JP5704794B2 - シールド部材の異常検出方法及びシールド部材の異常検出装置 - Google Patents

シールド部材の異常検出方法及びシールド部材の異常検出装置 Download PDF

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本発明は、シールド部材の異常検出方法及びシールド部材の異常検出装置に係り、特に、導電性を有する芯線、該芯線を被覆する内部絶縁体、該内部絶縁体の外周に巻き付けられたシールド部材、及び、該シールド部材を被覆する外部絶縁体、を有する電線における前記シールド部材の異常を検出するシールド部材の異常検出方法及びシールド部材の異常検出装置に関するものである。
上述した電線として、図6に示すような、高圧電力を供給するためのCVケーブル10が知られている。同図に示すように、CVケーブル10は、芯線11と、内部絶縁体としての絶縁体12と、シールド部材としての銅テープ13と、外部絶縁体としてのシース14と、を備えている。
芯線11は、導電性を有する導体から成る。絶縁体12は、架橋ポリエチレンなどから成り、芯線11を被覆する。銅テープ13は、内部で発生した電界が外部に漏れないように遮蔽するために設けられている。銅テープ13は、テープ状に設けられており、絶縁体12の外周に巻き付けられる。シース14は、ポリエチレンなどから成り、銅テープ13を被覆する。
上述したCVケーブル10は、布設状況や経年変化などによって銅テープ13にズレが生じることがある。このズレにより、芯線11には、場所によって銅テープ13に覆われない部分が生じることがある。これにより、CVケーブル10の性能品質が劣化するという問題があった。
そこで、本出願人は、図6に示すようなシールド部材の異常検出装置を提案した(特許文献1)。同図に示すように、異常検出装置は、CVケーブル10を送信アンテナAT11と受信アンテナAT12とで挟む構造であり、CVケーブル10内部の銅テープ13の有無による電磁界分布の変化から銅テープ13のズレ検出を行う。図6(a)に示すように銅テープ13がある場合は送信アンテナAT11から送信された電波のほとんどが銅テープ13で反射されるため、受信アンテナAT12での受信レベルが低くなる。一方、図6(b)に示すように銅テープ13がない場合は、芯線11のみで送信アンテナAT11から送信された電波を反射するため、銅テープ13がある場合に比べて受信アンテナAT12での受信レベルが大きくなる。この受信レベル差によりCVケーブル10内部の銅テープ13のズレ検出を行う。
上述した図6に示す異常検出装置では、2つの送信アンテナAT11及び受信アンテナAT12でCVケーブル10を挟む構成となっているので、装置のサイズが大きくなってしまう、という問題があった。そこで、装置のサイズを小型にするために、1つの送受信アンテナで電波の送信及び受信を行うことも考えられる。しかしながら、このように1つの送受信アンテナで電波の送信及び受信を行う場合、銅テープ13のズレの有無による受信レベルの差を大きくすることができないため、銅テープ13のズレ検出の性能(分解能)を高めるのは困難であった。
特開2008−76174号公報
そこで、本発明は、小型化を図りつつ正確にシールド部材の異常を検出することができるシールド部材の異常検出方法及びシールド部材の異常検出装置を提供することを課題とする。
本発明者らは、小型化を図りつつ正確にシールド部材の異常を検出できるシールド部材の異常検出方法及びシールド部材の異常検出装置を鋭意探求したところ、電線に対して一定距離内に配置するとシールド部材の有無によりアンテナの共振周波数が異なり、シールド部材があるときの共振周波数においてはシールド部材の有無によるアンテナの受信レベル差が大きくなることを見出し、本発明に至った。
即ち、請求項1記載の発明は、導電性を有する芯線、該芯線を被覆する内部絶縁体、該内部絶縁体の外周に巻き付けられたシールド部材、及び、該シールド部材を被覆する外部絶縁体、を有する電線における前記シールド部材の異常を検出するシールド部材の異常検出方法において、前記電線に対して前記シールド部材の有無によって送受信アンテナの共振周波数が異なるような一定距離内に前記送受信アンテナを配置する工程と、発振回路から前記シールド部材があるときの前記送受信アンテナの共振周波数で発振する前記送受信アンテナに向かう進行波を出力させる工程と、前記送受信アンテナから前記発振回路に戻る反射波を検波する工程と、前記検波した反射波の受信レベルに基づいて前記シールド部材の異常を検出する工程と、を順に行うことを特徴とするシールド部材の異常検出方法に存する。
請求項2記載の発明は、導電性を有する芯線、該芯線を被覆する内部絶縁体、該内部絶縁体の外周に巻き付けられたシールド部材、及び、該シールド部材を被覆する外部絶縁体、を有する電線における前記シールド部材の異常を検出するシールド部材の異常検出装置において、前記電線に対して前記シールド部材の有無によって共振周波数が異なるような一定距離内に配置された送受信アンテナと、前記シールド部材があるときの前記送受信アンテナの共振周波数で発振する前記送受信アンテナに向かう進行波を出力する発振回路と、前記送受信アンテナから前記発振回路に戻る反射波を検波する検波回路と、前記検波した反射波の受信レベルに基づいて前記シールド部材の異常を検出する判定回路と、を備えたことを特徴とする異常検出装置に存する。
請求項3記載の発明は、導電性を有する芯線、該芯線を被覆する内部絶縁体、該内部絶縁体の外周に巻き付けられたシールド部材、及び、該シールド部材を被覆する外部絶縁体、を有する電線における前記シールド部材の異常を検出するシールド部材の異常検出装置において、前記電線に対して前記シールド部材の有無によって共振周波数が異なるような一定距離内に配置された送受信アンテナと、前記シールド部材があるときの前記送受信アンテナの共振周波数で発振する前記送受信アンテナに向かう進行波を出力する発振回路と、前記送受信アンテナから前記発振回路に戻る反射波を検波する検波回路と、前記検波した反射波の受信レベルを出力する回路と、を備えたことを特徴とする異常検出装置に存する。
以上説明したように請求項1〜3記載の発明によれば、アンテナを1つにしてもシールド部材の有無による受信レベル差を大きくすることができるため、小型化を図りつつ正確にシールド部材の異常を検出することができる。
本発明のシールド部材の異常検出方法を実施したシールド部材の異常検出装置の一実施の形態を示す構成図である。 CVケーブルに取り付けていない状態の送受信アンテナのS11特性を示すグラフである。 CVケーブルと送受信アンテナとの距離L=5mmにおいて銅テープがある正常なCVケーブルと銅テープがないCVケーブルとに取り付けたときの送受信アンテナのS11特性を測定した結果を示すグラフである。 CVケーブルと送受信アンテナとの距離L=10mmにおいて銅テープがある正常なCVケーブルと銅テープがないCVケーブルとに取り付けたときの送受信アンテナのS11特性を測定した結果を示すグラフである。 CVケーブルと送受信アンテナとの距離L=20mmにおいて銅テープがある正常なCVケーブルと銅テープがないCVケーブルとに取り付けたときの送受信アンテナのS11特性を測定した結果を示すグラフである。 従来のシールド部材の異常検出装置の一例を示す構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のシールド部材の異常検出方法を実施したシールド部材の異常検出装置20の一実施の形態を示す構成図である。この異常検出装置20は、例えばCVケーブル10の銅テープ13の異常を検出する。ここで、銅テープ13の異常とは、銅テープ13がズレて、芯線11の一部に銅テープ13によって覆われていない部分が生じることを言う。
上記CVケーブル10は、背景技術で説明したように、芯線11と、内部絶縁体としての絶縁体12と、シールド部材としての銅テープ13と、外部絶縁体としてのシース14と、を備えている。芯線11は、導電性を有する導体から成る。絶縁体12は、架橋ポリエチレンなどから成り、芯線11を被覆する。銅テープ13は、テープ状に設けられており、絶縁体12の外周に巻き付けられている。シース14は、ポリエチレンなどから成り、銅テープ13を被覆する。
異常検出装置20は、送受信アンテナATと、発振回路21と、サーキュレータ22と、受信回路24と、を備えている。送受信アンテナATは、CVケーブル10の長手方向に沿って走査できるように図示しない取付部によってCVケーブル10に取り付けられている。送受信アンテナATは、上記取付部によってCVケーブル10に対して銅テープ13の有無によって共振周波数が異なるような一定距離内に配置される。発振回路21は、発振して上記送受信アンテナATに向かう進行波W1を出力する。発振回路21は、銅テープ13があるときの送受信アンテナATの共振周波数で発振する進行波W1を出力する。
サーキュレータ22は、3つのポートP1〜P3を有している。サーキュレータ22においては、ポートP1に入力された発振回路21から送受信アンテナATに向かって進む進行波W1がポートP2から出力される。また、ポートP2に入力された送受信アンテナATから発振回路21に向かって進む反射波W2がポートP3から出力される。なお、反射波W2は、送受信アンテナATから放射された進行波W1のうちCVケーブル10の芯線11又は銅テープ13で反射された反射波と、送受信アンテナATに達した進行波W1のうち送受信アンテナATで反射された反射波と、から構成されている。
よって、サーキュレータ22のポートP1−発振回路21間の伝送路には、上記進行波W1が伝送される。サーキュレータ22のポートP2−送受信アンテナAT間の伝送路には、上記進行波W1及び反射波W2が伝送される。サーキュレータ22のポートP3−受信回路24間の伝送路には、上記反射波W2が伝送される。
上記受信回路24は、検波回路241と、判別回路242と、警報回路243と、を備えている。検波回路241は、上述したサーキュレータ22のポートP3から出力される反射波W2を受信して、その受信レベルを判別回路242に対して出力する。判別回路242は、例えば一定時間経過する毎に、又は、CVケーブル10を一定距離走査する毎に検波回路241から出力された受信レベルと予め定めた閾値とを比較して銅テープ13がズレていると判別したとき、その旨を警報回路243に対して出力する。警報回路243は、判別回路242が銅テープ13のズレを判別したとき警報を発生する。
次に、上述した異常検出装置20の動作を説明する前に、本発明の銅テープ13の異常検出方法の原理について説明する。まず、発明者は、CVケーブル10に取り付けていない状態の送受信アンテナATのS11(反射)特性を測定した。結果を図2に示す。また、発明者は、CVケーブル10と送受信アンテナATとの距離Lを5mm、10mm、20mmと変化させ、銅テープ13がある正常なCVケーブル10と銅テープ13がズレて銅テープ13がないCVケーブル10とにそれぞれ取り付けたときの送受信アンテナATのS11特性を測定した。なお、CVケーブル10は150mm2の導体サイズのものを用い、銅テープ13のズレは10mmとした。結果を、図3〜図5に示す。
図2に示すように、CVケーブル10に取り付けられていない送受信アンテナAT単体の共振周波数は2.44GHzである。また、図3〜図5に示すように、CVケーブ10に送受信アンテナATを取り付けると、銅テープ13があるときの送受信アンテナATの共振周波数が銅テープ13がないときの送受信アンテナATの共振周波数よりも高周波側にシフトすることが分かった。
一般的にアンテナに金属を近づけると共振周波数が変化する。よって、銅テープ13があるときは金属体である銅テープ13が送受信アンテナATの近傍に配置されるため、送受信アンテナATの共振周波数がシフトすると考えられる。一方、銅テープ13がないときは芯線11が送受信アンテナATの一番近くに配置される金属体となるが、銅テープ13に比べて離れた位置に配置されるため、送受信アンテナATが芯線11の影響を受けることはなく、共振周波数はほとんどシフトしないと考えられる。
また、図3〜図5に示すように、銅テープ13があるときの共振周波数におけるS11と銅テープ13がないときの共振周波数におけるS11とが異なるのは、送受信アンテナATから放射された電波が銅テープ13で反射したときと芯線11で反射したときとで反射量および伝送経路長などが異なるためである。
具体的には、L=5mmのときは、銅テープ13があるときの送受信アンテナATの共振周波数は2.51GHzであり、共振周波数のシフト量は70MHzである。よって、CVケーブル10に取り付けられていない送受信アンテナAT単体の共振周波数2.44GHzでは銅テープ13の有無によるS11の差は6dB程度しかないが、銅テープ13があるときの送受信アンテナATの共振周波数である2.51GHzでは銅テープ13の有無によるS11の差は15dBと大きな差を得ることができることが分かった。
また、L=10mmのときは、銅テープ13があるときの送受信アンテナATの共振周波数は2.47GHzであり、共振周波数のシフト量はL=5mmよりも小さい30MHzである。しかしながら、L=5mmのときと同様に銅テープ13があるときの送受信アンテナATの共振周波数である2.47GHzでは銅テープ13の有無によるS11の差は20dB以上と大きな差を得ることができることが分かった。
また、L=20mmのときは、CVケーブル10で反射された反射波の影響がほとんどなくなる。このため、銅テープ13があるときの共振周波数におけるS11と銅テープ13がないときの共振周波数におけるS11とが同じになり、またそれぞれの共振周波数の差もほとんどないため、銅テープ13の有無によるS11の差はほとんどない。そこで、本実施形態では、CVケーブル10−送受信アンテナAT間の距離Lを例えば10mm以内にし、銅テープ13があるときの共振周波数で発振回路21を発振させることにより、銅テープ13の有無による検波回路241の受信レベル差を大きくした。
次に、上述した原理を踏まえた上で異常検出装置20を用いた異常検出方法について説明する。まず、作業者は、上述した図示しない取付部を用いて、CVケーブル10に対して銅テープ13の有無によって共振周波数が異なるような一定距離内に送受信アンテナATを配置する。本実施形態では、例えば距離L=5mmになるように送受信アンテナATを配置する。次に、作業者は、異常検出装置20を操作して発振回路21から銅テープ13があるときの送受信アンテナATの共振周波数2.51GHz(図3参照)で発振する送受信アンテナATに向かう進行波W1を出力させる。これにより、進行波W1のうち送受信アンテナATで反射されたり、CVケーブル10の銅テープ13又は芯線11で反射された送受信アンテナATから発振回路21に戻る反射波が検波回路241で検波される。
検波回路241は、上記反射波を検波してその受信レベルを判別回路242に対して出力する。判別回路242は、例えば一定時間経過する毎に、又は、CVケーブル10を一定距離走査する毎に、検波回路241から出力された受信レベルと予め定めた閾値とを比較して銅テープ13の有無を判別する。例えば、L=5mmに設定した場合は、図3に示すように、共振周波数2.51GHzにおける銅テープ13があるときのS11は−21dBであり、銅テープ13がないときのS11は−6dBである。よって、閾値=−15dBに設定して、判別回路242は、検波回路241から出力された受信レベルが−15dB以上のときに銅テープ13がズレていると判別する。警報回路243は、判別回路242により銅テープ13がズレていると判別されたとき警報を発生して作業者に伝える。
上述した異常検出装置20によれば、アンテナを1つにしても銅テープ13の有無による受信レベル差を大きくすることができるため、小型化を図りつつ正確に銅テープ13の異常を検出することができる。
なお、上述した実施形態によれば、判別回路242により銅テープ13がズレているか否かを判別させていたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、検波回路241により検波された反射波W2の受信レベルを表示させる表示部を設けて、作業者が表示部に表示された受信レベルを見て銅テープ13がズレているか判別できるようにしてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
10 CVケーブル(電線)
11 芯線
12 絶縁体(内部絶縁体)
13 銅テープ(シールド部材)
14 シース(外部絶縁体)
20 異常検出装置
21 発振回路
241 検波回路
AT 送受信アンテナ

Claims (3)

  1. 導電性を有する芯線、該芯線を被覆する内部絶縁体、該内部絶縁体の外周に巻き付けられたシールド部材、及び、該シールド部材を被覆する外部絶縁体、を有する電線における前記シールド部材の異常を検出するシールド部材の異常検出方法において、
    前記電線に対して前記シールド部材の有無によって送受信アンテナの共振周波数が異なるような一定距離内に前記送受信アンテナを配置する工程と、
    発振回路から前記シールド部材があるときの前記送受信アンテナの共振周波数で発振する前記送受信アンテナに向かう進行波を出力させる工程と、
    前記送受信アンテナから前記発振回路に戻る反射波を検波する工程と、
    前記検波した反射波の受信レベルに基づいて前記シールド部材の異常を検出する工程と、
    を順に行うことを特徴とするシールド部材の異常検出方法。
  2. 導電性を有する芯線、該芯線を被覆する内部絶縁体、該内部絶縁体の外周に巻き付けられたシールド部材、及び、該シールド部材を被覆する外部絶縁体、を有する電線における前記シールド部材の異常を検出するシールド部材の異常検出装置において、
    前記電線に対して前記シールド部材の有無によって共振周波数が異なるような一定距離内に配置された送受信アンテナと、
    前記シールド部材があるときの前記送受信アンテナの共振周波数で発振する前記送受信アンテナに向かう進行波を出力する発振回路と、
    前記送受信アンテナから前記発振回路に戻る反射波を検波する検波回路と、
    前記検波した反射波の受信レベルに基づいて前記シールド部材の異常を検出する判定回路と、
    を備えたことを特徴とする異常検出装置。
  3. 導電性を有する芯線、該芯線を被覆する内部絶縁体、該内部絶縁体の外周に巻き付けられたシールド部材、及び、該シールド部材を被覆する外部絶縁体、を有する電線における前記シールド部材の異常を検出するシールド部材の異常検出装置において、
    前記電線に対して前記シールド部材の有無によって共振周波数が異なるような一定距離内に配置された送受信アンテナと、
    前記シールド部材があるときの前記送受信アンテナの共振周波数で発振する前記送受信アンテナに向かう進行波を出力する発振回路と、
    前記送受信アンテナから前記発振回路に戻る反射波を検波する検波回路と、
    前記検波した反射波の受信レベルを出力する回路と、
    を備えたことを特徴とする異常検出装置。
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