JP5684244B2 - ジャイロスコープパッケージングアセンブリ - Google Patents

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Description

本明細書において記載される主題は、ジャイロスコープに関するものであり、特にプレーナ共振器ジャイロスコープ、または慣性センサ、及びこれらのジャイロスコープまたはセンサの製造に関するものである。更に具体的には、本発明は、共振器慣性センサ及びジャイロスコープのパッケージングに関するものである。
ジャイロスコープを使用して、移動しているプラットフォームの方向を、内側に移動しているプルーフマスに関して検出される慣性応答に基づいて求めることができる。代表的な電気機械ジャイロスコープは、吊り下げられたプルーフマス、ジャイロスコープケース、ピックオフ、トルカー、及び読み取り電子装置を備える。慣性プルーフマスはジャイロスコープケースから内部に向かって吊下げられ、このジャイロスコープケースは、プラットフォームに堅く取り付けられ、プラットフォームの慣性運動を伝達するが、慣性運動を伝達しない場合はプルーフマスを外乱から絶縁する。プルーフマスの内部運動を検出するピックオフ、この運動を維持または調整するトルカー、及びプルーフマスに極めて近接させる必要がある読み取り電子装置は、ケースに内側から取り付けられ、このケースが、プラットフォーム電子装置及び電源への電気貫通接続部にもなる。ケースは、ジャイロスコープを輸送手段プラットフォームに取り付け、かつ位置合わせするための標準的な機械的インターフェース部にもなる。種々の形態では、ジャイロスコープは多くの場合、航空機及び宇宙船のような輸送手段のセンサとして用いられる。これらのジャイロスコープは普通、ナビゲーションに有用であるか、または自由運動体の向きを自律的に求める必要がある場合に必ず有用となる。
従来の機械式ジャイロスコープは、比較的大きい回転マスを用いる非常に重い機構であった。多数の最新技術により、レーザジャイロスコープ及び光ファイバジャイロスコープのような光学式ジャイロスコープのみならず、機械式振動ジャイロスコープを含む新規の形態のジャイロスコープが出現している。
宇宙船は一般的に、姿勢制御を補助する慣性速度センサ装置を利用する。現在この姿勢制御は多くの場合、従来の高価な回転マスジャイロ(例えば、Kearfott社の慣性基準装置)、または従来の加工振動ジャイロスコープ(例えば、Litton社の半球面系共振器ジャイロスコープ慣性基準装置)を用いて行なわれる。しかしながら、これらの装置は共に非常に高価であり、大きく、かつ重い。
幾つかの対称型振動ジャイロスコープが製造されているが、これらのジャイロスコープの振動運動量は、これらのジャイロスコープのケースを介して伝達され、これらのケースが輸送手段プラットフォームにじかに接続される。この伝達または結合によって、慣性速度入力と区別が付かない外乱およびエネルギー損失を受けるので、検出エラー及びドリフトが生じる。そのような振動ジャイロスコープの1つの例を、1999年4月13日に発行され、かつ「Silicon Bulk Micromachined,Symmetric,Degenerate Vibratory Gyroscope,Accelerometer and Sensor and Method for Using the Same」と題される、Tangらによる特許文献1に見出すことができ、この文献には、対称なクローバー葉状の振動ジャイロスコープ構造が記載されている。他のプレーナ音叉ジャイロスコープは、振動をベースプレートからかなりの程度絶縁することができるが、これらのジャイロスコープは、調整動作に望ましい振動の対称性に欠けている。

更に、半球面系共振器ジャイロスコープ及び振動薄型リングジャイロスコープのようなシェルモードジャイロスコープは、かなり望ましい絶縁性、及び振動の対称性を属性として有することが知られている。しかしながら、これらの構造は、プレーナ技術による薄いシリコンの微細加工には適していない、またはプレーナ技術による薄いシリコンの微細加工に関して大きな制約がある。半球面系共振器は、半球の極めて広い円筒状の側面を、高感度静電気センサ及び高効率アクチュエータに対応して用いている。しかしながら、当該半球面系共振器の高いアスペクト比、及び3次元に湾曲した幾何学形状は、プレーナ技術による薄いシリコンの安価な微細加工には適していない。薄型リングジャイロスコープ(例えば、2001年9月4日に発行され、かつ「Angular Rate Sensor」と題される、特許文献2)は、プレーナ技術によるシリコンの微細加工には適するが、当該ジャイロスコープには、デバイスの極めて広い平坦領域を利用する静電気センサ及びアクチュエータが無い。更に、このジャイロスコープのケースは、共振器を構成するプルーフマスと同じ材料ではないので、共振器を構成するプルーフマスに対するピックオフ及びトルカーの位置整合状態が、温度とともに変化し、ジャイロスコープのドリフトが生じる。

近年、略プレーナ状の固体共振器の面内振動モードを励振し、検出することにより動作する幾つかのプレーナ共振器ジャイロスコープ素子(ディスク状共振器ジャイロスコープのような)が開発されている。これらのプレーナ共振器は、半球面系共振器またはシェル共振器のような構造よりも優れた特性を実現するが、これは、小型パッケージ内の駆動/検出領域を大きくし、当該パッケージをより一層容易に作製し、パッケージングすることにより実現される。例えば、2005年9月20日に発行され、かつ「Method of Producing an Integral Resonator Sensor and Case」と題されるShcheglovらによる特許文献3、及び2006年5月9日に発行され、かつ「Isolated Planar Gyroscope with Internal Radial Sensing and Actuation」と題されるShcheglovらによる特許文献4を参照されたい。

しかしながら、埋め込み容量電極を用いるプレーナ共振器ジャイロスコープは、これらのジャイロスコープの支持ベースプレートとプレーナ共振器との間に生じる歪みの影響を受け易い。歪みは必ず、容量性ギャップに影響するので、ジャイロスコープの動作に悪い結果をもたらし、例えば減衰が非対称になり、および/またはまたは速度がドリフトする。プレーナ共振器ジャイロスコープの異なる構造要素の間の熱勾配は、容量性ギャップの不均一性の大きな原因となり得る。プレーナ共振器ジャイロスコープの開発に広く用いられる従来のマイクロエレクトロニクス及び微小電気機械システム(MEMS)製造技術では、接着剤をMEMSチップの少なくとも一部に亘って塗布して当該チップをパッケージ基板に接着する必要がある。この接着剤またはパッケージは多くの場合、MEMSチップとは異なる材料であり、これによって、温度に対する膨張率がMEMSチップとパッケージ基板とで異なってしまう。今度は、これによって、機械応力が生じ、チップの反りが生じ、内部電極ギャップの不均一性が生じ、ジャイロスコープの性能に影響してしまう。
これまでの説明に鑑みて、この技術分野では、従来のMEMSパッケージング技術におけるように、プレーナ共振器ジャイロスコープに関わるパッケージング構造及び方法を改善する必要がある。具体的には、熱膨張率差、機械応力、反り、及び容量性ギャップの不均一性を低減するような構造及び方法が必要である。しかしながら、プレーナ共振器ジャイロスコープに関する既存の製造方法及び材料と相容れるような構造及び方法が必要である。以下に詳述するように、本発明は、これらの必要性、及び他の必要性を満たす。
米国特許第5894090号 米国特許第6282958号 米国特許第6944931号 米国特許第7040163号
種々の態様では、ジャイロスコープが、具体的には、プレーナ共振器ジャイロスコープパッケージ、及びこのようなアセンブリを形成する方法が提供される。一例として、パッケージングされた共振器ジャイロスコープ及び同ジャイロスコープを形成する方法が提供される。幾つかの実施形態では、パッケージングされた共振器ジャイロスコープは、共振器を物理的応力及び/又は熱的応力から絶縁する機能を含む。
したがって、1つの態様では、パッケージングされた共振器ジャイロスコープが提供される。1つの実施形態では、パッケージングされた共振器ジャイロスコープは、支持材と、支持材に取り付けられた基板と、基板に接続されて基板とベースプレートとの間に空洞を画定するベースプレートと、ベースプレートに取り付けられ、かつ空洞内に吊り下げられる共振器とを備える。
別の態様では、プレーナ共振器ジャイロスコープをパッケージングする方法が提供される。1つの実施形態では、方法は、プレーナ共振器及びベースプレートを含むプレーナ共振器チップを基板に取り付けて、基板とベースプレートとの間に空洞を画定して、空洞内に共振器を吊り下げる工程と、基板を支持材に取り付ける工程と、キャップを支持材に堅く固定する工程とを含む。
詳細な説明は、添付の図を参照しながら行なわれる。
図1Aは、一の実施形態によるジャイロスコープパッケージングアセンブリの模式断面図である。 図1Bは、別の実施形態によるジャイロスコープパッケージングアセンブリの模式断面図である。 図1Cは、また別の実施形態によるジャイロスコープパッケージングアセンブリの模式断面図である。 図1Dは、また別の実施形態によるジャイロスコープパッケージングアセンブリの模式断面図である。 図2Aは、幾つかの実施形態に従って動作することができるジャイロスコープまたは慣性センサに用いる絶縁された共振器の上面図を模式的に示している。 図2Bは、図2Aの例示的なプレーナ共振器ジャイロスコープの側面図を模式的に示している。 図2Cは、幾つかの実施形態による例示的なプレーナ共振器構造のパターンを示している。 図2Dは、幾つかの実施形態による例示的な共振器の第1差動モードの従来の電極動作を模式的に示している。 図3は、幾つかの実施形態による例示的なディスク状共振器ジャイロスコープの動作原理を模式的に示している。 図4は、ジャイロスコープパッケージングアセンブリを形成する方法における操作を示すフローチャートである。
本明細書において記載されるのは、ジャイロスコープパッケージングアセンブリを形成し、使用する例示的なシステム及び方法である。幾つかの実施形態では、本明細書において記載されるジャイロスコープパッケージングアセンブリを使用して、微小電気および微小電気機械システムmicroelectromechanical systems:MEMS)ジャイロスコープを実装することができ、このMEMSジャイロスコープを今度は、多岐に亘る種類の機械電気デバイス、例えばリモートコントローラのようなハンドヘルドデバイス、原動機付き車両、航空機、ロケットなどに関連して使用することができる。

本明細書において記載されるパッケージングアセンブリに使用することができる例示的なジャイロスコープは、以下の文書に記載されている:
Howard H.Ge及びA. Dorian Challonerによる「Environmentally Robust Disc Resonator Gyroscope」と題する同時係属中の2009年4月1日出願の米国特許出願第12/416911号(米国特許出願公開第US2010/0251818A1号)
Howard H.Ge及びA. Dorian Challonerによる「Isolated Active Temperature Regulator for Vacuum Packaging of a Disk Resonator Gyroscope」と題する同時係属中の2009年5月27日出願の米国特許出願第12/473084号(米国特許出願公開第US2010/0300201A1号)
Kirill V. Shcheglovらによる「Method of Producing an Inertial Sensor」と題する2006年3月9日出願の米国特許第7401397号。
Kirill V. Shcheglovらによる「Integral Resonator Gyroscope」と題する2005年8月8日出願の米国特許第7347095号。
「Disk Resonator Gyroscope」と題する2006年7月20日出願の米国特許出願第11/458911号(米国特許出願公開第US2007/0017287A1号)。
「Planar Resonator Gyroscope with Central Die Attachment」と題する2007年6月4日出願の米国特許出願第11/757395号(米国特許出願公開第US2008/0295622A1号)。
「Vibratory Gyroscope with Parasitic Mode Dampening」と題する2006年12月22日出願の米国特許出願第11/615872号(米国特許出願公開第US2008/0148846A1号)。
「Disk Resonator Integral Inertial Measurement Unit」と題する2006年12月22日出願の米国特許出願第11/831822号(米国特許出願公開第US2010/0024546A1号)。

以下の記述では、多くの特定の詳細を示して、種々の実施形態を完全に理解することができるようにしている。しかしながら、この技術分野の当業者であれば、種々の実施形態を、特定の詳細を利用することなく実施することができることが理解できるであろう。他の例では、公知の方法、手順、構成要素、及び回路は、具体的な実施形態を不明瞭にしてしまうことがないように、詳細には示していない、または詳細には記載していない。
図1A〜1Dは、幾つかの実施形態によるジャイロスコープパッケージングアセンブリの模式断面図である。まず、図1Aを簡単に参照するに、例示的なジャイロスコープパッケージングアセンブリ100は、支持材140と、支持材140に取り付けられる基板130と、基板130に接続されて空洞125を基板130とベースプレート110との間に画定するベースプレート110と、ベースプレート110に取り付けられて、共振器120が空洞125内で吊り下げられるようにする共振器120とを備える。
幾つかの実施形態では、共振器120は、上記の米国特許出願公開第2007/0017287A1号に記載された説明によるディスク状共振器ジャイロスコープとして具体化することができる。ベースプレート110は、シリコン、石英、または別の適切な材料により形成することができる。図1Aに示す実施形態では、共振器120はベースプレート110に、剛性支持マウント115により取り付けられ、この剛性支持マウント115は、金、錫、またはこれらの材料の組み合わせを含む半田付け部分として具体化することができる。

基板130は、シリコンまたは別の適切な材料により形成することができ、1つ以上の電気配線132を備え、これらの電気配線132は、基板130の表面に設けられる回路導体として実現するか、または基板130内に埋め込むことができる。図1Aに示す実施形態では、基板130の内側部分は、適切な除去プロセス、例えばエッチングプロセスにより除去されている。ベースプレート110は、1つ以上の電気配線132に、半田ボール134のような1つ以上の導電接続体を介して電気的に接続され、これらの導電接続体がベースプレート110を支持することにより、共振器120を、基板130の除去部分によって画定される空洞125内で吊り下げる。
図1Aに示す実施形態では、基板130は、支持材140に剛性支持マウント135により取り付けられ、この剛性支持マウント135は、金、錫、またはこれらの材料の組み合わせを含む半田付け部分として具体化することができる。これらの電気配線132のうちの1つ以上は、リードワイヤ線136に接続され、このリードワイヤ線136が、支持材140の壁部分142を介した基板130との電気コンタクトとなる。キャップ150を支持材140に、例えば連続シールリング135に、高温でリフローする半田プリフォームを使用して密封接着することができる。真空ゲッター160をキャップ150に接続することができる。真空を完全にして維持するためにゲッター材料を配置することは周知である。幾つかの実施形態では、真空ゲッターは、チタン系薄膜ゲッターまたは他のいずれかのゲッター材料を含むことができる。

図1Bは、ジャイロスコープパッケージングアセンブリの別の実施形態の模式図である。図1Bに示すアセンブリ100は、図1Aに示すアセンブリと同様である。簡潔性及び明瞭性のために、同様の構成要素に関する説明は繰り返さないこととする。次に、図1Bに示す実施形態を参照するに、1つ以上の半田ボール134を剛性支持マウント135の代わりに用いて、基板130を支持材140上に支持する。別の実施形態では、半田ボール134の代わりに、1つ以上のピラーを用いるか、または熱圧着成形される金ボールを用いることができる。
図1Cは、ジャイロスコープパッケージングアセンブリの別の実施形態の模式図である。図1Cに示すアセンブリ100は、図1Aに示すアセンブリと同様である。簡潔性及び明瞭性のために、同様の構成要素に関する説明は繰り返さないこととする。次に、図1Cに示す実施形態を参照するに、基板130の一部分を、例えば適切なエッチングプロセスにより除去して、複数の可撓性片持ち梁状部分138を残し、これらの可撓性片持ち梁状部分138にベースプレート110を取り付けることができる。片持ち梁状部分138は、ベースプレート110及び共振器120を振動絶縁する追加対策となる。
図1Dは、ジャイロスコープパッケージングアセンブリ100の別の実施形態の模式図である。図1Dに示すアセンブリ100は、図1Cに示すアセンブリと同様である。簡潔性及び明瞭性のために、同様の構成要素に関する説明は繰り返さないこととする。次に、図1Dに示す実施形態を参照するに、1つ以上の半田ボール134を剛性支持マウント135の代わりに用いて、基板130を支持材140上に支持する。別の実施形態では、これらの半田ボール134の代わりに、1つ以上のピラーを用いてもよい。
このように、図1A〜1Dは、ベースプレート110を基板に取り付けて空洞領域を画定し、共振器をベースプレートから空洞領域内で吊り下げる構成のジャイロスコープパッケージングアセンブリの実施形態を模式的に示している。この構成により、パッケージアセンブリ100の物理的及び熱的安定性を高めることができる。更に、基板130から一部分を除去して、可撓性片持ち梁状部分を画定することにより、物理的及び熱的安定性を更に高めている。更には、基板を支持材140に、半田ボール134を使用して取り付けることにより、基板を支持材140から更に絶縁することができる。これらの構成手法は、単独で、または組み合わせることにより、パッケージアセンブリ100の物理的及び熱的安定性を高めることができる。
パッケージアセンブリは更に、1つ以上の能動熱管理部材を含むことにより、パッケージの物理的及び熱的安定性を更に高めることができる。一例として、かつ限定的ではないが、これらの半田ボール134のうちの1つ以上は、米国ノースカロライナ州のダーラム市に位置するNextreme Thermal Solutions, Inc.(ネクストリームサーマルソリューションズ社)から市販されている銅ピラーバンプであって、熱を能動的に引き出す銅ピラーバンプのようなヒートポンプとして実装することができる。更に、熱電冷却モジュールをパッケージ100に付加してもよい。
図2Aは、幾つかの実施形態に従って動作させることができるジャイロスコープまたは慣性センサの絶縁共振器の上面図を模式的に示している。ジャイロスコープは、固有のプレーナ共振器200を備え、このプレーナ共振器200は、剛性中心支持体206により支持され、かつ面内振動するように設計される。例示的な実施形態では、共振器200は、多数の同心円周方向セグメント204A〜204Eにより形成される多数のスロット、例えば216A〜216D(参照番号216で一括指示される)を含むディスクを備える。円周方向セグメント204A〜204Eは、半径方向セグメント202A〜202Eにより支持される。共振器の合計直径は、性能要求によって変えることができる。例えば、16mm直径の共振器は、非常に高い加工精度、及び非常に低い雑音を示すことができる。共振器を更に微調整することにより、わずか4mmの共振器直径を、極めて低いコストで持つことができる。
図2Bは、図2Aの例示的なプレーナ共振器ジャイロスコープの側面図を模式的に示している。図2Bを参照するに、中心支持体206は共振器200をベースプレート212上に支持する。共振器200内のスロット216のうちの少なくとも幾つかのスロットは、埋め込み電極208A〜208Dに対する操作を可能にし、これらの埋め込み電極も、ベースプレート212上のピラー214上に支持される。これらの電極208A〜208Dが容量性ギャップ210A〜210H(外周側ギャップ210A、210C、210F、及び210H、及び内周側ギャップ210B、210D、210E、及び210G)を、共振器200の円周方向セグメント204A〜204Eのうちの少なくとも幾つかの円周方向セグメントと一緒になって形成する。これらの電極208A〜208Dによって、共振器200を半径方向に励振するだけでなく、共振器200の運動を検出することができる。これらの電極208A〜208Dによって、共振器200を半径方向に励振するだけでなく、共振器200の運動を検出することができる。この動作を容易にするために、これらの電極208A〜208Dの各電極を複数の個別素子に分割することにより、共振器に関する制御及び検出を向上させる。例えば、図示のような環状電極208Bを2つ以上の素子に分割し、少なくとも1つの素子が、外周側ギャップ210Cに作用し、少なくとも1つの素子が、内周側ギャップ210Dに作用するようにする。振動は共振器内で、これらの素子を個別に励振して、偏った応答作用が共振器200に電極208Bの位置で発生するようにすることにより生じる。
一般的に、励振電極208B、208Cを、電極208A、208D(すなわち、共振器200の外側スロットの内部に位置する)よりも中心支持体206(すなわち、共振器200の内側スロットの内部に位置する)に近接して配置して検出を向上させる。しかしながら、励振/検出電極208A〜208Dの配置及び分布は、必要に応じて変えることができる。更に別の実施形態では、更に別の電極を使用して共振器200を付勢することにより、不均一性を静電気的に調整する、または微調整することもできる。このような付勢電極は、複数の個別素子を励振/検出電極として含むこともできる。
1つ以上の更に別の電極240、242は、プレーナ共振器200に隣接して配置することができる。これらの電極240、242は、プレーナ共振器200の上方及び下方の単一素子として示されているが、各電極は、個別に制御することができる複数の異なる素子を含むことができる。上側電極240を、共振器を包囲するハウジング(図2Bには示されず)の内側表面に配置することができるのに対し、下側電極242は、ベースプレート212上に配置することができる。下側電極242は、埋め込み電極208A〜208Dと剛性中心支持体206との間の利用可能な領域に限定される。更に別の電極240、242を使用して、プレーナ共振器200に関する制御性を向上させることができる。これらの容量電極240、242を使用して、軸方向加速度または角加速度を測定するだけでなく、ディスク状共振器ジャイロスコープの軸方向モード及びロッキングモードを能動的に減衰させることができる。
プレーナ共振器200の動作、例えばジャイロスコープの一部としての動作について、図3を参照しながら以下に説明する。一般的に、種々の電極(共振器内に埋め込まれる、または共振器に隣接する)を使用して、プレーナ共振器の振動モードを駆動するだけでなく、これらのモードにおける共振器の運動に対する応答作用を各電極に接続される制御回路244で検出する。電極の全てを制御回路に接続する電気接続線は、いずれかの態様で引き回すことができる。例えば、電気接続線は、導体をベースプレート212の表面にエッチングにより形成して、ベースプレート212の一方の辺縁からワイヤボンディング248を施すことにより設けることができる。別の構成として(または、更に)、これらの電気接続線のうちの1つ以上の電気接続線は、ベースプレート212の中心領域を貫通する垂直ビア246を介して引き回すことができる。制御回路244の構造は、この技術分野の当業者が本明細書において提供される教示に従って容易に変更することができる。
図2Cは、幾つかの実施形態による例示的なプレーナ共振器構造のパターを示している。パターン220には、多数の交互配置同心環状スロット222を用いる。これらのスロットうちの幾つかのスロット、例えば222A〜222Eは、複数の単位電極を収容するために幅広になっている。例えば、幅広スロット222A、222Bの外側リングのうちの2つの外側リングは、検出電極用であり、これらの幅広スロットの内側リングのうちの3つの内側リングは、駆動電極用である。残りのスロット222は、共振器200を構造的に調整する(例えば、周波数を低くする)ように機能することができる、および/またはまたはこれらのスロット222は、共振器を動作中に能動的に付勢するために使用されるバイアス電極が占めることができる。共振器モード軸224が表示されている。共振器の動作により、パターン220が対称であるので、これらのモード軸を特定することができる。
例示的な共振器200はディスクとして示されているが、埋め込み電極による内部検出及び作動を利用する他のプレーナ形状及び幾何学構造も、本発明の原理を適用することにより可能である。また更には、共振器の完全な絶縁体となる単一の中心支持体206が望ましいが、1つ以上の更に別の取り付け支持体を使用する他の取り付け構造も可能である。
上に説明した共振器200内に用いられるように、中心支持固体円筒体またはディスクは、コリオリ力検出に適する2つの面内縮退ラジアルモードを有するが、周波数は非常に高く(100KHz超)、半径方向の容量検出面積は、円筒体高さ、またはディスク厚さとともに小さくなる。しかしながら、図2A及び2Bに示す、複数のスロットを開口したディスク状共振器200はこれらの問題を解決する。複数の環状スロットを、円筒体またはディスクの全厚をエッチングして形成することにより、2つの直接的な利点:低い周波数(50KHz未満)でコリオリ力を検出するために適する2つの縮退モード、及び大きな検出バイアス駆動容量が結果として得られる。低い周波数は、これらのスロットによって可能になる半径方向の追従性が高くなることに起因する。大きな検出バイアス駆動容量は、共振器に加工することができるスロットの数が極めて多い結果である。
図2Dは、幾つかの実施形態による例示的な共振器の第1差動モードの従来の電極動作を模式的に示している。パターン220の共振器200において動作する電極236は左側の画像に示される。電極224から成る4つのグループが使用され、各電極は、パターンの円周方向に沿って、参照番号900で示す間隔で配置される。励振電極のペア素子である負の励振素子226及び正の励振素子228を駆動して共振器200を励振する。これらのペア素子226、228は、1つのスロットを負の素子226とともに外周側位置で、正の素子228とともに内周側位置で共有する。また、図示のように、これらのペアのうちの幾つかのペアは、1つの共通スロットを、他の異なる電極ペアとともに共有し、複数の個別に作動可能な電極が1つの共通共振器スロットを共有することができる様子を示していることに注目されたい。検出電極は、より大きい半径方向位置に配置され、負の検出素子230及び正の検出素子232を含み、これらの検出素子が一体となって、共振器200の運動に関する出力を供給する。
均一な半径方向間隔をスロット216と222との間に用いることができるが、コリオリ力検出に適する2つの縮退ラジアルモードが維持されるとすると、他の間隔を使用してもよい。また、更に別の実施形態では、セグメント204A〜204Eのうちの幾つかに、または全てに、更にスロットを開口することができるので、単一の梁セグメントが、複数の平行セグメントを含む複合セグメントに更に分割される。選択的に使用されるこのような複合セグメントを使用して、共振器の周波数を調整するだけでなく、これらのセグメントが共振器の動作中に応力を受けるときのドリフト特性に与える有害な熱弾性効果を無くすことができる。一般的に、スロットを追加して、複合円周方向セグメントを形成することにより、共振器周波数を下げることができる。加工誤差の影響は、複数のスロットによって軽減することもできる。このような複合セグメントは円周方向セグメント204A〜204Eに適用されることが好ましいが、この方法は、半径方向セグメント204A〜204Eに、または他の共振器パターンの他のセグメントを有する他の構造に適用することもできる。
記載される面内構造を用いることにより、他の面外ジャイロよりも優れた利点をもたらすことができる。例えば、中心支持体接着部に振動荷重が加わることがないので、摩擦の可能性、または保持機構による損失変動を全く無くすことができる。また、共振器及び電極に関する同時フォトリソグラフィ加工は、これらのスロットを利用して行なうことができる。更に、直径方向に配置される電極容量を合計して、振動調整を無くすことができ、軸方向振動によって、容量が1次近似で変化することはない。モード対称性も、他の構造と同じように、ウェハ厚さではなく、フォトリソグラフィ対称性により大部分が決定される。検出容量(例えば、外側スロットに基づく)、及び駆動容量(例えば、内側スロットに基づく)の絶縁及び最適化が実現する。本発明の実施形態によってまた、より小さい、または大きい直径への、より薄いウェハ、またはより厚いウェハへのスケーリング可能な幾何学構造を実現することができる。更に、本発明の実施形態を、同じ幅のスロットによって全て定義して、加工の均一性及び対称性を達成することができる。本発明の実施形態は、シリコン異方性に対応することもできるので、周波数分離を行なうことができる。例えば、シリコンウェハ及び/又は変更スロット幅を使用することができる。
上に述べたように、振動周波数が熱緩和共振に近いことに起因して熱弾性減衰が大きくなることにより、共振遅延時間が短くなり、かつジャイロドリフトが大きくなる。しかしながら、スロットの半径方向間隔を調整して、最適な梁幅を定義することができ、多数のスロットに更にエッチングを施して、電極ギャップを画定するスロットの間の部分をエッチングすることにより、振動梁幅を更に短くすることができる。
図3は、例示的なディスク状共振器ジャイロスコープ(図2A〜2に描かれているような)の動作原理を示している。モードは、楕円形モードであり、かつディスク状共振器202の剛性中心支持体に応答作用しない。このモードは、固定振動振幅で励振され、慣性回転が図3に示すように行なわれる場合に、当該モードの歳差運動が、ディスク状共振器302構造を備える相互接続リングに埋め込まれ、かつ隣接するセグメント化容量電極によって観測される。歳差運動の大きさが、慣性回転の正確な幾何学的定義部分である。図示の例では、定在波振動パターンは、ディスク状共振器302のケースが回転する前の第1位置300Aにある状態として示されている。中心で支持されるディスク状共振器302に固定されるケースが図示のように、90度回転すると、歳差運動によって定在波振動パターンが第2位置300Bに変位する(この例では、時計回りに約36度の回転した位置)。

一般的に、振動ジャイロスコープは、少なくとも1つの振動コリオリモードを能動的に制御して、一定振幅で振動させる。出力される第2のコリオリ近似モードを能動的かつ強制的にゼロ振幅にするか、または自由に振動することができるようにして、第1モード振動、及び振動平面の法線軸に沿った入力慣性速度を組み合わせることにより発生するコリオリ力を検出することができる。振幅をゼロにバランスし直すための閉ループ力、または開ループ歳差運動は、入力慣性速度を示唆する。
図4は、ジャイロスコープパッケージングアセンブリを形成する方法における処理を示すフローチャートである。図4を参照するに、処理410では、共振器120及びベースプレート110を備える共振器チップを基板130に取り付けて、空洞125を基板130とベースプレート110との間に画定することにより、共振器120を空洞125内で吊り下げる。処理415では、基板130を支持材に、上に説明したように、剛性支持マウント技術を使用して、または1つ以上の半田ボールまたはピラーを使用して取り付ける。処理420では、1つ以上の電気接続線をベースプレート110、基板130、及びリードワイヤ136の間に設ける。処理425では、キャップ150を支持材140の上に設置し、密封する。次に、アセンブリ100を真空状態にし、アセンブリ100を加熱して半田を溶融させるか、または接着材料を硬化させる。

記述及び請求項では、「接続」という用語は、この用語の派生用語とともに用いることができる。特定の実施形態では、「接続」という用語を用いて、2つ以上の要素が物理的または電気的に互いに直接接触している状態を表わすことができる。「接続」という用語は、2つ以上の要素が物理的または電気的に直接に接触している状態を指すことができる。しかしながら、「直接」という用語は、2つ以上の要素が互いに直接に接触している必要はないが、そのような状態でも互いに協働または相互作用することができる状態を指すこともできる。
本明細書において「1つの実施形態」または「幾つかの実施形態」と表記する場合、当該実施形態に関連して記載される特定の機能、構造、または特徴が、少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。「1つの実施形態では」という語句が、本明細書の種々の箇所に現われる場合、同じ実施形態を全ての箇所において参照する必要があるか、または同じ実施形態を全ての箇所において参照する必要がある訳ではないことを意味する。
種々の実施形態について、構造的特徴及び/又は方法的作用に特有の文言で記載してきたが、請求する主題は、記載される特定の特徴または作用に限定されないことを理解されたい。限定されるのではなく、特定の特徴及び作用は、請求する主題を実施する例示的な形態として開示される。

Claims (17)

  1. 支持材(140)と、
    支持材に取り付けられた基板(130)と、
    基板に接続されて基板との間に空洞(125)を画定するベースプレート(11)と、
    ベースプレートに取り付けられており、かつ空洞内に吊り下げられている共振器(120、200)と
    を備え
    基板の少なくとも一部が除去されることにより複数の片持ち梁状部分が画定されており、
    ベースプレートが複数の片持ち梁状部分のうちの少なくとも1つに載せて基板に接続されている、パッケージングされた共振器ジャイロスコープ(100)。
  2. 基板が支持材に剛性支持マウント(135)により取り付けられている、請求項1に記載のパッケージングされた共振器ジャイロスコープ。
  3. 基板が少なくとも1つの半田ボール(134)を介して支持材に取り付けられている、請求項1に記載のパッケージングされた共振器ジャイロスコープ。
  4. 少なくとも1つの半田ボールがサーマルピラーバンプを含んでいる、請求項3に記載のパッケージングされた共振器ジャイロスコープ。
  5. 基板が少なくとも1つのピラーを介して支持材に取り付けられている、請求項1に記載のパッケージングされた共振器ジャイロスコープ。
  6. ベースプレートが少なくとも1つの第1電気配線を含み、
    基板が少なくとも1つの第2電気配線を含み、
    第1電気配線が第2電気配線に接続されている、
    請求項1に記載のパッケージングされた共振器ジャイロスコープ。
  7. 少なくとも1つの第2電気配線が少なくとも1つのリードワイヤに接続されている、請求項6に記載のパッケージングされた共振器ジャイロスコープ。
  8. 更に、共振器パッケージを封止するキャップを備えている、請求項1に記載のパッケージングされた共振器ジャイロスコープ。
  9. 更に、キャップに接続されるゲッター層を備えている、請求項に記載のパッケージングされた共振器ジャイロスコープ。
  10. 更に、熱電冷却モジュールを備えている、請求項1に記載のパッケージングされた共振器ジャイロスコープ。
  11. プレーナ共振器ジャイロスコープ(100)をパッケージングする方法であって、
    プレーナ共振器及びベースプレートを含むプレーナ共振器チップを基板に取り付けて、基板とベースプレートとの間に空洞を画定し、空洞内に共振器を吊り下げる工程(410)と、
    基板を支持材に取り付ける工程(415)と、
    キャップを支持材に堅く固定する工程(425)と
    を含み、
    基板の少なくとも一部を除去することにより複数の片持ち梁状部分を画定し、
    複数の片持ち梁状部分のうちの少なくとも1つに載せて、ベースプレートを基板に接続する、方法。
  12. プレーナ共振器及びベースプレートを含むプレーナ共振器チップを基板に取り付ける工程が、ベースプレートと基板との間に電気接続線を設ける工程(420)を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 基板を支持材に取り付ける工程が、剛性支持マウントをける工程を含む、請求項11に記載の方法。
  14. 基板を支持材に取り付ける工程が、少なくとも1つの半田ボールを使用して基板を支持材に堅く固定する工程を含む、請求項11に記載の方法。
  15. 基板を支持材に取り付ける工程が、少なくとも1つのピラーを使用して基板を支持材に堅く固定する工程を含む、請求項11に記載の方法。
  16. 更に、基板と少なくとも1つのリードワイヤとの間に電気接続線を設ける工程を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 更に、ゲッター層をキャップに堅く固定する工程を含む、請求項11に記載の方法。
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