良好な流動性を有する物質を示す。
(実施例9:MCCベースの顆粒状賦形剤のプラセボ錠剤についての崩壊時間 対 硬度)
約0.5g 錠剤を、Carverマニュアルプレスおよび13mmダイを使用して、3000lbs−fの圧縮力で対応する顆粒状物質から押し出した。休止時間は、5秒であった。滑沢剤は加えなかった。上記崩壊実験を、37℃の900mLの脱イオン水を使用して、Distek Disintegration System 3100で実施した。
(実施例10:5% アセトアミノフェンと実施例1の賦形剤との混合物の粉末特性)
7.9gのアセトアミノフェンを、4LのV字形ブレンダー中、1時間30分間にわたって150gの実施例1の賦形剤と混和した。上記粉末特性を、実施例6において言及された同じ方法を使用して測定した。上記D50値を、実施例5において記載されるものに類似の「粒径分布」測定において集められたデータに基づいて計算した。
(実施例11:30% アセトアミノフェンと実施例1の賦形剤との混合物の粉末特性)
64.9gのアセトアミノフェンを、4LのV字形ブレンダー中、1時間30分間にわたって150gの実施例1の賦形剤と混和した。上記粉末特性を、実施例6に記載される同じ方法を使用して測定した。上記D50値を、実施例5に記載されるものと類似の「粒径分布」測定において集められたデータに基づいて、計算した。
(実施例12:30% イブプロフェンと実施例1の賦形剤との混合物の粉末特性)
64.3gのイブプロフェンを、4LのV字形ブレンダー中、1時間30分間にわたって150gの実施例1の賦形剤と混和した。上記粉末特性を、実施例6に記載される同じ方法を使用して測定した。上記D50値を、実施例5に記載されるものと類似の「粒径分布」測定において集められたデータに基づいて計算した。
(実施例13:実施例10に従って調製された粉末ブレンドを使用した、5% アセトアミノフェン錠剤の調製)
約0.5gの錠剤を、Carverマニュアルプレスおよび13mmダイを使用して、種々の圧縮力で対応する顆粒状物質から押し出した。休止時間は、5秒であった。滑沢剤は添加しなかった。上記錠剤の硬度を、Varian,BenchsaverTM Series,VK 200 Tablet Hardness Testerを使用して測定した。以下の表において記録された値は、3回の測定の平均である。上記崩壊実験を、37℃の900mL 脱イオン水を使用して、Distek Disintegration System 3100で行った。
(実施例14:実施例11に従って調製された粉末ブレンドを使用する、30% アセトアミノフェン錠剤の調製)
約0.5gの錠剤を、Carverマニュアルプレスおよび13mmダイを使用して、種々の圧縮力で対応する顆粒状物質から押し出した。休止時間は、5秒であった。滑沢剤は添加しなかった。上記錠剤の硬度を、Varian,BenchsaverTM Series, VK 200 Tablet Hardness Testerを使用して測定した。以下の表に記録された値は、3回の測定の平均である。上記崩壊実験を、37℃の900mLの脱イオン水を使用して、Distek Disintegration System 3100で行った。
(実施例15:50% ナプロキセンナトリウム/実施例3の調製)
80gのナプロキセンナトリウムを、4LのV字形ブレンダー中、1時間30分間にわたって、80gの実施例3の賦形剤および800mg(0.5%)の無定形シリカ(滑り剤)とブレンドした。約0.5gの錠剤を、Carverマニュアルプレスおよび13mmダイを使用して、種々の圧縮力で対応する顆粒状物質から押し出した。休止時間は、5秒であった。滑沢剤は添加されなかった。上記錠剤の硬度を、Varian,BenchsaverTM Series,VK 200 Tablet Hardness Testerを使用して測定した。以下の表において記録された値は、3回の測定の平均である。上記崩壊実験を、37℃の900mLの脱イオン水を使用して、Distek Disintegration System 3100で行った。
本発明を詳細に記載してきたが、当業者は、改変が、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、本発明からなされ得ることを認識する。従って、本発明の範囲は、記載される特定の実施形態に制限されることは意図されない。むしろ、添付の特許請求の範囲およびこれらの等価物が、本発明の範囲を決定することが意図される。
Claims (15)
- 均質な粒子を含む組成物であって、該組成物は、
75%〜98% 微結晶性セルロース;
1%〜10% 少なくとも1種の結合剤;および
1%〜15% 少なくとも1種の崩壊剤、
を含み、ここで該微結晶性セルロース、該結合剤および該崩壊剤は、SEMで見た場合、区別できず、そのため均質の、球状の粒子を形成し、
ここで、該結合剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースであり、該崩壊剤は、架橋ポリビニルピロリドンであり、
該組成物は、該微結晶性セルロース、該結合剤および該崩壊剤から構成される水性スラリーをスプレーすることによって形成される、組成物。 - 前記組成物は、
80%〜90% 微結晶性セルロース;
2%〜8% 前記少なくとも1種の結合剤;および
3%〜12% 前記少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、請求項1に記載の組成物。 - 前記組成物は、
85%〜93% 微結晶性セルロース;
2%〜5% 前記少なくとも1種の結合剤;および
10% 前記少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、請求項1に記載の組成物。 - 賦形剤を作製するための方法であって、該方法は、
微結晶性セルロース、少なくとも1種の結合剤および少なくとも1種の崩壊剤を水の存在下で混合して均質な水性スラリーを形成する工程;ならびに
該均質な水性スラリーをスプレーして、賦形剤の均質な粒子を形成する工程、を包含し、ここで、該結合剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースであり、該崩壊剤は、架橋ポリビニルピロリドンであり、
該賦形剤は、
75%〜98% 微結晶性セルロース;
1%〜10% 該少なくとも1種の結合剤;および
1%〜15% 該少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、方法。 - 前記賦形剤は、
80%〜90% 微結晶性セルロース;
2%〜8% 前記少なくとも1種の結合剤;および
3%〜12% 前記少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、請求項4に記載の方法。 - 前記賦形剤は、
85%〜93% 微結晶性セルロース;
2%〜5% 前記少なくとも1種の結合剤;および
10% 前記少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、請求項4に記載の方法。 - 賦形剤を作製するための方法であって、該方法は、
少なくとも1種の結合剤、微結晶性セルロースおよび少なくとも1種の崩壊剤を水の存在下で混合して均質な水性スラリーを形成する工程;
該均質な水性スラリーをスプレーして、均質な粒子を形成する工程、
を包含し、
該賦形剤は、
75%〜98% 微結晶性セルロース;
1%〜10% 該少なくとも1種の結合剤;および
1%〜15% 該少なくとも1種の崩壊剤、
を含み、
ここで、該結合剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースであり、該崩壊剤は、架橋ポリビニルピロリドンである、方法。 - 80%〜90% 微結晶性セルロース;
2%〜8% 前記少なくとも1種の結合剤;および
3%〜12% 前記少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、請求項7に記載の方法。 - 85%〜93% 微結晶性セルロース;
2%〜5% 前記少なくとも1種の結合剤;および
10% 前記少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、請求項7に記載の方法。 - 少なくとも1種の活性な薬学的成分;ならびに
以下を含む均質な粒子の賦形剤:
a)微結晶性セルロース;
b)少なくとも1種の結合剤;および
c)少なくとも1種の崩壊剤、
を含み、
ここで、該結合剤は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースであり、該崩壊剤は、架橋ポリビニルピロリドンであり、該賦形剤は、該微結晶性セルロース、該結合剤および該崩壊剤から構成される水性スラリーをスプレーすることによって形成され、
該賦形剤は、
75%〜98% 微結晶性セルロース;
1%〜10% 該少なくとも1種の結合剤;および
1%〜15% 該少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、薬学的錠剤。 - 前記賦形剤は、
80%〜90% 微結晶性セルロース;
2%〜8% 前記少なくとも1種の結合剤;および
3%〜12% 前記少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、請求項10に記載の錠剤。 - 前記賦形剤は、
85%〜93% 微結晶性セルロース;
2%〜5% 前記少なくとも1種の結合剤;および
10% 前記少なくとも1種の崩壊剤、
を含む、請求項10に記載の錠剤。 - 薬学的錠剤を作製するための方法であって、該方法は、
少なくとも1種の活性な薬学的成分を、請求項1に記載の組成物と混合する工程;ならびに
該混合物を圧縮して、錠剤を形成する工程、
を包含する、方法。 - 前記活性な薬学的成分がイブプロフェンを含む、請求項10に記載の錠剤。
- 請求項10に記載の錠剤であって、前記少なくとも1種の活性な薬学的成分が、該錠剤の5%〜50%を構成する、錠剤。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US97886607P | 2007-10-10 | 2007-10-10 | |
US60/978,866 | 2007-10-10 | ||
PCT/US2008/011555 WO2009048557A1 (en) | 2007-10-10 | 2008-10-07 | Directly compressible high functionality granular microcrystalline cellulose based excipient, manufacturing process and use thereof |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013268434A Division JP2014058568A (ja) | 2007-10-10 | 2013-12-26 | 直接圧縮可能な高機能性の顆粒状の微結晶性セルロースベースの賦形剤、製造工程およびその使用 |
Publications (4)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011500565A JP2011500565A (ja) | 2011-01-06 |
JP2011500565A5 JP2011500565A5 (ja) | 2012-11-22 |
JP5711969B2 true JP5711969B2 (ja) | 2015-05-07 |
JP5711969B6 JP5711969B6 (ja) | 2015-06-10 |
Family
ID=
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW200932288A (en) | 2009-08-01 |
MX339320B (es) | 2016-05-20 |
IL204751A0 (en) | 2010-11-30 |
WO2009048557A1 (en) | 2009-04-16 |
BRPI0818317A8 (pt) | 2018-12-18 |
CA2702055C (en) | 2017-12-12 |
MX2010003717A (es) | 2010-04-27 |
MY164765A (en) | 2018-01-30 |
AU2008311289A1 (en) | 2009-04-16 |
IL204751A (en) | 2014-11-30 |
JP2011500565A (ja) | 2011-01-06 |
TWI498130B (zh) | 2015-09-01 |
EP2207533A1 (en) | 2010-07-21 |
US20110092598A1 (en) | 2011-04-21 |
SG185257A1 (en) | 2012-11-29 |
KR20100065371A (ko) | 2010-06-16 |
KR101633939B1 (ko) | 2016-06-27 |
EP2207533B1 (en) | 2021-01-06 |
CA2702055A1 (en) | 2009-04-16 |
CN101820863A (zh) | 2010-09-01 |
JP2014058568A (ja) | 2014-04-03 |
NZ584521A (en) | 2011-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012509329A (ja) | 直接圧縮可能で高機能性な顆粒状の微結晶性セルロースベース賦形剤、それらの製造プロセスおよび使用 | |
JP2014058568A (ja) | 直接圧縮可能な高機能性の顆粒状の微結晶性セルロースベースの賦形剤、製造工程およびその使用 | |
US20170112768A1 (en) | Directly compressible granular microcrystalline cellulose based excipient, manufacturing process and use thereof | |
JP2014148556A (ja) | 直接圧縮可能で高機能性な顆粒状のリン酸水素カルシウムベースの共に処理された賦形剤 | |
JP5711969B6 (ja) | 直接圧縮可能な高機能性の顆粒状の微結晶性セルロースベースの賦形剤、製造工程およびその使用 | |
JP2011500565A5 (ja) | ||
JP2008505074A (ja) | 高イブプロフェン含有量顆粒並びにそれらの製造および製薬学的薬用量形態中でのそれらの使用 | |
US20120100211A1 (en) | Material and process for incorporation of low dosage active pharmaceutical ingredients and use thereof | |
CN112601606A (zh) | 新颖、精益且环境友好的制粒方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110819 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110819 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20110819 |
|
A524 | Written submission of copy of amendment under article 19 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524 Effective date: 20111006 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130523 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130813 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131001 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140123 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140422 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140430 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140917 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150309 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5711969 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |