JP5699573B2 - 撮像素子 - Google Patents

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本発明は、撮像素子に関する。
同一撮像面上に撮像用画素と焦点検出用画素とを2次元的に配置し、撮像面に形成される像を撮像すると共に、その像の焦点調節状態を検出するようにした撮像素子が知られている。焦点検出用画素はそれぞれ一対の光電変換部を有し、瞳分割式による像ズレに基づいて焦点検出が行われる。撮像用画素及び焦点検出用画素は、撮像面の法線周りに45度回転された方向に正方配列され、その配列方向の焦点を検出している。(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−211631号公報
高精細な画像を得るために撮像用画素のサイズを小さくすると、焦点検出用画素のサイズも小さくなり、受光部分も小さくなる。その結果、瞳分割方式による焦点検出精度が低下するという問題がある。
請求項1の発明に係る撮像素子は、赤色光を受光する四辺形形状の赤色撮像画素と緑色光を受光する四辺形形状の緑色撮像画素と青色光を受光する四辺形形状の青色撮像画素とが直交する方向に稠密状態にベイヤー配列された複数の撮像画素と、前記複数の撮像画素の一部の撮像画素を置換して配置され、結像光学系の一対の瞳部分をそれぞれ通過した一対の光束の一方を第1の受光開口を介して受光して焦点検出信号を出力する四辺形形状の第1の焦点検出画素と、前記撮像画素を置換して配置され、前記一対の光束の他方を第2の受光開口を介して受光して焦点検出信号を出力する四辺形形状の第2の焦点検出画素とが交互に配列された焦点検出画素列と、を備え、前記第1及び第2の焦点検出画素の各々は、その四辺形形状の第1の対角線方向に交互に配列され、前記第1及び第2の受光開口の各々は、前記第1の対角線方向に伸びた長辺と前記第1の対角線方向に直交する第2の対角線方向に伸びた短辺とを有する長方形形状であることを特徴とする。
請求項2の発明に係る撮像素子は、赤色光を受光する四辺形形状の赤色撮像画素と緑色光を受光する四辺形形状の緑色撮像画素と青色光を受光する四辺形形状の青色撮像画素とが直交する方向に稠密状態にベイヤー配列された複数の撮像画素と、前記複数の撮像画素の一部の撮像画素を置換して配置され、結像光学系の一対の瞳部分をそれぞれ通過した一対の光束をそれぞれ一対の受光開口を介して受光して一対の焦点検出信号を出力する四辺形形状の焦点検出画素が複数配列された焦点検出画素列と、を備え、前記焦点検出画素は、その四辺形形状の第1の対角線方向に配列され、前記一対の受光開口は、前記第1の対角線に直交する第2の対角線を挟んで、対称な位置に配置され、前記第1の対角線方向に伸びた長辺と前記第2の対角線方向に伸びた短辺とを有する長方形形状であることを特徴とする。
本発明の撮像素子によれば、矩形の焦点検出用画素の一対の対角線の一方が焦点検出画素列の配列方向にほぼ一致するように配置され、受光領域は、他方の対角線付近から、一方の対角線の起点をなす矩形形状の頂点付近まで延在するので、その一方の対角線方向において対をなす受光領域の重心間距離を大きくすることができ、焦点検出精度の向上をもたらす。
本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る撮像素子における画素配列状態を模式的に示す図であり、図2(a)は部分平面図、図2(b)は図2(a)のI−I線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態に係る撮像素子の焦点検出用画素の構造を模式的に示す部分平面図であり、図3(a)は本実施の形態に係る撮像素子の焦点検出用画素、図3(b)は比較例の焦点検出用画素を示す。 本発明の実施の形態に係る撮像素子における焦点検出用画素1つの構造の変形例を模式的に示す部分平面図である。 本発明の実施の形態に係る撮像素子における焦点検出用画素の変形例を模式的に示す部分平面図である。 図5に示す焦点検出用画素の上部の3次元構造を模式的に示す図である。
<構成>
本発明の実施の形態による撮像素子及びこれを備えるデジタルカメラについて、図1〜6を参照しながら説明する。
図1に示されるように、デジタルカメラ10は、撮像素子1、撮影レンズ2、画像信号生成部3、画像処理部4、ディスプレイ5、焦点検出信号生成部6、焦点調節部7、レンズ駆動モータ8及びバッファメモリ9を備える。
撮像素子1は、CCDイメージセンサーやCMOSイメージセンサーなどから構成されており、後に詳述するように、複数の撮像用画素が規則的に2次元配列されている撮像面の所定の領域に、焦点検出用画素列が撮像用画素列に置換する形で配置されている。焦点検出用画素列の配置領域は、撮像用画素列に比べて狭い領域に限られている。撮像素子1の各撮像用画素は、被写体光束Lを受光して画像信号を出力し、各焦点検出用画素は、撮影レンズ2の瞳分割された光束により焦点調節状態を示す焦点検出信号を出力する。
撮影レンズ2は、図示しないフォーカシングレンズ、ズーミングレンズ、絞りなどを備え、被写体光Lを受光して被写体像を撮像素子1の撮像面に結像する。図1では簡単のため、撮影レンズ2は1枚のレンズで示されている。
画像信号生成部3は、撮像素子1の撮像用画素からの電気信号に基づいて画像信号を生成し、これらの画像信号はバッファメモリ9に一時的に記憶される。この際に、撮像用画素に置換する形で配置されている焦点検出用画素上に結像する像の部分は、周辺の撮像用画素の画像信号を用いて補間される。
画像処理部4は、例えば、ASICとして構成され、バッファメモリ9から読み出された画像信号に対して画像処理を行う。画像処理には、例えば、輪郭強調、ガンマ補正処理、色温度調整(ホワイトバランス調整)処理、画像信号に対するフォーマット変換処理が含まれる。また、画像処理部4は、撮影画像をディスプレイ5に表示させるための画像データを作成する。ディスプレイ5は、画像処理部4で作成された画像データに基づく再生画像や撮影前段階のスルー画像を表示する。
焦点検出信号生成部6は、撮像素子1の焦点検出用画素の瞳分割された受光エリアからの電気信号に基づいて焦点検出信号を生成し、これらの焦点検出信号はバッファメモリ9に一時的に記憶される。
焦点調節部7は、バッファメモリ9から読み出された焦点検出信号を用い、位相差検出方式により焦点検出演算を行い、撮像素子1の撮像面上の結像状態を検出する、すなわちデフォーカス量を算出する。そして、焦点調節部7は、このデフォーカス量に対応する信号をレンズ駆動モータ8へ送出する。レンズ駆動モータ8は、この出力信号に基づいて撮影レンズ2のフォーカシングレンズをその光軸方向に駆動することにより焦点調節を行う。
図2を参照しながら、撮像素子1の画素配列と画素構造を詳細に説明する。
図2(a)の部分平面図においては、紙面の左右方向をx、上下方向をyで表し、x軸と45°をなす方向をD1、x軸と135°をなす方向、すなわち、D1方向に直交する方向をD2で表す。x方向は被写界の水平方向、y方向は被写界の垂直方向に対応する。
図2(a)に示されるように、撮像素子1の撮像面には、赤色の画像信号Rを生成する撮像用画素10Rと、緑色の画像信号Gを生成する撮像用画素10Gと、青色の画像信号Bを生成する撮像用画素10Bと、図中、画素の右半分に受光開口W11を有し、撮影レンズ2の射出瞳の左側の光束による焦点検出信号F1を生成する第1の焦点検出用画素11と、左半分に受光開口W12を有し、撮影レンズ2の射出瞳の右側の光束による焦点検出信号F2を生成する第2の焦点検出用画素12とが規則的に2次元配列されている。
赤色の撮像用画素10Rと緑色の撮像用画素10Gと青色の撮像用画素10Bと第1及び第2の焦点検出用画素11、12は、いずれもほぼ正方形状を成しており、互いにその大きさがほぼ等しく定められている。各画素がほぼ正方形状であるため、図2(a)に示す2次元配列は、D1方向、D2方向について稠密正方格子状の配列を成すものである。換言すれば、各画素の対角線の一方がx軸に平行、且つ他方がy軸に平行に配置された「斜め配列」となっており、これが本発明の大きな特徴である。
図2(a)の画素配列を詳述すると、焦点検出用画素11と12とがx方向に沿った同一行に交互に配列している。この焦点検出用画素列の下側の行に、赤色の撮像用画素10Rと青色の撮像用画素10Bとが交互に配列しており、さらにその下側の行に、緑色の撮像用画素10Gが交互に配列しており、さらにその下側の行に、赤色の撮像用画素10Rと青色の撮像用画素10Bとが交互に配列している。焦点検出用画素列の上側の行についても撮像用画素列は同様に配列されている。その結果、撮像用画素10R、10G、10Bはベイヤー配列を形成している。
図2(b)は図2(a)のI−I線に沿った断面図であり、被写体光は上から下へ進む。
図2(b)において、第1の焦点検出用画素11は、被写体光の進路に沿って、マイクロレンズ13と無色の透明フィルター14と配線層15a、15bと受光開口W11が形成された遮光層16とフォトダイオード17とが積層配置されている。フォトダイオード17は、分離層18によって電気的に絶縁されている。透明フィルター14は、入射光の赤、緑及び青の波長の全ての光を透過するため、フォトダイオード17は、受光開口W11を介して受光したすべてのカラー成分の光を光電変換して焦点検出信号F1を出力する。
第2の焦点検出用画素12の画素構造も同様に、被写体光の進路に沿って、マイクロレンズ13と無色の透明フィルター14と配線層15a、15bと受光開口W12が形成された遮光層16とフォトダイオード17とが積層配置されている。このフォトダイオード17は、分離層18によって電気的に絶縁されており、受光開口W12を介して受光したすべてのカラー成分の光を光電変換して焦点検出信号F2を出力する。
受光開口W11と受光開口W12は、同一の矩形形状、同一寸法であり、y軸に平行な対角線T2に関して対称的に設けられている。そして、受光開口W11を有する第1の焦点検出用画素11の列と受光開口W12を有する第2の焦点検出用画素12の列とは、瞳分割方式、即ち位相差検出方式の一対の焦点検出用画素列を構成するものである。
なお、矢印線111は受光開口W11の幅を示し、矢印線112は受光開口W12の幅を示すものである。
一方、撮像用画素10R、10G、10Bの画素構造も焦点検出用画素11、12と基本的には同様であるが、透明フィルター14の代りにカラーフィルターが用いられている。
例えば、赤色の撮像用画素10Rは、被写体光中の赤のカラー成分の光のみを透過する赤色フィルターが用いられ、フォトダイオードは、赤色の光を光電変換して画像信号Rを出力する。同様に、緑色の撮像用画素10Gは、被写体光中の緑のカラー成分の光のみを透過する緑色フィルターが用いられ、フォトダイオードは、緑色の光を光電変換して画像信号Gを出力する。青色の撮像用画素10Bは、被写体光中の青のカラー成分の光のみを透過する青色フィルターが用いられ、フォトダイオードは、青色の光を光電変換して画像信号Bを出力する。
なお、撮像用画素10R、10G、10Bの受光開口の寸法は、互いに略等しく定められている。
図3を参照しながら、焦点検出用画素11について詳細に説明する。上述したように、図3(a)に示す焦点検出用画素11は、正方形状を呈しており、一方の対角線T1はx軸に平行であり、他方の対角線T2はy軸に平行である。受光開口W11は、対角線T2の右側に開口幅111で形成されている。
図3(b)は、比較例としての焦点検出用画素21を示し、焦点検出用画素21は、焦点検出用画素11と同じく正方形状、同一寸法であるが、上下辺はx軸に平行であり、左右辺はy軸に平行である。矩形の受光開口W21は、中心線Cの右側に開口幅121で形成されている。
ここで焦点検出精度を考えると、被写界の水平方向(x方向)に関しては、焦点検出用画素の受光開口のx方向の長さ、すなわち開口幅が広い程、焦点検出精度が高いことが知られている。開口幅が広いということは、水平方向で対をなす焦点検出用画素の各受光領域の重心間距離を大きくすることである。
焦点検出用画素11の開口幅111は、焦点検出用画素21の開口幅121よりも幾何学的に広く形成することができ、開口幅111は、開口幅121の√2倍(約1.4倍)に広くすることができる。実際には、開口の高さがある程度必要になるため、開口幅111は、開口幅121の√2倍未満となり、例えば1.2倍とすることができる。つまり、開口幅111は、開口幅121よりも20%広くとることができ、その分だけ焦点検出精度が向上する。
この観点から、図3(a)に示す本実施の形態による焦点検出用画素11は、図3(b)に示す焦点検出用画素21よりも焦点検出精度が向上することが分かる。
なお、撮像用画素10R、10G、10Bについては、図2(a)に示すようなx軸と45°をなす斜め配列とした場合であっても、通常の配列(x軸、y軸に沿った配列)と機能上は同等である。
<動作>
上記のように構成された撮像素子1を具備するデジタルカメラ10の撮影動作の一例を図1以下を参照しながら説明する。
カメラの電源が投入されると、撮像素子1が起動される。シャッタレリーズボタンの半押し状態で、画像信号生成部3は、撮像素子1の赤色の撮像用画素10R、緑色の撮像用画素10G、青色の撮像用画素10Bからの電気信号に基づいて、それぞれ赤色の画像信号R、緑色の画像信号G、青色の画像信号Bを生成する。これと同時に、焦点検出信号生成部6は、第1及び第2の焦点検出用画素11、12からの電気信号に基づいて、それぞれ焦点検出信号F1、F2を生成する。画像信号R、G、B及び焦点検出信号F1、F2はバッファメモリ9に一時的に記憶される。
画像処理部4は、バッファメモリ9から読み出した画像信号R、G、Bをベイヤー配列状に合成して合成画像データを作成し、この合成画像データは、スルー画像としてディスプレイ5に表示される。また、画像処理部4は、画像信号R、G、Bに対して、例えば輪郭強調、ガンマ補正処理、色温度調整(ホワイトバランス調整)処理を施す。
シャッタレリーズボタンの半押し状態で、焦点調節部7は、バッファメモリ9に記憶された焦点検出信号F1、F2をそれぞれ読み出し、第1の焦点検出用画素列からの焦点検出信号列と第2の焦点検出用画素列からの焦点検出信号列とから得られる像ズレ量に基づき、デフォーカス量を算出する。
図2に示すように、x軸に対して45°の斜めに配列され、画素の右半分に受光開口W11を有する焦点検出用画素11と、左半分に受光開口W12を有する焦点検出用画素12との出力信号に基づいて像ズレ量を検出する場合は、被写界の水平方向の焦点調節状態が検出できる。その結果、焦点が調節された画像データが得られる。勿論、焦点検出用画素がx軸に対して45°に斜め配列され、各画素の上半分に受光開口を有する焦点検出用画素と下半分に受光開口を有する焦点検出用画素が交互に複数個づつ配列された焦点検出用画素列からの焦点検出信号列に基づけば、被写界の垂直方向の焦点調節状態が検出できる。
シャッタレリーズボタンの全押しによって撮影が行われると、合成画像データや上述の画像処理が施された処理画像データは、不図示の記録媒体に記録される。これらの画像データは、再生画像としてディスプレイ5に表示される。
撮像素子1の製造では、半導体回路基板上に、フォトダイオード17と分離層18が形成され、その上に遮光層16、配線層15a、15bが順次形成され、その上に透明フィルターと赤色フィルターと緑色フィルターと青色フィルターとが画素単位でパターン状に形成され、最上部にマイクロレンズ13が形成される。マイクロレンズ13は、透明樹脂を塗布した後にエッチングと熱処理によって所望の形状に形成される。撮像素子1は、半導体イメージセンサーの製造工程(シリコンプロセスの一つ)により一体に製造することができる。また、フィルターの色と受光開口の寸法、形状を変えるだけで、焦点検出用画素11、12、撮像用画素10R、10G、10Bの総てを同様の工程で製造することができる。
本実施の形態による撮像素子1、デジタルカメラ10によれば、以下の作用効果を奏する。
(1)撮像素子1の正方形形状の焦点検出用画素を、各画素の対角線の一方をx軸に平行、他方をy軸に平行に配置した斜め配列としたので、他方の対角線に関して対称的に設けられる受光開口の幅(x軸方向の長さ)を広くとることができる。従って、デジタルカメラ10は、被写界の水平方向の焦点検出精度を向上させることができ、その結果、高精度の焦点調節が可能となる。
(2)撮像素子1の焦点検出用画素の画素配列は、通常の画素配列、即ち、上下辺がx軸に平行、左右辺がy軸に平行となる配列と比べて、45°の斜め配列のために画素に対する受光開口の配置が異なるだけであるので、通常の画素配列の撮像素子と同等の工程、費用で製造することができる。
以下、本実施の形態による撮像素子1の変形例を挙げる。
(1)上述の実施の形態では、撮像素子1の形状は略正方形であったが、対角線がx軸及びy軸に平行な菱形形状でもよい。
(2)図3(a)に示した焦点検出用画素11に代えて、図4(a)に示す焦点検出用画素31のように、受光開口W31を他方の対角線T2の右側と左側に同一形状、同一寸法で対称的に2つ形成してもよい。当然に、左右の受光開口の開口幅131が等しく形成される。
(3)図3(a)に示した焦点検出用画素11の代りに、図4(b)に示す焦点検出用画素41の受光開口W41のように、矩形の受光開口の右側の2つの角を切り落とした形状、即ち六角形状にすることができる。これにより、開口幅131よりも更に拡がった開口幅141が得られる。
(4)図2(a)に示した焦点検出用画素11,12のマイクロレンズ13は、その縁が正方形状の画素の四辺に内接するように形成したが、図5及び図6に示されるマイクロレンズ13Aのように、その縁の4辺を切り落した形状にすることにより、実質的にレンズ開口径を拡げたことになるので、焦点検出精度がより一層向上する。符号Aは、切り落しによって露出した面を表わす。
上述の実施の形態は、本発明をデジタルカメラに適用したものであったが、ビデオカメラに適用することもできる。
本発明は、その特徴を損なわない限り、以上説明した実施の形態に何ら限定されない。
1:撮像素子 2:撮影レンズ
3:画像信号生成部 4:画像処理部
5:ディスプレイ 6:焦点検出信号生成部
7:焦点調節部 8:レンズ駆動モータ
9:バッファメモリ 10:デジタルカメラ
10R:赤色の撮像用画素 10B:青色の撮像用画素
10G:緑色の撮像用画素 11:第1の焦点検出用画素
12:第2の焦点検出用画素

Claims (6)

  1. 赤色光を受光する四辺形形状の赤色撮像画素と緑色光を受光する四辺形形状の緑色撮像画素と青色光を受光する四辺形形状の青色撮像画素とが直交する方向に稠密状態にベイヤー配列された複数の撮像画素と、
    前記複数の撮像画素の一部の撮像画素を置換して配置され、結像光学系の一対の瞳部分をそれぞれ通過した一対の光束の一方を第1の受光開口を介して受光して焦点検出信号を出力する四辺形形状の第1の焦点検出画素と、前記撮像画素を置換して配置され、前記一対の光束の他方を第2の受光開口を介して受光して焦点検出信号を出力する四辺形形状の第2の焦点検出画素とが交互に配列された焦点検出画素列と、を備え、
    前記第1及び第2の焦点検出画素の各々は、その四辺形形状の第1の対角線方向に交互に配列され、
    前記第1及び第2の受光開口の各々は、前記第1の対角線方向に伸びた長辺と前記第1の対角線方向に直交する第2の対角線方向に伸びた短辺とを有する長方形形状であることを特徴とする撮像素子。
  2. 赤色光を受光する四辺形形状の赤色撮像画素と緑色光を受光する四辺形形状の緑色撮像画素と青色光を受光する四辺形形状の青色撮像画素とが直交する方向に稠密状態にベイヤー配列された複数の撮像画素と、
    前記複数の撮像画素の一部の撮像画素を置換して配置され、結像光学系の一対の瞳部分をそれぞれ通過した一対の光束をそれぞれ一対の受光開口を介して受光して一対の焦点検出信号を出力する四辺形形状の焦点検出画素が複数配列された焦点検出画素列と、を備え、
    前記焦点検出画素は、その四辺形形状の第1の対角線方向に配列され、
    前記一対の受光開口は、前記第1の対角線に直交する第2の対角線を挟んで、対称な位置に配置され、前記第1の対角線方向に伸びた長辺と前記第2の対角線方向に伸びた短辺とを有する長方形形状であることを特徴とする撮像素子。
  3. 請求項に記載の撮像素子において、
    前記第1及び第2の焦点検出画素は、前記緑色撮像画素を置換して配列されることを特徴とする撮像素子。
  4. 請求項1または3に記載の撮像素子において、
    前記第1及び第2の焦点検出画素は、正方形であり、
    前記第1及び第2の焦点検出画素の前記受光開口の前記長辺は、前記正方形の一辺の半分の長さよりも長いことを特徴とする撮像素子。
  5. 請求項2に記載の撮像素子において、
    前記焦点検出画素は、前記緑色撮像画素を置換して配列されることを特徴とする撮像素子。
  6. 請求項2または5に記載の撮像素子において、
    前記焦点検出用画素は、正方形であり、
    前記焦点検出画素の前記受光開口の前記長辺は、前記正方形の一辺の半分の長さよりも長いことを特徴とする撮像素子。
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