JP5694626B2 - 構造の3次元粗さを測定する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、荷電粒子ビーム処理に関し、具体的には、構造について3次元粗さを決定する方法に関する。
集積回路の製造など、半導体の製造は、通常、フォトリソグラフィの使用を必要とする。通常はシリコン・ウェハである、回路が上に形成される半導体基板は、放射に暴露されるとき可溶性が変化するフォトレジストなどの材料でコーティングされる。放射源と半導体基板との間に配置されるマスクまたはレチクルなどのリソグラフィ・ツールが、基板のどの領域が放射に暴露されるかを制御するために投影する。暴露後、フォトレジストは、暴露領域または非暴露領域から除去され、その後のエッチングまたは拡散のプロセス中にウェハの一部を保護するフォトレジストのパターニング層をウェハの上に残す。
フォトリソグラフィ・プロセスが、しばしば「チップ」と呼ばれる複数の集積回路デバイスまたは電気機械デバイスを、各ウェハの上に構成することを可能とする。次いで、ウェハは、それぞれが単一の集積回路デバイスまたは電気機械デバイスを含む個々のダイに切断される。最終的には、これらのダイは、更に処理されて、個々の集積回路チップまたは電気機械デバイスに実装される。
製造プロセス中、暴露および焦点の変化は、パターンの寸法が許容可能な範囲内にあるかを判定するために、リソグラフィ・プロセスによって展開されたパターンが、連続的に監視または測定されることを必要とする。しばしばプロセス制御と呼ばれるそのような監視の重要性は、パターンのサイズがより小さくなり、特に最小フィーチャ(特徴、feature)サイズがリソグラフィ・プロセスによって利用可能な分解能の限界に近づくにつれ、
大幅に増大している。さらにより高いデバイス密度を達成するために、さらにより小さいフィーチャサイズが必要である。これは、相互接続線の幅および間隔、コンタクトホールの間隔および直径、ならびに様々なフィーチャのコーナおよび縁などの幾何学的形状を含むことが可能である。ウェハの上のフィーチャは3次元構造であり、完全な特徴付けが、線またはトレンチの上部幅などの表面の寸法だけでなく、フィーチャの完全な3次元プロファイルを記述しなければならない。プロセスのエンジニアは、製造プロセスを微細調整し、望ましいデバイス幾何学的形状が得られることを保証するために、そのようなフィーチャの限界寸法(CD)を精確に測定することができなければならない。
その結果、フィーチャの3次元粗さの慎重な監視が、ますます重要になっている。デザイン・ルールが小さくなるにつれ、処理における誤差の許容範囲は、より小さくなる。設計寸法からの小さい逸脱でさえ、完成半導体デバイスの性能に悪影響を与える可能性がある。トレンチの下部に沿った粗さまたは線の側壁の上の粗さなど、より大きなフィーチャについては無視することができるプロファイルの粗さなどの特性のために、大量の許容度のたくわえが現在消費されている。
本出願では、プロファイルの粗さという表現は、線縁粗さ(LER)と呼ばれるフィーチャの1つの縁の上における粗さ、および線幅粗さ(LWR)と呼ばれるフィーチャ全体の粗さの両方を含む。「線縁粗さ」および「縁粗さ」という用語は、しばしば、単なる線以外の構造の粗さ特性を表すために使用されることを理解されたい。例えば、バイアまたは穴などの2次元構造の粗さ特性も、線縁粗さまたは縁粗さとしてしばしば表される。本出願の以下の記述では、「線縁粗さ」および「縁粗さ」という用語は、この広範な意味においても使用される。
プロファイルの粗さを測定するいくつかの異なる方法が、当技術分野において知られている。表面粗さを迅速に決定するために、光学プロフィロメトリまたはスキャタロメトリなどの様々な光学的方法を使用することができる。しかし、光学的方法の分解能は限定され、通常は0.5ミクロンより大きく、そのような方法は、表面のトポグラフィを直接測定しない。
走査プローブ顕微鏡などの機械プロファイラは、表面粗さの非常に詳細な3次元測定を生成するために使用することができる。しかし、機械プロファイラは、通常、非常に緩慢である。分解能は、プローブまたはスタイラスのサイズによって限定され、非常に小さいプローブは、製造が困難で、非常に脆弱である。また、任意のタイプのスタイラス・プロフィロメータを使用して、高アスペクト比またはアンダーカット表面を有するフィーチャを測定するのは、非常に困難である。
LERおよびLWRなど、いくつかのタイプのプロファイルの粗さは、電子ビーム技法を使用して監視することができる。走査電子顕微鏡(SEM)は、最良の光学顕微鏡によって達成することができるより大きな拡大倍率および高い分解能の像を生成することを見込む。SEMは、電子の微細集束ビームを生成し、このビームは、通常はラスタ・パターンにおいて、加工品の表面にわたって走査される。電子ビームを構成する電子は、1次電子と呼ばれる。電子ビームが加工品の表面に向けられるとき、1次電子は、加工品に存在する原子核の回りの軌道の電子と衝突して、2次電子を放出させる。1次電子のいくつかは、加工品の表面から反射もされる。これらのより高いエネルギーの電子(>50eV)は、後方散乱電子と呼ばれる。両方のタイプの電子は、適切な検出器を試料(specimen)の付近に挿入することによって、検出することができる。検出器は、可変電圧出力を生成する。検出器が検出する2次電子または後方散乱電子が多くなると、生成される電圧は高くなる。
通常、構造の幅を測定するために、SEMは、自動メトロロジ(度量衡、metrology)・ソフトウエアと共に使用される。2次検出または後方散乱検出が使用されるかに関係なく、電子ビームが暴露断面にわたって走査される際、通常、構造の縁において電子の強度が変化する。この変化は、トポグラフィの変化または2つの異なる材料間の移行のためとすることができる。構造の縁におけるコントラストに基づいて縁の位置を割り当て、それらの縁間の距離を決定するために、アルゴリズムが使用される。
しかし、SEMのみでは、上から下にのみフィーチャを見ることができる。全体的な粗さを測定することができるが、粗さがフィーチャの下部または上部にあるかを判定することは非常に難しい。さらに、上記で議論された光学方法および機械方法などのSEMは、表面のフィーチャを測定するためのみ使用することができる。埋め込まれているフィーチャ、または他の材料によって囲まれているフィーチャのプロファイルの粗さは、これらの方法を使用して測定することはできない。
走査電子顕微鏡(SEM)と共に、集束イオン・ビーム・システム(FIB)などの荷電粒子ビーム・システムを使用することによって、フィーチャプロファイルのより精確な情報を獲得し、埋め込まれているフィーチャを測定することが可能である。FIBシステムは、非常に小さい構造を優れた精度で撮像、エッチング、ミリング、付着、および分析する能力のために、顕微的規模の製造動作において広く使用されている。FIBシステムは、陰極線管と同様のラスタ方式において加工品の表面にわたって通常走査される荷電粒子の狭い集束ビーム(これ以後イオンと呼ばれる)を生成する。最も商用的なFIBシステムでは、使用されるイオンは、液体金属イオン源から抽出された正に帯電したガリウム・イオン(Ga+)である。抽出されたイオンは、一連のアパーチャおよび静電レンズによって加速され、視準されて、加工品の上に集束される。イオン・ビームは、材料を加工品の表面から除去するために、または材料を表面の上に付着させるために使用することができる。しばしばミリングと呼ばれる材料除去に使用されるとき、集束イオン・ビームの重いガリウム・イオンは、スパッタリングによって、すなわち入ってくるイオンから表面の原子に運動量を伝達することによって、原子または分子を表面から物理的に放出する。
FIBシステムは、フィーチャのプロファイルを精確に測定することができるように、フィーチャの断面を暴露させるために使用することができる。断面が暴露された後、走査電子顕微鏡を使用して、フィーチャのプロファイルを測定することができる。しかし、この測定は、依然として1つの特定の点における2次元のみの測定である。3次元測定は、定常波または傾斜変化などの寸法の変化の存在を理解し、パターンの転写、付着、または平坦化など、粗さの増大に寄与する因子のすべてを適切に制御することを必要とする。
したがって、半導体のフィーチャの3次元粗さを測定する改良された方法が依然として必要である。
したがって、本発明の目的は、構造の3次元粗さを測定する改良された方法を提供することである。
以下の本発明の詳細な記述がよりよく理解されることが可能であるように、以上は、本発明の特徴および技術上の利点をかなり広範に概述した。本発明の追加の特徴および利点が、以下において記述される。当業者なら、開示される概念および特定の実施形態は、本発明の同じ目的を実施する他の構造を修正または設計する基盤として容易に使用されることが可能であることを理解されたい。また、当業者なら、そのような等価な構造は、添付の請求項において述べられる本発明の精神および範囲から逸脱しないことも理解されたい。
本発明およびその利点をより完全に理解するために、ここで、添付の図面と関連して取り入れられる以下の記述を参照する。
本発明の好ましい実施形態は、構造またはフィーチャの3次元粗さを測定する方法および装置を対象とする。本発明の1つの好ましい実施形態では、測定されるサンプルは、2重ビームFIB−SEMに装備される。FIBは、事前に選択された測定距離にわたって事前に選択された間隔において対象フィーチャの断面または「スライス」の連続をミリングするために使用される。各断面が暴露される際、SEMは、フィーチャの該当寸法を測定するために使用される。次いで、これらの連続「スライス」からのデータは、フィーチャについて3次元粗さを決定するために使用される。
以下の記述の多くは、構造の幅の測定を対象とするが、本発明の方法は、高さ、傾斜、側壁の角度などを含めて、任意の該当する寸法に等しく適用可能である。さらに、以下の記述の多くは、断面をミリングするために集束イオン・ビームを使用し、断面を撮像および測定するために電子ビームを使用することも対象とするが、本発明の方法は、他のタイプの荷電ビーム・システム、電子ビーム・ミリング、または光学処理を含めて、他のミリングおよび撮像技法と共に同様に使用することができる。したがって、本発明の範囲は、本明細書において議論される特定の実施形態に限定されるべきではない。
図1Aおよび1Bは、各線の側壁および上部の上の縁粗さを示す線101および102の断面の概略図である。線101および102は、絶縁材料104によって囲まれる。破線106は、各線の理想的な断面を示す。図1Aにおいて、線101は、右側壁の上部に向かう顕著な粗さ108を示す。図1Bにおいて、線102は、右側壁の下部に向かう顕著な粗さ110を示す。線縁粗さを決定するために従来の技術のCD−SEMを使用するときのように、線101および102を上から下に見る場合、線101および102は、非常に類似しているように見える。線縁の正確な3次元変化を精確に理解することは、変化の源を決定および補正するのを補助することができる。
図1Cおよび1Dは、2つの異なるタイプの線縁粗さを示す線縁の概略図である。図1Cは、線103の左縁120が右縁122の上の粗さと相関する場合の線縁粗さを示す。すなわち、線102の幅は一定であるが、線自体は波状である。その結果、位置130における全体的なCD(線の幅)は、位置131におけるCDと同じである。図1Dは、線104の右縁126および左縁124が同期しているが、図1Cとは反対の方向に揺らぐ場合の線縁粗さを示す。したがって、図1Dでは、140における線CDは、141におけるCDとは大きく異なる。他のタイプの線縁粗さが存在し、例えば、右縁および左縁は、相関がないように、独立して揺らぐことが可能である。
図2は、本発明の一態様を実施するために使用される通常の2重ビームFIB/SEMシステム20を示す。図2を参照すると、本発明の一実施形態は、2重ビームFIB/SEMシステム20を使用し、これは、加工品の表面に対して垂直である、または数度傾斜しているイオン・ビーム、およびイオン・ビームの軸から52度などにやはり傾斜している軸を有する電子ビームを使用する。いくつかの実施形態では、イオン・ビームおよび電子ビームは、両方のビームの視野が数ミクロン以内において合致するように位置合わせすることができる。イオン・ビームは、通常、加工品を撮像および機械加工するために使用され、電子ビームは、撮像に主に使用されるが、加工品のある修正に使用することもできる。電子ビームは、通常、イオン・ビーム像より高い分解能の像を生成し、イオン・ビームのようには、被検表面を損傷しない。2つのビームによって形成される像は、異なるように見えることがあり、したがって、2つのビームは、単一ビームより多くの情報を提供することができる。そのような2重ビーム・システムは、離散構成要素から作成することができ、または代替として、FEIカンパニ(FEI Company)[オレゴン州ヒルズバラ在]から入手可能なAltura(登録商標)またはExpida(登録商標)システムなどの従来のデバイスから導出することができる。
集束イオン・ビーム・システム200は、上部ネック部分212を有する排気エンベロープ211を含み、上部ネック部分212の内部には、抽出装置電極および静電光学システムを含めて、イオン源214および集束カラム216が配置される。イオン・ビーム218が、イオン源214からカラム216を経て、220において概略的に示される静電偏向手段の間をサンプル222に向かって進行する。サンプル222は、例えば下方室226内の可動X−Yステージ224の上に配置された半導体デバイスを含む。イオン・ポンプ228が、ネック部分212を排気するために使用される。室226は、真空制御装置232の制御下において、ターボ分子および機械ポンピング・システム230で排気される。真空システムは、室226内において、約1×10-7トールと5×10-4トールとの間の真空を提供する。エッチング補助剤、エッチング抑制気体、または付着前駆物質気体が使用される場合、室の背景圧力は、通常約1×10-5トールまで上昇する可能性がある。
高電圧電源234が、イオン・ビーム218を形成して、イオン・ビーム218を下方に向けるために、イオン源214および集束カラム216の適切な電極に接続される。パターン生成装置238によって提供される規定パターンに従って動作する偏向制御装置および増幅器236が、偏向プレート220に結合され、それにより、ビーム218は、サンプル222の上面上において対応するパターンを追跡するように制御することが可能である。いくつかのシステムでは、偏向プレートは、当技術分野において周知であるように、最後のレンズの前に配置される。
イオン源214は、ガリウムの金属イオン・ビームを通常提供するが、マルチカスプまたは他のプラズマ・イオン源などの他のイオン源を使用することができる。イオン源214は、通常、イオン・ミリング、改良エッチング、材料付着によってサンプル222を修正するために、またはサンプル222を撮像するために、サンプル222において10分の1ミクロン以下の幅のビームに集束させることができる。撮像のための2次イオンまたは電子放出を検出するために使用される荷電粒子倍率器240が、増幅器242に接続される。増幅された信号は、信号プロセッサ・ユニット243によってデジタル信号に変換され、信号処理を受ける。処理後のデジタル信号は、加工品222の像をモニタ244に表示する。
電源および制御ユニット245と共に、走査電子顕微鏡241も、FIBシステム200を備える。電子ビーム250が、カソード252とアノード254との間に電圧を印加することによってカソード252から放出される。電子ビーム250は、凝縮レンズ256および対物レンズ258によって微小スポットに集束される。電子ビーム250は、偏向コイル260によって試料の上において2次元に走査される。凝縮レンズ256、対物レンズ258、および偏向コイル260の動作は、電源および制御ユニット245によって制御される。
電子ビーム250は、下方室226内の可動X−Yステージの上にある加工品222の上に集束させることができる。走査電子顕微鏡241は、微細に集束された電子ビーム250を生成し、このビーム250は、好ましくはラスタ・パターンにおいて、構造の表面にわたって走査される。電子ビーム250の電子が加工品222の表面に衝突するとき、2次電子および後方散乱電子が放出される。それぞれ、これらの電子は、2次電子検出器240または後方散乱電子検出器262によって検出される。2次電子検出器240または後方散乱電子検出器262によって生成されるアナログ信号は、増幅器242によって増幅され、信号プロセッサ・ユニット243によってデジタル輝度値に変換される。結果的なデジタル信号は、加工品222の像としてモニタ244に表示することができる。
電子ビーム250が暴露断面にわたって走査される際、放出された電子の強度は、構造の縁において変化する。構造の縁の両方における輝度値の差またはコントラストに基づいて縁位置を割り当てるために、そしてそれらの縁間の距離を決定するために、アルゴリズムが使用される。通常のシステムは、30から300pAの電子ビーム電流、1keVのビーム・エネルギー、および2000A/cm2の電子ビーム電流密度を使用することが可能である。通常のシステムは、2から5nmの電子ビーム・スポット・サイズ、約0.5から5秒のリフレッシュ期間、および0.5から5.0ミクロンの走査場の幅を使用することも可能である。再び、当業者なら、特定の応用分野に適切であるように適切なビーム特性を容易に決定することができる。
気体射出システム246が、気体蒸気を導入して、サンプル222に向けるために、下方室226の中に延びる。本発明の譲受人に譲渡されている「Gas Delivery Systems For Particle Beam Processing」という名称のCasellaらの米国特許第5851413号が、適切な流体射出システム246を記載している。他の気体射出システムが、やはり本発明の譲受人に譲渡されている「Gas Injection System」という名称のRasmussenの米国特許第5435850号において記載されている。
ドア270が、加熱または冷却することが可能であるステージ224の上にサンプル222を挿入し、また内部気体供給リザーバが使用される場合に内部気体供給リザーバの使用を補助するために開かれる。ドアは、システムが真空下にある場合に開くことができないようにインタロックされる。高電圧電源は、集束イオン・ビーム218に給電して集束させるために、イオン・ビーム・カラム216の電極に適切な加速電圧を提供する。2重ビームFIB/SEMシステムは、例えば、本出願の譲受人であるFEIカンパニ[オレゴン州ヒルズボロ在]から市販されている。
図3は、本発明の1つの好ましい実施形態による3次元粗さを測定するステップを示すフローチャートである。
ステップ302において、加工品は、FIB/SEMステージの上に加工品を取り付けることによって、図2に示されるようなFIB/SEMシステムの中に装備される。加工品は、手作業で、または例えば自動ハンドラ・システムによって自動的に装備することができる。
ステップ304において、加工品は位置合わせされる。この位置合わせは、例えば光学顕微鏡を使用するオペレータによって手作業で、または、例えば適切な配向を決定するために加工品のノッチまたは平坦縁を配置する自動ハンドラ・ロボットを使用することによって自動的に達成することもできる。
ステップ306において、ステージは、対象フィーチャが、荷電粒子ビームによって走査される対象領域(視野)内にあるように配置される。この配置は、例えば、配置座標を記憶および使用することによって達成することができる。
随意選択のステップ307において、ミリング・プロセス中に対象フィーチャを保護するために、保護層を加工品の上に付着させることができる。FIBスパッタ・ミリングは、小さい構造に対して著しい損傷を生じることがあるので、構造の表面は、ミリングが開始される前に、しばしばタングステンなどの材料の保護層でコーティングされる。そのような層は、イオン・ビームが存在する状態で分解して、材料を表面の上に付着させる気体を使用して付着させることができる。このプロセスは、FIB誘起化学蒸着(CVD)と一般に呼ばれる。通常、タングステン・ヘキサカルボニル気体などの前駆物質気体は、一般にイオン・ビームの位置の付近に挿入される微細針を介して、加工品の表面の上に向けられる。気体は、イオン・ビームが表面に当たるときに生成される低エネルギー電子によって、揮発性成分および不揮発性成分に分解される。不揮発性成分は、この場合は保護タングステン・コーティングであり、表面の上に付着し、一方、揮発性成分は、ポンピングにより除去される。
ステップ308において、加工品は、対象フィーチャを特定するために、FIBで撮像される。ステップ309において、FIB撮像は、イオン・ビームの標準点または基準点として作用するのに適切な固有のフィーチャが視野内に存在するかを判定するために使用される。システムのドリフトなどの因子が、イオン・ビームの配置をナノメートル規模においていくらか変動させる。標準(標準マーク)により、独立した基準がミリングされた各断面の精確なx−y座標を決定することが可能になる。適切な標準は、一貫して識別することができる視野内にある固有のフィーチャであるべきである。好ましい標準により、x方向およびy方向の両方においてビームの位置を正確に示すことも可能になる。例えば、1つの適切な標準は、2つの線の交点(十字形標準)とすることが可能である。交点は、FIB撮像によって容易に識別することができ、位置データは、各断面のその後の配置について基準点として使用することができる。適切な標準は、粗さが決定される各フィーチャ表面に平行な軸を有することが好ましい。
適切な構造が加工品の表面上に存在しない場合、ステップ310において、視野内にあるが、対象フィーチャから離れている位置において、好ましくはフィーチャが断面化されるときに損傷されない位置において、標準マークをミリングすることができる。標準が表面の中へとミリングされる場合、任意の保護層が付着された後に創出されることが好ましい。標準は、例えば集束イオン・ビーム・スパッタリング、気体補助エッチング、または電子ビーム誘起気体補助エッチングを含めて、任意の適切な方法を使用してミリングすることが可能である。標準は、一貫して識別および特定することができるように、容易に区別可能な形状で作成することができる。標準は、標準の配向をその後の検査の際に決定することができるように、回転対称ではないことが好ましい。以下においてより詳細に議論される図4Aは、この場合はトレンチ402である対象フィーチャの隣にあるミリングされた標準404を示す。
ステップ311において、標準は、イオン・ビームによって撮像される。標準のFIB撮像中、FIB下において対象フィーチャを損傷することを防止するために、部分走査が使用されることが可能である。次いで、標準の位置データは、イオン・ビームを各望ましい断面位置にその後配置するための基準点として使用される。
ステップ312において、イオン・ビームは、標準に対して既知の位置にある対象フィーチャに向けられ、任意の保護層およびフィーチャ自体を経てミリングすることによってフィーチャの断面を暴露させるために使用される。通常、対象フィーチャは、必要なミリング深度を容易に決定することができるように既知の構造を有する。断面を暴露させるために、イオン・ビームは、望ましい断面に平行である幅、および望ましい断面に垂直である高さを有する仮想ミル・ボックス内において走査されることが好ましい。イオン・ビームが向けられる対象表面の上に矩形領域を画定するために仮想ミル・ボックスを使用することは、当技術分野では周知である。ミル・ボックスの幅は、測定されるフィーチャの幅より大きいことが好ましい。ミル・ボックスの幅は、ミリング深度の1.5倍であることがより好ましい。当初の断面については、ミル・ボックスの高さは、ミリング深度の約1.5倍であることが好ましい。これにより、傾斜SEMカラムからのビームが断面を走査することが可能になる(代替として、サンプルは、垂直SEMカラムを使用することができるように傾斜させることができる)。
断面は、例えばx軸に沿って、y軸に沿って、または指定の角度において、切断することが可能である。導電線などのフィーチャについて、断面は、通常、横方向(フィーチャの縦軸に垂直)である。断面は、特徴付けられる表面に垂直であることが好ましい。
断面が暴露された後、ステップ314において、標準および暴露断面を撮像するために、走査電子顕微鏡が使用される。標準および暴露断面の両方とも、SEMの視野内にあることが好ましい。SEM像は、任意の望ましいフォーマット(例えば、JPEG)で記憶することができる。
SEM像から、対象の構造の2つの縁の位置を決定するアルゴリズムを使用することにより、断面のSEM像からフィーチャの縁位置および寸法を決定することができる。例えば、フィーチャの幅を決定するために、アルゴリズムは、構造の縁におけるコントラストに基づいて縁の位置を割り当て、それらの縁間の距離を決定するために使用される。
同様の方式において、標準の少なくとも1つの軸の位置が決定される。軸は、例えば、少なくとも2つのほぼ平行な標準表面(トレンチの対向壁など)について縁位置を決定し、2つの縁間の中間点において線または軸を画定することによって、特定することができる。いくつかの実施形態では、適切な標準は、少なくとも2つの標準軸を有し、それぞれ、粗さが決定されるフィーチャ表面にほぼ平行である。
ステップ316において、標準は、ビームが適切に位置合わせされ、次の断面の位置を精確に決定できることを保証するために、イオン・ビームによって再び撮像される。ステップ318において、イオン・ビームは、イオン・ビームが以前のミリング位置からわずかに移動した状態で(通常は縦方向において)、対象フィーチャに再び向けられる。ステップ319において、FIBは、新しい位置において断面を暴露させるために使用される。その後の断面(初期断面の後)を暴露させるために使用されるミル・ボックスは、当初のミル・ボックスより小さくすることができる。幅は、通常は依然として同じであるが、ミル・ボックスの高さは、ミル深度の1.5倍より小さくすることができる。ミル・ボックスの高さは、連続する断面間の望ましい距離によって決定される。新しい断面が暴露された後、ステップ320において、断面および標準を撮像するために、走査電子顕微鏡が再び使用される。ステップ316から320は、すべての望ましい断面がSEMでミリングされて撮像されるまで、繰り返される。
このようにして、フィーチャが段階的に「スライス」されるので、SEM像のシーケンスが得られる。当業者なら、各「スライス」間の距離の選択は、粗さの決定に必要な精度と、ミリングおよび撮像のプロセスを完了するのに必要な時間との兼ね合いを含むことを理解するであろう。走査が共により接近する場合、さらなる精度が達成されるが、スライス間のステップ・サイズが小さくなると、サンプル処理を完了するのに必要な時間が長くなる。より精確な結果のために、最小の予期される粗さ周波数より小さいステップ・サイズが選択されるべきである。通常、各連続スライスのステップ・サイズは、20nmより小さく、約10nmであることが好ましい。当業者なら、プロセスの展開のために、粗さのより精確な特徴付けが必要であることを理解するであろう。その結果、プロセスの展開の応用分野では、小さいステップ・サイズがより適切である。しかし、プロセスの監視については、より大きな領域にわたって数スライスが十分である可能性がある。フィーチャは、通常、1μmから2μmの長さにわたってサンプリングされるが、より大きいまたはより小さい距離を使用することができる。
スライスおよび撮像が、フィーチャの望ましい長さについて完了した後、ステップ322において、SEM像は、各データ点間の距離および標準の適切な軸を測定することによって、各断面像の上の各指定データ点の位置を計算するために使用される。
ステップ324において、SEM像は、各断面上において任意の望ましい限界寸法(CD)を測定するために使用される。最後に、ステップ326において、すべての断面のCDおよび/または位置データは、各望ましい表面について統計的粗さの値を計算するために、組み合わされて使用される。粗さが許容可能な限界内にあるかをより迅速に判定するために、2乗平均の粗さ、ピークから谷の高さ、ピーク間の粗さ、フーリエの方法によって決定される空間周波数、または粗さの配向を含むフィーチャ表面を特徴付ける目的で、データを使用して、いくつかの既知の粗さパラメータのいずれかを生成することができる。各像の寸法は、容積、最大幅、最大深度、テーパ角度など、単一像からは入手できない3次元情報を決定するように組み合わせることもできる。次いで、望ましくないLERおよび/または線幅の変化を軽減するために、定量化された特性を使用して、関連するリソグラフィ・プロセスを精巧にすることが可能である。フィーチャの表面テキスチャの完成3次元プロファイルも生成することができ、これは、しばしば領域粗さと呼ばれる。
当業者なら、図3に示されるプロセス・ステップのいくつかは、同時にならびに順次実施することができることを理解するであろう。例えば、SEM像は、断面のすべてがミリングおよび撮像された後ではなく、各像が取り込まれる際に、寸法および粗さを計算するために使用することができる。
本発明による3次元粗さを測定する方法の全体的なスループットは、通常、第1断面を暴露および測定するために5から7分、次いでその後の各スライスについて1から1.5分である。断面あたりのスライスの数およびデータ点の数など、収集されたデータの量に応じて、データを処理し、望ましい粗さパラメータを計算するために、さらに時間が必要になる可能性がある。
図4Aおよび4Bは、本発明による標準に対してどのようにデータ点が測定されるかを示す。図4Aは、視野内にあるが、対象フィーチャから離れている位置においてミリングされた標準404を有するトレンチ402の上から下へのFIB像を示す。図4Bは、線410に沿ってミリングされたトレンチ402の断面のSEM像を示す。4BのSEM像は、当技術分野において周知であるように、自動メトロロジ・ソフトウエアを使用して分析することができる。トレンチの縁におけるコントラスト(電子強度の変化)に基づいて縁の位置を割り当てるために、アルゴリズムが使用される。同様に、好ましくは縁の位置を決定し、縁間の中間において標準軸を画定するためにそれらの位置を使用することによって、標準の位置も決定される。これらの決定が行われた後、データ点D1、D2、およびD3間の距離ならびに標準軸406および408について、値を収集することができる。
3つのデータ点のみが図4Bに示されているが、任意の望ましい数のデータ点を測定することができる。当業者なら、必要なデータ点の数は、データ点がプロセスの展開またはプロセスの監視に使用されているかなど、いくつかの因子によることを理解するであろう。プロセスの展開中、フィーチャをより精確にプロファイルすることができるように、より多くのデータ点が使用されることが好ましい。通常、プロセスの展開中、特定の対象フィーチャのいくつかのサンプルが、わずかに異なるパラメータを使用して製造される。これらのサンプルのそれぞれの表面粗さ、または可能であれば3次元フィーチャの分析により、製造プロセスを最適化することが可能になる。
例えば、4つの異なるサンプルが、図5Aから8Aに示されている。各サンプルは、トレンチの下部の上に異なるタイプまたは程度の表面粗さを有する。図5Aは、大きな空間周波数での非配向粗さを有するトレンチ下部504を示す。図6Aは、小さい空間周波数での非配向の粗さを有するトレンチ下部604を示す。図7Aは、水平配向粗さを有するトレンチ下部704を示す。そして図8Aは、垂直配向粗さを有するトレンチ下部804を示す。これらの4つのサンプルにおいてトレンチ下部の3次元粗さを決定することは、製造プロセスの最適化に役立つ。この非常に簡単な例において、図5Aは、トレンチ下部に沿った最小の表面粗さを示す。結果として、製造プロセスは、図5Aに示されるトレンチを製造するために使用されるパラメータに従うはずである。
しかし、プロセスの監視は、フィーチャについて3次元粗さを十分に特徴付けるために、より少ないデータ点を必要とすることが可能である。プロセス監視ステージにおいて、プロセスの変化、および結果として生じることがある寸法の逸脱に感応するパラメータは、プロセスの展開において識別されている。したがって、本発明を使用するプロセスの監視は、通常、より少ない断面および各断面について比較的少数のデータ点を必要とする。必要とされる正確な数は、所与の製造プロセスについて、どのような種類の寸法逸脱を予期することができるかによる。
例えば、図5Bから8Bは、対応する図5Aから8Aに示されるトレンチの3つの断面プロファイルを示す。図5Bに示される断面プロファイル(506、507、および508)が、望ましいまたは最適な構造を表す場合、および予期されるプロセス変形のタイプが、図6Bに示される断面プロファイルを有するトレンチ(606、607、および608)を生成することができる場合、トレンチ・フロアの上の1つのデータ点では、所与のサンプルが図5Aまたは図6Aのようなトレンチ・フロア粗さを有するかを判定するのにおそらくは十分ではない。
図6Bの断面プロファイルに示されるように、図6Aに示されるトレンチの下部は、各断面にわたるトレンチ下部の表面についてある程度の変化を有する。また、各断面間にある程度の変化も存在する。この場合、各断面についてトレンチ下部に沿って2つまたは3つのデータ点を測定することが十分である可能性がある。これは、変化の程度のあらゆる著しい増大を検出するのに十分であるはずである(サンプルが、図5Aのようではなく、図6Aのように見え始めたときのように)。
同じことが、所期のプロセス逸脱が図8Aに示されるようなトレンチ下部を生成することができる場合に当てはまる。図8Bの断面プロファイル(806、807、および808)において見られるように、図8Aに示されるトレンチの下部は、各断面にわたるトレンチの下部の表面についてより著しい程度の変化を有する。しかし、各断面間の変化は非常に小さい。その結果、図8Aおよび8Bに示される粗さの種類および程度の展開は、各断面の下部に沿ってより多くのデータ点を必要とする可能性があるが、より少ないスライス(断面間のより長い距離)を必要とすることが可能である。
異なる状況が、図7Aおよび7Bに示される。図7Aは、水平配向粗さを有するトレンチ下部を示す。図7Aに示されるトレンチが、本発明により断面化されて測定される場合、1つのデータ点のみが、このタイプの粗さの増大を監視するのに十分である可能性がある。図7Bの断面プロファイル706、707、および708において見られるように、粗さは、断面にほぼ平行に配向されるので、トレンチ下部に沿った複数のデータ点は、ほぼ同じ値を有し、一方、異なる断面上のデータ点は、粗さ周波数に対する断面の位置に応じて劇的に異なる。
図9Aは、本発明の一実施形態により断面化されて測定された線のSEM像である。図9Aにおいて、対象フィーチャ920は、FIBミリング中に線960を保護するために保護層で覆われた導電線960を備える。標準940は、この場合簡単なトレンチであり、視野内でミリングされた。多くの場合、好ましい標準は、x方向およびy方向の両方において基準を提供する。しかし、この簡略化された例では、測定は、1つの識別可能な軸のみを有する標準を使用することができるように、1つの軸においてのみである。図9Aにおいて、フィーチャの断面は、断面の線1に沿って暴露されている。断面の線2から8は、暴露および測定されるその後の断面の位置を示す。
通常、FIBミリングは、FIBがどこに向けられるかを決定するユーザ確定仮想「ミル・ボックス」(図示せず)によって達成される。本発明によれば、シーケンスの第1断面が暴露されるとき、ミル・ボックスの高さ(y軸に沿う)は、必要なミル深度より大きいことが好ましい。これにより、傾斜SEMが、断面全体および標準を撮像することが可能になる。(電子ビームが断面に対してある角度に配向される場合、像はゆがむが、周知のソフトウエアを使用することにより像を補正することができる)。その後の断面cs2からcs8について、ミル・ボックスの高さは、望ましいスライスのステップ・サイズ(断面間の距離)に等しい。
図9Aに示されるSEM像から、線960の右縁964および左縁962が識別される。標準940の中心軸941も特定される。図9Bは、縁の決定においてSEM像が使用される方式を示す。SEM像982は、標準のSEM像の一部である。波形980は、SEM像982の画素の各カラムについてのグレイスケール平均のグラフ表示である。フィルタ射影984は、波形980のグレイスケール平均の微分関数のグラフであり、グレイ・スケールが明から暗または暗から明に移行しているかに応じて、最大値または最小値として標準縁を示す。したがって、標準の縁におけるコントラストは、縁の位置を割り当てるために使用され、次いで、それらの縁間の中点が決定される。
SEM像から、断面の寸法も、対象の構造の2つの縁の位置を決定する同様のアルゴリズムを使用することにより、同様に決定することができる。例えば、フィーチャの幅を決定するために、アルゴリズムを使用して、構造の縁におけるコントラストに基づいて縁の位置を割り当て、それらの縁間の距離を決定する。同様の方式で、各縁と標準の、以前に決定された中点との距離を測定して表にすることによって、右縁および左縁の両方の粗さを決定することができる。図9Aに示されるように、この例では、線960の幅は、0.164μmであると計算され、線960の左縁と標準の中心軸941との距離は、0.429μmであり、線960の右縁と標準の中心軸941との距離は、0.265μmである。当業者なら、線の壁に沿って複数の高さにおいて測定値を計算することによって、線の幅および粗さのさらにより正確な特徴付けを得ることができることを理解するであろう。
図9Aに示される断面が撮像された後、線2に沿った新しい断面が、FIBミリングによって暴露され、撮像される。上述されたプロセスは、各断面cs2からcs8について繰り返される。すべての望ましい断面からのデータは表にされ、例えばコンピュータ・メモリに記憶される。
断面cs1からcs8のデータ(μm単位)が、以下の表1において示される。各断面cs1からcs8について、以下の表1は、CD測定(この場合は線の幅)および各フィーチャ縁(右および左)から標準軸までの距離を示す。フィーチャを特徴付けるために、このタイプのデータを使用して、いくつかの既知の粗さパラメータのいずれかを生成することができる。例えば、表1は、CD測定ならびに右縁および左縁と基準との距離について、平均および3シグマ(標準偏差の3倍)値をも示す。各断面の右側壁および左側壁の公称粗さ値が、全断面の平均から、各側壁から基準までの距離を減算することによって計算される。平均および3シグマ値は、公称粗さ値についても計算される。
Figure 0005694626
図10は、32のデータ点において測定されたトレンチ・フロアの断面を示す。この程度の詳細が、例えば、図7Aおよび7Bに示されるタイプの欠陥が予期されるプロセスの展開中またはプロセスの監視において、望ましいとすることができる。このSEM像では、測定される実際の表面は、この場合はトレンチ・フロアであり、より明るい材料1002とより暗いフィーチャ材料1004との間の境界面1006である。線1008は、標準のy軸を表す(図9Aに示される標準のx軸と同様)。矢印によって示される各データ点について、その点における境界面1006と標準(図示せず)のy軸1008との間の測定値(ミクロン単位)を含むボックスが存在する。標準軸とこれらのデータ点のそれぞれにおける材料境界面との距離(この場合は高さの差)は、断面にわたって粗さを計算するために使用することができる。このデータは、フィーチャの3D粗さをより良好に特徴付けるために、複数の断面からのデータと組み合わせることができる。
本発明およびその利点が詳細に記述されたが、添付の請求項によって確定される本発明の精神および範囲から逸脱せずに、本明細書において記述された実施形態に対して、様々な変更、代用、および修正を行うことができることを理解されたい。さらに、本出願の範囲は、本明細書において記述されたプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、およびステップの特定の実施形態に限定されることを意図するものではない。当業者なら、本発明の開示から、本明細書において記述された対応する実施形態とほぼ同じ機能を実施する、またはほぼ同じ結果を達成する既存の、または後に開発されるプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップが、本発明により使用されることが可能であることを容易に理解するであろう。したがって、添付の請求項は、そのようなプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップなどを範囲内に含むことを意図する。
各線の側壁および上部の上の縁粗さを示す線101および102の断面の概略図である。 側壁および各線の上部の上の縁粗さを示す線101および102の断面の概略図である。 異なるタイプの線縁粗さを示す線の縁の概略図である。 異なるタイプの線縁粗さを示す線の縁の概略図である。 本発明の一態様を実施するために使用される通常の2重ビームFIB/SEMシステム20を示す図である。 本発明の1つの好ましい実施形態による3次元粗さを測定するステップを示すフローチャートである。 視野内にあるが、対象フィーチャから離れている位置においてミリングされた標準を有するトレンチのトップダウンFIB像を示す図である。 図8Aのトレンチの断面のSEM像を示す図である。 大きな空間周波数での非配向粗さを有するトレンチ下部を示す図である。 図4Aに示されるトレンチの3つの重なる断面プロファイルを示す図である。 小さい空間周波数での非配向粗さを有するトレンチ下部を示す図である。 図5Aに示されるトレンチの3つの重なる断面プロファイルを示す図である。 水平配向粗さを有するトレンチ下部を示す図である。 図6Aに示されるトレンチの3つの重なる断面プロファイルを示す図である。 垂直配向粗さを有するトレンチ下部を示す図である。 7Aに示されるトレンチの3つの重なる断面プロファイルを示す図である。 本発明の一実施形態によるいくつかのデータ点において断面化され、測定された導電線のSEM像を示す図である。 SEM像を縁決定においてどのように使用することができるかを示すグラフである。 トレンチ・フロアの断面にわたるいくつかのデータ点を示す図である。
符号の説明
1、2、3、4、5、6、7、8 断面線
20 通常の2重ビームFIB/SEMシステム
101、102、103、104 線
106 破線
108、110 粗さ
120 左縁
122 右縁
124 左縁
126 右縁
130、131 点
200 集束イオン・ビーム・システム
211 排気エンベロープ
212 上部ネック部分
214 イオン源
216 集束カラム
218 イオン・ビーム
220 偏向プレート
222 サンプル、加工品
224 可動X−Yステージ
226 下方室
228 イオン・ポンプ
230 ターボ分子および機械ポンピング・システム
232 真空制御装置
234 高電圧電源
236 増幅器
238 パターン生成装置
240 荷電粒子倍率器、2次電子検出器
241 走査電子顕微鏡
242 増幅器
243 信号プロセッサ・ユニット
244 モニタ
245 電源および制御ユニット
246 気体射出システム
250 電子ビーム
252 カソード
254 アノード
256 凝縮レンズ
258 対物レンズ
260 偏向コイル
262 後方散乱電子検出器
402 トレンチ
404 標準
406、408 標準軸
410 線
D1、D2、D3 データ点
504、604、704、804 トレンチ下部
506、507、508 断面プロファイル
606、607、608 断面プロファイル
706、707、708 断面プロファイル
806、807、808 断面プロファイル
920 対象フィーチャ
940 標準
941 中心軸
960 導電線
962 左縁
964 右縁
980 波形
982 SEM像
984 ろ過射影
1002 より明るい材料
1004 より暗いフィーチャ材料
1006 境界面
1008 標準のy軸

Claims (18)

  1. フィーチャの3次元粗さを決定する方法であって、
    (a)集束イオン・ビームを基板に向かって導き、前記フィーチャの第1断面を暴露させることと、
    (b)暴露された前記第1断面における前記フィーチャの1つまたは複数の縁位置を測定することと、
    (c)前記第1断面とは異なる位置に、前記フィーチャの新たな断面を暴露するために前記集束イオン・ビームを導くことと、
    (d)前記新たな断面における前記フィーチャの1つまたは複数の縁位置を測定することと、
    (e)ステップ(c)および(d)を繰り返すことと、
    (f)複数の前記断面において測定された前記縁位置から、前記フィーチャの3次元粗さを計算することとを備える方法。
  2. 前記フィーチャの3次元粗さを計算することが、線幅粗さを計算することを備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記フィーチャの3次元粗さを計算することが、縁粗さを計算することを備える請求項1に記載の方法。
  4. 新たな断面を暴露する都度そのために前記イオン・ビームを導く前に、前記イオン・ビームの位置合わせをするために前記イオン・ビームを標準マークに導くことをさらに備える請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記新たな断面における前記フィーチャの1つまたは複数の縁位置を測定することが、前記新たな断面の電子ビーム画像を得るために前記新たな断面に向かって電子ビームを導くことを備える請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記新たな断面の電子ビーム画像を得るために前記新たな断面に向かって電子ビームを導くことが、前記新たな断面の前記電子ビーム画像を得る前に電子ビームの位置を正確に示すために前記電子ビームを標準マークに向かって導くことを備える請求項5に記載の方法。
  7. 前記フィーチャの新たな断面を暴露するために前記集束イオン・ビームを導くことが、前記集束イオン・ビームを配置するための基準点としての標準マークに向かって前記集束イオン・ビームを導くことを備える請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記イオン・ビームおよび前記電子ビームを位置合わせするための基準点として使用する標準マークをミリングすることをさらに備える請求項5または6に記載の方法。
  9. 前記標準マークをミリングすることが、識別可能な固有のフィーチャを有する標準マークをミリングすることを備える請求項8に記載の方法。
  10. 前記フィーチャの新たな断面を暴露するために前記集束イオン・ビームを導くことが、前記第1断面とは20nm未満異なる位置に新たな断面を暴露するために前記集束イオン・ビームを導くことを備える請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記第1断面から1μmから2μmだけ位置が異なる断面をミリングするまで前記ステップ(c)および(d)を繰り返す請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 少なくとも2つの実質的に平行な標準表面について縁位置を決定し、これら2つの標準表面間の中間において線を画定することによって、前記イオン・ビームを位置合わせするために標準マークを使用することをさらに備える請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記新たな断面における前記フィーチャの1つまたは複数の縁位置を測定することが、構造の縁における前記電子ビーム画像の輝度の差に基づいて縁位置を割り当てることを備える請求項5または6に記載の方法。
  14. 前記複数の断面において測定された前記縁位置から、前記フィーチャの3次元粗さを計算することが、対象の構造の2つの縁位置を決定し、それらの縁間の距離を決定することを備える請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 3次元粗さを計算することが、2乗平均の粗さ、ピークから谷の高さ、ピーク間の粗さ、空間周波数、または粗さの配向を計算することを備える請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 3次元粗さを計算することが、前記フィーチャの表面に平行な標準軸と複数の前記縁位置との間の距離の標準偏差を計算することを備える請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記標準マークが、測定されるフィーチャ表面にそれぞれが実質的に平行な少なくとも2つの標準軸を有する請求項6〜8のいずれかに記載の方法。
  18. 前記標準マークは、前記断面に垂直な面であって加工品の表面にある請求項6〜8、17のいずれかに記載の方法。
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