JP5708519B2 - 太陽電池一体型アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池とアンテナとを一体的に備える太陽電池一体型アンテナに関する。
この種のアンテナとして、例えば特許文献1に開示されている太陽電池搭載アンテナは、太陽電池の上部に、導体フィルムとアレイアンテナ素子とからなるアンテナを備えている。しかしながら、このアンテナは、その一部である導体フィルムが金属材料を薄膜状に形成したものであることから、当該導体フィルムの抵抗率が著しく大きく、従って、アンテナ全体としての損失が増大し、アンテナの利得が著しく低下してしまう。
特開平10−270925号公報
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アンテナ全体としての損失を抑え、アンテナの利得を改善することができる太陽電池一体型アンテナを提供することにある。
本発明によれば、太陽電池と当該太陽電池の上方に配置された放射素子部を有するアンテナとを備える太陽電池一体型アンテナにおいて、アンテナの一部である放射素子部を、金属材料を薄膜状にして形成するのではなく、金属製の線材によって網状に形成した。このように形成された放射素子部は、その抵抗率が大きくならず、従って、アンテナ全体としての損失を抑え、アンテナの利得を改善することができる。
本発明の第1実施形態に係る太陽電池一体型アンテナの構成を概略的に示す図であり、(a)は太陽電池一体型アンテナの縦断側面図、(b)は誘電体を省略して示す太陽電池一体型アンテナの平面図 アンテナの構成を概略的に示す斜視図 線材が交わる部分を拡大して示すアンテナの部分拡大図 1波長当たりに含まれる線材の数と1波長当たりの分割数との関係を説明するための図 1波長当たりの分割数とアンテナに対する太陽光の透過率との関係を示す図 第2実施形態に係る図1相当図 第3実施形態に係る図1相当図 第1実施形態の変形例に係る図1相当図 第2実施形態の変形例に係る図1相当図 第3実施形態の変形例に係る図1相当図
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1から図5を参照しながら説明する。この実施形態では、平面状に形成されたいわゆるパッチアンテナを備える構成について説明する。図1(a)に示すように、太陽電池一体型アンテナ10は、太陽電池11とパッチアンテナ12とを備える。
太陽電池11は、図1(b)に示すように、この場合、上下方向に見て矩形板状をなし、複数本のバスバー電極11a、および、これらバスバー電極11aに直交する複数のグリッド線11bを有している。太陽電池11は、太陽光を受光した発電セルが発電した電気を各グリッド線11bを介してバスバー電極11aに集めて蓄電するようになっている。
パッチアンテナ12は、特許請求の範囲に記載したアンテナに相当するものであり、太陽電池11の上方に配置された放射素子部13を有する。図1(b)および図2に示すように、この放射素子部13は、細い金属製の線材13aによって網状に形成されている。また、パッチアンテナ12は、太陽電池11の上方に配置された地板部14を有する。図1(b)に示すように、この地板部14も、細い金属製の線材14aによって網状に形成されている。また、パッチアンテナ12は、太陽電池11の上方であって且つ地板部14の下方に配置された給電線路部15を有する。図2に示すように、この給電線路部15も、細い金属製の線材15aによって網状に形成されている。また、この場合、給電線路部15は、垂直方向に延びる垂直線路部15Aと水平方向に延びる水平線路部15Bとからなる。
これら放射素子部13、地板部14、および、給電線路部15は、それぞれを形成する線材13a,14a,15aが上下方向に見て相互に重なるように配置されているとともに、それぞれを形成する線材13a,14a,15aが上下方向に見てバスバー電極11aおよびグリッド線11bに重なるように配置されている。また、これら放射素子部13、地板部14、および、給電線路部15は、透明な誘電体16によって支えられている。この場合、誘電体16は、例えばガラス系や樹脂系の材料で構成され、上下方向に見て矩形板状をなしており、その外形が、上下方向に見て太陽電池11の外形と一致するように形成されている。また、図2に示すように、放射素子部13と垂直線路部15Aとの接続点では、各線材13aが交わる位置に垂直線路部15Aを構成する線材15aが接続されている。また、垂直線路部15Aと水平線路部15Bとの接続点では、水平線路部15Bを構成する各線材15aが交わる位置に垂直線路部15Aを構成する線材15aが接続されている。また、垂直線路部15Aは、太陽電池一体型アンテナ10の上下方向に見て、各線材15aが相互に直交するように設けられており、これにより、十字状に形成されている。
また、各線材13a,14a,15aの線径φ(図3参照)は、それぞれ、パッチアンテナ12の使用周波数fにおける各線材13a,14a,15aの表皮深さd以上の寸法に設定されている。なお、表皮深さd[m]は、次の式(1)により求められる。
d=√(2/ωμρ)・・・・・・・(1)
ω:2πf
f:アンテナの使用周波数[Hz]
μ:線材の透磁率[H/m]
ρ:線材の導電率[S/m]
例えば、アンテナの使用周波数fが「100×10[Hz]」であり、線材の透磁率が「4π×10−7[H/m]」であり、線材(銅)の導電率が「58×10[S/m]」であるとすると、表皮深さdは「6.6×10−6[m]」である。
また、各線材13a,14a,15a間のそれぞれの間隔K(図3参照)は、次の式(2)を満たすように設定されており、これにより、パッチアンテナ12の使用周波数fから求められる波長λ以下の寸法に設定されているようになっている。
K=λ/N・・・・・・・(2)
λ:アンテナの使用周波数から求められる波長[m]
N:1波長当たりの分割数
1波長当たりの分割数Nは、1波長当たりに含まれる線材によって波長λがいくつに分割されるのかを示すものであり、換言すれば、1波長当たりに含まれる線材の数を示す。例えば、図4(a)に示すように、1波長当たりに含まれる線材の数が5本であれば分割数Nは4であり、図4(b)に示すように、1波長当たりに含まれる線材の数が3本であれば分割数Nは2であり、1波長当たりに含まれる線材の数が2本であれば分割数Nは1である。
また、線材の間隔Kは、1波長当たりに含まれる線材の数が少ないほど長くなる。また、例えば、パッチアンテナ12の使用周波数が「100[MHz]」であり、光の速度が「3×10[m/s]」であるとすると、波長λは、「3×10[m/s]」/「100[MHz]」により「3[m]」と求められる。
また、上記構成においては、地板部14と給電線路部15の一部である水平線路部15Bとの間に誘電体16が存在しており、これにより、いわゆるマイクロストリップ伝送路構造が形成されている。放射素子部13を介して送受信される電波は、このマクロストリップ伝送路構造を通して図示しない回路に伝達されるようになっている。
次に、1波長当たりの分割数Nと、パッチアンテナ12に対する太陽光の透過率Tとの関係について図5を参照しながら説明する。なお、図5は、線材の材料が銅(ρ=58×10[S/m])、使用周波数fが100[MHz]の場合の例を示している。また、図5中、符号a〜cは、何れも線材の線径φが表皮深さd以上の場合を示すものであり、この場合、符号aは、線材の線径φが表皮深さdの10.0倍の場合を示し、符号bは、線材の線径φが表皮深さdの3.0倍の場合を示し、符号cは、線材の線径φが表皮深さdの1.0倍の場合を示している。また、符号dは、線材の線径φが表皮深さdの0.3倍、つまり、表皮深さd未満の場合を示している。また、図5中、斜線を付して示す領域Z1は、線材の線径φが表皮深さd未満となる領域であり、この領域では、パッチアンテナ12の性能が著しく劣化する。また、図5中、同じく斜線を付して示す領域Z2は、1波長当たりの分割数Nが1未満、つまり、1波長当たりに含まれる線材の数が2本未満となり線材間の間隔Kが波長λよりも大きくなる領域であり、この領域においても、パッチアンテナ12の性能が著しく劣化する。また、太陽光の透過率T(%)は、太陽光がパッチアンテナ12を通過する度合いを示すものであり、次の式(3)により求められる。
T=((K−φ)/K)×100・・・・・・・(3)
図5に示すように、符号aの場合では、1波長当たりの分割数Nが「200」以下であれば、線材の間隔Kが十分に長くなり、太陽光の透過率Tが99[%]以上となる。また、符号bの場合では、1波長当たりの分割数Nが「600」以下であれば、線材の間隔Kが十分に長くなり、太陽光の透過率Tが99[%]以上となる。また、符号cの場合では、1波長当たりの分割数Nが「2000」以下であれば、線材の間隔Kが十分に長くなり、太陽光の透過率Tが99[%]以上となる。なお、符号dの場合、つまり、線材の線径φが表皮深さd未満の場合では、1波長当たりの分割数Nが「5000」以下であれば太陽光の透過率Tが99[%]以上となるはずであるが、線径φが表皮深さd未満となる領域Z1に含まれてしまうことからパッチアンテナ12の性能が著しく劣化してしまい、アンテナ機能を十分に発揮することができない。
以上に説明したように本実施形態によれば、太陽電池11と当該太陽電池11の上方に配置された放射素子部13を有するパッチアンテナ12とを備える太陽電池一体型アンテナ10は、その一部である放射素子部13を、金属材料を薄膜状にして形成するのではなく、金属製の線材13aによって網状に形成した構成である。このように形成された放射素子部13は、その抵抗率が大きくならず、従って、パッチアンテナ12全体としての損失を抑え、パッチアンテナ12の利得を改善することができる。
また、太陽電池11の上方に配置されたパッチアンテナ12の一部である地板部14も金属製の線材14aによって網状に形成し、同じく太陽電池11の上方であって地板部14の下方に配置されたパッチアンテナ12の一部である給電線路部15も金属製の線材15aによって網状に形成した。これにより、地板部14および給電線路部15も、その抵抗率が大きくならず、従って、パッチアンテナ12全体としての損失を一層抑え、パッチアンテナ12の利得をさらに改善することができる。
また、太陽電池11の上方に存在する放射素子部13、地板部14、および、給電線路部15は、それぞれを形成する線材13a,14a,15aが太陽電池一体型アンテナ10の上下方向に見て相互に重なるように配置されている。これにより、これら放射素子部13、地板部14、および、給電線路部15が太陽光を遮り難くなり、太陽電池11に太陽光を十分に受光させることができる。
また、放射素子部13、地板部14、および、給電線路部15は、透明な誘電体16によって支えられているので、パッチアンテナ12に対する太陽光の透過率を悪化させることなく、パッチアンテナ12の各要素、この場合、放射素子部13、地板部14、および、給電線路部15を安定して支えることができる。
また、この誘電体16は、その外形が、太陽電池一体型アンテナ10の上下方向に見て太陽電池11の外形と一致していることから、太陽電池11の上面全体を外部にさらすことなく保護することができる。
また、各線材13a,14a,15aの線径φを、パッチアンテナ12の使用周波数fから求められる各線材の表皮深さd以上の寸法に設定し、さらに、各線材13a,14a,15a間のそれぞれの間隔Kを、パッチアンテナ12の使用周波数fから求められる波長λ以下の寸法に設定した。これにより、パッチアンテナ12の性能を損なうことなく十分に発揮することができる。
また、各線材13a,14a,15aを、太陽電池一体型アンテナ10の上下方向に見て太陽電池11のバスバー電極11aおよびグリッド線11bに重なるように配置した。これにより、各線材13a,14a,15aが太陽光を遮り難くなり、太陽電池11に太陽光を十分に受光させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図6を参照しながら説明する。この実施形態では、いわゆる逆F型アンテナを備える構成について説明する。以下、第1実施形態と異なる点のみを説明する。図6(a)に示すように、太陽電池一体型アンテナ20は、上記したパッチアンテナ12に代わり、逆F型アンテナ22を備える。
この逆F型アンテナ22は、特許請求の範囲に記載したアンテナに相当するものであり、太陽電池11の上方に配置された放射素子部23を備える。図6(b)に示すように、この放射素子部23は、細い金属製の線材23aによって網状に形成されている。また、また、逆F型アンテナ22は、太陽電池11の上方に配置された地板部24を有する。図6(b)に示すように、この地板部24も、細い金属製の線材24aによって網状に形成されている。また、逆F型アンテナ22は、太陽電池11の上方であって且つ地板部24の下方に配置された給電線路部25を有する。詳しい図示は省略するが、この給電線路部25も、細い金属製の線材によって網状に形成されている。また、この場合、給電線路部25は、垂直方向に延びる垂直線路部25Aと水平方向に延びる水平線路部25Bとからなる。また、逆F型アンテナ22は、放射素子部23の端部と地板部24とを連結する連結線路部26を有する。詳しい図示は省略するが、この連結線路部26も、細い金属製の線材によって網状に形成されている。
本実施形態によっても、逆F型アンテナ22の一部である放射素子部23を、金属製の線材23aによって網状に形成したので、放射素子部23の抵抗率が大きくならず、逆F型アンテナ22全体としての損失を抑え、逆F型アンテナ22の利得を改善することができる。さらに、逆F型アンテナ22の他の構成要素である地板部24、給電線路部25、および、連結線路部26も、細い金属製の線材によって網状に形成したので、逆F型アンテナ22全体としての損失を一層抑えることができ、逆F型アンテナ22の利得をさらに改善することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図7を参照しながら説明する。この実施形態では、いわゆるダイポールアンテナを備える構成について説明する。以下、第1実施形態と異なる点のみを説明する。図7(a)に示すように、太陽電池一体型アンテナ30は、上記したパッチアンテナ12に代わり、ダイポールアンテナ32を備える。
このダイポールアンテナ32は、特許請求の範囲に記載したアンテナに相当するものであり、太陽電池11の上方に配置された2つの放射素子部33A,33Bを備える。図7(b)に示すように、これら放射素子部33A,33Bは、何れも細い金属製の線材33aによって網状に形成されている。また、また、ダイポールアンテナ32は、太陽電池11の上方に配置された地板部34を有する。図7(b)に示すように、この地板部34も、細い金属製の線材34aによって網状に形成されている。また、ダイポールアンテナ32は、太陽電池11の上方であって且つ地板部34の下方に配置された給電線路部35を有する。詳しい図示は省略するが、この給電線路部35も、細い金属製の線材によって網状に形成されている。また、この場合、給電線路部35は、垂直方向に延びる垂直線路部35Aと水平方向に延びる水平線路部35Bとからなる。また、ダイポールアンテナ32は、放射素子部33Bの端部と地板部34とを連結する連結線路部36を有する。詳しい図示は省略するが、この連結線路部36も、細い金属製の線材によって網状に形成されている。
本実施形態によっても、ダイポールアンテナ32の一部である放射素子部33A,33Bを、金属製の線材33aによって網状に形成したので、放射素子部33A,33Bの抵抗率が大きくならず、ダイポールアンテナ32全体としての損失を抑え、ダイポールアンテナ32の利得を改善することができる。さらに、ダイポールアンテナ32の他の構成要素である地板部34、給電線路部35、および、連結線路部36も、細い金属製の線材によって網状に形成したので、ダイポールアンテナ32全体としての損失を一層抑えることができ、ダイポールアンテナ32の利得をさらに改善することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述した各実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
地板部および給電線路部は、太陽電池11の上方ではなく下方に配置する構成としてもよい。即ち、図8は、第1実施形態に示した構成の変形例として、地板部14および給電線路部15の一部である水平線路部15Bを太陽電池11の下方に配置した構成を示しており、図9は、第2実施形態に示した構成の変形例として、地板部24および給電線路部25の一部である水平線路部25Bを太陽電池11の下方に配置した構成を示しており、図10は、第3実施形態に示した構成の変形例として、地板部34および給電線路部35の一部である水平線路部35Bを太陽電池11の下方に配置した構成を示している。これらの構成によれば、パッチアンテナ12,22,32の構成要素のうち放射素子部13,23,33A,33Bのみが太陽電池11の上方に存在した構成となり、これにより、太陽光が遮られ難くなり、太陽電池11が受光する太陽光を増加させることができる。
本発明は、アンテナの構成要素を多数の線材によって網状に形成する構成であることから、アンテナの形状を任意の形状にすることができ、最適なアンテナ性能を得ることができる。
本発明は、上述した各実施形態を組み合わせて実施することができる。
図面中、10,20,30は太陽電池一体型アンテナ、11は太陽電池、11aはバスバー電極、11bはグリッド線、12,22,32はアンテナ、13,23,33A,33Bは放射素子部、13a,14a,15a,23a,24a,33a,34aは線材、14,24,34は地板部、15,25,35は給電線路部、16は誘電体を示す。

Claims (10)

  1. 太陽電池(11)と、
    前記太陽電池の上方に配置された放射素子部(13,23,33A,33B)を有するアンテナ(12,22,32)と、を備え、
    前記放射素子部は、金属製の線材(13a,23a,33a)によって網状に形成され
    前記線材は、上下方向に見て前記太陽電池のバスバー電極(11a)およびグリッド線(11b)に重なるように配置されていることを特徴とする太陽電池一体型アンテナ。
  2. 前記アンテナは、前記太陽電池の上方に配置された地板部(14,24,34)をさらに有し、
    前記地板部は、金属製の線材(14a,24a,34a)によって網状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池一体型アンテナ。
  3. 前記地板部の下方に、金属製の線材(15a)によって網状に形成された給電線路部(15,25,35)を有することを特徴とする請求項2に記載の太陽電池一体型アンテナ。
  4. 前記放射素子部、および、前記地板部は、それぞれを形成する前記線材が上下方向に見て相互に重なるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池一体型アンテナ。
  5. 前記放射素子部、前記地板部、および、前記給電線路部は、それぞれを形成する前記線材が上下方向に見て相互に重なるように配置されていることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池一体型アンテナ。
  6. 前記放射素子部、および、前記地板部は、透明な誘電体(16)によって支えられていることを特徴とする請求項2または4に記載の太陽電池一体型アンテナ。
  7. 前記放射素子部、前記地板部、および、前記給電線路部は、透明な誘電体(16)によって支えられていることを特徴とする請求項3または5に記載の太陽電池一体型アンテナ。
  8. 前記誘電体は、上下方向に見て前記太陽電池と一致する外形を有することを特徴とする請求項6または7に記載の太陽電池一体型アンテナ。
  9. 前記線材の線径は、前記アンテナの使用周波数における表皮深さ以上の寸法に設定されていることを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載の太陽電池一体型アンテナ。
  10. 前記線材間の間隔は、前記アンテナの使用周波数の波長以下の寸法に設定されていることを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の太陽電池一体型アンテナ。
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