JP5693549B2 - 充放電制御装置、移動車両、蓄電システム、充放電制御方法及びプログラム - Google Patents
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Description
図1に示す通り、充放電制御装置1は、蓄電装置2と、負荷30及び発電機31に接続される。蓄電装置2は、エネルギー密度が相対的に高い第一蓄電部20と、エネルギー密度が相対的に低い第二蓄電部21と、を備えるものである。
ここで、第一蓄電部は化学反応を利用した二次電池である。第一蓄電部は一般的な二次電池と同等の特性を有している。すなわち、第一蓄電部は、エネルギー密度を相対的に高めることができる一方、充放電サイクル寿命が短く(充放電に伴う劣化が早く)、また応答性が、以下に述べる第二蓄電部と比較して低いという特性を有するものである。「応答性」とは、負荷が急峻に変動した際に、その変動に対してどの程度の早さで追随できるかを示すものである。
また第二蓄電部は、電気現象を利用した大容量キャパシタ(スーパーキャパシタとも言う)である。第二蓄電部は、エネルギー密度が相対的に低い一方、充放電サイクル寿命が長く、また応答性が良いという特性を有するものである。
なお、本実施形態においては、第一蓄電部20は上記二次電池の一態様である「リチウムイオン電池」であり、第二蓄電部21は上記大容量キャパシタの一態様である「電気二重層キャパシタ」であることを前提として説明するが、本実施形態においては、この態様に限定されない。
図2に示す通り、充放電制御装置1は、判定部10、第一充放電部11及び第二充放電部12を備えている。ここで判定部10は、第一蓄電部20及び第二蓄電部21における充放電電力値、負荷30で消費される消費電力値、発電機31から供給される充電電力値のうち何れか一つ又は複数を検出し、当該検出した電力値に基づく充放電制御信号を出力する。また、第一充放電部11は、判定部10からの充放電制御信号に基づいて第一蓄電部20に充放電させる機能部である。同様に、第二充放電部12は、判定部10からの充放電制御信号に基づいて第二蓄電部21に充放電させる機能部である。ただし、本実施形態においては、以下に述べる機能の有無に応じて、第一充放電部11または第二充放電部12の何れか一方のみを有している態様であってもよい。
第一充放電部11及び第二充放電部12は、第一蓄電部、第二蓄電部において、判定部10から入力する充放電制御信号に基づく所定の電力を充放電するものである。より具体的には、第一充放電部11及び第二充放電部12は、例えば双方向コンバータ等で構成され、判定部10とともに、いわゆるスイッチング電源を構成する。この場合、充放電制御信号とは、当該スイッチング電源におけるスイッチング制御信号となる。
以下、充放電制御装置1の具体的な処理の流れを、図面を参照しながら順を追って説明する。図3に示すとおり、本実施形態による充放電制御装置1は、第二蓄電部21における蓄電量Qが所定の閾蓄電量値Qth以上である場合には「基本ロジック」で動作し、蓄電量Qが閾蓄電量値Qth未満である場合には「SOC上昇ロジック」で動作する。ここで「SOC上昇ロジック」とは、第二蓄電部21のSOC(State Of Charge、充電率)を回復(上昇)させるための制御ロジックである。本実施形態による充放電制御装置1は、このように制御することで蓄電量が所定の閾蓄電量値Qthを下回った場合には、蓄電装置2はSOC上昇ロジックに基づいて充放電が制御され、第二蓄電部のSOCの回復が図られることとなる。このようにすることで、蓄電装置2の駆動中において、搭載される容量が小さいことが想定されている第二蓄電部21のSOCが常に一定以上となるように制御が働くため、第二蓄電部21の搭載容量を最小限に抑えることができる。
一方、負荷30が消費する消費電力が第二の閾電力値(Pth2)未満である場合には、消費電力(Pdt)の全部を第一蓄電部20に放電させる。
ここで判定部10において、第二の閾電力値(Pth2)は第一の閾電力値(Pth1)未満となるように予め設定されている。なお第二の閾電力値(Pth2)は、第一蓄電部20に第二蓄電部21への充電を開始させるための閾電力値である。当該第二の閾電力値(Pth2)に基づく動作については、以下に詳しく説明する。
また図5は、本発明の一実施形態による充放電制御装置における「SOC上昇ロジック」の処理フローを示す第一の図である。
以上に説明した処理の流れを、図4及び図5を参照しながら具体的に説明する。
また、判定部10は、消費電力(Pdt)が第一の閾電力値(Pth1)を下回る場合には、専ら第一蓄電部20に放電させるように制御する。このようにすることで、判定部10は、第一蓄電部20の放電電力が自身を大きく劣化させるような電力量でない場合には、第二蓄電部21のSOCを必要以上に低下させないようにし、第二蓄電部21の搭載容量を最小限に抑える。
なお判定部10は、「SOC上昇ロジック」において、消費電力(Pdt)が第二の閾電力値(Pth2)未満であるか、若しくは、第一の閾電力値(Pth1)以上である場合には、「基本ロジック」と同等の処理を行う。これは、「SOC上昇ロジック」においても、第一蓄電部20の劣化を抑制する効果を維持する目的で行う。
判定部10は、「充電時」において、第二蓄電部21における蓄電量(Q)が所定の閾蓄電量値(Qth)以上である場合には、第二蓄電部21に充電させる電力よりも大きい電力を第一蓄電部20に充電させる。また、第二蓄電部における蓄電量(Q)が所定の閾蓄電量値(Qth)未満である場合には、第一蓄電部20に充電させる電力よりも大きい電力を第二蓄電部21に充電させることを特徴とする。すなわち、判定部10は、第二蓄電部21における現状のSOCに応じて、充電を必要とする側に優先的に充電電力を供給する制御を行う。このように制御することで、特に搭載容量が小さい第二蓄電部21の蓄電量を喪失する事態を回避することができる。この条件を満たす具体的例として以下の処理フローを説明する。
一方、充電電力(Pct)が第三の閾電力値(Pth3)未満である場合には、充電電力(Pct)の全部を第一蓄電部20に充電させる。ここで第三の閾電力値(Pth3)は、第一蓄電部20に充電させる電力の上限値を示すものである。
一方、充電電力(Pct)が第四の閾電力値(Pth4)未満である場合には、充電電力(Pct)の全てを第二蓄電部21に充電させる。
また図7は、本発明の一実施形態による充放電制御装置における「SOC上昇ロジック」の処理フローを示す第二の図である。
以上に説明した処理の流れを、図6及び図7を参照しながら具体的に説明する。
また判定部10は、第一蓄電部20には最大でも第三の閾電力値(Pth3)に相当する電力までしか充電させないようにし、発電機31が、第三の閾電力値(Pth3)を上回る電力を充電電力(Pct)として供給された場合には、その上回る分を第二蓄電部21に充電させるように制御する。このようにすることで、判定部10は、第一蓄電部20における急峻な充電を避け、第一蓄電部20の劣化を抑制する効果を得る。ここで、第三の閾電力値(Pth3)は、第一蓄電部20における充電電力が、劣化を顕著としない範囲に収まるように設定される。
「SOC上昇ロジック」におけるステップS24は、「基本ロジック」の処理フロー(図6)と同一の処理であるため、同一の符号を付して説明を省略する。ステップS24において、発電機31が発電する充電電力(Pct)が第四の閾電力値(Pth4)以上である場合には、判定部10は充電用信号を第一充放電部11及び第二充放電部12に出力する。第一充放電部11及び第二充放電部12はこの充電用信号を入力し、各々の充電用信号に基づく充電電力を、対応する蓄電部(第一蓄電部20、第二蓄電部21)に充電させる。ここで判定部10は、まず充電電力(Pct)のうち第四の閾電力値(Pth4)に相当する電力を充電電力(Pc2)として第二蓄電部21に充電させる。そして、充電電力(Pct)のうち第四の閾電力値(Pth4)を上回る分の電力(Pct−Pth4)を充電電力(Pc1)として第一蓄電部20に充電させるように充電用信号を出力する(ステップS34)。
また判定部10は、第二蓄電部21には最大でも第四の閾電力値(Pth4)に相当する電力までしか充電させないようにし、発電機31が、第四の閾電力値(Pth4)を上回る電力を充電電力(Pct)として供給された場合には、その上回る分を第一蓄電部20に充電させるように制御する。このようにすることで、判定部10は、SOCが低下した第二蓄電部21のSOCを優先的に回復させつつも、充電電力(Pct)の一部で第一蓄電部20をも充電することができる。
この図において、移動車両4は、充放電制御装置1、蓄電装置2及びモーター32を備えている。ここでモーター32は、移動車両4を加速させる場合において、加速時に必要とする消費電力を蓄電装置2から供給する負荷として機能する。またモーター32は、移動車両4を減速させる場合において、減速時に発生する回生電力を蓄電装置2へと供給する発電機として機能する。
図9は、本実施形態における充放電制御装置1が、移動車両4(図8)に搭載されている場合の負荷パターンである。図9に示す通り、例えば移動車両4が停止中のとき、モーターの消費電力は50kWで維持され、その後の加速時において消費電力が300kWまで上昇する。その後、加速期間が終了し、移動車両4が走行中となったとき、モーター32の消費電力は100kWで維持される。そして、移動車両4が減速する期間においては、モーター32に最大で200kWの回生電力が発生し、蓄電装置2に当該回生電力が供給される。
ここで本実施形態による充放電制御装置1において、例えば第一の閾電力値(Pth1)が100kW、第二の閾電力値(Pth2)が50kW、そして第三の閾電力値(Pth3)及び第四の閾電力値(Pth4)が100kWに設定されていたとする。このような場合について、充放電制御装置1に、図9に示すような負荷パターンが課せられたときの、第一蓄電部20及び第二蓄電部21における各充放電電力パターンを以下に説明する。
充放電制御装置1が「基本ロジック」に基づいて蓄電装置2の充放電電力を制御した場合について、図10を参照しながら以下に説明する。まず移動車両4が「停車中」の場合(期間T11)、消費電力(Pdt)は50kWであるから、充放電制御装置1の判定部10は、専ら第一蓄電部20に放電させる(図4のステップS23)。次に移動車両4が「加速中」となった場合(期間T12)、消費電力(Pdt)は50kWから300kWまで上昇する。この期間において、消費電力(Pdt)が100kWを上回った場合、判定部10は第一蓄電部20における放電電力は100kW(=Pth1)を維持し、100kWを上回る分の電力は第二蓄電部21に放電させることで不足分を充足する(図4のステップS22)。次に移動車両4が「走行中」となった場合(期間T13)、消費電力(Pdt)は100kWを維持しているため、判定部10は引き続き第一蓄電部20が100kWの電力を放電する(第二蓄電部21は放電しない)。そして、移動車両4が「減速中」となった場合(期間T14)、モーター32にて最大200kWの回生電力(Pct)が発生する。この期間において、回生電力(Pct)が100kWを上回る期間中は、判定部10は第一蓄電部20における充電電力は100kW(=Pth3)を維持し、100kWを上回る分の電力は第二蓄電部21に充電させる(図6のステップS25)。そして回生電力(Pct)が100kWを下回ってからは、判定部10は専ら第一蓄電部20に充電させる(図6のステップS26)。
充放電制御装置1が「SOC上昇ロジック」に基づいて蓄電装置2の充放電電力を制御した場合について、図11を参照しながら以下に説明する。
まず移動車両4が「停車中」の場合(期間T21)、消費電力(Pdt)は50kWである。すなわち、消費電力(Pdt)が第二の閾電力値(Pth2)以上であるから、充放電制御装置1の判定部10は、第一蓄電部20に100kW(=Pth1)を放電させることとなる。ここで、第一蓄電部20が放電した100kWのうちの50kWがモーター32にて消費されることとなるが、その余剰電力分(残りの50kW)は第二蓄電部21への充電電力とする(図5のステップS32)。次に移動車両4が「加速中」となった場合(期間T22)、消費電力(Pdt)は50kWから300kWまで上昇する。この期間において、消費電力(Pdt)が100kWを上回った場合、判定部10は第一蓄電部20における放電電力は100kWを維持し、100kWを上回る分の電力は第二蓄電部21に放電させることで不足分を充足する(図5のステップS22)。次に移動車両4が「走行中」となった場合(期間T23)、消費電力(Pdt)は100kWを維持しているため、判定部10は引き続き第一蓄電部20が100kWの電力を放電する(余剰電力がゼロのため、第二蓄電部21には充電されない)。そして、移動車両4が「減速中」となった場合(期間T24)、モーター32にて最大200kWの回生電力(Pct)が発生する。この期間において、回生電力(Pct)が100kWを上回る期間中は、判定部10は第二蓄電部21における充電電力を100kW(=Pth4)で維持し、100kWを上回る分の電力を第一蓄電部20に充電させる(図7のステップS34)。そして回生電力(Pct)が100kWを下回ってからは、判定部10は専ら第二蓄電部21に充電させる(図7のステップS35)。なお、期間T24(減速中)から期間T21(停車中)に復帰する間、消費電力(Pdt)が50kW未満である場合には、判定部10は専ら第一蓄電部20に放電させることとする(図5のステップS33)。
また、上記のように一部の機能に限定した場合、本実施形態による充放電制御装置1は、有効とする機能に合わせて構成を簡略化してもよい。例えば、充放電制御装置1が放電時のみ「基本ロジック」及び「SOC上昇ロジック」で動作する場合、充放電制御装置1の構成は、図12に示す通り、判定部10は、ノードN1及びノードN2のみを参照し、一つの充放電制御部(第二充放電部12)を備えるのみで実現できる。
なお、本実施形態においては、上記に説明した充放電制御装置1と蓄電装置2を備えた蓄電システム5を構成してもよい。ここで、本実施形態による蓄電システム5は、図8に示すような移動車両4に用いられる態様に限定されない。例えば、蓄電システム5は家庭内蓄電設備として利用できるものである。この場合負荷30は、家庭にて一般的に利用される家電製品等であり、発電機31はソーラーパネル等の発電設備である。
10・・・判定部
11・・・第一充放電部
12・・・第二充放電部
2・・・蓄電装置
20・・・第一蓄電部
21・・・第二蓄電部
30・・・負荷
31・・・発電機
32・・・モーター
4・・・移動車両
5・・・蓄電システム
Claims (9)
- 負荷及び発電機に接続され、
エネルギー密度が相対的に高い第一蓄電部と、エネルギー密度が相対的に低い第二蓄電部と、を備える蓄電装置の充放電を制御する充放電制御装置であって、
前記第一蓄電部及び前記第二蓄電部における充放電電力値、前記負荷で消費される消費電力値、前記発電機から供給される充電電力値のうち何れか一つ又は複数を検出し、当該検出した電力値に基づく充放電制御信号を出力する判定部と、
前記充放電制御信号に基づいて、前記第一蓄電部に充放電させる第一充放電部と、前記第二蓄電部に充放電させる第二充放電部の何れか一方または両方と、
を備え、
前記判定部は、
前記蓄電装置から前記負荷に電力を供給する場合において、前記負荷で消費される消費電力が、前記第一蓄電部に放電させる電力の上限値を示す第一の閾電力値以上である場合には、前記消費電力のうち前記第一の閾電力値に相当する電力を前記第一蓄電部に放電させるとともに、前記消費電力のうち前記第一の閾電力値を上回る分の電力を前記第二蓄電部に放電させ、
前記消費電力が、前記第一の閾電力値未満に設定された第二の閾電力値未満である場合には、前記消費電力の全部を前記第一蓄電部に放電させ、
前記消費電力が、前記第二の閾電力値以上かつ前記第一の閾電力値未満である場合には、前記第一の閾電力値に相当する電力を前記第一蓄電部に放電させるとともに、前記第一の閾電力値に相当する電力から前記消費電力を差し引いた余剰電力を前記第二蓄電部に充電する
ことを特徴とする充放電制御装置。 - 前記判定部は、
前記消費電力が前記第二の閾電力値以上かつ前記第一の閾電力値未満である場合において、
前記第二蓄電部における蓄電量が所定の閾蓄電量値以上である場合には、
前記消費電力の全部を前記第一蓄電部に放電させる
ことを特徴とする請求項1に記載の充放電制御装置。 - 前記判定部は、
前記発電機から前記蓄電装置に電力を供給する場合において、
前記第二蓄電部における蓄電量が所定の閾蓄電量値以上である場合には、前記第二蓄電部に充電させる電力よりも大きい電力を前記第一蓄電部に充電させ、
前記第二蓄電部における蓄電量が所定の閾蓄電量値未満である場合には、前記第一蓄電部に充電させる電力よりも大きい電力を前記第二蓄電部に充電させる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充放電制御装置。 - 前記判定部は、
前記第二蓄電部における蓄電量が所定の閾蓄電量値以上である場合において、
前記発電機から供給される充電電力が前記第一蓄電部に充電させる電力の上限値を示す第三の閾電力値以上である場合には、
前記充電電力のうち前記第三の閾電力値に相当する電力を前記第一蓄電部に充電させるとともに、前記充電電力のうち前記第三の閾電力値を上回る分の電力を前記第二蓄電部に充電させ、
前記充電電力が前記第三の閾電力値未満である場合には、
前記充電電力の全部を前記第一蓄電部に充電させる
ことを特徴とする請求項3に記載の充放電制御装置。 - 前記判定部は、
前記第二蓄電部における蓄電量が所定の閾蓄電量値未満である場合において、
前記発電機から供給される充電電力が前記第二蓄電部に充電させる電力の上限値を示す第四の閾電力値以上である場合には、
前記充電電力のうち前記第四の閾電力値に相当する電力を前記第二蓄電部に充電させるとともに、前記充電電力のうち前記第四の閾電力値を上回る分の電力を前記第一蓄電部に充電させ、
前記充電電力が前記第四の閾電力値未満である場合には、
前記充電電力の全てを前記第二蓄電部に充電させる
ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の充放電制御装置。 - エネルギー密度が相対的に高い第一蓄電部と、エネルギー密度が相対的に低い第二蓄電部と、を備える蓄電装置と、
充放電制御装置と、
モーターと、
を備える移動車両であって、
前記モーターは、
前記移動車両を加速させる場合において、加速時に必要とする消費電力を前記蓄電装置から供給する負荷として機能するとともに、
前記移動車両を減速させる場合において、減速時に発生する回生電力を前記蓄電装置へと供給する発電機として機能し、
前記充放電制御装置は、
前記モーターに接続され、
前記第一蓄電部及び前記第二蓄電部における充放電電力値、前記モーターで消費される消費電力値、前記モーターから供給される充電電力値のうち何れか一つ又は複数を検出し、当該検出した電力値に基づく充放電制御信号を出力する判定部と、
前記充放電制御信号に基づいて、前記第一蓄電部に充放電させる第一充放電部と、前記第二蓄電部に充放電させる第二充放電部の何れか一方または両方と、
を備え、
前記判定部は、
前記蓄電装置から前記負荷に電力を供給する場合において、前記負荷で消費される消費電力が、前記第一蓄電部に放電させる電力の上限値を示す第一の閾電力値以上である場合には、前記消費電力のうち前記第一の閾電力値に相当する電力を前記第一蓄電部に放電させるとともに、前記消費電力のうち前記第一の閾電力値を上回る分の電力を前記第二蓄電部に放電させ、
前記消費電力が、前記第一の閾電力値未満に設定された第二の閾電力値未満である場合には、前記消費電力の全部を前記第一蓄電部に放電させ、
前記消費電力が、前記第二の閾電力値以上かつ前記第一の閾電力値未満である場合には、前記第一の閾電力値に相当する電力を前記第一蓄電部に放電させるとともに、前記第一の閾電力値に相当する電力から前記消費電力を差し引いた余剰電力を前記第二蓄電部に充電する
ことを特徴とする移動車両。 - エネルギー密度が相対的に高い第一蓄電部と、エネルギー密度が相対的に低い第二蓄電部と、を備える蓄電装置と、
充放電制御装置と、
を備える蓄電システムであって、
前記充放電制御装置は、
負荷及び発電機に接続され、
前記第一蓄電部及び前記第二蓄電部における充放電電力値、前記負荷で消費される消費電力値、前記発電機から供給される充電電力値のうち何れか一つ又は複数を検出し、当該検出した電力値に基づく充放電制御信号を出力する判定部と、
前記充放電制御信号に基づいて、前記第一蓄電部に充放電させる第一充放電部と、前記第二蓄電部に充放電させる第二充放電部の何れか一方または両方と、
を備え、
前記判定部は、
前記蓄電装置から前記負荷に電力を供給する場合において、前記負荷で消費される消費電力が、前記第一蓄電部に放電させる電力の上限値を示す第一の閾電力値以上である場合には、前記消費電力のうち前記第一の閾電力値に相当する電力を前記第一蓄電部に放電させるとともに、前記消費電力のうち前記第一の閾電力値を上回る分の電力を前記第二蓄電部に放電させ、
前記消費電力が、前記第一の閾電力値未満に設定された第二の閾電力値未満である場合には、前記消費電力の全部を前記第一蓄電部に放電させ、
前記消費電力が、前記第二の閾電力値以上かつ前記第一の閾電力値未満である場合には、前記第一の閾電力値に相当する電力を前記第一蓄電部に放電させるとともに、前記第一の閾電力値に相当する電力から前記消費電力を差し引いた余剰電力を前記第二蓄電部に充電する
ことを特徴とする蓄電システム。 - 負荷及び発電機に接続された、エネルギー密度が相対的に高い第一蓄電部と、エネルギー密度が相対的に低い第二蓄電部と、を備える蓄電装置の充放電を制御する充放電制御方法であって、
判定部が、前記第一蓄電部及び前記第二蓄電部における充放電電力値、前記負荷で消費される消費電力値、前記発電機から供給される充電電力値のうちいずれか一つまたは複数を検出するとともに、当該検出した電力値に基づく充放電制御信号を出力し、
第一充放電部、第二充放電部の何れか一方または両方が、前記充放電制御信号に基づいて、第一蓄電部、第二蓄電部の何れか一方または両方を充放電させ、
前記判定部は、更に、
前記蓄電装置から前記負荷に電力を供給する場合において、前記負荷で消費される消費電力が、前記第一蓄電部に放電させる電力の上限値を示す第一の閾電力値以上である場合には、前記消費電力のうち前記第一の閾電力値に相当する電力を前記第一蓄電部に放電させるとともに、前記消費電力のうち前記第一の閾電力値を上回る分の電力を前記第二蓄電部に放電させ、
前記消費電力が、前記第一の閾電力値未満に設定された第二の閾電力値未満である場合には、前記消費電力の全部を前記第一蓄電部に放電させ、
前記消費電力が、前記第二の閾電力値以上かつ前記第一の閾電力値未満である場合には、前記第一の閾電力値に相当する電力を前記第一蓄電部に放電させるとともに、前記第一の閾電力値に相当する電力から前記消費電力を差し引いた余剰電力を前記第二蓄電部に充電する
充放電制御方法。 - 負荷及び発電機に接続された、エネルギー密度が相対的に高い第一蓄電部と、エネルギー密度が相対的に低い第二蓄電部と、を備える蓄電装置の充放電を制御する充放電制御装置に備えられたコンピュータを、
前記発電機から前記蓄電装置に供給される電力、及び、前記蓄電装置から前記負荷に供給される電力に応じて、前記第一蓄電部及び前記第二蓄電部に充放電させる電力を決定する充放電制御手段
として機能させ、
前記充放電制御手段は、
前記蓄電装置から前記負荷に電力を供給する場合において、前記負荷で消費される消費電力が、前記第一蓄電部に放電させる電力の上限値を示す第一の閾電力値以上である場合には、前記消費電力のうち前記第一の閾電力値に相当する電力を前記第一蓄電部に放電させるとともに、前記消費電力のうち前記第一の閾電力値を上回る分の電力を前記第二蓄電部に放電させ、
前記消費電力が、前記第一の閾電力値未満に設定された第二の閾電力値未満である場合には、前記消費電力の全部を前記第一蓄電部に放電させ、
前記消費電力が、前記第二の閾電力値以上かつ前記第一の閾電力値未満である場合には、前記第一の閾電力値に相当する電力を前記第一蓄電部に放電させるとともに、前記第一の閾電力値に相当する電力から前記消費電力を差し引いた余剰電力を前記第二蓄電部に充電する
ことを特徴とするプログラム。
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