JP2003318874A - コンテンツ著作権保護装置、そのプログラム及びその方法 - Google Patents

コンテンツ著作権保護装置、そのプログラム及びその方法

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JP2003318874A
JP2003318874A JP2002121554A JP2002121554A JP2003318874A JP 2003318874 A JP2003318874 A JP 2003318874A JP 2002121554 A JP2002121554 A JP 2002121554A JP 2002121554 A JP2002121554 A JP 2002121554A JP 2003318874 A JP2003318874 A JP 2003318874A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル放送で配信されるコンテンツを、放
送事業者が指定する暗号化方式に基づいて、不正解読さ
れていない暗号化方式により暗号化を行うことで、コン
テンツの著作権を保護することができるコンテンツ著作
権保護装置、そのプログラム及びその方法を提供する。 【解決手段】 コンテンツ著作権保護装置1は、コンテ
ンツ受信手段10と、分離手段11と、暗号化方式選択
手段17と、複数の暗号化手段18(181,182,1
3,…,18n-1,18n)とを含み、放送事業者が指
定する暗号化方式に対応する暗号化手段18を選択し、
その選択された暗号化手段18でコンテンツを暗号化し
て出力することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送で配
信されるコンテンツの著作権を保護するコンテンツ著作
権保護装置、そのプログラム及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、映像や音声などのマルチメディア
コンテンツ(以下コンテンツという)は、デジタル放送
(例えば衛星デジタル放送)として配信され、各家庭で
視聴することができる。また、各家庭ではD−VHSの
ようにコンテンツをデジタルデータとして記録後、視聴
する機器も多数開発されている。このようにコンテンツ
をデジタルデータとして記録した場合、画質や音質の劣
化が起きないため、コンテンツの著作権を保護する技術
が必要となる。従来、放送事業者からコンテンツを配信
し、当該コンテンツに対し著作権保護を行う場合は、そ
のコンテンツを共通鍵暗号化方式の1つであるMult
i2で暗号化し、各家庭の受信装置で復号を行ってい
る。
【0003】また、デジタル放送を視聴する場合は、限
定受信システム(CAS:Conditional A
ccess System)を使用しており、受信装置
(チューナ)に挿入されているCASカードというIC
カードによってユーザ認証を行い、認証が正しく行われ
た場合にのみ、コンテンツのMulti2暗号を復号す
る形態をとっている。また、D−VHS等のデジタル記
録機器に蓄積されるコンテンツはMulti2暗号がか
けられたMulti2暗号化コンテンツとして蓄積され
るため、このコンテンツを視聴するには、CASカード
を挿入したチューナを経由させてMulti2暗号を復
号する必要がある。このように、デジタル放送を視聴す
る場合は、CASカードとMulti2暗号とがコンテ
ンツの著作権保護の役割を果たしている。
【0004】ここで、図6を参照して従来の限定受信シ
ステム(CAS)の概略を説明する。図6に示すように
限定受信システム8Bは、コンテンツ送信装置3Bとコ
ンテンツ受信装置4とで構成されている。このコンテン
ツ送信装置3Bが、スクランブル手段31によって、コ
ンテンツをスクランブル鍵Ksを用いてMulti2の
暗号化方式で暗号化する。そして、暗号化部32aによ
って、スクランブル鍵Ksをワーク鍵Kwで、暗号化部
32bによって、ワーク鍵Kwをマスタ鍵Kmでそれぞ
れ暗号化し、暗号化されたコンテンツ、スクランブル鍵
Ks及びワーク鍵Kwを多重化手段33Bで多重化して
送信する。
【0005】そして、コンテンツ受信装置4が、CAS
カード16に書き込まれている契約内容、マスタ鍵Km
に基づいてユーザ認証を行い、認証が正しく行われた場
合のみ前記多重化された暗号化コンテンツを受信し、分
離手段11Cによって暗号化コンテンツと、暗号化され
た鍵とに分離する。そして、CASカード16は、マス
タ鍵Kmを用いて、暗号化されている鍵を順次復号し、
復号されたスクランブル鍵Ksをデスクランブル手段1
4に通知することで、デスクランブル手段14が、その
スクランブル鍵Ksを用いてMulti2の暗号化方式
で暗号化された暗号化コンテンツを復号する。ただし、
コンテンツを蓄積手段(図示せず)に蓄積する場合は、
Multi2暗号化コンテンツとして蓄積する。
【0006】また従来、デジタル記録機器間でコンテン
ツを転送する場合は、DTCP(Digital Tr
ansmission Copy Protectio
n)で規格化された暗号化方式であるM6暗号を用いて
当該コンテンツの暗号化が行われている。一般に、D−
VHS等のデジタル記録機器に記録・蓄積されたコンテ
ンツを他のデジタル記録機器に転送する場合には、
「i.LINK」と呼ばれる入出力端子を経由して、I
EEE1394で標準化された伝送・接続方式によって
コンテンツの転送が行われている。このIEEE139
4は、デジタルデータのコピープロテクション(DTC
P)機能を有し、M6暗号を用いてコンテンツの暗号化
を行っている。なお、DTCPのコピー属性(コピー禁
止、1回だけコピー可能、コピー・フリー等)も、M6
暗号を用いて暗号化されているので、M6暗号を復号し
なければ参照することができない。このように、デジタ
ル記録機器間でコンテンツを転送する場合は、「i.L
INK」とM6暗号とがコンテンツの著作権保護の役割
を果たしている。
【0007】ここで、図7を参照して従来のIEEE1
394による家庭内のネットワーク構成の例を説明す
る。図7に示すように、IEEE1394で規格化され
た宅内ネットワークNwには、コンテンツを受信するデ
ジタル放送受信機51、コンテンツを表示するモニタ5
2、パーソナルコンピュータ(PC)53、光磁気記憶
装置(例えばMD)54、デジタル録画装置(例えばD
−VHS)55等が接続されている。このデジタル放送
受信機51で受信したコンテンツを、モニタ52及びデ
ジタル録画装置(D−VHS)55に転送することは可
能であるが、パーソナルコンピュータ(PC)53及び
光磁気記憶装置(MD)54に転送することはできない
設定にして運用されている。これは、前記したDTCP
機能によって実現されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術では、デジタル放送によるコンテンツの配信にはMu
lti2暗号、デジタル記録機器間でのコンテンの転送
にはM6暗号というように、それぞれ1つの暗号化方式
しか規格化されていないため、その暗号化方式が不正に
解読された場合、そのコンテンツをPC(パーソナルコ
ンピュータ)等に取り込むことが可能になり、コンテン
ツが違法にコピーされてしまうという問題がある。ま
た、DTCP規格ではM6暗号以外の暗号もオプション
として使用可能であるが、新規暗号のダウンロード方法
がないため、実際にはM6暗号のみで運用されている。
【0009】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであり、デジタル放送で配信されるコンテン
ツを、放送事業者が指定する暗号化方式に基づいて、不
正解読されていない暗号化方式により暗号化を行うこと
で、コンテンツの著作権を保護することができるコンテ
ンツ著作権保護装置、そのプログラム及びその方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために創案されたものであり、まず、請求項1に
記載のコンテンツ著作権保護装置は、デジタル放送にお
けるコンテンツと、そのコンテンツを暗号化するための
暗号化方式を指定する暗号指定情報とを多重化した暗号
指定コンテンツを受信して、指定された暗号化方式でコ
ンテンツを暗号化して出力することでコンテンツの著作
権を保護するコンテンツ著作権保護装置であって、以下
の構成にかかるものとした。
【0011】すなわち、暗号指定コンテンツを受信する
コンテンツ受信手段と、このコンテンツ受信手段で受信
した暗号指定コンテンツをコンテンツと暗号指定情報と
に分離する分離手段と、コンテンツを異なる暗号化方式
で暗号化する複数の暗号化手段と、分離手段で分離され
た暗号指定情報で指定される暗号化方式の一つに基づい
て、複数の暗号化手段から一つを選択する暗号化方式選
択手段と、を備える構成とした。
【0012】かかる構成によれば、コンテンツ著作権保
護装置は、コンテンツ受信手段によって、放送事業者が
配信するコンテンツとそのコンテンツを暗号化する暗号
化方式を指定する暗号指定情報とを多重化した暗号指定
コンテンツを受信し、分離手段によって、コンテンツと
暗号指定情報とに分離する。そして、暗号化方式選択手
段によって、暗号指定情報で指定される暗号化方式の暗
号化手段を選択し、その選択された暗号化手段によっ
て、コンテンツを暗号化する。この暗号化手段は、例え
ば、米国商務省が定めた秘密鍵暗号方式の規格であるD
ES(Data Encryption Standa
rd)、DESの次世代の暗号化方式であるAES(A
dvanced Encryption Standa
rd)、データを64ビットのブロックに区切り、12
8ビットの鍵で暗号化を行うMisty等の暗号化方式
毎に複数存在する。
【0013】なお、放送事業者が配信するコンテンツは
すでに暗号化されたコンテンツであってもよく、例えば
共通鍵暗号方式であるMulti2暗号によって暗号化
されていてもよい。この場合、放送事業者が指定する暗
号化方式によってさらに暗号化が行われることになる。
また、暗号指定情報は、放送事業者がコンテンツ著作権
保護装置に装備されている暗号化方式の異なる複数の暗
号化手段から1つを選択するための情報で、数字あるい
は暗号化方式を示す英数文字等、暗号化手段を特定する
情報であればよい。
【0014】また、請求項2に記載のコンテンツ著作権
保護装置は、請求項1に記載のコンテンツ著作権保護装
置において、暗号化手段がコンテンツを暗号化する暗号
化プログラムを含んで構成されており、その暗号化プロ
グラムを放送波又はネットワークを介して受信する暗号
化方式受信手段を、さらに備えていることを特徴とす
る。
【0015】かかる構成によれば、コンテンツ著作権保
護装置は、暗号化方式受信手段によって、放送事業者か
ら新規の暗号化方式を指定されたときに、その暗号化方
式に対応する暗号化プログラムを、例えばデータカルー
セル伝送方式によって、放送事業者が放送する放送波か
ら受信したり、暗号化プログラムを蓄積したサーバから
ネットワークを介して受信(ダウンロード)する。
【0016】さらに、請求項3に記載のコンテンツ著作
権保護装置は、請求項2に記載のコンテンツ著作権保護
装置において、暗号化方式受信手段が、利用者を認証す
る認証カードを用いた限定受信方式に基づいて、暗号化
プログラムを受信するかどうかを判定することを特徴と
する。
【0017】かかる構成によれば、コンテンツ著作権保
護装置は、暗号化方式受信手段によって、限定受信方式
(限定受信システム(CAS))で使用する認証カード
(CASカード)によって利用者の認証を行い、正規の
利用者のみ新規の暗号化プログラムをダウンロード可能
とする。例えば、CASカードに記録されている利用者
の契約内容に基づいて、ダウンロードの可否を決定す
る。
【0018】また、請求項4に記載のコンテンツ著作権
保護プログラムは、デジタル放送におけるコンテンツ
と、そのコンテンツを暗号化するための暗号化方式を指
定する暗号指定情報とを多重化した暗号指定コンテンツ
を受信して、指定された暗号化方式でコンテンツを暗号
化して出力するために、コンピュータを以下の各手段に
より機能させる構成とした。
【0019】すなわち、暗号指定コンテンツを受信する
コンテンツ受信手段、このコンテンツ受信手段で受信し
た暗号指定コンテンツをコンテンツと暗号指定情報とに
分離する分離手段、コンテンツを異なる暗号化方式で暗
号化する複数の暗号化手段、分離手段で分離された暗号
指定情報で指定される暗号化方式の一つに基づいて、複
数の暗号化手段から一つを選択する暗号化方式選択手
段、とした。
【0020】かかる構成によれば、コンテンツ著作権保
護プログラムは、コンテンツ受信手段によって、放送事
業者が配信するコンテンツとそのコンテンツを暗号化す
る暗号化方式を指定する暗号指定情報とを多重化した暗
号指定コンテンツを受信し、分離手段によって、コンテ
ンツと暗号指定情報とに分離する。そして、暗号化方式
選択手段によって、暗号指定情報で指定される暗号化方
式の暗号化手段を選択し、その選択された暗号化手段に
よって、コンテンツを暗号化する。この暗号化手段は、
DES、AES、Misty等の複数の暗号化方式毎に
複数存在する。
【0021】さらに、請求項5に記載のコンテンツ著作
権保護方法は、デジタル放送におけるコンテンツと、そ
のコンテンツを暗号化するための暗号化方式を指定する
暗号指定情報とを多重化した暗号指定コンテンツを受信
して、指定された暗号化方式でコンテンツを暗号化して
出力することでコンテンツの著作権を保護するコンテン
ツ著作権保護方法であって、以下のステップを含むこと
を特徴とする。
【0022】すなわち、暗号指定コンテンツを受信する
コンテンツ受信ステップと、このコンテンツ受信ステッ
プで受信した暗号指定コンテンツをコンテンツと暗号指
定情報とに分離する分離ステップと、コンテンツを異な
る暗号化方式で暗号化する複数の暗号化プログラムか
ら、分離ステップで分離された暗号指定情報で指定され
る暗号化方式に対応する暗号化プログラムを選択する暗
号化方式選択ステップと、この暗号化方式選択ステップ
によって選択された前記暗号化プログラムで、コンテン
ツを暗号化して出力する暗号化出力ステップと、を含む
こととした。
【0023】かかる方法によれば、コンテンツ著作権保
護方法は、コンテンツ受信ステップで、放送事業者が配
信するコンテンツとそのコンテンツを暗号化する暗号化
方式を指定する暗号指定情報とを多重化した暗号指定コ
ンテンツを受信し、分離ステップで、その暗号指定コン
テンツをコンテンツと暗号指定情報とに分離する。そし
て、暗号化方式選択ステップで、暗号指定情報で指定さ
れる暗号化方式に対応する暗号化プログラムが選択され
て、コンテンツの暗号化が行われる。なお、この暗号化
プログラムは、DES、AES、Misty等の複数の
暗号化方式毎に複数存在する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。 (第一の実施の形態)図1は、本発明における第一の実
施の形態であるコンテンツ著作権保護装置の全体構成を
示すブロック図である。図1に示すように、コンテンツ
著作権保護装置1は、コンテンツ受信手段10と、分離
手段11と、暗号化方式選択手段17と、複数の暗号化
手段18(181,182,183,…,18n-1,1
n)とを含む構成とした。このコンテンツ著作権保護
装置1は、衛星デジタル放送や地上波デジタル放送で配
信される暗号指定コンテンツを受信し、指定された暗号
化方式(DES、AES等)でコンテンツを暗号化して
出力することで、コンテンツの著作権の保護を行う装置
である。
【0025】なお、暗号指定コンテンツとは、映像、音
声等のコンテンツとそのコンテンツをコンテンツ著作権
保護装置1が受信して出力するときの暗号化方式を示す
番号や文字列である暗号指定情報とを多重化したもの
で、放送事業者等のコンテンツ送信装置から配信される
ものである。この暗号指定情報は、例えば、コンテンツ
をMPEG2(Moving Picture Exp
erts Group2)の圧縮方式で圧縮する場合、
MPEG2で規定されているユーザ用データ(UD:U
ser Data)の領域に書き込んでもよい。
【0026】コンテンツ受信手段10は、衛星デジタル
放送や地上波デジタル放送で配信される暗号指定コンテ
ンツをアンテナ5で受信して、その暗号指定コンテンツ
を分離手段11へ出力するものである。なお、このコン
テンツ受信手段10は、ケーブル放送によって放送され
る暗号指定コンテンツを受信するものであってもよい。
【0027】分離手段11は、コンテンツ受信手段10
で受信した暗号指定コンテンツをコンテンツと暗号指定
情報とに分離するものである。なお、この分離装置11
は、暗号指定コンテンツの多重化方式を既知の情報とし
て持っており、多重化された暗号指定コンテンツにおけ
る暗号指定情報及びコンテンツの位置を解析し、分離す
るものである。ここで分離された暗号指定情報及びコン
テンツは、暗号化方式選択手段17へ出力される。
【0028】なお、分離手段11は、暗号指定コンテン
ツがMPEG2で圧縮され、暗号指定情報がそのMPE
G2で圧縮されたコンテンツのユーザ用データ領域に書
き込まれている場合は、そのユーザ用データ領域から暗
号指定情報を読み込む形態であっても構わない。
【0029】暗号化方式選択手段17は、分離手段11
から入力される暗号指定情報に基づいて、暗号指定情報
で指定される暗号方式に対応する暗号化手段18を選択
して、その暗号化手段18を実行させるものである。
【0030】暗号化手段18は、暗号化方式の異なる複
数の暗号化手段(181,182,183,…,18n-1
18n)で、個々に異なる暗号化方式で分離手段11か
ら入力されるコンテンツの暗号化を行うものであり、暗
号化方式選択手段17で選択された暗号化手段18のみ
が実行される。この暗号化手段18は、例えば、米国商
務省が定めた秘密鍵暗号方式の規格であるDES(Da
ta Encryption Standard)によ
って暗号化を行う暗号化手段181、さらにDESの次
世代の暗号化方式であるAES(Advanced E
ncryption Standard)によって暗号
化を行う暗号化手段182、データを64ビットのブロ
ックに区切り、128ビットの鍵で暗号化を行うMis
tyによって暗号化を行う暗号化手段183等である。
【0031】さらに、暗号化手段18には、暗号化を行
わない暗号化無指定(「指定なし」)の暗号化手段18
n-1と、入力されたコンテンツの出力を行わない(「無
信号」)の暗号化手段18nとがある。この暗号化手段
18n-1は、入力されたコンテンツをそのまま暗号化を
行わずに出力するものであり、暗号化手段18nは、入
力されたコンテンツを出力しない出力停止機能を有する
ものである。
【0032】このように構成されることで、コンテンツ
著作権保護装置1は、放送事業者から指定される暗号化
方式によって、コンテンツを暗号化することができ、不
正に解読された暗号化方式による暗号化を行わないよう
にできる。さらに、コンテンツ著作権保護装置1に放送
事業者が指定した暗号化方式の暗号化手段18が存在し
ない場合は、出力を行わないので、放送事業者の管理の
下で放送事業者が配信するコンテンツの著作権を保護す
ることができる。また、コンテンツ著作権保護装置1
は、コンテンツの著作権を保護しつつ、暗号化された暗
号化コンテンツを図示していない蓄積手段や、ネットワ
ーク上に接続された外部機器の記録媒体等に書き込むこ
とが可能になる。
【0033】なお、本構成において、衛星デジタル放送
や地上波デジタル放送で配信されるコンテンツが、Mu
lti2暗号によって暗号化されている場合、分離手段
11と暗号化方式選択手段17との間にMulti2暗
号を復号する復号手段(デスクランブル手段)を設ける
形態であっても構わない。
【0034】(第二の実施の形態)図2は、本発明にお
ける第二の実施の形態であるコンテンツ著作権保護装置
の全体構成を示すブロック図である。図2に示すよう
に、コンテンツ著作権保護装置1Bは、コンテンツ著作
権保護装置1(図1参照)の暗号化手段18(181
182,183,…,18n-1,18n)を、個々の暗号化
プログラム(暗号化手段)18B(18B1,18B2
18B3,…,18Bn-1,18Bn)とし、その暗号化
プログラム18Bをダウンロードする機能を有する暗号
化方式受信手段12を追加して構成した。暗号化方式選
択手段17B及び暗号化方式受信手段12以外の構成
は、図1と同じ構成であるので、図1に示したものと同
一の符号を付し、その説明は省略する。
【0035】暗号化方式選択手段17Bは、分離手段1
1から入力される暗号指定情報に基づいて、その暗号指
定情報で指定される暗号方式に対応する暗号化プログラ
ム18Bによって、分離手段11から入力されるコンテ
ンツを暗号化するものである。さらに、暗号化方式選択
手段17Bは、暗号指定情報として、新規の暗号化方式
が通知された場合は、暗号化方式受信手段12に対し
て、該当する暗号化方式の暗号化プログラムを取得する
旨の指示(ダウンロード指示)を通知するものでもあ
る。なお、暗号化プログラム18Bは暗号化プログラム
保持手段(図示せず)にモジュール形式で保持されてお
り、暗号化方式選択手段17Bから読み出されて実行さ
れる。
【0036】暗号化方式受信手段12は、暗号化方式選
択手段17Bから通知されるダウンロード指示に基づい
て、該当する暗号化プログラムをアンテナ5を介して放
送波から受信したり、ネットワーク(インターネット7
等)を介して放送事業者のサーバ(図示せず)から受信
するものである。この暗号化方式受信手段12で受信し
た暗号化プログラムは暗号化プログラム保持手段(図示
せず)に保持される。
【0037】このように構成されることで、コンテンツ
著作権保護装置1Bは、放送事業者から指定される暗号
化方式によって、コンテンツを暗号化することができ、
暗号化方式の破られた暗号化を使用しないようにでき
る。さらに、放送事業者が指定する新規の暗号化方式の
暗号化プログラムをコンテンツ著作権保護装置1Bにダ
ウンロードすることが可能になり、より強固な暗号化に
よってコンテンツの著作権を保護することができる。
【0038】なお、本構成において、衛星デジタル放送
や地上波デジタル放送で配信されるコンテンツが、Mu
lti2暗号によって暗号化されている場合、分離手段
11と暗号化方式選択手段17Bとの間にMulti2
暗号を復号する復号手段(デスクランブル手段)を設け
る形態であっても構わない。また、暗号指定情報が暗号
化されており、その暗号化された暗号指定情報を受信し
て、その暗号指定情報を復号する復号手段を備える形態
であっても構わない。
【0039】(第三の実施の形態)図3は、本発明にお
ける第三の実施の形態であるコンテンツ著作権保護装置
と、コンテンツを配信する放送事業者の設備であるコン
テンツ送信装置とからなるコンテンツ配信システムの概
略を示すブロック図である。図3に示すようにコンテン
ツ配信システム8は、従来のコンテンツ配信システム8
B(図6参照)である限定受信システム(CAS)に本
発明を適用した実施の形態である。
【0040】コンテンツ送信装置3は、スクランブル手
段31と、暗号化手段(暗号化部)32(32a,32
b,32c)と、多重化手段33とを含んで構成されて
いる。スクランブル手段31は、例えば、コンテンツを
蓄積したコンテンツサーバ(図示せず)から入力したコ
ンテンツを、スクランブル鍵Ksを用いてMulti2
暗号によって暗号化するものである。ここで暗号化され
たコンテンツ(Multi2暗号化コンテンツ)は、多
重化手段33に出力される。
【0041】暗号化部32は、暗号化に用いる鍵(スク
ランブル鍵、ワーク鍵)並びに放送事業者が指定する暗
号化方式を示す暗号指定情報Encを暗号化するもので
ある。暗号化部32aはワーク鍵を用いてコンテンツを
暗号化したスクランブル鍵Ksを暗号化するもので、暗
号化部32bは、マスタ鍵Kmを用いてワーク鍵Kwを
暗号化するものである。
【0042】また、暗号化部32cは、コンテンツ著作
権保護装置1Cでコンテンツの出力時に暗号化を行う暗
号方式を番号等で指定する暗号指定情報Encを、ワー
ク鍵Kwを用いて暗号化するものである。ここで暗号化
されたスクランブル鍵Km(暗号化スクランブル鍵)、
ワーク鍵Kw(暗号化ワーク鍵)及び暗号指定情報En
c(暗号化暗号指定情報)は、多重化手段33に出力さ
れる。
【0043】多重化手段33は、スクランブル手段31
から入力されるMulti2暗号化コンテンツと、暗号
化部32から入力される暗号化スクランブル鍵、暗号化
ワーク鍵及び暗号化暗号指定情報とを多重化するもので
ある。ここで多重化された暗号化指定コンテンツは、コ
ンテンツ送信手段(図示せず)を介して、放送波によっ
て、コンテンツ著作権保護装置1Cに配信される。
【0044】コンテンツ著作権保護装置1Cは、限定受
信システム(CAS)におけるマスタ鍵Kmでユーザ認
証を行い、本人と認証された場合にのみコンテンツ送信
装置3から、暗号化指定コンテンツを受信するものであ
る。また、コンテンツ著作権保護装置1Cは、コンテン
ツ送信装置3から配信されるコンテンツを放送事業者が
指定する暗号化方式で暗号化して出力することで、コン
テンツの著作権の保護を行うものである。
【0045】コンテンツ著作権保護装置1Cは、コンテ
ンツ受信手段10、分離手段11B、暗号化方式受信手
段12B、復号手段(復号部)13(13a,13b,
13c)を備えたCASカード16、デスクランブル手
段14、蓄積手段15、暗号化方式選択手段17B、並
びに暗号化プログラム(暗号化手段)18Bを含む構成
とした。なお、暗号化プログラム18Bは暗号化プログ
ラム保持手段(図示せず)にモジュール形式で保持され
ており、暗号化方式選択手段17Bから読み出されて実
行される。
【0046】分離手段11Bは、受信した暗号指定コン
テンツをMulti2暗号化コンテンツと、暗号化スク
ランブル鍵と、暗号化ワーク鍵と、暗号化暗号指定情報
とに分離するものである。このMulti2暗号化コン
テンツはデスクランブル手段14へ出力され、暗号化ス
クランブル鍵、暗号化ワーク鍵及び暗号化暗号指定情報
は、CASカード16の復号部13に入力されて復号さ
れる。
【0047】CASカード16は、限定受信システム
(CAS)で使用されているICカードで、ユーザ個人
の契約内容が記憶されており、さらにユーザ認証を行う
ためのマスタ鍵Kwが記憶されたものである。また、C
ASカード16は、マスタ鍵を用いて分離手段11Bで
分離された暗号化スクランブル鍵、暗号化ワーク鍵及び
暗号化暗号指定情報を復号する復号部13(13a,1
3b,13c)を備えている。
【0048】この復号部13は、分離手段11Bで分離
された暗号化スクランブル鍵、暗号化ワーク鍵及び暗号
化暗号指定情報を復号するものである。復号部13a
は、CASカードに書き込まれているマスタ鍵Kmを用
いて暗号化ワーク鍵をワーク鍵Kwに復号し、復号部1
3bは、復号部13aで復号されたワーク鍵Kwを用い
て暗号化スクランブル鍵をスクランブル鍵Ksに復号す
るものである。
【0049】また、復号部13cは、復号部13aで復
号されたワーク鍵Kwを用いて、分離手段11Bで分離
された暗号化暗号指定情報を暗号指定情報Encに復号
するものである。この復号部13で復号されたスクラン
ブル鍵Ksはデスクランブル手段14に出力され、暗号
指定情報Encは暗号化方式選択手段17Bに出力され
る。
【0050】デスクランブル手段14は、復号部13b
で復号されたスクランブル鍵Ksを用いて、分離手段1
1Bで分離されたMulti2暗号化コンテンツを復号
するものである。このデスクランブル手段14で復号さ
れたコンテンツは、暗号化方式選択手段17Bに出力さ
れる。
【0051】蓄積手段15は、放送事業者の指定する暗
号化方式によって暗号化されたコンテンツを蓄積するも
ので、ハードディスク等で構成される。この蓄積手段1
5に蓄積された暗号化されたコンテンツは、家庭の宅内
ネットワークNwに接続された外部記録機器(図示せ
ず)にIEEE1394で標準化された伝送・接続方式
によってコンテンツの転送を行うことができるものであ
る。
【0052】暗号化方式受信手段12Bは、図2で説明
した暗号化方式受信手段12にCASカード16による
ユーザ認証機能を付加したものである。この暗号化方式
受信手段12Bは、暗号化方式受信手段12と同様に暗
号化方式選択手段17Bから通知されるダウンロード指
示に基づいて、該当する暗号化プログラム18を放送波
から受信したり、ネットワークを介して放送事業者のサ
ーバ(図示せず)から受信(ダウンロード)するもので
ある。
【0053】なお、この暗号化方式受信手段12Bは、
暗号化プログラム18Bをダウンロードする際に、CA
Sカード16に書き込まれている契約内容に基づいて、
ユーザ認証を行い、このCASカードの登録ユーザが、
正式に登録されているユーザかどうか、あるいはダウン
ロードを許可したユーザであるかどうかを等を判定する
ことで、ダウンロードを行うかどうかを決定する。
【0054】暗号化方式選択手段17Bと暗号プログラ
ム(暗号化手段)18Bは、図2で説明した手段と同一
であるので説明は省略する。このように構成されること
で、コンテンツ著作権保護装置1Cは、従来の限定受信
システム(CAS)と組み合わせることで、さらにコン
テンツの著作権の保護を強化することができる。
【0055】なお、本構成において、デスクランブル手
段14は、復号を行うか行わないかを適宜切り換える構
成であっても構わない。また、暗号化部32c及び復号
部13cを除いた構成とし暗号指定情報Encを暗号化
せずにコンテンツと多重化する構成であっても構わな
い。
【0056】以上、3つの実施形態に基づいて本発明を
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ARIB(Association of R
adio Industries and Busin
esses:電波産業会)で提案されているスクランブ
ル鍵、コンテンツ鍵、ワーク鍵及びマスタ鍵を用いてコ
ンテンツの暗号化を行う方式においても、例えばワーク
鍵によって暗号指定情報を暗号化して、暗号化されたコ
ンテンツと多重化することで、本発明を実施することが
できる。
【0057】また、コンテンツ著作権保護装置1(1
B,1C)は、コンピュータにおいて各手段を各機能プ
ログラムとして実現することも可能であり、各機能プロ
グラムを結合してコンテンツ著作権保護プログラムとし
て動作させることも可能である。
【0058】(コンテンツ著作権保護装置の動作)次
に、図3乃至図5を参照して、コンテンツ著作権保護装
置の動作例として、コンテンツ著作権保護装置1Cの動
作について説明する。図4及び図5は、コンテンツ著作
権保護装置1Cが暗号化指定コンテンツを受信する動作
を示すフローチャートである。
【0059】まず、コンテンツ著作権保護装置1Cは、
コンテンツ受信手段10によって、コンテンツ送信装置
3から放送波によって配信される暗号化指定コンテンツ
を受信して(ステップS1)、分離手段11によって、
その暗号化指定コンテンツをMulti2暗号で暗号化
されたコンテンツ(Multi2暗号化コンテンツ)
と、暗号化された暗号指定情報(暗号化暗号指定情報)
と、暗号化されたワーク鍵(暗号化ワーク鍵)と、暗号
化されたスクランブル鍵(暗号化スクランブル鍵)とに
分離する(ステップS2)。
【0060】そして、コンテンツ著作権保護装置1C
は、CASカード16の復号部13aによって、CAS
カード16に記憶されているマスタ鍵Kmで暗号化ワー
ク鍵をワーク鍵Kwに復号する(ステップS3)。
【0061】このワーク鍵Kwを用いて、復号部13c
によって暗号化暗号指定情報から暗号指定情報Encを
復号し(ステップS4)、復号部13bによって暗号化
スクランブル鍵からスクランブル鍵Ksを復号する(ス
テップS5)。
【0062】そして、コンテンツ著作権保護装置1C
は、ステップS4で復号した暗号指定情報Encを解析
し、その暗号指定情報Encで指定される暗号化方式が
新規の暗号化方式であるのか、既存の暗号化方式である
のかを判定する(ステップS6)。この新規及び既存を
表わす情報は、暗号化方式を示す番号以外にフラグを設
けて通知することができる。
【0063】このステップS6で、新規の暗号化方式が
指定された場合(「新規暗号化方式」)、コンテンツ著
作権保護装置1Cは、暗号化方式受信手段12によっ
て、CASカード16に書き込まれている契約内容を読
み込んで、ユーザ認証を行う(ステップS7)。
【0064】そして、そのユーザ認証の結果を判定し
(ステップS8)、ダウンロードを許可されたユーザで
あると判定された場合(「Ok」)は、指定された暗号
化プログラムを放送波又はネットワークを介してダウン
ロードして、暗号化プログラム保持手段(図示せず)に
保持して(ステップS9)、ステップS11へ進む。一
方、ステップS8でダウンロードを許可されないユーザ
であると判定された場合(「Ng」)は処理を終了す
る。
【0065】また、ステップS6で、既存の暗号化方式
が指定された場合(「既存暗号化方式」)、コンテンツ
著作権保護装置1Cは、暗号指定情報Encで指定され
る暗号化方式の暗号化プログラムが暗号化プログラム保
持手段(図示せず)に保持されているかどうかを判定す
る(ステップS10)。
【0066】このステップS10において、指定された
暗号化方式の暗号化プログラムが存在する場合(「Ye
s」)は、ステップS11へ進む。一方、指定された暗
号化方式の暗号化プログラムが存在しない場合(「N
o」)は処理を終了する。なお、暗号化プログラムが存
在しない場合、より詳細には、暗号化プログラム18B
の中の外部に信号を出力させない暗号化プログラム
(「無信号」)によって、コンテンツが外部の記録媒体
等に記録されることを防止する。
【0067】そして、ステップS9による新規の暗号化
プログラムをダウンロードした後、又はステップS10
で既存の暗号化方式の暗号化プログラムが存在する場合
は、デスクランブル手段14によって、ステップS5で
復号されたスクランブル鍵Ksを用いて、Multi2
暗号化コンテンツからコンテンツを復号する(ステップ
S11)。
【0068】さらに、コンテンツ著作権保護装置1C
は、このステップS11で復号されたコンテンツを、暗
号指定情報Encで指定される暗号化方式の暗号化プロ
グラムによって暗号化する(ステップS12)。
【0069】そして、コンテンツ著作権保護装置1C
は、ステップS12で暗号化されたコンテンツ(暗号化
コンテンツ)を、蓄積手段15や、IEEE1394規
格で構成され家庭内のネットワーク(宅内ネットワーク
Nw)に接続された外部記録装置へ出力して(ステップ
S13)、処理を終了する。
【0070】以上の各ステップによって、コンテンツ著
作権保護装置1Cは、放送事業者が指定する暗号化方式
によって、コンテンツを暗号化することで、コンテンツ
の著作権を保護することができる。また、暗号化コンテ
ンツをダウンロードするときに限定受信システム(CA
S)によるCASカード16をユーザ認証に用いるた
め、さらにコンテンツの著作権保護を強固にすることが
できる。
【0071】なお、ステップS9における暗号化プログ
ラムのダウンロードにおいて、暗号化プログラム保持手
段のメモリ容量には限界があるため、既存の暗号化プロ
グラムの中で使用しなくなった暗号化プログラムを削除
することとしてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るコン
テンツ著作権保護装置、コンテンツ著作権保護プログラ
ム及びコンテンツ著作権保護方法では、以下に示す優れ
た効果を奏する。
【0073】請求項1、請求項4又は請求項5に記載の
発明によれば、放送事業者がコンテンツと同時に配信す
る暗号化方式の指定に基づいて、コンテンツの暗号化を
行うことができるので、放送事業者が不正解読されてい
ない暗号化方式を指定して、コンテンツの暗号化を行う
ことができる。これによって、配信されたコンテンツは
指定された暗号化方式で暗号化されて、記録媒体にコピ
ーされたり、ネットワーク上に出力されるため、コンテ
ンツの著作権を保護することができる。また、暗号化方
式を指定することができるので、暗号の耐性強度を必要
としないコンテンツに対しては、負荷の軽い暗号化方式
を指示することも可能になり、受信側の暗号化の負荷を
軽減させることができる。
【0074】請求項2に記載の発明によれば、新規の暗
号化プログラムをダウンロードして、その暗号方式によ
ってコンテンツを暗号化することができるため、既存の
暗号化方式が不正に解読されても、新規の暗号化方式に
よって暗号化を行うことが可能になり、コンテンツの著
作権を保護することができる。
【0075】請求項3に記載の発明によれば、限定受信
システム(CAS)で用いられるCASカードによって
ユーザ認証を行い、その結果に基づいて、新規の暗号化
方式に対応した暗号化プログラムをダウンロードできる
かどうかを判定することができるため、不正な暗号化プ
ログラムのダウンロードを禁止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係るコンテンツ著
作権保護装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態に係るコンテンツ著
作権保護装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第三の実施の形態に係るコンテンツ著
作権保護装置を含んだコンテンツ配信システムの構成を
示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るコンテンツ著作権保
護装置の動作を示すフローチャート(1/2)である。
【図5】本発明の実施の形態に係るコンテンツ著作権保
護装置の動作を示すフローチャート(2/2)である。
【図6】従来の限定受信システムの構成を示すブロック
図である。
【図7】従来のIEEE1394規格による家庭内のネ
ットワーク構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1、1B、1C……コンテンツ著作権保護装置 10……コンテンツ受信手段 11、11B……分離手段 12……暗号化方式受信手段 16……CASカード(認証カード) 17、17B……暗号化方式選択手段 18……暗号化手段 18B……暗号化プログラム(暗号化手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室田 逸郎 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 大竹 剛 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5J104 AA12 AA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送におけるコンテンツと、そ
    のコンテンツを暗号化するための暗号化方式を指定する
    暗号指定情報とを多重化した暗号指定コンテンツを受信
    して、指定された前記暗号化方式で前記コンテンツを暗
    号化して出力することで前記コンテンツの著作権を保護
    するコンテンツ著作権保護装置であって、 前記暗号指定コンテンツを受信するコンテンツ受信手段
    と、 このコンテンツ受信手段で受信した前記暗号指定コンテ
    ンツを前記コンテンツと前記暗号指定情報とに分離する
    分離手段と、 前記コンテンツを異なる暗号化方式で暗号化する複数の
    暗号化手段と、 前記分離手段で分離された前記暗号指定情報で指定され
    る前記暗号化方式の一つに基づいて、前記複数の暗号化
    手段から一つを選択する暗号化方式選択手段と、を備え
    ていることを特徴とするコンテンツ著作権保護装置。
  2. 【請求項2】 前記暗号化手段は前記コンテンツを暗号
    化する暗号化プログラムを含んで構成されており、前記
    暗号化プログラムを放送波又はネットワークを介して受
    信する暗号化方式受信手段を、さらに備えていることを
    特徴とする請求項1に記載のコンテンツ著作権保護装
    置。
  3. 【請求項3】 前記暗号化方式受信手段は、利用者を認
    証する認証カードを用いた限定受信方式に基づいて、前
    記暗号化プログラムを受信するかどうかを判定すること
    を特徴とする請求項2に記載のコンテンツ著作権保護装
    置。
  4. 【請求項4】 デジタル放送におけるコンテンツと、そ
    のコンテンツを暗号化するための暗号化方式を指定する
    暗号指定情報とを多重化した暗号指定コンテンツを受信
    して、指定された前記暗号化方式で前記コンテンツを暗
    号化して出力するために、コンピュータを、 前記暗号指定コンテンツを受信するコンテンツ受信手
    段、 このコンテンツ受信手段で受信した前記暗号指定コンテ
    ンツを前記コンテンツと前記暗号指定情報とに分離する
    分離手段、 前記コンテンツを異なる暗号化方式で暗号化する複数の
    暗号化手段、 前記分離手段で分離された前記暗号指定情報で指定され
    る前記暗号化方式の一つに基づいて、前記複数の暗号化
    手段から一つを選択する暗号化方式選択手段、 として機能させることを特徴とするコンテンツ著作権保
    護プログラム。
  5. 【請求項5】 デジタル放送におけるコンテンツと、そ
    のコンテンツを暗号化するための暗号化方式を指定する
    暗号指定情報とを多重化した暗号指定コンテンツを受信
    して、指定された前記暗号化方式で前記コンテンツを暗
    号化して出力することで前記コンテンツの著作権を保護
    するコンテンツ著作権保護方法であって、 前記暗号指定コンテンツを受信するコンテンツ受信ステ
    ップと、 このコンテンツ受信ステップで受信した前記暗号指定コ
    ンテンツを前記コンテンツと前記暗号指定情報とに分離
    する分離ステップと、 前記コンテンツを異なる暗号化方式で暗号化する複数の
    暗号化プログラムから、前記分離ステップで分離された
    前記暗号指定情報で指定される前記暗号化方式に対応す
    る暗号化プログラムを選択する暗号化方式選択ステップ
    と、 この暗号化方式選択ステップによって選択された前記暗
    号化プログラムで、前記コンテンツを暗号化して出力す
    る暗号化出力ステップと、 を含むことを特徴とするコンテンツ著作権保護方法。
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