JP5698425B2 - 復号装置 - Google Patents

復号装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5698425B2
JP5698425B2 JP2006137004A JP2006137004A JP5698425B2 JP 5698425 B2 JP5698425 B2 JP 5698425B2 JP 2006137004 A JP2006137004 A JP 2006137004A JP 2006137004 A JP2006137004 A JP 2006137004A JP 5698425 B2 JP5698425 B2 JP 5698425B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
license
content
received
broadcast
encrypted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006137004A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007311941A (ja
Inventor
木村 武史
武史 木村
恵吾 真島
恵吾 真島
俊二 砂崎
俊二 砂崎
石川 清彦
清彦 石川
国分 秀樹
秀樹 国分
石川 浩一
浩一 石川
周一 杉江
周一 杉江
清本 晋作
晋作 清本
達雄 柴田
達雄 柴田
福島 勝
勝 福島
毅史 山根
毅史 山根
亮 後藤
亮 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
KDDI Corp
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
KDDI Corp
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2006137004A priority Critical patent/JP5698425B2/ja
Application filed by Kyocera Corp, KDDI Corp, Japan Broadcasting Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to KR1020087028972A priority patent/KR101059181B1/ko
Priority to CN201010529724.7A priority patent/CN102035829B/zh
Priority to PCT/JP2007/060060 priority patent/WO2007132895A1/ja
Priority to CN2007800174980A priority patent/CN101444096B/zh
Priority to BRPI0711650-0A priority patent/BRPI0711650A2/pt
Priority to US12/301,022 priority patent/US20100002876A1/en
Publication of JP2007311941A publication Critical patent/JP2007311941A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5698425B2 publication Critical patent/JP5698425B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、号装に関する。
従来、放送波と通信回線を利用したサービス提供システムが、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1記載の従来技術では、放送波によってコンテンツを送信すると共に、受信側の端末に内蔵されている放送デコーダを有効に機能させる放送デコーダ有効化信号を通信回線を介して送信することで、受信側では、通信回線を介して受信した放送デコーダ有効化信号に基づいて、放送デコーダが有効になり、放送波によるコンテンツを受信(視聴)するようにしている。
特開2005−159457号公報
しかし、上述した従来技術では、複数のリソース(映像、音声、データ等)から構成されるコンテンツを放送波で提供する場合であっても、一つの放送デコーダ有効化信号のみで受信側の放送デコーダを有効にさせるので、多様なサービス態様をユーザに提供することができない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、複数のリソースから構成されるコンテンツを放送波で提供する場合に、多様なサービス態様をユーザに提供することのできる暗号化装置及び復号装置、ライセンス発行装置を提供することにある。
本発明に係る復号装置は、複数のリソースから構成されるコンテンツにおいて、暗号化対象の前記各リソースがそれぞれの暗号鍵で暗号化された状態で、放送波で提供される復号装置であり、放送波でパケットを受信する放送受信手段と、前記受信したパケットから、暗号化データを有するパケットを、transport_scrambling_control フィールドの値に基づいて、各復号プロセスに振り分けるパケット振り分け手段と、通信回線を介してライセンスを受信するライセンス受信手段と、暗号化対象のリソース別に振り分けられたパケット中の暗号化データを、前記受信したライセンス中のそれぞれの復号鍵で復号する復号手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る復号装置においては、ライセンスを記憶するライセンス保持手段を備えたことを特徴とする。
本発明に係る復号装置においては、ライセンス中のライセンス識別子に基づいて、当該ライセンスが有効になる放送範囲の復号を制御する復号制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明に係る復号装置においては、放送波で受信したコンテンツを蓄積する蓄積手段を備えたことを特徴とする。
本発明に係る復号装置においては、受信中の放送範囲に対して有効なライセンスを通信回線を介して取得するライセンス取得手段を備えたことを特徴とする。
本発明に係る復号装置においては、放送波で受信中又は受信予定のコンテンツを表示画面上に明示させる表示手段と、前記表示画面上に明示されたコンテンツを指定する指定手段と、前記指定手段による指定のコンテンツに対応するライセンスを、通信回線を介して取得するライセンス取得手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る復号装置においては、放送波で受信中もしくは受信予定のコンテンツ、又は前記蓄積手段に蓄積されたコンテンツを表示画面上に明示させる表示手段と、前記表示画面上に明示されたコンテンツを指定する指定手段と、前記指定手段による指定のコンテンツに対応するライセンスを、通信回線を介して取得するライセンス取得手段とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る復号装置においては、前記表示手段は、前記表示画面上に明示されたコンテンツに対応するライセンスの有無を表示画面上に明示させることを特徴とする。
本発明によれば、複数のリソースから構成されるコンテンツを放送波で提供する場合に、多様なサービス態様をユーザに提供することができる。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る放送システムの構成を示すブロック図である。図1において、放送局1は暗号化装置100を備える。暗号化装置100は、放送波で提供するコンテンツを暗号化する。ライセンス発行装置2は、放送局1から放送波で提供される暗号化コンテンツを復号するためのライセンスを、通信回線を介して提供する。端末装置3は復号装置300を備える。復号装置300は、放送局1から放送波で提供される暗号化コンテンツを、ライセンス発行装置2から提供されるライセンスを用いて復号する。
ライセンス発行装置2及び端末装置3は、通信機能を有し、インターネット等の通信ネットワーク4に接続する。端末装置3は、固定端末であってもよく、或いは携帯端末であってもよい。携帯端末の場合は、移動通信ネットワークを介してインターネット等に接続する。また、端末装置3は放送波の受信機能を有する。
図2は、図1に示す暗号化装置100の構成を示すブロック図である。図2において、コンテンツは複数のリソースから構成される。リソースの種類としては、例えば、映像、音声、データなどが挙げられる。コンテンツ中のリソースは、全てが暗号化対象であってもよく、或いは暗号化対象ではないものがあってもよい。図2の例では、コンテンツはN個のリソース_#1〜#Nから構成されており、リソース_#1,#2は暗号化対象であるので暗号化されるが、リソース_#Nは暗号化対象ではないので暗号化されない。具体例を挙げれば、映像リソースと音声リソースとデータリソースとから構成されるコンテンツにおいて、映像リソースと音声リソースは暗号化し、データリソースは暗号化しないことが考えられる。
図2に示す暗号化装置100は、暗号化部110とパケット生成部120と送信部130とを有する。暗号化部110は、複数の暗号化プロセス111を有することができる。各暗号化プロセス111は、それぞれに暗号化対象のリソースを、各々の暗号鍵で暗号化する。図2の例では、暗号化対象のリソース_#1,#2が、各暗号化プロセス111において暗号鍵_#1,#2でそれぞれ暗号化される。各リソースの暗号化データは、パケット生成部120に入力される。なお、非暗号化対象のリソース_#N(非暗号化データ)は、そのままパケット生成部120に入力される。
パケット生成部120は、各リソースの暗号化データ又は非暗号化データをそれぞれ格納するトランスポートパケット(TSパケット)を生成する。図3には、TSパケットの構成例が示されている。図3のTSパケットは、ISO/IEC 13818-1(MPEG−2システム標準)に準拠している。図3において、data_byteフィールドには、暗号化対象リソースの場合は暗号化データが格納され、非暗号化対象リソースの場合は非暗号化データが格納される。また、ヘッダ中のtransport_scrambling_controlフィールドには、暗号化対象リソースか、若しくは非暗号化対象リソースかを示す値が格納される。transport_scrambling_controlフィールドの値「01」、「10」及び「11」は、暗号化対象リソースであることを示す。transport_scrambling_controlフィールドの値「00」は、非暗号化対象リソースであることを示す。
また、暗号化対象リソースの場合、transport_scrambling_controlフィールドの値「01」、「10」及び「11」は、当該リソースを暗号化した暗号化プロセス111を識別する。従って、transport_scrambling_controlフィールドの値「01」、「10」及び「11」によって、3つの暗号化プロセス111を識別することができる。ここで、暗号化プロセスは復号装置側の復号プロセスと対になるが、transport_scrambling_controlフィールドの値「01」、「10」及び「11」によって復号装置側の復号プロセスを指定することになる。なお、transport_scrambling_controlフィールドを用いる場合は、暗号化プロセスと復号プロセスの組み合わせを3つまで有することができるが、もっと多数の組み合わせに対応するための拡張方法については、後述する。
送信部130は、パケット生成部120から受け取ったTSパケット列を送信する。
図4は、図1に示すライセンス発行装置2が提供するライセンス200の構成例を示す図である。図4において、ライセンス200は、ライセンス識別子(ライセンスID)と復号鍵の組み合わせから構成される。ライセンスIDは、当該ライセンスが有効になる放送範囲を示す。放送範囲としては、例えば、放送時間、放送チャネル、コンテンツ、リソースなどで規定される。具体例を挙げれば、特定の放送時間における特定の放送チャネル、或いは、特定の放送チャネルにおける特定のコンテンツ、或いは、特定のコンテンツにおける1つまたは複数の特定のリソースなどが放送範囲として考えられる。
ライセンス200において、ライセンスIDに組み合わされる復号鍵は、暗号化対象のリソースの各々に対応して設けられる。例えば、図2の例では、暗号化対象のリソース_#1,#2が、それぞれ暗号鍵_#1,#2で暗号化される。この場合、暗号化対象のリソース_#1,#2の各々に対応して、復号鍵_#1,#2が設けられる。
ライセンス発行装置2は、ライセンス200を記憶する記憶手段を備える。例えば、ライセンス200はデータベース化されて記憶される。また、ライセンス発行装置2は、その記憶手段内のライセンス200を送信する送信手段を備える。その送信手段は、通信ネットワーク4を介して端末装置3にライセンス200を送信する。
なお、ライセンス発行装置2は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、或いは、サーバコンピュータ等のコンピュータシステムにより構成され、ライセンス発行装置2の各機能を実現するためのプログラムを実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
図5は、図1に示す復号装置300の構成を示すブロック図である。図5において、放送受信部310は放送波でTSパケットを受信する。このとき、放送受信部310は、ユーザ操作により指定された放送チャネルの受信を行う。
パケット振り分け部320は、その受信されたTSパケットから、暗号化データを有するTSパケットを暗号化対象のリソース別に振り分ける。例えば、図3のTSパケットの場合、transport_scrambling_controlフィールドの値が「01」、「10」及び「11」のTSパケットは、暗号化対象のリソースが暗号化された暗号化データを格納しているが、transport_scrambling_controlフィールドの値「01」、「10」及び「11」によって、その暗号化データを復号する復号プロセスを指定する。
復号部330は、複数の復号プロセス331を有することができる。各復号プロセス331に対しては、それぞれを区別する識別子を設ける。各復号プロセス331には、その識別子に基づき、パケット振り分け部320で振り分けられた暗号化対象リソースの暗号化データが入力される。各復号プロセス331は、それぞれに暗号化データを、ライセンス管理部360から供給される各々の復号鍵で復号する。各復号データは、端末装置3上で再生される。なお、非暗号化対象リソースのTSパケットに格納された非暗号化データは、そのまま端末装置3上で再生される。
ライセンス受信部340は、通信ネットワーク4を介してライセンス発行装置2からライセンス200を受信する。ユーザは、所望の放送範囲で有効になるライセンス200を得る契約を、例えばインターネット上のライセンスサーバで行うことにより、当該ライセンス200を端末装置3で受信させることができる。なお、ライセンス200は、有償、無償のいずれでもよい。
ライセンス保持部350は、ライセンス200を記憶する。これにより、予め複数のライセンス200を受信して蓄えておくことができるので、視聴の都度、ライセンス200を取得する手間が省ける。
ライセンス管理部360は、ライセンス200に基づいて、復号部330の復号動作を制御する。ライセンス管理部360は、ライセンス200中のライセンスIDに基づいて、当該ライセンス200が有効になる放送範囲を特定する。例えば、非暗号化対象の放送信号中に含まれる識別情報とライセンスIDとを照合することによって、有効になる放送範囲を判定することができる。
なお、端末装置3の機器態様によって、復号装置300における復号プロセス331は、ライセンス200に対応する全てを備える必要はなく、利用可能なサービスに対応する復号プロセス331のみを備えることとしてもよい。
ライセンス管理部360は、受信中の放送範囲に対して有効なライセンス200をライセンス保持部350から読み出し、当該ライセンス200中の復号鍵を各々対応する復号プロセス331に供給する。これにより、当該放送範囲に含まれる暗号化対象リソースの暗号化データが自動的に復号される。
ライセンス取得制御部370は、通信ネットワーク4を介してライセンス200を取得する。例えば、ライセンス取得制御部370は、インターネット上のライセンスサーバにアクセスし、ライセンス200を得る契約を行う。なお、ライセンス発行装置2にライセンスサーバ機能を設けるようにしてもよい。そのライセンス契約により取得可能となったライセンス200は、ライセンス受信部340で受信される。ライセンス200の取得について、以下に2つの実施例(ケース1、2)を挙げて説明する。
(ケース1)
ライセンス管理部360は、ライセンス保持部350内に、受信中の放送範囲に対して有効なライセンス200が無い場合に、ライセンス取得制御部370に対して、当該放送範囲に対して有効なライセンス200の取得を指示する。ライセンス取得制御部370は、その取得指示に応じて、受信中の放送範囲に対して有効なライセンス200の取得を試みる。これにより、自動的にライセンス200を取得することができる。
(ケース2)
放送波で受信中又は受信予定のコンテンツを端末装置3の表示画面上に明示させる表示手段を設ける。例えば、コンテンツが映像リソースとデータリソースを有する場合、図6に例示される端末装置3の表示画面30において、映像リソースは映像画面31上に表示され、データリソースはデータ放送画面32上に表示される。このとき、例えば、映像画面31内の下部に、放送波で受信中又は受信予定のコンテンツを示すマークを表示することで、対応するコンテンツを明示可能である。なお、放送波で受信中又は受信予定のコンテンツは、非暗号化対象の放送信号中のコンテンツ情報、例えば、放送波に多重されている番組関連情報やコンテンツの識別子等から知ることができる。
また、表示手段は、端末装置3の表示画面上に明示されたコンテンツに対応するライセンス200の有無を表示画面上に明示させるようにしてもよい。例えば、図6の映像画面31内の下部に、ライセンス200の有無を示すマークを表示することで、対応するライセンス200の有無を明示可能である。ライセンス200の有無は、ライセンス保持部350内を探索することで判断することができる。
また、端末装置3の表示画面上に明示されたコンテンツを指定する指定手段を設ける。例えば、端末装置3の操作キーで、表示画面上に表示されているマークを選択することで、対応するコンテンツの指定が可能である。
ライセンス取得制御部370は、その指定のコンテンツに対応するライセンス200の取得を試みる。これにより、ユーザはいつでも視聴したい時にライセンス200を取得し、所望のコンテンツを視聴することができる。
上述したように本実施形態によれば、複数のリソース(映像、音声、データ等)から構成されるコンテンツを放送波で提供する場合に、放送局がリソース単位で暗号化もしくは非暗号化を設定することができる。これにより、リソース単位で選択的なサービスを提供することができ、ユーザに対して多様なサービス態様を提供することが可能になる。
また、ライセンスに含まれる復号鍵の構成を柔軟に設定することができるので、コンテンツの多様な視聴形態を実現することができる。例えば、1つの映像リソースと、2つの音声リソース(例えば日本語音声と英語音声)とから構成される映画コンテンツにおいて、映像リソースと一方の音声リソース(例えば日本語音声)に対応する各復号鍵を含むライセンスと、映像リソースともう一方の音声リソース(例えば英語音声)に対応する各復号鍵を含むライセンスとを設ける。このように、一つのコンテンツに対して、様々なパターンのライセンスを設けることにより、ユーザに対して多様な視聴形態を提供することが可能になる。
なお、本実施形態に係る暗号化装置100及び復号装置300は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、或いは、メモリおよびCPU(中央演算処理装置)等から構成され、各々の装置の機能を実現するためのプログラムをCPUで実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
次に、暗号化プロセスと復号プロセスの組み合わせ(以下、「プロセス組」と称する)の個数を拡張する方法について説明する。
上述の図3に示すTSパケットのヘッダ中のtransport_scrambling_controlフィールドの値でプロセス組を識別する方法では、3個までプロセス組を設けることができる。さらに、プロセス組の個数を拡張する方法としては、例えば、図7に示されるPMTのデータと、図8に示されるコンポーネント記述子とを利用する方法が挙げられる。図7及び図8の各データ構造は、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)における標準規格「STD−B10」で規定されている。
図7に示すPMTのデータ中の記述子領域2_500に、図8に示すコンポーネント記述子を格納することができる。そして、そのコンポーネント記述子中の未定義の領域510に識別子を格納する。該領域510は4ビットあるので、最大16個の識別子を設けることができ、1つは非暗号化を示す識別子とすると、残りの15個の識別子で最大15個のプロセス組を識別することができる。
なお、コンポーネント記述子は既存の記述子であるが、新たな記述子を定義して用いてもよい。その場合には、任意の個数の識別子を設けることができ、プロセス組の個数をさらに拡張することができる。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、放送波で受信したコンテンツを蓄積する蓄積手段を復号装置に設けてもよい。図9に、その復号装置の構成例を示す。図9では、図5に示す復号装置300において、さらに蓄積部600を設けている。図9において、蓄積部600は、放送受信部310で受信されたTSパケットを記憶し蓄積する。パケット振り分け部320は、蓄積部600からTSパケットを読み出し、暗号化データを有するTSパケットを暗号化対象のリソース別に振り分ける。これにより、ユーザが放送されるコンテンツをリアルタイムで視聴することができないときには、受信したコンテンツを蓄積しておき、任意の時間に復号及び再生し視聴することが可能になる。
また、図9の復号装置において、上述のケース2の表示手段及び指定手段を設け、ユーザが指定したコンテンツに対応するライセンス200の取得を行うようにしてもよい。この場合、表示手段は、放送波で受信中もしくは受信予定のコンテンツ、又は蓄積部600に蓄積されたコンテンツを端末装置3の表示画面上に明示させるようにすればよい。
なお、本発明は、各種の放送システムに適用することができる。例えば、携帯端末向けデジタル放送システムに適用することができる。これにより、複数のリソースから構成されるコンテンツをデジタル放送で提供する場合に、携帯端末の特徴に応じた多様なサービス態様をユーザに提供することができる。
また、本発明に係る暗号方式としては、ストリーム暗号方式であってもよく、或いはブロック暗号方式であってもよい。
本発明の一実施形態に係る放送システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す暗号化装置100の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るトランスポートパケット(TSパケット)の構成例を示す図である。 図1に示すライセンス発行装置2が提供するライセンス200の構成例を示す図である。 図1に示す復号装置300の構成を示すブロック図である。 図1に示す端末装置3の表示画面30の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る暗号化プロセスと復号プロセスの組み合わせの識別子の構成例を説明するための放送信号のデータ構造図である。 本発明の一実施形態に係る暗号化プロセスと復号プロセスの組み合わせの識別子の構成例を説明するための記述子例を示すデータ構造図である。 本発明の他の実施形態に係る復号装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…放送局、2…ライセンス発行装置、3…端末装置、4…通信ネットワーク、30…表示画面、31…映像画面、32…データ放送画面、100…暗号化装置、110…暗号化部、111…暗号化プロセス、120…パケット生成部、130…送信部、200…ライセンス、300…復号装置、310…放送受信部、320…パケット振り分け部、330…復号部、331…復号プロセス、340…ライセンス受信部、350…ライセンス保持部、360…ライセンス管理部、370…ライセンス取得制御部、600…蓄積部


Claims (8)

  1. 複数のリソースから構成されるコンテンツにおいて、暗号化対象の前記各リソースがそれぞれの暗号鍵で暗号化された状態で、放送波で提供される復号装置であり、
    放送波でパケットを受信する放送受信手段と、
    前記受信したパケットから、暗号化データを有するパケットを、transport_scrambling_control フィールドの値に基づいて、各復号プロセスに振り分けるパケット振り分け手段と、
    通信回線を介してライセンスを受信するライセンス受信手段と、
    暗号化対象のリソース別に振り分けられたパケット中の暗号化データを、前記受信したライセンス中のそれぞれの復号鍵で復号する復号手段と、
    を備えたことを特徴とする復号装置。
  2. ライセンスを記憶するライセンス保持手段を備えたことを特徴とする請求項に記載の復号装置。
  3. ライセンス中のライセンス識別子に基づいて、当該ライセンスが有効になる放送範囲の復号を制御する復号制御手段を備えたことを特徴とする請求項又は請求項に記載の復号装置。
  4. 放送波で受信したコンテンツを蓄積する蓄積手段を備えたことを特徴とする請求項から請求項のいずれかの項に記載の復号装置。
  5. 受信中の放送範囲に対して有効なライセンスを通信回線を介して取得するライセンス取得手段を備えたことを特徴とする請求項から請求項のいずれかの項に記載の復号装置。
  6. 放送波で受信中又は受信予定のコンテンツを表示画面上に明示させる表示手段と、
    前記表示画面上に明示されたコンテンツを指定する指定手段と、
    前記指定手段による指定のコンテンツに対応するライセンスを、通信回線を介して取得するライセンス取得手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項から請求項のいずれかの項に記載の復号装置。
  7. 放送波で受信中もしくは受信予定のコンテンツ、又は前記蓄積手段に蓄積されたコンテンツを表示画面上に明示させる表示手段と、
    前記表示画面上に明示されたコンテンツを指定する指定手段と、
    前記指定手段による指定のコンテンツに対応するライセンスを、通信回線を介して取得するライセンス取得手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項に記載の復号装置。
  8. 前記表示手段は、前記表示画面上に明示されたコンテンツに対応するライセンスの有無を表示画面上に明示させることを特徴とする請求項又は請求項に記載の復号装置。
JP2006137004A 2006-05-16 2006-05-16 復号装置 Expired - Fee Related JP5698425B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137004A JP5698425B2 (ja) 2006-05-16 2006-05-16 復号装置
CN201010529724.7A CN102035829B (zh) 2006-05-16 2007-05-16 加密装置、解密装置、许可证发布装置和内容数据生成方法
PCT/JP2007/060060 WO2007132895A1 (ja) 2006-05-16 2007-05-16 暗号化装置、復号装置、ライセンス発行装置、及びコンテンツデータ生成方法
CN2007800174980A CN101444096B (zh) 2006-05-16 2007-05-16 加密装置、解密装置、许可证发布装置和内容数据生成方法
KR1020087028972A KR101059181B1 (ko) 2006-05-16 2007-05-16 암호화 장치, 복호 장치, 라이센스 발행 장치, 및 콘텐츠 데이터 생성 방법
BRPI0711650-0A BRPI0711650A2 (pt) 2006-05-16 2007-05-16 aparelho de cifração, aparelho de decifração, aparelho de licenciamento e método de geração de dados de conteúdo
US12/301,022 US20100002876A1 (en) 2006-05-16 2007-05-16 Encryption apparatus, decryption apparatus, licensing apparatus and content data generation method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137004A JP5698425B2 (ja) 2006-05-16 2006-05-16 復号装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007311941A JP2007311941A (ja) 2007-11-29
JP5698425B2 true JP5698425B2 (ja) 2015-04-08

Family

ID=38844417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006137004A Expired - Fee Related JP5698425B2 (ja) 2006-05-16 2006-05-16 復号装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5698425B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3680365B2 (ja) * 1995-08-07 2005-08-10 ソニー株式会社 デスクランブル装置、デスクランブル方法、スクランブル放送送受信装置、スクランブル放送方法
WO2000003541A1 (fr) * 1998-07-13 2000-01-20 Sony Corporation Multiplexeur de donnees, systeme de diffusion de programme, systeme d'emission de programme, systeme de diffusion a peage, procede d'emission de programme, systeme de reception limitee et recepteur de donnees
JP2004236136A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Mitsubishi Electric Corp 移動体通信端末、通信システム及び復号鍵供給方法
JP2005167914A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Sony Corp コンテンツ配信システム、コンテンツ配信方法、コンテンツ処理装置および方法、コンテンツ供給装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JPWO2006022304A1 (ja) * 2004-08-26 2008-05-08 松下電器産業株式会社 コンテンツ起動制御装置
US7620185B2 (en) * 2004-09-15 2009-11-17 Nokia Corporation Preview of payable broadcasts

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007311941A (ja) 2007-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104902311B (zh) 一种音视频资源共享的方法、共享网关及系统
EP2925007A1 (en) Information processing device and information processing method
JP2008172391A (ja) マルチストリーム配信装置およびマルチデスクランブル装置
KR20060064469A (ko) 멀티캐스트 방식으로 스트리밍 서비스되는 동영상 파일의보호 장치 및 그 방법
US20080298580A1 (en) Content delivery server and content delivery system
GB2553295A (en) Managing communications between a broadcast receiver and a security module
JP2006222496A (ja) デジタル映像受信装置およびデジタル映像受信システム
KR101059181B1 (ko) 암호화 장치, 복호 장치, 라이센스 발행 장치, 및 콘텐츠 데이터 생성 방법
JP2003318874A (ja) コンテンツ著作権保護装置、そのプログラム及びその方法
JP2006135589A (ja) デジタル放送受信装置および方法
KR101925653B1 (ko) 유료 tv 디코더 시스템의 보안 모듈의 기원 식별 방법
JP2001333032A (ja) 限定受信システム
JP5698425B2 (ja) 復号装置
JP5223924B2 (ja) データ放送システム
JPH07193802A (ja) 受信局管理装置
JP2007135058A (ja) コンテンツ提示制御装置及びそのプログラム、並びに、放送用コンテンツ配信装置
JP2002247024A (ja) データ配信方法
CN101444096B (zh) 加密装置、解密装置、许可证发布装置和内容数据生成方法
JP6126167B2 (ja) デジタルコンテンツ受信装置、および、デジタルコンテンツ受信方法
JP2014112844A (ja) デジタルコンテンツ送受信システム、および、デジタルコンテンツ送受信方法
JP6374693B2 (ja) 送信装置および受信装置
JP6374694B2 (ja) 送信装置および受信装置
JP6321257B2 (ja) デジタルコンテンツ受信装置、および、デジタルコンテンツ受信方法
JP2009177267A (ja) 受信装置
JP2007311937A (ja) 放送受信装置および表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070905

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120911

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5698425

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees