JP3998178B2 - コンテンツ著作権保護装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送で配信されるコンテンツの著作権を保護するコンテンツ著作権保護装置及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、映像や音声などのマルチメディアコンテンツ(以下コンテンツという)は、デジタル放送(例えば衛星デジタル放送)として配信され、各家庭で視聴することができる。また、各家庭ではD−VHSのようにコンテンツをデジタルデータとして記録後、視聴する機器も多数開発されている。このようにコンテンツをデジタルデータとして記録した場合、画質や音質の劣化が起きないため、コンテンツの著作権を保護する技術が必要となる。
従来、放送事業者からコンテンツを配信し、当該コンテンツに対し著作権保護を行う場合は、そのコンテンツを共通鍵暗号化方式の1つであるMulti2で暗号化し、各家庭の受信装置で復号を行っている。
【0003】
また、デジタル放送を視聴する場合は、限定受信システム(CAS:Conditional Access System)を使用しており、受信装置(チューナ)に挿入されているCASカードというICカードによってユーザ認証を行い、認証が正しく行われた場合にのみ、コンテンツのMulti2暗号を復号する形態をとっている。また、D−VHS等のデジタル記録機器に蓄積されるコンテンツはMulti2暗号がかけられたMulti2暗号化コンテンツとして蓄積されるため、このコンテンツを視聴するには、CASカードを挿入したチューナを経由させてMulti2暗号を復号する必要がある。このように、デジタル放送を視聴する場合は、CASカードとMulti2暗号とがコンテンツの著作権保護の役割を果たしている。
【0004】
ここで、図6を参照して従来の限定受信システム(CAS)の概略を説明する。図6に示すように限定受信システム8Bは、コンテンツ送信装置3Bとコンテンツ受信装置4とで構成されている。
このコンテンツ送信装置3Bが、スクランブル手段31によって、コンテンツをスクランブル鍵Ksを用いてMulti2の暗号化方式で暗号化する。そして、暗号化部32aによって、スクランブル鍵Ksをワーク鍵Kwで、暗号化部32bによって、ワーク鍵Kwをマスタ鍵Kmでそれぞれ暗号化し、暗号化されたコンテンツ、スクランブル鍵Ks及びワーク鍵Kwを多重化手段33Bで多重化して送信する。
【0005】
そして、コンテンツ受信装置4が、CASカード16に書き込まれている契約内容、マスタ鍵Kmに基づいてユーザ認証を行い、認証が正しく行われた場合のみ前記多重化された暗号化コンテンツを受信し、分離手段11Cによって暗号化コンテンツと、暗号化された鍵とに分離する。そして、CASカード16は、マスタ鍵Kmを用いて、暗号化されている鍵を順次復号し、復号されたスクランブル鍵Ksをデスクランブル手段14に通知することで、デスクランブル手段14が、そのスクランブル鍵Ksを用いてMulti2の暗号化方式で暗号化された暗号化コンテンツを復号する。ただし、コンテンツを蓄積手段(図示せず)に蓄積する場合は、Multi2暗号化コンテンツとして蓄積する。
【0006】
また従来、デジタル記録機器間でコンテンツを転送する場合は、DTCP(Digital Transmission Copy Protection)で規格化された暗号化方式であるM6暗号を用いて当該コンテンツの暗号化が行われている。
一般に、D−VHS等のデジタル記録機器に記録・蓄積されたコンテンツを他のデジタル記録機器に転送する場合には、「i.LINK」と呼ばれる入出力端子を経由して、IEEE1394で標準化された伝送・接続方式によってコンテンツの転送が行われている。このIEEE1394は、デジタルデータのコピープロテクション(DTCP)機能を有し、M6暗号を用いてコンテンツの暗号化を行っている。なお、DTCPのコピー属性(コピー禁止、1回だけコピー可能、コピー・フリー等)も、M6暗号を用いて暗号化されているので、M6暗号を復号しなければ参照することができない。このように、デジタル記録機器間でコンテンツを転送する場合は、「i.LINK」とM6暗号とがコンテンツの著作権保護の役割を果たしている。
【0007】
ここで、図7を参照して従来のIEEE1394による家庭内のネットワーク構成の例を説明する。図7に示すように、IEEE1394で規格化された宅内ネットワークNwには、コンテンツを受信するデジタル放送受信機51、コンテンツを表示するモニタ52、パーソナルコンピュータ(PC)53、光磁気記憶装置(例えばMD)54、デジタル録画装置(例えばD−VHS)55等が接続されている。このデジタル放送受信機51で受信したコンテンツを、モニタ52及びデジタル録画装置(D−VHS)55に転送することは可能であるが、パーソナルコンピュータ(PC)53及び光磁気記憶装置(MD)54に転送することはできない設定にして運用されている。これは、前記したDTCP機能によって実現されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の技術では、デジタル放送によるコンテンツの配信にはMulti2暗号、デジタル記録機器間でのコンテンの転送にはM6暗号というように、それぞれ1つの暗号化方式しか規格化されていないため、その暗号化方式が不正に解読された場合、そのコンテンツをPC(パーソナルコンピュータ)等に取り込むことが可能になり、コンテンツが違法にコピーされてしまうという問題がある。また、DTCP規格ではM6暗号以外の暗号もオプションとして使用可能であるが、新規暗号のダウンロード方法がないため、実際にはM6暗号のみで運用されている。
【0009】
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、デジタル放送で配信されるコンテンツを、放送事業者が指定する暗号化方式に基づいて、不正解読されていない暗号化方式により暗号化を行うことで、コンテンツの著作権を保護することができるコンテンツ著作権保護装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載のコンテンツ著作権保護装置は、デジタル放送におけるコンテンツと、そのコンテンツを暗号化するための暗号化方式を指定する暗号指定情報とを多重化した暗号指定コンテンツを受信して、指定された暗号化方式でコンテンツを暗号化して出力することでコンテンツの著作権を保護するコンテンツ著作権保護装置であって、以下の構成にかかるものとした。
【0011】
すなわち、暗号指定コンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、このコンテンツ受信手段で受信した暗号指定コンテンツをコンテンツと暗号指定情報とに分離する分離手段と、コンテンツを異なる暗号化方式で暗号化する複数の暗号化手段と、分離手段で分離された暗号指定情報で指定される暗号化方式の一つに基づいて、複数の暗号化手段から一つを選択する暗号化方式選択手段と、を備える構成とした。
【0012】
かかる構成によれば、コンテンツ著作権保護装置は、コンテンツ受信手段によって、放送事業者が配信するコンテンツとそのコンテンツを暗号化する暗号化方式を指定する暗号指定情報とを多重化した暗号指定コンテンツを受信し、分離手段によって、コンテンツと暗号指定情報とに分離する。そして、暗号化方式選択手段によって、暗号指定情報で指定される暗号化方式の暗号化手段を選択し、その選択された暗号化手段によって、コンテンツを暗号化する。
この暗号化手段は、例えば、米国商務省が定めた秘密鍵暗号方式の規格であるDES(Data Encryption Standard)、DESの次世代の暗号化方式であるAES(Advanced Encryption Standard)、データを64ビットのブロックに区切り、128ビットの鍵で暗号化を行うMisty等の暗号化方式毎に複数存在する。
【0013】
なお、放送事業者が配信するコンテンツはすでに暗号化されたコンテンツであってもよく、例えば共通鍵暗号方式であるMulti2暗号によって暗号化されていてもよい。この場合、放送事業者が指定する暗号化方式によってさらに暗号化が行われることになる。また、暗号指定情報は、放送事業者がコンテンツ著作権保護装置に装備されている暗号化方式の異なる複数の暗号化手段から1つを選択するための情報で、数字あるいは暗号化方式を示す英数文字等、暗号化手段を特定する情報であればよい。
【0014】
また、請求項2に記載のコンテンツ著作権保護装置は、請求項1に記載のコンテンツ著作権保護装置において、暗号化手段がコンテンツを暗号化する暗号化プログラムを含んで構成されており、その暗号化プログラムを放送波又はネットワークを介して受信する暗号化方式受信手段を、さらに備えていることを特徴とする。
【0015】
かかる構成によれば、コンテンツ著作権保護装置は、暗号化方式受信手段によって、放送事業者から新規の暗号化方式を指定されたときに、その暗号化方式に対応する暗号化プログラムを、例えばデータカルーセル伝送方式によって、放送事業者が放送する放送波から受信したり、暗号化プログラムを蓄積したサーバからネットワークを介して受信(ダウンロード)する。
【0016】
さらに、請求項3に記載のコンテンツ著作権保護装置は、請求項2に記載のコンテンツ著作権保護装置において、暗号化方式受信手段が、利用者を認証する認証カードを用いた限定受信方式に基づいて、暗号化プログラムを受信するかどうかを判定することを特徴とする。
【0017】
かかる構成によれば、コンテンツ著作権保護装置は、暗号化方式受信手段によって、限定受信方式(限定受信システム(CAS))で使用する認証カード(CASカード)によって利用者の認証を行い、正規の利用者のみ新規の暗号化プログラムをダウンロード可能とする。例えば、CASカードに記録されている利用者の契約内容に基づいて、ダウンロードの可否を決定する。
【0018】
また、請求項4に記載のコンテンツ著作権保護プログラムは、デジタル放送におけるコンテンツと、そのコンテンツを暗号化するための暗号化方式を指定する暗号指定情報とを多重化した暗号指定コンテンツを受信して、指定された暗号化方式でコンテンツを暗号化して出力するために、コンピュータを以下の各手段により機能させる構成とした。
【0019】
すなわち、暗号指定コンテンツを受信するコンテンツ受信手段、このコンテンツ受信手段で受信した暗号指定コンテンツをコンテンツと暗号指定情報とに分離する分離手段、コンテンツを異なる暗号化方式で暗号化する複数の暗号化手段、分離手段で分離された暗号指定情報で指定される暗号化方式の一つに基づいて、複数の暗号化手段から一つを選択する暗号化方式選択手段、とした。
【0020】
かかる構成によれば、コンテンツ著作権保護プログラムは、コンテンツ受信手段によって、放送事業者が配信するコンテンツとそのコンテンツを暗号化する暗号化方式を指定する暗号指定情報とを多重化した暗号指定コンテンツを受信し、分離手段によって、コンテンツと暗号指定情報とに分離する。そして、暗号化方式選択手段によって、暗号指定情報で指定される暗号化方式の暗号化手段を選択し、その選択された暗号化手段によって、コンテンツを暗号化する。この暗号化手段は、DES、AES、Misty等の複数の暗号化方式毎に複数存在する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第一の実施の形態)
図1は、本発明における第一の実施の形態であるコンテンツ著作権保護装置の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、コンテンツ著作権保護装置1は、コンテンツ受信手段10と、分離手段11と、暗号化方式選択手段17と、複数の暗号化手段18(181,182,183,…,18n-1,18n)とを含む構成とした。このコンテンツ著作権保護装置1は、衛星デジタル放送や地上波デジタル放送で配信される暗号指定コンテンツを受信し、指定された暗号化方式(DES、AES等)でコンテンツを暗号化して出力することで、コンテンツの著作権の保護を行う装置である。
【0025】
なお、暗号指定コンテンツとは、映像、音声等のコンテンツとそのコンテンツをコンテンツ著作権保護装置1が受信して出力するときの暗号化方式を示す番号や文字列である暗号指定情報とを多重化したもので、放送事業者等のコンテンツ送信装置から配信されるものである。この暗号指定情報は、例えば、コンテンツをMPEG2(Moving Picture Experts Group2)の圧縮方式で圧縮する場合、MPEG2で規定されているユーザ用データ(UD:User Data)の領域に書き込んでもよい。
【0026】
コンテンツ受信手段10は、衛星デジタル放送や地上波デジタル放送で配信される暗号指定コンテンツをアンテナ5で受信して、その暗号指定コンテンツを分離手段11へ出力するものである。なお、このコンテンツ受信手段10は、ケーブル放送によって放送される暗号指定コンテンツを受信するものであってもよい。
【0027】
分離手段11は、コンテンツ受信手段10で受信した暗号指定コンテンツをコンテンツと暗号指定情報とに分離するものである。なお、この分離装置11は、暗号指定コンテンツの多重化方式を既知の情報として持っており、多重化された暗号指定コンテンツにおける暗号指定情報及びコンテンツの位置を解析し、分離するものである。ここで分離された暗号指定情報及びコンテンツは、暗号化方式選択手段17へ出力される。
【0028】
なお、分離手段11は、暗号指定コンテンツがMPEG2で圧縮され、暗号指定情報がそのMPEG2で圧縮されたコンテンツのユーザ用データ領域に書き込まれている場合は、そのユーザ用データ領域から暗号指定情報を読み込む形態であっても構わない。
【0029】
暗号化方式選択手段17は、分離手段11から入力される暗号指定情報に基づいて、暗号指定情報で指定される暗号方式に対応する暗号化手段18を選択して、その暗号化手段18を実行させるものである。
【0030】
暗号化手段18は、暗号化方式の異なる複数の暗号化手段(181,182,183,…,18n-1,18n)で、個々に異なる暗号化方式で分離手段11から入力されるコンテンツの暗号化を行うものであり、暗号化方式選択手段17で選択された暗号化手段18のみが実行される。この暗号化手段18は、例えば、米国商務省が定めた秘密鍵暗号方式の規格であるDES(Data Encryption Standard)によって暗号化を行う暗号化手段181、さらにDESの次世代の暗号化方式であるAES(Advanced Encryption Standard)によって暗号化を行う暗号化手段182、データを64ビットのブロックに区切り、128ビットの鍵で暗号化を行うMistyによって暗号化を行う暗号化手段183等である。
【0031】
さらに、暗号化手段18には、暗号化を行わない暗号化無指定(「指定なし」)の暗号化手段18n-1と、入力されたコンテンツの出力を行わない(「無信号」)の暗号化手段18nとがある。この暗号化手段18n-1は、入力されたコンテンツをそのまま暗号化を行わずに出力するものであり、暗号化手段18nは、入力されたコンテンツを出力しない出力停止機能を有するものである。
【0032】
このように構成されることで、コンテンツ著作権保護装置1は、放送事業者から指定される暗号化方式によって、コンテンツを暗号化することができ、不正に解読された暗号化方式による暗号化を行わないようにできる。さらに、コンテンツ著作権保護装置1に放送事業者が指定した暗号化方式の暗号化手段18が存在しない場合は、出力を行わないので、放送事業者の管理の下で放送事業者が配信するコンテンツの著作権を保護することができる。また、コンテンツ著作権保護装置1は、コンテンツの著作権を保護しつつ、暗号化された暗号化コンテンツを図示していない蓄積手段や、ネットワーク上に接続された外部機器の記録媒体等に書き込むことが可能になる。
【0033】
なお、本構成において、衛星デジタル放送や地上波デジタル放送で配信されるコンテンツが、Multi2暗号によって暗号化されている場合、分離手段11と暗号化方式選択手段17との間にMulti2暗号を復号する復号手段(デスクランブル手段)を設ける形態であっても構わない。
【0034】
(第二の実施の形態)
図2は、本発明における第二の実施の形態であるコンテンツ著作権保護装置の全体構成を示すブロック図である。図2に示すように、コンテンツ著作権保護装置1Bは、コンテンツ著作権保護装置1(図1参照)の暗号化手段18(181,182,183,…,18n-1,18n)を、個々の暗号化プログラム(暗号化手段)18B(18B1,18B2,18B3,…,18Bn-1,18Bn)とし、その暗号化プログラム18Bをダウンロードする機能を有する暗号化方式受信手段12を追加して構成した。暗号化方式選択手段17B及び暗号化方式受信手段12以外の構成は、図1と同じ構成であるので、図1に示したものと同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0035】
暗号化方式選択手段17Bは、分離手段11から入力される暗号指定情報に基づいて、その暗号指定情報で指定される暗号方式に対応する暗号化プログラム18Bによって、分離手段11から入力されるコンテンツを暗号化するものである。さらに、暗号化方式選択手段17Bは、暗号指定情報として、新規の暗号化方式が通知された場合は、暗号化方式受信手段12に対して、該当する暗号化方式の暗号化プログラムを取得する旨の指示(ダウンロード指示)を通知するものでもある。
なお、暗号化プログラム18Bは暗号化プログラム保持手段(図示せず)にモジュール形式で保持されており、暗号化方式選択手段17Bから読み出されて実行される。
【0036】
暗号化方式受信手段12は、暗号化方式選択手段17Bから通知されるダウンロード指示に基づいて、該当する暗号化プログラムをアンテナ5を介して放送波から受信したり、ネットワーク(インターネット7等)を介して放送事業者のサーバ(図示せず)から受信するものである。この暗号化方式受信手段12で受信した暗号化プログラムは暗号化プログラム保持手段(図示せず)に保持される。
【0037】
このように構成されることで、コンテンツ著作権保護装置1Bは、放送事業者から指定される暗号化方式によって、コンテンツを暗号化することができ、暗号化方式の破られた暗号化を使用しないようにできる。さらに、放送事業者が指定する新規の暗号化方式の暗号化プログラムをコンテンツ著作権保護装置1Bにダウンロードすることが可能になり、より強固な暗号化によってコンテンツの著作権を保護することができる。
【0038】
なお、本構成において、衛星デジタル放送や地上波デジタル放送で配信されるコンテンツが、Multi2暗号によって暗号化されている場合、分離手段11と暗号化方式選択手段17Bとの間にMulti2暗号を復号する復号手段(デスクランブル手段)を設ける形態であっても構わない。また、暗号指定情報が暗号化されており、その暗号化された暗号指定情報を受信して、その暗号指定情報を復号する復号手段を備える形態であっても構わない。
【0039】
(第三の実施の形態)
図3は、本発明における第三の実施の形態であるコンテンツ著作権保護装置と、コンテンツを配信する放送事業者の設備であるコンテンツ送信装置とからなるコンテンツ配信システムの概略を示すブロック図である。図3に示すようにコンテンツ配信システム8は、従来のコンテンツ配信システム8B(図6参照)である限定受信システム(CAS)に本発明を適用した実施の形態である。
【0040】
コンテンツ送信装置3は、スクランブル手段31と、暗号化手段(暗号化部)32(32a,32b,32c)と、多重化手段33とを含んで構成されている。
スクランブル手段31は、例えば、コンテンツを蓄積したコンテンツサーバ(図示せず)から入力したコンテンツを、スクランブル鍵Ksを用いてMulti2暗号によって暗号化するものである。ここで暗号化されたコンテンツ(Multi2暗号化コンテンツ)は、多重化手段33に出力される。
【0041】
暗号化部32は、暗号化に用いる鍵(スクランブル鍵、ワーク鍵)並びに放送事業者が指定する暗号化方式を示す暗号指定情報Encを暗号化するものである。暗号化部32aはワーク鍵を用いてコンテンツを暗号化したスクランブル鍵Ksを暗号化するもので、暗号化部32bは、マスタ鍵Kmを用いてワーク鍵Kwを暗号化するものである。
【0042】
また、暗号化部32cは、コンテンツ著作権保護装置1Cでコンテンツの出力時に暗号化を行う暗号方式を番号等で指定する暗号指定情報Encを、ワーク鍵Kwを用いて暗号化するものである。ここで暗号化されたスクランブル鍵Km(暗号化スクランブル鍵)、ワーク鍵Kw(暗号化ワーク鍵)及び暗号指定情報Enc(暗号化暗号指定情報)は、多重化手段33に出力される。
【0043】
多重化手段33は、スクランブル手段31から入力されるMulti2暗号化コンテンツと、暗号化部32から入力される暗号化スクランブル鍵、暗号化ワーク鍵及び暗号化暗号指定情報とを多重化するものである。ここで多重化された暗号化指定コンテンツは、コンテンツ送信手段(図示せず)を介して、放送波によって、コンテンツ著作権保護装置1Cに配信される。
【0044】
コンテンツ著作権保護装置1Cは、限定受信システム(CAS)におけるマスタ鍵Kmでユーザ認証を行い、本人と認証された場合にのみコンテンツ送信装置3から、暗号化指定コンテンツを受信するものである。また、コンテンツ著作権保護装置1Cは、コンテンツ送信装置3から配信されるコンテンツを放送事業者が指定する暗号化方式で暗号化して出力することで、コンテンツの著作権の保護を行うものである。
【0045】
コンテンツ著作権保護装置1Cは、コンテンツ受信手段10、分離手段11B、暗号化方式受信手段12B、復号手段(復号部)13(13a,13b,13c)を備えたCASカード16、デスクランブル手段14、蓄積手段15、暗号化方式選択手段17B、並びに暗号化プログラム(暗号化手段)18Bを含む構成とした。なお、暗号化プログラム18Bは暗号化プログラム保持手段(図示せず)にモジュール形式で保持されており、暗号化方式選択手段17Bから読み出されて実行される。
【0046】
分離手段11Bは、受信した暗号指定コンテンツをMulti2暗号化コンテンツと、暗号化スクランブル鍵と、暗号化ワーク鍵と、暗号化暗号指定情報とに分離するものである。このMulti2暗号化コンテンツはデスクランブル手段14へ出力され、暗号化スクランブル鍵、暗号化ワーク鍵及び暗号化暗号指定情報は、CASカード16の復号部13に入力されて復号される。
【0047】
CASカード16は、限定受信システム(CAS)で使用されているICカードで、ユーザ個人の契約内容が記憶されており、さらにユーザ認証を行うためのマスタ鍵Kwが記憶されたものである。また、CASカード16は、マスタ鍵を用いて分離手段11Bで分離された暗号化スクランブル鍵、暗号化ワーク鍵及び暗号化暗号指定情報を復号する復号部13(13a,13b,13c)を備えている。
【0048】
この復号部13は、分離手段11Bで分離された暗号化スクランブル鍵、暗号化ワーク鍵及び暗号化暗号指定情報を復号するものである。復号部13aは、CASカードに書き込まれているマスタ鍵Kmを用いて暗号化ワーク鍵をワーク鍵Kwに復号し、復号部13bは、復号部13aで復号されたワーク鍵Kwを用いて暗号化スクランブル鍵をスクランブル鍵Ksに復号するものである。
【0049】
また、復号部13cは、復号部13aで復号されたワーク鍵Kwを用いて、分離手段11Bで分離された暗号化暗号指定情報を暗号指定情報Encに復号するものである。この復号部13で復号されたスクランブル鍵Ksはデスクランブル手段14に出力され、暗号指定情報Encは暗号化方式選択手段17Bに出力される。
【0050】
デスクランブル手段14は、復号部13bで復号されたスクランブル鍵Ksを用いて、分離手段11Bで分離されたMulti2暗号化コンテンツを復号するものである。このデスクランブル手段14で復号されたコンテンツは、暗号化方式選択手段17Bに出力される。
【0051】
蓄積手段15は、放送事業者の指定する暗号化方式によって暗号化されたコンテンツを蓄積するもので、ハードディスク等で構成される。この蓄積手段15に蓄積された暗号化されたコンテンツは、家庭の宅内ネットワークNwに接続された外部記録機器(図示せず)にIEEE1394で標準化された伝送・接続方式によってコンテンツの転送を行うことができるものである。
【0052】
暗号化方式受信手段12Bは、図2で説明した暗号化方式受信手段12にCASカード16によるユーザ認証機能を付加したものである。
この暗号化方式受信手段12Bは、暗号化方式受信手段12と同様に暗号化方式選択手段17Bから通知されるダウンロード指示に基づいて、該当する暗号化プログラム18を放送波から受信したり、ネットワークを介して放送事業者のサーバ(図示せず)から受信(ダウンロード)するものである。
【0053】
なお、この暗号化方式受信手段12Bは、暗号化プログラム18Bをダウンロードする際に、CASカード16に書き込まれている契約内容に基づいて、ユーザ認証を行い、このCASカードの登録ユーザが、正式に登録されているユーザかどうか、あるいはダウンロードを許可したユーザであるかどうかを等を判定することで、ダウンロードを行うかどうかを決定する。
【0054】
暗号化方式選択手段17Bと暗号プログラム(暗号化手段)18Bは、図2で説明した手段と同一であるので説明は省略する。
このように構成されることで、コンテンツ著作権保護装置1Cは、従来の限定受信システム(CAS)と組み合わせることで、さらにコンテンツの著作権の保護を強化することができる。
【0055】
なお、本構成において、デスクランブル手段14は、復号を行うか行わないかを適宜切り換える構成であっても構わない。また、暗号化部32c及び復号部13cを除いた構成とし暗号指定情報Encを暗号化せずにコンテンツと多重化する構成であっても構わない。
【0056】
以上、3つの実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses:電波産業会)で提案されているスクランブル鍵、コンテンツ鍵、ワーク鍵及びマスタ鍵を用いてコンテンツの暗号化を行う方式においても、例えばワーク鍵によって暗号指定情報を暗号化して、暗号化されたコンテンツと多重化することで、本発明を実施することができる。
【0057】
また、コンテンツ著作権保護装置1(1B,1C)は、コンピュータにおいて各手段を各機能プログラムとして実現することも可能であり、各機能プログラムを結合してコンテンツ著作権保護プログラムとして動作させることも可能である。
【0058】
(コンテンツ著作権保護装置の動作)
次に、図3乃至図5を参照して、コンテンツ著作権保護装置の動作例として、コンテンツ著作権保護装置1Cの動作について説明する。図4及び図5は、コンテンツ著作権保護装置1Cが暗号化指定コンテンツを受信する動作を示すフローチャートである。
【0059】
まず、コンテンツ著作権保護装置1Cは、コンテンツ受信手段10によって、コンテンツ送信装置3から放送波によって配信される暗号化指定コンテンツを受信して(ステップS1)、分離手段11によって、その暗号化指定コンテンツをMulti2暗号で暗号化されたコンテンツ(Multi2暗号化コンテンツ)と、暗号化された暗号指定情報(暗号化暗号指定情報)と、暗号化されたワーク鍵(暗号化ワーク鍵)と、暗号化されたスクランブル鍵(暗号化スクランブル鍵)とに分離する(ステップS2)。
【0060】
そして、コンテンツ著作権保護装置1Cは、CASカード16の復号部13aによって、CASカード16に記憶されているマスタ鍵Kmで暗号化ワーク鍵をワーク鍵Kwに復号する(ステップS3)。
【0061】
このワーク鍵Kwを用いて、復号部13cによって暗号化暗号指定情報から暗号指定情報Encを復号し(ステップS4)、復号部13bによって暗号化スクランブル鍵からスクランブル鍵Ksを復号する(ステップS5)。
【0062】
そして、コンテンツ著作権保護装置1Cは、ステップS4で復号した暗号指定情報Encを解析し、その暗号指定情報Encで指定される暗号化方式が新規の暗号化方式であるのか、既存の暗号化方式であるのかを判定する(ステップS6)。この新規及び既存を表わす情報は、暗号化方式を示す番号以外にフラグを設けて通知することができる。
【0063】
このステップS6で、新規の暗号化方式が指定された場合(「新規暗号化方式」)、コンテンツ著作権保護装置1Cは、暗号化方式受信手段12によって、CASカード16に書き込まれている契約内容を読み込んで、ユーザ認証を行う(ステップS7)。
【0064】
そして、そのユーザ認証の結果を判定し(ステップS8)、ダウンロードを許可されたユーザであると判定された場合(「Ok」)は、指定された暗号化プログラムを放送波又はネットワークを介してダウンロードして、暗号化プログラム保持手段(図示せず)に保持して(ステップS9)、ステップS11へ進む。一方、ステップS8でダウンロードを許可されないユーザであると判定された場合(「Ng」)は処理を終了する。
【0065】
また、ステップS6で、既存の暗号化方式が指定された場合(「既存暗号化方式」)、コンテンツ著作権保護装置1Cは、暗号指定情報Encで指定される暗号化方式の暗号化プログラムが暗号化プログラム保持手段(図示せず)に保持されているかどうかを判定する(ステップS10)。
【0066】
このステップS10において、指定された暗号化方式の暗号化プログラムが存在する場合(「Yes」)は、ステップS11へ進む。一方、指定された暗号化方式の暗号化プログラムが存在しない場合(「No」)は処理を終了する。なお、暗号化プログラムが存在しない場合、より詳細には、暗号化プログラム18Bの中の外部に信号を出力させない暗号化プログラム(「無信号」)によって、コンテンツが外部の記録媒体等に記録されることを防止する。
【0067】
そして、ステップS9による新規の暗号化プログラムをダウンロードした後、又はステップS10で既存の暗号化方式の暗号化プログラムが存在する場合は、デスクランブル手段14によって、ステップS5で復号されたスクランブル鍵Ksを用いて、Multi2暗号化コンテンツからコンテンツを復号する(ステップS11)。
【0068】
さらに、コンテンツ著作権保護装置1Cは、このステップS11で復号されたコンテンツを、暗号指定情報Encで指定される暗号化方式の暗号化プログラムによって暗号化する(ステップS12)。
【0069】
そして、コンテンツ著作権保護装置1Cは、ステップS12で暗号化されたコンテンツ(暗号化コンテンツ)を、蓄積手段15や、IEEE1394規格で構成され家庭内のネットワーク(宅内ネットワークNw)に接続された外部記録装置へ出力して(ステップS13)、処理を終了する。
【0070】
以上の各ステップによって、コンテンツ著作権保護装置1Cは、放送事業者が指定する暗号化方式によって、コンテンツを暗号化することで、コンテンツの著作権を保護することができる。また、暗号化コンテンツをダウンロードするときに限定受信システム(CAS)によるCASカード16をユーザ認証に用いるため、さらにコンテンツの著作権保護を強固にすることができる。
【0071】
なお、ステップS9における暗号化プログラムのダウンロードにおいて、暗号化プログラム保持手段のメモリ容量には限界があるため、既存の暗号化プログラムの中で使用しなくなった暗号化プログラムを削除することとしてもよい。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明に係るコンテンツ著作権保護装置及びコンテンツ著作権保護プログラムでは、以下に示す優れた効果を奏する。
【0073】
請求項1又は請求項4に記載の発明によれば、放送事業者がコンテンツと同時に配信する暗号化方式の指定に基づいて、コンテンツの暗号化を行うことができるので、放送事業者が不正解読されていない暗号化方式を指定して、コンテンツの暗号化を行うことができる。これによって、配信されたコンテンツは指定された暗号化方式で暗号化されて、記録媒体にコピーされたり、ネットワーク上に出力されるため、コンテンツの著作権を保護することができる。
また、暗号化方式を指定することができるので、暗号の耐性強度を必要としないコンテンツに対しては、負荷の軽い暗号化方式を指示することも可能になり、受信側の暗号化の負荷を軽減させることができる。
【0074】
請求項2に記載の発明によれば、新規の暗号化プログラムをダウンロードして、その暗号方式によってコンテンツを暗号化することができるため、既存の暗号化方式が不正に解読されても、新規の暗号化方式によって暗号化を行うことが可能になり、コンテンツの著作権を保護することができる。
【0075】
請求項3に記載の発明によれば、限定受信システム(CAS)で用いられるCASカードによってユーザ認証を行い、その結果に基づいて、新規の暗号化方式に対応した暗号化プログラムをダウンロードできるかどうかを判定することができるため、不正な暗号化プログラムのダウンロードを禁止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係るコンテンツ著作権保護装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態に係るコンテンツ著作権保護装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第三の実施の形態に係るコンテンツ著作権保護装置を含んだコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るコンテンツ著作権保護装置の動作を示すフローチャート(1/2)である。
【図5】本発明の実施の形態に係るコンテンツ著作権保護装置の動作を示すフローチャート(2/2)である。
【図6】従来の限定受信システムの構成を示すブロック図である。
【図7】従来のIEEE1394規格による家庭内のネットワーク構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1、1B、1C……コンテンツ著作権保護装置
10……コンテンツ受信手段
11、11B……分離手段
12……暗号化方式受信手段
16……CASカード(認証カード)
17、17B……暗号化方式選択手段
18……暗号化手段
18B……暗号化プログラム(暗号化手段)

Claims (4)

  1. デジタル放送におけるコンテンツと、そのコンテンツを暗号化するための暗号化方式を指定する暗号指定情報とを多重化した暗号指定コンテンツを受信して、指定された前記暗号化方式で前記コンテンツを暗号化して出力することで前記コンテンツの著作権を保護するコンテンツ著作権保護装置であって、
    前記暗号指定コンテンツを受信するコンテンツ受信手段と、
    このコンテンツ受信手段で受信した前記暗号指定コンテンツを前記コンテンツと前記暗号指定情報とに分離する分離手段と、
    前記コンテンツを異なる暗号化方式で暗号化する複数の暗号化手段と、
    前記分離手段で分離された前記暗号指定情報で指定される前記暗号化方式の一つに基づいて、前記複数の暗号化手段から一つを選択する暗号化方式選択手段と、
    を備えていることを特徴とするコンテンツ著作権保護装置。
  2. 前記暗号化手段は前記コンテンツを暗号化する暗号化プログラムを含んで構成されており、前記暗号化プログラムを放送波又はネットワークを介して受信する暗号化方式受信手段を、さらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ著作権保護装置。
  3. 前記暗号化方式受信手段は、利用者を認証する認証カードを用いた限定受信方式に基づいて、前記暗号化プログラムを受信するかどうかを判定することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ著作権保護装置。
  4. デジタル放送におけるコンテンツと、そのコンテンツを暗号化するための暗号化方式を指定する暗号指定情報とを多重化した暗号指定コンテンツを受信して、指定された前記暗号化方式で前記コンテンツを暗号化して出力するために、コンピュータを、
    前記暗号指定コンテンツを受信するコンテンツ受信手段、
    このコンテンツ受信手段で受信した前記暗号指定コンテンツを前記コンテンツと前記暗号指定情報とに分離する分離手段、
    前記コンテンツを異なる暗号化方式で暗号化する複数の暗号化手段、
    前記分離手段で分離された前記暗号指定情報で指定される前記暗号化方式の一つに基づいて、前記複数の暗号化手段から一つを選択する暗号化方式選択手段、
    として機能させることを特徴とするコンテンツ著作権保護プログラム。
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