JP5691777B2 - 粉末圧延装置及び粉末圧延方法 - Google Patents

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Description

本発明は、粉末圧延装置及び粉末圧延方法に関するものである。
近年、基材の表面に対してクラッド層が付着形成されたクラッドシートを製造する過程で用いられる装置として、基材に対して粉末を圧着する粉末圧延装置が提案されている。例えば、特許文献1には、このような粉末圧延装置が開示されている。
より詳細に説明すると、粉末圧延装置は、対向配置される一対の圧延ロールを備えており、圧延ロール間に供給される基材の表面に対して、圧延ロールにて粉末を圧着させることによって基材表面に粉末層を形成する。
特許第4211576号公報
ところで、粉末圧延装置では、圧延ロール同士の間へ粉末材料を安定的に供給するために、基材に圧着される前に粉末材料を圧延ロールの周面に対して押し付ける予備圧下ロールを用いる場合がある。
このような予備圧下ロールを用いる場合には、通常、予備圧下ロールと圧延ロールとの隙間が一定となるように予備圧下ロールを回転可能に固定し、予備圧下ロールの回転速度を調節することによって粉末材料の供給量を調節することが考えられる。
しかしながら、例えば、予備圧下ロールと圧延ロールとの間の隙間に、予期せずに隙間の幅以上の大きな粒径の粉末粒子が入り込むと、当該大きな粒径の粉末粒子が入ったところの近傍の粉末材料の反発力によって予備圧下ロールに対して一時的に大きな荷重が掛かることとなる。
一般的には、粉末材料は、篩等を用いた分級によって大きな粒径の粒子が除去されて、特定の粒径以下の粉末粒子が使用される。ところが、まれに、大きな粒径の粒子が紛れ込んでいたり、分級後の粉末材料の保管中に複数の粉末粒子同士が凝集し、見かけ上大きな粒径の凝集粉末粒子が発生する場合がある。このため、基材に対して粉末材料を圧着する過程において、(見かけ上)大きな粒径の粉末粒子が予備圧下ロールと圧延ロールとの間に入り込む場合がある。
つまり、粉末材料を基材に圧着する過程においては、特定の粉末粒径以下の粉末材料を用いた場合であっても、(見かけ上)大きな粒径の粉末粒子が予備圧下ロールと圧延ロールとの間に入り込んだ場合は、一時的であるものの粉末材料及び予備圧下ロールに対して一時的に大きな荷重が作用することとなる。
このように、粉末材料や予備圧下ロールに対して一時的に大きな荷重が作用すると、予備圧下ロールにて粉末材料を圧延ロールに押し付けることによって形成している粉末層の一部の充填密度が過度に高まるため、粉末層形成状態が不安定になって、安定して均一な厚さの粉末層を形成することができず、基材に対して良好に粉末材料を圧着させることができない場合がある。
そこで、本発明は、粉末圧延装置及び粉末圧延方法において、粉末材料や予備圧下ロールに対して一時的に大きな荷重が作用することを抑止して、予備圧下ロールにて形成された粉末層の不均一性を抑制し、これによって基材に対して良好に粉末材料を圧着させることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、粉末圧延装置であって、シート状の基材に対して粉末材料を圧着する一対の圧延ロールと、前記圧延ロールの周面に供給された前記粉末材料が前記基材に圧着される前に、前記粉末材料を前記圧延ロールの周面に対して押し付ける予備圧下ロールと、前記予備圧下ロールに掛かる荷重が予め定められた設定値となるように、前記予備圧下ロールを前記圧延ロールの周面に対して近接又は離間する方向に移動可能に支持する支持手段を備えるという構成を採用する。
このような本発明によれば、単体として粒径の大きなあるいは凝集により見かけ上粒径の大きな粉末粒子を有する粉末材料(以下、粒径の大きな粉末材料と称する)が圧延ロールと予備圧下ロールとの間に供給されると、当該粒径の大きな粉末材料に起因する粉末材料及び予備圧下ロールに作用する荷重の増加が、支持手段によって予備圧下ロールが圧延ロールから離れる方向に移動して、粉末層が不均一に形成されることを防止する。
このため、粒径の大きな粉末材料が圧延ロールと予備圧下ロールとの間に供給された場合であっても、粉末材料及び予備圧下ロールに作用する荷重が一時的に増加することを防止することができる。
本発明によれば、粉末材料や予備圧下ロールに対して一時的に大きな荷重が作用することを抑止して予備圧下ロールにて形成された粉末層が不均一になることを抑制し、これによって基材に対して良好に粉末材料を圧着させることができる。
本発明の一実施形態における粉末圧延装置の要部を示す概略構成図であり、(a)が圧延ロールの回転軸方向から見た模式図であり、(b)が(a)のA−A線矢視図である。 本発明の一実施形態における粉末圧延装置の変形例での要部を示す概略構成図である。 本発明の一実施形態における粉末圧延装置の変形例での要部を示す概略構成図であり、(a)が圧延ロールの回転軸方向から見た模式図であり、(b)が(a)のA−A線矢視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る粉末圧延装置及び粉末圧延方法の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
(粉末圧延装置の構成)
本実施形態の粉末圧延装置1は、金属からなるシート状の基材の両面に対して例えばロウ材層として機能するクラッド層が付着形成されたクラッドシートを製造する過程で用いられるものであり、基材の両面に対してクラッド層の形成材料となる粉末材料を圧着させるものである。
図1に示すように、本実施形態の粉末圧延装置1は、圧延ロール2と、圧延ロール軸箱3と、リニアガイド4と、圧延ロール用油圧シリンダ5と、油圧装置6と、ハウジングフレーム7(支持フレーム)と、予備圧下ロール8と、予備圧下ロール軸箱9と、予備圧下ロール用加圧シリンダ10(支持手段)と、回転駆動部11とを備えている。
なお、図1に示されていないが、本実施形態の粉末圧延装置1は、基材が巻回されたコイルを支持すると共に当該基材を送り出す送出装置、基材を搬送する搬送装置、粉末材料を圧延ロールの周面に供給するための粉末材料供給装置、及び粉末圧延装置1の全体を制御する制御装置等を備えている。
圧延ロール2は、基材と粉末材料とを同時に圧延して、基材に対して粉末材料を圧着するものである。
本実施形態の粉末圧延装置1においては、図1に示すように、2本の圧延ロール2A,2Bが一対とされており、これら2本の圧延ロール2A,2Bが周面を向かい合わせて対向配置されている。また、図1に示すように、2本の圧延ロール2A,2Bは、回転軸が平行となり、かつ同じ高さとなるように配置されている。
そして、本実施形態の粉末圧延装置1においては、2本の圧延ロール2A,2B間に上方から下方に向けて基材Xが通過され、これらの2本の圧延ロール2A,2BのギャップGにて粉末材料Yを基材Xの表面に圧着する。
圧延ロール軸箱3は、圧延ロール2の両端の軸部2aに対して各々設けられており、軸部2aを回転可能に支持するためのものである。
この圧延ロール軸箱3は、軸部2aに対して直接取り付けられる軸受を備えている。
リニアガイド4は、圧延ロール軸箱3を圧延ロール2A,2Bの配列方向に移動可能に支持するものである。
具体的には、リニアガイド4は、圧延ロール軸箱3の下方に配置され、当該軸箱を圧延ロール2A,2Bの配列方向に移動可能に支持している。
圧延ロール用油圧シリンダ5は、圧延ロール軸箱3を圧延ロール2A,2Bの配列方向の外側から支えると共に、圧延ロール2A,2Bに対して互いに近づく方向に荷重を掛けるためのものである。
油圧装置6は、圧延ロール2A側に取り付けられた圧延ロール用油圧シリンダ5を伸長させるためのものであり、圧延ロール2A,2Bに対して掛けられる荷重を調節するものである。
ハウジングフレーム7は、圧延ロール2、圧延ロール軸箱3、リニアガイド4、圧延ロール用油圧シリンダ5、油圧装置6、予備圧下ロール8、予備圧下ロール軸箱9、及び予備圧下ロール用油圧シリンダを支持する支持構造体である。
そして、図1に示すように、ハウジングフレーム7は、リニアガイド4を介して圧延ロール軸箱3を支持している。つまり、本実施形態においてハウジングフレーム7は、リニアガイド4を介することにより、圧延ロール軸箱3をスライド可能に支持している。
また、圧延ロール用油圧シリンダ5は、ハウジングフレーム7に設置され、当該ハウジングフレーム7と圧延ロール軸箱3との間に配置されている。
予備圧下ロール8は、粉末材料供給装置から圧延ロール2上に供給された粉末材料YをギャップGに到達する前に圧延ロール2の周面に対して押し付けて予備的に圧下することで、粉末材料Yが圧延ロール2の周面上に均一な厚さの粉末層を形成するためのものである。
また、予備圧下ロール8は、予備圧下ロール用油圧シリンダによる押圧力と、予備圧下ロール回転数によって、ギャップGに送り出す粉末材料Yの供給量を調節する。
予備圧下ロール軸箱9は、予備圧下ロール8の両端の軸部8aに対して各々設けられており、軸部8aを回転可能に支持するためのものである。
この予備圧下ロール軸箱9は、軸部8aに対して直接取り付けられる軸受を備えている。
予備圧下ロール用加圧シリンダ10は、予備圧下ロール軸箱9を上方から支えると共に予備圧下ロール8を圧延ロール2の周面に向けて押圧するものであり、ハウジングフレーム7に固定されている。
そして、本実施形態の粉末圧延装置1において予備圧下ロール用加圧シリンダ10は、予備圧下ロール8に掛かる荷重が予め定められた設定値で常に維持されるように、圧延ロール2の周面に対して近づいたり離れたり(近接又は離間)する方向に予備圧下ロール8の位置を移動可能に支持する。
つまり、本実施形態の粉末圧延装置1においては、予備圧下ロール用加圧シリンダ10に掛かる圧力を一定に保持し、予備圧下ロール8に掛かる荷重が予め定められた設定値で常に維持されるように、予備圧下ロール8の圧延ロール2の周面に対する位置移動が可能とされている。予備圧下ロール用加圧シリンダ10に掛かる圧力の媒体は、油圧でも空気圧でも良く、圧力を発生できる媒体であれば何でも良い。
回転駆動部11は、圧延ロール2及び予備圧下ロール8を回転駆動するものであり、圧延ロール2と予備圧下ロール8とに接続されている。
(粉末圧延装置の動作)
次に、このように構成された本実施形態の粉末圧延装置1の動作(粉末圧延方法)について説明する。
圧延ロール2のギャップGに基材Xが上方から供給されると、圧延ロール2の周面に不図示の粉末材料供給装置から粉末材料Yが供給される。
このように圧延ロール2の周面に供給された粉末材料Yは、予備圧下ロール8によって圧延ロール2の周面に押し付けられて圧下されることにより、圧延ロール2の周面上に均一な厚さの粉末層が形成され、その後圧延ロール2によって基材Xの表面に圧着される。
ここで、圧延ロール2と予備圧下ロール8との隙間の幅よりも粒径の大きな粉末材料(単体として粒径の大きな粉末材料、又は、凝集により粒径が見かけ上大きくなった粉末粒子)が圧延ロール2と予備圧下ロール8との間に供給されると、予備圧下ロール8が予備圧下ロール用加圧シリンダ10によって移動可能に支持されているため、予備圧下ロール8に掛かる荷重が一定となるよう(すなわち設定値に維持されるよう)に、予備圧下ロール用加圧シリンダ10が縮んで圧延ロール2と予備圧下ロール8との隙間が広くなる。
そして、粒径の大きな粉末材料が圧延ロール2と予備圧下ロール8との間を通り過ぎると、また、予備圧下ロール8に掛かる荷重が一定となるよう(すなわち設定値に維持されるよう)に、予備圧下ロール用加圧シリンダ10が伸びて圧延ロール2と予備圧下ロール8との隙間が狭くなる。
つまり、本実施形態の粉末圧延装置1及び粉末圧延方法においては、圧延ロール2の周面に供給された粉末材料Yが基材Xに圧着される前に圧延ロール2の周面に対して押し付ける予備圧下ロール8に掛かる荷重が予め定められた設定値となるように予備圧下ロール8の圧延ロール2の周面に対する位置が移動する。
(本実施形態の作用・効果)
以上のような本実施形態の粉末圧延装置1及び粉末圧延方法によれば、粒径の大きな粉末材料が圧延ロール2と予備圧下ロール8との間に供給されると、当該粒径の大きな粉末材料に起因する荷重の増加が、予備圧下ロール用加圧シリンダ10によって予備圧下ロール8が圧延ロール2から離れる方向に移動して、粉末層が不均一に形成されることを防止する。
このため、粒径の大きな粉末材料が圧延ロール2と予備圧下ロール8との間に供給された場合であっても、粉末材料Y及び予備圧下ロール8に作用する荷重が一時的に増加することを防止することができる。
したがって、粉末材料Yや予備圧下ロール8に対して一時的に大きな荷重が作用することを抑止して予備圧下ロール8にて形成された粉末層が不均一になることを抑制し、これによって基材Xに対して良好に粉末材料Yを圧着させることができる。
また、本実施形態の粉末圧延装置1及び粉末圧延方法によれば、粉末材料Yに掛かる荷重が常に一定となるため、圧延ロール周面上に形成された粉末層を構成する粉末材料Yの充填密度を安定させることができ、圧延ロール2の周面上に均一な厚さの粉末層を安定して形成することができる。
また、本実施形態の粉末圧延装置1では、圧延ロール軸箱3がリニアガイド4によって圧延ロール2の配列方向にスライド可能な構成を採用している。
このため、圧延ロール2の偏心や軸受の歪み等が存在する場合であっても、圧延ロール軸箱3が移動することによって圧延ロール2が変位することが防止することができ、圧延ロール2とハウジングフレーム7との位置関係が変化しない構成となっている。
そして、本実施形態の粉末圧延装置1においては、予備圧下ロール8を支持する予備圧下ロール用油圧シリンダ10が、圧延ロール2と位置関係が変化しないハウジングフレーム7に対して設置されている。このため、圧延ロール2と予備圧下ロール8との位置関係が変化することを防ぎ、圧延ロール2と予備圧下ロール8とのギャップ幅を安定させることができる。
(他の実施形態)
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、本発明の支持手段として予備圧下用加圧シリンダ10を用いる構成を採用した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図2に示すように、予備圧下用加圧シリンダ10に換えて、予備圧下ロール8を圧延ロール2の周面に向けて付勢するバネ12(弾性体)を用いる構成を採用することもできる。また、バネ12に換えて、ゴム等の種々の弾性体を用いる構成を採用することもできる。
また、例えば、予備圧下ロール用加圧シリンダ10と予備圧下ロール軸箱9との間にロードセルを配置し、予備圧下ロール8に掛かる荷重を監視するようにしても良い。
予備圧下ロール8に掛かる荷重を監視する場合は、予備圧下ロールは、スクリューの回転制御等で、その押圧力を一定に保持しても良い。
また、例えば、上記実施形態のリニアガイド4をなくし、図3に示すように、圧延ロール軸箱3をフレーム7に対して直接載せ、、一対のL字型等のレール部材20の間を圧延ロール軸箱3がスライド可能なように構成しても良い。
1……粉末圧延装置、2,2A,2B……圧延ロール、3……圧延ロール軸箱、4……リニアガイド、7……ハウジングフレーム(支持フレーム)、8……予備圧下ロール、9……予備圧下ロール軸箱、10……予備圧下ロール用油圧シリンダ(支持手段)、12……バネ(弾性体、支持手段)、G……圧延ロールのギャップ、X……基材、Y……粉末材料

Claims (5)

  1. シート状の基材に対して粉末材料を圧着する一対の圧延ロールと、
    前記圧延ロールの周面に供給された前記粉末材料が前記基材に圧着される前に、前記粉末材料を前記圧延ロールの周面に対して押し付ける予備圧下ロールと、
    前記予備圧下ロールに掛かる荷重が予め定められた設定値となるように、前記予備圧下ロールを前記圧延ロールの周面に対して近接又は離間する方向に移動可能に支持する支持手段を備えることを特徴とする粉末圧延装置。
  2. 前記支持手段は、前記予備圧下ロールを前記圧延ロールの周面に向けて押圧する加圧シリンダを備えることを特徴とする請求項1記載の粉末圧延装置。
  3. 前記支持手段は、前記予備圧下ロールを前記圧延ロールの周面に向けて押圧する弾性体を備えることを特徴とする請求項1記載の粉末圧延装置。
  4. 前記圧延ロールを支持する軸箱と、
    前記軸箱をスライド可能に支持する支持フレームとを備え、
    前記支持手段が前記支持フレームに取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の粉末圧延装置。
  5. 一対の圧延ロールの少なくとも一方の周面に粉末材料を供給する第1工程と、
    前記第1工程の後に、前記圧延ロールの周面に供給された前記粉末材料を、予備圧下ロールにて前記圧延ロールの周面に対して押し付ける第2工程と、
    前記第2工程の後に、前記一対の圧延ロールにて、シート状の基材を前記粉末材料と共に挟み込み、前記粉末材料をシート状の前記基材に圧着する第3工程とを有し、
    前記第2工程では、前記予備圧下ロールに掛かる荷重が予め定められた設定値となるように、前記予備圧下ロールを前記圧延ロールの周面に対して近接又は離間させることを特徴とする粉末圧延方法。
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