JP5692771B2 - フィルム孔あけ方法及びフィルム孔あけ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ピロー包装機やシュリンク包装機等に実装されるフィルム孔あけ方法及びフィルム孔あけ装置に関するものである。
包装機の一形態であるシュリンク包装機は、熱収縮性のシュリンクフィルムを用いて被包装物を収納すると共に密封して中間包装体を製造する装置と、その中間包装体を製造する装置の下流側に設けられたシュリンクトンネルと称される加熱装置とを備えている。中間包装体がシュリンクトンネル内を通過することで、加熱されたシュリンクフィルムが熱収縮されて被包装物に密着したシュリンク包装体が製造される。
よく知られているように、シュリンクトンネルは、その全体が高温度になっており、そのシュリンクトンネル内を移動する中間包装体に対して熱風を吹きつけるようになっている。これにより、中間包装体で被包装物を包み込んでいるシュリンクフィルムは、一旦膨らんだ後、収縮して被包装物に密着する。
被包装物の表面にシュリンクフィルムをきれいに密着させるためには、この収縮する際に、中間包装体内の空気をスムーズに外部に放出(脱気)させる必要がある。そのため、シュリンクフィルムの適宜位置には、脱気用の孔部(脱気孔)が形成されている。そして、この孔部は、被包装物を包み込む前の帯状の状態で搬送されるシュリンクフィルムの搬送経路上に設けたフィルム孔あけ装置により形成するようにしている。係るフィルム孔あけ装置は、たとえば特許文献1,2などにより提案されている。
特許文献1に開示されたフィルム孔あけ装置は、搬送される熱収縮性を有するストレッチフィルムが巻き掛けられるカウンターローラと、そのカウンターローラ上に接しているストレッチフィルムの部分に脱気孔を形成するための針体が放射状に設けられた回転体を有する穿孔部とを備える。そして、ストレッチフィルムの搬送時に、針体がカウンターローラに所定長さ食い込む状態でカウンターローラ及び回転体がストレッチフィルムに接触しながら回転する。これにより、ストレッチフィルムの針体が接触する部位に脱気孔が形成される。
また、特許文献2に開示されたフィルム孔あけ装置は、外周に鋸歯状のカッターを有するミシン目形成用ローラを備え、そのミシン目形成用ローラ(カッター)をフィルムに押し当て、フィルムの移動に伴い当該ローラが回転することで、フィルムにミシン目(脱気孔)が形成される。
いずれの発明においても、針体が放射状に設けられた回転体や、ミシン目形成用ローラを同軸に複数個設けることで、フィルムに対して、搬送方向に平行な複数列の脱気孔(ミシン目)を設けることができる。
特開2000−72116号公報 特開平7−125765号公報
しかしながら、上述した従来の装置では、以下に示す問題がある。すなわち、針体が放射状に設けられた回転体を、同軸に複数個配置することで、複数列の脱気孔を形成することができ、隣接する回転体の間隔を調整することで、形成される隣接する脱気孔の横方向の間隔も調整できる。しかし、針体(回転体)を安定して回転させるように回転軸に連結するためには、ある程度の幅も必要となり、隣接する針体の間隔は、一定の距離以上に近づけることはできず、係る距離が複数列の脱気孔の隣接する間隔の最小距離となる。
一方、被包装物となる対象物も多岐にわたり、その寸法形状も様々なものがある。一例として被包装物の個別包装が進むことなどから、1つの包装体の寸法形状が小さくなったり、細くなったりしたものがある。それにともない、複数列を設けた脱気孔の横方向に隣接する間隔も狭くする必要が生じるが、上述したように、針体の間隔の最小距離以上にその間隔を狭めることができず、狭い間隔で脱気孔を設けることができず、シュリンク包装することができないという課題がある。
また、このようなシュリンク包装機における脱気孔の形成以外にも、包装用フィルムに対してミシン目その他の孔部を複数列形成することがあり、係る場合にも、隣接する各列の孔部の間隔を一定以上狭くすることができないという課題がある。
上述した課題を解決するために、本発明のフィルム孔あけ方法は、(1)連続して搬送される包装用の帯状フィルムの搬送方向と直交する方向に軸方向が向くように配置されたローラと、前記軸方向に可動する針とを備え、前記ローラには前記軸方向に複数形成された円周に沿った溝部又は受け部材を有し、前記帯状フィルムが前記ローラに接触した状態で前記針が前記溝部内または前記受け部材に進入することで、前記帯状フィルムに対して搬送方向に平行に孔部を形成する孔あけ装置を、その帯状フィルムの搬送経路に沿って前後に複数配置し、それぞれの孔あけ装置で形成する前記孔部の形成位置を、前記搬送方向と直交する方向で異ならせるようにし、前記針が対向する前記溝部或いは前記受け部材の位置を換えることで前記孔あけ装置が形成する前記孔部の形成位置を変更するようにした。
(2)前記孔あけ装置は、前記帯状フィルムに対して複数列の孔部を形成可能とし、その形成する列数を変更可能とするとよい。
(3)前記針を前記軸方向に移動可能に支持する支持部材に、前記針の前記軸方向の位置を固定するための位置決め用凹部を複数形成し、前記位置決め用凹部により位置決め固定された前記針が、前記複数のいずれかの前記溝部または前記受け部材に対向するようにするとよい。
(1)の方法の発明を実施するに適した包装機用のフィルム孔あけ装置は、包装機用のフィルム孔あけ装置であって、複数の孔あけ装置を、連続して搬送される帯状フィルムの搬送経路に沿って前後に配置し、前記複数の孔あけ装置は、それぞれ前記帯状フィルムに対して搬送方向に平行に孔部を形成するものであり、それぞれの孔あけ装置で形成する孔の搬送方向と直交方向の位置を異ならせるように構成し、前記孔あけ装置は、前記搬送方向と直交する方向に軸方向が向くように配置されたローラと、前記軸方向に稼働する針とを備え、前記ローラには前記軸方向に複数形成された円周に沿った溝部又は受け部材を有し、前記帯状フィルムが前記ローラに接触した状態で前記針が前記溝部内または前記受け部材に進入することで、前記孔部を形成するように構成し、前記針を前記軸方向に移動して前記針が対向する前記溝部或いは前記受け部材の位置を換えることで前記孔あけ装置が形成する前記孔部の形成位置を変更可能に構成した
数の孔あけ装置を、連続して搬送される帯状フィルムの搬送経路に沿って前後に配置し、前記複数の孔あけ装置は、それぞれ前記帯状フィルムに対して搬送方向に平行に孔部(実施形態の脱気孔)を形成するものであり、それぞれの孔あけ装置で形成する前記孔部の形成位置を、搬送方向と直交する方向に調整可能に構成するとよい。
1つの孔あけ装置を用いた場合、帯状フィルムに対して搬送方向に沿って平行に複数列の孔部を形成しようとすると、その複数列の隣接する孔部の間隔は、孔あけ機構の機械的な制約等で最小間隔に制限がある。しかし、複数の孔あけ装置を用い、それを搬送方向に沿って前後に配置することで、相互の孔あけ装置同士では、上記の機械的な制約等はなくなるため、上流側の孔あけ装置で形成した孔部の列の近くに下流側の孔あけ装置で孔部を形成することができる。よって、帯状フィルムに対して複数列の孔部を形成した場合、横方向(幅方向)に隣接する孔部の間隔を小さくすることができる。その結果、例えば、孔部がシュリンク包装における脱気孔の場合、小さい包装体であっても、加熱してフィルムを収縮させるに際し、内部の空気をスムーズに脱気することができる。また、例えば、孔部が、フィルム開封用のミシン目やラベルはがし用のミシン目の場合、隣接するミシン目の間隔を狭くすることができ、開封しやすくなる。さらに、孔部を形成する横方向の位置を調節できるので好ましい。
また、本発明では、孔あけ装置は、前記搬送方向と直交する方向に軸方向が向くように配置されたローラと、前記軸方向に稼働する針とを備え、前記ローラには前記軸方向に複数形成された円周に沿った溝部又は受け部材を有し、前記帯状フィルムが前記ローラに接触した状態で前記針が前記溝部内または前記受け部材に進入することで、前記孔部を形成するようした。よって、溝部の位置が脱気孔その他の孔部の形成可能な位置であるので、その溝部の形成位置を各ローラで相対的に軸方向にずらすことで、それぞれの孔あけ装置で形成される孔部の位置をずらすことができる。なお、溝部は、実施形態では、円周方向に連続し無端状としているが、針との相対位置を調整することで、円周に沿って溝部(凹部)が点在するようにしてもよい。
記針は、回転体の外周に放射状に配置したものとすることができる。このようにすると、回転体を回転させることで、帯状フィルムを高速かつ連続して搬送するものに対しても対応できる。
(5)前記孔あけ装置は、前記帯状フィルムに対して複数列の孔部を形成可能とし、その形成する列数を変更可能とするとよい。実施形態では、第1,第2回転体ホルダ(ホルダ部)を個々に昇降(回転)させることで、針が帯状フィルムに接触しない姿勢(第2姿勢)と接触可能な姿勢(第1姿勢)を切り替えることで列数を変更しているが、針自体が収納(突出量を調整)されて帯状フィルムに接触/非接触の状態を切り替えて列数を変更するなど各種の方式がとれる。
記針を支持する機構は、前記軸方向に移動可能で、前記針が前記溝部に対向する位置で位置決め固定される位置決め機構を備えるとよい。針を支持する機構は、実施形態では第1,第2回転ホルダ並びにそれを支持する支持ロッドにより実現される。そして、位置決め機構は、実施形態では、位置決め用凹部とボールプランジャーとにより実現されている。
(6)前記針を前記軸方向に移動可能に支持する支持部材に、前記針の前記軸方向の位置を固定するための位置決め用凹部を複数形成し、前記位置決め用凹部により位置決め固定された前記針が、前記複数のいずれかの前記溝部または前記受け部材に対向するように構成するとよい。
本発明は、狭い間隔でも確実にフィルムに孔部を形成することができる。よって、シュリンク包装機に用いた場合、狭い間隔でも脱気用の孔あけを行うことができ、小さい寸法の包装体であっても、確実にシュリンク包装をすることができる。また、例えば、ペットボトルのラベルはがし用のミシン目は所定の間隔をおいた2列のミシン目が形成され、そのミシン目で挟まれたフィルム部位を当該ミシン目の部分から切断して切り離すことでラベルをはがすことができるようにしているが、その幅が一定以上に狭くできずはがし難いが、幅を狭くできるので係る問題が解消される。またこのようなラベルはがしにかかわらず、隣接するミシン目の間隔を短くすることで、当該ミシン目で挟まれた細幅のフィルム部位をフィルムに付ける開封用テープの代わりに利用することもできる。
本発明の好適な一実施形態を示す図である。 本発明の好適な一実施形態を示す図である。 本発明の好適な一実施形態を示す図である。 本発明の効果を説明するための図である。
図1から図3は、本発明の好適な一実施形態を示している。本実施形態のシュリンク包装機は、包装機本体11と、その包装機本体11に対して帯状のシュリンクフィルム(以下、「帯状フィルム」と称する)を連続して供給するフィルム供給装置12と、包装機本体11の上流側に配置され、その包装機本体11に対して被包装物13を所定間隔毎に供給する被包装物搬送供給装置14とを備えている。
フィルム供給装置12は、帯状フィルム15をロール状に巻き取った原反ロール16に対し、図示省略する駆動モータ(サーボモータ等の速度制御可能なモータ)の出力を連係し、原反ロール16の回転速度を適宜制御しながら一定速度で包装機本体11に供給する。また、原反ロール16から包装機本体11に至る所定位置に各種のローラを配置し、原反ロール16から送り出された帯状フィルム15は、そのローラに掛け渡されることで、所定の経路を通って包装機本体11に導かれる。もちろん、本発明では、必ずしも原反ロール16に駆動モータを連係する必要はなく、帯状フィルム15の搬送経路上にフィードローラを設け、引き出すようにしても良い。なお、符号16′は、予備の原反ロールであり、現在使用中の原反ロール16からの帯状フィルム15の供給が終了した場合、それに続いて、原反ロール16′から継続して供給する。
被包装物搬送供給装置14は、前後に配置されたスプロケット17と、そのスプロケット17に掛け渡されたエンドレスチェーン18と、そのエンドレスチェーン18に所定ピッチ毎に取り付けられた複数の押送フィンガー19とにより構成される。これにより、被包装物13の後面に押送フィンガー19が突き当たると、押送フィンガー19の移動に伴い、被包装物13も前進移動する。
包装機本体11は、供給される帯状フィルム15を筒状フィルム21に製袋する製袋器20と、その製袋器20の下流側に配置されたセンターシール装置23と、そのセンターシール装置23の下流側に配置され、筒状フィルム21を搬送するベルトコンベア24と、ベルトコンベア24の上方に配置された上側抑えベルト25と、ベルトコンベア24の下流側に配置されたエンドシール装置26と、エンドシール装置26の下流側に配置された搬出コンベア27と、搬出コンベア27上に配置されたシュリンクトンネル28と、を備えている。
製袋器20は、フィルム供給装置12から連続して供給される帯状フィルム15を通過させることで、帯状フィルム15の両側端縁部15a同士を接触(重合)させるとともに、筒状となった筒状フィルム21に製袋するものである。また、被包装物搬送供給装置14から包装機本体11に対して順次供給される被包装物13は、製袋器20内に挿入される。これにより、製袋器20に供給された被包装物13は、筒状フィルム21内に所定間隔ごとに配置されることになる。
センターシール装置23は、重合された帯状フィルム15の両側端縁部15aをシールする。すなわち、本実施形態では、製袋器20を通過することで帯状フィルム15の両側端縁部15aは、筒状フィルム21の下側に突出するように形成される。そこで、センターシール装置23は、筒状フィルム21の搬送面より下側の所定位置に設置される。このセンターシール装置23は、一対の円盤状のセンターシーラ23aを備え、この一対のセンターシーラ23aにて帯状フィルム15の両側端縁部15aを両側から所定の圧力で挟み込みながら加熱することで熱シールする。また、このセンターシール装置23の上流側であって、製袋器20との間には、ピンチローラ(図示省略)が設けられ、このピンチローラにて、帯状フィルム15の両側端縁部15aを挟み込むとともに搬送力を与え、その両側端縁部15aを次段のセンターシール装置23へ安定して導くようになっている。
上側抑えベルト25は、エンドシール装置26の上流側の直近に配置されており、筒状フィルム21内の被包装物13が上方に持ち上がるのを抑制し、水平状態を保持しながら搬送できるようにしている。
エンドシール装置26は、筒状フィルム21に対し、進行方向と直交する方向、つまり、横断する方向にシールすると共にカットするものである。そのシール・カットするフィルム部位は、前後の被包装物13の間の所定位置である。これにより、エンドシール装置26を通過することで、筒状フィルム21の先頭部分は、後続から分離され、中間包装体29が製造される。
この中間包装体29は、通常のピロー包装体となり、エンドシール並びにセンターシールされて開口部位が封印された筒状フィルム21内に被包装物13が収納された状態であって、被包装物13と筒状フィルム21との間には空間が存在している。シュリンクトンネル28は、前後が開口したトンネル状でその内部空間全体が高温度(例えば125℃)になっている。そして、搬出コンベア27上を移動する中間包装体29は、上流側入口から内部に進入し、そのトンネル内を移動後、下流側出口から搬出する。このとき、シュリンクトンネル28内では、その内部を移動する中間包装体29に対して熱風を吹きつける。これにより、中間包装体29で被包装物を包み込んでいるフィルムは、一旦膨らんだ後、収縮して被包装物に密着し、シュリンク包装体が製造される。
そして、フィルムを被包装物13の周囲にきれいに密着させるためには、この収縮する際に中間包装体29の内部に存在する空気を外部に排出する必要がある。そこで、フィルムの適宜位置に、空気を外部に排出するための脱気孔を形成する必要があり、本実施形態では、フィルム供給装置12にフィルム孔あけ装置30を実装し、フィルム供給装置12にて搬送途中の帯状フィルム15に対し、搬送方向に平行な複数列の脱気孔を形成するようにした。
本実施形態のフィルム孔あけ装置30は、帯状フィルム15の搬送方向に沿って前後に第1孔あけ装置31と第2孔あけ装置32を備えている。これら第1孔あけ装置31と、第2孔あけ装置32とは、帯状フィルム15の横方向の異なる位置に脱気孔を形成するものである。
第1フィルム孔あけ装置31は、搬送される帯状フィルム15の下面に接触する第1溝付きローラ33と、帯状フィルム15を挟んでその第1溝付きローラ33に対向する第1針付き回転体34とを備えている。第1溝付きローラ33は、円筒状のローラ本体の周面に複数本の溝部33aを有しており、その溝部33aは、軸方向に等間隔X0(たとえば20mm)で形成している。また、第1溝付きローラ33は、その両端が機枠35に対して回転自在に軸受け支持されている。そして、第1溝付きローラ33は、回転自在に機枠35に連係されており、周面に接触する帯状フィルム15の搬送に追従して回転する。もちろん、モータの出力軸に所定の動力伝達機構を介して連係させ、帯状フィルム15の搬送に同期して回転することで、帯状フィルム15に搬送力を与えたるようにしてもよい。
第1針付き回転体34は、図2(b)に拡大して示すように、リング状の本体34aの外周面に放射状に複数の針34bを円周方向に等間隔に配置すると共に、そのリング状の本体34aをベアリング34cを介して第1回転体ホルダ36に回転自在に軸受け支持させる。第1回転体ホルダ36は、本体34aを両側から挟み込むと共に、その本体34aの大部分を囲い込み、第1回転体ホルダ36の下面側から本体34aの外周縁の一部とその外周縁に取り付けられた針34bが外部に突出する構成を採る。そして、本体34aは、その両側から回転ホルダ36に支えられると共に、ベアリング34cにて両持ち軸受け支持されるので、安定して回転する。ひいては、本体34aに設けた針34bが、安定した姿勢で、ぶれることなく回転し、帯状フィルム15に接触して脱気孔をあけることができるようになっている。
また、第1回転体ホルダ36は、その基端側にて左右一対の機枠35に掛け渡された第1支持ロッド37に対し、軸方向に移動可能に連結している。より具体的には、第1回転体ホルダ36は、第1針付き回転体34を保持するホルダ部36aと、第1支持ロッド37に連結する基端部36bとを備え、それらホルダ部36aと基端部36bは相対的に所定角度範囲内で正逆回転可能となっている。
そして、第1支持ロッド37の表面には、軸方向に所定間隔ごとに位置決め用凹部37aを形成している。一方、第1回転ホルダ36の基端部36b内には、ボールプランジャー36dが内装され、そのボールプランジャー36dのボールが、位置決め用凹部37aに入り込み第1回転体ホルダ36ひいてはそれに取り付けられた第1針付き回転体34の支持ロッド37に対する横方向の位置が位置決めされる。
そして、位置決め用凹部37aの配置間隔X0′は、溝部33aの配置間隔X0と同じにし、第1回転体ホルダ36が位置決めされた際に、第1針付き回転体34の針34bが、第1溝付きローラ33の溝部33aに対向するように設定されている。さらに、係る位置決めは、ボールプランジャー36dを利用しているので、人が第1回転体ホルダ36を持った状態で、横方向に一定の大きさ以上の力を加えると、ボールプランジャー36dのボールが位置決め用凹部37aから離脱し、第1回転体ホルダ36は支持ロッド37に沿って移動可能になる。従って、ボールプランジャー36dによる位置決めがされると、第1針付き回転体34の針34bは、いずれかの溝部33aに対向する。
さらに、第1支持ロッド37の位置決め用凹部37aを設けた面には、目盛が設けられており、第1回転体ホルダ36(第1針付き回転体34に設けた針34b)の位置を容易に知り所望の位置に設定できるようにしている。この目盛は、横端からの長さでもよいし、何番目の位置決め用凹部37aであるかを示す数値でも良い。これにより、帯状フィルム15に対し幅方向の所望位置に針36bを対向させて脱気孔を形成することができる。
第1回転体ホルダ36のホルダ部36aの基端側の上面には、操作レバー36eが設けられ、この操作レバー36eは、ホルダ部26aに対して昇降移動可能となるとともにバネの弾性復元力を利用し常時下降方向(ホルダ部36aに対して接近する方向)に付勢されている。一方、基端部36bの上面所定位置には第1位置決め穴36fと第2位決め穴36gが設けられている。そして、操作レバー36eの下端がいずれかの位置決め穴36f/36gに入り込むことで、ホルダ部36aと基端部36bとの相対的な回転位置が固定され、操作レバー36eを引き上げて、その下端をいずれの位置決め穴36f,36gからも離脱させることでホルダ部36aと基端部36bの相対的な回転移動が可能となる。
そして、第1位置決め用穴36fに連携された場合がホルダ部36aの先端(第1針付き回転体34)がもっとも下端に位置した状態となり、針34bの先端が第1溝付きローラ33の溝部33a内に入り込む姿勢(第1姿勢)となる。第2位置決め用穴36gに連携された場合がホルダ部36aの先端(第1針付き回転体34)がもっとも上端に位置した状態となり、針34bの先端が第1溝付きローラ33の溝部33aから離れた姿勢(第2姿勢)になる。この第1姿勢の時には、針34bにて帯状フィルム15に対して孔あけができ、第2姿勢の時には、針34bは帯状フィルム15に接触しないので孔あけできない。図2の例では、操作レバー36eは第1位置決め孔36fと連携され、第1位置をとっている。また、基端部36bに設けたプレート36hとホルダ部36aはコイルスプリング36iの両端がそれぞれ連携され、そのコイルスプリング36iの弾性復元力を利用して、ホルダ部36aの先端側が下方に行くような付勢力(図2の状態では、反時計方向に回転しようとする力)が働き、針34bが所望の力で帯状フィルム15に接触し確実に脱気孔を形成することができるようにしている。つまり、針34bひいては第1針付き回転体34,ホルダ部36aが帯状フィルム15からの反力を受けて上方に持ち上がってしまうことを抑制している。
さらに、図3に示すように、本実施形態では、第1回転体ホルダ36は第1支持ロッド37に対して3個設けている。そして、これら3個の第1回転体ホルダ36は、個々に第1姿勢と第2姿勢に設定できる。よって、この3つの第1回転体ホルダ36を全て下げて第1位置にすると、3つの第1針付き回転体34の針34bが、帯状フィルム15に接触するため、3列の脱気孔が形成され、第1回転体ホルダ36を全てあげて第2位置にすると第1孔あけ装置31では脱気孔が形成されない。つまり、個々の第1回転体ホルダ36の姿勢を制御することで、0から3本の脱気孔を形成することができる。さらに、第1回転体ホルダ36の横方向の位置を調整することで、脱気孔の横方向(帯状フィルムの幅方向)の位置の調整も可能となる。そして、隣接する脱気孔の最小間隔は、溝部33a(位置決め要凹部37a)の配置間隔であるX0(X0′)=20mmとなる。
第2孔あけ装置32の構造も、第1孔あけ装置31の構造と同様となっている。すなわち、第2フィルム孔あけ装置32は、搬送される帯状フィルム15の下面に接触する第2溝付きローラ43と、帯状フィルム15を挟んでその第2溝付きローラ43に対向する第2針付き回転体44とを備えている。第2溝付きローラ43は、円筒状のローラ本体の周面に複数本の溝部43aを有しており、その溝部43aは、軸方向に等間隔X0(たとえば20mm)で形成している。もちろん、この第2溝付きローラ43は、その両端が機枠35に対して回転自在に軸受け支持されている。
第2針付き回転体44は、リング状の本体44aの外周面に放射状に複数の針44bを円周方向に等間隔に配置し、ベアリングを介して第2回転体ホルダ46のホルダ部46aに回転自在に指示される。ホルダ部46aは、基端部46bに対して正逆回転可能に連携され、操作レバー46eを操作することで、図2(a)に示す第2姿勢(針44bは帯状フィルム15と非接触)と、針44bを帯状フィルムに接触させる第1姿勢を切り替えて採ることができる。そして、基端部46bは第2支持ロッド47に対して軸方向に移動可能に連結される。
第2支持ロッド47にも、その表面に配置間隔X0′で位置決め用凹部47aが形成され、基端部46bはボールプランジャーを用いてこの位置決め用凹部47aに対して位置決め固定される。そして、位置決めされた際には、針44bは第2溝付ローラ43の溝部43aに対向する。なお、具体的な詳細な説明は省略するが、第2針付き回転体44,第2回転体ホルダ46の構成は、第1針付き回転体34,第1回転体ホルダ36の構成と同様である。なお、本実施形態では、第2孔あけ装置32では、第2回転体ホルダ46を4個設けているが、その設置数は任意である。この点は第1孔あけ装置31においても同様である。
ここで、第1溝付きローラ33と、第2溝付きローラ43とは、それぞれに設けた溝部33a,43aの位置が、軸方向(フィルム流れ方向に対して直角方向)にずらし、各溝付きローラ33,43の溝部33a,43aが重ならないように配置している。本実施形態では、第1溝付きローラ33の隣接する溝部33aの中間位置に第2溝付きローラ43の溝部43aが位置するように設定している。これにより、両溝部33a,43aを全体としてみた場合、溝部33aとそれに隣接する溝部43aの間隔は、”X0/2”となる。よって、例えば、図3に示すように、第2孔あけ装置32単独で見た場合、隣接する針付きローラ44間の最小間隔X1は、溝部43aの配置間隔X0と一致し、第2孔あけ装置32単独で形成できる隣接する脱気孔の最小間隔もX1(たとえば20mm)となる。この点は、第1孔あけ装置31単独で形成できる脱気孔の最小間隔も同様である。しかし、第1孔あけ装置31の第1回転体ホルダ36(第1針付き回転体34の針)と、第2孔あけ装置32の第2回転体ホルダ46(第2針付き回転体44の針)との最小間隔X2は、両溝部33a,43aを全体としてみた場合の溝部33aとそれに隣接する溝部43aの間隔は、”X0/2”と一致し、X1の半分(例えば10mm)にすることができる。
その結果、図4に示すように、例えば従来の単独の孔あけ装置(例えば第1孔あけ装置31のみ)で帯状フィルム15に対して脱気孔15bを形成した場合、隣接する脱気孔の最小間隔はX1であったため(図4(b)参照)、図4(a)に示すような比較的大きい包装体50に対応する孔あけしかできなかったが、本実施形態のように複数(2段)の孔あけ装置31,32を用いることで、帯状フィルム15に対して脱気孔15bの最小間隔はX2と半分に狭めることができ(図4(d)参照)、図4(c)に示すような比較的小さい包装体51に対してシュリンク包装可能な脱気孔を形成することができる。
なお、上述した実施形態では、第1,第2孔あけ装置31,32を用いたが、3つ以上の孔あけ装置を用い、より最小間隔を短くするようにしても良い。また、軸方向にずらす距離も、本実施形態では、一方の配置間隔の中央に位置し、全体として等間隔になるようにしたが、適宜偏心させても良い。
また、それぞれの孔あけ装置31は、リング状の本体に対して放射状に針を設け、回転させながら帯状フィルムに脱気孔をあけるようにしたが、脱気孔を形成する個々の孔あけ装置の構造は任意であり、例えば、往復直線運動等により1または複数本の針を帯状フィルムに対して接近離反させたり、溝部ではなく特許文献1等のゴム等の受け部材に針が進入するようにしたり、さらには、溝付きローラ等の帯状フィルムを受ける部材がないようにしてもよい。但し、特許文献1等に示されるゴム等の受け部材に針が進入する構成を採った場合、その進入時の受け部材から受ける反力・抵抗力等により、針が摩耗したり破損したりして交換の頻度が増すが、本実施形態のように溝付きローラを用いた場合、針の先端は溝内に進入するものの溝付きローラに接触することはないので、係る問題を生じない。
また、上述した実施形態では、シュリンク包装機に適用した例を示したが、本発明はこれに限ることはなく、通常のピロー包装機やストレッチ包装機等に実装し、包装用のフィルムの所定位置に孔を開けるものに適用できる。
さらにまた、対を構成する支持ロッドと溝付きローラは、一体的に軸方向に移動可能とすると良い。特に、上記の実施形態のように、支持ロッドに位置決め用凹部を設けている場合には、支持ロッドと溝付きローラの相対的な軸方向の位置関係を合わせておく必要があるが、一体的に移動する構成を採ると、最初に位置関係の調整をしておくと、その後は軸方向に移動させた場合でも係る位置関係の調整が不要となるので好ましい。
11 包装機本体
12 フィルム供給装置
13 被包装物
14 被包装物搬送供給装置
15 帯状フィルム
15a 両側端縁部
15b 脱気孔
21 筒状フィルム
23 センターシール装置
26 エンドシール装置
30 フィルム孔あけ装置
31 第1孔あけ装置
32 第2孔あけ装置
33 第1溝付きローラ
34 第1針付き回転体
34b 針
43 第2溝付きローラ
46 第2回転体ホルダ
44 第2針付き回転体
44b 針

Claims (6)

  1. 連続して搬送される包装用の帯状フィルムの搬送方向と直交する方向に軸方向が向くように配置されたローラと、前記軸方向に可動する針とを備え、前記ローラには前記軸方向に複数形成された円周に沿った溝部又は受け部材を有し、前記帯状フィルムが前記ローラに接触した状態で前記針が前記溝部内または前記受け部材に進入することで、前記帯状フィルムに対して搬送方向に平行に孔部を形成する孔あけ装置を、その帯状フィルムの搬送経路に沿って前後に複数配置し、
    それぞれの孔あけ装置で形成する前記孔部の形成位置を、前記搬送方向と直交する方向で異ならせるようにし、
    前記針を前記軸方向に移動して前記針が対向する前記溝部或いは前記受け部材の位置を換えることで前記孔あけ装置が形成する前記孔部の形成位置を変更することを特徴とするフィルム孔あけ方法。
  2. 前記孔あけ装置は、前記帯状フィルムに対して複数列の孔部を形成可能とし、その形成する列数を変更可能とすることを特徴とする請求項1に記載のフィルム孔あけ方法。
  3. 前記針を前記軸方向に移動可能に支持する支持部材に、前記針の前記軸方向の位置を固定するための位置決め用凹部を複数形成し、
    前記位置決め用凹部により位置決め固定された前記針が、前記複数のいずれかの前記溝部または前記受け部材に対向するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載のフィルム孔あけ方法。
  4. 包装機用のフィルム孔あけ装置であって、
    複数の孔あけ装置を、連続して搬送される帯状フィルムの搬送経路に沿って前後に配置し、
    前記複数の孔あけ装置は、それぞれ前記帯状フィルムに対して搬送方向に平行に孔部を形成するものであり、
    それぞれの孔あけ装置で形成する孔の搬送方向と直交方向の位置を異ならせるように構成し、
    前記孔あけ装置は、前記搬送方向と直交する方向に軸方向が向くように配置されたローラと、前記軸方向に稼働する針とを備え、前記ローラには前記軸方向に複数形成された円周に沿った溝部又は受け部材を有し、前記帯状フィルムが前記ローラに接触した状態で前記針が前記溝部内または前記受け部材に進入することで、前記孔部を形成するようにし、
    前記針を前記軸方向に移動して前記針が対向する前記溝部或いは前記受け部材の位置を換えることで前記孔あけ装置が形成する前記孔部の形成位置を変更可能に構成したことを特徴とするフィルム孔あけ装置。
  5. 前記孔あけ装置は、前記帯状フィルムに対して複数列の孔部を形成可能とし、その形成する列数を変更可能とする請求項4に記載のフィルム孔あけ装置。
  6. 前記針を前記軸方向に移動可能に支持する支持部材に、前記針の前記軸方向の位置を固定するための位置決め用凹部を複数形成し、
    前記位置決め用凹部により位置決め固定された前記針が、前記複数のいずれかの前記溝部または前記受け部材に対向するように構成したことを特徴とする請求項4または5に記載のフィルム孔あけ装置。
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