JP5701456B1 - 手指衛生機会測定システム - Google Patents

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Abstract

本発明に係る手指衛生機会測定システムは、被験者の位置及び姿勢を検知する被験者検知手段(2)と、被験者の動作を検知する動作検知手段(3)と、手指衛生機会に対応する特定の組合せをあらかじめ記憶する記憶部(4)と、被験者検知手段の検知情報と動作検知手段の検知情報と物体の位置を示す物体位置情報との組合せが、記憶部に記憶された組合せになった回数をカウントするカウンタ(5)とを備える。

Description

本発明は、手指衛生機会測定システムに関する。
近年、医療現場においては、医療関連感染(HAIs)をより一層抑制することが求められている。HAIsの抑制には、石鹸と流水による手洗いや、アルコール消毒薬による手指消毒などの手指衛生を適切に行うことが効果的であることが知られている。
例えば、米国CDC(米国疾病管理センター)やWHO(世界保健機関)の手指衛生ガイドラインには、手指衛生の遵守率(手指衛生を行った回数/手指衛生を必要とする行為の回数)を向上させることでHAIsの感染率が低下することが記載されている。なお、手指衛生の遵守率を70%以上にすると、MRSA感染率を約10%程度以下にまで低下させることができたとの報告もある。
手指衛生の遵守率の向上を目指す上で指標となるデータのうち分子のデータ(手指衛生を行った回数)を測定する装置は、いくつか提案されている。例えば、消毒薬の使用量やディスペンサの押された回数を測定することで、分子のデータを間接的に測定する装置が提案されている。
また、特許文献1(特開2009−282442号公報)には、被験者に装着された動き検出手段を介してその行動を認識し、当該認識結果に基づいて手指衛生行動の要否及び実行状態を評価し、当該評価結果に応じたアドバイスを自動的に被験者に対して行う装置が記載されている。
特開2009−282442号公報
医療現場における手指衛生のためのCDCガイドライン.大久保憲訳、小林寛伊監訳.メディカ出版、大阪,2003 WHO Guidelines on hygiene in health care (http://whqlibdoc.who.int/publications/2009/9789241597906_eng.pdf)
しかしながら、手指衛生の遵守率の向上を目指す上で指標となるデータのうち分母のデータ(手指衛生を必要とする行為の回数。以下、手指衛生機会という)については、間接的に測定することは困難であり、専門家が直接観察をして測定することが最も良いとされている。
専門家が直接観察することで、手指衛生機会の測定を高精度に行うことが可能となる。しかしながら、この方法では、人的負担が非常に高いため、WHOの規定では1セッション20分程度とされており、1日の手指衛生機会を網羅的に測定することができない。また、人が行うので、手指衛生機会であるか否かの判断にバラツキがあるうえ、観察されていることを意識した被験者が観察時のみ普段と異なる行動をとる場合が考えられ、本来の手指衛生機会を得ることは難しい。
一方、特許文献1のような従来の装置では、手指衛生を行った回数の測定を自動化することによって当該測定に要する負担を軽減することができる。しかしながら、従来の装置は、実際に手指衛生を行った回数を直接的又は間接的に測定するものであるので、手指衛生機会を高精度に測定することはできない。
手指衛生を行った回数を測定できたとしても、手指衛生機会が多かった場合には、当然ながら手指衛生の遵守率は低くなる。この場合、手指衛生を行った回数が多かったとしても、HAIsの感染率は低下しないことになる。従って、HAIsの感染率を低下させるには、手指衛生機会を高精度に測定することが重要である。
従って、本発明の目的は、前記問題を解決することにあって、手指衛生機会の測定に要する負担を軽減するとともに、当該測定を高精度に行うことができる手指衛生機会測定システムを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明にかかる手指衛生機会測定システムは、
被験者の位置及び姿勢を検知する被験者検知手段と、
被験者の動作を検知する動作検知手段と、
手指衛生機会に対応する特定の組合せをあらかじめ記憶する記憶部と、
前記被験者検知手段の検知情報と、前記動作検知手段の検知情報と、物体の位置を示す物体位置情報との組合せが、前記記憶部に記憶された組合せになった回数をカウントするカウンタと、
を備えるように構成される。
本発明にかかる手指衛生機会測定システムによれば、前記構成を有することにより、手指衛生機会の測定に要する負担を軽減するとともに、当該測定を高精度に行うことができる。
本発明の第1実施形態にかかる手指衛生機会測定システムのブロック図である。 被験者を模式的に示す正面図である。 被験者が患者に触れるときの物体、患者、及び被験者の位置関係を模式的に示す平面図である。 図3の被験者の姿勢を模式的に示す正面図である。 点滴交換時における物体、患者、及び被験者の位置関係を模式的に示す平面図である。 図5の被験者の姿勢を模式的に示す正面図である。 体液に曝露された可能性のある場合における物体、患者、及び被験者の位置関係を模式的に示す平面図である。 図7の被験者の姿勢を模式的に示す正面図である。 被験者が患者周辺の物品に触れるときの物体、患者、及び被験者の位置関係を模式的に示す平面図である。 報知部により表示される情報の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる手指衛生機会測定システムのブロック図である。 本発明の第3実施形態にかかる手指衛生機会測定システムのブロック図である。
(本発明に至った知見)
本発明者は、前記目的を達成するため、鋭意検討した結果、以下の知見を得た。
従来、専門家による手指衛生機会の測定は、一般に、WHOのガイドライン等に記載された以下の5つのタイミング(以下、5モーメント(Five Moments)という)を計数することにより行われている。
1.患者に触れる前
2.清潔操作の前
3.体液に曝露された可能性のある場合
4.患者に触れた後
5.患者周辺の物品に触れた後
これらの5モーメントでは、医療従事者の手指に付いた菌を患者等に移さないようにするため、或いは、汚染環境に触れるなどして手指に付いた菌を除去するために、手指衛生が必要となる。
本発明者は、5モーメントにおける医療従事者等の動作を分析した結果、ベッドなどの物体の位置、被験者の位置及び姿勢、被験者の動作を検知することで、5モーメントの全てを検知できることを見出した。更に、本発明者は、物体の位置、被験者の位置及び姿勢、被験者の動作を、センサなどの検知手段により自動的に検知することで、手指衛生機会の測定に要する負担を大幅に軽減することができることを見出した。これらの点を踏まえて、本発明者は以下の発明に至った。
本発明の第1態様によれば、被験者の位置及び姿勢を検知する被験者検知手段と、
被験者の動作を検知する動作検知手段と、
手指衛生機会に対応する特定の組合せをあらかじめ記憶する記憶部と、
前記被験者検知手段の検知情報と、前記動作検知手段の検知情報と、物体の位置を示す物体位置情報との組合せが、前記記憶部に記憶された組合せになった回数をカウントするカウンタと、
を備える、手指衛生機会測定システムを提供する。
本発明の第2態様によれば、物体の位置を検知する物体検知手段を更に備え、
前記カウンタは、前記被験者検知手段の検知情報と、前記動作検知手段の検知情報と、前記物体検知手段の検知情報との組合せが、前記記憶部に記憶された組合せになった回数をカウントする、第1態様に記載の手指衛生機会測定システムを提供する。
本発明の第3態様によれば、前記物体位置情報を入力するための入力部を更に備え、
前記記憶部は、前記入力部に入力された前記物体位置情報を記憶し、
前記カウンタは、前記被験者検知手段の検知情報と、前記動作検知手段の検知情報と、前記記憶部に記憶された前記物体位置情報との組合せが、前記記憶部に記憶された組合せになった回数をカウントする、第1態様に記載の手指衛生機会測定システムを提供する。
本発明の第4態様によれば、前記記憶部は、前記手指衛生機会に対応する特定の組合せを複数のグループに分類して記憶し、
前記カウンタは、前記被験者検知手段の検知情報と、前記動作検知手段の検知情報と、前記物体位置情報との組合せが、前記記憶部に記憶された組合せになった回数を前記複数のグループ毎にカウントする、
第1〜3態様のいずれか1つに記載の手指衛生機会測定システムを提供する。
本発明の第5態様によれば、前記カウンタがカウントした回数を報知する報知部を備える、第1〜4態様のいずれか1つに記載の手指衛生機会測定システムを提供する。
本発明の第6態様によれば、前記カウンタがカウントした回数に基づいて手指衛生の遵守率を算出する演算部と、
前記演算部が算出した遵守率を報知する報知部と、
を更に備える、第1〜5態様のいずれか1つに記載の手指衛生機会測定システムを提供する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
《第1実施形態》
本発明の第1実施形態にかかる手指衛生機会測定システムの全体構成について、図1を用いて説明する。図1は、本第1実施形態にかかる手指衛生機会測定システムのブロック図である。
図1において、本第1実施形態にかかる手指衛生機会測定システムは、物体検知手段1と、被験者検知手段2と、動作検知手段3と、記憶部4と、カウンタ5と、報知部6とを備えている。
物体検知手段1は、物体の位置を検知するものである。「物体」とは、例えば、ベッド、床頭台、枕、点滴台など、手指衛生機会を観察するエリアである病室に配置されるものである。物体検知手段1は、例えば、ベッドが病室内のどの位置に配置されているかを(例えば、三次元座標として)検知する。
被験者検知手段2は、被験者の位置及び姿勢を検知するものである。「被験者」とは、例えば、医師や看護師などの医療従事者である。被験者検知手段2は、例えば、看護師が病室内のどの位置でどのような姿勢(例えば、前傾姿勢、直立姿勢、しゃがんだ姿勢など)をしているかを(例えば、三次元座標として)検知する。
動作検知手段3は、被験者の動作を検知するものである。「被験者の動作」とは、例えば、右手、左手、体幹などの被験者の特定の部位の移動(時間的な変化)をいう。動作検知手段3は、例えば、医療従事者が患者に触れるために自身の右手をベッドの側方からベッドの上方に移動させるときの当該右手の動作を検知する。動作検知手段3は、物体検知手段1と被験者検知手段2とが物体又は被験者を静止状態で観察するのに対し、被験者の移動状態を観察する点で両手段と異なる。
なお、物体検知手段1、被験者検知手段2、動作検知手段3としては、特に限定されるものではないが、非接触式のセンサを用いることが好ましい。これにより、特許文献1のように被験者にセンサを取り付ける作業を無くすことができ、使い勝手を大幅に向上させることができる。検知手段1〜3の各機能を有するセンサとしては、例えば、マイクロソフト社製のウインドウズ用の「Kinect(登録商標)」がある。検知手段1〜3としてこのようなセンサを用いる場合、死角が生じないように当該センサを複数(好ましくは2つ)設けることが好ましい。
記憶部4は、手指衛生機会に対応する特定の組合せをあらかじめ記憶するものである。言い換えれば、記憶部4は、手指衛生機会を示す、物体検知手段1の検知情報と被験者検知手段2の検知情報と動作検知手段3の検知情報との組合せをあらかじめ記憶するものである。記憶部4に記憶される特定の組合せについては、後で詳しく説明する。
カウンタ5は、物体検知手段1の検知情報と被験者検知手段2の検知情報と動作検知手段3の検知情報との組合せが、記憶部4に記憶された組合せになった回数をカウントするものである。
報知部6は、カウンタ5がカウントした回数を報知するものである。報知部6は、例えば、カウンタ5がカウントした回数を、パーソナルコンピュータのディスプレイに表示するなどして視覚的に、或いは音声により聴覚的にユーザに報知する。
なお、記憶部4、カウンタ5、報知部6としては、例えば、パーソナルコンピュータに内蔵されたものを用いることができる。
次に、本第1実施形態にかかる手指衛生機会測定システムにおける5モーメントの測定について説明する。
本第1実施形態において、被験者検知手段2及び動作検知手段3は、特に限定されるものではないが、被験者を図2に示すような棒人間(被験者の関節を含む各部位を直線で結んだもの)として認識し、それぞれの検知を行うものとする。
まず、「患者に触れる前」における手指衛生機会の測定について説明する。
医療行為を行うために患者に触れるとき、医療従事者は、通常、手首をベッドの上方に侵入させるとともに、やや前傾姿勢になる。図3及び図4は、被験者10が患者20に触れるときの状態を示している。
例えば、体幹11が垂直に対して所定の角度θ1(例えば、15度)以上傾いていることを被験者検知手段2が検知するとともに、物体検知手段1が検知したベッド31の位置の上方に右手首12R又は左手首12Lが移動したことを動作検知手段3が検知したとき、被験者10が患者20に触れると推定される。
記憶部4には、このときの各検知手段1〜3の検知情報の組合せがあらかじめ記憶されている。カウンタ5は、各検知手段1〜3の検知情報の組合せが、記憶部4に記憶された当該組合せになった回数をカウントする。これにより、「患者に触れる前」における手指衛生機会を測定することができる。
なお、「体幹」とは、被験者の手足と頭を除いた胴体部分をいい、被験者を図2に示すような棒人間と想定した場合には、胴体部分の略中心軸(背骨の延在方向に延びる軸)をいう。
次に、「清潔操作の前」における手指衛生機会の測定について説明する。
「清潔操作」とは、例えば、点滴を交換する操作をいう。点滴を交換するとき、医療従事者は、通常、両手首を点滴の高さ位置付近で接近させるとともに、患者に対して後ろ向き又は横向きの姿勢になる。図5及び図6は、被験者10が点滴を交換する状態を示している。
例えば、右手首12Rと左手首12Lとが物体検知手段1が検知した点滴台32の高さ位置付近で互いに所定の距離(例えば、30cm)の範囲内にあるとともに、右肩13Rと左肩13Lとを結ぶ直線がベッド31の長辺に対して所定の角度(例えば、45度以上)傾いていることを被験者検知手段2が検知したとき、被験者10が点滴を交換する操作を行っていると推定される。
記憶部4には、このときの各検知手段1〜3の検知情報の組合せがあらかじめ記憶されている。カウンタ5は、各検知手段1〜3の検知情報の組合せが、記憶部4に記憶された当該組合せになった回数をカウントする。これにより、「清潔操作の前」における手指衛生機会を測定することができる。
次に、「体液に曝露された可能性のある場合」における手指衛生機会の測定について説明する。
「体液に曝露された可能性のある場合」とは、例えば、患者のおむつを交換する場合である。おむつを交換するとき、医療従事者は、通常、手首を患者の下半身付近に配置し、強い前傾姿勢になる。図7及び図8は、被験者10がおむつを交換する状態を示している。
例えば、右手首12Rと左手首12Lとが物体検知手段1が検知したベッド31の所定の領域33の上方で互いに所定の距離(例えば、30cm)の範囲内にあるとともに、体幹11が垂直に対して所定の角度θ2(例えば、15度)以上傾いていることを被験者検知手段2が検知したとき、被験者10がおむつを交換していると推定される。
記憶部4には、このときの各検知手段1〜3の検知情報の組合せがあらかじめ記憶されている。カウンタ5は、各検知手段1〜3の検知情報の組合せが、記憶部4に記憶された当該組合せになった回数をカウントする。これにより、「体液に曝露された可能性のある場合」における手指衛生機会を測定することができる。
次に、「患者に触れた後」における手指衛生機会の測定について説明する。
患者に触れた後、医療従事者は、通常、やや前傾姿勢から直立姿勢に戻り、ベッドから離れる。
例えば、体幹11が垂直に対して所定の角度θ1以上傾いた状態から略垂直に戻るとともに、物体検知手段1が検知したベッド31の位置の近傍から体幹11が所定の距離移動したことを動作検知手段3が検知したとき、被験者10が患者20に接触したと推定される。
記憶部4には、このときの各検知手段1〜3の検知情報の組合せがあらかじめ記憶されている。カウンタ5は、各検知手段1〜3の検知情報の組合せが、記憶部4に記憶された当該組合せになった回数をカウントする。これにより、「患者に接触した後」における手指衛生機会を測定することができる。
次に、「患者周辺の物品に触れた後」における手指衛生機会の測定について説明する。
「患者周辺の物品」とは、例えば、図9に示すベッドフレーム34、床頭台35、枕36などである。患者周辺の物品に触れるとき、医療従事者の手首は患者周辺の物品の近傍に位置する。
例えば、図9に示すように物体検知手段1が検知した床頭台35の位置から所定の距離(例えば、10cm)の範囲内に右手首12R又は左手首12Lが配置されたことを被験者検知手段2が検知したとき、被験者10が床頭台35に接触したと推定される。
記憶部4には、このときの各検知手段1〜3の検知情報の組合せがあらかじめ記憶されている。カウンタ5は、各検知手段1〜3の検知情報の組合せが、記憶部4に記憶された当該組合せになった回数をカウントする。これにより、「患者周辺の物品に接触した後」における手指衛生機会を測定することができる。
以上のように、本第1実施形態にかかる手指衛生機会測定システムによれば、5モーメントの全てを自動的に検知することができるので、手指衛生機会の測定に要する負担を大幅に軽減することができるとともに、当該測定を高精度に行うことができる。
なお、前記では、5モーメントにおける特徴的な動作等の一例について説明したが、当該特徴的な動作等は他にも存在する。例えば、医療従事者が患者の身体を拭く動作である身体清拭は、当該身体清拭により医療従事者の手指に菌が付着する可能性があるので、当該身体清拭後に手指衛生を行う必要がある。すなわち、身体清拭は、「患者に触れた後」における手指衛生機会に該当する。身体清拭を行うとき、医療従事者は、通常、ベッドの近傍において、片方の手で患者を持ち、他方の手を大きく振幅させる。例えば、左手首12Lが静止状態にあり、右手首12Rが振幅運動していることを動作検知手段3が検知したとき、身体清拭が行われていると推定できる。このように、5モーメントにおける特徴的な動作等は、ほぼ全て各検知手段1〜3により検知することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、手指衛生機会を示す各検知手段1〜3の検知情報の組合せは、上述したものに限定されるものではなく、適宜変更可能である。
また、記憶部4は、手指衛生機会に対応する特定の組合せを5モーメント毎など複数のグループに分類して記憶することが好ましい。また、カウンタ5は、物体検知手段1の検知情報と、被験者検知手段2の検知情報と、動作検知手段3の検知情報との組合せが、記憶部4に記憶された組合せになった回数を前記複数のグループ毎にカウントすることが好ましい。これにより、例えば、報知部6により図10に示すような情報を表示することが可能となり、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
なお、手指衛生機会の測定方法として、例えば、病室内をビデオ撮影し、当該撮影した映像に基づいて手指衛生機会を測定する方法も考えられる。しかしながら、この場合、患者のプライバシーを確保できないおそれがある。
このため、被験者検知手段2と動作検知手段3とは、医療従事者と患者とを区別して認識し、記憶部4は、患者に関する検知情報(例えば、患者の顔などを特定する情報)を記憶しないようにすることが好ましい。また、報知部6が患者20を画像として表示する場合は、図2に示す棒人間のような患者20が特定できないような態様で表示することが好ましい。これにより、患者20のプライバシーを確保することができる。
なお、医療従事者と患者とを区別するため、本第1実施形態にかかる手指衛生機会測定システムは、例えば、色センサを更に備えてもよい。医療従事者は白衣を着ることが多いので、例えば、当該色センサが被験者を認識したときに白色の割合が高い場合には、当該被験者が医療従事者であると識別することができる。また、医療従事者に識別タグを付して、当該タグを読み取ることにより、被験者が医療従事者であると識別するようにしてもよい。また、例えば、音声認識センサを更に備え、当該音声認識センサにより医療従事者が発した声を検知することにより、被験者が医療従事者であると識別するようにしてもよい。
また、手指衛生機会の測定をより高精度で行うために、本第1実施形態にかかる手指衛生機会測定システムは、音声センサを更に備えてもよい。これにより、例えば、各検知手段1〜3では検知できない手指衛生機会が発生した場合でも、その旨を被験者の音生から「点滴」、「おむつ」、「交換」といった特定の言葉を抽出して認識することによって、当該手指衛生機会をカウントすることができる。
《第2実施形態》
本発明の第2実施形態にかかる手指衛生機会測定システムの全体構成について、図11を用いて説明する。図11は、本第2実施形態にかかる手指衛生機会測定システムのブロック図である。本第2実施形態にかかる手指衛生機会測定システムが、前記第1実施形態にかかる手指衛生機会測定システムと異なる点は、物体検知手段1に代えて入力部7を備えている点である。
ベッドや床頭台などの物体の位置は、概ね固定されているものである。このため、それらの物体の位置は、物体検知手段1にて自動的に検知するようにしなくても、ユーザがあらかじめ入力することが可能である。
このため、入力部7は、物体位置情報を入力可能に構成されている。入力部7にて入力された物体位置情報は、例えば、記憶部4に記憶される。入力部7としては、例えば、パーソナルコンピュータに搭載されたものを用いることができる。
カウンタ5は、物体検知手段1の検知情報と、被験者検知手段2の検知情報と、入力部7にて入力された物体位置情報との組合せが、記憶部4に記憶された組合せになった回数をカウントする。
本第2実施形態にかかる手指衛生機会測定システムによれば、5モーメントの全てを自動的に検知することができるので、手指衛生機会の測定に要する負担を大幅に軽減することができるとともに、当該測定を高精度に行うことができる。
《第3実施形態》
本発明の第3実施形態にかかる手指衛生機会測定システムの全体構成について、図12を用いて説明する。図12は、本第3実施形態にかかる手指衛生機会測定システムのブロック図である。本第3実施形態にかかる手指衛生機会測定システムが、前記第1実施形態にかかる手指衛生機会測定システムと異なる点は、手指衛生回数検知手段8と演算部9とを更に備えている点である。
手指衛生回数検知手段8は、手指衛生を行った回数を検知するものである。手指衛生回数検知手段8としては、上述した特許文献1のような公知の装置を用いることができる。手指衛生回数検知手段8が検知した手指衛生を行った回数は、記憶部4に記憶される。
演算部9は、記憶部4に記憶された手指衛生を行った回数と、カウンタ5がカウントした手指衛生機会の回数に基づいて手指衛生の遵守率を算出する。演算部9が算出した遵守率は、報知部6により視覚的又は聴覚的に報知される。
本発明の第3実施形態によれば、手指衛生機会の遵守率を報知するので、ユーザの使い勝手を一層向上させることができる。
なお、前記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
2013年2月1日に出願された日本国特許出願No.2013−018442号の明細書、図面、および特許請求の範囲の開示内容は、全体として参照されて本明細書の中に取り入れられるものである。
本発明にかかる手指衛生機会測定システムは、手指衛生機会の測定に要する負担を軽減するとともに、当該測定を高精度に行うことができるので、特に、集中治療室などHAIsの感染を防ぐ必要がある場所において手指衛生機会を測定するときに有用である。
1 物体検知手段
2 被験者検知手段
3 動作検知手段
4 記憶部
5 カウンタ
6 報知部
7 入力部
8 手指衛生回数検知手段
9 演算部
10 被験者
11 体幹
12R 右手首
12L 左手首
13R 右肩
13L 左肩
20 患者
31 ベッド
32 点滴台
33 領域
34 ベッドフレーム
35 床頭台
36 枕

Claims (6)

  1. 被験者の位置及び姿勢を検知する被験者検知手段と、
    被験者の動作を検知する動作検知手段と、
    手指衛生機会に対応する特定の組合せをあらかじめ記憶する記憶部と、
    前記被験者検知手段の検知情報と、前記動作検知手段の検知情報と、物体の位置を示す物体位置情報との組合せが、前記記憶部に記憶された組合せになった回数をカウントするカウンタと、
    を備える、手指衛生機会測定システム。
  2. 物体の位置を検知する物体検知手段を更に備え、
    前記カウンタは、前記被験者検知手段の検知情報と、前記動作検知手段の検知情報と、前記物体検知手段の検知情報との組合せが、前記記憶部に記憶された組合せになった回数をカウントする、請求項1に記載の手指衛生機会測定システム。
  3. 前記物体位置情報を入力するための入力部を更に備え、
    前記記憶部は、前記入力部に入力された前記物体位置情報を記憶し、
    前記カウンタは、前記被験者検知手段の検知情報と、前記動作検知手段の検知情報と、前記記憶部に記憶された前記物体位置情報との組合せが、前記記憶部に記憶された組合せになった回数をカウントする、請求項1に記載の手指衛生機会測定システム。
  4. 前記記憶部は、前記手指衛生機会に対応する特定の組合せを複数のグループに分類して記憶し、
    前記カウンタは、前記被験者検知手段の検知情報と、前記動作検知手段の検知情報と、前記物体位置情報との組合せが、前記記憶部に記憶された組合せになった回数を前記複数のグループ毎にカウントする、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の手指衛生機会測定システム。
  5. 前記カウンタがカウントした回数を報知する報知部を備える、請求項1〜4のいずれか1つに記載の手指衛生機会測定システム。
  6. 前記カウンタがカウントした回数に基づいて手指衛生の遵守率を算出する演算部と、
    前記演算部が算出した遵守率を報知する報知部と、
    を更に備える、請求項1〜4のいずれか1つに記載の手指衛生機会測定システム。
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