JP5700672B2 - 提灯 - Google Patents
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また、嵩張りや収納の観点から、購入時に火袋止め具(U23)と基台(U1)とが別途となっていて、購入後に火袋止め具(U23)を基台(U1)に取付ける形態の場合に、従来においては、ネジや釘によって火袋止め具(U23)を回動自在に基台(U1)に取付ける構造であったことから、ネジの締め具合や釘の打ち込み具合によっては火袋止め具(U23)の金具の下面が回動により基台(U1)に当接し、基台(U1)を傷付けてしまう恐れがあった。そのうえ、火袋止め具(U23)の繰り返しの回動操作により、ネジや釘等に緩みが生じやすく、金具の下面が回動により基台(U1)に当接して基台(U1)を傷付けてしまわないよう微調整が必要となることもあり、金具とネジや釘とを適切な位置に調節し、維持することが困難で、この点でも使用性に劣っていた。
また、上記基台は、光源を保持し、火袋の下部が設置され、かつ、火袋吊り具の取付台となるものであり、この火袋吊り具は、提灯を展開するのに必要な背骨に当るものである。
ここで、上記回動部材の軸部において、保持部材との係合によって離脱を防止するとは、火袋の展開により回動部材に上方向への引っ張り力が加えられたときでも、回動部材の軸部と保持部材との係合によって軸部の上方向への移動を規制して保持部材から抜け出ることのないようにすることを意味する。
ここで、上記軸部が挿通される貫通孔は、軸部に対して所定の接触抵抗で軸部を回動自在に保持することができれば、その形状は、特に問われるものではなく、水平断面が略円形状の貫通孔とすることもできるし、水平断面を略角形状に形成することもできる。
ここで、上記保持部材は、下方に向かって縮径するテーパ状の斜状部を複数段有する逆円錐台の係止片を有し、前記係止片における斜状部の周囲が前記基台に穿設した取付穴の周面に係合するものである。
ここで、前記保持部材の端部と前記軸部との係合とは、前記保持部材の端部に前記軸部の端部が係合することにより軸部の離脱が防止できればよい。
ここで、前記軸部の上部から水平方向に延び、その下端面が前記基台の上面に当接しないように配設とは、前記軸部の基端部に形成したストッパ部が前記基台の上面に接触して擦り傷等を生じさせないものであればよい。
また、上記基台は、光源を保持し、火袋の下部が設置される取付台となるものである。
ここで、上記回動部材の軸部において、保持部材との係合によって離脱を防止するとは、火袋の展開により回動部材に上方向への引っ張り力が加えられたときでも、回動部材の軸部と保持部材との係合によって軸部の上方向への移動を規制して保持部材から抜け出ることのないようにすることを意味する。
ここで、上記軸部が挿通される貫通孔は、軸部に対して所定の接触抵抗で軸部を回動自在に保持することができれば、その形状は、特に問われるものではなく、水平断面が略円形状の貫通孔とすることもできるし、水平断面を略角形状に形成することもできる。
ここで、上記保持部材は、下方に向かって縮径するテーパ状の斜状部を複数段有する逆円錐台の係止片を有し、前記係止片における斜状部の周囲が前記基台に穿設した取付穴の周面に係合するものである。
ここで、前記保持部材の端部と前記軸部との係合とは、前記保持部材の端部に前記軸部の端部が係合することにより軸部の離脱が防止できればよい。
ここで、前記軸部の上部から水平方向に延び、その下端面が前記基台の上面に当接しないように配設とは、前記軸部の基端部に形成したストッパ部が前記基台の上面に接触して擦り傷等を生じさせないものであればよい。
したがって、回動部材を保持部材に挿入するという簡単な操作で、回動部材が保持部材に回動自在に安定して保持され、回動部材の回動によって基台を傷付けることのない適切な位置にその取付状態が維持されることになる。また、使用者にとっても、火袋止め具の回動部材において、その回動によって基台を傷付けることのない適切な位置への取付けが容易にできることになる。故に、この発明に係る提灯は、作業時の傷付きを防止でき、作業性や加工性に優れるものである。
したがって、回動部材を保持部材に挿入するという簡単な操作で、回動部材が保持部材に回動自在に安定して保持され、回動部材の回動によって基台を傷付けることのない適切な位置にその取付状態が維持されることになる。また、使用者にとっても、火袋止め具の回動部材において、その回動によって基台を傷付けることのない適切な位置への取付けが容易にできることになる。故に、この発明に係る提灯は、作業時の傷付きを防止でき、作業性や加工性に優れるものである。
なお、本実施の形態において、同一の記号及び同一の符号は同一または相当する機能部分を意味するものであるから、ここでは重複する詳細な説明を省略する。
まず、本発明の実施の形態に係る提灯の全体構造について、図1及び図2を参照して説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る提灯Lは、蝋燭や電球等の光源を収容する火袋1と、火袋1の下部が設置される略円盤状の基台10と、基台10の下面側に取付けられる複数本(図1においては、約120℃の間隔で放射線状に3本)の脚20と、基台10の上面側に立設され火袋1の上部を保持する火袋吊り具30とを基本骨格として構成されており、更に、基台10の上面側に設けられ火袋1の下部を固定する火袋止め具40を有している。
また、基台10の略中央部には、発光手段である電球等の光源を取付けるための光源取付孔12が厚み方向(上下方向)に貫通して形成されており、光源が着脱自在に設けられるようになっている。なお、通常、基台10の上部周縁には後述する火袋吊り具30の一対の支柱31を立設するための一対の凹部12a(図1のみ図示。図2及び図3においては、図示省略されている。)が形成されており、また、基台10の下面側には後述する複数の脚20を取付けるための複数の凹部(図示せず)が形成されている。
そして、このように構成される提灯Lは、基台10の下面側に脚20を取付け、また、基台10の上面側に火袋吊り具30を取付け、更に、火袋1の下部外輪4を基台10のフランジ部11上に載置して基台10の外周に嵌め込み、火袋1の吊り紐3aを火袋吊り具30の掛け具33に掛けることで火袋1が展開し、使用状態とされる。
なお、図1及び図2において、火袋止め具40は、基台10の中心に対して同心円状に約120℃の間隔で基台10の周縁側に3つ設けられているが、本発明を実施する場合には、火袋1を基台10に安定して固定することができれば、その数はこれに限定されるものではなく、通常は、2個乃4個程度設けられる。
本実施の形態に係る火袋止め具40は、図3乃至図7に示すように、水平方向に延びるストッパ部51及びストッパ部51の下部から垂直に突出する軸部52が合成樹脂により一体成形されてなる回動部材50と、回動部材50の軸部52が挿通される貫通孔63を有し、同じく合成樹脂により一体形成されてなる保持部材60とから構成されている。
また、ストッパ部51の長手方向一端の側面側には、押さえ面54から連続して斜め上方向に傾斜する傾斜面55が形成されており、下部が上方に向かってカーブする形状となる火袋1の展開状態に対応可能となっている。
更に、傾斜面55が形成されている側の長手方向端部は、手を掛けて容易に回動操作を行うための上方突部56とされている。
しかし、本実施の形態のように、軸部形成面53の面と押さえ面54との段差により、ストッパ部51の押さえ面54と基台10の上面との間の間隙を狭くする方が見栄えがよい。
ここで、水平断面が略円形状の軸部52が挿通される貫通孔63の水平断面の形状は、例えば、図6(a)に示すように、円形状とすることもできるし、図6(b)に示すように、三角形状とすることもできるし、図7(a)に示すように、四角形状とすることもできるし、図7(b)に示すように、六角形状とすることもできる。何れにせよ、軸部52に貫通孔63の周面(保持部材60の内周面)が線接触または面接触して適度な弾接状態で軸部52が回動自在に保持される寸法形状であればよく、様々な形状を採用することができる。
なお、基台10に穿設される取付穴13は、保持部材60における各係止片61の上面と略同径にし、その深さは、保持部材60の取付穴13への装着状態において、保持部材60の貫通孔63に回動部材50を挿入したときに、回動部材50の係止突部57が保持部材60の下端部から突出するのを凹状の取付穴13の底面によって阻止しないよう、換言すれば、係止突部57が貫通孔63を通過して保持部材60下端部からの突出が許容されるよう、適宜範囲に設定される。
そして、本実施の形態においては、保持部材60の上部に一体形成されたフランジ部62の直径が基台10の取付穴13の径よりも大きく設定されているため、このフランジ部62が取付穴13周囲の基台10の上面に当接して保持部材60のそれ以上の下方向への侵入が規制され、保持部材60の取付穴13への嵌め込みが完了する。なお、このとき、上述の如く、フランジ部62はその厚み分だけ僅かに基台10から突出することになる。
このようにして貫通孔63に挿通された軸部52は、保持部材60よって回動自在に保持される。特に、保持部材60及び回動部材60は合成樹脂で形成されており、合成樹脂の性質である弾力性のため、保持部材60は回動部材60にガタつきなく回動自在に保持される。
特に、本実施の形態において、回動部材50の軸部52は、その下部の係止突部57が下部に向かって縮径するテーパ状に形成されているため、容易に貫通孔63へ挿入することができ、更に、保持部材60においても、その形状が逆円錐台の係止片61が連続的に接続された形状であり、下端部が下部に向かって縮径するテーパ状に形成されているため、取付穴13への挿入が容易にできる。
故に、回動部材50を保持部材60の貫通孔63に挿入するだけで、回動部材50の回動によって基台10を傷付けることのない適切な位置に回動部材50が保持部材60に取付けられることになる。
したがって、本実施の形態に係る火袋止め具40は、作業性や加工性に優れるものである。
このため、使用者にとっても、火袋止め具40の回動部材50において、その回動によって基台10を傷付けることのない適切な位置への取付けが容易にできることになる。
特に、回動部材50における軸部52の下部に設けた係止突部57は、下方に向かって縮径するテーパ状に形成されていることから、保持部材60の貫通孔63への挿入が容易にできる。また、無理な外力が付与されることが防止されることから、回動部材50を破損する恐れもない。
更に、回動部材50及び保持部材60を合成樹脂で形成したことで、適度な弾性が付与されることから、基台10に穿設した取付穴13への保持部材60の挿入や、保持部材60の貫通孔63への軸部52の挿入が一層容易に行える。加えて、回動部材50及び保持部材60が、合成樹脂で形成してあることで、挿入後は、ガタつきなく保持され、更に、任意の強い機械的強度を有することから、繰り返しの使用に耐えることができる。
更に、本実施の形態においては、回動部材50のストッパ部51の一端の側面側には、火袋1の下部外輪4と対向する押さえ面54から斜め上方に向かって傾斜する傾斜面55が形成されているため、展開状態で上方向に向かってカーブする形状となる火袋1の本体2の下部にストッパ部51が接触して火袋1を破損してしまう恐れもない。
加えて、回動部材50及び保持部材60は、合成樹脂で形成したものであることから、例え、構成部材等に接触しても傷を付けにくい。
このようにして、作業時の傷付きを防止でき、作業性や加工性にも優れた提灯Lとなる。
そして、この軸本体部79と係止突部77の間に形成された溝部78によって、係止突部77は内方(縮径方向)への弾性変形が許容され、弾性的に変位可能となっている。
なお、係止突部77の略水平方向への突出度合も、上記実施の形態における係止突部57と同様、溝部78を閉塞する方向に係止突部77を弾性変形させたときに、溝部78を介しての係止突部77の直径が、保持部材60の貫通孔63の直径より小さくなり、係止突部77の通過が許容されるよう、適宜範囲に設定される。
更に、本変形例1では、回動部材70のストッパ部51は、保持部材60に形成された丘陵状の凸部66に嵌合する凹部69を設け、保持部材60の特定の位置で嵌合するものであり、火袋1の下部外輪4がストッパ部51によって効率よく抑えられた位置で、両者が嵌合し、その嵌合によって安定した保持状態が維持できる。この変形例1では、保持部材60に凸部66と回動部材70に凹部69を設けたものであるが、逆に、回動部材70に凸部66と保持部材60に凹部69を設けることもできる。何れにせよ、相対的に嵌合が生じるものであればよい。
図9に示すように、変形例2に係る回動部材80のストッパ部81は、上面が水平に形成されてなる上方突部86を長手方向一端部の上部に設けており、ストッパ部81の上部は段差状となっているものの、その上面は水平に形成されている。また、その下面も、上記のストッパ部51と同様、段差状に形成されていて、下部に向かって軸部52が突出形成されている面を軸部形成面83とし、軸部形成面83から段差を介して連続に形成され、火袋1の下部外輪4に対向させる面を押さえ面84としている。更に、ストッパ部81の長手方向一端の側面は、押さえ面84から連続して斜め上方向に傾斜する傾斜面85となっており、下部が上方に向かってカーブする形状となる火袋1の展開状態に対応している。
図11に示すように、変形例4に係る保持部材100は、上記の保持部材60と同様、合成樹脂で形成されており、下方に向かって縮径するテーパ状の斜状部101aを有する略逆円錐台の係止片101が複数(図11においては4つ)連続的に接続された形状を呈し、その中心には上下方向に貫通する貫通孔103が形成され、また、その上部にはフランジ部102が一体形成されている。そして、この変形例4に係る保持部材100においては、更に、長さ方向に延びるスリット開口104が一側面に形成されており、水平断面が略C字状となっている。
特に、斜状部101aの上部の直径が、通常状態では取付穴13の直径よりやや大きく、スリット開口104を閉塞する方向に弾性変形されたときには取付穴13の直径より小さく取付穴13への通過が許容されるように設定されることで、取付穴13に挿入された保持部材100は、自己の弾性力により形状復帰しようとして、取付穴13の内周面に対して弾接状態で拡径方向への復元力が働くため、接触抵抗が増し、保持部材100の取付穴13からの離脱が一層困難となる。また、周囲の湿度や温度等の変化によって木材からなる基台10の取付穴13の寸法が変化した場合にも、対応できる。
よって、変形例4に係る保持部材100によれば、取付穴13への組み付けが極めて容易であるうえに、簡単な構造で離脱を一段と容易に防止することができ、より安定した取付け状態を維持できる。
勿論、本発明を実施する場合には、ネジ114の代わりに釘を用いてもよく、また、基台10の木材に含浸するような接着剤等を使用して保持部材を基台10の取付穴13に固着することも可能であり、接着剤の使用した場合、木材の亀裂等を防止することもできる。
そして、上記基台10は、光源を保持し、火袋1の下部が設置され、かつ、火袋吊り具30の取付台となるものであり、この火袋吊り具30は、提灯Lを展開する背骨に当るものである。
特に、本発明の実施の形態の提灯Lは、基台10の下面側に複数本の脚20が取付けられる事例で説明したが、脚20が取付けられることのない提灯Lにも使用できるものである。
即ち、保持部材60,100,110の貫通孔63,103,113に回動部材50,70,80,90の軸部52,72が挿入されるだけで、軸部52,72の下部に設けられた係止突部57,77が保持部材60,100,110の端部と係合してその離脱が困難となることから、簡単な係合方法で安定した取付け状態が維持できる。
即ち、回動部材50,70,80,90における軸部52,72の下部に設けた係止突部57,77は、下方に向かって縮径するテーパ状に形成されていることから、保持部材60,100,110の貫通孔63,103,113への挿入が容易にできる。また、無理な外力の付与が防止され、回動部材50,70,80,90を破損する恐れがない。
即ち、回動部材50,70,80,90のストッパ部51,81,91の一端部の側面側には、斜め上方に向かって傾斜する傾斜面55,85,95が形成されていることから、展開状態で上方向に向かってカーブする形状となる火袋1の下部に回動部材50,70,80,90のストッパ部51,81,91が接触して、火袋1を破損してしまう恐れはない。
即ち、回動部材50,70,80,90及び保持部材60,100,110は、合成樹脂で形成されていることから、構成部材等に接触しても傷が付きにくい。また、適度な弾性を有し、基台10に穿設した取付穴13への保持部材60,100,110の挿入や、保持部材60,100,110の貫通孔63,103,113への回動部材50,70,80,90の軸部52,72の挿入が容易にできる。更に、挿入後は、ガタつきなく保持される。加えて、任意の強い機械的強度を有し、繰り返しの使用に耐えることができる。
故に、回動部材50,70,80,90のストッパ部51,81,91の一端部または上部には、所定方向に延びる上方突部56,86,96が形成されていることから、その上方突部56,86,96に手を掛けて簡単に回動操作ができ、操作性が良好である。
即ち、火袋止め具40の保持部材60,100は、貫通孔63,103に軸部52,72が挿通されるだけで、適切な位置に回動部材50,70,80,90を保持し、また、係止片61,101によって基台10に穿設した取付穴13に弾接し、取付穴13からの離脱が困難となることから、簡単な係合方法で、安定した取付け状態が維持できる。
即ち、保持部材60,100は、下方に向かって縮径するテーパ状の斜状部61a,101aを有する逆円錐台の係止片61,101によって形成されているため、基台10に穿設した取付穴13への挿入が容易にできる。更に、保持部材60,100を基台10の取付穴13に挿入した際に、係止片61,101の斜状部61a,101aの上部周囲が取付穴13の周面(内壁面)に摺接し、下端側に撓んだ状態となる。このため、火袋1の展開により上方向への引っ張り力が加えられたときでも、圧接力(接触抵抗)が増し、係止片61,101における斜状部61a,101aの上部周囲が基台10の取付穴13の周面(内壁面)に係合することにより、保持部材60,100の取付穴13からの離脱が防止される。したがって、基台10の取付穴13に簡単に挿着できるうえに、容易に離脱できなくなり、簡単な構成で安定した取付け状態が維持できる。
即ち、保持部材100は、その側面部に上下方向に貫通するスリット開口104が設けられ、弾性的に変位可能に形成されていることから、基台10に穿設した取付穴13に挿入する際に、スリット開口104を狭める方向へ弾性変形させ、保持部材100の直径を基台10に穿設した取付穴13の径より小さくさせて挿入することかできる。また、挿入後は自己の弾性力により復元し、取付穴13の周面に対して弾接状態とすることができ、離脱防止を図ることができる。故に、保持部材100を取付穴13へ極めて容易に挿入することができ、更に、簡単な構造で保持部材100が容易に離脱することのない構造とすることができる。即ち、簡単な構成で安定した取付け状態が維持できる。
即ち、保持部材110は、ネジ114によって基台10に取付けることから、常套手段で固着が可能であり、保持部材110を基台10に堅固に固定することができる。
即ち、ストッパ部51は、保持部材60に形成された丘陵状の凸部66に嵌合する凹部69を設け、保持部材60の特定の位置で嵌合することから、その停止位置を正確にすることができ、かつ、容易に変化することがない。
10 基台
13 取付穴
20 脚
30 火袋吊り具
40 火袋止め具
50,70,80,90 回動部材
51,81,91 ストッパ部
52,72 軸部
60,100,110 保持部材
61,101 係止片
61a,101a 斜状部
63,103,113 貫通孔
66 凸部
69 凹部
104 スリット開口
Claims (2)
- 光源を収容する火袋と、
前記火袋の上部を保持する火袋吊り具が立設されると共に、前記火袋吊り具が立設される面の反対側の下面に複数本の脚が取付けられる基台と、
前記基台の上面側に取付けられ、前記火袋の下部を前記基台に固定する火袋止め具とを具備し、
更に、前記火袋止め具は、
下方に向かって縮径するテーパ状の斜状部を有する複数の逆円錐台の係止片を前記基台に穿設した取付穴に装着し、前記係止片の前記斜状部の周囲が前記基台に穿設した前記取付穴の周面に係合し、前記基台の前記取付穴からの移動離脱が防止される保持部材と、
下端面が前記基台の上面に当接しないように水平方向に延び、回動によって前記基台の周囲から食み出し、前記火袋の下部外輪の移動を拘束するストッパ部、及び前記ストッパ部の下部から垂直方向に延び、下端に向かって縮径するテーパ状の係止突部が、前記保持部材の貫通孔に挿入されて係合し、離脱が防止される軸部を有する回動部材と
を具備することを特徴とする提灯。 - 光源を収容する火袋と、
前記火袋の下面に取付けられる基台と、
前記基台の前記火袋側に取付けられ、前記火袋の下部を前記基台に固定する火袋止め具とを具備し、
更に、前記火袋止め具は、
下方に向かって縮径するテーパ状の斜状部を有する複数の逆円錐台の係止片を前記基台に穿設した取付穴に装着し、前記係止片の前記斜状部の周囲が前記基台に穿設した前記取付穴の周面に係合し、前記基台の前記取付穴からの移動離脱が防止される保持部材と、
下端面が前記基台の上面に当接しないように水平方向に延び、回動によって前記基台の周囲から食み出し、前記火袋の下部外輪の移動を拘束するストッパ部、及び前記ストッパ部の下部から垂直方向に延び、下端に向かって縮径するテーパ状の係止突部が、前記保持部材の貫通孔に挿入されて係合し、離脱が防止される軸部を有する回動部材と
を具備することを特徴とする提灯。
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