JP5689795B2 - ソルダペーストぬれ性評価装置及び評価方法 - Google Patents

ソルダペーストぬれ性評価装置及び評価方法 Download PDF

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Description

本発明は、チップ部品や、IC、LSI等のパッケージ部品を基板電極に接続するために用いられるソルダペーストのぬれ性を評価するソルダペーストぬれ性評価装置及び評価方法に関する。
チップ部品や、IC、LSI等のパッケージ部品からなる電子部品は、プリント配線板の電極であるランド部にソルダペーストを印刷し、その上に電子部品を載せてリフロー炉に搬入し、予め設定された加熱温度プロファイルに従って加熱することにより、ソルダペースト中の金属粉を溶融させてプリント配線板のランド部に接続される。
ここで、ソルダペーストは、錫・鉛、錫・銀・銅、錫・亜鉛・ビスマス等の合金からなる金属粉を、溶剤を含む融剤であるフラックスに練り込んだペースト状のはんだである。フラックスは、接続面の酸化被膜の除去を目的としたものであり、電子部品に対するソルダペーストのぬれ性は、ソルダペーストの保存状態やフラックスの組成によって異なる。近年、欧州連合のRoHS規制等、環境に対する社会的規制が厳しくなっており、これらの規制に適合し、且つ、ぬれ性の良好な特性を備えた鉛フリーソルダペーストの開発が急務になっている。
また、携帯型電話やノート型パーソナルコンピュータ等の携帯型電子機器の軽薄短小化の要求に対応すべく、電子部品の超小型化が進んでおり、これらの超小型電子部品に対する鉛フリーソルダペーストのぬれ性評価方法の確立が求められている。
鉛フリーソルダペーストは、一般的に、錫・鉛を主成分とするソルダペーストよりもぬれ性が悪い。そのため、ソルダペーストの金属組成及びフラックスの組成を調整し、接続する電子部品とソルダペーストとの組み合わせによるぬれ性を定量的に評価する必要がある。このぬれ性の評価結果に基づき、適切なソルダペーストを選定することで、接続不良のない良好な表面実装を達成することが可能となる。
ソルダペーストのぬれ性を定量的に評価する方法として、非特許文献1に開示された方法がある。この方法では、電子部品に対応する供試品を重量センサに吊り下げた状態でソルダペーストに浸漬し、その状態でソルダペーストを加熱溶融させる。そして、溶融したソルダペーストから供試品が受ける浮力と、ソルダペーストから供試品が受ける表面張力(供試品がソルダペーストでぬれることにより発生する引込力)の合成力(以下、作用力という。)を重量センサで検出し、この作用力を時間の関数として連続的に記録した「ぬれ曲線」に基づき、ぬれの速さ及びぬれの程度を定量的に評価している。
図12は、ソルダペーストの加熱温度プロファイルと、供試品がソルダペーストから受ける作用力の経時変化であるぬれ曲線とを示す。図13は、ソルダペースト100に浸漬された供試品102と、図12の各時刻C、D、Eにおける供試品102のぬれの状態との関係を示す。
ソルダペースト100は、時刻Aで加熱が開始され、時刻Aから時刻Bまでの間、ソルダペースト100のだれ、溶剤の蒸発、フラックスのぬれ等の過程を経た後、時刻Bでフラックスの表面張力による下向きの作用力(プラス)が最大となる。次いで、ソルダペースト100が溶融を開始するとともに、供試品102にソルダペースト100の浮力が作用し始めることで、重量センサにより上向きの作用力(マイナス)が検出される。ソルダペースト100が完全に溶融した時刻Cにおいて、浮力による作用力が最大となる。その後、ソルダペースト100の供試品102に対するぬれが開始され、ソルダペースト100の表面張力による下向きの作用力が増加し、時刻Dで作用力が0となり、浮力と表面張力とが平衡状態となる。さらに、時間の経過に伴ってソルダペースト100が供試品102に沿ってぬれ上がり、時刻Eの状態に示すように、メニスカスが形成される。この間、ソルダペースト100の表面張力による下向きの作用力が徐々に増加する。
このようにして得られた作用力のぬれ曲線を用いて、例えば、時刻Aから時刻Dまでの時間taに基づき、ソルダペースト100の供試品102に対するぬれ性を定量的に評価している。
ところで、上記の評価方法では、供試品102をソルダペースト100に浸漬した状態で、供試品102に掛かる作用力を検出している。この場合、検出される作用力は、供試品102のサイズ(ソルダペースト100が付着する表面積)、表面状態、ソルダペースト100の容量、熱伝導率等、各種条件の影響を受けるため、特に、超小型電子部品に対するソルダペースト100のぬれ性を正しく評価することができない。
また、供試品102の側面に沿ってぬれ上がるソルダペースト100の量に基づいてぬれ性を評価しているため、例えば、プリント配線板に印刷されたソルダペースト100に下面のみが接着する電極部を有するチップ抵抗素子のような電子部品のぬれ性を評価することはできない。
これに対して、図14に示すように、プリント配線板104のランド部に印刷されたソルダペースト106上に供試品である電子部品108の電極部110を載置し、ソルダペースト106が加熱溶融することによる電子部品108の上下方向の変位量をレーザ変位計112を用いて計測し、図15に示す変位量としてのぬれ曲線を求めるようにした方法が提案されている(特許文献1)。
この場合、ソルダペースト106の加熱が開始されると(時刻A)、ソルダペースト106中の溶剤が徐々に蒸発してフラックスが活性化し、電子部品108の位置が下がり始める(時刻B)。次いで、ソルダペースト106中の金属粉が溶融を開始し、電子部品108の位置が急激に低下する(時刻C)。ソルダペースト106の加熱をさらに継続させると、溶融した金属粉の表面張力によりソルダペースト106が電子部品108の下に集まり、電子部品108が上昇する(時刻D)。
特許文献1では、ソルダペースト106中の金属粉が溶融して電子部品108が急激に下がり始め、次いで、ソルダペースト106の表面張力により電子部品108の位置が上昇して下がり始めと同じ変位量に到達するまでの時間tbを計測し、この時間tbに基づいてソルダペースト106のぬれ性を評価している。
この場合、ソルダペースト106の溶融状態に応じた電子部品108の位置を計測しているため、電子部品108の形状や種類、ソルダペースト106の容量等に依存しないぬれ曲線を取得することができる。
日本電子機械工業会規格 EIAJ ET−7404「ソルダペーストを用いた表面実装部品のはんだ付け性試験方法(平衡法)」、社団法人日本電子機械工業会、1997年3月
特開2003−188528号公報
しかしながら、特許文献1の場合、電子部品108が上下に変位して同じ位置となる各時刻から、ぬれ性の評価の基準とする時間tbを計測しているため、ぬれ曲線にノイズが含まれていると、正確な時間tbを得ることは極めて困難となる。また、電子部品108の位置は、必ずしも下がり始めの位置まで戻るとは限らず、計測不能となることも多い。
さらに、ソルダペースト106は、表面張力によって電子部品108を上昇させた後、電子部品108の電極部110に沿ってぬれ広がるため(図15の時刻D以降のぬれ曲線参照)、実質的なぬれ性の評価は、時刻D以降の電子部品108の変位特性に基づいて行うべきである。
本発明は、前記の課題に鑑みてなされたものであって、ソルダペーストのぬれ性を定量的且つ適切に評価することのできるソルダペーストぬれ性評価装置及び評価方法を提供することを目的とする。
本発明に係るソルダペーストぬれ性評価装置は、部品を基板電極に接続するためのソルダペーストのぬれ性評価装置において、前記ソルダペーストが塗布された前記基板電極上に前記部品を載置した状態で収容する加熱チャンバと、設定された加熱温度プロファイルに従い、前記ソルダペーストを加熱溶融させる加熱部と、前記部品の上下方向の変位量を計測する変位計と、前記ソルダペーストの溶融開始から、前記部品が溶融した前記ソルダペーストによってぬれ、前記変位量が所定量以上になるまでの時間を算出する時間算出部と、前記変位量の変化率を算出する変化率算出部と、を備え、前記ソルダペーストの溶融開始時刻から前記ぬれの終了時刻までのぬれ終了時間と、前記変化率に基づいて前記ソルダペーストのぬれ性を評価することを特徴とする。
前記ソルダペーストぬれ性評価装置において、前記時間算出部は、前記部品が前記基板電極に最も接近した位置まで変位するのに要した時間を算出することを特徴とする。
前記ソルダペーストぬれ性評価装置において、前記時間算出部は、前記部品が前記基板電極に最も接近した位置まで変位するのに要する推定時間を算出することを特徴とする。
前記ソルダペーストぬれ性評価装置において、前記変化率は、前記ソルダペーストが加熱溶融されることで前記部品が降下する降下速度であることを特徴とする。
前記ソルダペーストぬれ性評価装置において、前記部品は、基板上に前記ソルダペーストを介して平面部が載置されるプレート状の導体からなることを特徴とする。
前記ソルダペーストぬれ性評価装置において、前記部品は、基板上に前記ソルダペーストを介して底面部が載置されるU字状の導体からなることを特徴とする。
また、本発明のソルダペーストぬれ性評価方法は、部品を基板電極に接続するためのソルダペーストのぬれ性評価方法において、前記ソルダペーストが塗布された前記基板電極上に前記部品を載置した状態で、前記ソルダペーストを加熱溶融させるステップと、前記部品の上下方向の変位量を計測するステップと、前記ソルダペーストの溶融開始から、前記部品が溶融した前記ソルダペーストによってぬれ、前記変位量が所定量以上になるまでの時間を算出するステップと、前記変位量の変化率を算出するステップと、前記ソルダペーストの溶融開始時刻から前記ぬれの終了時刻までのぬれ終了時間と、前記変化率に基づいて前記ソルダペーストのぬれ性を評価するステップと、を含むことを特徴とする。
前記ソルダペーストぬれ性評価方法において、前記時間は、前記部品が前記基板電極に最も接近した位置まで変位するのに要した時間であることを特徴とする。
前記ソルダペーストぬれ性評価方法において、前記時間は、前記部品が前記基板電極に最も接近した位置まで変位するのに要する推定時間であることを特徴とする。
本発明のソルダペーストぬれ性評価装置及び評価方法では、ソルダペーストが加熱溶融されることによる部品の変位量を計測し、ソルダペーストの溶融が開始されてから、ソルダペーストが部品に対してぬれ広がり、前記変位量が所定量以上になるまでの時間に基づいて評価するため、ソルダペーストのぬれ性を定量的且つ適切に評価することができる。
また、本発明のソルダペーストぬれ性評価装置及び評価方法では、ソルダペーストが加熱溶融されることによる部品の変位量を計測し、ソルダペーストの溶融が開始されてから、ソルダペーストが部品に対してぬれ広がり、前記変位量が所定量以上になるまでの間の所定範囲における変位の変化率である部品の降下速度に基づいて評価するため、ソルダペーストのぬれ性を一層容易且つ高精度に評価することができる。
本実施形態のソルダペーストぬれ性評価装置の構成図である。 本実施形態のソルダペーストぬれ性評価装置の制御回路ブロック図である。 本実施形態のソルダペーストぬれ性評価方法のフローチャートである。 ソルダペーストを加熱する際の加熱温度プロファイルである。 加熱されたソルダペーストの状態遷移図である。 本実施形態における電子部品の変位量の経時変化であるぬれ曲線の説明図である。 ソルダペーストのぬれ性を評価するための他の実施形態である試料の斜視図である。 図7に示す試料の側面図である。 図7に示す試料を用いて得られたソルダペーストのぬれ曲線の説明図である。 ソルダペーストのぬれ性を評価するためのさらに他の実施形態である試料の斜視図である。 図10に示す試料の側面図である。 先行技術における加熱温度プロファイルと、供試品がソルダペーストから受ける作用力の経時変化であるぬれ曲線との説明図である。 ソルダペーストに浸漬された供試品とそのぬれ状態との関係説明図である。 加熱されたソルダペーストの状態遷移図である。 先行技術における電子部品の変位量の経時変化であるぬれ曲線の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のソルダペーストぬれ性評価装置10の構成図である。
ソルダペーストぬれ性評価装置10は、ソルダペーストのぬれ性試験を行うための加熱チャンバ12と、加熱チャンバ12内で加熱される電子部品14の変位量を非接触で高精度に計測するレーザ変位計16と、加熱チャンバ12内の電子部品14の映像を撮影する観察用カメラ18と、加熱チャンバ12、レーザ変位計16及び観察用カメラ18をコントロールするとともに、後述する熱電対36及びヒータ38をコントロールするコントロールボックス20と、コンピュータ22とを備える。なお、レーザ変位計16は、電子部品14の表面によって反射されたレーザビームに基づいて電子部品14の変位量を非接触状態で高精度に計測することができる。従って、極めて小さな電子部品14であっても、その変位量を高精度に計測可能である。
加熱チャンバ12は、内部に収容されている電子部品14の変位量をレーザ変位計16により計測するための計測用窓24と、収容されている電子部品14の映像を観察用カメラ18により撮影するための撮影用窓26とを有する断熱筺体28から構成される。計測用窓24及び撮影用窓26には、断熱ガラスがはめ込まれる。
断熱筺体28の内部には、試料台30が配設され、この試料台30の上部には、ぬれ性の評価対象、例えば、鉛フリーソルダペーストからなるソルダペースト32がランド部に塗布されたプリント配線板34(基板電極)が載置される。プリント配線板34に塗布されたソルダペースト32には、電子部品14の電極部15が当接された状態で配置される。試料台30の下部には、ソルダペースト32の温度を検出するための熱電対36が配設される。さらに、断熱筺体28の内部には、ソルダペースト32を所定の加熱温度プロファイルに従って加熱するヒータ38(加熱部)が配設される。
図2は、ソルダペーストぬれ性評価装置10の制御回路ブロック図である。
コントロールボックス20は、レーザ変位計16をコントロールする変位計コントローラ40と、熱電対36により検出したソルダペースト32の温度が加熱温度プロファイルに従った温度となるように、ヒータ38をコントロールするヒータコントローラ42と、加熱チャンバ12内で発生したガスを吸引し、あるいは、加熱チャンバ12内へ冷風や不活性ガスを供給することで、ソルダペースト32の温度や加熱チャンバ12内の雰囲気をコントロールするガスフローユニット44と、観察用カメラ18をコントロールするカメラコントローラ46とを備える。
コンピュータ22は、コントロールボックス20を介してソルダペーストぬれ性評価装置10の全体をコントロールするものであり、制御部48(時間算出部、変化率算出部)と、マウス、キーボード等からなる操作部50と、モニタ52と、制御プログラムを記憶するプログラムメモリ54と、各種データを記憶するデータメモリ56とを備える。データメモリ56には、例えば、加熱温度プロファイルのデータ、レーザ変位計16により計測した電子部品14の変位量の経時変化であるぬれ曲線のデータ、観察用カメラ18により撮影した電子部品14の映像データ等が記憶される。
本実施形態のソルダペーストぬれ性評価装置10は、基本的には以上のように構成される。次に、ソルダペーストぬれ性評価装置10を用いたぬれ性評価方法の手順につき、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、準備段階として、評価対象となる試料を加熱チャンバ12を構成する断熱筺体28内の試料台30の上に配置する。なお、試料は、電子部品14、ソルダペースト32及びプリント配線板34からなる。試料は、プリント配線板34のランド部に評価対象となるソルダペースト32を塗布し、その上に電子部品14の電極部15を接触させた状態で載置して構成される。試料を試料台30に載置した後、ガスフローユニット44を制御して、断熱筺体28の内部雰囲気をコントロールする。
前記の準備が完了した後、ソルダペースト32のぬれ性を評価するためのデータの取得処理を開始する。そこで、コンピュータ22の制御部48は、データメモリ56から、図4に示す加熱温度プロファイル58を読み込み(ステップS1)、この加熱温度プロファイル58に従ってヒータ38を制御し、ソルダペースト32の加熱制御を行う(ステップS2)。なお、加熱温度プロファイル58は、プリント配線板34、ソルダペースト32及び電子部品14をリフロー炉に搬入して表面実装を行うときの加熱制御時間と温度との関係として、操作部50を用いて設定することができる。加熱温度の最大値は、使用するソルダペースト32中の金属粉が溶融する温度以上となるように設定される。
ソルダペースト32の温度は、試料台30に配設した熱電対36によって検出され、ヒータコントローラ42にフィードバックされる。ヒータコントローラ42は、検出された温度が加熱温度プロファイルに従った温度となるように、ヒータ38を制御する。
図5は、加熱されたソルダペースト32の状態遷移図である。ソルダペースト32の加熱が開始されてから、溶剤が徐々に蒸発してフラックスが活性化し、ソルダペースト32中の金属粉が溶融を開始するまでの間(A)、電子部品14の上下方向の位置変動は少ない。次いで、ソルダペースト32の温度が金属粉の溶融温度に達すると、金属粉の溶融が開始され、ソルダペースト32が流れることで、電子部品14の位置が下がり始める(B)。ソルダペースト32の加熱を継続すると、溶融したソルダペースト32が表面張力により電子部品14の電極部15の下に集まることで、電子部品14が上昇する(C)。その後、電子部品14の電極部15に対するソルダペースト32のぬれが開始され、再び電子部品14が徐々に下がり始める(D)。そして、電子部品14の電極部15がソルダペースト32によって完全にぬれることで、電子部品14が最下位まで変位する(E)。
レーザ変位計16は、断熱筺体28の計測用窓24を介して電子部品14の上面部にレーザビームを照射し、反射されたレーザビームに基づき、電子部品14の経時的な変位量を計測する(ステップS3)。
図6は、ソルダペースト32の加熱時間と、各時間における電子部品14の変位量との関係としてのぬれ曲線60、62を示す。(A)〜(E)の各時刻は、図5のソルダペースト32の状態遷移図の(A)〜(E)に対応する。この場合、実線のぬれ曲線60は、ぬれ性試験が適切に行われたときの結果であり、点線のぬれ曲線62は、後述するように、ぬれ性試験が不適切であったときの結果である。計測されたぬれ曲線60、62は、データメモリ56に記憶される。
一方、観察用カメラ18は、レーザ変位計16を用いた電子部品14の変位量の計測と並行して、断熱筺体28の撮影用窓26を介して電子部品14の映像を撮影する(ステップS4)。取得した電子部品14の映像データは、データメモリ56に記憶される。
ステップS2〜S4の処理は、加熱温度プロファイルに基づくソルダペースト32の加熱処理が終了するまで継続される(ステップS5)。
加熱処理が終了した後、制御部48は、データメモリ56に記憶された電子部品14の変位量に基づき、図6に示すぬれ曲線60、62をモニタ52に表示させ(ステップS6)、ぬれ性試験の良否判定を行う(ステップS7)。
ぬれ性試験の良否は、例えば、ソルダペースト32の加熱を開始してから、ソルダペースト32中の金属粉が溶融を開始する温度(固相線温度)までのぬれ曲線60、62の状態に基づいて判定することができる。固相線温度は、ソルダペースト32に使用される金属粉の組成によって予め決まっている。そこで、例えば、加熱開始からソルダペースト32の溶融開始点(A)(熱電対36で検出される金属粉の融点)までの間、電子部品14の変位量が閾値th以上となるか否かを判定する。実線で示すぬれ曲線60のように、電子部品14の変位量が予め設定した判定基準である閾値thを超えない場合、ぬれ性試験が適切に行われたものと判定する。また、点線で示すぬれ曲線62にように、電子部品14の変位量閾値thを超える大きな変化があった場合、ソルダペースト32が大きく流動する、いわゆる、「加熱だれ」が発生しており、ぬれ性試験が不適切であると判定し、ぬれ性の評価を中止する。なお、ぬれ性試験の良否判定は、制御部48が変位量と閾値thとを比較して行うようにしてもよいが、モニタ52に表示したぬれ曲線60、62に基づき、作業者が目視によって判定するようにしてもよい。さらに、観察用カメラ18を用いて撮影した電子部品14の映像をモニタ52に表示させ、作業者の経験に基づいて判定するようにしてもよい。
ステップS7において、ぬれ性試験が適切に行われたと判定された場合、制御部48は、ぬれ曲線60を用いてぬれ時間t1、t2を算出する(ステップS8)。なお、ぬれ曲線60は、使用するソルダペースト32の金属粉の固相線温度(溶融開始点(A))で変位量が0となるように調整する。このようにしてぬれ曲線60を調整することにより、組成が異なるソルダペースト32同士を正しく相対評価することができる。
ここで、ぬれ時間t2は、ソルダペースト32の金属粉の溶融が開始されて電子部品14が下がり始め(図6のA)、次いで、電子部品14の電極部15に沿ってソルダペースト32がぬれ上がり、電子部品14がプリント配線板34に最も接近した変位量x2に達する最下位の位置(図6のE)まで下がるのに要した時間として定義する。なお、電子部品14が変位量x2に達する最下位の位置は、操作部50を用いて作業者が指定してもよい。
また、ぬれ時間t1は、例えば、電極部15に沿ったソルダペースト32のぬれ上がりが開始して電子部品14の変位量が0となる時刻(図6のF)と、電子部品14が最下位の変位量x2まで下がったときの時刻(図6のE)との間の上下30%をカットしたぬれ曲線60(図6のd1、d2間)を直線補間し、ソルダペースト32の金属粉の溶融が開始された時刻(図6のA)から、直線補間された回帰直線63が変位量x2の直線と交わる時刻(図6のG)までの時間として定義する。なお、このぬれ時間t1は、ソルダペースト32のぬれによって電子部品14が下がり、プリント配線板34に最も接近した位置まで変位するのに要する推定時間である。
次に、算出されたぬれ時間t2を用いて、ソルダペースト32のぬれ性の判定を行う(ステップS9)。この場合、ぬれ時間t2が規定値(例えば、基準とするソルダペースト32から求めたぬれ時間の上限値)よりも長ければ、電子部品14の電極部15がソルダペースト32によってぬれず、測定不可能と判定し、以下のぬれ性の評価を中止する。
一方、ぬれ時間t2が規定値以下の場合、算出されたぬれ時間t1、t2を用いて、ソルダペースト32のぬれ性の定量評価を行う(ステップS10)。例えば、ぬれ時間t1からは、ソルダペースト32が溶融して液相になった際の初期のぬれ易さと、電子部品14の電極部15に対してソルダペースト32がぬれ上がる速さであるぬれ易さとの両方を同時に評価することができる。また、ぬれ時間t2からは、電子部品14に対するソルダペースト32のぬれが開始してから、電子部品14の電極部15の全てがぬれるまでの総合的なぬれ性を評価することができる。さらに、ぬれ時間t1、t2が、基準とするソルダペースト32を用いた場合のぬれ時間t1、t2よりも短ければ、ぬれ性が良いと判定し、長ければ、ぬれ性が悪いと判定することができる。なお、ソルダペースト32のぬれ性は、ぬれ時間t1又はt2のいずれか一方を用いて評価してもよい。
図7は、ソルダペーストのぬれ性を評価するための他の実施形態である試料の斜視図であり、図8は、図7に示す試料の側面図である。なお、試料は、銅基板64、ソルダペースト66及び銅個片68からなる。
試料は、銅基板64の上の4個所に、ぬれ性の評価対象、例えば、鉛フリーソルダペーストからなるソルダペースト66を塗布し、次いで、塗布されたソルダペースト66上に矩形のプレート状の銅個片68(導体)を平面部69がソルダペースト66に接触するように載置して構成される。
なお、銅基板64及び銅個片68は、急速に酸化して表面状態が変化し易いため、ソルダペーストぬれ性評価装置10の加熱チャンバ12に投入する直前に、例えば、JISZ3284に規定されているように、脱脂及び酸化被膜の除去処理を行う。また、ソルダペースト66は、例えば、銅基板64上に所定形状の孔部を形成したマスクを載置し、この孔部を用いて規定量のソルダペースト66を銅基板64に塗布することができる。
上記の銅個片68、ソルダペースト66及び銅個片68からなる試料は、電子部品14の場合と同様にして、ソルダペーストぬれ性評価装置10を構成する加熱チャンバ12内の試料台30の上に配置される。次いで、図4に示す加熱温度プロファイルに基づき、図3に示すフローチャートに従ってソルダペースト66のぬれ性試験を行う。
図9は、ぬれ性試験により得られた、銅基板64及び銅個片68を用いたソルダペースト66の加熱時間と、各時間における銅個片68の変位量との関係であるぬれ曲線70を示す。この場合、ぬれ曲線70は、加熱開始からソルダペースト66の溶融開始点(A)までの間、変位量の大きな変動がなく、その後、ソルダペースト66の金属粉の溶融が開始されることで銅個片68が徐々に下がり始める。次いで、溶融したソルダペースト66が銅基板64及び銅個片68の表面に沿ってぬれ広がることで、銅個片68が銅基板64に最も接近し、銅個片68の下降が安定する最下位の変位量x2に達する(図9のE)。
そこで、得られたぬれ曲線70を用いて、ソルダペースト66のぬれ性の評価を行う。ぬれ性の評価は、ぬれ時間t1、t2と、回帰直線72の傾きである銅個片68の降下速度ν(銅個片68の変位の変化率)とを用いて行う。
ぬれ時間t2は、例えば、ソルダペースト66の溶融開始温度に相当する溶融開始点(A)の時刻から、ぬれが終了する変位量x2に達するぬれ終了点(E)の時刻までの時間と定義し、ぬれ時間t1は、溶融開始点(A)とぬれ終了点(E)との間の変位量の上下30%をカットしたぬれ曲線70(図9のd1、d2間)を直線補間し、前記溶融開始点(A)の時刻から、補間直線である回帰直線72が変位量x2の直線と交わる時刻(G)までの時間として定義する。なお、ぬれ終了点(E)は、ソルダペースト66の溶融による銅個片68の下降が安定した最下位の位置とする。また、ぬれ曲線70の上下をカットする割合(この場合、30%)は、取得したぬれ曲線70に含まれるノイズの程度に応じて適宜変更してもよい。また、ぬれ時間t1、t2を求める際、同じ構成からなる複数の試料を用いて複数のぬれ曲線70(最低3本)を取得し、それらを平均した平均ぬれ曲線を用いて求めることが望ましい。
また、銅個片の降下速度νは、制御部48(変化率算出部)によって前記回帰直線72の傾きである変位の変化率として求める。なお、回帰直線72の傾きを求める際も、ぬれ時間t1を求める場合と同様に、複数のぬれ曲線70(最低3本)を取得し、それらを平均した平均ぬれ曲線を用いて求めることが望ましい。
以上のようにして求めたぬれ時間t1、t2及び降下速度νを用いて、ソルダペースト66の特性を高精度に評価することが可能となる。例えば、降下速度νが大きければ、ぬれ性が高いソルダペースト66であると評価し、降下速度νが小さければ、ぬれ性が低いソルダペースト66であると評価することができる。また、矩形のプレート状の銅個片68からなる試料より得られるぬれ曲線70は、図6に示す電子部品14から得られるぬれ曲線60と比較すると、特性が単純化されているため、安定したデータを用いてソルダペースト66のぬれ性の評価を一層容易且つ高精度に行うことができる。
図10は、ソルダペーストのぬれ性を評価するためのさらに他の実施形態である試料の斜視図であり、図11は、図10に示す試料の側面図である。なお、試料は、銅基板74、ソルダペースト76及び銅個片80からなる。
試料は、銅基板74の上に帯状にソルダペースト76を塗布し、次いで、この銅基板74上に、レジスト78を有し略U字状に形成したタフピッチ銅からなる銅個片80を、底面部82がソルダペースト76に接触するように載置して構成される。
上記の銅個片80を含む試料は、同様にして、ソルダペーストぬれ性評価装置10を構成する加熱チャンバ12内の試料台30に配置され、所定の加熱温度プロファイルに基づいてソルダペースト76を溶融させることにより、ぬれ性試験が行われる。この試料の場合も、図7に示す銅個片68を用いた試料の場合と同様に、使用するソルダペースト76のぬれ性の評価を容易且つ高精度に行うことができる。
図7又は図10に示す試料は、評価の対象となるソルダペーストを適用する電子部品の形態に応じて適宜選択することが望ましい。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更することが可能である。
10…ソルダペーストぬれ性評価装置
12…加熱チャンバ
14…電子部品
16…レーザ変位計
18…観察用カメラ
20…コントロールボックス
22…コンピュータ
32、66、76…ソルダペースト
34…プリント配線板
36…熱電対
38…ヒータ
40…変位計コントローラ
42…ヒータコントローラ
44…ガスフローユニット
46…カメラコントローラ
48…制御部
50…操作部
52…モニタ
54…プログラムメモリ
56…データメモリ
58…加熱温度プロファイル
60、62、70…ぬれ曲線
64、74…銅基板
68、80…銅個片
63、72…回帰直線

Claims (9)

  1. 部品を基板電極に接続するためのソルダペーストのぬれ性評価装置において、
    前記ソルダペーストが塗布された前記基板電極上に前記部品を載置した状態で収容する加熱チャンバと、
    設定された加熱温度プロファイルに従い、前記ソルダペーストを加熱溶融させる加熱部と、
    前記部品の上下方向の変位量を計測する変位計と、
    前記ソルダペーストの溶融開始から、前記部品が溶融した前記ソルダペーストによってぬれ、前記変位量が所定量以上になるまでの時間を算出する時間算出部と、
    前記変位量の変化率を算出する変化率算出部と、
    を備え、
    前記ソルダペーストの溶融開始時刻から前記ぬれの終了時刻までのぬれ終了時間と、前記変化率に基づいて前記ソルダペーストのぬれ性を評価することを特徴とするソルダペーストぬれ性評価装置。
  2. 請求項1記載のソルダペーストぬれ性評価装置において、
    前記時間算出部は、前記部品が前記基板電極に最も接近した位置まで変位するのに要した時間を算出することを特徴とするソルダペーストぬれ性評価装置。
  3. 請求項1又は2記載のソルダペーストぬれ性評価装置において、
    前記時間算出部は、前記部品が前記基板電極に最も接近した位置まで変位するのに要する推定時間を算出することを特徴とするソルダペーストぬれ性評価装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のソルダペーストぬれ性評価装置において、
    前記変化率は、前記ソルダペーストが加熱溶融されることで前記部品が降下する降下速度であることを特徴とするソルダペーストぬれ性評価装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のソルダペーストぬれ性評価装置において、
    前記部品は、基板上に前記ソルダペーストを介して平面部が載置されるプレート状の導体からなることを特徴とするソルダペーストぬれ性評価装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載のソルダペーストぬれ性評価装置において、
    前記部品は、基板上に前記ソルダペーストを介して底面部が載置されるU字状の導体からなることを特徴とするソルダペーストぬれ性評価装置。
  7. 部品を基板電極に接続するためのソルダペーストのぬれ性評価方法において、
    前記ソルダペーストが塗布された前記基板電極上に前記部品を載置した状態で、前記ソルダペーストを加熱溶融させるステップと、
    前記部品の上下方向の変位量を計測するステップと、
    前記ソルダペーストの溶融開始から、前記部品が溶融した前記ソルダペーストによってぬれ、前記変位量が所定量以上になるまでの時間を算出するステップと、
    前記変位量の変化率を算出するステップと、
    前記ソルダペーストの溶融開始時刻から前記ぬれの終了時刻までのぬれ終了時間と、前記変化率に基づいて前記ソルダペーストのぬれ性を評価するステップと、
    を含むことを特徴とするソルダペーストぬれ性評価方法。
  8. 請求項記載のソルダペーストぬれ性評価方法において、
    前記時間は、前記部品が前記基板電極に最も接近した位置まで変位するのに要した時間であることを特徴とするソルダペーストぬれ性評価方法。
  9. 請求項又は記載のソルダペーストぬれ性評価方法において、
    前記時間は、前記部品が前記基板電極に最も接近した位置まで変位するのに要する推定時間であることを特徴とするソルダペーストぬれ性評価方法。
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