JP5694259B2 - 泡を発生させるスプレーヘッド - Google Patents

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Description

この発明は、液状洗剤など溶液を収納した容器に取り付けるスプレーヘッドに関し、特に該容器内の溶液を泡状にして吐出するプッシュポンプ構造を有するスプレーヘッドに関する。
一般に、食器の洗浄、もしくは拭き掃除、ガラス、タイル磨きなどに用いる家庭用の洗剤、またはボディソープ、ジャンプーなどは、容器に詰め、商品とし販売している。こら洗剤を詰める容器は、上端の開口部に弾性部材を具えるプッシュポンプを設けて、該容器内の洗剤を汲み取り、外部に吐出する。
前記容器に詰めた洗剤などは、外部に吐出させた後、泡沫にして使用する場合がある。例えば、食器を洗う場合、もしくは洗髪する場合などである。この場合、外部に吐出させた該洗剤、もしくはシャンプーを掌で揉むようにして泡立たせる。しかし、このような動作は、洗剤などを吐出させて、さらに泡立たせるという二重手間である。
さらに、前述する従来のプッシュポンプは、容器から汲み出して吐出する洗剤、もしくはシャンプーなどの量を制御することができない。よって、例えば食器を洗うための液状洗剤の使用量が必要以上であって、かつ十分にすすがなかった場合、食器に洗剤の成分が容易に残留し、人体を害することになる。シャンプーの場合も同様に、人体の頭皮に残留すると、頭皮に対する傷害を構成する。
この発明は、液状洗剤などを収納した容器の頭部に設けるスプレーヘッドであって、該容器内の液状洗剤などを汲み出す過程において泡を発生させて吐出するプッシュポンプの構造を具え、泡を吐出させるための操作に機敏に反応して泡を発生させて吐出する動作を行うことのできるプッシュポンプ構造を有するスプレーヘッドを提供することを課題とする。
そこで本発明者は従来の技術に鑑み鋭意研究を重ねた結果、押し圧部と、容器の開口端に連結する連結キャップと、フィルター部と、エアバルブ構造部と、支持柱体と、ピストン部と、連結部と、弾性体と、シリンダー部と、弁体とを具えるスプレーヘッドであって、液状洗剤などを収納した容器の頭部に取付けて、該容器内に収納した溶液などを汲み出すスプレーヘッドによって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本発明を完成させた。
以下、この発明について具体的に説明する。
請求項1に記載する泡を発生させるスプレーヘッドは、押し圧部と、容器の開口端に連結する連結キャップと、フィルター部と、エアバルブ構造部と、支持柱体と、ピストン部と、連結部と、弾性体と、シリンダー部と、弁体とを具えるスプレーヘッドであって、
該押し圧部は該連結キャップに連結し、
該フィルター部は、 中空の管体の上端と下端に、それぞれ第1フィルターと、第2フィルターとを設けてなり、
該エアバルブ構造部は、中空の管体の外周面に、外周縁から下方に壁面を一体に形成した突縁部を形成し、かつ該突縁部の壁面と該中空の管体の外周面に空間を形成するとともに、該壁面の内側に複数の凹状の溝を形成して吸気通路とし、該中空の管体の下端を連結端とし、該連結端の内面壁に複数の凹状の溝を形成して排気通路としてなり、
該支持柱体は、中空の管体であって、第1端と、第2端と、鍔部と、当止部とによってなり、かつ該当止部にガイド溝を形成するとともに、該第1端が該エアバルブ構造部の該連結端に摺動自在に設けられて該連結端内に第1チャンバーを形成し、さらに該第1端の外周面と該エアバルブ構造部の該連結端の内壁との間に第1隙間を形成してなり、
該ピストン部は、第1ピストンと第2ピストンとを具えてなり、該第1ピストンが第3環状端と第4環状端と気体流通孔と気体流通溝と気密環状部と具え、かつ該第4環状端が該突縁部の内壁に当接し、摺動自在に該吸気通路を閉鎖し、該ガイド溝が該当止部と該気密環状部との間に位置し、かつ該気密環状部が摺動自在に該ガイド溝を開閉するとともに、該ガイド溝によって該気体流通孔と該気体流通溝が連通し、該第2ピストンが第5環状端と、第6環状端と、突縁部を具え、かつ該支持柱体の第2端と連結してなり、
該連結部は、第1桿体と、第2桿体と、係合部とによってなり、該第1桿体は該係合部によって該第2桿体と連結するとともに、該第1桿体の一端には環状当止部を形成し、該環状当止部は該支持柱体の該第1端の内壁に当止し、該支持柱体の該第1端との間に液体通過口を形成してなり、
該第2桿体は当止部を形成し、該当止部が摺動自在に該突縁部に当止し、かつ該突縁部との間に液体通過口を形成し、
該連結部を該支持柱体の該第2端に摺動自在に挿設し、かつ該第2端との間に第2隙間が形成され、
該弾性体は該連結部の第2端の外周に嵌設し、かつ一端が該支持柱体の該鍔部に当止し、
該シリンダー部は該連結キャップと連結し、第1シリンダーと、第2シリンダーとを具え、該第1シリンダーと該第2シリンダーとの間には、ドーナッツ状の環状チップを設け、かつ該第1シリンダーの内壁には、該第1ピストンが当接して往復運動を行い、さらに、該第1シリンダーに密閉された第2チャンバーが形成され、
該第3環状端が該第1シリンダーの内壁に当止し、かつ該ピストン部の該突縁部と該連結キャップ2との間に第4チャンバーを形成し、
該弁体が該シリンダー部の通過口に設けられる。
請求項2に記載する泡を発生させるスプレーヘッドは、請求項1における該弁体が玉形弁であって、該シリンダー部の通過口に設けられて、上方に移動して該通過口を開放し、下方に移動して該通過口を閉鎖する。
請求項3に記載する泡を発生させるスプレーヘッドは、請求項1における第1桿体を該第2桿体の一端に嵌挿して該係合部で連結する。
請求項4に記載する泡を発生させるスプレーヘッドは、請求項1における第2桿体を該第1桿体の一端に嵌挿して該係合部で連結する。
請求項5に記載する泡を発生させるスプレーヘッドは、請求項1における第1フィルターの網目が該第2フィルターよりも狭い。
請求項6に記載する泡を発生させるスプレーヘッドは、請求項1におけるフィルター部の中空の管体が、液体と気体とを混合させるための空間を具える。
請求項7に記載する泡を発生させるスプレーヘッドは、請求項1における第1フィルター、もしくは第2フィルターが射出成型で形成される。
請求項8に記載する泡を発生させるスプレーヘッドは、請求項1における第1フィルター、及び/もしくは第2フィルターの網目が六角形に形成される。
請求項9に記載する泡を発生させるスプレーヘッドは、請求項1における連結キャップの内壁には該スプレーヘッドを設ける容器の上部開口端の外周に形成したねじ山に対応するネジ山を形成する。
請求項10に記載する泡を発生させるスプレーヘッドは、請求項1におけるシリンダー部の通過口に吸入管を接続する。
この発明によるスプレーヘッドの分解図である。 この発明におけるバルブ構造部の断面図である。 この発明における支持柱体の断面図である。 この発明における第1ピストンの断面図である。 この発明によるスプレーヘッドの断面図である。 この発明によるスプレーヘッドの動作を示した局部拡大説明図である。 この発明によるスプレーヘッドの構造を示した断面説明図である。 この発明によるスプレーヘッドの他の動作を示した局部拡大説明図である。 この発明における第1フィルターと第2フィルターを示した説明図である。 この発明によるスプレーヘッドの局部断面図拡大図である。
この発明は、 液状洗剤など溶液を収納した容器に取り付けるプッシュ式ポンプであって、即ち、液状洗剤などを収納した容器の頭部に設け、容器内の液状洗剤などを汲み出す過程において泡を発生させて吐出することのできるプッシュ式ポンプを提供するものであって、押し圧部と、容器の開口端に連結する連結キャップと、フィルター部と、エアバルブ構造部と、支持柱体と、ピストン部と、連結部と、弾性体と、シリンダー部と、弁体とを具えてなる。その泡を形成する技術は、液体と気体との混合に基づく原理、もしくは作用を応用したものである。かかる原理は当業者の周知するものであるので、説明を割愛し、本発明による装置の構造と特徴について、具体的な実施例を挙げ、図面を参照にして以下に詳述する。
図1にこの発明によるスプレーヘッド100を開示する。図面の開示によればスプレーヘッド100は、押し圧部1と、連結キャップ2と、フィルター部3と、エアバルブ構造部4と、支持柱体5と、ピストン部6と、連結部7と、弾性体8と、シリンダー部9と、弁体10とによってなる。
押し圧部1は、ノズル部11具える。ノズル部11は、ボディソープ、シャンプー、もしくは液状洗剤などを収納した容器(図示しない)の内容物を吐出する。
連結キャップ2は、押し圧部1に連結する。また連結キャップ2の内壁には螺刻する。即ち、スプレーヘッド100を設ける容器の上部開口端の外周に形成したねじ山に対応するネジ山を形成して、該容器に螺着する。
フィルター部3は、中空管33の上端と下端に、それぞれ第1フィルター31と、第2フィルター32とを設ける。
図1Aはエアバルブ構造部4の断面図である。図面によれば中空の管体の外周面に突縁部41を形成する。該突縁部41は外周縁から下方に壁面を一体に形成し、該壁面とエアバルブ構造部4の外周面との間に空間を形成する。また、該壁面の内側には複数の凹状の溝を形成して、吸気通路43とする。さらに、下端を連結端42とし、連結端42の内面壁に複数の凹状の溝を形成して排気通路44とする。
図1Bは支持柱体5の断面図である。支持柱体5は中空の管体であって、第1端51と、第2端52と、鍔部53と、当止部54とによってなり、当止部54にはガイド溝55を形成する。
図2は、この発明によるスプレーヘッド100の構造を示す断面図である。図面によれば、支持柱体5の第1端51は、エアバルブ構造部4の連結端42に摺動自在に設けられ、連結端42内に第1チャンバー40を形成する。また、第1端51は直径を連結端42の内径より短くする。よって、第1端51の外周面と連結端42の内周面とには第1隙間50が形成される。第1隙間50は気体の流通する経路となる。
ピストン部6は中空の環状体である第1ピストン61と、第2ピストン62とを有する。図1Cに開示するように、第1ピストン61には第3環状端611と、第4環状端612と、気体流通孔613と、気体流通溝614と、気密環状部615を形成する。
図2に開示するように、第4環状端612は摺動自在に設け、エアバルブ構造部4の突縁部41の内壁に当接し、かつ吸気通路43を塞ぐ。また、支持柱体5のガイド溝55は当止部54と、第1ピストン61の気密環状部615との間に位置し、気密環状部615は、伸縮自在にガイド溝を開閉する。ガイド溝55は、気体流通孔613と気体流通溝614とを連通する。よって、この発明における第1ピストン61は、好ましい気密性を具え、気体の進出を制御することができる。その具体的な動作は後述するとおりである。
第2ピストン62は、第5環状端621と、第6環状端622とを具え、第6環状端622が支持柱体5の第2端52と連結する。
連結部7は 支持柱体内5内に摺動自在に挿設する。 連結部7は第1桿体71と、第2桿体72と、係合部73とによってなる。第1桿体71は係合部73によって第2桿体72と連結する。第1桿体71の一端には環状当止部711を形成し、環状当止部711は支持柱体5の第1端51の内壁に当止する。また、支持柱体5の第1端51との間に液体通過口712を形成する。
第2桿体72は、第2ピストン62内に摺動自在で、かつ第2ピストン62内を貫通して、第6環状端622と支持柱体5の第2端52の中空部に至るように設ける。また、連結部7は直径を第2端52の内径より短くする。よって、連結部7と第2端52の内壁との間に、液体が通過する経路となる第2隙間70が形成される。
弾性体8は第2端52の外周に嵌設する。この場合、弾性体8の一端が支持柱体5の鍔部53に当止する。
シリンダー部9は連結キャップ2と連結する。シリンダー部9は第1シリンダー91と、第2シリンダー92とを具え、第1シリンダー91と第2シリンダー92との間には、ドーナッツ状の環状チップ93を設ける。この環状チップ93に弾性体8の他端が当止する。
第1シリンダー91は第2シリンダー92より大きく、第1ピストン61は第2ピストン62より大きくする。第1シリンダー91の内壁には、第1ピストン61の第3環状端611を形成した部分が当接し、かつ第1ピストン61が往復運動をする。よって、第1シリンダー91には密閉された第2チャンバー80が形成される。
また、第3環状端611が第1シリンダー91の内壁に当止し、かつ突縁部41と連結キャップ2との間に第4チャンバー21を形成する。
以上の構造によるスプレーヘッド100は、押し圧部1を下方に押し圧すると、吸気通路43が閉ざされて第4チャンバー21に気体が進入できなくなる。押し圧部1が上昇すると、吸気通路43が開放されて第4チャンバー21に進入した気体が気体流通孔613と気体流通溝614とを通過して第2チャンバー80に進入する。
第2シリンダー92の内壁には、第2ピストン62の第5環状端621が当接して往復運動を行う。このため、第2シリンダー92には密閉された第3チャンバー90が形成される。
弁体10は第2シリンダー92の通過口921に設ける。通過口921には吸入管923を接続し、吸入管923から容器(図示しない)内の液体を吸入する。実施例において、弁体10は玉形弁であって、シリンダー部9の通過口921に設けられ上下の往復運動を行う。即ち、上方に移動して開放となり、下方に移動して閉鎖する。
図2Aは、この発明によるスプレーヘッド100の押し圧部1が上昇する場合の動作を説明した局部拡大図である。図面によれば、押し圧部1が上昇すると、第4チャンバー21内の気体が気体流通孔613と気体流通溝614を通過して第2チャンバー80に進入する。支持柱体5の当止部54と、第1ピストン61の気密環状部615との間に位置するガイド溝55は閉鎖した状態となる。
図3、図3Aに、この発明によるスプレーヘッド100の押し圧部1が上昇する場合の動作を説明する。押し圧部1が押し圧されて下降すると、エアバルブ構造部4と支持柱体5が連動して下降し、第2桿体72に形成する当止部721と、第2ピストン62に形成する突縁部623の間に位置する液体進入口722が開放される。このため、第3チャンバー90内の液体が液体進入口722から第2隙間70に流れる。
前述する状態から、さらに継続して押し圧部1を下方に押し圧すると、第1ピストン61の第3環状端611と、第2ピストン62の第5環状端621とが、それぞれ第1シリンダー91と第2シリンダー92の内壁との摩擦の作用によって動かなくなる。この場合、連結部7の第2桿体72の環状当止部711は支持柱体5の第1端51の内壁から離れて液体進入口722が開放される。このため、液体が第2隙間70から第1チャンバー40内に流れる。
押し圧部1が下降すると同時に、エアバルブ構造部4の吸気通路が第4環状端612によって徐々に閉鎖され、支持柱体5の当止部54と第1ピストン61の気密環状部615がガイド溝55を徐々に開放する。このためガイド溝55が気体流通孔613と気体流通溝614とを徐々に連通させ、第2チャンバー80内の気体が気体流通孔613と気体流通溝614を通過してガイド溝55に至り、さらに排気通路44と第1隙間50を経由して第1チャンバー40内に流れる。
上述する押し圧部1を下方に押し圧する過程において、第1チャンバー40内に流れた液体と気体とが混合し、さらにフィルター部3の第2フィルター32第1フィルター31を通過することによって泡沫状となり、押し圧部1のノズル部11から外部に吐出される。
ここで特に説明しておきたいことは、図4などに開示するように実施の形態において、第1フィルター31、もしくは第2フィルター32は射出成型で、中空の管体の両端に係止するように形成することである。このため、フィルターを加工する工程において容易に脱落するという問題を改善することができる 。
さらにきめ細かい泡を得るためには、図4に開示するように第1フィルター31と、第2フィルター32との網目311を六角形に形成してもよい。さらに、第1フィルター31の網目の口径を第2フィルター32の網目の口径に比して狭くするか、もしくは等しくする。また、フィルター部3の中空管33に液体と気体とを混合させる混合空間330を形成する。このため液体と気体が網目の口径が広い第2フィルター32を通過して泡沫が発生した後、混合空間330を通過することによって緩衝作用が発生し、さらに網目の狭い第1フィルター31を通過することによって、きめ細かい泡沫が得られる。
図2、2A、もしくは図1に開示するように、押し圧部1への押し圧を開放すると、弾性体8の付勢力によって、支持柱体5とエアバルブ構造部4が上昇運動を行う。この場合、第1ピストン61の第3環状端611と第2ピストン62の第5環状端621とが、それぞれ第1シリンダー91と第2シリンダー92の内壁の摩擦力の作用を受けて動くことなく静止した状態を保つ。
この場合、連結部7の第2桿体72は、第1桿体71が継続して上昇する運動を阻止する。このため、第1桿体71の環状当止部711が支持柱体5の第1端51の内壁に当止する。よって、液体通過口712が閉鎖して、エアバルブ構造部4の吸気通路43が
徐々に開放され、ガイド溝55が当止部54と気密環状部615によって徐々に閉鎖される。
支持柱体5が止まることなく上昇運動をすると、第1ピストン61と、連結部7と、第2ピストン62が連動して上昇運動を行い、第2チャンバー80と第3チャンバー90の容量が増大する。このため、外部の空気が吸入されて吸気通路43から第2チャンバー80に流れ、液体は弁体10を通過して第3チャンバー90に流れて、次のポンプの動作に備える。
ここで注意すべき点は、本発明において弾性体8を支持柱体5の第2端52の外壁に嵌挿した点である。かかる構成によって、液体が第2端52の内に形成された経路を通過するため、液体に含有される化学物質と弾性体8とが接触することを防ぐ。このため、弾性体8の腐食を防ぐことができるのみならず、液体についても弾性体8による汚染を防ぐことができる。
また、第4環状端612が摺動自在に突縁部41の内壁に当接し、かつエアバルブ構造部4の吸気通路43閉鎖するとともに、支持柱体5の当止部54と、第1ピストン61の気密環状部615はガイド溝55を自在に開閉する。このため、ガイド溝55は気体流通孔613と、気体流通溝614とを自在に連通、もしくは閉鎖することができる。かかる構造によって気体が第4チャンバー21と第2チャンバー80への進入を制御することができる。したがって、この発明によるスプレーヘッド100は好ましい気密の効果が得られる。
また、連結部7の第1桿体71の一端に形成した環状当止部711は摺動自在に支持柱体5の第1端51の内壁に当接し、第1端51との間に液体通過口712を形成する。連結部7の第2桿体72に形成する当止部721は、摺動自在に第2ピストン62の突縁部623に当接し、突縁部623との間に液体進入口722を形成する。係る構造によって液体の進入を制御する。よって、この発明によるスプレーヘッドは、従来のピストン式のものに比して好ましい気密性と、ポンプの液体汲み上げ効果が得られ、かつスプレーヘッドを押し圧する操作に機敏に対応することができる。
ここで特に説明しておく。この発明によるスプレーヘッド100の押し圧部1の形状は、図面に開示するものに限ることはない。実施の形態において、ノズル部11は傾斜して上向きなっているが、これはノズル部11から液体が滴り落ちることを防ぐためである。当然のことながら、図5に開示するようにノズル部11を水平にしてもかまわない。
また、この発明における連結部7の第1桿体71と、第2桿体72の連結方式についても特に限定しない。係合部73、もしくは同等の効果の得られる構造部を形成して両部材を連結すればよい。当然のことながら、図5に開示するように、第2桿体72を第1桿体71の一端に嵌挿して係合部73で連結してもよい。
以上はこの発明の好ましい実施の形態であって、この発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、同業者のなしえる修正、訂正などであって、この発明の精神の下においてなされ、この発明に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの発明の特許請求の範囲に属するものとする。
1 押し圧部
10 弁体
100 スプレーヘッド
11 ノズル部
2 連結キャップ
21 第4チャンバー
3 フィルター部
31 第1フィルター
311 網目
32 第2フィルター
33 中空管
330 混合空間
4 エアバルブ構造部
40 第1チャンバー
41 突縁部
42 連結端
43 吸気通路
44 排気通路
5 支持柱体
50 第1隙間
51 第1端
52 第2端
53 鍔部
54 当止部
55 ガイド溝
6 ピストン部
61 第1ピストン
611 第3環状端
612 第4環状端
613 気体流通孔
614 気体流通溝
615 気密環状部
62 第2ピストン
621 第5環状端
622 第6環状端
623 突縁部
7 連結部
70 第2隙間
71 第1桿体
711 環状当止部
712 液体通過口
72 第2桿体
721 当止部
722 液体進入口
73 係合部
8 弾性体
80 第2チャンバー
9 シリンダー部
90 第3チャンバー
91 第1シリンダー
92 第2シリンダー
921 通過口
923 吸入管
93 環状チップ

Claims (10)

  1. 押し圧部と、容器の開口端に連結する連結キャップと、フィルター部と、エアバルブ構造部と、支持柱体と、ピストン部と、連結部と、弾性体と、シリンダー部と、弁体とを具えるスプレーヘッドであって、
    該押し圧部は該連結キャップに連結し、
    該フィルター部は、 中空の管体の上端と下端に、それぞれ第1フィルターと、第2フィルターとを設けてなり、
    該エアバルブ構造部は、中空の管体の外周面に、外周縁から下方に壁面を一体に形成した突縁部を形成し、かつ該エアバルブ構造部の該突縁部の壁面と該中空の管体の外周面に空間を形成するとともに、該壁面の内側に複数の凹状の溝を形成して吸気通路とし、該中空の管体の下端を連結端とし、該連結端の内面壁に複数の凹状の溝を形成して排気通路としてなり、
    該支持柱体は、中空の管体であって、第1端と、第2端と、鍔部と、当止部とによってなり、かつ該当止部にガイド溝を形成するとともに、該第1端が該エアバルブ構造部の該連結端に摺動自在に設けられて該連結端内に第1チャンバーを形成し、さらに該第1端の外周面と該エアバルブ構造部の該連結端の内壁との間に第1隙間を形成してなり、
    該ピストン部は、第1ピストンと第2ピストンとを具えてなり、該第1ピストンが第3環状端と第4環状端と気体流通孔と気体流通溝と気密環状部と具え、かつ該第4環状端が該エアバルブ構造部の該突縁部の内壁に当接し、摺動自在に該吸気通路を閉鎖し、該ガイド溝が該当止部と該気密環状部との間に位置し、かつ該気密環状部が摺動自在に該ガイド溝を開閉するとともに、該ガイド溝によって該気体流通孔と該気体流通溝が連通し、該第2ピストンが第5環状端と、第6環状端と、突縁部を具え、かつ該支持柱体の第2端と摺動自在に連結してなり、
    該連結部は、第1桿体と、第2桿体と、係合部とによってなり、該第1桿体は該係合部によって該第2桿体と連結するとともに、該第1桿体の一端には環状当止部を形成し、該環状当止部は該支持柱体の該第1端の内壁に当止し、該支持柱体の該第1端との間に該押し圧部の押圧時に開する液体通過口を形成してなり、該第2桿体は当止部を形成し、該当止部が摺動自在に該第2ピストンの該突縁部に当止し、かつ該第2ピストンの該突縁部との間に該押し圧部の押圧時に開する液体進入口を形成し、
    該連結部を該支持柱体の該第2端に摺動自在に挿設し、かつ該第2端との間に第2隙間が形成され、
    該弾性体は該支持柱体の第2端の外周に嵌設し、かつ一端が該支持柱体の該鍔部に当止し、
    該シリンダー部は該連結キャップと連結し、第1シリンダーと、第2シリンダーとを具え、該第1シリンダーと該第2シリンダーとの間には、該弾性体の他端が当止するドーナッツ状の環状チップを設け、かつ該第1シリンダーの内壁には、該第1ピストンが当接して往復運動を行い、さらに、該第1シリンダーに密閉された第2チャンバーが形成され、該第2シリンダーに第3チャンバーが形成され、
    該第1ピストンの該第3環状端が該第1シリンダーの内壁に当止し、かつ該第1ピストンと該エアバルブ構造部の該突縁部と該連結キャップ2との間に第4チャンバーを形成し、
    該弁体が該シリンダー部の通過口に設けられること、を特徴とする泡を発生させるスプレーヘッド。
  2. 前記該弁体が玉形弁であって、該シリンダー部の通過口に設けられて、上方に移動して該通過口を開放し、下方に移動して該通過口を閉鎖すること、を特徴とする請求項1に記載の泡を発生させるスプレーヘッド。
  3. 前記第1桿体を該第2桿体の一端に嵌挿して該係合部で連結することを特徴とする請求項1に記載の泡を発生させるスプレーヘッド。
  4. 前記第2桿体を該第1桿体の一端に嵌挿して該係合部で連結することを特徴とする請求項1に記載の泡を発生させるスプレーヘッド。
  5. 前記第1フィルターの網目が該第2フィルターよりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の泡を発生させるスプレーヘッド。
  6. 前記フィルター部の中空の管体が、液体と気体とを混合させるための空間を具えることを特徴とする請求項1に記載の泡を発生させるスプレーヘッド。
  7. 前記第1フィルター、もしくは第2フィルターが射出成型で形成されることを特徴とする請求項1に記載の泡を発生させるスプレーヘッド。
  8. 前記第1フィルター、及び/もしくは第2フィルターの網目が六角形に形成されることを特徴とする請求項1に記載の泡を発生させるスプレーヘッド。
  9. 前記連結キャップの内壁には該スプレーヘッドを設ける容器の上部開口端の外周に形成したねじ山に対応するネジ山を形成することを特徴とする請求項1に記載の泡を発生させるスプレーヘッド。
  10. 前記シリンダー部の通過口に吸入管を接続することを特徴とする請求項1に記載の泡を発生させるスプレーヘッド。
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