JP5705573B2 - 注文管理システム、注文管理方法 - Google Patents
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Description
このような注文管理システムにおいては、各情報端末のうちいずれかが動作しなくなったような場合にも継続して稼働するために、データを二重化して記憶させておく構成をとる場合がある(例えば、特許文献1、2)。例えば、主系、従系の管理端末を予め用意しておき、主系の管理端末が動作しなくなった場合には、従系の管理端末が動作する。また、各情報端末は、修正、交換を考慮して複数台用意する必要がある。
ところで、データの二重化に拘らず、必要最小限の端末構成による注文管理システムに対する要望も少なくはない。現状、このような要望に対して、大規模店舗などにおいて導入される注文管理システムのための各種情報端末をそのまま使用することはできない。これは、注文管理システムを構成する各情報端末が、機能が特定された専用端末であり、柔軟な構成が取れないためである。
図1は、本実施形態による注文管理システム1の構成を示すブロック図である。注文管理システム1は、注文入力端末10と、複数の中継端末(ステーション。以降、ST)である情報端末20−1と印刷端末(プリンタ。以降、PR)である情報端末20−2とのコンピュータ端末と、可搬記憶媒体30とを備えている。
ここでは、情報端末20−1と情報端末20−2とは、STとPRとの異なる機能を持つコンピュータ端末であるが、本実施形態に特徴的な部分(図1における基本構成)においては同様の機能を備えるよう構成されている。よって、特に区別する必要がない場合には情報端末20として説明する。また、同等の機能を実現する構成要素についても、ハイフン以下を省略した符号(例えば、制御部は「24」、表示部は「21」など)により説明する。
これにより、CTの専用端末を予め用意する必要がなくなり、従来よりも少ない台数のコンピュータ端末により注文管理システム1を構成することが可能となる。例えば情報端末20−1に可搬記憶媒体30が挿入されておりCTとして動作している状態で、なんらかの理由により動作しなくなったとする。このとき、従来であれば、CTとして動作する同様のコンピュータ端末が他に存在しなければ、注文管理システム1は継続して稼働できなかった。これに対し、本実施形態によれば、情報端末20−1に挿入されている可搬記憶媒体30を抜き、情報端末20−2に挿入することでCTとして動作させ、注文管理システム1は継続して稼働することができる。
よって、STである情報端末20−1は、基本構成のほかに、表示部21−1と、LED22−1と、入力部23−1とを備え、PRである情報端末20−2は、基本構成のほかに、表示部21−2と、LED22−2と、入力部23−2と、印刷部29−2とを備えている。
通信部27は、注文入力端末10や他の情報端末20との間で、無線または有線による通信を行う。また、通信部27は、自身がSTとして機能する場合には、CTとして機能する情報端末20と注文入力端末10とから各種情報を取得して別の端末へ転送するようにしても良い。
脱着部28は、可搬記憶媒体30を脱着可能な取付部分であり、可搬記憶媒体30が取り付けられている場合には、取り付けられた可搬記憶媒体30に記憶されている情報を読み出すことができる。例えば、可搬記憶媒体30がメモリーカードである場合には、メモリーカードを抜き差しするカードスロットである。
印刷部29は、予め備えられた印刷用紙に情報を印刷して各種伝票を出力する。例えば、印刷部29は、通信部27を介して、CTとして機能する情報端末20から注文情報に関する伝票情報を受信し、印字して出力する。
例えば、可搬記憶媒体30には、飲食店における一般的な注文管理に関する制御プログラムとして、情報端末20が注文入力端末10から注文情報を受信して可搬記憶媒体30に記憶する機能、記憶した注文情報に基づき調理指示、提供指示等のための伝票や、客に配布するゲスト伝票を作成する機能、作成した伝票を適切なPRに送信して印字させる機能、自端末以外に存在するCT(例えば、自身が主系(メイン)なら、従系(サブ))が正常に動作しているかを監視する機能、を情報端末20に実施させるための制御プログラムが記憶されている。
また、可搬記憶媒体30には、同一の注文管理システム内に存在する他の端末に対して設定に関する情報を配信して設定させる制御プログラムも記憶されている。ここで、設定に関する情報とは、同一の注文管理システムを識別するIDや、通信時に使用する周波数チャネルに関する情報、この可搬記憶媒体30を読み込んで管理装置となった情報端末20に設定される通信用のアドレス、などである。
また、同様の制御プログラムが記憶されている可搬記憶媒体30を2個用意し、例えば情報端末20−1と情報端末20−2との双方に可搬記憶媒体30を取り付けることで、複数の情報端末20をメインまたはサブのCTとして動作させることが可能であるが、可搬記憶媒体30には、その場合の、メインまたはサブの決定に関する制御プログラムも記憶されている。例えば、制御プログラムの起動時に複数の情報端末20に対して、CTとして既に動作している情報端末20が存在するか否かを問い合わせ、他の情報端末20からの応答等に基づき、自身の情報端末20をメインのCTとして動作すべきか否かを判定する制御プログラムが記憶されている。このメインまたはサブの決定に関しての詳細は後述する。
また、可搬記憶媒体30には、情報端末20が制御プログラムを読み込んで起動することで、注文入力端末10から受信した情報に基づく注文データやその注文データに基づいて作成される伝票データなどが、随時、記憶されていく。
図2の符号dは、メインのCTに「メイン」との文字列が印刷されたラベルを貼り付けた例である。また、メインとサブの区別は、例えば表示部21に表示させておくようにしても良い。この場合、表示部21には、電源が途絶えても表示を保持する記憶型液晶を適用することができる。あるいは、メンブレンキーである入力部23のシート部分の色などによりメインとサブを判別可能にしても良い。
また、複数の情報端末20をそれぞれメイン、サブとして動作させる際には、メインのCTとサブのCTとを、無線との有線との双方のネットワーク(LAN(Local Area Network))により接続することで、信頼性の高いデータの二重化が実現できる。そのため、通信部27は、無線および有線通信を行う機能を有している。
まず、情報端末20に電源が投入されると(ステップS1)、判定部26は、脱着部28に可搬記憶媒体30が取り付けられているか否かを判定する(ステップS2)。判定部26が、脱着部28に可搬記憶媒体30が取り付けられてないと判定すると(ステップS3:無)、制御部24は、記憶部25に記憶されている制御プログラムを読み出し(ステップS4)、読み出した制御プログラムに基づいて起動する(ステップS5)。これにより、情報端末20は、記憶部25に記憶された制御プログラムに基づく端末(STまたはPR)として動作する(ステップS6)。
ここで、可搬記憶媒体30内に、自身がメインのCTとして動作するかサブのCTとして動作するかが予め設定され記憶されており、自身がサブであると定められている場合には(ステップS9:サブ)、サブのCTとして起動する(ステップS10)。一方、メインであると定められている場合には(ステップS9:メイン)、メインのCTとして起動する(ステップS13)。あるいは、メインであるかサブであるかが定められていない場合には(ステップS9:未決定)、他の情報端末20と通信を行って、システム内にメインのCTが存在するか否かを確認する(ステップS11)。ここで、メインのCTが存在すると判定した場合には(ステップS12:有)、ステップS10にすすみサブのCTとして動作する。メインのCTが存在しないと判定した場合には(ステップS12:無)、ステップS13にすすみメインのCTとして動作する。
まず、情報端末20−2の電源が投入され(ステップS20)、可搬記憶媒体30が取り付けられていることが確認されると(ステップS21)、情報端末20−2は、他の全ての情報端末20に対して、CTが存在するか否かを問い合わせる応答要求を送信し(ステップS22)、一定の待機時間の間、応答を待つ。この待機時間は、例えば、情報端末20に電源が投入されてから、可搬記憶媒体30を認識してCTとしての機能が完全に起動するまでの時間に応じて、例えば3分程度の時間である。
次に、情報端末20−3の電源が投入され(ステップS26)、可搬記憶媒体30が取り付けられていることが確認されると(ステップS27)、情報端末20−3は、他の全ての情報端末20に対して、CTが存在するか否かを問い合わせる応答要求を送信し(ステップS28)、一定の待機時間の間(例えば、3分)、応答を待つ。
情報端末20−1と情報端末20−4は、情報端末20−2から送信された、情報端末20−2がメインのCTであるという情報と設定の情報とを受信し、記憶して設定登録する(ステップS40、S41)。
情報端末20−3は、情報端末20−2から、情報端末20−2がメインのCTであることを示す情報を受信すると(ステップS42)、自身をサブのCTとして設定する(ステップS43)。そして、メインのCTである情報端末20−2に対して、自身がサブのCTであることを示す情報を送信する(ステップS44)。
図5において、ステップS50からステップS65までの処理は、それぞれ図4におけるステップS20からS35までの処理と同一である。
しかし、例えば、情報端末20−2の待機時間t1が、情報端末20−3の待機時間t2より大きい場合、情報端末20−2に対して先に電源が投入された場合でも、後から電源が投入された情報端末20−3がメインのCTとして立ち上がることとなる。すなわち、情報端末20−3が応答要求を送信した後、一定時間(t2)経過の間応答を受信しなければ、情報端末20−3は、CTが不在であると判定し(ステップS66)、自身をメインのCTとして設定する(ステップS67)。そして、自身がメインのCTであることを示す情報を、他の全ての情報端末20に対して送信する(ステップS68)。また、情報端末20−3は、可搬記憶媒体30に記憶されている設定の情報を他の全ての情報端末20に対して送信する(ステップS69)。
情報端末20−1と情報端末20−4は、情報端末20−3から送信された、情報端末20−2がメインのCTであるという情報と設定の情報を受信し、記憶して設定登録する(ステップS70、S71)。
情報端末20−2は、情報端末20−3から、情報端末20−3がメインのCTであることを示す情報を受信すると(ステップS72)、自身をサブのCTとして設定する(ステップS73)。そして、メインのCTである情報端末20−3に対して、自身がサブのCTであることを示す情報を送信する(ステップS74)。
このようにすれば、同じタイミングで情報端末20−1〜情報端末20−4の電源が投入されたような場合にも、可搬記憶媒体30が取り付けられた複数の情報端末20のいずれもがメインのCTとして起動することを防ぐことができる。
また、上記動作手順に限らず、例えば、店舗の責任者などが特定の情報端末20をメインのCTとすることを決め、メインのCTとするかサブのCTとするかを情報端末に設けられたスイッチ等の入力手段によって手動で設定するようにしてもよい。
また、小中規模の店舗においては、図7、図8に示すように注文入力端末1を構成することができる。あるいは、例えば調理指示のためにPRを使用せず、ディスプレイを採用する店舗においては、ST2台でデータを二重化するようにしても良いし、ディスプレイに可搬記憶媒体30を取り付けて制御プログラムを読み込ませて、CTとして動作させるようにしても良い。
また、図示しないが、データの二重化に拘らなければ、注文入力端末1を1台とPRとして動作する情報端末20を1台とで、小規模の注文管理システムを構成することも可能である。この場合、サブのCTは存在しないが、PRとして動作する1台の情報端末20が、可搬記憶媒体30を読み取ってメインのCTとして機能する。このような小規模のシステムは、例えば、データの二重化よりも安価なシステムを求める店舗に適している。
このように、本実施形態によれば、様々な規模、形態の店舗においても、統一して基本構成を備える情報端末20と、注文管理SWや設定情報、注文データを記憶する可搬記憶媒体30とによって、注文管理システム1を柔軟に構築することができる。
また、注文管理システム1に含まれる情報端末の故障等により、可搬記憶媒体30に記憶されている情報を読み取って正常に動作することができる情報端末が注文管理システム1内に1台のみとなった場合でも、データの二重化にさえ拘らなければ、注文管理システム1の運用を止めることなく動作させ続けることが出来る。
このように、本実施形態によれば、ソフトウェア、ハードウェアを増加することなく、店舗の規模に応じた端末数で、修理対応がしやすく、かつ(同一端末でなくても、2台以上の情報端末を用意することにより)情報が二重化された安全な注文管理システム1を構築することが可能となる。
10 注文入力端末
20 情報端末
21 表示部
22 LED
23 入力部
24 制御部
25 記憶部
26 判定部
27 通信部
28 脱着部
29 印刷部
30 可搬記憶媒体
Claims (9)
- 来店客からの注文入力を受け付ける注文入力端末と、当該注文入力端末から送信される注文情報を受信し記憶する管理端末として機能する情報端末とを備えた注文管理システムであって、
前記管理端末の機能を実現するための制御プログラムと、前記注文入力端末または前記情報端末が当該注文管理システムにおいて動作するために必要な設定情報とが記憶されている可搬記憶媒体を備え、
前記情報端末は、
前記可搬記憶媒体を脱着可能な脱着部と、
前記脱着部に、前記可搬記憶媒体が取り付けられているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記脱着部に前記可搬記憶媒体が取り付けられていると判定された場合、前記可搬記憶媒体に記憶されている前記制御プログラムを読み出し、読み出した当該制御プログラムに基づいて当該情報端末を前記管理端末として動作させる制御部と、
前記制御部による制御によって、自端末以外の情報端末または前記注文入力端末と情報の送受を行う通信部とを基本構成として備え、
前記可搬記憶媒体に記憶されている前記制御プログラムには、
自端末以外の情報端末または前記注文入力端末に対して、前記設定情報を送信して設定させるとともに、前記注文入力端末から前記通信部によって取得した注文情報を前記可搬記憶媒体に記憶させる管理端末としての機能と、
当該制御プログラムの起動時に、自端末が当該注文管理システムにおいて主系の管理端末として動作すべきか従系の管理端末として動作すべきかを判定する機能と、
前記判定の結果に基づいて、主系または従系のいずれかの管理端末として動作させる機能とを前記情報端末に実行させるプログラムが含まれており、
前記情報端末は、前記可搬記憶媒体に記憶されている前記制御プログラムを読み出して実行することで、主系または従系のいずれかの管理端末として動作する
ことを特徴とする注文管理システム。 - 前記、当該制御プログラムの起動時に、自端末が当該注文管理システムにおいて主系の管理端末として動作すべきか従系の管理端末として動作すべきかを判定する機能を実行させる前記制御プログラムには、
前記管理端末として動作している他の情報端末が存在するか否かを問い合わせる応答要求を送信し、当該応答要求に対応する応答を受信する機能と、
送信した前記応答要求に応じて、前記他の情報端末が管理端末として動作していることを示す応答を受信しなかった場合、主系の管理端末として動作すると判定し、前記他の情報端末が管理端末として動作していることを示す応答を受信した場合、従系の管理端末として動作すると判定する機能とを、前記情報端末に実行させるプログラムが含まれる
ことを特徴とする請求項1に記載の注文管理システム。 - 前記可搬記憶媒体に記憶されている前記制御プログラムには、前記判定の結果を、前記可搬記憶媒体の前記設定情報に含まれる一情報として、前記可搬記憶媒体に記憶させる機能を前記情報端末に実行させるプログラムが含まれ、
前記、当該制御プログラムの起動時に、自端末が当該注文管理システムにおいて主系の管理端末として動作すべきか従系の管理端末として動作すべきかを判定する機能を実行させる前記制御プログラムには、前記可搬記憶媒体の前記設定情報の中に前記判定の結果が含まれていた場合、前記設定情報の中の前記判定の結果に基づいて主系の管理端末として動作すべきか従系の管理端末として動作すべきかを判定する機能を前記情報端末に実行させるプログラムが含まれる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の注文管理システム。 - 前記情報端末は、前記判定部によって前記脱着部に前記可搬記憶媒体が取り付けられていると判定された場合、当該情報端末が管理端末として動作することを示す情報を表示する表示部を備える
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の注文管理システム。 - 前記情報端末は、前記判定部によって、前記脱着部に前記可搬記憶媒体が取り付けられていないと判定された場合、自端末以外の前記情報端末に対して、当該注文管理システムにおいて動作するために必要な前記設定情報を要求する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の注文管理システム。 - 前記情報端末は、さらに、前記管理端末として機能する情報端末から前記注文情報に関する伝票情報を取得して印字する印刷部を有することで、印刷端末として機能する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の注文管理システム。 - 前記情報端末は、さらに、前記管理端末として機能する前記情報端末と前記注文入力端末とから各種情報を取得して別の端末へ転送する転送部を有することで、中継端末として機能する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の注文管理システム。 - 来店客からの注文入力を受け付ける注文入力端末と、当該注文入力端末から送信される注文情報を受信し記憶する管理端末として機能する情報端末とを備えた注文管理システムであって、
前記管理端末の機能を実現するための制御プログラムと、前記注文入力端末または前記情報端末が当該注文管理システムにおいて動作するために必要な設定情報とが記憶されている可搬記憶媒体を備え、
前記情報端末は、
前記可搬記憶媒体を脱着可能な脱着部と、
前記脱着部に、前記可搬記憶媒体が取り付けられているか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって前記脱着部に前記可搬記憶媒体が取り付けられていると判定された場合、前記可搬記憶媒体に記憶されている前記制御プログラムを読み出し、読み出した当該制御プログラムに基づいて当該情報端末を前記管理端末として動作させる制御部と、
前記制御部による制御によって、自端末以外の情報端末または前記注文入力端末と情報の送受を行う通信部とを基本構成として備え、
前記可搬記憶媒体に記憶されている前記制御プログラムには、
自端末以外の情報端末または前記注文入力端末に対して、前記設定情報を送信して設定させるとともに、前記注文入力端末から前記通信部によって取得した注文情報を前記可搬記憶媒体に記憶させる管理端末としての機能と、
当該制御プログラムの起動時に、前記管理端末として動作している他の情報端末が存在するか否かを問い合わせる応答要求を送信し、当該応答要求に対応する応答を受信する機能と、
送信した前記応答要求に応じて、前記他の情報端末が管理端末として動作していることを示す応答を受信しなかった場合、主系の管理端末として動作すると判定し、前記他の情報端末が管理端末として動作していることを示す応答を受信した場合、従系の管理端末として動作すると判定する機能と、
前記判定の結果に基づいて、主系または従系のいずれかの管理端末として動作させる機能とを前記情報端末に実行させるプログラムが含まれ、
前記情報端末は、前記可搬記憶媒体に記憶されている前記制御プログラムを読み出して実行することで、主系または従系のいずれかの管理端末として動作する
ことを特徴とする注文管理システム。 - 来店客からの注文入力を受け付ける注文入力端末と、当該注文入力端末から送信される注文情報を受信し記憶する管理端末として機能する情報端末と、前記管理端末の機能を実現するための制御プログラムと、前記注文入力端末または前記情報端末が注文管理システムにおいて動作するために必要な設定情報とが記憶されている可搬記憶媒体と、を備えた注文管理システムの注文管理方法であって、
前記情報端末が、
前記可搬記憶媒体を脱着可能な脱着部に、前記可搬記憶媒体が取り付けられているか否かを判定するステップと、
前記脱着部に前記可搬記憶媒体が取り付けられていると判定した場合、前記可搬記憶媒体に記憶されている前記制御プログラムを読み出し、読み出した当該制御プログラムに基づいて当該情報端末を前記管理端末として動作させるよう、制御部によって制御するステップと、
前記制御部による制御によって、自端末以外の情報端末または前記注文入力端末と情報の送受を行うステップと、
前記管理端末として機能する前記情報端末が、
自端末以外の情報端末または前記注文入力端末に対して、当該注文管理システムにおいて動作するために必要な前記設定情報を送信して設定させるとともに、前記注文入力端末から取得した注文情報を前記可搬記憶媒体に記憶させるステップとを含み、
前記、読み出した当該制御プログラムに基づいて当該情報端末を前記管理端末として動作させるステップには、当該制御プログラムの起動時に、自端末が当該注文管理システムにおいて主系の管理端末として動作すべきか従系の管理端末として動作すべきかを判定するステップと、
前記判定の結果に基づいて、主系または従系のいずれかの管理端末として動作させるステップと
を備えることを特徴とする注文管理方法。
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