JP5710181B2 - インナーウェア - Google Patents

インナーウェア Download PDF

Info

Publication number
JP5710181B2
JP5710181B2 JP2010196139A JP2010196139A JP5710181B2 JP 5710181 B2 JP5710181 B2 JP 5710181B2 JP 2010196139 A JP2010196139 A JP 2010196139A JP 2010196139 A JP2010196139 A JP 2010196139A JP 5710181 B2 JP5710181 B2 JP 5710181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sweat
sheet
pad
cloth
upper edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010196139A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012052266A (ja
Inventor
承江 倉田
承江 倉田
菜子 中馬
菜子 中馬
俊幸 清水
俊幸 清水
鮎美 足立
鮎美 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gunze Ltd filed Critical Gunze Ltd
Priority to JP2010196139A priority Critical patent/JP5710181B2/ja
Publication of JP2012052266A publication Critical patent/JP2012052266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5710181B2 publication Critical patent/JP5710181B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)

Description

本発明は、身生地の両側のアームホール部(脇刳り部)に汗取りパッドを備えたインナーウェアに関するものである。
従来、身生地のアームホールの周縁部の下方側から外方に舌片状に突出して汗取りパッドを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、楕円形乃至長円形とした汗取りパッドの長軸側の一端周縁をアームホールの下半周部に縫着し、他端を外方に突出させたものもある(例えば、特許文献2参照)。
登録実用新案第3026416号公報 特開2008−88598号公報
しかしながら、特許文献1の汗取りパッドは、2枚の布地を重ね合わせたり、布袋の中に防水シートを挿入した3重構造としているため、分厚くなり、しかも、周縁に別物の装飾体を縫着しているため、ごわつきが発生し易い。また、特許文献1の汗取りパッドは、舌片状に突出する汗取りパッドの先端が、アームホールの下半周部から斜め上に突出した凸円となり、この凸円の先端は、自由端となっているため、着用時、着用者の脇下部の三次元の湾曲形状にぴったりとフイットせず、腕を下げた状態では、先端部が下方に押し下げられて折れ曲がった状態となり、この折れ曲がった部分が2重の厚みとなるため、ごわつきを生じ、また、脇下部に異物が挟まったような違和感を生じると共に、熱がこもりやすくなる不具合があった。
また、特許文献2の汗取りパッドは、丸編みされた筒編地を所定形状にカットして周囲を縁処理して袋状とするものであるため、分厚くなり、ごわつきが発生し易い。しかも、特許文献2の汗取りパッドは、アームホールから外方に突出させた先端が下方に折れ曲がった状態となり、これも特許文献1と同様に、着用時、着用者の脇下部の三次元の湾曲形状にぴったりとフイットせず、腕を下げた状態では、先端部が下方に押し下げられて折れ曲がった状態となり、この折れ曲がった部分が2重の厚みとなるため、ごわつきを生じ、また、脇下部に異物が挟まったような違和感を生じると共に、熱がこもりやすくなる不具合があった。
さらに、これら特許文献1,2の汗取りパッドは、基部側をアームホールの下半周部に縫着し、先端側をアームホールから外方へ突出させているため、着用時、腕を下げた状態では、先端側が押し下げられて下方へ折れ曲がるが、この折れ曲がりは、着用者の脇下部から離れた位置で発生することになり、汗取りパッドを着用者の脇下部の三次元の湾曲形状にぴったりと的確に体裁良くフイットさせることができなかった。
その上、汗取りパッドの先端側が上記のように下方へ折れ曲がった稜線部分は、2重の厚みとなるだけでなく、折れ曲がり剛性が高まり、それだけ変形し難くなり、着用者の脇下部の三次元の湾曲形状に益々フイットし難くなる不具合もあった。
このように、特許文献1,2の構成では、汗取りパッドの形状を着用者の脇下部の三次元の湾曲形状にぴったりと的確に体裁良くフイットさせることが容易ではなかった。
本発明は、従来の上記不具合に鑑みて開発されたもので、その目的とするところは、着用時における脇下部への違和感をなくすと共に、着用者の脇下部の三次元の湾曲形状にぴったりと的確に体裁良くフイットさせることができる薄い汗取りパッドを備えたインナーウェアを提供することにある。
前記目的を達成するために本発明は、身生地の両側のアームホール部に汗取りパッドを備えたインナーウェアにおいて、前記汗取りパッドは、アームホール部の前身頃側端部と後身頃側端部との間をわたって着用者の脇下部を通るように形成された上縁を有し、前記上縁は、着用者が腕を下げても着用者の脇下部によって2重の折り曲げが起こらない高さで配置されていると共に、腕を下げた着用者の脇下部の三次元湾曲形状に適合する下向き凸の円弧形状に形成されたものであって、且つ前記汗取りパッドは前記上縁とアームホール部の下半周部との間にわたるように1枚のシート状布片のみにより構成されることで前記上縁が切りっぱなし仕様とされており、前記シート状布片は、前記身生地の着用者と接する側が吸汗機能面によって形成されていると共に、この吸汗機能面とは表裏逆を向くことでインナーウェアの表面となる側が撥水加工面によって形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、1枚のシート状布片で汗取りパッドを構成していることによって、汗取りパッドを薄くすることができるため、ごわつきをなくすことができると共に、脇下部に発生した汗を汗取りパッドの吸汗機能面に備えさせた吸汗機能によって素早く吸い取らせることができ、さらに、この吸汗機能面とは表裏逆向きとなる側に撥水加工が施されて撥水加工面とされていることによって、汗取りパッドに吸収させた汗がアウターウェア側に移行することを防止することができる。
前記撥水加工に用いる加工薬剤は、フッ素を主成分としていることによって、着用者の肌に悪影響を与えることなくアウターウェアへの汗の移行を防止させることができる。
また、前記撥水加工は、捺染により前記シート状布片の20〜80%に施されていることが好ましい。
この構成によれば、ロール捺染やパッド捺染等の捺染手段により、汗取りパッドの片面に撥水加工を容易にほどこすことができ、その際、汗取りパッドの片面に対して、捺染加工が20%未満では、アウターウェアへの汗の移行を防止するための撥水性が不足し、80%を超える場合は、放湿性が悪化して熱がこもる不具合がある。
また、前記撥水加工は、前記捺染手段以外(例えば、スプレー式)でもよく、その際、前記シート状布片の20〜80%に施されているのが好ましい。
この構成によっても、汗取りパッドの片面に撥水加工を容易にほどこすことができ、その際、汗取りパッドの片面に対して、撥水加工が20%未満では、アウターウェアへの汗の移行を防止するための撥水性が不足し、80%を超える場合は、放湿性が悪化して熱がこもる不具合がある。
さらに、前記撥水加工は、ドット状に捺染されていることが好ましい。
この構成によれば、汗取りパッドの片面に、撥水機能と放湿機能をバランス良く均等に分布させて付与させることができる。
また、前記汗取りパッドが、消臭機能が付与されていることが好ましい。
この構成によれば、汗取りパッドに吸収させた汗の臭いを消臭機能によって消臭させて快適な環境を維持させることができる。
また、前記汗取りパッドが、周縁を切りっぱなし仕様とされた1枚のシート状布片で構成されていることが好ましい。
この構成によれば、汗取りパッドの周縁のほつれ止め加工を不要とでき、しかも、嵩張りをなくして薄くすることができる。
さらに、前記汗取りパッドが、フライス編により編成されていることが好ましい。
この構成によれば、汗取りパッドの伸縮性を向上させて脇下部の三次元の湾曲形状にフィットさせ易くすることができる。
また、前記シート状布片が、前記アームホール部の下半周部分に対応した下向き凸の略半円弧形状とされ、その下部側周縁が前記アームホール部の下半周部分に沿って縫着されており、かつ、前記略半円弧形状の上縁が下向き凸の円弧形状とされていると共に、該上縁の前身頃側端部が後身頃側端部よりも上方となるように前記アームホール部に取り付けられていることが好ましい。
この構成によれば、汗取りパッドの上縁を着用者の脇下部の三次元の湾曲形状にぴったりと的確に体裁良く(アームホールから外側に大きくはみ出さない状態で)フイットさせることができる。そして、腕を上げたとき、汗取りパッドの上縁が前身頃側端部及び後身頃側端部によってアームホール部の身生地と一緒に引き上げられて着用者の脇下部にフイットしたままの状態を保持させることができ、また、腕を下げたとき、汗取りパッドの上縁も追従して下がるため、2重に折り曲げられることはなく、ごわつきをなくすことができ、脇下部に違和感を与えることが避けられると共に、熱がこもることも避けることができる。
さらに、前記シート状布片の上縁は、波形状、花柄模様、その他の装飾形状に切りっぱなし仕様とされていることが好ましい。
この構成によれば、汗取りパッドに別物の装飾体を取り付けるのではなく、汗取りパッドを構成している1枚のシート状布片の周縁を模様状にカットするだけでよいため、簡単に実施でき、しかも、嵩張ることもないため、ごわつくこともない。
本発明によれば、着用時における脇下部への違和感をなくすと共に、着用者の脇下部の三次元の湾曲形状にぴったりと的確に体裁良くフイットさせることができる薄い汗取りパッドを備えたインナーウェアを提供することができる。
ノースリーブタイプのインナーウェアに本発明を適用した概略正面図である。 図1のインナーウェアの概略側面図である。 キャミソールタイプのインナーウェアに本発明を適用した概略正面図である。
以下、本発明に係るインナーウェアの実施形態を図面を参照して説明する。
本発明に係るインナーウェアは、図1、図2に示すように、両側にアームホール部1,1を有する身生地2を主体とし、この身生地2の両側のアームホール部1,1に汗取りパッド3,3を備えている。
汗取りパッド3は、周縁を切りっぱなし仕様とされた1枚のシート状布片3aのみによって構成されている。このシート状布片3aは、周縁を切りっぱなし仕様(状態)のままで使用するために、熱融着性繊維(例えば、ポリウレタン繊維等の比較的に低融点の熱融着性繊維が好ましい。)と該繊維よりも高融点の他の繊維(例えば、綿、ポリエステル、ナイロン、ポリエチレン、キュプラ等の前記熱融着性繊維よりも高融点の繊維が好ましい。)とを含み、予め、熱融着性繊維の融点以上で他の繊維の融点以下の温度で熱セットされて解れ止め処理された生地片で構成されるのが好ましい。
具体的には、上記シート状布片3aは、綿やレーヨンなどの保水性の高い糸とポリウレタン(熱融着性繊維)により編成された緯編地などが使用可能である。
より好ましくは、上記シート状布片3aは、ベアフライス(熱融着性乃至熱溶着性ポリウレタンのベア繊維糸と他の糸とのプレーティング編みで、編成後、熱セットによるフリーカット適合素材)とされ、綿とレーヨンの混紡糸とポリウレタン(ベア糸)20〜50デシテックスにより編成された緯編地を使用することが好ましい。
このような生地を用いることにより、汗取りパッド3は、保水力に優れ、より多くの汗を吸収させることができる。しかも、その周縁を切りっぱなし状態のままで使用することができ、このような状態で使用しても、周縁が解れることがなく、また、嵩張らず、ソフトで柔軟性に富むものとすることができる。
また、身生地2は、特に制約はなく、上記汗取りパッド3と同一構成の生地でもよいし、他の構成の生地でもよく、適度の伸縮性を備えた生地で構成されるのが好ましく、さらには、夏物として、通気性、冷感性等を備えた生地で構成されるのが一層好ましい。
この汗取りパッド3を構成するシート状布片3aは、図2に示すように、身生地2のアームホール部1の下半周部分(U字形部分)に対応した下向き凸の略半円弧形状とされ、その下部側周縁3bがアームホール部1の下半周部分に沿って縫着されており、かつ、前記略半円弧形状の上縁3cが下向き凸の円弧形状とされていると共に、この上縁3cの前身頃側端部3c1が後身頃側端部3c2よりも上方となるようにアームホール部1に取り付けられている。
また、シート状布片3aは、身生地2の着用者と接する側(肌側)が吸汗機能面によって形成されていると共に、この吸汗機能面とは表裏逆向きとなる側(反肌側)が撥水加工面によって形成されている。更にシート状布片3aには、消臭機能が付与されていることが好ましい。
シート状布片3aの片面を撥水加工面に形成するための加工(以下、「撥水加工」と言う)は、主成分として、フッ素成分を含み、これに増粘性を持たせた加工薬剤を調合し、シート状布片3aの片面にドット捺染を施して付着させ、耐久性をもつ付着表面を形成させることによって行うものとするのが好ましい。
前記したように1枚のシート状布片3aのみによって構成される汗取りパッド3は、保水力に優れ、より多くの汗を吸収させる機能を有して形成されたものであるため、汗取りパッド3(シート状布片3a)の片面に撥水加工面を形成させることにより、汗取りパッド3(シート状布片3a)において撥水加工面とは相対的に表裏逆の関係となる片面には、吸汗機能面が形成されていることになる。
この撥水加工は、捺染により前記シート状布片3aの20〜80%に施されていることが好ましい。
この構成によれば、ロール捺染やパッド捺染等の捺染手段により、シート状布片3aの片面に撥水加工を容易にほどこすことができ、その際、シート状布片3aの片面に対して、捺染加工が20%未満では、アウターウェアへの汗の移行を防止するための撥水性が不足し、80%を超える場合は、放湿性が悪化して熱がこもる不具合がある。
また、前記撥水加工は、前記捺染手段以外(例えば、スプレー式)でもよく、その際、前記シート状布片3aの20〜80%に施されているのが好ましい。
この構成によっても、シート状布片3aの片面に撥水加工を容易にほどこすことができ、その際、シート状布片3aの片面に対して、撥水加工が20%未満では、アウターウェアへの汗の移行を防止するための撥水性が不足し、80%を超える場合は、放湿性が悪化して熱がこもる不具合がある。
さらに、前記撥水加工は、ドット状に捺染されていることが好ましい。
この構成によれば、シート状布片3aの片面に、撥水機能と放湿機能をバランス良く均等に分布させて付与させることができる。
また、前記消臭加工は、主成分として、酸化亜鉛等を含んだ無機物を耐久付着させ、これによるアンモニアの中和反応、酢酸・イソ吉草酸の吸着反応によって消臭効果を発揮させるのが好ましい。
前記したように、汗取りパッド3(シート状布片3a)は、吸汗機能面が身生地2の着用者と接する側(肌側)へ向けられ、この吸汗機能面とは表裏逆の撥水加工面が、反肌側へ向けられるようになっている。
このように、本発明のインナーウェアは、汗取りパッド3(シート状布片3a)に保水力を持たせた素材を用い且つ吸汗機能面を形成させていることによって、より多くの汗を吸収させることができ、その汗が肌側へ戻ることを防止している。そのうえで、汗取りパッド3(シート状布片3a)に撥水加工面を形成させていることによって、反肌側には水が滲み出さないようにし、もってアウターウェア側への水分の移行を遮断して、放湿性を持たせて快適な環境が得られるようにしている。さらに、消臭機能を付与して汗臭の発散を防止させることができる。
また、本発明のインナーウェアにおいて、汗取りパッド3(シート状布片3a)はフリーカット機能をそなえる編地(切りっぱなし仕様可能な生地)であるという構造的特徴をも有したものである。
なお、シート状布片3aの上縁3cは、波形状、花柄模様、その他の装飾形状に切りっぱなし仕様とされていてもよい。
図3は、キャミソールタイプの身生地2の両側のアームホール部1,1に汗取りパッド3,3を前記と同様に取り付けた本発明の他の実施形態を示すものである。
本発明は、上記実施形態からなるため、次のような作用効果が得られる。
即ち、周縁を切りっぱなし仕様とされた1枚のシート状布片3aのみによって汗取りパッド3を構成していることによって、汗取りパッド3を薄くすることができるため、ごわつきをなくすことができる。
また、汗取りパッド3を構成するシート状布片3aが、アームホール部1の下半周部分に対応した下向き凸の略半円弧形状とされ、その下部側周縁3bがアームホール部1の下半周部分に沿って縫着されており、かつ、前記略半円弧形状の上縁3cが下向き凸の円弧形状とされていると共に、該上縁3cの前身頃側端部3c1が後身頃側端部3c2よりも上方となるようにアームホール部1に取り付けられていることによって、汗取りパッド3の上縁3cを着用者の脇下部の三次元の湾曲形状にぴったりと的確に体裁良く(アームホールから外側に大きくはみ出さない状態で)フイットさせることができる。
そして、腕を上げたとき、汗取りパッド3の上縁3cが前身頃側端部3c1及び後身頃側端部3c2によってアームホール部1の身生地2と一緒に引き上げられて着用者の脇下部にフイットしたままの状態を保持させることができ、また、腕を下げたとき、汗取りパッド3の上縁3cも追従して下がるため、2重に折り曲げられることはなく、ごわつきをなくすことができ、脇下部に違和感を与えることが避けられると共に、熱がこもることも避けることができる。
また、汗取りパッド3(シート状布片3a)の片面(肌側の面)には、吸汗機能面が形成され且つ消臭機能を有したものとなっていると共に、汗取りパッド3(シート状布片3a)において吸汗機能面とは表裏逆側となる片面(反肌側の面)には撥水加工面が形成されている。そのため、着用者の脇下部に発生する汗を汗取りパッド3の吸汗機能によって素早く吸収させることができると共に、消臭機能によって消臭させて快適な環境を維持させることができ、また、反肌側の面に施された撥水機能によって汗取りパッド3に吸収させた汗がアウターウェア側に移行することを防止することができる。
また、シート状布片3aの上縁3cは、波形状、花柄模様、その他の装飾形状に切りっぱなし仕様とされていることによって、汗取りパッド3に別物の装飾体を取り付けるのではなく、汗取りパッド3を構成している1枚のシート状布片3aの周縁を模様状にカットするだけでよいため、簡単に実施でき、しかも、嵩張ることもないため、ごわつくこともない。
本発明の実施形態は、以上からなるが、本発明は、上記実施形態にのみ制約されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内で自由に変更して実施することができる。
本発明は、ノースリーブタイプ、キャミソールタイプ、スリップタイプのようなインナーウェアに利用することができ、また、女性用に限らず、男性用にも適用できる。
1 アームホール部
2 身生地
3 汗取りパッド
3a 1枚のシート状布片
3b 下部側周縁
3c 上縁
3c1 前身頃側端部
3c2 後身頃側端部

Claims (10)

  1. 身生地の両側のアームホール部に汗取りパッドを備えたインナーウェアにおいて、
    前記汗取りパッドは、アームホール部の前身頃側端部と後身頃側端部との間をわたって着用者の脇下部を通るように形成された上縁を有し
    前記上縁は、着用者が腕を下げても着用者の脇下部によって2重の折り曲げが起こらない高さで配置されていると共に、腕を下げた着用者の脇下部の三次元湾曲形状に適合する下向き凸の円弧形状に形成されたものであって、
    且つ前記汗取りパッドは前記上縁とアームホール部の下半周部との間にわたるように1枚のシート状布片のみにより構成されることで前記上縁が切りっぱなし仕様とされており、
    前記シート状布片は、前記身生地の着用者と接する側が吸汗機能面によって形成されていると共に、この吸汗機能面とは表裏逆を向くことでインナーウェアの表面となる側が撥水加工面によって形成されていることを特徴とするインナーウェア。
  2. 前記撥水加工に用いる加工薬剤は、フッ素を主成分であることを特徴とする請求項1に記載のインナーウェア。
  3. 前記撥水加工は、捺染により前記シート状布片の20〜80%に施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインナーウェア。
  4. 前記撥水加工は、前記シート状布片の20〜80%に施されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインナーウェア。
  5. 前記撥水加工は、ドット状に捺染されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインナーウェア。
  6. 前記汗取りパッドが、消臭機能が付与されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のインナーウェア。
  7. 前記汗取りパッドが、周縁を切りっぱなし仕様とされた1枚のシート状布片で構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のインナーウェア。
  8. 前記汗取りパッドが、フライス編により編成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のインナーウェア。
  9. 前記シート状布片が、前記アームホール部の下半周部分に対応した下向き凸の略半円弧形状とされ、その下部側周縁が前記アームホール部の下半周部分に沿って縫着されており、かつ、前記略半円弧形状の上縁が下向き凸の円弧形状とされていると共に、該上縁の前身頃側端部が後身頃側端部よりも上方となるように前記アームホール部に取り付けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のインナーウェア。
  10. 前記シート状布片の上縁は、波形状、花柄模様、その他の装飾形状に切りっぱなし仕様とされていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のインナーウェア。
JP2010196139A 2010-09-01 2010-09-01 インナーウェア Active JP5710181B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010196139A JP5710181B2 (ja) 2010-09-01 2010-09-01 インナーウェア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010196139A JP5710181B2 (ja) 2010-09-01 2010-09-01 インナーウェア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012052266A JP2012052266A (ja) 2012-03-15
JP5710181B2 true JP5710181B2 (ja) 2015-04-30

Family

ID=45905890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010196139A Active JP5710181B2 (ja) 2010-09-01 2010-09-01 インナーウェア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5710181B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6319617B2 (ja) * 2013-11-01 2018-05-09 株式会社ワコール 上半身用衣類
JP6379437B2 (ja) * 2014-07-07 2018-08-29 グンゼ株式会社 衣類
JPWO2018225286A1 (ja) * 2017-06-09 2020-04-09 花王株式会社 撥水性付与繊維製物品
WO2018225272A1 (ja) * 2017-06-09 2018-12-13 花王株式会社 繊維製物品の処理方法
CN110101140A (zh) * 2019-06-04 2019-08-09 无锡红豆纺织服装有限公司 舒适无痕实用背心

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3026416U (ja) * 1995-12-28 1996-07-12 株式会社ラック 汗取りパッド付ノースリーブアンダーシャツ
JP3046014U (ja) * 1997-08-06 1998-02-20 島崎株式会社 肌 着
JP4414261B2 (ja) * 2004-03-31 2010-02-10 イイダ靴下株式会社 肌着
JP4863672B2 (ja) * 2005-08-31 2012-01-25 小林製薬株式会社 脇用汗取りシート
JP2007162150A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Teijin Fibers Ltd ぬれ感の少ない織編物およびその製造方法および繊維製品
JP4909340B2 (ja) * 2008-11-19 2012-04-04 グンゼ株式会社 上半身用衣類

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012052266A (ja) 2012-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5710181B2 (ja) インナーウェア
US7730551B2 (en) Underarm garment protector
US8925114B2 (en) Perspiration concealing brassiere
JP2011517475A (ja) 衣料品
TWI458471B (zh) Armpit sweat pad
JP4665881B2 (ja) インナーウェア
US20110162130A1 (en) Three-dimensionally configured armpit patch
JP2009273910A (ja) 織布製マスク
US9510630B2 (en) Disposable underarm perspiration pad
JP6379437B2 (ja) 衣類
JP4909340B2 (ja) 上半身用衣類
JP6182012B2 (ja) 介護用手袋
JP4936473B2 (ja) 袖付き衣類
JP3151831U (ja) 乳癌手術後の痛み緩和用上着
JP3229544U (ja) 立体マスク
JP3134522U (ja) 肌着
JP6257211B2 (ja) 介護用手袋
JP2013049934A (ja) インナーウェア
JP6479446B2 (ja) 脇用汗取りシート
JP4414261B2 (ja) 肌着
KR200472273Y1 (ko) 속옷상의
JP3231935U (ja) 汗取り汗止め用肌着
CN212728838U (zh) 西服
WO2004089134A1 (en) Perspiration shield
JP3226497U (ja) 背中用汗吸収具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5710181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250