JP5688303B2 - マルチキャリアデータ通信システムにおけるofdm生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号を生成するためのOFDM生成装置及びOFDM生成方法に関する。
本発明は、さらに、送信装置及び送信方法、対応する受信装置及び受信方法、データ通信システム、並びにコンピュータ上でOFDM生成方法を実装するためのコンピュータプログラムに関する。
本発明は、特に放送の分野、具体的にはDVB(Digital Video Broadcasting)の分野に関する。本発明は、とりわけ、DVB−C2標準又は来るDVB−NGH標準従った装置、システム及び方法に関する。
DVB−C2の規格書(DVB BlueBook A138 “Digital Video Broadcasting (DVB); Frame structure channel coding and modulation for a second generation digital transmission system for cable systems (DVB-C2)”)にて説明されているようなDVB−C2標準に従った放送システムは、絶対的(Absolute)OFDMの概念を適用する。絶対的OFDMでは、全てのOFDMサブキャリアは、信号の中央の周波数の代わりに、絶対的な周波数である0MHzに対して相対的にとらえられる。絶対的OFDM及びDVB−C2におけるメディアスペクトラム(medium spectrum)にわたるユニークなパイロットパターンの適用は、PAPR(ピーク対平均電力比)の増加をもたらす、周波数領域内でOFDMサブキャリアの割当ての繰り返しを回避するためのものである。絶対的OFDM信号は、末尾のRF周波数領域で表される。しかしながら、これは、RFキャリア周波数を用いたOFDM生成の間のミキシングステップの後に、OFDMシンボル間における共通の位相回転(common phase rotation)の導入なしに、ベースバンド信号をいずれのRFキャリア周波数(ここでは「ミキシング周波数」とも呼ばれる)にもシフトすることができない、ということを意味する。
本発明の目的は、連続するOFDMシンボルのOFDMサブキャリアの共通の位相回転という問題に対処するOFDM生成装置及びOFDM生成方法を提供することである。特に、OFDM生成装置及びOFDM生成方法により、そのような共通の位相回転は、回避され又は補償される。
本発明のさらなる目的は、対応する送信装置及び送信方法、対応する受信装置及び受信方法、データ通信システム並びにコンピュータプログラムを提供することである。
本発明の一形態によると、マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号を生成するためのOFDM生成装置であって、OFDMシンボルを複素時間領域サンプルに逆離散フーリエ変換するための逆DFT手段と、上記OFDM送信信号を得るためのミキシング周波数の使用により、上記OFDMシンボルの上記複素時間領域サンプルを、ベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングする周波数ミキシング手段と、を備え、上記OFDM送信信号の隣接するOFDMシンボルについての、上記OFDMシンボルの上記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、上記ミキシング後に回避され又は補償されるように、上記ミキシング周波数は選択される、OFDM生成装置が提供される。
本発明の別の形態によると、マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号を生成するためのOFDM生成装置において、OFDMシンボルを複素時間領域サンプルに逆離散フーリエ変換するための逆DFT手段であって、上記OFDMシンボルは、チャネル帯域幅を有するフレーム構造のフレームへマッピングされ、上記フレームは、上記チャネル帯域幅の帯域幅の一部を各々がカバーするデータセグメントへと周波数領域内で分割されたペイロード部分を有し、データシンボルは、上記データセグメントへマッピングされる、上記逆DFT手段と、上記OFDM送信信号を得るための送信機ミキシング周波数の使用により、上記OFDMシンボルの上記複素時間領域サンプルを、ベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングする周波数ミキシング手段と、データシンボルの複素時間領域サンプルを受信機で得るための受信機ミキシング周波数の使用により、受信されたOFDM送信信号をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための、受信機ミキシング周波数を、決定するための受信機ミキシング周波数決定手段と、を備え、上記受信機ミキシング周波数は、受信されたOFDM送信信号が当該受信機ミキシング周波数の使用によりパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングされた後に、同一のデータセグメントの隣接するデータシンボルについての、データシンボルの上記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、選択される、OFDM生成装置が提供される。
本発明のさらに別の形態によると、マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号を生成するためのOFDM生成装置において、ミキシング周波数の使用により上記OFDMシンボルの上記複素時間領域サンプルをベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングすることにより導入され得る、上記OFDMシンボルの上記OFDMサブキャリアの共通の位相回転を、補償するための、乗算係数を用いて、上記OFDMシンボルを乗算するための乗算部と、OFDMシンボルを複素時間領域サンプルに逆離散フーリエ変換するための逆DFT手段と、上記OFDM送信信号を得るための上記ミキシング周波数の使用により、上記OFDMシンボルの上記複素時間領域サンプルを、ベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングする周波数ミキシング手段と、を備えるOFDM生成装置が提供される。
本発明のさらに別の形態によると、マルチキャリアデータ通信システムで受信される、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルへ、OFDM送信信号を復号するためのOFDM復号装置であって、OFDMシンボルの複素時間領域サンプルを得るためのミキシング周波数の使用により、上記OFDM送信信号をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための周波数ミキシング手段と、上記複素時間領域サンプルをデータシンボルに離散フーリエ変換するためのDFT手段と、を備え、上記OFDMシンボルの上記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が回避され又は補償されるように、上記ミキシング周波数は選択される、OFDM復号装置が提供される。
本発明のさらに別の形態によると、マルチキャリアデータ通信システムで受信される、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルへ、OFDM送信信号を復号するためのOFDM復号装置であって、上記OFDM復号装置は、データシンボルの複素時間領域サンプルを得るためのミキシング周波数の使用により、上記OFDM送信信号をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための周波数ミキシング手段を備え、上記OFDMシンボルは、チャネル帯域幅を有するフレーム構造のフレームへマッピングされ、上記フレームは、上記チャネル帯域幅の帯域幅の一部を各々がカバーするデータセグメントへと分割されたペイロード部分を有し、OFDMシンボルは、上記データセグメントへマッピングされるデータシンボルへ再分割され、上記OFDM復号装置は、上記複素時間領域サンプルをデータシンボルに離散フーリエ変換するためのDFT手段を備え、上記ミキシング周波数は、上記データシンボルの上記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が回避され又は補償されるように選択される、OFDM復号装置が提供される。
本発明のさらなる形態によると、対応するOFDM生成方法及びOFDM復号方法、送信装置及び送信方法、受信装置及び受信方法、並びにデータ通信システムが提供される。同様に、コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行される場合に、上記で定義された上記OFDM生成方法又は上記OFDM復号方法のステップをコンピュータに実行させるためのプログラム手段を含む、コンピュータプログラムが提供される。
本発明の好ましい実施形態は、従属請求項において定義される。請求項に記載の装置、方法、システム及びコンピュータプログラムは、OFDM生成装置の好ましい実施形態を定義する従属請求項で定義されているような、類似する及び/又は同一の好ましい実施形態を有する、ということは理解されるであろう。
本発明は、(例えばDVB−C2標準に従って、分割されたOFDMを使用する場合における)OFDMシンボル又はデータシンボルのOFDMサブキャリアの望ましくない共通の位相回転が、複素時間領域サンプルをミキシングするキャリア周波数に関する適切な手段をとることにより回避され又は補償されるという、共通する発明のアイデアに基づく。これは、絶対的OFDMを適用するDVB−C2標準に従ったシステムについて特に重要である。生成されるOFDM信号は、パスバンドで表され、隣接するOFDMシンボル間におけるいかなる位相回転も含まないからである。パスバンドでOFDM信号を生成することは非常に複雑でコストがかかるということは理解されるであろう。したがって、等しいベースバンドでの信号を生成し、適切なミキシング周波数でそれをパスバンドへミキシングすることが、有益である。しかしながら、通常、このミキシングプロセスは、OFDMシンボル間における上記位相回転をもたらす。
この問題を克服するために、本発明によると、キャリア周波数は、そのような共通の位相回転が完全に回避され又は補償されるように選択される。同じアイデアに基づく別の解決手段によると、OFDMシンボルは乗算係数で乗算される。乗算係数は、ベースバンド信号におけるOFDMシンボル間の共通の位相回転を人為的に導入する。しかしながら、当該共通の位相回転は、ミキシング周波数の使用によりOFDMシンボルの複素時間領域サンプルをベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングすることにより引き起こされる位相回転を相殺する。それにより、最終的に、共通の位相回転は、パスバンド信号内に現れない(すなわち、絶対的OFDM信号は、OFDMシンボル間における位相回転を含まない)。しがたって、本発明によると、従うべき標準がある場合に関連する標準に準拠する信号を生成することができる、ということが達成できる。
ここでの「キャリア」及び「サブキャリア」という用語は互換的に使用され、同じ意味を持つものとする、ということに留意すべきである。
本発明のこれらの及び他の特徴は、ここで説明される実施形態から明らかになり、当該実施形態を参照して以下でより詳細に説明される。以下の図面では、
本発明に従ったデータ通信システムのブロック図を示す。 本発明に従ったOFDM生成器の第1の実施形態のブロック図を示す。 ゼロパディング(zero padding)を説明する図を示す。 ガードインターバルの生成を説明する図を示す。 デジタル信号及びそのエイリアスを説明する図を示す。 DVB−C2に従って使用される場合のセグメント化されたフレームの構造を説明する。 本発明に従ったOFDM生成器の第2の実施形態のブロック図を示す。 本発明に従ったOFDM生成器の第3の実施形態のブロック図を示す。 本発明に従ったOFDMデコーダの第1の実施形態のブロック図を示す。 本発明に従ったOFDMデコーダの第2の実施形態のブロック図を示す。
DVB−C2規格書は、絶対的OFDMという新たな概念を導入する。絶対的OFDMでは、全てのOFDMサブキャリアは、信号の中央の周波数の代わりに、絶対的な周波数である0MHzに対して相対的にとらえられる。特に、L1パート2のシグナリングブロックは、絶対的な周波数である0MHzで始まり、7.61MHz毎に区分される。他のDVB標準とは対象的に、全ケーブルスペクトラムについてユニークな手法で定義されるよりもむしろ、C2ベースバンド信号をいずれのRFミキシング周波数へもシフトすることができない。特に、OFDM信号のパイロットシーケンスは、全ての異なる周波数について異なる。この振るまいは、時間領域においてOFDM信号の望ましくない高いピーク値をもたらし得る、周波数領域内での望ましくない繰り返しを、回避するためのものである。さらに、明瞭なパイロットシーケンスにより、簡単で信頼性のある同期及びオフセット補償が可能となる。L1パート2ブロックの区切り及び関連するパイロットシーケンスが、全ケーブルスペクトラムについて定義されるが、L1ブロックは、データスライスが存在するこれらの周波数のみで送信される。
OFDM生成器から放射されるパスバンド信号を定義するDVB−C2規格書のセクション10.1で与えられる数式は、精密な理論的かつ数学的な記述であるが、現実の実装には現実的ではない。OFDM信号生成の現実の実装は、通常、逆高速フーリエ変換及び信号の等価ローパス表現(equivalent lowpass representation)に基づく。しかしながら、等価ローパス表現を用いる標準準拠のDVB−C2信号の生成は、さらなる検討を必要とする。そうしなければ、隣接するOFDMシンボル間で、受信機での同期手続きを妨害しかねない望ましくない位相ジャンプが発生し得る。このため、本発明によれば、逆高速フーリエ変換及び等価ローパス表現に基づく現実的な実装が提案される。
絶対的OFDMの適用により、パスバンド内で直接的に信号を生成することは複雑又は非現実的でさえある。したがって、等価ローパス表現を用いるOFDMの生成が提案される。信号は、低周波数で生成され、その後に最終的な周波数にシフトされる。
DVB−C2規格書によれば、放射されるパスバンド信号は以下の式により表現される。
Figure 0005688303
Figure 0005688303
k キャリア番号を示す。
l フレームの先頭のプリアンブルシンボルについての0から始まるOFDMシンボル番号を示す。
m C2フレーム番号を示す。
Ktotal 送信されるキャリア数である。すなわち、Ktotal=Kmax−Kmin+1。
LF フレーム毎の総OFDMシンボル数(プリアンブルを含む)。
TS 全シンボルについての総シンボル期間(symbol duration)であり、TS=TU+Δ。
TU 有効シンボル期間である。
Δ ガードインターバルの期間である。
cm,l,k C2フレーム番号mにおけるOFDMシンボル番号lのキャリアkについての複素変調値である。
TF フレームの期間であり、TF=LFTS
Kmin 先頭のアクティブなキャリア(最低周波数)のキャリアインデックスである。
Kmax 末尾のアクティブなキャリア(最高周波数)のキャリアインデックスである。
等価ローパス表現を用いてこの信号を生成するために、周波数をシフトするためのキャリアが加えられ、これはΨの等式で補償される。
Figure 0005688303
Figure 0005688303
等式(2)は、DVB−T2標準に従った送信機で用いられるOFDM生成器により放射される信号を定義するDVB−T2規格書のセクション9.5(ETSI EN 302 755 V1.1.1 (2009-09) “Digital Video Broadcasting (DVB): Frame structure channel coding and modulation for a second generation digital terrestrial television broadcasting system (DVB-T2)”)で知られる等式へ直接的に変形できない。その理由は、第2の指数項である。DVB−T2規格書のセクション9.5で定義される等式は実際のミキシング周波数fcから独立しているが、これはDVB−C2信号のOFDMシンボル間の位相ジャンプをまずもたらすであろう。しかしながら、適切に選定されたミキシング周波数fcを用いて、この影響を回避することができる。したがって、ミキシング周波数は以下のように定義されるものとする。
Figure 0005688303
1/TUは、OFDMサブキャリア間隔であり、kcは、ミキシング周波数においてOFDMサブキャリアインデックスである。さらに、kは、k=k’+kcにより置き換えられるものとする。これにより、以下の等式がもたらされる。
Figure 0005688303
上記の等式を、以下のように再公式化することができる。
Figure 0005688303
等式(4)は、DVB−T2規格書のセクション9.5で説明されるDVB−T2信号の信号定義と似ているように見える。しかしながら、両等式は最後の指数項で相違する。この項は、時間tから独立しており、所定のOFDMシンボルの全OFDMサブキャリアについて一定の位相回転をもたらす。一般的に、kc(及びfc)を自由に選択し、この位相回転を補償することができる。しかしながら、kcを適切に選択することにより、この項を回避することができる。このために、等式(4)を以下のように書くことができる。
Figure 0005688303
(Δ/TU)は、関連するガードインターバルの期間である(例えば、DVB−C2についての1/64又は1/128)。(5)のさらなる単純化により、以下が導かれる。
Figure 0005688303
したがって、これにより、2つの連続するOFDMシンボル間における全OFDMサブキャリアについての共通の位相回転が、以下のように導かれる。
Figure 0005688303
これは、関連するガードインターバルの期間(Δ/TU)(例えば、DVB−C2についての1/64又は1/128)及びミキシング周波数におけるOFDMサブキャリアkcの選択に依存する。
kc(Δ/TU)が整数である場合、共通の位相回転は2πの倍数となるため、位相シフトを等式から除外することができる。したがって、ガードインターバル1/128に対してkcが128の倍数である場合、又はガードインターバル1/64に対してkcが64の倍数である場合、等式(6)を以下のように書くことができる。
Figure 0005688303
これは、DVB−T2信号の生成についての等式に似ている。しかしながら、ミキシング周波数fcはその結果ほとんどの場合に信号の中央の周波数ではない、ということに留意しなければならない。
上記のとおり、共通の位相回転は、ミキシング周波数に応じて人為的にシステムに導入され得る。DVB−C2規格書で定義される出力信号を得るために、本発明の実施形態によると、この共通の位相回転は補償される。代わりに、別の実施形態によると、ミキシング周波数fcを慎重に選択することにより、この共通の位相回転を回避することができる。したがって、ミキシング周波数fcにおけるOFDMサブキャリアkcは、以下のように選択されるものとする。
Figure 0005688303
(Δ/TU)は、関連するガードインターバルの期間(すなわち、DVB−C2での1/64又は1/128)である。実際には、等式(9)は、中央のOFDMサブキャリア(Kmax+Kmin)/2に最も近いキャリアkcを得るとともに、さらに上記等式(7)で2πの倍数を生成する。したがって、
Figure 0005688303
は、フロア演算(floor operation)(xよりも大きくない最大の整数)を示す。さらに一般的に、ミキシング周波数fcは、fc=kc/TUとして選択され、ミキシング周波数fcにおけるOFDMサブキャリアkcは、OFDMシンボルのサブキャリアの中の中央のサブキャリアに近く又は可能な限り近くなるように選択される。ここで、「近い」は、ミキシング周波数fcが、必ずしも中央のサブキャリアに可能な限り近く位置しなければならないということではなく、さらに離れて位置することも可能である、というように理解されるべきである。例えば、kc(Δ/TU)が整数であるという上記の条件を満たす(中央のサブキャリアの周波数からみて)次にふさわしいミキシング周波数の1つを、同様に選択することができる。
結果的に、得られるミキシング周波数fcは以下のものである。
Figure 0005688303
1/TUはOFDMサブキャリア間隔である。ここで、結果としてのミキシング周波数fcは、ほとんどの場合においてOFDM信号の中央の周波数ではない。
より一般的な実施形態では、ミキシング周波数fcは、fc=kc/TUとして選択され、ミキシング周波数fcにおけるOFDMサブキャリアkcは、上記OFDMシンボルのサブキャリアの中の中央のサブキャリアに可能な限り近くなるように選択される。ここで、TUは、有効OFDMシンボル期間である。換言すると、ミキシング周波数fcは、以下のものに最も近いミキシング周波数fcにおけるOFDMサブキャリアkcが選択されるように、選択される。
Figure 0005688303
以下では、ミキシング周波数fcが上記等式(9)及び(10)で表されるように選択されるものとする。したがって、送信信号を以下のように表すことができる。
Figure 0005688303
Figure 0005688303
Figure 0005688303

kc ミキシング周波数fcにおけるOFDMサブキャリアを示す。
k’ ミキシング周波数fcにおけるOFDMサブキャリアとの相対的なキャリア番号を示す。すなわち、k’=k−kcである。
φkc 等式(7)に従って算出される2つの連続するOFDMシンボル間における位相ジャンプを示す。
他のパラメータは、上記で述べられた意味をもつ。
実際に、この生成は、上記に示されるとおりDVB−T2信号の生成に等しい。唯一の相違は、追加の位相訂正期間φm,lである。当該期間は、各OFDMシンボルを線形的に増加させ、及び生成される出力信号中の望ましくない位相回転を補償する。逆FFTを算出するために使用されるデータc’kは、等式(11)の内側の括弧、すなわち、
Figure 0005688303
である。
考えられる送信機の実装の実施形態が、ここで説明される。第1に、図1には、本発明に従ったマルチキャリアデータ通信システム(ここでは放送システム)が示されている。当該放送システムは、とりわけDVB−C2標準に従ったものである。マルチキャリア放送システムは、データを送信するための送信機1と、送信機1からデータを受信するための1つ以上の受信機2とを備える。
送信機1は、OFDM送信信号を得るために例えば1つ以上のMPEG−2トランスポートストリーム及び/又は1つ以上のジェネリックストリーム(Generic Stream)のような入力データを処理するために提供される。このため、送信機1は、入力データとして得られ又は送信機1の入力データから生成されるOFDMシンボルから、OFDM送信信号を生成するための、OFDM生成器10を特に備える。なお、送信機の目的のため、送信機1は、例えばDVB−C2標準で説明されているようなさらなる要素をさらに備え得る。さらに、送信機1は、得られたOFDM送信信号をケーブルネットワーク3に供給するための送信部11を備える。
受信機2は、それぞれ、ケーブルネットワーク3からOFDM送信信号を受信するための受信部20と、OFDM送信信号をOFDMシンボルに復号するためのOFDM復号器21とを備える。OFDMシンボルは、その後さらなる処理のために出力され、又は受信機2でさらに直接的に処理される。なお、受信機2の目的のため、受信機2は、例えばDVB−C2標準で説明されているようなさらなる要素をさらに備え得る。
図2は、OFDM信号s(t)を生成するためのOFDM生成器10aの実施形態の概略的なブロック図を示す。当該OFDM生成器10aは、以下で詳細に説明される。簡潔に要約すると、OFDM生成器への入力信号は、準備としてまずゼロパディングされ、その後逆高速フーリエ変換(IFFT)される。その後、ガードインターバルが付加され、信号はデジタルからアナログへ変換され、最後に望ましいパスバンド周波数へシフトされる。
ゼロパディング部12でのゼロパディングは、逆高速フーリエ変換を用いて周波数領域の信号を時間領域の信号に変換するための信号を予め整えるためになるべく提供される。第1に、信号は、IFFTのサイズNに適合するために詰め込まれる。第2に、サブキャリアの位置は、IFFTを用いることができるように再編成される。
例えばRadix2アルゴリズムに基づいて逆高速フーリエ変換を用いるために、p=1、2、3、4…についてN=2pが維持されなければならない。一般的に、高速フーリエ変換を用いる代わりに、離散フーリエ変換(DFT)を用いることもできる。さらに、エイリアスの影響を回避するために、値Nは、使用されるOFDMサブキャリアの実際の数よりも大幅に高いものとする。すなわち、
Figure 0005688303
である。xは、できれば、DVB−C2に従った現実的な実装のためには少なくとも512であるが、例えばWLANでの適用のための64のようにより低いこともあり得る。
図3は、ゼロパディングの原理を示す。原理上は、ゼロパディングは、実際に使用されるOFDMサブキャリア上での巡回シフト動作を実現し、残りの位置にゼロを挿入する。数学的に、この動作を以下のように表すことができる。
Figure 0005688303
X(n)m,l(又は手短にX(n))は、後続のIFFT部13のN個の要素の入力信号である。
ゼロパディング部12の出力信号Xnは、周波数領域内で生成されている。IFFT部13の役割は、対応する時間信号を算出することである。これは、0≦n≦Nについて以下によって達成される。
Figure 0005688303
mはOFDMシンボルであり、lはC2フレーム番号であり、KtotalはアクティブなOFDMサブキャリアの総数である。
IFFT部13から出力される時間領域の信号xk(xkは、n’がkにより置き換えられた場合の、(15)におけるx(n’)m,lの簡略な表記法である)は、ガードインターバル部14に提供される。図4は、OFDMシンボル間におけるガードインターバルの挿入を示す。ガードインターバルは、有効OFDMシンボル部分の末尾部分の巡回コピーである。当該末尾部分は先頭にコピーされる。数学的に、(図4ではx’kで表される)ガードインターバルx’(n)を含むOFDMシンボルは、以下のように得られる。
Figure 0005688303
これ以前の算出はデジタル領域で行われてきた。D/A&ローパスフィルタリング部15の役割は、アナログ信号に変換することである。したがって、サンプリングレートN/TUでサンプリングされる信号x’(n)m,lが、OFDMシンボル毎に類推されなければならない。これにより、図5に示されるようにサンプリングレートの倍数においてエイリアスが発生する。エイリアスは、D/A&ローパスフィルタリング部15に含まれるローパスフィルタにより除かれる。欲しい信号とエイリアス信号との間の距離がより大きい場合に、このフィルタリングはより容易である。これが、ゼロパディングについての小さい値x(等式(13)を参照)は非現実的である理由である。
最後に、D/A&ローパスフィルタリング部15から出力される等化ローパス信号は、ミキサ16によって望ましいパスバンドへとシフトされる。ミキサ16は、D/A&ローパスフィルタリング部15の信号出力をミキシング周波数fcを用いてミキシングする。これは、
Figure 0005688303
による信号の複素乗算と等しい。このため、ミキシング周波数fcは、上記のとおりOFDMシンボルのOFDMサブキャリアの共通の位相回転を回避し又は少なくとも補償するように、算出される。結果から、実数部選択部17で実数部が決定される。当該実数部は、その後、送信のためにOFDM生成器10aから最終的に出力される。
的確なミキシング周波数は、任意に予め定められ、例えばメモリ装置のような記憶手段18に記憶され得る。さらに又は代わりに、周波数算出手段19は、ミキシング周波数を算出するために提供され得る。
上記で説明された同じ原理は、分割されたフレーム構造を用いるシステムにも適用されることが可能である。上記フレーム構造(「C2フレーム構造」と呼ぶ)は図6に示される。C2フレーム構造は、LP個のプリアンブルシンボル(LP≧1)を含み、それに続いてLdata個のデータシンボルを含む(Ldata個のデータシンボルを含むC2フレームの部分は「ペイロード部分」とも呼ばれる)。プリアンブルシンボルは、周波数方向に、同じ帯域幅(3408個のサブキャリア又はおおよそ7.61MHz)のL1ブロックシンボルへと分割される。データスライス(「データセグメント」とも呼ばれる)は、複数のパイロットパターン固有の粒度として任意の帯域幅を有するが、L1ブロックシンボルの帯域幅を超えないものとする。周波数ノッチは、C2フレームにわたってC2信号に挿入されることが可能である。
データスライスは別々のチャネルとして取り扱われることが可能であり、別々のデータスライス間でインターリービングは実行されない。各データスライスは、開始OFDMキャリアKDS,min及び終了OFDMキャリアDS,maxにより識別される。したがって、KDS,minは、データセグメントの最低周波数を有する先頭のアクティブなキャリアのキャリアインデックスである。当該データセグメント上に、上記ミキシング周波数によりミキシングされたデータシンボルがマッピングされる。KDS,maxは、データセグメントの最高周波数を有する末尾のアクティブなキャリアのキャリアインデックスである。当該データセグメント上に、上記ミキシング周波数によりミキシングされたデータシンボルがマッピングされる。
送信機側では、OFDMシンボルのIFFT及びミキシングは、通常、送信機ミキシング周波数を用いて行われる。送信機ミキシング周波数は、自由に又は上記の実施形態に従って選択されることが可能である。しかしながら、さらに、(送信機ミキシング周波数に加えて)受信機ミキシング周波数が、決定され、受信機、特にOFDM復号装置により使用されるように送信機から受信機へシグナリングされる。これらの受信機ミキシング周波数は、各データセグメント又はデータセグメントのグループについて決定される。換言すると、あるチャネル帯域幅を有するチャネルが、チャネル帯域幅の一部の帯域幅をカバーする複数のデータセグメントへとさらに分割される場合に、これらのデータセグメントは、受信機のOFDM復号器により独立して取り扱われる。そして、各データセグメント(又はデータセグメントのグループ)について、個別の受信機ミキシング周波数が決定される。
したがって、図7に示される実施形態10bでは、受信機ミキシング周波数決定手段30は、データシンボルの複素時間領域サンプルを受信機で得るための受信機ミキシング周波数fDS,cの使用により、受信されたOFDM送信信号をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための、受信機ミキシング周波数を決定するために提供される。その中で、受信機ミキシング周波数fDS,cは、受信されたOFDM送信信号が当該受信機ミキシング周波数fDS,cの使用によりパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングされた後に、同じデータセグメントの隣接するデータシンボルについての、データシンボルのOFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、選択される。
受信機、特に当該受信機のOFDM復調器も、そのような分割されたフレーム構造を使用するシステムでデータセグメントを個別に処理するため、上記受信機ミキシング周波数fDS,cは、個別のデータセグメントについて(又は、データシンボルが複数のデータセグメントに及ぶ場合には、代わりに複数のデータセグメントのグループについて)決定される。
特に、一実施形態では、データセグメント(データスライス)DSの受信機ミキシング周波数fDS,cは、fDS,c=kDS,c/TUとして選択され、ミキシング周波数fDS,cにおけるOFDMサブキャリアkDS,cは、kDS,c・(Δ/TU)が整数であるという条件を満たす。ここで、TUは、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間である。さらに、別の実施形態では、データセグメント(データスライス)DSの受信機ミキシング周波数fDS,cは、fDS,c=kDS,c/TUとして選択され、ミキシング周波数fDS,cにおけるOFDMサブキャリアkDS,cは、
Figure 0005688303
として選択される。さらに一般的に、受信機ミキシング周波数fDS,cは、fDS,c=kDS,c/TUとして選択され、ミキシング周波数fDS,cにおけるOFDMサブキャリアkDS,cは、データシンボルのサブキャリアの中の中央のサブキャリアに近く又は可能な限り近くなるように選択される。
図7に示されるとおり、受信機ミキシング周波数fDS,cは、(一般的に知られる)フレームビルダ35に提供される。当該フレームビルダは、OFDM生成器の一部ではない。フレームビルダ35は、予め定められたフレーム構造に従って、受信データ、シグナリング情報及び受信機ミキシング周波数からフレームを構築する。したがって、受信機ミキシング周波数fDS,cは、以下で説明されるようなOFDM復号で使用するために受信機にシグナリングされる。
OFDM生成器の別の実施形態10cは、図8に示される。図2に示される実施形態で提供される12〜17の一般的な構成要素に加えて、この実施形態では、OFDMシンボルのOFDMサブキャリアの共通の位相回転を補償するための乗算係数MでベースバンドOFDMシンボルを乗算するための乗算部31が提供される。当該共通の位相回転は、ミキシング周波数の使用によりOFDMシンボルの複素時間領域サンプルをベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングすることにより導入され得るものである。したがって、上記乗算係数Mは、起こり得る共通の位相回転を未然に防ぎ、送信機において共通の位相回転の影響を弱めるための基準を表す。説明された動作は、連続するOFDMシンボル間での位相回転なしでパスバンド信号を与えるためのベースバンド信号のプレディストーションとしてとして見られるべきである。
したがって、共通の位相回転φkc=−2π・kc(Δ/TU)が生成される前に、上記乗算係数Mを算出することができる。当該共通の位相回転は、上記乗算係数による「逆」共通位相回転を意図的に導入することにより補償されることが可能である。一実施形態において、上記乗算係数は、
Figure 0005688303

として選択されることが可能であり、φm,lは、等式(12a)のように定義される。
OFDM復号器21aの実施形態のブロック図は、図9に示される。OFDM復号器21aはOFDM信号s’(t)を受信する。当該OFDM信号s’(t)は、次に、OFDM生成部10で提供されるものと類似する構成要素に提供される。当該構成要素は、具体的には、ミキサ41、ローパスフィルタ&A/D変換部42、ガードインターバル除去部43、FFT部44、及びゼロ除去部45である。OFDM復号器において一般的に与えられるこれらの構成要素の一般的な配置は既知であり、ここで詳細には説明されない。
ミキサ41は、OFDMシンボルの複素時間領域サンプルを得るためのミキシング周波数fcの使用により、受信されたOFDM送信(s’(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための、適合された手段である。OFDM生成器によっても使用され、なるべく送信機から受信機へシグナリングされたミキシング周波数fcは、OFDM送信信号s’(t)の隣接するOFDMシンボルについての、OFDMシンボルのOFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、選択される。
図10に概略的に示されるような、分割されたフレーム構造が用いられる場合に特に適用されるOFDM復号器21bの別の実施形態では、ミキサ41は、受信機ミキシング周波数fDS,cの使用により、受信されたOFDM送信信号s’(t)をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするように、適合される。受信機ミキシング周波数fDS,cは、データシンボルの複素時間領域サンプルを得るために図7を参照して上記で説明された。すなわち、分割されたフレームのデータセグメントは、個別の受信機ミキシング周波数fDS,cを用いて個別に(又はグループで)ミキシングされる。特に、受信機ミキシング周波数fDS,cは、受信されたOFDM送信信号s’(t)が当該受信機ミキシング周波数fDS,cの使用によりパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングされた後に、同じデータセグメントの隣接するデータシンボルについての、データシンボルのOFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、選択される。この実施形態では、ゼロ除去部45’は、データシンボル内のゼロを除去するために採用されなければならないかもしれない。
別の実施形態によると、ミキシング周波数に対するデータセグメントの同調位置は、OFDMシンボル間における望ましくない位相回転が受信機で現れないように、適切に選択されることが可能である。さらに、これは、複数のOFDMシンボル上の時間補間を和らげる。これは、来たるDVB−NGH(Next Generation Handheld)標準等のモバイルOFDMシステムでは特に重要である。
さらに、一実施形態では、同様のアイデアを適用して、データセグメントのより低い及びより高い境界の周波数が適切に選択され、受信機が上記のより低い及びより高い境界の周波数の間における中央の周波数で同調する場合に、共通の位相回転が生成されないようにすることが可能である。
本発明は、一般的に、送信側のミキシングステップにおける望ましくない共通の位相回転の生成という上記の問題に直面するいずれのデータ通信システムにも適用可能である。この問題は、特に、DVB−C2の放送システムで適用される絶対的OFDMの概念を使用するいずれのシステムにも現れ得る。よって、絶対的OFDMの概念を利用する全てのデータ通信システム、望ましくは放送システムで、本発明を適用することができる。
本発明は、図面及び上記説明において詳細に図示され並びに説明されたが、そのような図示及び説明は、限定するものではなく例示するものとみなされるべきである。本発明は、開示された実施形態に限定されない。当業者は、図面、開示及び添付の特許請求の範囲の学習から特許請求の範囲の発明を実施する中で、開示された実施形態の他の変形を理解し、達成することが可能である。
特許請求の範囲において、「備える/フクム(comprising)」という言葉は、他の要素又はステップを除外せず、また不定冠詞である「a」又は「an」は、複数存在することを除外しない。単一の要素又は他の構成要素は、特許請求の範囲に記載された複数の項目の機能を果たし得る。ある手段が互いに相違する独立した請求項で記載されているという単なる事実は、これらの手段の組合せが有利に用いることができないことを示すわけではない。
コンピュータプログラムは、他のハードウェアと共に若しくは他のハードウェアの一部として提供される光学式記憶媒体又はソリッドステート媒体等の適切な媒体上に記憶され/配布され得る。しかし、コンピュータプログラムは、インターネット又は他の有線若しくは無線の通信システムを介する等の、他の形式で配布され得る。
特許請求の範囲の中のいかなる参照符号も、範囲を限定するものと解釈されるべきではない。

Claims (25)

  1. マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号(s(t))を生成するためのOFDM生成装置であって、
    OFDMシンボルの周波数領域の信号当該OFDMシンボルの複素時間領域サンプルに逆離散フーリエ変換するための逆DFT手段と、
    前記OFDM送信信号(s(t))を得るためのミキシング周波数(fc)の使用により、前記OFDMシンボルの前記複素時間領域サンプルを、ベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングする周波数ミキシング手段と、
    を備え、
    前記OFDM送信信号(s(t))の隣接するOFDMシンボルについての、前記OFDMシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、前記ミキシング後に回避され又は補償されるように、前記ミキシング周波数(fc)は選択され、
    前記ミキシング周波数f c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記ミキシング周波数f c における前記OFDMサブキャリアk c は、
    Figure 0005688303
    が整数であるという条件を満たし、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間である、
    OFDM生成装置。
  2. マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号(s(t))を生成するためのOFDM生成装置であって、
    OFDMシンボルの周波数領域の信号を当該OFDMシンボルの複素時間領域サンプルに逆離散フーリエ変換するための逆DFT手段と、
    前記OFDM送信信号(s(t))を得るためのミキシング周波数(f c )の使用により、前記OFDMシンボルの前記複素時間領域サンプルを、ベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングする周波数ミキシング手段と、
    を備え、
    前記OFDM送信信号(s(t))の隣接するOFDMシンボルについての、前記OFDMシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、前記ミキシング後に回避され又は補償されるように、前記ミキシング周波数(f c )は選択され、
    前記ミキシング周波数f c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記ミキシング周波数f c における前記OFDMサブキャリアk c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間であり、K min は、最低周波数を有する先頭のアクティブなキャリアのキャリアインデックスであり、K max は、最高周波数を有する末尾のアクティブなキャリアのキャリアインデックスである、
    OFDM生成装置。
  3. マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号(s(t))を生成するためのOFDM生成装置において、
    OFDMシンボルの周波数領域の信号当該OFDMシンボルの複素時間領域サンプルに逆離散フーリエ変換するための逆DFT手段であって、前記OFDMシンボルは、チャネル帯域幅を有するフレーム構造のフレームへマッピングされ、前記フレームは、前記チャネル帯域幅の帯域幅の一部を各々がカバーするデータセグメントへと周波数領域内で分割されたペイロード部分を有し、データシンボルは、前記データセグメントへマッピングされる、前記逆DFT手段と、
    前記OFDM送信信号(s(t))を得るための送信機ミキシング周波数(fc)の使用により、前記OFDMシンボルの前記複素時間領域サンプルを、ベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングする周波数ミキシング手段と、
    データシンボルの複素時間領域サンプルを受信機で得るための受信機ミキシング周波数(fDS,c)の使用により、受信されたOFDM送信信号(s(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための、受信機ミキシング周波数を、決定するための受信機ミキシング周波数決定手段と、
    を備え、
    前記受信機ミキシング周波数(fDS,c)は、受信されたOFDM送信信号(s(t))が当該受信機ミキシング周波数(fDS,c)の使用によりパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングされた後に、同一のデータセグメントの隣接するデータシンボルについての、データシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、選択され、
    前記受信機ミキシング周波数f DS,c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記受信機ミキシング周波数f DS,c における前記OFDMサブキャリアk DS,c は、
    Figure 0005688303
    が整数であるという条件を満たし、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間である、
    OFDM生成装置。
  4. マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号(s(t))を生成するためのOFDM生成装置において、
    OFDMシンボルの周波数領域の信号を当該OFDMシンボルの複素時間領域サンプルに逆離散フーリエ変換するための逆DFT手段であって、前記OFDMシンボルは、チャネル帯域幅を有するフレーム構造のフレームへマッピングされ、前記フレームは、前記チャネル帯域幅の帯域幅の一部を各々がカバーするデータセグメントへと周波数領域内で分割されたペイロード部分を有し、データシンボルは、前記データセグメントへマッピングされる、前記逆DFT手段と、
    前記OFDM送信信号(s(t))を得るための送信機ミキシング周波数(f c )の使用により、前記OFDMシンボルの前記複素時間領域サンプルを、ベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングする周波数ミキシング手段と、
    データシンボルの複素時間領域サンプルを受信機で得るための受信機ミキシング周波数(f DS,c )の使用により、受信されたOFDM送信信号(s(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための、受信機ミキシング周波数を、決定するための受信機ミキシング周波数決定手段と、
    を備え、
    前記受信機ミキシング周波数(f DS,c )は、受信されたOFDM送信信号(s(t))が当該受信機ミキシング周波数(f DS,c )の使用によりパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングされた後に、同一のデータセグメントの隣接するデータシンボルについての、データシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、選択され、
    受信機ミキシング周波数f DS,c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記受信機ミキシング周波数f DS,c におけるOFDMサブキャリアk DS,c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間であり、K DS,min は、前記ミキシング周波数を用いてミキシングされた前記データシンボルがマッピングされた前記データセグメントの最低周波数を有する先頭のアクティブなキャリアのキャリアインデックスであり、K DS,max は、前記ミキシング周波数を用いてミキシングされた前記データシンボルがマッピングされた前記データセグメントの最高周波数を有する末尾のアクティブなキャリアのキャリアインデックスである、
    OFDM生成装置。
  5. 前記ミキシング周波数を記憶するための記憶手段をさらに含む、請求項1〜4のいずれか1つに記載のOFDM生成装置。
  6. 前記ミキシング周波数を算出するための周波数算出手段をさらに含む、請求項1〜5のいずれか1つに記載のOFDM生成装置。
  7. 前記ミキシング周波数は、OFDMシンボルの間に挿入されるガードインターバルの期間及び前記有効OFDMシンボル期間に応じて選択される、請求項1〜6のいずれか1つに記載のOFDM生成装置。
  8. マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号(s(t))を生成するためのOFDM生成方法であって、
    OFDMシンボルの周波数領域の信号当該OFDMシンボルの複素時間領域サンプルに逆離散フーリエ変換するステップと、
    前記OFDM送信信号(s(t))を得るためのミキシング周波数(fc)の使用により、前記OFDMシンボルの前記複素時間領域サンプルを、ベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングするステップと、
    前記OFDM送信信号(s(t))の隣接するOFDMシンボルについての、前記OFDMシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、前記ミキシング後に回避され又は補償されるように、前記ミキシング周波数(fc)は選択されることと、
    を含み、
    前記ミキシング周波数f c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記ミキシング周波数f c における前記OFDMサブキャリアk c は、
    Figure 0005688303
    が整数であるという条件を満たし、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間である、
    OFDM生成方法。
  9. マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号(s(t))を生成するためのOFDM生成方法であって、
    OFDMシンボルの周波数領域の信号を当該OFDMシンボルの複素時間領域サンプルに逆離散フーリエ変換するステップと、
    前記OFDM送信信号(s(t))を得るためのミキシング周波数(f c )の使用により、前記OFDMシンボルの前記複素時間領域サンプルを、ベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングするステップと、
    前記OFDM送信信号(s(t))の隣接するOFDMシンボルについての、前記OFDMシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、前記ミキシング後に回避され又は補償されるように、前記ミキシング周波数(f c )は選択されることと、
    を含み、
    前記ミキシング周波数f c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記ミキシング周波数f c における前記OFDMサブキャリアk c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間であり、K min は、最低周波数を有する先頭のアクティブなキャリアのキャリアインデックスであり、K max は、最高周波数を有する末尾のアクティブなキャリアのキャリアインデックスである、
    OFDM生成方法。
  10. マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号(s(t))を生成するためのOFDM生成方法であって、
    OFDMシンボルの周波数領域の信号当該OFDMシンボルの複素時間領域サンプルに逆離散フーリエ変換するステップと、
    前記OFDM送信信号(s(t))を得るための送信機ミキシング周波数(fc)の使用により、前記OFDMシンボルの前記複素時間領域サンプルを、ベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングするステップと、
    前記OFDMシンボルは、チャネル帯域幅を有するフレーム構造のフレームへマッピングされ、前記フレームは、前記チャネル帯域幅の帯域幅の一部を各々がカバーするデータセグメントへと周波数領域内で分割されたペイロード部分を有し、データシンボルは、前記データセグメントへマッピングされることと、
    データシンボルの複素時間領域サンプルを受信機で得るための受信機ミキシング周波数(fDS,c)の使用により、受信されたOFDM送信信号(s(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための、受信機ミキシング周波数を、決定するステップと、
    前記受信機ミキシング周波数(fDS,c)は、受信されたOFDM送信信号(s(t))が当該受信機ミキシング周波数(fDS,c)の使用によりパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングされた後に、同一のデータセグメントの隣接するデータシンボルについての、データシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、選択されることと、
    を含み、
    前記受信機ミキシング周波数f DS,c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記受信機ミキシング周波数f DS,c における前記OFDMサブキャリアk DS,c は、
    Figure 0005688303
    が整数であるという条件を満たし、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間である、
    OFDM生成方法。
  11. マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号(s(t))を生成するためのOFDM生成方法であって、
    OFDMシンボルの周波数領域の信号を当該OFDMシンボルの複素時間領域サンプルに逆離散フーリエ変換するステップと、
    前記OFDM送信信号(s(t))を得るための送信機ミキシング周波数(f c )の使用により、前記OFDMシンボルの前記複素時間領域サンプルを、ベースバンド周波数からパスバンド周波数へミキシングするステップと、
    前記OFDMシンボルは、チャネル帯域幅を有するフレーム構造のフレームへマッピングされ、前記フレームは、前記チャネル帯域幅の帯域幅の一部を各々がカバーするデータセグメントへと周波数領域内で分割されたペイロード部分を有し、データシンボルは、前記データセグメントへマッピングされることと、
    データシンボルの複素時間領域サンプルを受信機で得るための受信機ミキシング周波数(f DS,c )の使用により、受信されたOFDM送信信号(s(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための、受信機ミキシング周波数を、決定するステップと、
    前記受信機ミキシング周波数(f DS,c )は、受信されたOFDM送信信号(s(t))が当該受信機ミキシング周波数(f DS,c )の使用によりパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングされた後に、同一のデータセグメントの隣接するデータシンボルについての、データシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、選択されることと、
    を含み、
    受信機ミキシング周波数f DS,c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記受信機ミキシング周波数f DS,c におけるOFDMサブキャリアk DS,c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間であり、K DS,min は、前記ミキシング周波数を用いてミキシングされた前記データシンボルがマッピングされた前記データセグメントの最低周波数を有する先頭のアクティブなキャリアのキャリアインデックスであり、K DS,max は、前記ミキシング周波数を用いてミキシングされた前記データシンボルがマッピングされた前記データセグメントの最高周波数を有する末尾のアクティブなキャリアのキャリアインデックスである、
    OFDM生成方法。
  12. マルチキャリアデータ通信システム内でデータを送信するための送信装置であって、
    マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号(s(t))を生成するための、請求項1〜7のいずれか1つに記載のOFDM生成装置と、
    前記OFDM送信信号(s(t))を送信するための送信部と、
    を備える送信装置。
  13. マルチキャリアデータ通信システム内でデータを送信するための送信方法であって、
    マルチキャリアデータ通信システムでの送信のための、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルからOFDM送信信号(s(t))を生成するための、請求項8〜11のいずれか1つに記載のOFDM生成方法と、
    前記OFDM送信信号(s(t))を送信するための送信ステップと、
    を含む送信方法。
  14. マルチキャリアデータ通信システムで受信される、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルへ、OFDM送信信号(s’(t))を復号するためのOFDM復号装置であって、
    OFDMシンボルの複素時間領域サンプルを得るためのミキシング周波数(fc)の使用により、前記OFDM送信信号(s’(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための周波数ミキシング手段と、
    前記複素時間領域サンプルをデータシンボルに離散フーリエ変換するためのDFT手段と、
    を備え、
    前記OFDM送信信号(s’(t))の隣接するOFDMシンボルについての、前記OFDMシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、前記ミキシング周波数(fc)は選択され、
    前記ミキシング周波数f c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記ミキシング周波数f c における前記OFDMサブキャリアk c は、
    Figure 0005688303
    が整数であるという条件を満たし、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間である、
    OFDM復号装置。
  15. マルチキャリアデータ通信システムで受信される、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルへ、OFDM送信信号(s’(t))を復号するためのOFDM復号装置であって、
    OFDMシンボルの複素時間領域サンプルを得るためのミキシング周波数(f c )の使用により、前記OFDM送信信号(s’(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための周波数ミキシング手段と、
    前記複素時間領域サンプルをデータシンボルに離散フーリエ変換するためのDFT手段と、
    を備え、
    前記OFDM送信信号(s’(t))の隣接するOFDMシンボルについての、前記OFDMシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、前記ミキシング周波数(f c )は選択され、
    前記ミキシング周波数f c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記ミキシング周波数f c における前記OFDMサブキャリアk c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間であり、K min は、最低周波数を有する先頭のアクティブなキャリアのキャリアインデックスであり、K max は、最高周波数を有する末尾のアクティブなキャリアのキャリアインデックスである、
    OFDM復号装置。
  16. マルチキャリアデータ通信システムで受信される、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルへ、OFDM送信信号(s’(t))を復号するためのOFDM復号装置であって、
    前記OFDM復号装置は、
    データシンボルの複素時間領域サンプルを得るための受信機ミキシング周波数(fDS,c)の使用により、前記OFDM送信信号(s’(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための周波数ミキシング手段
    を備え、
    前記OFDMシンボルは、チャネル帯域幅を有するフレーム構造のフレームへマッピングされ、前記フレームは、前記チャネル帯域幅の帯域幅の一部を各々がカバーするデータセグメントへと周波数領域内で分割されたペイロード部分を有し、データシンボルは、前記データセグメントへマッピングされ、
    前記OFDM復号装置は、
    前記複素時間領域サンプルをデータシンボルに離散フーリエ変換するためのDFT手段
    を備え、
    前記受信機ミキシング周波数(fDS,c)は、受信されたOFDM送信信号(s’(t))が当該受信機ミキシング周波数(fDS,c)の使用によりパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングされた後に、同一のデータセグメントの隣接するデータシンボルについての、データシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、選択され、
    前記受信機ミキシング周波数f DS,c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記受信機ミキシング周波数f DS,c における前記OFDMサブキャリアk DS,c は、
    Figure 0005688303
    が整数であるという条件を満たし、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間である、
    OFDM復号装置。
  17. マルチキャリアデータ通信システムで受信される、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルへ、OFDM送信信号(s’(t))を復号するためのOFDM復号装置であって、
    前記OFDM復号装置は、
    データシンボルの複素時間領域サンプルを得るための受信機ミキシング周波数(f DS,c )の使用により、前記OFDM送信信号(s’(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするための周波数ミキシング手段
    を備え、
    前記OFDMシンボルは、チャネル帯域幅を有するフレーム構造のフレームへマッピングされ、前記フレームは、前記チャネル帯域幅の帯域幅の一部を各々がカバーするデータセグメントへと周波数領域内で分割されたペイロード部分を有し、データシンボルは、前記データセグメントへマッピングされ、
    前記OFDM復号装置は、
    前記複素時間領域サンプルをデータシンボルに離散フーリエ変換するためのDFT手段
    を備え、
    前記受信機ミキシング周波数(f DS,c )は、受信されたOFDM送信信号(s’(t))が当該受信機ミキシング周波数(f DS,c )の使用によりパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングされた後に、同一のデータセグメントの隣接するデータシンボルについての、データシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、選択され、
    受信機ミキシング周波数f DS,c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記受信機ミキシング周波数f DS,c におけるOFDMサブキャリアk DS,c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間であり、K DS,min は、前記ミキシング周波数を用いてミキシングされた前記データシンボルがマッピングされた前記データセグメントの最低周波数を有する先頭のアクティブなキャリアのキャリアインデックスであり、K DS,max は、前記ミキシング周波数を用いてミキシングされた前記データシンボルがマッピングされた前記データセグメントの最高周波数を有する末尾のアクティブなキャリアのキャリアインデックスである、
    OFDM復号装置。
  18. マルチキャリアデータ通信システムで受信される、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルへ、OFDM送信信号(s’(t))を復号するためのOFDM復号方法であって、
    OFDMシンボルの複素時間領域サンプルを得るためのミキシング周波数(fc)の使用により、前記OFDM送信信号(s’(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするステップと、
    前記複素時間領域サンプルをデータシンボルに離散フーリエ変換するステップと、
    前記OFDM送信信号(s’(t))の隣接するOFDMシンボルについての、前記OFDMシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、前記ミキシング周波数(fc)は選択されることと、
    を含み、
    前記ミキシング周波数f c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記ミキシング周波数f c における前記OFDMサブキャリアk c は、
    Figure 0005688303
    が整数であるという条件を満たし、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間である、
    OFDM復号方法。
  19. マルチキャリアデータ通信システムで受信される、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルへ、OFDM送信信号(s’(t))を復号するためのOFDM復号方法であって、
    OFDMシンボルの複素時間領域サンプルを得るためのミキシング周波数(f c )の使用により、前記OFDM送信信号(s’(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするステップと、
    前記複素時間領域サンプルをデータシンボルに離散フーリエ変換するステップと、
    前記OFDM送信信号(s’(t))の隣接するOFDMシンボルについての、前記OFDMシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、前記ミキシング周波数(f c )は選択されることと、
    を含み、
    前記ミキシング周波数f c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記ミキシング周波数f c における前記OFDMサブキャリアk c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間であり、K min は、最低周波数を有する先頭のアクティブなキャリアのキャリアインデックスであり、K max は、最高周波数を有する末尾のアクティブなキャリアのキャリアインデックスである、
    OFDM復号方法
  20. マルチキャリアデータ通信システムで受信される、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルへ、OFDM送信信号(s’(t))を復号するためのOFDM復号方法であって、
    データシンボルの複素時間領域サンプルを得るための受信機ミキシング周波数(fDS,c)の使用により、前記OFDM送信信号(s’(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするステップと、
    前記OFDMシンボルは、チャネル帯域幅を有するフレーム構造のフレームへマッピングされ、前記フレームは、前記チャネル帯域幅の帯域幅の一部を各々がカバーするデータセグメントへと周波数領域内で分割されたペイロード部分を有し、データシンボルは、前記データセグメントへマッピングされることと、
    前記複素時間領域サンプルをデータシンボルに離散フーリエ変換するステップと、
    前記受信機ミキシング周波数(fDS,c)は、受信されたOFDM送信信号(s’(t))が当該受信機ミキシング周波数(fDS,c)の使用によりパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングされた後に、同一のデータセグメントの隣接するデータシンボルについての、データシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、選択されることと、
    を含み、
    前記受信機ミキシング周波数f DS,c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記受信機ミキシング周波数f DS,c における前記OFDMサブキャリアk DS,c は、
    Figure 0005688303
    が整数であるという条件を満たし、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間である、
    OFDM復号方法。
  21. マルチキャリアデータ通信システムで受信される、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルへ、OFDM送信信号(s’(t))を復号するためのOFDM復号方法であって、
    データシンボルの複素時間領域サンプルを得るための受信機ミキシング周波数(f DS,c )の使用により、前記OFDM送信信号(s’(t))をパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングするステップと、
    前記OFDMシンボルは、チャネル帯域幅を有するフレーム構造のフレームへマッピングされ、前記フレームは、前記チャネル帯域幅の帯域幅の一部を各々がカバーするデータセグメントへと周波数領域内で分割されたペイロード部分を有し、データシンボルは、前記データセグメントへマッピングされることと、
    前記複素時間領域サンプルをデータシンボルに離散フーリエ変換するステップと、
    前記受信機ミキシング周波数(f DS,c )は、受信されたOFDM送信信号(s’(t))が当該受信機ミキシング周波数(f DS,c )の使用によりパスバンド周波数からベースバンド周波数へミキシングされた後に、同一のデータセグメントの隣接するデータシンボルについての、データシンボルの前記OFDMサブキャリアの共通の位相回転が、回避され又は補償されるように、選択されることと、
    を含み、
    受信機ミキシング周波数f DS,c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    前記受信機ミキシング周波数f DS,c におけるOFDMサブキャリアk DS,c は、
    Figure 0005688303
    として選択され、
    T U は、有効OFDMシンボル期間であり、△は、ガードインターバルの期間であり、K DS,min は、前記ミキシング周波数を用いてミキシングされた前記データシンボルがマッピングされた前記データセグメントの最低周波数を有する先頭のアクティブなキャリアのキャリアインデックスであり、K DS,max は、前記ミキシング周波数を用いてミキシングされた前記データシンボルがマッピングされた前記データセグメントの最高周波数を有する末尾のアクティブなキャリアのキャリアインデックスである、
    OFDM復号方法。
  22. マルチキャリアデータ通信システム内でデータを受信するための受信装置であって、
    前記OFDM送信信号(s(t))を受信するための受信部と、
    前記マルチキャリアデータ通信システムで受信される、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルへ、OFDM送信信号(s(t))を復号するための、請求項14〜17のいずれか1つに記載のOFDM復号装置と、
    を備える受信装置。
  23. マルチキャリアデータ通信システム内でデータを受信するための受信方法であって、
    前記OFDM送信信号(s(t))を受信するステップと、
    前記マルチキャリアデータ通信システムで受信される、複数のOFDMサブキャリアを各々が含むOFDMシンボルへ、OFDM送信信号(s(t))を復号するための、請求項18〜21のいずれか1つに記載のOFDM復号方法と、
    を含む受信方法。
  24. データを送信するための請求項12に記載の送信装置と、
    前記送信装置からデータを受信するための請求項22に記載の1つ以上の受信装置と、
    を備えるマルチキャリアデータ通信システム。
  25. コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行される場合に請求項8〜11及び18〜21のいずれか1つに記載の方法のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムコードの手段を含む、コンピュータプログラム。
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