JP5694605B2 - マルチモード通信用光受信機 - Google Patents

マルチモード通信用光受信機 Download PDF

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Description

本発明は、複数の伝搬モードをサポートする導波路を使用する光通信システムの技術分野に関し、詳細には、このようなシステムに適した光受信機に関する。
長距離光伝送システムの能力をさらに高める可能性のある抜本的な解決策は、光ファイバ中で複数の空間伝搬モードを利用することである。このようなモード分割多重化により、多入力多出力(MIMO)伝送が可能になる。WOA2010/151432は、このような光マルチモード伝送システムの例を開示している。光マルチモード伝送システムでは、異なる空間モードは、それぞれ異なる伝搬定数を有し、ある時間遅延を伴って受信側に到達する。この遅延は、伝送距離および差動モード群遅延(DMGD)の関数になる。長距離適用例では、このような遅延は、従来のデジタル信号プロセッサの処理深さ能力を超える可能性がある。
国際公開第2010/151432号
一実施形態では、本発明はマルチモード通信用の光受信機を提供し、この光受信機は:
マルチモードリンクの遠隔点で個別に変調された複数のモード成分を含む光信号を伝搬するように構成されているマルチモードリンクに接続された入力部、および複数の出力ラインを有するモードデマルチプレクサであって、光信号のモード成分のそれぞれを実質的に複数の出力ラインのうちの選択された1つに結合するように構成されるモードデマルチプレクサと、
同相成分および直交位相成分をそれぞれ含む1組の電気デジタル信号を生成するように複数の出力ラインにそれぞれ接続された複数のコヒーレント光検出器と、
選択された遅延時間を対応するモード成分のそれぞれに与えるように複数の出力ライン上に配置された、独立して調整可能な複数の光遅延デバイスと、
マルチモードリンクのモード混合特性を逆にすることによって、デジタル信号を処理してそれぞれのモード成分の個別の変調を回復するように構成された信号処理デバイスとを備える。
諸実施形態によれば、このような受信機デバイスは、以下の特徴のうちの1つ以上を備えることができる。
一実施形態では、調整可能光遅延デバイスが、それぞれの長さのものが並列に接続された1組の光ファイバを含む遅延モジュールと、並列に接続された光ファイバのうちの選択された1つに、出力ライン内を伝搬する光信号を通過させるように構成された光スイッチとを備える。
一実施形態では、第1の組のファイバの長さは、基準長の連続的な整数倍である。
一実施形態では、基準長は、信号処理デバイスの最大処理深さに実質的に対応する。
一実施形態では、調整可能光遅延デバイスは、それぞれの長さのものが並列に接続された第2の組の光ファイバを含む第2の遅延モジュールと、並列に接続された光ファイバのうちの選択された1つに、第1の遅延モジュールから来る光信号を通過させるように構成された第2の光スイッチとをさらに備え、第2の組のファイバの長さは、第1の組のファイバの整数の乗数倍の長さに等しい。
一実施形態では、整数の乗数は、第1の組のファイバの数に実質的に等しい。
一実施形態では、出力ラインおよび光遅延デバイスはシングルモード光ファイバを備える。
一実施形態では、光受信機はさらに、調整可能光遅延デバイスを調整するための遅延制御モジュールを備え、この遅延制御モジュールは:
光信号のモード成分のそれぞれに対する粗い補償遅延時間を、モード成分と基準の間の差動モード遅延に関する遅延データおよびマルチモードリンクに使用される光ファイバの長さに関する長さデータに応じて決定すること、ならびに
モード成分に対して決定された粗い補償遅延時間に応じて、モード成分に対応する調整可能光遅延デバイスを調整することができる。
一実施形態では、粗い補償遅延時間は、モード成分の伝搬時間と基準の伝搬時間との間の差を補償するものである。
一実施形態では、遅延制御モジュールはさらに、データ収納部から遅延データおよび長さデータを取り出すことができる。
一実施形態では、データ収納部は、光受信機が設置されている光ネットワークの複数のリンクに対応する長さデータおよび遅延データを備え、遅延制御モジュールは、マルチモードリンクのリンク識別子に応じて遅延データおよび長さデータを取り出すことができる。
一実施形態では、遅延制御モジュールは:
コヒーレント光検出器における光信号のモード成分のそれぞれの残留遅延時間を決定すること、および
モード成分に対して決定された残留遅延時間に応じて、モード成分に対応する調整可能光遅延デバイスを調整することができる。
一実施形態では、残留遅延時間を決定することは、モード成分から回復されたデジタルストリームと、別のモード成分から回復されたデジタルストリームとの間の相互相関関数を最適化することを含み、両方のモード成分は、同じ学習シーケンスを用いて最初に変調されたものである。
一実施形態では、遅延制御モジュールはさらに、残留遅延時間に応じてモード成分の更新遅延データを決定すること、およびその更新遅延データをデータ収納部にアップロードすることができる。
一実施形態では、信号処理デバイスは、調整可能な遅延時間をデジタル信号成分に与えるために、それぞれのデジタル信号成分と関連付けられたそれぞれの調整可能デジタル遅延ラインを備え、遅延制御モジュールはさらに、対応するモード成分に対して決定された残留遅延時間に応じて、デジタル信号成分と関連付けられた調整可能なデジタル遅延ラインを調整することができる。
本発明の諸態様は、光ファイバの低次モード(例えばLP01、LP02、およびLP11)の差動モード群遅延(DMGD)が、基本モードに関して約6.1ps/nm、0.73ps/nmおよび0.5ps/nmになり得るという観測に由来する。距離が1000kmの伝送後で、約6.1μs、0.73μsおよび0.5μsのモード遅延が累積する。例えば100Gb/sでPDM−QPSK変調を用いた非常に高速の伝送では、累積遅延はそれぞれ、170,800シンボル、20,440シンボル、および14,000シンボルに相当する。このような非常に大きな値は、従来のデジタル信号処理ユニットでは補償することができない。
本発明の諸態様は、集中リニアモード結合が、光ファイバ中の非線形現象によって、ならびに使用されるモードマルチプレクサおよびデマルチプレクサの非理想的な挙動によって、マルチモード通信システム内に誘発され得るという観測に由来する。したがって、生じる障害、すなわちモード間のクロストークを軽減する等化のためにジョイントデジタル信号処理が必要になる。しかし、DSP内のジョイントデジタル信号処理では、信号遅延がDSPの利用可能処理深さを大きく超える場合に等化を実現することができない。
本発明は、少なくともデジタルFIR等化器の能力を超える程度に差動モード群遅延を補償する光DMGD補償器を使用するという発想に基づく。本発明の諸態様は、光受信機内のいくつかの層において、例えば光学層および電子層においてDMGDを補償するという発想に基づく。
本発明の上記および他の態様は、図面に関連して、以下で例示的に説明される諸実施形態を参照することにより明らかになり解明されよう。
本発明の諸実施形態を使用できる光通信ネットワークの機能図である。 一実施形態による光受信機の機能図である。 図2の光受信機に使用できる調整可能遅延デバイスの機能図である。 一実施形態による、図2の光受信機に使用できる信号処理ユニットの機能図である。 別の実施形態による、図2の光受信機に使用できる信号処理ユニットの機能図である。
図1は、複数のノードAからGと、ノードAからGを相互接続する複数のマルチモード光リンク1−9とを含む光ネットワーク10の概略図である。マルチモード光リンク1−9は、使用される搬送波周波数範囲で多重モードをサポートする導波路、例えばマルチモードファイバ(MMF)または数モードファイバ(FMF)で作られている。本明細書では、FMFは、対象の搬送波周波数範囲内に10個までの横モードを有するファイバを指す。示されているノードの数、リンクの数およびトポロジは、純粋に例示のためのものである。
空間モード分割多重化は、隣接ノード間または非隣接ノード間で同一光ファイバを介して多重変調光信号を伝送するための、ネットワーク10で使用できる技法である。この目的のために、モードマルチプレクサが光通信路の一方の端部に使用されて、多重変調光信号が光ファイバのそれぞれの空間モードに結合される。逆に、通信路の他方の端部にはモードデマルチプレクサが使用されて、光通信路を通って伝搬した多重空間モードがそれぞれの出力部に結合される。しかし、伝搬時のモード間クロストークにより、このようなモードデマルチプレクサは、元の変調信号を復号化のために十分な品質で回復するには不十分な場合がある。
図2を参照して、空間モード分割多重化を用いて伝送された光信号の受信を改善するのに使用できる光受信機構成20を次に説明する。
光受信機構成20は、マルチモード光リンク22に接続されている入力部を含む光モードデマルチプレクサ21を含み、マルチモード光リンク22を介して復号されるべき信号が受信され、複数の出力部がそれぞれのシングルモード光ファイバ231から234に接続される。光モードデマルチプレクサ21は、マルチモード光リンク22を介して受信したマルチモード光信号のモード成分のそれぞれをファイバ231から234のうちのそれぞれ1つに選択的に結合するように動作する。図2の説明的な実施形態では、このようにして4つの空間モードを分離することができる。「ファイバ231から234のうちの1つに選択的に」とは、モードデマルチプレクサ21の出力部において1つのシングルモードのファイバが、マルチモードリンク22の光モードのうちの1つから主として(例えば90%超)来るエネルギーを受け取ることを意味する。出力ファイバ231から234内で伝搬する光信号は、以下の説明で「モード信号」と呼ばれる。
それぞれの出力ファイバ231から234は、それぞれのモード信号をそれぞれの遅延時間だけ遅らせるための、独立して調整可能な遅延ライン241から244を備える。遅延ライン241から244の遅延時間は、光路の一方の端部のモードマルチプレクサと光路の他方の端部のモードデマルチプレクサとの間のマルチモードリンク内で伝搬中に生じた遅延を補償するように、それぞれの空間モードの差動モード群遅延(DMGD)に応じて設定される。遅延ライン241から244は、以下の説明では一括して光DMDG補償器24と呼ばれる。
点線で示された遅延ライン241は、最も遅いモードで伝搬した信号を光受信機構成20でさらに遅らせる必要がないので、一実施形態では除去されてよい。すなわち、遅延ライン242から244は、通信に使用された最も遅い、出力ファイバ231に結合されているモードとの実質的な同期を回復するようになされたある量だけ、各遅延ラインで受け取るそれぞれのモード信号を遅らせるように設定することができる。
それぞれのコヒーレント受信機251から254が、それぞれのモード信号を電気信号に変換するために、各出力ファイバ231から234に接続される。コヒーレント受信機251から254はそれぞれ、検出されるモード信号の振幅と位相の両方を表わす同相信号および直角位相信号を生成する。図示されていないアナログ−デジタル変換器もまた、それぞれの電気信号をデジタル信号プロセッサ26に供給するために設けられる。
偏光分割多重化(PDM)を用いる通信に適した一実施形態では、各コヒーレント受信機は、単一のモード信号から4つの電気信号が生成されるように、モード信号の2つの偏光成分を別々に検出する。PDM用のコヒーレント受信機は、当技術分野でよく知られている。
デジタル信号プロセッサ26は、電気信号を等化するように、かつ最初にそれぞれのモード成分に変調されたデータを復号するように動作する。特に、DSP 26での信号処理は、残留色分散、および光DMDG補償器24の後で残ることがある残留DMGDを補償するのに役立つ。調整可能なバッファおよびFIRフィルタをこの目的に使用することができる。しかし、バッファおよびFIRフィルタで得られる補償量は、ハードウェアの制約から無限に増やすことができないタップの数によって制限される。結果として、光DMDG補償器24の設定は、残留DMGDがDSPによって処理可能な量にとどまるように、十分に正確でなければならない。
図2の実施形態では、2層のDMGD補償が実施される:
− DSP層では、1シンボル期間T未満からおよそ1000Tまで正確に遅延を補償することができる。
− 光受信機構成20内の光DMDG補償器24では、約1000TのステップSで0Sから256Sまたは1024Sまで遅延を補償することができる。
図3を参照して、光DMDG補償器24を実施するのに適した調整可能遅延ライン240の一実施形態を次に説明する。
図3の調整可能遅延ライン240は、M個のブロック30の連鎖を備える。各ブロック30は、長さが異なるシングルモード光ファイバのN個のスプール33を接続する1対の1×Nスイッチ31とN×1スイッチ32を含む。MおよびNは整数を意味し、その値は実施要件に応じて選択することができる。
例示の目的で、一実施形態では以下の数値を選択することができる。単位補償遅延時間S(例えばS=1000T)は、32Gボーのシンボル速度では約33nsになる。結果として、Sを補償するのに必要な単位SMF長はL=6.25mになる。一例として、表1は、ファイバ33からなるN=4個のスプールをそれぞれが備える、M=4個のブロックを用いた一実施形態のそれぞれのSMF長を示す。
この実施形態では、4×4個の遅延ライン240は、0mからLに等しい各増分によって1593.75mまでの範囲の長さを有するファイバからなる256個のセグメントを形成するように選択的に構成することができる。最大補償遅延時間は、Dmax=7968nsになる。この遅延時間は、900kmを超えるマルチモード伝搬後のワーストケースシナリオの典型的な遅延時間である。
図2に戻ると、DSP 26は、矢印27で示されるように、光DMGD補償器24を自動的に構成する機能を備えて設計することができる。この目的のために一実施形態では、DSP 26は遅延制御モジュール28を備え、このモジュールは、各モード信号のDMGDを光路の物理的パラメータ(長さおよびファイバの種類)およびモード成分の物理的パラメータ(群速度)に応じて推定し、その推定された遅延時間と相関して各遅延ラインを調整する。対応する物理的パラメータは、データベース50に記憶することができ、このデータベースから必要に応じ遅延制御モジュール28によって取り出される。
一実施形態では、データベース50は、静的遅延情報を含むルックアップテーブルを備える。ルックアップテーブルは、以下の情報を含むことができる:
− 各リンクのスパン長、
− 各スパンについての利用可能なモードの識別情報、
− 各スパンについての各モードのモード遅延値。
表2は、ネットワーク10の場合での、このようなルックアップテーブルの実現可能な態様を示す。各スパンは、図1および表2の第1列に示されたスパン指標で識別される。表2の物理データは、ファイバ製造者および/または実験的特性評価から得られる理論値を入れることによって初期化することができる。
このデータを使用して、受信機構成20で受信されたモード信号間のそれぞれの遅延時間を、ネットワーク中の光路についての予備知識に基づいて遅延制御モジュール28で計算することができる。このような知識は、制御プレーン機構があるために得ることができ、例えば、LSPデータを含むGMPLSトラフィックエンジニアリングデータベースから取り出すことができる。このような計算の原理は、以下の例示的な実施例でより明らかになろう。
例1:2つの変調光信号が、2つのモードLP01およびLP11でノードAからノードGまで伝送される。両モードが、スパン1および6をこの順序で伝搬する。2つのモード間に生じる遅延は(表2参照):
(50×4.25+80×2.5)=412.5ns
例2:3つの変調光信号が、3つのモードLP01、LP11およびLP02でノードAからノードGまで伝送される。すべてのモードが、スパン1、5および9をこの順序で伝搬する。というのは、スパン6を通るルートが、例えばモードLP02をサポートしていなく、利用可能でないからである。
LP11で生じる遅延は(表2参照):
(50×4.25+50×4.25+60×4.22)=678.2ns
LP02で生じる遅延は(表2参照):
(50×6.32+50×6.28+60×6.31)=10008.6ns
一実施形態では、遅延制御モジュール28はまた、矢印29で示されるように、データベース50内のルックアップテーブルを更新する更新機能を実行することができる。表2のデータは、いくつかの方法で更新することができる。
一実施形態では、DSP 26は、あらかじめ知られているトレーニングシーケンスを受け取ると、アルゴリズムを用いて物理的パラメータを決定する。この目的には任意の変調フォーマットを使用することができる。データ支援アルゴリズムを使用するこのような更新は時々、例えば週に1度または月に1度、関連パラメータの変動の時間スケールに応じて実施される。
適切なデータ支援アルゴリズムの一例として、DSP 26は次のように進むことができる:同一トレーニングシーケンスのいくつかのインスタンスが、別々の伝搬モードを使用して1つのマルチモードスパンを通じ同時に伝送される間、DSP 26は、DMGD補償器24において加えられる光遅延を、対応する復号シーケンス間の相互相関関数が最適化されるまで、すなわち最大相関が得られるまで変える。
上記の解決策は、静的または準静的伝搬遅延を補償する基礎として、どのモード信号もすべて個別に検出および復号ができるのに十分な程度に用いることができるが、DSP 26は、適応ブラインドリアルタイムアルゴリズムによって微調整を行うようにさらに強化して動作を改善することもできる。
静的に決定された値付近のDMGD変動が、短い時間枠中で非常に小さいままであるはずということを確認されたい。例示として、変動の大きさは以下のように推定することができる。色分散は、ファイバの典型的な20ps/nm/km色分散値に対し、1秒間に約0.005ps/nm/km、すなわち2000kmについて10ps/nmだけ、すなわち総分散値の1/4000だけ変動する。
約5ns/kmのDMGD値では、同じ1/4000の変動比で1.25ps/kmの変動の大きさになる。28Gボーでは、これはファイバの20−30kmごとにほぼ1シンボルということに相当する。海底での最大伝送距離が約12,000kmであるので、この距離に対応する最大変動幅は約600シンボルまでとなる。
このような大きさのDMGD変動を補償するために、適応アルゴリズムをDSP 26によって実行することができる。適応アルゴリズムは、以下の原理に基づいてよい。
− 異なるモードで伝送される諸信号が通常、モード分割多重化の原理により送信機側で独立している一方で、受信機側の遅延補償では、両方向でモード間のクロストークを補償しなければならない。クロストークにより1つのモード信号が別のモード信号に「足跡」を付けることになり、その結果、諸モード信号が相互に関連するようになる。
− 適合アルゴリズムは、ルックアップテーブル内に見出される粗い遅延値付近で補償遅延時間を変えながら、2つのモード間の相互相関関数を最大化するように働く。
− 例えば、適合アルゴリズムは、以下の関数を長さTのデータのブロックについて最大化するように働く:
Figure 0005694605
式(1)で:
− SLPmnおよびSLPklは、モードLPmnおよびLPklに対応する入力モード信号を示し、この入力モード信号は、ルックアップテーブルによって決定された粗い値で最初に設定されたDMGD補償器24によってすでに補正されたものである。
− 相互相関関数の最大限における変数tの値は、最適化遅延時間に対応する。
上記のように、光DMGD補償器24によって与えられる遅延時間は、十分に大きくすることが可能な単位補償遅延時間によって調整することができる。光DMGD補償器24の下流のモード信号間で与えられたより細かい補償遅延時間、DSP 26はさらに、各検出信号用の調整可能な電子バッファを備えることもできる。このようなバッファは、モード信号間の残留DMGDを微細に回復するために、調整可能デジタルDMGD補償器として動作させることができる。このようなデジタルDMGD補償器を備えるデジタル信号処理デバイスの諸実施形態を次に、図4および図5を参照して説明する。
図4を参照すると、図2の要素と同じまたは類似の要素は、同じ数字が300だけ大きくされたもので示されている。
デジタル信号プロセッサ326は、PDM変調信号の両偏光成分の同相成分および直交位相成分を受信するのに適している4ライン入力部51を各検出モード信号用に備える。4ライン入力部51は、デジタルバッファでできている調整可能デジタルDMGD補償器52に接続され、この補償器は、矢印53で示されるようにDMGD計算モジュール328によって制御される。調整可能デジタルDMGD補償器52は、固定または適応FIRフィルタとして実施できる色分散(CD)補償ブロック54に接続される。CD補償ブロック54の出力部の加算器ブロック55は、処理されるモード信号の各偏光成分に対応する2つの複合デジタル信号を再構成するように動作し、この複合信号をMIMOモジュール56に供給する。
MIMOモジュール56は、光路のモード混合マトリクスを逆にすることによって、モード信号を(またPDM伝送の場合にはその偏光成分も)デジタル領域で等化および分離するように動作する。これは、定モジュールアルゴリズム(constant module algorithm)(CMA)などのブラインド適応アルゴリズムを使用する1組の適応FIRフィルタとして実施することができる。
MIMOモジュール56の下流で、処理連鎖は、搬送波の周波数および位相を回復するための搬送波周波数および位相推定モジュール57と、光補償器24およびデジタル補償器52によって補償されなかった残留DMGDを推定するDMGD推定ブロック58と、場合によってFEC復号を含んでデータストリームを復号するシンボル識別ブロック59とを備える。
DMGD推定ブロック58は、光補償器24およびデジタル補償器52内の補償値セットに対して実際のDMGDの偏差のリアルタイム推定値60が得られるように、上述の信号間の相互相関関数を計算し最適化することによって動作する。DMGD補償モジュール328ではこの推定値を使用して、矢印53および327で示されるように、デジタル補償器52および光補償器24内の更新補償遅延時間を設定する。
一実施形態では、光補償器24の設定が補償遅延時間の比較的大きな修正についてのみ修正されるのに対し、より細かい修正をデジタル補償器52に対して与えることができる。別の実施形態では、デジタル補償器52が抑制され、より細かい遅延時間補償がMIMOモジュール56によって直接、多数のフィルタタップを使用して行われる。
DMGD計算モジュール328では、推定値60を使用して、矢印329で示されるようにデータベース350内の光路の物理的パラメータを更新することができる。一実施形態では、このような更新データは学習モードで動作しているときのみ、すなわちトレーニングシーケンスによってのみアップロードされる。
別の実施形態では、更新データが通常利用時でもアップロードされる。その目的のために、すなわち、完全なデータストリームが検出された場合に異なるモードの異なる信号間の遅延時間を直接計算するために、前のFECビット誤り率およびフレーム同期などのFEC情報を使用することができる。しかし、データベース350内のルックアップテーブルは、非常に高い速度で更新することができない。このテーブルはむしろ平均値をリストアップすべきであり、高頻度の変動に追従すべきではない。こうした変動は、受信機側でデジタルDMGD補償器52によってリアルタイムで補償することができる。
図5の実施形態では、共用のMOモジュール56の代わりに別々の偏光逆多重化モジュール66がそれぞれのモード信号用に設けられる。偏光逆多重化モジュール66は、当技術分野で知られているバタフライ構造の1組の適応FIRフィルタとして実施することができる。加えて、共用のシンボル識別ブロック59の代わりに別々のシンボル識別ブロック69がそれぞれのモード信号に対して設けられる。それ以外は、図5の実施形態は図4のものと類似であり、これ以上の説明は不要である。
遅延制御モジュールまたは信号処理モジュールなどの要素は、例えばASICのようなハードウェア手段でよく、あるいは例えばASICとFPGA、または少なくとも1つのマイクロプロセッサと中にソフトウェアモジュールがある少なくとも1つのメモリとの、ハードウェア手段とソフトウェア手段を組み合せたものでよい。
本発明は、説明された諸実施形態に限定されない。添付の特許請求の範囲は、本明細書に示された基本的な教示の範囲内に完全に入る、当業者に想起され得るすべての修正および代替構築物を具体化するものと解釈されるべきである。
動詞「備える」または「含む」およびその活用型が用いられることは、請求項に記載されたもの以外の要素またはステップが存在することを除外するものではない。さらに、要素またはステップの前に冠詞「a」または「an」が用いられることは、複数のこのような要素またはステップが存在することを除外するものではない。
特許請求の範囲では、カッコ内のいかなる参照符号も特許請求の範囲を限定すると解釈されるべきではない。
Figure 0005694605
Figure 0005694605

Claims (15)

  1. マルチモードリンクの遠隔点で個別に変調された複数のモード成分を含む光信号を伝搬するように構成されているマルチモードリンク(22)に接続された入力部、および複数の出力ライン(231−234)を有するモードデマルチプレクサ(21)であって、光信号のモード成分のそれぞれを実質的に複数の出力ラインのうちの選択された1つに結合するように構成されるモードデマルチプレクサと、
    同相成分および直交位相成分をそれぞれ含む1組の電気デジタル信号を生成するように複数の出力ラインにそれぞれ接続された複数のコヒーレント光検出器(251−254)と、
    選択された遅延時間を対応するモード成分のそれぞれに与えるように複数の出力ライン上に配置された、複数の独立して調整可能な光遅延デバイス(240、241−244)と、
    マルチモードリンクのモード混合特性を逆にすることによって、デジタル信号を処理してそれぞれのモード成分の個別の変調を回復するように構成された信号処理デバイス(26、326、426)と
    を備える、マルチモード通信用の光受信機(20)。
  2. 調整可能光遅延デバイス(240)が、それぞれの長さのものが並列に接続された1組の光ファイバ(33)を含む遅延モジュール(30)と、並列に接続された光ファイバのうちの選択された1つに、出力ライン内を伝搬する光信号を通過させるように構成された光スイッチ(31)とを備える、請求項1に記載の光受信機。
  3. 第1の組のファイバの長さが基準長の連続的な整数倍である、請求項2に記載の光受信機。
  4. 基準長が信号処理デバイス(26、326、426)の最大処理深さに実質的に対応する、請求項3に記載の光受信機。
  5. 調整可能光遅延デバイス(240)が、それぞれの長さのものが並列に接続された第2の組の光ファイバを含む第2の遅延モジュール(30)と、並列に接続された光ファイバのうちの選択された1つに、第1の遅延モジュールから来る光信号を通過させるように構成された第2の光スイッチとをさらに備え、第2の組のファイバの長さが、第1の組のファイバの整数の乗数倍の長さに等しい、請求項2から4のいずれか一項に記載の光受信機。
  6. 整数の乗数が第1の組のファイバの数(N)に実質的に等しい、請求項5に記載の光受信機。
  7. 複数の出力ライン(231−234)および光遅延デバイス(240、241−244)がシングルモード光ファイバを備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の光受信機。
  8. 調整可能光遅延デバイスを調整するための遅延制御モジュール(28、328、428)であって、
    光信号のモード成分のそれぞれに対する粗い補償遅延時間を、モード成分と基準の間の差動モード遅延に関する遅延データおよびマルチモードリンクに使用される光ファイバの長さに関する長さデータに応じて決定すること、ならびに
    モード成分に対して決定された粗い補償遅延時間に応じて、モード成分に対応する調整可能光遅延デバイス(241−244)を調整すること、
    ができる遅延制御モジュールをさらに備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の光受信機。
  9. 粗い補償遅延時間がモード成分の伝搬時間と基準の伝搬時間との間の差を補償するものである、請求項8に記載の光受信機。
  10. 遅延制御モジュールがさらに、データ収納部(50、350、450)から遅延データおよび長さデータを取り出すことができる、請求項8または9に記載の光受信機。
  11. データ収納部(50、350、450)が、光受信機が設置されている光ネットワークの複数のリンクに対応する長さデータおよび遅延データを備え、遅延制御モジュールが、マルチモードリンクのリンク識別子に応じて遅延データおよび長さデータを取り出すことができる、請求項10に記載の光受信機。
  12. 遅延制御モジュール(328、58;428、58)が、
    コヒーレント光検出器における光信号のモード成分のそれぞれの残留遅延時間(60)を決定すること、および
    モード成分に対して決定された残留遅延時間(60)に応じて、モード成分に対応する調整可能光遅延デバイスを調整すること(27、327、427)
    ができる、請求項8から11のいずれか一項に記載の光受信機。
  13. 残留遅延時間(60)を決定することが、モード成分から回復されたデジタルストリームと、別のモード成分から回復されたデジタルストリームとの間の相互相関関数を最適化することを含み、両方のモード成分が同じ学習シーケンスを用いて最初に変調されたものである、請求項12に記載の光受信機。
  14. 遅延制御モジュール(28、328、428)がさらに、残留遅延時間に応じてモード成分の更新遅延データを決定すること、およびその更新遅延データをデータ収納部(50、350、450)にアップロードすること(29、329、429)ができる、請求項12または13に記載の光受信機。
  15. 信号処理デバイスが、調整可能な遅延時間をデジタル信号成分に与えるために、それぞれのデジタル信号成分と関連付けられたそれぞれの調整可能デジタル遅延ライン(52)を備え、遅延制御モジュール(328、428)がさらに、対応するモード成分に対して決定された残留遅延時間(60)に応じて、デジタル信号成分と関連付けられた調整可能なデジタル遅延ライン(52)を調整すること(53)ができる、請求項12から14のいずれか一項に記載の光受信機。
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