JP5692175B2 - シール部材及びそのシール部材を含む表示装置 - Google Patents

シール部材及びそのシール部材を含む表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、表示系ユニットを備えた表示装置を外部の装置や機構物等の固体に設置する場合に用いられるシール部材、及びそのシール部材を含む表示装置に関する。
従来、表示系ユニットを備える表示装置を、外部の装置や機構物等の固体に設置する場合の構造として、表示装置と設置先の固体との間にブラケットを介在させる構造が知られていた。
また、そのブラケットの外周側を囲むようにして、カバーの開口周縁に環状の弾性シール部材が取り付けられ、ブラケットと当接する弾性シール部材の一部分が外方に撓みながら係合することにより、シール性(密閉性)の得られる構造も知られている(例えば、特許文献1参照)。
その構成を、図8を参照して、以下に説明する。
図8は、従来の表示灯101がエンジンカバー104に取り付けられた状態における構成を示した断面図である。ここでは、船外機のエンジンカバー104の開口に設置されるエンジン本体側におけるスターターケーブル102のガイドブラケット103の円錐面103bと、環状の弾性シール部材105との関係を示している。
ここで、半径方向の内方に向いた環状のリップ部105aを内周に有する環状の弾性シール部材105が、エンジンカバー104の開口周縁104aに取り付けられている。
そして、エンジンカバー104がエンジン本体に取り付けられたとき、リップ部105aは、エンジン本体側の円錐面103bに係合し、外方(図8では左の方向)に撓まされるような構成になっている。
この構成により、ガイドブラケット103内に配設されたスターターケーブル102側のシール性が保たれている。
公開実用新案昭61−186698号公報
しかしながら、前述した従来の構成では、表示灯101を外部の装置や機構物などの固体物に取り付けた場合に、表示灯101とガイドブラケット103の内周側との間において、当接部分の隙間から水や油などの液体や粉塵が侵入するのを防止する封止機能、すなわちシール性を十分に確保できないという課題があった。
仮に、ガイドブラケット103の内周に沿わせてゴム素材のOリングのような環状のゴム製シール部材を介在させたとしても、予め固定されていないため、取り付け時の位置が安定しない。
特に、図8に示したように、表示灯101が水平方向に延びるように取り付けられるため、Oリングが表示灯の中心軸に対する所定の角度内よりも傾いたまま配置されるおそれもあり、やはりシール性を十分に確保できない。
また、既存の表示灯101を、同型の新品のものや別型のものに交換する際、通常はエンジンカバー104を一旦エンジン本体から取り外して、表示灯101の交換作業を行う必要がある。
その際に、Oリングはガイドブラケット103とは別部材であるため、分離し易い(外れ易い)ため紛失のおそれがあり、かつ、単体で置かれた場合には水や油などの液体、異物または塵埃等が付着し易い、すなわち汚れ易い、という新たな課題も生じる。
本発明は、上記の課題を解決するもので、表示装置を外部の装置や機構物などの固体物に取り付ける場合に用いることができ、ブラケットの底面側とシール部材との密着性や位置精度を確保できる、シール部材及びそのシール部材を含む表示装置を提供することを目的とする。
本発明にかかわるシール部材によれば、筒状の支持体と、その支持体が嵌り込む嵌入孔を上方側に有し、嵌入孔に連通する開口部を下方側に有するブラケットと、を含む表示装置のためのシール部材であって、ブラケットの底面に沿って配置される下端部を有し、その下端部は、ブラケットの底面側の凹部に嵌り込む上面側の凸部と、ブラケットを外部の固体に取り付けるための固定部材を挿通する挿通孔を、それぞれ複数個有しており、凸部と挿通孔は、下端部の外周に沿って交互に配置されることを特徴としている。
これにより、ブラケットの底面側とシール部材との密着性を確保できる。
すなわち、ブラケットの底面側とシール部材との隙間に水や油などの液体、異物又は塵埃等が付着し易い、すなわち汚れ易い、という課題を解決できる。
また、シール部材はブラケットとは別部材でありながら、一旦ブラケットにシール部材が取り付けられれば、シール部材がブラケットの底面に沿って固定された状態で十分に保持されるため、組立時においては両者間を固定するための両面テープや接着剤等の固定部材を必要としない。
また、分解時においても、相互に密着した状態で分離し難く(外れ難く)なり、シール部材とブラケットの底面との密着性が維持されるため、外部から水や油などの液体や粉塵が侵入するのを防止することができる。
同時に、シール部材の紛失のおそれも少なくなる。
さらに、挿通孔は、シール部材がブラケットの底面側に取り付けられた状態でブラケットの挿通孔のそれぞれに対応した位置に開口されているが、上記のようにシール部材の凸部がブラケットの凹部のそれぞれに嵌り込むため、両者間の相対的な位置精度が確保される。
本発明にかかわるシール部材によれば、前記構成に加え、下端部から上方側へ連設される上端部を有し、その上端部は、ブラケットの嵌入孔に嵌挿され、筒状の支持体の下方端と当接するように配置されることが好ましい。
これにより、シール部材が1つの部品であるのにもかかわらず、支持体とブラケットとの間、及び、ブラケットと外部の固体との間、のいずれの隙間においても、外部から水や油などの液体や粉塵が侵入するのを防止することができる。
すなわち、単一のシール部材であるにもかかわらず、ブラケットの上下方向に位置する他の2つの部材とのシール性の両方を同時に確保できる。
また、本発明にかかわるシール部材によれば、前記構成に加え、シール部材の凸部は、略円柱形状であって、その側面に円周方向に沿う環状の突条部を有することが好ましい。
これにより、凸部が凹部に嵌挿されると環状の突条部がつぶれるように弾性変形するため、その弾性復元力を利用してシール部材が下ブラケットの底面に沿って十分に保持され、分解時においても、シール部材と下ブラケットの底面との密着性が維持されるため、外部から水や油などの液体や粉塵が侵入するのを防止することができる。
また、本発明にかかわるシール部材によれば、真上から見たときに、複数個の凸部の全てを通る第1の仮想円は、第1の仮想直径を有する円形をなし、真上から見たときに、複数個の挿通孔の全てを通る第2の仮想円は、第2の仮想直径を有する円形をなし、第1の仮想直径は、第2の仮想直径よりも大きいことが好ましい。
これにより、固定部材によりブラケットは下方に押圧されるが、その押圧力が作用し易い内周側の領域全体を取り囲むようにして、ブラケットの底面とシール部材の下端部との間においてより均一的な密着性が得られ、シール性をより向上できる。
本発明にかかわる表示装置によれば、筒状の支持体と、その支持体が嵌り込む嵌入孔を上方側に有し、嵌入孔に連通する開口部を下方側に有するブラケットと、前記のいずれかに記載のシール部材とを含むことを特徴としている。
これにより、ブラケットの底面側とシール部材との密着性を確保できる。
本発明にかかわる表示装置によれば、前記構成に加え、ブラケットの外周部は、下方に向かって環状に突出し、ブラケットの外周部が外部の固体と当接するように取り付けられたときに、シール部材の下端部が、ブラケットの外周部に覆われるようにブラケットの底面に沿って配置されることが好ましい。
これにより、ブラケットが取り付けられる外部の固体上において、シール部材が外雰囲気と直接的に触れ合うことが軽減されるため、よりシール性が向上する。
本発明によるシール部材及びそのシール部材を含む表示装置によれば、ブラケットの底面側とシール部材との密着性や位置精度を確保できる。
本発明の実施の形態における表示装置の全体斜視図 (a)本発明における実施の形態における表示装置の下部(上下ブラケットとその間に支持体が組み込まれた部分)を示す正面図、(b)図2(a)におけるA−A断面図 表示装置の下部(上下ブラケットとその間に支持体が組み込まれた部分)の分解斜視図 (a)本発明の実施の形態におけるシール部材の斜視図、(b)シール部材の平面図 (a)図4(b)のB−B部分断面図、(b)図4(b)のC−C部分断面図 (a)下ブラケットの平面図、(b)下ブラケットの底面図 本発明の実施の形態における表示装置を外部の装置や機構物等の固体の上面に取り付けた状態における部分断面図 従来の表示灯が取り付けられた状態における構成を示した断面図
以下、本発明の実施の形態を説明するために、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態における表示装置の全体斜視図で、図2(a)は、本発明における実施の形態における表示装置の下部(上下ブラケットとその間に支持体が組み込まれた部分)を示す正面図で、図2(b)は、図2(a)におけるA−A断面図で、図3は、表示装置の下部(上下ブラケットとその間に支持体が組み込まれた部分)の分解斜視図で、図4(a)は、本発明の実施の形態におけるシール部材の斜視図で、図4(b)は、シール部材の平面図で、図5(a)は、図4(b)のB−B部分断面図で、図5(b)は、図4(b)のC−C部分断面図で、図6(a)は、下ブラケットの平面図で、図6(b)は、下ブラケットの底面図で、図7は、本発明の実施の形態における表示装置を外部の装置や機構物等の固体の上面に取り付けた状態における部分断面図である。
まず、図1における表示装置10の上部は、全体としては所謂タワー形状を成し、その下方側に位置する制御系ユニット11と、上方側に位置するヘッドユニット12と、両者により中間部分(表示装置全体の頭部に相当する部分)に狭装された表示系ユニット13とを備えている。
一方、制御系ユニット11の下方に位置する、表示装置10の下部は、筒状(ポール形状)の支持体14の嵌入孔15b(図2(b)参照)を下方側に有し、支持体14が嵌入されて2つのセットビス15aで固定された上ブラケット15と、表示系ユニット13の複数のグローブ13a〜13eの積層方向(以下、軸方向と称する)に沿って直線状に延びる支持体14と、支持体14が嵌り込む嵌入孔16bを上方側に有する下ブラケット16と、その内周側から底面側に密着して配置されるシール部材17(図2(b)参照)とから構成されている。
ここで、以下の説明を容易にするため、表示装置10の幅方向をX方向、奥行き方向をY方向、高さ方向でもある軸方向をZ方向とし、X方向、Y方向およびZ方向は、相互に直交する方向と定義する。
まず、上部の中間部分に位置する表示系ユニット13においては、クリアのグローブ13a〜13eは、図面上の上下方向(軸方向と一致)に分解可能に5段積み重ねられ、それぞれが表示系ユニット13の各段(各層)の外周部を構成している。
また、それらグローブ13a〜13eは、いずれも同一の形状であってほぼ円筒形の中空筒状を成している。
そして、それぞれのグローブは、内面には内周方向に沿って凹凸面が形成されており、これにより透過した光を軸方向と直交し中心から円周に向かう方向において扇形に拡散するレンズ機能と、外面には軸方向に沿って凹凸面が形成されており、これにより透過した光を軸方向に扇形に拡散するレンズ機能とを有している。
さらに、それらを5段軸方向にシール部材(図示せず)を介在させて重ねることにより全体として、軸方向に延びた中空筒状のグローブを構成している。
また、詳細には後述するが、各層のグローブ13a〜13eのそれぞれに内蔵される合計5つの光源グループ(図示せず)として、上段から下段へ、赤色、黄色、緑色、青色及び白色等を発光するLEDが複数個ずつ真上又は真下から見て円環状に搭載されている。
また、場合によっては異なる発光色のLEDが同層のグローブ内に混在して搭載されている。
結果として、5つの光源グループは、軸方向に沿って相互に離間して積層され、前述した5つのグローブ13a〜13eから構成されるグローブによって覆われている。
一方、表示系ユニット13の軸方向における上方に、扁平な円盤状のヘッドユニット12が隣接配置されている。
他方、表示系ユニット13の最下層に位置するグローブ13eの下方には、前述した5つの光源グループの発光制御を行う制御系ユニット11が隣接配置されている。
また、制御系ユニット11のY方向の正面側から見て右側面には、可動部11aが配置されて、可動部11aの回転中心軸はX方向と一致し、軸方向と直角な水平方向(Y方向)にも傾倒可能となっている。
そして、可動部11aは、図示しない外部の装置との無線データ通信機能を有するアンテナを内蔵している。
また、制御系ユニット11の上部には本装置の電源入状態(電源表示)、有線アクセス、有線リンク、無線アクセス及び無線リンクの各表示等のためのインジケータ部11bが配置されている。
さらに、制御系ユニット11の中央前面側は一部フラット化され、操作パネル部11cを構成し、前面カバーの係止状態を解除し一方のヒンジを支点にして開くと、内蔵された各種スイッチの設定やコンフィグレーション設定用ピンジャックにパソコンなどの外部機器を接続してファームウエアのUP/DOWNロードなども可能となっている。
上記の配置により、オペレータが可動部11aの傾倒状態(傾倒角度)を調整しながら、インジケータ部11bの発光状態によりアクセス、リンクの状態を把握できるし、さらには操作パネル部11cの内側も同一視野内において容易に視認可能となっている。
また、制御系ユニット11の下部のY方向の前面側には、所定のブザー音を前面側に通過させるため、複数の長孔が外周面に沿って列べられた開口部11dが設けられている。
一方、制御系ユニット11の内部には、外部の電源ライン(図示せず)から電源コネクタを介し供給された交流電圧を所定の直流電圧に変換し、次段の基板に電圧供給を行うPS基板(図示せず)、信号入出力コネクタを介した外部装置の入力信号に応じて表示系ユニット13の各層の点灯制御などを行うIF基板(図示せず)、有線入力コネクタを介して接続されたEthernet(登録商標、以下同じ)などに対応したネットワークケーブルとの入出力処理や無線LAN基板(図示せず)との入出力処理、さらにはインジケータ部11bの発光処理やブザー(図示せず)のON/OFF処理などを行うCPU基板(図示せず)などが実装されている。
上記のように、上部の下方側に多くの構成部品を内蔵する制御系ユニット11を配したことにより、表示装置10を外部の装置や機構物等の固体に搭載する際に必要な取付機構(後述する上ブラケット15と下ブラケット16、及びその間に配置される支持体14等で構成された機構)を経由させて、外部装置との接続に必要な電源ラインやEthernetなどの各種ネットワークケーブルなどを下ブラケット16の下方から筒状の支持体14の内側を通しコネクタ経由で制御系ユニット11に配線を行ったりすることも容易となっている。
上記の構成により、表示装置10は、ライン接続された外部装置の起動、運転、停止、異常または故障などの装置状態を表示するという基本的な表示に加え、子局としての通信機能を備え、外部装置の状態情報、遠隔式入出力装置を介して得られた計測値情報又はパソコンからのデータ情報等をPLCやDCSなどの親局へ有線ネットワークを介して送信したり、無線通信を利用して子局から送信されたデータ情報を受信してPLCやDCSへの受け渡しを行ったりする装置として機能する。
次に、図2(a)、図2(b)及び図3を参照し、表示装置10の下部に相当する取付機構の構成と相互の関連性について説明する。
上述したように、制御系ユニット11を下方から支持する上ブラケット15には、円筒状の支持体14の上方端14aが下方から嵌り込む嵌入孔15b(図2(b)参照)が設けられている。
そして、支持体14が下方から嵌入された状態で、2つのセットビス15aは、上ブラケット15に螺合し、さらにはその先端部が支持体14を側方(Y方向)から押圧することにより、支持体14は、上ブラケット15に対してその長手方向が軸方向(Z方向)と一致するように固定される。
また、上シール部材18は、支持体14と上ブラケット15との間のシール性を確保するものである。
同様に、下ブラケット16には支持体14の下方端14bが嵌り込む嵌入孔16bが上方側に設けられ、支持体14が上方から嵌入された状態で、2つのセットビス16aは、下ブラケット16に螺合し、さらにはその先端部が支持体14を側方(Y方向)から押圧することにより、支持体14は、下ブラケット16に対してその長手方向が軸方向(Z方向)と一致するように固定される。
また、下ブラケット16の下方側には、開口部16g(図6(b)及び図7参照)が設けられていて、開口部16gと嵌入孔16bは、略同軸上に位置し相互に連通しているため、シール部材17が内周側に嵌め込み可能となっている。
ここで、支持体14の形状は、筒状であればよく、例えば上記のような円筒状(パイプ形状)が好ましいが、楕円形状、多角形状又は扁平形状の筒状であっても構わない。
一方、表示装置10が外部の装置や機構物等の固体に搭載された場合、特にその固体が例えば搬送装置や半導体実装装置(ダイマウンタやチップマウンタ等の各種製造装置)であると、それらの装置から発生する機械的な振動が下部の取付機構を経由して上部の制御系ユニット11や表示系ユニット13へ伝達される。
そのため、上ブラケット15、下ブラケット16、及びその間の支持体14の素材については、それぞれ耐震性を考慮した剛性や耐衝撃性だけでなく、加工性、耐候性、耐薬品性、耐熱性及び耐久性等を有する樹脂や金属等の素材であることが好ましい。
また、下ブラケット16の嵌入孔16bの下部から底面16d(図6(b)及び図7参照)にわたって、内方にケーブルやコネクタ等を挿通可能な略円盤形状のシール部材17が嵌っている。
次に、図4(a)と図4(b)を参照して、シール部材17について詳細に説明する。
ここで、シール部材17の中央側の上部には、下ブラケット16の開口部16gの下方から嵌挿され、嵌挿が終了した時点では、嵌入孔16bの下部の内周に沿って嵌り込むように、上から見てリング状の上端部17aが形成されている。
また、上端部17aから下方側へは、連設部17eを介して下ブラケット16の底面16dに沿って配置される下端部17bが連設されている。
これにより、シール部材17が単一の部品であるのにもかかわらず、支持体14と下ブラケット16との間、及び、下ブラケット16と外部の固体との間、のいずれの隙間においても、外部から水や油などの液体や粉塵が侵入するのを防止することができる。
すなわち、単一のシール部材17であるにもかかわらず、下ブラケット16の上方に位置する支持体14と下ブラケット16の下方に位置する外部の固体50(図7参照)とのシール性の両方を同時に確保できる。
また、真上から見たときに、上端部17aの上面部に円環状の突条部17acが同心円状に2つ形成されており、前述したように上端部17aが支持体14に当接して取り付けられた場合、それらの突条部17acがつぶれるように弾性変形するため、その弾性復元力を利用して支持体14と下ブラケット16との間のシール性をより向上できる。
また、上端部17aの外周は、真上から見たときに第1の直径D1を有する円形をなし、下端部17bの外周は、真下から見たときに第2の直径D2(本図は真上から見た図だが、真下から見ても同じ直径である)を有する円形をなし、上端部17aと下端部17bとの間における連設部17eの軸方向に直交する断面の外周は、第1の直径D1と第2の直径D2のいずれよりも小さい第3の直径D3(図5(a)参照)を有する円形をなすことが好ましい。
これにより、下ブラケット16の内周側凸部16c(図7参照)をシール部材17の連設部17eに近接させて囲繞するような構成とすれば、シール部材17が下ブラケット16の内周側凸部16cによって上下方向の位置ズレが規制される。
したがって、シール部材17が下ブラケット16の内周側凸部16cにより位置規制されるため、シール部材17が下ブラケット16に装着された状態での嵌入孔16bや開口部16gに対する位置ズレも容易に防止できる。
同時に、シール部材17は下ブラケット16とは別部材でありながら、一旦下ブラケット16にシール部材17が取り付けられれば、分解時において、相互に分離し難く(外れ難く)なるため、シール部材17の紛失のおそれがなくなり、また単体で置かれることも少なくなり、水や油などの液体、異物又は塵埃等が付着し易い、すなわち汚れ易い、という課題も解決できる。
また、シール部材17の下端部17bは、下ブラケット16の底面16d側の凹部16e(図6(b)参照)に嵌り込む上面側凸部17bcと、下ブラケット16を外部の固体に取り付けるための固定部材(図示せず)を挿通する挿通孔17bhを、それぞれ4個有しており、上面側凸部17bcと挿通孔17bhは、下端部17bの外周に沿って交互に配置されている。
つまり、上記のように、上面側凸部17bcと挿通孔17bhは、外周に沿ってそれぞれ4個ずつ中心角90度の位置で設けられることが好ましく、その場合中心角45度の位置でそれらが交互に外周に沿って配列されることとなる。
これにより、下ブラケット16が外部の固体に取り付けられる際には、シール部材17が予め凹部16eに嵌り込む上面側凸部17bcにより全体にわたって平面上に均一的に拡げられるため、下ブラケット16の底面16dと外部の固体との間に挟まれた状態で面的に均一的なシール性が得られる。
また、上面側凸部17bcと挿通孔17bhは、外周に沿ってそれぞれ2個ずつ中心角180度の位置で設けられたり、3個ずつ中心角120度の位置で設けられたり、あるいは5個以上が全周角(360度)をその個数で均等に分割した中心角の位置に設けられたりしてもよい。
さらに、シール部材17の4個の上面側凸部17bcは、いずれも略円柱形状であって、その側面に円周方向に沿う環状の突条部17bccを2つ有している。
また、真上から見たときに、4個の上面側凸部17bcのそれぞれの略中心の全てを通る第1の仮想円は、粗なピッチの破線円で示したように、第1の仮想直径KD1を有する円形をなし、4個の開口部16gのそれぞれの略中心の全てを通る第2の仮想円は、密なピッチの破線円で示したように第2の仮想直径KD2を有する円形をなし、第1の仮想直径KD1は、第2の仮想直径KD2よりも大きいことが好ましい。
例えば、第1の仮想直径KD1を80mm、第2の仮想直径KD2を73mmと設定すれば、下ブラケット16は、楕円形挿通孔16hに挿通される固定部材(図示せず)により下方に押圧されるが、その押圧力が作用し易い内周側の領域全体を取り囲むようにして、下ブラケット16の底面16dとシール部材17の下端部17bとの間においてより均一的な密着性が得られ、シール性をより向上できる。
ここで、第1の仮想円は、上面側凸部17bcのそれぞれの略中心の全てを通る真円であることが好ましいが、真円でない場合は上面側凸部17bcの略中心ではなくその一部を通りさえすればよい。
同様に、第2の仮想円は、開口部16gのそれぞれの略中心の全てを通る真円であることが好ましいが、真円でない場合は開口部16gの略中心ではなくその一部を通りさえすればよい。
また、第1の仮想円の中心と第2の仮想円の中心は、一致する位置に設定するのがシール性を向上するためにはより好ましい。
さらに、第1の仮想直径KD1と第2の仮想直径KD2とがそれぞれの仮想円の描き方によっては同程度になることもあるが、その場合にはそれぞれの最大仮想円の直径同士を比較して、上記の関係にあることが望ましい。
ここで、上面側凸部17bcは、円柱形状が好ましいが、楕円柱形状又は角柱形状であってもよく、挿通孔17bhは、丸形が好ましいが、同様に楕円形状孔、角形状孔、又は外周の一部を切り欠いた形状であってもよい。
次に、図5(a)を参照して、シール部材17の上端部17a、連設部17e及び下端部17bとの関係について説明する。
前述したように、上から見たとき上端部17aの外周は第1の直径D1を有する円形で、上端部17aと下端部17bとの間の連設部17eは、軸方向に直交する断面の外周は第3の直径D3を有する円形をなしている。
ここで、例えば第1の直径D1が25mmに設定された場合、第3の直径D3は、21mm前後に設定することが好ましく、これによりシール部材17を下ブラケット16の開口部16gから嵌入させることも容易で、かつ、一旦嵌り込めば外れ難いという両方の効果が得られる。
また、真上から見たときには、上端部17aの上面部に環状の突条部17acが同心円状に2つ形成されているが、この環状の突条部17acの高さhは上端部17aの上面に対して例えば0.5mm〜1.0mmの範囲に設定するのが好ましい。
これにより、上端部17aが支持体14に当接して取り付けられた場合、環状の突条部17acがつぶれるように弾性変形するため、その弾性復元力を利用して支持体14と下ブラケット16との間のシール性が向上できる。
次に、図5(b)を参照して、シール部材17の上面部に形成された上面側凸部17bcについて説明する。
上面側凸部17bcは、前述したように略円柱形状であって、その側面に円周方向に沿う環状の突条部17bccを2つ有している。
これにより、上面側凸部17bcが凹部16eに嵌挿されると環状の突条部17bccがつぶれるように弾性変形するため、その弾性復元力を利用してシール部材17が下ブラケット16の底面16dに沿って固定された状態で十分に保持される。
また、組立時においては両者間を固定するための両面テープや接着剤等の固定部材を必要とせず、分解時においてはシール部材17と下ブラケット16の底面16dとの密着性が維持されるため、外部から水や油などの液体や粉塵が侵入するのを防止することができる。
さらに、内部には外部空間と連通した空洞部17bckが設けられているため、上面側凸部17bcの半径方向により大きな弾性力が得られている。
次に、図6(a)と図6(b)を参照して、下ブラケット16について説明する。
予め下ブラケット16の底面16d側に形成された4個の凹部16eは、シール部材17の上面側凸部17bcに対応して形成されているが、4個の凹部16eのそれぞれの略中心を通る破線で示した仮想円の第3の仮想直径KD3を、4個の上面側凸部17bcのそれぞれの略中心を通る第1の仮想直径KD1(図4(b)参照)と略同一の80mmに設定すれば、取り付けられた後にシール部材17の下端部17bが撓みなくフラット化され、シール部材17と底面16dとの隙間がなく良好な密着性が得られる。
また、4個の楕円形挿通孔16hは、シール部材17が下ブラケット16の底面16d側に取り付けられた状態で挿通孔17bhのそれぞれに対応した位置に開口されているが、上記のようにシール部材17の上面側凸部17bcが下ブラケット16の凹部16eのそれぞれに嵌り込むため、両者間の相対的な位置精度が確保されている。
そして、開口部16gは、下方から見て円形をなしているが、上方に行くにつれて漸次開口面積(軸方向と直交する面積)を小さくし、さらに下ブラケット16の内周側凸部16cをシール部材17の連設部17eに外周側から近接させて囲繞するような構成とすれば、シール部材17が下ブラケット16の内周側凸部16cによって上下方向の位置ズレが規制される。
また、下ブラケット16の底面16dの外周側に連設される外周部16fは、下方に向かって環状に突出し、下ブラケット16の外周部16fが外部の固体50と当接するように取り付けられる。
次に、図7を参照して表示装置10が外部の固体50の上面50aに取り付けられた状態について説明する。
前述したように、下ブラケット16が外部の固体50の平坦な上面50aに当接するように取り付けられたときに、シール部材17の下端部17bは、シール部材17の下端部17bが下ブラケット16の外周部16fに覆われるように下ブラケット16の底面16dに沿って配置されている。
このような構成により、下ブラケット16が取り付けられる外部の固体50の上面50aにおいて、シール部材17が外雰囲気と直接的に触れ合うことが軽減されるが、例えばシール部材17の下端部17bの軸方向の厚みhsを、固体50の上面50aと底面16dとの間隔よりも0.1mm〜0.6mmの範囲で少し大きめに設定すれば、よりシール性が向上する。
なお、以上の説明において、表示装置10が外部の固体50の水平方向にひろがる上面50a側に取り付けられ、その軸方向(Z方向)が重力方向と一致する場合において、反重力方向を上方とし、重力方向を下方と定義して説明したが、表示装置10が外部の固体の鉛直面(垂直面)側に取り付けられた場合は、上下方向を水平方向として解釈するものとする。
また、本発明の技術的範囲は、上述した実施の形態に限定されるものでなく、請求項に示した範囲で種々の変形が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的な手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態の変形例についても本発明の技術的範囲に含まれるものとする。
例えば、シール部材17の素材としては、天然ゴム、クロロプレンゴム(ネオプレン)、エチレンプロピレンゴム、ニトリルゴム(ハイカー)、ウレタンゴムシリコーンゴム等の、所望の弾力性だけでなく、加工性、耐衝撃性、耐候性、耐薬品性、耐熱性等の要求に応じて適宜選択すればよく、それらに限定されるものではない。
また、表示系ユニットとしては、5色5灯(5層)の場合について説明したが、単層(1色1灯)〜4層、あるいは6層以上でもよく、少なくとも連通部を有する単一の柱状体がグローブの内方(中心には限定されない)に配置されればよい。
また、複数の光源グループの内の相互に隣接する2層以上の光源グループが、各層毎に分離可能なグローブで覆われた場合について説明したが、それら全層を分離できない単一のグローブで覆われた構成でもよいし、2層以上に亘って部分的に覆われた構成でもよい。
例えば、各光源グルーブのLEDの発光色を相互に異ならせれば、着色しないクリアの単一のグローブでそれらを覆うことができるため、グローブの層間のシール部材などの境界部が不要となり、部品数も大きく削減できる。
併せて、グローブが複数の層に亘って単一なので中空の密閉性をより向上できる。
また、各層のグローブをクリアではなく、それ自体に着色を施してもよい。
さらに、制御系ユニットは、外部の装置から前記ヘッドユニットを介して受信したデータに基づいて表示系ユニットの光源グループの点灯制御を行うような設計としてもよい。
これにより、離間配置された外部の装置であっても、その起動、運転、待機、異常などの各種状態に応じてそれぞれの光源グループの点灯、消灯、点滅を含む各種の点灯制御を安定して実現できるので、オペレータがその装置状態を容易に把握できる。
以上のように、本発明にかかるシール部材及びそのシール部材を含む表示装置は、例えば表示系ユニットを備えた表示装置を外部の装置や機構物等の固体物に設置する場合に用いられるシール部材、及びそのシール部材を含む表示装置として有用である。
10 表示装置
11 制御系ユニット
11a 可動部
11b インジケータ部
11c 操作パネル部
11d 開口部
12 ヘッドユニット
13 表示系ユニット
13a、13b、13c、13d、13e グローブ
14 支持体
14a 上方端
14b 下方端
15 上ブラケット
15a セットビス
15b 嵌入孔
16 下ブラケット
16a セットビス
16b 嵌入孔
16c 内周側凸部
16d 底面
16e 凹部
16g 開口部
16f 外周部
16h 楕円形挿通孔
17 シール部材
17a 上端部
17ac 突条部
17b 下端部
17bc 上面側凸部
17bcc 突条部
17bck 空洞部
17bh 挿通孔
17e 連設部
18 上シール部材
50 外部の固体
50a 上面
D1 第1の直径
D2 第2の直径
D3 第3の直径
KD1 第1の仮想直径
KD2 第2の仮想直径
KD3 第3の仮想直径
h 突条部の高さ
hs 下端部の軸方向の厚み

Claims (5)

  1. 筒状の支持体と、その支持体が嵌り込む嵌入孔を上方側に有し、前記嵌入孔に連通する開口部を下方側に有するブラケットと、を含む表示装置のためのシール部材であって、
    前記ブラケットの底面に沿って配置される下端部を有し、
    その下端部は、前記ブラケットの底面側の凹部に嵌り込む上面側の凸部と、前記ブラケットを外部の固体に取り付けるための固定部材を挿通する挿通孔を、それぞれ複数個有しており、
    前記凸部と前記挿通孔は、前記下端部の外周に沿って交互に配置され
    更に、前記下端部から上方側へ連設される上端部を有し、その上端部は、前記ブラケットの前記嵌入孔に嵌挿され、前記筒状の支持体の下方端と当接するように配置されることを特徴とするシール部材。
  2. 前記シール部材の前記凸部は、略円柱形状であって、その側面に円周方向に沿う環状の突条部を有することを特徴とする請求項1記載のシール部材。
  3. 真上から見たときに、前記複数個の凸部の全てを通る第1の仮想円は、第1の仮想直径を有する円形をなし、
    真上から見たときに、前記複数個の挿通孔の全てを通る第2の仮想円は、第2の仮想直径を有する円形をなし、
    前記第1の仮想直径は、前記第2の仮想直径よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載のシール部材。
  4. 筒状の支持体と、
    その支持体が嵌り込む嵌入孔を上方側に有し、前記嵌入孔に連通する開口部を下方側に有するブラケットと、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のシール部材とを含むことを特徴とする表示装置。
  5. 前記ブラケットの外周部は、下方に向かって環状に突出し、
    前記ブラケットの前記外周部が外部の固体と当接するように取り付けられたときに、前記シール部材の前記下端部が、前記ブラケットの前記外周部に覆われるように前記ブラケットの前記底面に沿って配置されることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
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