JP5700690B2 - 無線通信システム、及び無線通信方法 - Google Patents

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本発明は、無線通信システム、及び無線通信方法に関する。
近年、各種無線通信システムの普及により周波数資源の枯渇が問題となっており、複数の無線信号による周波数共用化を図ることで周波数利用効率を向上させる重畳伝送技術の検討が進められている。
図7は、周波数帯域を共用する無線通信システムを組み合わせる一例を示す概念図である。同図において、周波数チャネルが異なる2つの無線LAN(Local Area Network)システム全体を示している。同図に示す無線通信システムは、無線LAN基地局91a、91bと、端末装置92aとを具備している。無線LAN基地局91aは、中心周波数faであるチャネルCH1の周波数帯域を用いて通信する。無線LAN基地局91bは、中心周波数fb(fa<fb)であるチャネルCH5の周波数帯域を用いて通信する。
端末装置92aは、無線LAN基地局91a、91bの双方の無線信号が到達する位置に配置され、中心周波数faの無線信号と中心周波数fbの無線信号とが互いに部分的に干渉した信号を受信する。
また、周波数帯域を互いに共用する他の例として、無線LANシステムとBluetooth(登録商標)と、WiMAX(登録商標)との組み合わせなどがあり、異なる無線方式のシステム同士が周波数を共用する場合もある。
このように、例えば、無線LAN基地局91aを通信対象とする場合、中心周波数faである希望波の送信周波数帯域と、中心周波数fbである無線LAN基地局91bからの干渉波の送信周波数帯域とが、部分的にオーバーラップ(干渉)する。このような周波数共用が他の無線通信において、端末装置92aは、誤り訂正などを効率的に行って周波数利用効率を向上させるために、希望波の送信周波数帯域にオーバーラップする干渉波の存在を正確に検出することが必要となる。
一般に干渉波が存在する場合、通信特性が著しく劣化するが、この干渉の影響を抑圧しながら分散配置されたFEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)ブロックを復号し、正確な伝送を実現する技術が検討されている(非特許文献1)。具体的には、希望波の復調をする前に、受信信号のうち干渉波の存在する周波数成分をRF(Radio Frequency:無線周波数帯)段やIF(Intermediate Frequency:中間周波数帯)段においてフィルタリング処理、あるいはベースバンド帯において当該周波数成分に対する重み付けを施すことで干渉波の影響を抑圧して復調、復号することを特徴としている。
また、干渉波の存在する周波数帯域を検出する技術も検討されている(非特許文献2)。具体的には、非特許文献1に記載されている技術において、フィルタリング帯域、又は重み付け帯域を試行的に変化させて仮復調復号を行い、所定の規範、例えば誤り率が最小となるフィルタリング帯域又は重み付け帯域を干渉波の存在する周波数帯域として同定する。この場合、希望波の通信を行いながら干渉波の存在する周波数帯域を検出することが可能となる。
増野淳、杉山隆利、「マルチキャリア重畳伝送による周波数利用効率向上効果」、信学技法、vol.108、no.188、RCS2008−67、pp.85−90、2008年8月 大槻、増野、杉山、「初期尤度マスクを用いた誤り率に基づく干渉波検出方法」、信学技法、vol.111、no.180、RCS2011−119、pp.45−49、2011年8月
しかしながら、干渉波が存在する周波数帯域(以下、干渉帯域という。)を同定するためには、周波数及び周波数幅を定める複数の設定ごとに、フィルタリング処理や重み付け処理を試行する必要がある。また、干渉帯域を同定する精度を高めるためには、フィルタリング処理や重み付け処理を行う設定数を増やさなければならず、端末装置あたりの演算量が増加して干渉帯域を同定するために要する時間が長くなってしまう。
例えば、図8に示すように、無線通信システムが無線LAN基地局91c及び端末装置92bを具備し、端末装置92bが干渉局91dから干渉を受けている場合について説明する。図8(a)が示すように、干渉局91dから干渉を受けている端末装置92bは、無線LAN基地局91cが送信する希望波と、干渉局91dが送信する干渉波とが重畳された受信信号を受信する。このとき、端末装置92bは、図8(b)に示すように、複数のフィルタの設定1〜6を用いて仮復調復号を順次行い、設定ごとにBER(Bit Error Rate:ビット誤り率)を測定する。端末装置92bは、BERが最小となるフィルタの設定において抑圧される周波数帯域(以下、抑圧帯域という。)を干渉帯域として同定する。この場合、端末装置92bは設定2が選択される。なお、干渉帯域の同定精度を高めるためには、フィルタの設定を更に増やす必要がある。
このように、干渉帯域を同定する精度を高めるためには、端末装置における試行回数を増やす必要があり、端末装置における演算量が増加し、干渉帯域の同定に要する時間が長くなってしまうなど、干渉帯域を同定する性能が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、干渉波の存在する周波数帯域を同定する性能を向上させる無線通信システム、及び無線通信方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の無線通信システムは、複数の端末装置と無線通信を行う基地局装置と、複数の前記端末装置とを具備する無線通信システムであって、前記端末装置における希望波又は干渉波の受信状況に基づいて複数の前記端末装置をグループに分けるグルーピング決定部と、前記グループごとに、前記端末装置が受信した受信信号において信号成分を抑圧する周波数帯域を示すフィルタ設定であって該グループに属する前記端末装置ごとに異なる第1のフィルタ設定を割り当てるフィルタ設定割当部とを具備し、前記端末装置は、少なくとも、自装置に割り当てられた第1のフィルタ設定を用いてフィルタリングを施した受信信号から復号された受信データに基づいて通信品質を測定する品質測定部を備え、前記基地局装置は、少なくとも、前記グループごとに、前記端末装置それぞれにおいて測定された通信品質に基づいて、該グループに属する前記端末装置において用いる第2のフィルタ設定を決定するフィルタ設定決定部を備える。
また、本発明は、上記に記載の無線通信システムにおいて、前記グルーピング決定部は、全ての前記端末装置において同じフィルタ設定を用いてフィルタリングを施した受信信号から復号された受信データに対する通信品質に基づいて、前記端末装置をグループに分けることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の無線通信システムにおいて、前記端末装置は、自装置の位置を検出する位置検出部を更に備え、前記グルーピング決定部は、近接している前記端末装置を同一のグループにすることを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の無線通信システムにおいて、前記グルーピング決定部は、前記端末装置から所定の送信電力で送信された信号に返信した前記端末装置と、前記信号を送信した端末装置とを同一のグループにすることを特徴とする。
また、上記問題を解決するために、本発明の無線通信方法は、複数の端末装置と無線通信を行う基地局装置と、複数の前記端末装置とを具備する無線通信システムにおける無線通信方法であって、前記端末装置における希望波又は干渉波の受信状況に基づいて複数の前記端末装置をグループに分けるグルーピング決定ステップと、前記グループごとに、前記端末装置が受信した受信信号において信号成分を抑圧する周波数帯域を示すフィルタ設定であって該グループに属する前記端末装置ごとに異なる第1のフィルタ設定を割り当てるフィルタ設定割当ステップと、前記端末装置が、自装置に割り当てられた第1のフィルタ設定を用いてフィルタリングを施した受信信号から復号された受信データに基づいて通信品質を測定する品質測定ステップと、前記グループごとに、前記端末装置それぞれにおいて測定された通信品質に基づいて、該グループに属する前記端末装置において用いる第2のフィルタ設定を決定するフィルタ設定決定ステップとを有する。
この発明によれば、干渉帯域を同定する際に、異なる周波数帯域を抑制して通信品質を測定する処理を同一グループに属する端末装置で分担し、並行して行う。これにより、干渉帯域の同定に要する時間を短縮し、速やかに干渉帯域の同定を行うことができ、干渉帯域の同定性能を向上させることができる。また、複数の端末装置に対してグルーピングを行うことにより、干渉波を検出する端末装置数を増加させて干渉帯域の同定精度を高めることができ、干渉帯域の同定性能を向上させることができる。
本実施形態における基地局装置10と端末装置20との構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態における無線通信システムの干渉帯域を同定する処理の概要を示す第1の図である。 同実施形態における無線通信システムの干渉帯域を同定する処理の概要を示す第2の図である。 同実施形態における無線通信システムの干渉帯域を同定する処理の概要を示す第3の図である。 同実施形態における無線通信システムの干渉帯域を同定する処理の概要を示す第4の図である。 同実施形態における無線通信システムの干渉帯域を同定する処理の概要を示す第5の図である。 周波数帯域を共用する無線通信システムを組み合わせる一例を示す概念図である。 干渉帯域を同定する処理の概要を示す図である。
(本発明の概要)
端末装置における干渉波の到来レベル(受信電力)は、干渉波を送信する干渉局と端末装置との間の伝送路により、端末装置ごとに異なる可能性が高い。一方、干渉波の存在する周波数帯域については、隣接する端末装置間でほとんど差異が生じない。そこで、所望波を受信する端末装置において干渉波が存在する周波数帯域(以下、干渉帯域という。)を同定する処理を分担して並行して行うことにより、各端末装置における演算量を削減するなどして、干渉帯域を同定する性能を向上させる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態における無線通信システム、及び無線通信方法を説明する。
本実施形態における無線通信システムは、基地局装置と少なくとも2つの端末装置とを具備している。
図1は、本実施形態における基地局装置10と端末装置20との構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、基地局装置10は、制御情報受信器101、グルーピング決定器102、フィルタ変数決定器103、制御情報付加器104、符号化器105、及び変調器106を備えている。
制御情報受信器101は、端末装置20が送信する信号を受信し、受信した信号に含まれる制御情報を抽出する。制御情報受信器101は、抽出した制御情報にBER(Bit Error Rate:ビット誤り率)測定値が含まれる場合に当該制御情報をフィルタ変数決定器103に出力する。また、制御情報受信器101は、抽出した情報に位置情報が含まれる場合に当該制御情報をグルーピング決定器102に出力する。ここで、位置情報は、端末装置20が存在する位置を示す情報である。
グルーピング決定器102は、各端末装置20から受信した位置情報に基づいて、近接する端末装置20をグルーピングする。端末装置20をグルーピングする際には、例えば、所定の点から予め定められた近接距離内に位置する端末装置20を同一のグループとしたり、端末装置20間の距離が距離閾値以下である端末装置20を同一のグループとしたりする。距離閾値は端末装置20の受信性能などに基づいて予め定める。
また、グルーピング決定器102は、各端末装置20が属するグループを示すグルーピング情報を生成し、生成したグルーピング情報を制御情報として制御情報付加器104に出力する。
フィルタ変数決定器103は、グルーピング決定器102がグループ化した端末装置20それぞれに、干渉帯域を同定する際に用いるフィルタ設定であって端末装置20ごとに異なるフィルタ設定を割り当て、当該割り当てを示す試行フィルタ情報を生成する。フィルタ変数決定器103は、生成した試行フィルタ情報を制御情報として制御情報付加器104に出力する。
また、フィルタ変数決定器103は、試行フィルタ情報に対応して各端末装置20から送信されるBER測定値に基づいて、干渉波が存在する周波数帯域を同定し、干渉波を抑圧するフィルタ設定を選択する。フィルタ変数決定器103は、選択したフィルタ設定を示すフィルタ情報を制御情報として制御情報付加器104に出力する。
ここで、フィルタ設定とは、端末装置20に備えられているフィルタ201において、信号成分が抑圧される周波数帯域を示す情報である。
なお、各端末装置20から送信されるBER測定値の代わりにBERの量子化値など伝送品質を表す指標を用いてもよい。
制御情報付加器104は、フィルタ変数決定器103又はグルーピング決定器102から入力される制御情報を送信データに付加し、送信データと制御情報とを含む送信情報を符号化器105に出力する。
符号化器105は、制御情報付加器104から入力される送信情報を誤り訂正符号化して得られる符号化ビット列を変調器106に出力する。
変調器106は、所定の変調方式を用いて、符号化器105から入力される符号化ビット列を変調して端末装置20に送信する。
端末装置20は、フィルタ201、伝送路推定器202、スイッチ203、復調器204、復号器205、BER測定器211、制御情報抽出器212、フィルタ変数決定器213、位置検出部214、制御情報送信器215、及びDUR算出部220を備えている。
DUR算出部220は、受信信号バッファ221、再符号化器222、再変調器223、外挿補完器224、乗算器225、電力測定器226、減算器227、電力測定器228、及び除算器229を有している。
フィルタ201は、受信した受信信号が入力され、入力された受信信号において一部の周波数帯域の信号成分を抑圧し、他の周波数帯域の信号成分を通過させる。フィルタ201が通過させる周波数帯域(以下、通過帯域という。)は、フィルタ変数決定器213の制御に応じて変化する。また、フィルタ201において信号成分が抑圧される周波数帯域を抑圧帯域という。
伝送路推定器202は、フィルタ201が出力する信号に基づいて、自装置と基地局装置10との間の伝送路における伝送路係数を推定する。なお、伝送路推定器202は公知の技術を用いて伝送路係数を推定する。
スイッチ203は、フィルタ変数決定器213の制御に応じて、フィルタ201が出力する信号と、受信信号とのいずれか一方を選択して出力する。
復調器204は、基地局装置10において用いられる変調方式に対応した復調方式を用いて、スイッチ203が出力する信号を復調する。復号器205は、基地局装置10において用いられる誤り訂正符号化に対応した誤り訂正復号を用いて、復調器204が復調した信号を復号することにより受信データを復元する。
BER測定器211は、基地局装置10が送信データを送信する際に予め付与しているCRC符号や既知信号を用いて、受信データに対するBERを測定する。なお、BER測定器211は、BERに限らずPER(Packet Error Rate)、BLER(BLock Error Rate)、SER(Symbol Error Rate)など伝送品質を表す指標を測定するようにしてもよい。
制御情報抽出器212は、復調器204が復元した受信データに含まれる制御情報を抽出し、抽出した制御情報をフィルタ変数決定器213に出力する。
フィルタ変数決定器213は、制御情報抽出器212から入力される制御情報に含まれるフィルタ設定に基づいて、フィルタ201を制御する。また、フィルタ変数決定器213は、BER測定器211が測定したBERと、当該BERを測定した際のフィルタ201に対するフィルタ設定とを組み合わせた情報を制御情報として制御情報送信器215に出力する。
また、フィルタ変数決定器213は、DUR算出部220が算出するDURに基づいて、フィルタ201を用いるか否かを決定し、決定に応じてスイッチ203を制御する。
位置検出部214は、予め定められた周期で自装置の位置を検出し、自装置の位置を示す情報と自装置の識別子とを組み合わせた位置情報を制御情報として制御情報送信器215に出力する。位置検出部214は、例えばGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を用いて自装置の位置を検出する。
制御情報送信器215は、フィルタ変数決定器213から入力される制御情報、又は位置検出部214から入力される制御情報を基地局装置10に送信する。
受信信号バッファ221は、受信信号を記憶する。
再符号化器222は、復号器205が復元した受信データに対して、基地局装置10における誤り訂正符号化と同じ誤り訂正符号化をして得られる符号化ビット列を再変調器223に出力する。再変調器223は、再符号化器222が出力する符号化ビット列を、基地局装置における変調方式と同じ変調方式を用いて変調する。換言すると、再符号化器222及び再変調器223は受信データに基づいて、基地局装置10が送信する信号に対応する送信レプリカ信号を生成する。
外挿補完器224は、伝送路推定器202が出力する伝送路係数に対して、フィルタ201における抑圧帯域における伝送路係数を補完する。例えば、外挿補完器224は、フィルタ201における抑圧帯域の伝送路係数を、通過帯域の伝送路係数を用いた直線補完等により外挿することで、抑圧帯域における伝送路係数を補う。
乗算器225は、再変調器223が出力する送信レプリカ信号を、外挿補完器224が出力する推定伝送路係数により重み付けすることにより、送信レプリカ信号から受信レプリカ信号を算出する。受信レプリカ信号は、干渉波を含まない、基地局装置10から送信された信号(希望波)のみの受信信号に対応する。
電力測定器226は、乗算器225が算出した受信レプリカ信号の電力を測定し、測定した電力値を除算器229に出力する。
減算器227は、受信信号バッファ221に記憶されている受信信号を読み出し、読み出した受信信号から受信レプリカ信号を減算し、減算結果を出力する。減算器227が出力する減算結果は、受信信号に含まれる希望波が差し引かれた信号、すなわち干渉波に対する信号である。
電力測定器228は、通過帯域及び抑圧帯域を示す情報がフィルタ変数決定器213から入力され、干渉波に対応する信号が減算器227から入力される。電力測定器228は、通過周波数帯域における干渉波の電力を測定し、測定した電力値を除算器229に出力する。
除算器229は、電力測定器226が測定した希望波に対する電力値を、電力測定器228が測定した干渉波に対応する電力値で除算し、DURを算出する。
DUR算出部220は、以上の構成により、受信し号、伝送路推定器202が推定した伝送路係数、受信データ、及びフィルタ201の通過帯域を示す情報からDURを算出する。
以下、本実施形態における無線通信システムの干渉帯域を同定する処理について、図2から図2から図6を用いて説明する。図2から図6は、本実施形態における無線通信システムの干渉帯域を同定する処理の概要を示す図である。
ここでは、図2に示すように、無線通信システムは1つの基地局装置10と4つの端末装置20(20a,20b,20c,20d)とを具備し、端末装置20b、20c、20dは、隣接するセルの干渉局80が送信する信号(干渉波)により干渉を受けている場合について説明する。
無線通信システムにおいて干渉帯域を同定する処理が開始されると、基地局装置10に備えられているグルーピング決定器102は、各端末装置20から送信される位置情報に基づいて、端末装置20をグルーピングする。このグルーピングは、近隣に位置する端末装置20を同一のグループに属する端末装置20する。グルーピング決定器102は、図2に示すように、端末装置20b、20c、20dを同一のグループに属する端末装置20としてグループ化(グルーピング)する。
基地局装置10においてグルーピングが完了すると、図3に示すように、グルーピング情報と試行フィルタ情報と含む制御情報を、グルーピングされた端末装置20b、20c、20dに対してマルチキャスト送信し、予め定められた規範(BER)を用いた通信品質の報告を各端末装置20に要求する。
端末装置20b、20c、20dにおいて、フィルタ変数決定器213は、受信した制御情報に含まれる試行フィルタ情報が示すフィルタ設定を用いて、フィルタ201を制御する。ここで、端末装置20b、20c、20dそれぞれに通知される試行フィルタ情報は、異なるフィルタ設定を示す。例えば、図8における設定1〜設定6が、端末装置20b、20c、20dに割り当てられる。
端末装置20b、20c、20dは、試行フィルタ情報が示すフィルタ設定を用いて、基地局装置10から送信される希望波に対する復調復号処理を行い、BERを測定する。図4に示す例では、フィルタ変数決定器103は、同一のグループに属する端末装置20b、20c、20dに対して、カットオフ周波数が異なるフィルタ設定(設定1〜設定6)を割り当てる。具体的には、フィルタ変数決定器103は、設定1及び設定2を端末装置20bに割り当て、設定3及び設定4を端末装置20cに割り当て、設定5及び設定6を端末装置20dに割り当てる。
端末装置20bにおいて、BER測定器211は、割り当てられた設定1をフィルタ201に適用した際のBERと、設定2をフィルタ201に適用した際のBERとを測定する。ここで、試行フィルタ情報が示すフィルタ設定を用いた復調復号を仮復調復号という。また、フィルタ設定は、図4に示しているように、フィルタ201をローパスフィルタやハイパスフィルタとして動作させる設定だけでなく、バンドパスフィルタやバンドストップフィルタとして動作させる設定であってもよい。
図5に示すように、端末装置20b、20c、20dは、BERを測定すると、測定情報を基地局装置10に送信するフィードバックを行う。ここで、測定情報は、測定したBERあるいはBERを量子化した値(量子化値)と、当該BERに対応するフィルタ設定とが対応づけられた情報である。
例えば、端末装置20bにおいて、フィルタ変数決定器213は、フィルタ201のフィルタ設定(設定1)を示す情報と、フィルタ設定(設定1)をフィルタ201に適用した際のBERとを対応づけた測定情報を基地局装置10に送信する。
基地局装置10は、グループに属する端末装置20b、20c、20dから測定情報を受信すると、受信した測定情報に基づいて、フィルタ変数決定器103が干渉帯域を同定する。具体的には、フィルタ変数決定器103は、受信した測定情報に含まれるBERのうち最小のBERに対応するフィルタ設定を検出し、検出したフィルタ設定において抑圧されている周波数帯域に干渉波が存在すると判定する。また、フィルタ変数決定器103は、検出したフィルタ設定を、干渉波を抑圧するフィルタ設定として選択する。図6に示す例では、フィルタ変数決定器213は、干渉波を抑圧するフィルタ設定として設定2を選択する。
フィルタ変数決定器103は、図6に示すように、選択したフィルタ設定(設定2)を用いて受信処理を行うことを要求する情報を制御情報として制御情報付加器104に出力し、同一のグループに属する端末装置20b、20c、20dに対してマルチキャスト送信する。なお、フィルタ変数決定器103は、試行フィルタ情報(設定1〜設定6)から各端末装置20に通知するフィルタ設定を選択せずに、同定した干渉帯域に応じて、試行フィルタ情報に含まれるフィルタ設定と別に予め定められたフィルタ設定から選択するようにしてもよい。
端末装置20b、20c、20dにおいて、フィルタ変数決定器213は、受信した制御情報に含まれるフィルタ設定(設定2)をフィルタ201に適用し、基地局装置10から送信される希望波の受信処理(フィルタリング、復調、及び復号)を行い、受信データを取得する。
また、端末装置20b、20c、20dにおいて、DUR算出部220が算出するDURが予め定められた切替閾値以上である場合、すなわち希望波の受信電力が干渉波の受信電力に比べ大きい場合、フィルタ変数決定器213は、受信信号を選択させる制御をスイッチ203に対して行う。これは、希望波の受信電力が干渉波の受信電力に比べ大きい場合、干渉帯域における希望波も用いて受信処理を行う方が受信品質を向上できる可能性が高いためである。なお、切替閾値は、実機を用いた測定やシミュレーションの結果に基づいて定められる。
上述のように、本実施形態における無線通信システムでは、各端末装置20の位置に依存する希望波又は干渉波の受信状況に基づいて、端末装置20をグループ化し、当該グループに属する端末装置20に異なるフィルタ設定を割り当てて受信品質を測定させる。基地局装置10に備えられているフィルタ変数決定器103は、グループごとに、該グループに属する端末装置20が測定した受信品質に基づいて干渉波の存在する周波数帯域を同定する。更に、基地局装置10は、同定した干渉帯域の信号成分を抑圧するフィルタ設定を選択し、選択したフィルタ設定をグループに属する端末装置20にマルチキャスト送信する。
グループごとに、干渉帯域を同定する際の試行フィルタ情報を用いた通信品質の測定を、該グループに属する端末装置20で分担し、並行して行うことにより、干渉帯域の同定に要する時間を短縮することができる。また、各端末装置20の位置情報に基づいてグループ化を行うことにより、干渉波を検出する装置数を増加させて干渉帯域の同定精度を向上させることができる。
なお、干渉帯域を同定する精度を高めるために、フィルタ変数決定器103は、予め定めた期間におけるBERの値を平均化し、平均値に基づいて干渉帯域を同定するようにしてもよい。また、グルーピング決定器102は、一定間隔ごとにグルーピングを繰り返して行い、干渉帯域の同定を行うようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、シングルキャリア伝送を行う無線通信システムについて説明したが、マルチキャリア送信を行う無線通信システムにおいても同様に各端末装置におけるフィルタ設定を決定することができる。
また、上述の実施形態においては、干渉帯域を判定する際にBER測定値を用いる構成について説明したが、これに限ることなく、通信品質を表す指標、例えばDUR算出部220が算出するDURを用いるようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、1つのグループを形成して干渉帯域を同定する場合を例に説明したが、2つ以上の複数のグループを形成するようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、位置情報に基づいて端末装置20をグループに分ける構成について説明したが、これに限ることなく、希望波の受信状況に基づいて端末装置20をグループに分けるようにしてもよい。
例えば、基地局装置10のフィルタ変数決定器103が予め定められた複数のフィルタ設定と、各フィルタ設定を用いて受信処理を行った際のDUR(又はBER)を要求する情報とを含む制御情報を生成し、生成した制御情報を各端末装置20に送信する。各端末装置20は、受信したフィルタ設定ごとにDUR(又はBER)を算出し、算出したDURの算出値(又はBERの測定値)を含む制御情報を基地局装置10に返信する。基地局装置10において、グルーピング決定器102は、各端末装置20のフィルタ設定に応じてDUR(又はBER)が変化する傾向が類似する端末装置20を同じグループに分けるグルーピングをする。これは、同じフィルタ設定を用いて受信処理を行った際にDUR(又はBER)が得られる複数の端末装置20は、干渉局から同程度の干渉を受けていると考えることができるので、当該端末装置20が近接していると見なすことができるためである。このグルーピング手法を用いる場合、端末装置20は、位置検出部214を備えずともよく、位置情報を基地局装置10に通知する処理を省くことができる。
また、上述の実施形態においては、基地局装置10に備えられているグルーピング決定器102が、各端末装置20をグループに分ける構成について説明したが、これに限ることなく、端末装置20が自装置らをグループに分けるようにしてもよい。この場合、干渉帯域の検出を希望する端末装置20(希望端末装置)がグループ分けの役割を担い、実施する。例えば、端末装置20間で基地局装置10を介さずに直接通信を行うアドホック通信をサポートする無線通信システムにおいては、アドホック通信経由で干渉帯域の検出を希望することを通知し、検出に応じる旨の返信を行った端末装置20をグループとする。すなわち、希望端末装置の近隣に存在し、かつアドホック通信が確立できた端末装置20をグループとする。これにより、GPS等を用いた位置情報に基づくグルーピングや、DURに基づいたグルーピングを行わずとも、近接する端末装置20を一つのグループとして分けることができる。この場合、希望端末装置はグループ化した端末装置20を示す情報を基地局装置10に送信し、基地局装置10は受信した情報に基づいて試行フィルタ情報の割り当て等を行う。
また、希望端末装置は、干渉帯域の検出を希望することを隣接する端末装置20に通知する際に、予め定められた送信電力以下の電力にて通知する用にしてもよい。これにより、隣接する端末装置20を限定することができる。
なお、本発明に記載のフィルタ設定割当部は、実施形態におけるフィルタ変数決定器103に対応する。本発明に記載の品質測定部は、実施形態におけるBER測定器211又はDUR算出部220に対応する。
なお、本発明における干渉帯域を同定する機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを基地局装置10及び端末装置20に備えられたコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより干渉帯域を同定するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。更に「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。更に、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
10…基地局装置
20,20a,20b,20c,20d…端末装置
91a,91b,91c…無線LAN基地局
92a,92b…端末装置
101…制御情報受信器
102…グルーピング決定器
103…フィルタ変数決定器
104…制御情報付加器
105…符号化器
106…変調器
201…フィルタ
202…伝送路推定器
203…スイッチ
204…復調器
205…復号器
211…BER測定器
212…制御情報抽出器
213…フィルタ変数決定器
214…位置検出部
215…制御情報送信器
220…DUR算出部
221…受信信号バッファ
222…再符号化器
223…再変調器
224…外挿補完器
225…乗算器
226,228…電力測定器
227…減算器
229…除算器

Claims (4)

  1. 複数の端末装置と無線通信を行う基地局装置と、複数の前記端末装置とを具備する無線通信システムであって、
    前記端末装置における希望波又は干渉波の受信状況に基づいて複数の前記端末装置をグループに分けるグルーピング決定部と、
    前記グループごとに、前記端末装置が受信した受信信号において信号成分を抑圧する周波数帯域を示すフィルタ設定であって該グループに属する前記端末装置ごとに異なる第1のフィルタ設定を割り当てるフィルタ設定割当部と
    を具備し、
    前記端末装置は、少なくとも、
    自装置に割り当てられた第1のフィルタ設定を用いてフィルタリングを施した受信信号から復号された受信データに基づいて通信品質を測定する品質測定部を備え、
    前記基地局装置は、少なくとも、
    前記グループごとに、前記端末装置それぞれにおいて測定された通信品質に基づいて、該グループに属する前記端末装置において用いる第2のフィルタ設定を決定するフィルタ設定決定部を備え
    前記グルーピング決定部は、全ての前記端末装置において同じフィルタ設定を用いてフィルタリングを施した受信信号から復号された受信データに対する通信品質に基づいて、前記端末装置をグループに分ける
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 複数の端末装置と無線通信を行う基地局装置と、複数の前記端末装置とを具備する無線通信システムであって、
    前記端末装置における希望波又は干渉波の受信状況に基づいて複数の前記端末装置をグループに分けるグルーピング決定部と、
    前記グループごとに、前記端末装置が受信した受信信号において信号成分を抑圧する周波数帯域を示すフィルタ設定であって該グループに属する前記端末装置ごとに異なる第1のフィルタ設定を割り当てるフィルタ設定割当部と
    を具備し、
    前記端末装置は、少なくとも、
    自装置に割り当てられた第1のフィルタ設定を用いてフィルタリングを施した受信信号から復号された受信データに基づいて通信品質を測定する品質測定部を備え、
    前記基地局装置は、少なくとも、
    前記グループごとに、前記端末装置それぞれにおいて測定された通信品質に基づいて、該グループに属する前記端末装置において用いる第2のフィルタ設定を決定するフィルタ設定決定部を備え
    前記グルーピング決定部は、前記端末装置から所定の送信電力で送信された干渉波の検出を希望することを示す信号に返信して通信が当該端末装置と確立した他の前記端末装置と、前記信号を送信した端末装置とを同一のグループにする
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 複数の端末装置と無線通信を行う基地局装置と、複数の前記端末装置とを具備する無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記端末装置における希望波又は干渉波の受信状況に基づいて複数の前記端末装置をグループに分けるグルーピング決定ステップと、
    前記グループごとに、前記端末装置が受信した受信信号において信号成分を抑圧する周波数帯域を示すフィルタ設定であって該グループに属する前記端末装置ごとに異なる第1のフィルタ設定を割り当てるフィルタ設定割当ステップと、
    前記端末装置が、自装置に割り当てられた第1のフィルタ設定を用いてフィルタリングを施した受信信号から復号された受信データに基づいて通信品質を測定する品質測定ステップと、
    前記グループごとに、前記端末装置それぞれにおいて測定された通信品質に基づいて、該グループに属する前記端末装置において用いる第2のフィルタ設定を決定するフィルタ設定決定ステップと
    を有し、
    前記グルーピング決定ステップでは、全ての前記端末装置において同じフィルタ設定を用いてフィルタリングを施した受信信号から復号された受信データに対する通信品質に基づいて、前記端末装置をグループに分ける
    ことを特徴とする無線通信方法。
  4. 複数の端末装置と無線通信を行う基地局装置と、複数の前記端末装置とを具備する無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    前記端末装置における希望波又は干渉波の受信状況に基づいて複数の前記端末装置をグループに分けるグルーピング決定ステップと、
    前記グループごとに、前記端末装置が受信した受信信号において信号成分を抑圧する周波数帯域を示すフィルタ設定であって該グループに属する前記端末装置ごとに異なる第1のフィルタ設定を割り当てるフィルタ設定割当ステップと、
    前記端末装置が、自装置に割り当てられた第1のフィルタ設定を用いてフィルタリングを施した受信信号から復号された受信データに基づいて通信品質を測定する品質測定ステップと、
    前記グループごとに、前記端末装置それぞれにおいて測定された通信品質に基づいて、該グループに属する前記端末装置において用いる第2のフィルタ設定を決定するフィルタ設定決定ステップと
    を有し、
    前記グルーピング決定ステップは、前記端末装置から所定の送信電力で送信された干渉波の検出を希望することを示す信号に返信して通信が当該端末装置と確立した他の前記端末装置と、前記信号を送信した端末装置とを同一のグループにする
    ことを特徴とする無線通信方法。
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