JP5683916B2 - 携帯端末、プログラム及び表示制御方法 - Google Patents
携帯端末、プログラム及び表示制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5683916B2 JP5683916B2 JP2010259871A JP2010259871A JP5683916B2 JP 5683916 B2 JP5683916 B2 JP 5683916B2 JP 2010259871 A JP2010259871 A JP 2010259871A JP 2010259871 A JP2010259871 A JP 2010259871A JP 5683916 B2 JP5683916 B2 JP 5683916B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- pressed
- unit
- keys
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Description
特許文献1に係る携帯電話機は、タッチパネルを備え、タッチパネル上での直線を描くようなドラッグ操作を受け付けると、選択中の項目の変更やスクロール表示を行うことができるというものである。
この問題に対しては、特許文献1の携帯電話機を、キーボード等の操作部を備えるものにすることが考えられる。
そこで、本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、表示中の画像の移動に関して直感的な操作を可能にしたキーボード等の操作部を備える携帯端末を提供することを目的とする。
≪実施の形態≫
<装置構成>
まず、実施の形態に係る携帯電話機100の装置構成について説明する。
図1は、携帯電話機100の開状態の外観を示す正面図である。
携帯電話機100は、第2筐体2に第1筐体1が重ね合わさり、操作部120が視認できない閉状態から、第1筐体1と第2筐体2とをスライドさせることで、同図に示すように、第2筐体2に配置された操作部120が視認可能な開状態になる。
なお、以下では、例えば、「Q」の文字が表すキーを「Qキー」と表現し、他のマークが表すキーについても同様に表現する。
ここで、スクロール表示とは、画面内に表示しているある表示物の表示位置を、ある方向へ動かして再表示することをいう。このことは、表示しようとするデータ(以下、「表示対象データ」という)のうち、実際に表示させるデータ(以下、「部分データ」という)を切り替えつつ、表示部110に再表示することと同義である。なお、この表示対象データは、一度にそのデータ全体を画面内に表示できないような比較的サイズの大きいデータである。
<機能構成>
図3は、携帯電話機100の主要部の機能構成を示すブロック図である。
携帯電話機100は、同図に示すように、表示部110、操作部120、記憶部130、計時部140、及び制御部150を備える。
表示部110は、LCD(Liquid Crystal Display)を含み、制御部150からの指示を受けて文字やアイコン等の画像をLCDに表示する回路である。各LCDの画素数(横×縦)は、一例として800×480画素であるものとする。なお、LCDの画素数は、800×480画素に限定されるものではなく、適宜、他の画素数とすることもできる。
操作部120は、ユーザが、通常の文字入力操作を行う場合に用いられる他、上記スライド操作を行う場合に用いられる。
ここで、キー情報テーブル10は、操作部120のキー毎に、そのキーのキーIDとそのキーの操作部120における位置を示す座標値とを記憶したテーブルである。
また、入力リスト20は、キーが押下された際に操作部120から受領したキーIDを受領した順に登録したリストである。即ち、入力リスト20には、キーが押下された順に、そのキーのキーIDが登録されることになる。
制御部150は、一般的な携帯電話機が有する機能の他、特に、ユーザによるスライド操作に応じて、表示部110の画面をスクロール表示する機能を有し、検出部151、特定部152、表示制御部153及び処理部154を含んで構成される。
また、検出部151は、ユーザがスライド操作を行うことで押下された複数のキーの各キーIDを、押下順に記憶部130の入力リスト20に登録する機能を有する。
ここで、スライド操作とは、直前に押下したキーの押下から上記所定時間(例えば、数100ミリ秒程度)以内に、その直前に押下したキーに隣接するキーを繰り返し押下する操作をいう。
以下では、第1のキーが、ユーザがスライド操作を行うことで押下された複数のキーのうち最初に押下されたキーであり、第2のキーが、この複数のキーのうち最後に押下されたキーである場合を例に説明する。
表示制御部153は、一般的な携帯電話機が有する表示制御機能の他、特に、ユーザによるスライド操作に応じて、表示部110に表示させる、表示対象データ中の部分データを逐次切り替えつつ、表示させる機能を有する。
なお、表示制御部153は、表示対象データにおいて、部分データを特定するための座標値(以下、「基準座標値」という)を上記記憶部130で管理しており、特定部152が特定した方向及び距離に応じて、この基準座標値を更新する機能を有する。
処理部154は、ユーザが通常の文字入力操作を行った際に、該当する文字の入力として処理する機能を有する。
<データ>
以下では、携帯電話機100が使用するデータについて、図4及び5を用いて説明する。
図4は、キー情報テーブル10のデータ構成及び内容例を示す図である。
キー情報テーブル10は、同図に示すように、操作部120のキー毎に、キーID11と、座標値12とを対応付けて構成される情報である。
ここで、キーID11は、キーの識別情報であり、この例では、操作部120のおけるキーの配置順に1ずつ増加させた数字を用いている。
座標値12は、対応するキーIDが示すキーの操作部120における位置を示す情報である。以下、各キーの座標値について、図5を用いて説明する。
同図に示すように、各キーの座標値は、操作部120のQキーの座標値を(0,0)として、右方向にx軸を、下方向にy軸を取った座標系における座標値である。
例えば、Wキーの座標値は(1,0)であり、Pキーの座標値は(9,0)であり、Fnキーの座標値は(0,3)であり、右カーソルキーの座標値は(9,3)である。
<部分データの特定方法>
以下、表示制御部153が、表示対象データにおいて部分データをどのように特定するかについて説明する。
図6(a)及び(b)に示すように、基準座標値Pは、表示対象データ30の右下の頂点の座標値を(0,0)として、左方向にx軸を、上方向にy軸を取った座標系における座標値である。
なお、この部分データ31のサイズは、表示部110の表示領域サイズと同一である。
図1の状態から、図2に示すようにユーザがスライド操作、つまり、図2の例では、Gキー、Hキー、Jキー、Uキー、Iキーの順でキーを押下していくと、特定部152が第1のキー(この例ではGキー)と、第2のキー(この例ではIキー)とに基づいて特定した方向及び距離に応じて、表示制御部153は、基準座標値Pを逐次更新し、更新後の基準座標値Pを原点として、上記同様に部分データを特定し、表示部110に表示させる。
なお、表示制御部153は、各表示対象データを、記憶部130上で管理しているものとする。
次に、上記構成を備える携帯電話機100の動作について、図7を用いて説明する。
図7は、携帯電話機100の制御処理を示すフローチャートである。
同図に示す制御処理は、携帯電話機100の電源がONにされたときに、開始されるものとする。
続いて、制御部150の検出部151は、キーが押下されたか否かを判定し(ステップS2)、操作部120からキーIDを受領してない場合には、キーが押下されていないと判定し(ステップS2:NO)、再びステップS2の処理を行う。
検出部151が操作部120からメイクコードを受領していない場合、又は、検出部151が操作部120から受領したメイクコードに含まれているキーIDが直前に受領したキーIDと同一である場合には、特定部152は、直前に押下されたキーと異なるキーが押下されていないと判定し(ステップS6:NO)、再びステップS5から処理を行う。
また、特定部152は、計時部140が計時している時間を計時開始時の初期値にリセットし、開始させ(ステップS9)、再びステップS5から処理を行う。
即ち、処理部154は、特定部152がステップS5において所定時間を計時したと判定した場合(ステップS5:YES)には、入力リスト20に登録されている各キーIDが示すキーについて通常の文字入力操作として処理する。また、処理部154は、特定部152が、ステップS7において、ステップS6で押下されたキーは、直前に押下されたキーに隣接しないキーであると判定した場合(ステップS7:NO)には、入力リスト20に登録されている各キーIDが示すキー及びステップS6で押下されたキーについて通常の文字入力操作として処理する。
一方、特定部152が入力リスト20に登録されているキーIDの数が3以上であると判定した場合(ステップS10:3以上)、特定部152は、第1及び第2のキーの座標値を、キー情報テーブル10から取得する(ステップS12)。
特定部152は、取得した第1及び第2のキーの座標値に基づいて、第1のキーに対する第2のキーの方向及び両キー間の距離を特定する(ステップS13)。
なお、ここでは、第1のキーに対する第2のキーの方向及び両キー間の距離を、1つの座標値で表す例を用いて説明している。
表示制御部153は、特定部152がステップS13で特定した方向及び距離と、現在の基準座標値P(px1,py1)の値とに基づいて、スクロール表示を行う(ステップS14)。
ステップS14の処理を完了すると、制御部150は、再びステップS1から処理を行う。
上述した携帯電話機100の動作について、図7に示すフローチャートに即して、図2に示す具体例を用いて説明する。
以下では、ユーザが、図2に示すように、スライド操作(Gキー、Hキー、Jキー、Uキー、Iキーの順でキーを押下)を行った場合を例に説明する。この例では、各キーの押下の時間間隔は、所定時間未満であるものとして説明する。
図2に示すように、ユーザがGキーを押下すると、検出部151は、操作部120から、Gキーのメイクコードを受領するので、キーが押下されたと判定し(ステップS2:YES)、特定部152は、受領したGキーのメイクコードに含まれているキーIDを入力リスト20に登録し(ステップS3)、計時部140による計時を開始させる(ステップS4)。
以降、上記同様に、ステップS5〜S9の処理が繰り返し行い、入力リスト20には、Gキー、Hキーに続いて、Jキー、Uキー、IキーのキーIDが順に登録される。
この例では、入力リスト20には、5個のキーIDが登録されているので、特定部152は、入力リスト20に登録されているキーIDの数が3以上であると判定し(ステップS10:3以上)、特定部152は、第1キー(この例では、Gキー)及び第2のキー(この例ではIキー)の座標値を、キー情報テーブル10から取得する(ステップS12)。
表示制御部153は、特定部152がステップS13で特定した方向及び距離(3,−1)と、現在の基準座標値P(px1,py1)の値とに基づいて、スクロール表示を行う(ステップS14)。
例えば、nx及びnyを「10」とした場合、基準座標値を、現在の基準座標値P(px1,py1)から、(px1+3,py1−1)に更新し、更新後の基準座標値Pを原点として部分データを特定し、特定した部分データを表示部110に表示させる。また、更に基準座標値を、(px1+6,py1−2)に更新し、部分データの特定及び表示部110への表示を行う。このようにして基準座標値の更新と部分データの特定及び表示部110への表示を繰り返し、最終的には、基準座標値を(px1+30,py1−10)に更新し、部分データの特定及び表示部110への表示を行う。これにより、表示対象データをスクロール表示することができる。
≪補足≫
以上、本発明に係る携帯端末を、実施の形態に基づいて説明したが、以下のように変形することも可能であり、本発明は上述した実施の形態で示した通りの携帯電話機に限られないことは勿論である。
図8は、表示部110へのアイコンI1〜I8の表示例を示す図であり、同図では、アイコンI4が現在選択されていることを示している。
なお、この例では、アイコンを移動させる場合について説明したが、表示部110に表示中のカーソルを、ユーザのスライド操作に応じて移動させるようにしてもよい。
また、この例では、複数のアイコンのうち、選択されているアイコンを移動させる場合について説明したが、表示部110に、いわゆる壁紙画像に重ねて表示されている1以上のアイコンを、壁紙画像は移動させることなく、ユーザのスライド操作に応じて移動させるようにしてもよい。
例えば、ユーザのスライド操作により押下された複数のキーのうちの最初に押下されたキーを第1のキーとし、その次に押下されたキーを第2のキーとしてもよい。
(3)実施の形態では、特定部152は、第1のキーに対する第2のキーの方向及び両キー間の距離を、1つの座標値により特定する例を説明したが、第1のキーに対する第2のキーの方向を表す値と、両キー間の距離を表す値とにより特定してもよい。
(4)実施の形態では、表示部の一例としてLCDを用いて説明したが、LCDに限らず、有機EL(Electro-Luminescence)や、LCDとタッチセンサとからなるいわゆるタッチパネルであってもよい。
(5)実施の形態では、操作部120は、ユーザによりキー押下された際及び押下されたキーが解放された際に、そのキーのキーIDを含む信号(いわゆるスキャンコード)を制御部150に送出するものとして説明したが、単位時間(数10ms程度)毎に、押下されているキーのキーIDを含む信号(いわゆるメイクコード)を送出するようにしてもよい。
例えば、ユーザが、複数のキーを順に押下した場合において、その複数のキーのうち、最初に押下されたキーが既定のキー(例えば、Gキー)であるときに、スクロール表示を行うようにしてもよい。
また、実施の形態では、図7に示すように、スライド操作として押下された複数のキーのうち、最後に押下されたキーの押下から所定時間以内に、そのキーと隣接しないキーが押下された場合にも、スクロール表示が行われるものとして説明した(ステップS7:NO、ステップS10:YES、ステップS14)。
しかしながら、このような場合には、スクロール表示を行わないようにしてもよい。
具体的には、図7において、ステップS6で押下されたキーが、直前に押下されたキーに隣接するキーでない場合に(ステップS7:NO)、ステップS11の処理に進むようにしてもよい。
具体的には、図7のステップS14の処理を以下のように変更する必要がある。
算出したx成分の絶対値がy成分の絶対値以上である場合には、最終的に更新される基準座標値P(px2,py2)=(px1+nx×(x2−x1),py1)を算出し、一方、算出したx成分の絶対値がy成分の絶対値未満である場合には、最終的に更新される基準座標値P(px2,py2)=(px1,py1+ny×(y2−y1))を算出する。
(8)実施の形態では、表示しようとするデータ(表示対象データ)が予め生成されており、表示対象データ中の実際に表示させるデータ(部分データ)を逐次切り替えつつ表示部110に表示させることで、スクロール表示を実現するもの説明した。しかしながら、スクロール表示を実現するために従来から行われている手法、例えば、表示対象データが予め生成しておかずに、スライド操作に応じて部分データを逐次生成し、表示部にさせるようにしてもよい。
また、実施の形態では、図1に示すように、第1筐体1に表示部110が、第2筐体2に操作部120がそれぞれ配置されているものとして説明したが、表示部110及び操作部120の配置は適宜変更することができる。例えば、第1筐体1に表示部110及び操作部120が配置されてもよいし、第1筐体1に操作部120が、第2筐体2に表示部110が配置されていてもよい。
また、実施の形態及び変形例において説明した各構成要素は、携帯電話機が有するプロセッサと協働することにより、その機能を実現する。
(13)以下、更に本発明の一実施形態に係る携帯端末の構成及びその変形例と各効果について説明する。
(a)本発明の実施の形態に係る携帯端末は、画像を表示する表示部と、複数のキーを有する操作部と、複数のキーが順に押下された場合に、当該複数のキーのうち、第1のキーに対する、当該第1のキーよりも後に押下された第2のキーの方向を特定する特定部と、前記特定部により特定された方向と対応する方向に、前記表示部に表示されていた画像を移動して表示させる表示制御部とを備える。
従って、この携帯端末によれば、表示中の画像の移動に関して直感的な操作性を実現できる。
この携帯端末は、ユーザが複数のキーを順に押下した場合に、その複数のキーのうちの第1のキーに対する第2のキーの方向に対応する方向に、第1及び第2のキーの間の距離に応じた移動距離分、複数のキーの押下の前に表示されていた画像を移動して表示させることができる。
(c)また、前記特定部は、複数のキーが順に押下された場合において、押下された各キーそれぞれと次に押下されたキーとの押下の時間間隔それぞれが所定時間未満であるときに、前記方向及び前記移動距離を特定することとしてもよい。
従って、ユーザは、押下しようとしている複数のキーの押下の時間間隔を調整することで、画像を移動して表示させるか否かを選択することが可能になる。
この携帯端末は、ユーザが複数のキーを押下した場合において、押下された各キーそれぞれと次に押下されたキーとが操作部上において隣接して配置されていないときには、押下された各キーに対応する文字の入力処理を行うので、ユーザが意図せずに、複数のキーの押下の前に表示されていた画像が移動して表示されてしまう可能性を低減できる。
この携帯端末は、ユーザが複数のキーを押下した場合において、押下された各キーそれぞれと次に押下されたキーとの押下の時間間隔それぞれが所定時間未満でないときに、押下された各キーに対応する文字の入力処理を行う。
(f)また、前記特定部は、複数のキーが順に押下された場合において、押下された各キーそれぞれと次に押下されたキーとが前記操作部上において隣接して配置されているときに、前記方向及び前記移動距離を特定することとしてもよい。
ユーザが通常の文字入力操作を行おうと複数のキーを押下した場合に、押下された全てのキーと次に押下されたキーとが操作部上において隣接して配置されている可能性は一般的に低いと考えられるため、ユーザが意図せずに、複数のキーの押下の前に表示されていた画像が移動して表示されてしまう可能性を低減できる。
この携帯端末によれば、操作部が有する複数のキーそれぞれの位置情報(例えば座標値)を予め記憶させておくことで、ユーザが複数のキーを押下した場合に、押下された各キーそれぞれと次に押下されたキーとが操作部において隣接して配置されているかを判定できるので、容易に実装することができる。
この携帯端末は、ユーザが、既定のキーから順に複数のキーを押下した場合に、その複数のキーの押下の前に表示されていた画像を移動して表示させる。
従って、ユーザが意図せずに、複数のキーの押下の前に表示されていた画像が移動して表示されてしまう可能性を低減できる。
この携帯端末は、ユーザが複数のキーを順に押下した場合に、その複数のキーのうちの第1のキーに対する第2のキーの方向に対応する方向に、複数のキーの押下の前に表示されていた全ての画像を移動させること、つまり、いわゆるスクロール表示が可能になる。
(k)また、前記特定部は、前記表示部の表示面における上下左右方向の中から、第1のキーに対する第2のキーの方向により近い方向に特定することとしてもよい。
この携帯端末は、ユーザが複数のキーを順に押下した場合に、その複数のキーのうちの第1のキーに対する第2のキーの方向に応じて縦方向及び横方向のいずれかのスクロール表示が可能になる。
(14)本発明に係る表示制御方法は、例えば実施の形態に示した携帯電話機100により実現される(特に、図7を用いて示した制御処理の手順等参照)。
2 第2筐体
100 携帯電話機
110 表示部
120 操作部
130 記憶部
140 計時部
150 制御部
151 検出部
152 特定部
153 表示制御部
154 処理部
Claims (13)
- 画像を表示する表示部と、
同一操作面上に配置された複数のキーを有する操作部と、
第1のキー及び第2のキーを含む複数のキーの各々が連続して押下された場合、最初に押下されたキーが特定のキーであるか否かを判断する判断部と、
前記第1のキーから前記第2のキーへの、前記操作面上における配置方向を特定する特定部と、
前記最初に押下されたキーが特定のキーであると判断された場合、前記特定部により特定された、前記第1のキーから前記第2のキーへの配置方向と対応する方向に、前記表示部に表示されていた画像を移動して表示させる表示制御部と
を備えることを特徴とする携帯端末。 - 前記特定部は、更に
前記第1のキーから前記第2のキーまでの距離を特定するものであり、
前記表示制御部は、
前記特定部が特定した距離に応じて、前記表示部に表示されていた画像の移動距離を決定し、決定した移動距離分、前記特定部により特定された方向と対応する方向に当該画像を移動して表示させる
ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。 - 前記特定部は、
複数のキーが順に押下された場合において、押下された各キーそれぞれと次に押下されたキーとの押下の時間間隔それぞれが所定時間未満であるときに、前記方向及び前記移動距離を特定する
ことを特徴とする請求項2記載の携帯端末。 - 前記操作部における各キーには、それぞれ異なる文字が対応付けられており、
前記特定部は、
複数のキーが順に押下された場合において、押下された各キーそれぞれと次に押下されたキーとが前記操作部上において隣接して配置されているときに、順に押下された複数のキーのうち、最初に押下されたキーを第1のキーとし、最後に押下されたキーを第2のキーとして、前記方向及び前記移動距離を特定し、
前記携帯端末は、更に
複数のキーが順に押下された場合において、押下された各キーそれぞれと次に押下されたキーとが前記操作部上において隣接して配置されていないときには、押下された各キーに対応する文字の入力処理を行う処理部を備える
ことを特徴とする請求項3記載の携帯端末。 - 前記操作部における各キーには、それぞれ異なる文字が対応付けられており、
前記携帯端末は、更に
複数のキーが順に押下された場合において、押下された各キーそれぞれと次に押下されたキーとの押下の時間間隔それぞれが所定時間未満でないときに、押下された各キーに対応する文字の入力処理を行う処理部を備える
ことを特徴とする請求項3記載の携帯端末。 - 前記特定部は、
複数のキーが順に押下された場合において、押下された各キーそれぞれと次に押下されたキーとが前記操作部上において隣接して配置されているときに、前記方向及び前記移動距離を特定する
ことを特徴とする請求項2記載の携帯端末。 - 前記携帯端末は、更に
前記操作部における複数のキー毎に、当該キーの位置を示す位置情報を記憶する記憶部を備え、
前記特定部は、
押下された各キーそれぞれと次に押下されたキーとが前記操作部上において隣接して配置されていることを、当該2つのキーについての各位置情報に基づいて判定する
ことを特徴とする請求項4又は6記載の携帯端末。 - 前記特定部は、
複数のキーが順に押下された場合において、当該複数のキーのうち最初に押下されたキーが既定のキーであるときに、前記方向及び前記移動距離を特定する
ことを特徴とする請求項2記載の携帯端末。 - 前記携帯端末は、
前記特定部に前記方向及び前記移動距離を特定させるか否かを示す指示をユーザから受け付ける受付部を備え、
前記特定部は、
前記受付部により最後に受け付けられた指示が、前記方向及び前記移動距離を特定させることを示す指示である場合において、複数のキーが順に押下されたときに、前記方向及び前記移動距離を特定する
ことを特徴とする請求項2記載の携帯端末。 - 前記表示部は、複数の画像を表示しており、
前記表示制御部は、
前記特定部により特定された方向と対応する方向に、前記表示部に表示されていた全ての画像を移動させる
ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。 - 前記特定部は、
前記表示部の表示面における上下左右方向の中から、第1のキーに対する第2のキーの方向により近い方向に特定する
ことを特徴とする請求項9記載の携帯端末。 - 画像を表示する表示部及び、同一操作面上に配置された複数のキーを有する操作部を備える携帯端末におけるプロセッサに、表示制御処理を行わせるためのプログラムであって、
前記表示制御処理は、
第1のキー及び第2のキーを含む複数のキーの各々が連続して押下された場合、最初に押下されたキーが特定のキーであるか否かを判断する判断ステップと、
前記第1のキーから前記第2のキーへの、前記操作面上における配置方向を特定する特定ステップと、
前記判断ステップにおいて、前記最初に押下されたキーが前記特定のキーであると判断された場合に、前記特定ステップにより特定された、前記第1のキーから前記第2のキーへの配置方向と対応する方向に、前記表示部に表示されていた画像を移動して表示させる表示制御ステップとを含む
ことを特徴とするプログラム。 - 画像を表示する表示部及び、同一操作面上に配置された複数のキーを有する操作部を備える携帯端末における表示制御方法であって、
第1のキー及び第2のキーを含む複数のキーの各々が連続して押下された場合、最初に押下されたキーが特定のキーであるか否かを判断する判断ステップと、
前記第1のキーから前記第2のキーへの、前記操作面上における配置方向を特定する特定ステップと、
前記判断ステップにおいて、前記最初に押下されたキーが前記特定のキーであると判断された場合に、前記特定ステップにより特定された、前記第1のキーから前記第2のキーへの配置方向と対応する方向に、前記表示部に表示されていた画像を移動して表示させる表示制御ステップとを含む
ことを特徴とする表示制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010259871A JP5683916B2 (ja) | 2010-11-22 | 2010-11-22 | 携帯端末、プログラム及び表示制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010259871A JP5683916B2 (ja) | 2010-11-22 | 2010-11-22 | 携帯端末、プログラム及び表示制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012113395A JP2012113395A (ja) | 2012-06-14 |
JP5683916B2 true JP5683916B2 (ja) | 2015-03-11 |
Family
ID=46497570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010259871A Expired - Fee Related JP5683916B2 (ja) | 2010-11-22 | 2010-11-22 | 携帯端末、プログラム及び表示制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5683916B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8350815B2 (en) * | 2007-06-20 | 2013-01-08 | Sony Mobile Communications | Portable communication device including touch input with scrolling function |
JP2009176021A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-08-06 | Toshiba Corp | 電子機器 |
-
2010
- 2010-11-22 JP JP2010259871A patent/JP5683916B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012113395A (ja) | 2012-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10521111B2 (en) | Electronic apparatus and method for displaying a plurality of images in a plurality of areas of a display | |
US11435870B2 (en) | Input/output controller and input/output control program | |
JP2013012189A (ja) | 携帯電子機器及び入力方法 | |
CN108694012B (zh) | 在屏幕上显示对象的方法和系统 | |
JP2013238935A (ja) | 入力装置、入力装置の制御方法、制御プログラム、および記録媒体 | |
US7810044B2 (en) | Electronic device display adjustment interface | |
US20150253925A1 (en) | Display control device, display control method and program | |
KR20130005300A (ko) | 정보처리 시스템, 조작입력장치, 정보처리장치, 정보처리방법, 프로그램 및 정보기억매체 | |
US20150128081A1 (en) | Customized Smart Phone Buttons | |
US20150212724A1 (en) | Manipulation input device, manipulation input method, manipulation input program, and electronic apparatus | |
CN111309241B (zh) | 显示装置以及存储了显示控制程序的计算机可读存储介质 | |
US20070275765A1 (en) | Mobile communication devices | |
JP2014164718A (ja) | 情報端末 | |
JPWO2009081994A1 (ja) | 情報処理装置および情報処理方法 | |
KR101451534B1 (ko) | 휴대용 전자 장치 및 그 제어 방법 | |
EP2908234A1 (en) | User interface device, user interface method and program | |
JP4981946B2 (ja) | 携帯端末及び携帯端末における文字色変更方法 | |
JP5653062B2 (ja) | 情報処理装置、操作入力装置、情報処理システム、情報処理方法、プログラム及び情報記憶媒体 | |
US20120092275A1 (en) | Information processing apparatus and program | |
JP5683916B2 (ja) | 携帯端末、プログラム及び表示制御方法 | |
JP2012093948A (ja) | 携帯端末、プログラム及び入力制御方法 | |
JP6542451B2 (ja) | 電子機器 | |
JP6408641B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2015049837A (ja) | 携帯端末装置 | |
JP5984721B2 (ja) | 情報処理装置、制御方法、および制御プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130913 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140408 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140606 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140609 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5683916 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |