JP5703326B2 - 感温式水栓及び混合水栓装置 - Google Patents

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Description

本発明は、感温式水栓及び混合水栓装置に関する。
給湯管及び給水管に接続され、湯水を混合して吐出する混合水栓装置が広く用いられている。湯水混合水の使用中において、給湯管から供給される湯温の変動又は湯水の混合比率の変動などにより、混合水栓装置から吐出される湯水混合水が高温化する場合がある。高温の湯水混合水の吐出を防止するために、特許文献1には、湯水混合水の流路の途中に設けられ、湯水混合水の高温化に応じて流路の下流側への湯水混合水の送出を停止し、湯水混合水を噴霧放出する感温式水栓が開示されている。
特開平8−226552号公報
しかしながら、上述した接続構造において、高温の湯水混合水がミスト状になって放出される。ミスト状とすることでの冷却効果が期待されるものの、放出直後のミストは高温であるため、高温のミストにユーザが触れるおそれがある。
そこで本発明は、ユーザが高温の湯水混合水に触れることをより確実に防止できる感温式水栓及び混合水栓装置を提供することを目的とする。
本発明に係る感温式水栓は、湯水混合水の流路の途中に設けられる水栓であって、流路の上流側から湯水混合水を受け入れる混合水受入口と、湯水混合水を流路の下流側に送り出す混合水送出口と、湯水混合水に比べ冷温の水を受け入れる冷水受入口と、湯水混合水を漏出させる漏出口とを有するケースと、ケース内の第1位置と第2位置との間で移動自在となるように設けられ、第1位置において、混合水送出口を混合水受入口に連通させると共に漏出口を混合水受入口及び冷水受入口から遮断し、第2位置において、混合水送出口を混合水受入口及び冷水受入口から遮断すると共に漏出口を混合水受入口及び冷水受入口に連通させる栓体と、ケース内に設けられ、湯水混合水の温度に応じて変形し、湯水混合水が高温になるのに応じた変形により、栓体を第1位置から第2位置に移動させる感温部材と、を備える。
この感温式水栓では、栓体が第1位置にあるときには、混合水送出口が混合水受入口に連通すると共に、漏出口が混合水受入口及び冷水受入口から遮断される。このため、流路の上流側から混合水受入口に流入した湯水混合水は全て混合水送出口から流路の下流側に流出する。
湯水混合水の温度上昇に伴って感温部材が変形すると、栓体が第2位置に移動する。栓体が第2位置にあるときには、混合水送出口が混合水受入口から遮断されると共に、漏出口が混合水受入口及び冷水受入口に連通する。このため、流路の上流側から混合水受入口に流入した湯水混合水は、流路の下流側に向かうことなく、漏出口から漏出する。これにより、流路の末端から高温の湯水が吐出されることを防止できる。また、漏出口は、混合水受入口と共に冷水受入口にも連通するので、湯水混合水は、冷水受入口から流入した水と混合した後に漏出する。このため、漏出口から漏出する湯水混合水の温度が低下する。従って、ユーザが高温の湯水混合水に触れることをより確実に防止できる。
ケース内には、漏出口に連通するバッファ空間が設けられ、栓体は、第2位置において、バッファ空間を介して漏出口を混合水受入口及び冷水受入口に連通させてもよい。この場合、混合水受入口から流入した湯水混合水と、冷水受入口から流入した水とが、漏出口から漏出する前に、バッファ空間においてしっかりと混ざり合う。このため、漏出口から漏出する湯水混合水の温度をより十分に低下させることができる。
栓体は、第2位置に移動する途中で漏出口を冷水受入口に連通させ、冷水受入口から漏出口に向かう流路の開口面積を、第2位置に近付くにつれて大きくしてもよい。栓体を第2位置側へ移動させるときの感温部材の変形量は、湯水混合水の高温化に応じて大きくなるので、栓体は湯水混合水の高温化に応じて第2位置に近付く。このため、栓体が第2位置に近付くのに応じて冷水受入口から漏出口に向かう流路の開口面積を大きくすることで、混合水受入口から漏出口に向かう水量に対する冷水受入口から漏出口に向かう水量の比率を、湯水混合水の高温化に応じて大きくすることができる。従って、漏出口から漏出する湯水混合水の温度をより十分に低下させることができる。
栓体は、第2位置に移動する途中で漏出口を混合水受入口に連通させ、混合水受入口から漏出口に向かう流路の開口面積を、第2位置に近付くにつれて小さくしてもよい。この場合、冷水受入口から漏出口に向かう水量に対する混合水受入口から漏出口に向かう水量の比率を、湯水混合水の高温化に応じて小さくすることができる。従って、漏出口から漏出する湯水混合水の温度をより十分に低下させることができる。
ケースは、流路に沿う筒状の周壁部を有し、冷水受入口は周壁部に設けられ、感温部材は、流路に沿って栓体を移動させ、栓体は、周壁部への嵌合部と、嵌合部の外周面と周壁部の内周面との隙間を封止する一対の封止部材とを有し、一対の封止部材は、栓体が第1位置にあるときに、流路に沿う方向で冷水受入口を挟むように位置し、冷水受入口を漏出口及び混合水送出口から遮断してもよい。この場合、栓体が第1位置にあるときに、冷水受入口から一対の封止部材にそれぞれ作用する水圧が互いに逆向きとなるので、冷水受入口からの水圧による栓体の位置の変動を抑制できる。
本発明に係る混合水栓装置は、上記感温式水栓を備える。この混合水栓装置によれば、感温式水栓の作用により、ユーザが高温の湯水混合水に触れることをより確実に防止できる。
湯水混合水を導出するホースを更に備え、感温式水栓をホースの根元部に備えてもよい。この場合、ホースの先端部から離れた位置に感温式水栓が配置されるため、ユーザが高温の湯水混合水に触れることをより確実に防止できる。
ユーザによって視認可能な表示部と、漏出口からの水圧によって表示部の外観を切り替える表示切替機構と、を更に備えてもよい。この場合、漏出口から漏出する水の圧力を有効活用し、ユーザによって視認可能な表示部の外観を切り替えることができる。これにより、湯水混合水の高温化をユーザに報知し、ユーザが高温の湯水混合水に触れることをより確実に防止できる。
本発明によれば、ユーザが高温の湯水混合水に触れることをより確実に防止できる。
第1実施形態に係る混合水栓装置を示す斜視図である。 図1中の感温式水栓の縦断面図である。 図2中の栓体が第2位置に移動した状態を示す断面図である。 第2実施形態に係る感温式水栓の縦断面図である。 図4中の栓体の斜視図である。 図4中の栓体が第2位置に移動した状態を示す断面図である。 栓体の位置と、漏出溝部の開口幅との関係を示す断面図である。 第3実施形態に係る混合水栓装置を示す斜視図である。 図8中の本体をIX−IX線に沿って破断して示す斜視図である。 図9中の表示部の外観が切り替わった状態を示す図である。
以下、本発明に係る接続構造の好適な実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る混合水栓装置1は、浴室用の混合水栓装置である。図1に示すように、混合水栓装置1は、本体2と、カラン3と、シャワーホース4と、感温式水栓8とを備える。シャワーホース4の先端部には、シャワーヘッド(不図示)が設けられている。
本体2は、水側接続部材5Cと、湯側接続部材5Hと、流量調節ノブ6と、湯温調節ノブ7と、シャワー吐水部2aと、カラン吐水部2bとを有する。水側接続部材5Cは給水管100Cに接続され、湯側接続部材5Hは給湯管100Hに接続される。水側接続部材5C及び湯側接続部材5Hは、それぞれ水抜部5aを有する。水抜部5aは、本体2内に滞留した水を必要に応じて抜き取るための部分であり、通常は水抜き栓により閉塞されている。シャワー吐水部2aにはシャワーホース4が接続され、カラン吐水部2bにはカラン3が接続される。シャワーホース4及びカラン3は、それぞれ湯水混合水を導出する。
本体2は、水側接続部材5Cから受け入れた水と湯側接続部材5Hから受け入れた湯とを混合し、湯水混合水をシャワー吐水部2a又はカラン吐水部2bから吐出する。流量調節ノブ6は、回動方向により湯水混合水の吐出方向を切り替えると共に、回動角度により吐水流量を調節するためのノブである。流量調節ノブ6をシャワー吐水側に回動させると、湯水混合水はシャワー吐水部2aに吐出され、回動角度を大きくするにつれて吐水流量が大きくなる。流量調節ノブ6をカラン吐水側に回動させると、湯水混合水はカラン吐水部2bに吐出され、回動角度を大きくするにつれて吐水流量が大きくなる。湯温調節ノブ7は、湯水の混合い比率を調節して湯水混合水の温度を調節するためのノブである。
感温式水栓8は、シャワー吐水部2aとシャワーホース4との間に介在している。すなわち、感温式水栓8は、シャワー吐水部2a及びシャワーホース4が構成する流路R1の途中に設けられている。以下、感温式水栓8の説明における「上下」は、シャワー吐水部2a側を上、シャワーホース4側を下とした方向を意味する。
図2に示すように、感温式水栓8は、ケースC1と、感温部材30と、栓体40と、バイアス部材50とを備える。ケースC1は、ケース本体10と、蓋体20とを有する。ケース本体10は、カップ状を呈し、筒状の周壁部11と底部12とを有する。底部12の中央には、下方に突出する筒状の下流側継手部13が設けられている。下流側継手部13の内側はケース本体10内に連通している。これにより、湯水混合水をシャワーホース4に送り出す混合水送出口14が形成されている。すなわちケースC1は混合水送出口14を有する。混合水送出口14の上部には、上方へ向かうにつれて広がったテーパ部14aが形成されている。下流側継手部13の外周には、雄ネジ部13bが形成されている。雄ネジ部13bは、シャワーホース4の根元部にねじ込み固定される。
周壁部11の上部には、周方向に沿って並ぶ複数の開口11aが形成されている。上下方向における周壁部11の中間部には、外周に突出する筒状の冷水継手部15が形成されている。冷水継手部15の内側は、ケース本体10内に連通している。これにより、湯水混合水に比べ冷温の水をケースC1内に受け入れる冷水受入口16が形成されている。すなわちケースC1は冷水受入口16を有する。冷水継手部15は、冷水配管9を介して水側接続部材5Cの水抜部5aに接続されている。これにより、冷水受入口16が給水管100Cに連通し、湯水混合水に比べ冷温の水がケースC1内に供給される。
なお、本体2の背面等に給水管100Cに連通する水吐出口を別途形成し、その水吐出口からケースC1内に水を供給してもよい。更に、シャワー吐水部2a内に給水管100Cに連通した流路を別途設け、その流路を通してケースC1内に水を供給してもよい。
蓋体20は、周壁部11の上部への嵌合部21と、凸部22とを有する。嵌合部21の上部の外周には、周壁部11の上端に当接するフランジ部21aが設けられている。嵌合部21の下部の外周には、周方向に並ぶ複数の爪部21bが設けられている。爪部21bは、それぞれ開口11aに係合する。これにより、蓋体20が周壁部11の上部に保持される。爪部21bと開口11aとの間には隙間が形成される。この隙間が湯水混合水の漏出口D1となる。すなわち、ケースC1は漏出口D1を有する。このように、ケース本体10と蓋体20との接続部を利用して漏出口D1を形成することにより、ケース本体10と蓋体20との継ぎ目を密封する必要がない。このことは、感温式水栓8の組み立て性向上に寄与する。嵌合部21の中央には上方に開口する雌ネジ孔21cが形成されている。雌ネジ孔21cは、シャワー吐水部2aにねじ込み固定される。
凸部22は、嵌合部21の中央から下方に突出した筒状を呈する。凸部22の内側は、雌ネジ孔21cに連通して上方に開口している。これにより、湯水混合水を受け入れる混合水受入口24が形成されている。すなわち、ケースC1は、混合水受入口24を有する。凸部22の先端部の外周には、全周に亘る溝部22bが形成され、溝部22b内にOリング(封止部材)23が収容されている。
なお、ケース本体10及び蓋体20の材料としては、各種樹脂、金属又はゴム類が挙げられる。コスト・加工性・耐食性の観点で、金属では真鍮又はステンレスが好ましい。また、大量生産に適する点では樹脂が好ましい。樹脂では、射出成型し易く、生産コストを抑制できる熱可塑性樹脂(ハードセグメントとソフトセグメントからなる熱可塑性エラストマーを含む)が好ましい。その中でも強度の観点でエンジニアプラスチックが好ましく、材料コストの観点でポリアセタールが特に好ましい。
栓体40は、ケースC1内の第1位置と第2位置との間を、上下方向に沿って移動自在となっている。第2位置は、第1位置に比べ下流側である。図2は、ケースC1が第1位置にある状態を示し、図3は、ケースC1が第2位置にある状態を示す。
図2及び図3に示すように、栓体40は、コア部41と、送出口開閉部43と、外側嵌合部45とを有する。コア部41は、上方に開口するカップ状を呈して凸部22の下方に位置し、混合水受入口24に連通する空間S1を形成する。栓体40が第1位置にあるときに凸部22に嵌合する。凸部22の溝部22bに収容されたOリング23は、コア部41の内周面と凸部22の外周面との隙間を封止する。栓体40が第2位置にあるときには、コア部41は凸部22から離間する。コア部41の周壁の下部には、周方向に並ぶ複数の通水口41bが形成されている。
送出口開閉部43は、コア部41の底部の中央から下方に突出した筒状を呈する。送出口開閉部43は、栓体40が第1位置にあるときには混合水送出口14を開放し、栓体40が第2位置にあるときには混合水送出口14を閉塞する。送出口開閉部43の外周には、軸線方向に並ぶ2箇所のフランジ部43a,43bが設けられている。フランジ部43bは、フランジ部43aに比べ送出口開閉部43の根元側に位置している。フランジ部43bの外径はフランジ部43aの外径に比べ大きい。フランジ部43a,43bの間には、Oリング(封止部材)44が収容されている。送出口開閉部43が混合水送出口14を閉塞するときに、フランジ部43aは混合水送出口14に嵌合し、フランジ部43bは混合水送出口14のテーパ部14aに嵌合し、Oリング44は送出口開閉部43の外周面とテーパ部14aの内周面との隙間を封止する。
外側嵌合部45は、コア部41の周壁部を囲むと共に、周壁部11に嵌合する筒状を呈する。外側嵌合部45の下端部は、通水口41bより上に位置し、全周に亘ってコア部41の周壁部に繋がっている。外側嵌合部45は、コア部41の外側の空間を上下に区画し、漏出口D1に連通する空間S2と、混合水送出口14に連通する空間S3とを形成する。
外側嵌合部45の上部の外周には、全周に亘る溝部45aが形成されており、溝部45aにはOリング(封止部材)46Aが収容されている。外側嵌合部45の下部の外周には、全周に亘る溝部45bが形成されており、溝部45bにはOリング(封止部材)46Bが収容されている。Oリング46A,46Bは、外側嵌合部45の外周面と周壁部11の内周面との隙間を封止する。
栓体40が第1位置にあるときに、Oリング46Aは冷水受入口16に比べ流路R1の上流側に位置し、Oリング46Bは冷水受入口16に比べ流路R1の下流側に位置する。すなわち、Oリング46A,46Bは、流路R1に沿う方向で冷水受入口16を挟むように位置する。これにより、冷水受入口16からOリング46A,46Bにそれぞれ作用する水圧が互いに逆向きとなるので、冷水受入口16からの水圧による栓体40の位置の変動を抑制できる。栓体40が第2位置にあるときには、Oリング46A,46Bはいずれも冷水受入口16に比べ下流側に位置する。これにより、冷水受入口16が空間S2に開放される。
なお、栓体40の材料としては、各種樹脂、金属又はゴム類が挙げられる。コスト・加工性・耐食性の観点で、金属では真鍮又はステンレスが好ましい。また、大量生産に適する点では樹脂が好ましい。樹脂では、射出成型し易く、生産コストを抑制できる熱可塑性樹脂(ハードセグメントとソフトセグメントからなる熱可塑性エラストマーを含む)が好ましい。その中でも材料コスト・寸法安定性・荷重たわみ温度を総合的に考慮すると、ABS樹脂が特に好ましい。
Oリング23,44,46A,46Bの材料としては、エチレンプロピレンゴム(EPDM)又はニトリルゴム(NBR)等が挙げられる。耐塩素性・コストの観点でEPDMが好ましい。EPDMは、特に耐塩素性の観点で好ましい。
図2に示すように、栓体40が第1位置にあるときに、混合水送出口14は、空間S3と、通水口41bと、空間S1とを介して混合水受入口24に連通する。空間S2は、Oリング23により空間S1から遮断され、Oリング46A,46Bにより空間S3からも遮断される。このため、漏出口D1は、混合水受入口24から遮断される。空間S2はOリング46Aにより冷水受入口16から遮断され、空間S3もOリング46Bにより冷水受入口16から遮断される。このため、漏出口D1及び混合水送出口14の両方が冷水受入口16から遮断される。
すなわち、栓体40は、第1位置において、混合水送出口14を混合水受入口24に連通させ、冷水受入口16から遮断すると共に、漏出口D1を混合水受入口24及び冷水受入口16から遮断する。従って、混合水受入口24に流入した湯水混合水W1は、空間S1、通水口41b及び空間S3を経て混合水送出口14から流出する。
一方、図3に示すように、栓体40が第2位置にあるときには、混合水送出口14は下流側継手部13により閉塞され、混合水受入口24及び冷水受入口16から遮断される。凸部22とコア部41とが離間することにより、混合水受入口24が空間S1を介して空間S2に連通する。Oリング46A,46Bが冷水受入口16に比べ流路R1の下流側に位置することにより、冷水受入口16も空間S2に連通する。このため、漏出口D1は、空間S2を介して混合水受入口24及び冷水受入口16に連通する。
すなわち、栓体40は、第2位置において、混合水送出口14を混合水受入口24及び冷水受入口16から遮断すると共に、漏出口D1を混合水受入口24及び冷水受入口16に連通させる。従って、混合水受入口24に流入した湯水混合水W1と、冷水受入口16に流入した水W2は、空間S2で混ざり合い、より低温の混合水W3となって漏出口D1から漏出する。
栓体40が第1位置から第2位置に移動する途中で、Oリング46Aは流路R1の下流側に向かって冷水受入口16を通過する。このため、冷水受入口16は、栓体40が第2位置に移動する途中で開口し始め、その開口面積は、栓体40が第2位置に近付くにつれて大きくなる。すなわち、栓体40は、第2位置に移動する途中で漏出口D1を冷水受入口16に連通させ、冷水受入口16から漏出口D1に向かう流路の開口面積を、第2位置に近付くにつれて大きくする。
感温部材30は、形状記憶合金からなるコイルバネであり、上下方向に伸縮可能な状態で空間S1内に配置されている。感温部材30の上端部は凸部22の下端部に当接し、感温部材30の下端部はコア部41内の底部に当接する。感温部材30は、温度上昇に伴って伸長し、第1位置にある栓体40を第2位置に移動させる。なお、形状記憶合金としては、Ti−Ni合金又はNi−Ti−Cu合金が挙げられる。コスト・入手性・使用温度の観点で、Ti−Ni合金が好ましい。
バイアス部材50は、金属材料からなるコイルバネであり、上下方向に伸縮可能な状態で空間S3内に配置され、コア部41の下端部を囲んでいる。バイアス部材50の上端部は外側嵌合部45の下端部に当接し、バイアス部材50の下端部はケース本体10の底部12に当接している。バイアス部材50は、湯水混合水の温度低下に伴い感温部材30が縮むのに応じて栓体40を押し上げ、第2位置から第1位置に押し戻す。なお、バイアス部材50の線材としては、ステンレス線、ピアノ線又は硬鋼線等が挙げられる。耐食性の観点では、ステンレス線が好ましい。
感温部材30及びバイアス部材50の特性は、湯水混合水の温度が上限値以下であるときに、栓体40を第1位置に保持し、湯水混合水の温度が上限値を超えたときに、栓体40を第2位置側に移動させるように設定される。湯水混合水の温度の上限値は、例えば30〜55℃であることが好ましく、35〜50℃であることが好ましく、40〜45℃であることがより好ましい。
以上に説明した混合水栓装置1では、流量調節ノブ6をシャワー吐水側に回動させると、湯水混合水が感温式水栓8を経てシャワーホース4に流入し、シャワーヘッドから吐出される。湯水混合水の温度が上限値以下であるときには、栓体40が第1位置に保持される。栓体40が第1位置にあるときには、混合水送出口14が混合水受入口24に連通すると共に、漏出口D1が混合水受入口24及び冷水受入口16から遮断される。このため、流路R1の上流側から混合水受入口24に流入した湯水混合水は全て混合水送出口14から流路R1の下流側に流出する。
湯水混合水の温度が上昇して上限値を超えると、感温部材30の伸張によって栓体40が第2位置に移動する。栓体40が第2位置にあるときには、混合水送出口14が混合水受入口24から遮断されると共に、漏出口D1が混合水受入口24及び冷水受入口16に連通する。このため、流路R1の上流側から混合水受入口24に流入した湯水混合水は、流路R1の下流側に向かうことなく、漏出口D1から漏出する。これにより、シャワーホース4の末端のシャワーヘッドから高温の湯水が吐出されることを防止できる。また、漏出口D1は、混合水受入口24と共に冷水受入口16にも連通するので、湯水混合水は、冷水受入口16から流入した水と混合した後に漏出する。このため、漏出口D1から漏出する湯水混合水の温度が低下する。従って、ユーザが高温の湯水混合水に触れることをより確実に防止できる。
ここで、上記特許文献1(特開平8−226552号公報)に記載の感温式水栓は、上述したように湯水混合水を噴霧放出するものである。すなわち、高温の湯水混合水をミスト状にすることで、湯水混合水自体の冷却を図ったものである。湯水混合水自体を冷却するには、ミスト化等の必要性から単位時間の漏出量を抑制せざるを得ない。このため、高温化した湯水混合水を漏出口から排出させ終えるのに長時間を要し、シャワーヘッドからの吐水の復帰が遅くなる。これに対し、感温式水栓8では、冷水受入口16から供給される水を高温の湯水混合水に混ぜ合わせるので、高温の湯水混合水自体を冷却する必要がない。従って、高温化した湯水混合水を短時間で排出し、シャワーヘッドからの吐水を素早く復帰させることができる。
ケースC1内には、漏出口D1に連通するバッファ空間S2が設けられ、栓体40は、第2位置において、バッファ空間S2を介して漏出口D1を混合水受入口24及び冷水受入口16に連通させる。これにより、混合水受入口24から流入した湯水混合水と、冷水受入口16から流入した水とが、漏出口D1から漏出する前にバッファ空間S2においてしっかりと混ざり合う。このため、漏出口D1から漏出する湯水混合水の温度をより十分に低下させることができる。
栓体40は、混合水受入口24に連通すると共に感温部材30を収容する収容空間S1を有し、第1位置及び第2位置のいずれにおいても、収容空間S1を介して、混合水受入口24を混合水送出口14又は漏出口D1に連通させる。第2位置においては、収容空間S1を介することなく、冷水受入口16を漏出口D1に連通させる。これにより、混合水受入口24に流入した湯水混合水の温度が確実に感温部材30に伝わるため、湯水混合水の温度に対し感度良く栓体40を作動させることができる。
栓体40は、第2位置に移動する途中で漏出口D1を冷水受入口16に連通させ、冷水受入口16から漏出口D1に向かう流路の開口面積を、第2位置に近付くにつれて大きくする。栓体40を第2位置側へ移動させるときの感温部材30の変形量は、湯水混合水の高温化に応じて大きくなるので、栓体40は湯水混合水の高温化に応じて第2位置に近付く。このため、栓体40が第2位置に近付くのに応じて冷水受入口16から漏出口D1に向かう流路の開口面積を大きくすることで、混合水受入口24から漏出口D1に向かう水量に対する冷水受入口16から漏出口D1に向かう水量の比率を、湯水混合水の高温化に応じて大きくすることができる。従って、漏出口D1から漏出する湯水混合水の温度をより十分に低下させることができる。
混合水栓装置1は、感温式水栓8をシャワーホース4の根元部に備える。これにより、シャワーホース4の先端部のシャワーヘッドから離れた位置に感温式水栓8が配置されるため、ユーザが高温の湯水混合水に触れることをより確実に防止できる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る感温式水栓8Aは、栓体40に代えて栓体40Aを備えるものである。栓体40Aは、第2位置に近付くにつれて、混合水受入口24から漏出口D1に向かう流路の開口面積を小さくする点で、栓体40と異なる。
図4〜図6に示すように、栓体40Aは、コア部41に代えてコア部41Aを有する。コア部41Aは、コア部41の周壁部の高さを大きくした形状を呈する。このため、コア部41Aの上部は、コア部41の上部に比べ蓋体20側に位置し、栓体40Aが第2位置にあるときにも凸部22から離間しない。
コア部41Aの上部の内周面には、周方向に並ぶ複数の通水溝部41cが設けられている。通水溝部41cは、上下方向に沿っており、通水溝部41cの上端部は開放されている。通水溝部41cの幅は、上方へ向かうに従い狭くなっている。図4に示すように、栓体40Aが第1位置にあるときに、通水溝部41cの下端部はOリング23より上に位置する。このため、Oリング23は全周に亘ってコア部41Aの内周面に密着する。一方、栓体40Aが第2位置にあるときには、通水溝部41cの下端部はOリング23より下に位置する。このため、通水溝部41cの底面とOリング23との間に開口が形成され、空間S1と空間S2とが連通し、漏出口D1が空間S1,S2を介して混合水受入口24に連通する。
通水溝部41cの下端部は、栓体40Aが第2位置に移動する途中でOリング23を通過するので、空間S1と空間S2とを連通させる開口は、栓体40Aが第2位置に移動する途中で形成される。図7(a)は、栓体40Aが第2位置に移動する途中の状態を示している。図7(b)は、図7(a)に比べ、栓体40Aが更に第2位置に近付いた状態を示している。通水溝部41cの幅は、上方へ向かうに従い狭くなっている。このため、図7(b)において通水溝部41cにより形成されている開口の幅B2は、図7(a)において通水溝部41cにより形成されている開口の幅B1に比べ小さい。このように、通水溝部41cにより形成される開口の幅は、コア部41Aが第2位置に近付くにつれて小さくなる。
すなわち、栓体40Aは、第2位置に移動する途中で漏出口D1を混合水受入口24に連通させ、混合水受入口24から漏出口D1に向かう流路の開口面積を、第2位置に近付くにつれて小さくする。これにより、冷水受入口16から漏出口D1に向かう水量に対する混合水受入口24から漏出口D1に向かう水量の比率を、湯水混合水の高温化に応じて小さくすることができる。従って、漏出口D1から漏出する湯水混合水の温度をより十分に低下させることができる。
<第3実施形態>
第3実施形態に係る混合水栓装置1Aは、図8に示すように、ユーザが視認可能な表示部2cを混合水栓装置1の本体2に設けたものである。以下、本実施形態の説明における「上下左右」は、本体2に正対したユーザを基準とした方向を意味する。表示部2cは、本体2内の状態を視認可能とする窓部であり、本体2のユーザ側の面に設けられている。表示部2cは透明部材により塞がれていてもよい。
図9に示すように、本体2内には、表示部2cの外観を切り替える表示切替機構M1が内蔵されている。本体2内には、表示切替機構M1の収容空間2dと、収容空間2dの左側に隣接する流入空間2eとが形成されている。収容空間2dと流入空間2eとは連通している。収容空間2dは左右方向に沿って延ており、表示部2cは収容空間2dに開口している。このため、表示部2cを通して収容空間2d内が視認可能となっている。
収容空間2d右端面の中央には、左方向に吐出するガイド筒部2fが形成されている。収容空間2dの下部のうち、ガイド筒部2fより左側の部分には、収容空間2dと本体2の下方とを連通させる漏出水送出口2hが設けられている。漏出水送出口2hは、漏出配管9Bによりカラン3の根元部に接続されている。流入空間2eの下部には、流入空間2eと本体2の下方とを連通させる漏出水受入口2gが設けられている。漏出水受入口2gは、漏出配管9Aにより、感温式水栓8の漏出口D1に接続されている。
表示切替機構M1は、表示切替部材60とバイアス部材70とを有する。表示切替部材60は、収容空間2d内に設けられ、左右方向に沿って移動自在となっている。表示切替部材60は、ピストン部61とシャッター部62とを有する。ピストン部61は、収容空間2dの内周面に対し、左右方向に沿って摺動する。ピストン部61の周面には、全周に亘る溝部61aが設けられており、溝部61aにはOリング63が収容されている。Oリング63は、ピストン部61の外周面と収容空間2dの内周面との隙間を封止する。シャッター部62は、ピストン部61の周縁部のうち表示部2c側の部分から右方向に突出した薄板状を呈する。
図9に示すように、表示切替部材60が最も左側に位置するときには、ピストン部61が漏出水受入口2gと漏出水送出口2hの間に位置し、シャッター部62が表示部2cを開放する。図10に示すように、表示切替部材60が最も右側に位置するときには、ピストン部61が漏出水送出口2hより右側に位置し、シャッター部62が表示部2cを塞ぐ。シャッター部62が表示部2cを開閉することにより、表示部2cの外観が切り替えられる。
バイアス部材70は、金属材料からなるコイルバネであり、左右方向に伸縮可能な状態で収容空間2d内に配置され、ガイド筒部2fにより収容空間2dの中央部に保持される。バイアス部材70の右端部は収容空間2dの右端部に当接し、バイアス部材70の左端部はピストン部61に当接している。バイアス部材70は、感温式水栓8の漏出口D1からの漏出がないときに、弾性力により表示切替部材60を最も左側に位置させる。
混合水栓装置1Aにおいて、湯水混合水の温度が上昇して上限値を超え、湯水混合水が漏出口D1から漏出すると、その漏出水は漏出配管9Aを通って流入空間2eに流入する。これにより、流入空間2e内の水圧が高まり、バイアス部材70の弾性力に抗してピストン部61が右側に移動させられる。ピストン部61が最も右側に達すると、表示部2cがシャッター部62に塞がれ、表示部2cの外観が切り替わる。また、漏出水送出口2hがピストン部61の左側に開放され、漏出水受入口2gに連通する。このため、漏出水受入口2gに流入した漏出水が、漏出水送出口2hから流出する。漏出水送出口2hから流出した漏出水は、漏出配管9Bを通ってカラン3に流入し、カラン3の先端部から排出される。
このように、表示切替機構M1は、漏出口D1からの水圧によって表示部2cの外観を切り替える。このため、混合水栓装置1Aによれば、漏出口D1から漏出する水の圧力を有効活用し、ユーザによって視認可能な表示部2cの外観を切り替えることができる。これにより、湯水混合水の高温化をユーザに報知し、ユーザが高温の湯水混合水に触れることをより確実に防止できる。また、漏出口D1から漏出した水は、カラン3の先端部から排出されるので、漏出水を回収して有効利用し易い。なお、表示部2cの外観の切り替わり速度を調整するために、ピストン部61に通水孔を形成してもよい。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。例えば、感温式水栓8をカラン3の根元部に配置してもよい。また、感温式水栓8を台所用又は洗面台用の混合水栓装置等に適用してもよい。
1,1A…混合水栓装置、2c…表示部、4…シャワーホース、8,8A…感温式水栓、11…周壁部、14…混合水送出口、16…冷水受入口、24…混合水受入口、30…感温部材、40,40A…栓体、46A,46B…Oリング(封止部材)、C1…ケース、D1…漏出口、M1…表示切替機構、R1…流路、S1…収容空間、S2…バッファ空間。

Claims (8)

  1. 湯水混合水の流路の途中に設けられる水栓であって、
    前記流路の上流側から前記湯水混合水を受け入れる混合水受入口と、前記湯水混合水を前記流路の下流側に送り出す混合水送出口と、前記湯水混合水に比べ冷温の水を受け入れる冷水受入口と、前記湯水混合水を漏出させる漏出口とを有するケースと、
    前記ケース内の第1位置と第2位置との間で移動自在となるように設けられ、前記第1位置において、前記混合水送出口を前記混合水受入口に連通させると共に前記漏出口を前記混合水受入口及び前記冷水受入口から遮断し、前記第2位置において、前記混合水送出口を前記混合水受入口及び前記冷水受入口から遮断すると共に前記漏出口を前記混合水受入口及び前記冷水受入口に連通させる栓体と、
    前記ケース内に設けられ、前記湯水混合水の温度に応じて変形し、前記湯水混合水の高温化に応じた変形により、前記栓体を前記第1位置から前記第2位置に移動させる感温部材と、を備える感温式水栓。
  2. 前記ケース内には、前記漏出口に連通するバッファ空間が設けられ、
    前記栓体は、前記第2位置において、前記バッファ空間を介して前記漏出口を前記混合水受入口及び前記冷水受入口に連通させる、請求項1記載の感温式水栓。
  3. 前記栓体は、前記第2位置に移動する途中で前記漏出口を前記冷水受入口に連通させ、前記冷水受入口から前記漏出口に向かう流路の開口面積を、前記第2位置に近付くにつれて大きくする、請求項1又は2記載の感温式水栓。
  4. 前記栓体は、前記第2位置に移動する途中で前記漏出口を前記混合水受入口に連通させ、前記混合水受入口から前記漏出口に向かう流路の開口面積を、前記第2位置に近付くにつれて小さくする、請求項1〜3のいずれか一項記載の感温式水栓。
  5. 前記ケースは、前記流路に沿う筒状の周壁部を有し、
    前記冷水受入口は前記周壁部に設けられ、
    前記感温部材は、前記流路に沿って前記栓体を移動させ、
    前記栓体は、前記周壁部への嵌合部と、前記嵌合部の外周面と前記周壁部の内周面との隙間を封止する一対の封止部材とを有し、
    前記一対の封止部材は、前記栓体が前記第1位置にあるときに、前記流路に沿う方向で前記冷水受入口を挟むように位置し、前記冷水受入口を前記漏出口及び前記混合水送出口から遮断する、請求項1〜4のいずれか一項記載の感温式水栓。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項記載の感温式水栓を備える混合水栓装置。
  7. 前記湯水混合水を導出するホースを更に備え、前記感温式水栓を前記ホースの根元部に備える、請求項6記載の混合水栓装置。
  8. ユーザによって視認可能な表示部と、前記漏出口からの水圧によって前記表示部の外観を切り替える表示切替機構と、を更に備える、請求項6又は7記載の混合水栓装置。
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