JP5683177B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関するものであり、特に所定の角度範囲内で回動操作が可能な回動操作部材を有するデジタルカメラ等の電子機器に関する。
デジタルカメラ等の電子機器では、図9に示すように、回動操作によりズーム機構を作動させるズームレバー206の中央部に、レリーズボタン205を配置したものがある。
図10は、ズームレバー206等の取付部の構造を示す斜視図である。図10において、ホルダ256は、金属等の導電性部材で形成され、ズームレバー206にビス等で固定されて、ズームレバー206と一体に回動する。トーションばね254は、コイル部254aが外装カバー220に設けられたボス220aに嵌め込まれ、一対の先端部254b,254cがホルダ256に設けられたT字引っ掛け部256aに掛止される。
図11(a)はズームレバー206が初期位置あるときの状態を示す図、図11(b)はズームレバー206が回動位置にあるときの状態を示す図である。なお、図11(b)の矢印A方向は、ズームアウトの回動操作方向、矢印Aの反対方向は、ズームインの回動操作方向である。
例えば、ズームアウト時にズームレバー206を図の矢印A方向へ回動操作すると、ズームレバー206と一体に回動するホルダ256のT字引っ掛け部256aによりトーションばね254の先端部254cが矢印A方向に引っ張られる。
この状態でズームレバー206から指を離すと、トーションばね254の先端部254cがばね力により外装カバー220に設けられた位置決めリブ220bまで戻り、ズームレバー206が初期位置に位置決めされる。なお、トーションばね254は、チャージすることでコイル部254aの径が小さくなる巻き閉まるばねとされ、チャージ時の動作を阻害しないように、初期位置では、コイル部254aとボス220aとの間に、比較的大きなすき間が設けられる。
また、ズームレバー206は、導電性部材で形成されており、ズームレバー206、ホルダ256、及びトーションばね254を電気的に導通させて、外装で発生した静電気を内部のグラントパターンへ逃がす構造が知られている(特許文献1)。
特開2008−203632号公報
しかし、上記従来の技術では、 ズームレバー206がトーションばね254のばね力により回動位置から初期位置に戻る際、トーションばね254の先端部254cが位置決めリブ220bに衝突して衝突音が発生する。
また、上述したように、トーションばね254は、巻き閉まるばねとされて、初期位置でコイル部254aとボス220aとの間に比較的大きなすき間が設けられる。このため、トーションばね254の先端部254cが位置決めリブ220bに戻る際に、コイル部254aが振動し、振動音が発生する。
そのため、例えば、動画撮影中にズーム操作が可能な撮像装置の場合、ズームレバー206の衝突音や振動音が録音されてしまうという問題もある。
そこで、本発明は、回動操作部材の回動操作によって発生する衝突音や振動音を軽減することができる電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、外装カバーと、前記外装カバーに回動可能に組み付けられる回動操作部材と、前記回動操作部材の回動によって前記外装カバーに対する位置が変化しないボスに嵌め込まれるコイル部、及び前記コイル部から延出して前記回動操作部材に設けられた掛止部に対して前記回動操作部材の回動方向に挟むように掛止される一対の先端部を有し、前記回動操作部材を回動位置から初期位置へ戻すための力を発生させるトーションばねと、前記トーションばねの前記一対の先端部に挟まれる位置に配置され、前記回動操作部材を初期位置に位置決めする位置決め部と、前記位置決め部により前記回動操作部材が初期位置に位置決めされた際に、前記トーションばねの前記一対の先端部に挟み込まれて弾性変形する弾性部材と、を備え、前記トーションばねは、前記一対の先端部の間の幅を広げることで前記コイル部の径が大きくなるばねであり、前記弾性部材は、前記位置決め部よりも前記コイル部に近い位置に配置され、前記回動操作部材が回動位置にあるときに前記トーションばねの前記一対の先端部のいずれか一方と当接していることを特徴とする。
本発明によれば、回動操作部材が回動位置から初期位置に戻る際に、トーションばねの先端部が勢いを弱めてから位置決めリブに当接するため、回動操作部材の回動操作によって発生する衝突音や振動音を軽減することができる。
本発明に係る電子機器の実施形態の一例であるデジタルカメラを背面側から見た斜視図である。 トップカバーユニットの分解斜視図である。 フレキシブルプリント基板と接点ブラシの接点との関係を示す斜視図である。 ズームレバーの回動操作によるズーム信号の出力例を説明するための図である。 トップカバーユニットのズームレバー近傍の内部構造を示す斜視図である。 ズームレバーを回動操作した際のトーションばねの動作を説明するための図である。 2段ズームスプリングプレート近傍の内部構造を示す斜視図である。 レバーホルダのリブによる2段ズームスプリングプレート60のばね部の押し込み動作について説明するための図である。 従来のズームレバーを説明するための斜視図である。 ズームレバー等の取付部の構造を示す斜視図である。 (a)はズームレバーが初期位置あるときの状態を示す図、(b)はズームレバーが回動位置にあるときの状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る電子機器の実施形態の一例であるデジタルカメラを背面側から見た斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のデジタルカメラは、カメラ本体1の背面部に、液晶ディスプレイ等を有する表示ユニット2が2軸ヒンジ部2aを介して開閉方向に回動可能に支持されるとともに、開状態でカメラ本体1に対して回転可能に支持されている。カメラ本体1の背面側から見て、表示ユニット2の右側には、操作ボタン群3a〜3fが配置され、上面部中央には、ポップアップ式の内蔵ストロボ8が配置されている。
また、カメラ本体1の背面側から見て、上面部右側の外装は、トップカバー20とされ、トップカバー20には、モードダイアル4、レリーズボタン5、ズームレバー6、及び電源ボタン7が配置されてトップカバーユニット30を形成している。ズームレバー6は、高速および低速のそれぞれを2段階の速度でズームすることが可能な2段ズームレバーとされている。トップカバー20は、本発明の外装カバーの一例に相当し、ズームレバー6は、本発明の回動操作部材の一例に相当する。
図2は、トップカバーユニット30の分解斜視図である。なお、図2では、トップカバー20に、モードダイアル4および電源ボタン7が組み付けられている。
まず、トップカバー20の外側から組み付ける部品について説明する。レリーズボタン5の外面部には、ステンレス鋼等の金属製のキャップ51が接着等により固定されている。レリーズボタン5の内面側には、コイルばね52が配置されている。
コイルばね52は、レリーズボタン5側の端部がレリーズボタン5の孔を通してキャップ51に接触するように組み付けられ、ズームレバー6側の端部がズームレバー6に掛止された状態で組み付けられる。ズームレバー6は、導電性部材で形成され、トップカバー20に回動可能に組み付けられて、コイルばね52を介してキャップ51に電気的に導通する。
次に、トップカバー20の内側から組み付ける部品について説明する。トップカバー20に設けられたボス20aと位置決めリブ20bとの間には、弾性部材53が両面テープ等を介して固定される。位置決めリブ20bは、本発明の位置決め部の一例に相当する。また、トップカバー20のボス20aには、トーションばね54のコイル部54aが嵌め込まれる。
このとき、トーションばね54のコイル部54aから延出する一対の先端部54b,54cは、弾性部材53の両側面を挟み込んで弾性変形させた状態でズームレバー6のT字引っ掛けリブ6aに対してズームレバー6の回動方向に挟むように掛止される。T字引っ掛けリブ6aは、本発明の掛止部の一例に相当する。ばねホルダ55は、トーションばね54に接触した状態でビス101によりトップカバー20に固定される。ここで、本実施形態では、トーションばね54として、チャージすることでコイル部54aの径が大きくなる巻き開くばねを用いている。
接点ブラシ57は、樹脂製のレバーホルダ56に組み付けられ、位置決めピン56b,56cを熱カシメすることによって固定される。レバーホルダ56は、ズームレバー6に位置決めされた状態でビス102a,102bにより固定される。
フレキシブルプリント基板58には、接点ブラシ57と接触させる為のパターンが配置され、また、電源ボタン7やレリーズボタン5の信号を送る為のスイッチ(不図示)も実装されている。フレキシブルプリント基板58は、基板ホルダ59に位置決めされた状態で組み付けられる。
基板ホルダ59は、トップカバー20に位置決めされた状態でビス103a〜103dにより固定される。このとき、ビス103cは、基板ホルダ59、フレキシブルプリント基板58、ばねホルダ55、及びトップカバー20を共締めし、これにより、ばねホルダ55をフレキシブルプリント基板58のグランドパターンに接地させることができる。すなわち、ズームレバー6やレリーズボタン5付近の静電気を、フレキシブルプリント基板58のグランドパターンを通じて、不図示のメイン回路のグランドパターンに逃がすことが可能となる。
2段ズームスプリングプレート60は、基板ホルダ59に位置決めされた状態でビス104a,104bにより固定され、これにより、トップカバーユニット30の組付が完了する。このとき、レバーホルダ56のリブ56aは、基板ホルダ59の開口孔59aを通って基板ホルダ59から突出しており、ズームレバー6が回動操作されると、2段ズームスプリングプレート60のばね部60a,60bを押し込むことが可能となる。
図3は、フレキシブルプリント基板58と接点ブラシ57の接点との関係を示す斜視図である。図3に示すように、接点ブラシ57の先端には、2本の接触子からなる接点が一対設けられており、フレキシブルプリント基板58のパターン58aとパターン58b〜58eをショートさせることによってズーム信号を出力する。
図4は、ズームレバー6の回動操作によるズーム信号の出力例を説明するための図である。図4(a)は、フレキシブルプリント基板58のみを示す図である。図4(b)は、接点ブラシ57が初期位置にある状態を示す図である。図4(b)では、接点ブラシ57の一対の接点のうち一方の接点は、パターン58aと接触し、他方の接点は、パターン58bとパターン58dの間に位置しているので、ショートしておらず、ズーム信号は出力されない。
図4(c)は、ズームレバー6をカメラ本体1の上面側から見て時計回りに回動操作した1段目のズーム速度CW1の状態を示す図である。なお、以下では、時計回り及び反時計回りはカメラ本体1の上面側から見た回転方向を示すものとする。図4(c)では、接点ブラシ57の一方の接点は、パターン58aと接触し、他方の接点は、パターン58bと接触しており、この場合、低速ズームでズームインする信号を出力する。
図4(d)は、ズームレバー6をさらに時計回りに回動操作した2段目のズーム速度CW2の状態を示す図である。図4(d)では、接点ブラシ57の一方の接点は、パターン58aと接触し、他方の接点は、パターン58cと接触しており、この場合、高速ズームでズームインする信号を出力する。
図4(e)は、ズームレバー6を反時計回りに回動操作した1段目のズーム速度CCW1の状態を示す図である。図4(e)では、接点ブラシ57の一方の接点は、パターン58aと接触し、他方の接点は、パターン58dと接触しており、この場合、低速ズームでズームアウトする信号を出力する。
図4(f)は、ズームレバー6をさらに反時計回りに回動操作した2段目のズーム速度CCW2の状態を示す図である。図4(f)では、接点ブラシ57の一方の接点は、パターン58aと接触し、他方の接点は、パターン58eと接触しており、この場合、高速ズームでズームアウトする信号を出力する。
次に、図5及び図6を参照して、ズームレバー6とトーションばね54との関係について説明する。
図5は、トップカバーユニット30のズームレバー6近傍の内部構造を示す斜視図であり、必要な部分のみ図示してある。図5では、ズームレバー6は、初期位置の状態にあり、トーションばね54の先端部54b,54cは、弾性部材53の両側面を挟み込んで弾性変形させた状態でズームレバー6のT字引っ掛けリブ6aに引っ掛けられて、電気的に導通している。このように、レバーホルダ56を介さずに、ズームレバー6とトーションばね54とを電気的に導通させることにより、インピーダンスを低くすることができるとともに、レバーホルダ56を非導電性の樹脂部材等で形成することが可能となる。
また、トーションばね54の先端部54b,54cは、トップカバー20の位置決めリブ20bによりズームレバー6を初期位置に保持している。この場合も、レバーホルダ56を介さずに、トーションばね54の先端部54b,54cがズームレバー6のT字引っ掛けリブ6aに直接引っ掛けられているため、初期位置の精度も向上する。
図6は、ズームレバー6を回動操作した際のトーションばね54の動作を説明するための図である。なお、図6は、図2に示した分解斜視図からわかるようにカメラ本体1の底面側から見た図であって、図に示す向きから見ると、ズームレバー6を時計回りに回動操作するとズームレバー6のT字引っ掛けリブ6aは反時計回りに回転することになる。しかしながら、図4における回動操作の方向と整合させるために、図6においても、カメラ本体1の上面側から見た回動方向で説明を行う。
図6(a)は、ズームレバー6が初期位置にある状態を示す図であり、図6(b)は、ズームレバー6を時計回りに回動操作した1段目のズーム速度CW1の状態を示す図である。図6(b)では、ズームレバー6のT字引っ掛けリブ6aによって、トーションばね54の先端部54bがズームレバー6の回動方向に引っ張られて開かれる。
図6(c)は、ズームレバー6をさらに時計回りに回動操作した2段目のズーム速度CW2の状態を示す図である。図6(c)では、ズームレバー6のT字引っ掛けリブ6aによって、トーションばね54の先端部54bがさらに開かれ、トーションばね54の先端部54bにより押圧されて変形していた弾性部材53は元の形状に戻る。このとき、ズームレバー6から指を離しても、弾性部材53がある為、トーションばね54の先端部54bは、弾性部材53に先に衝突して勢いを弱めてから位置決めリブ20bに当接する。これにより、トーションばね54の先端部54bの衝突音やコイル部54aの振動音が軽減される。
なお、図6(d)に示すズームレバー6を反時計回りに回動操作した1段目のズーム速度CCW1の状態、及び図6(e)に示すズームレバー6をさらに反時計回りに回動操作した2段目のズーム速度CCW2の状態の場合も上記同様であるため、説明を省略する。
図7及び図8を参照して、レバーホルダ56のリブ56aによる2段ズームスプリングプレート60のばね部60a,60bの押し込み動作について説明する。
図7は、2段ズームスプリングプレート60近傍の内部構造を示す斜視図である。上述したように、ズームレバー6を回動操作すると、レバーホルダ56のリブ56aも一体に回動して、2段ズームスプリングプレート60のばね部60a,60bを押し込むことができる。
図8(a)は、ズームレバー6が初期位置にある状態を示す図であり、図8(b)は、ズームレバー6を時計回りに回動操作した1段目のズーム速度CW1の状態を示す図である。なお、図8も図6と同様の向きから見た図であるが、図4における回動操作の方向と整合させるために、図8においても、カメラ本体1の上面側から見た回動方向で説明を行う。図8(b)では、レバーホルダ56のリブ56aが2段ズームスプリングプレート60のばね部60aに当接する直前の位置に達している。
図8(c)は、ズームレバー6をさらに時計回りに回動操作した2段目のズーム速度CW2の状態を示す図である。図8(c)では、レバーホルダ56のリブ56aが2段ズームスプリングプレート60のばね部60aを押し込んだ状態となる。このとき、トーションばね54の回動トルクに2段ズームスプリングプレート60のばね部60aの荷重が加わり、回動トルクが上がるとともに、ズーム速度も高速へと変化する。
図8(d)は、ズームレバー6を反時計回りに回動操作した1段目のズーム速度CCW1の状態を示す図である。図8(d)では、レバーホルダ56のリブ56aが2段ズームスプリングプレート60のばね部60bに接触する直前の位置に達している。
図8(e)は、ズームレバー6をさらに反時計回りに回動操作した2段目のズーム速度CCW2の状態を示す図である。図8(e)では、レバーホルダ56のリブ56aが2段ズームスプリングプレート60のばね部60bを押し込んだ状態となる。このとき、トーションばね54の回動トルクに2段ズームスプリングプレート60のばね部60bの荷重が加わり、回動トルクが上がるとともに、ズーム速度も高速へと変化する。
このように、ユーザがズームレバー6を回動操作する際、体感的にズームの回転トルクが変化する為、低速ズームと高速ズームの切り替えタイミングが分かりやすくなる。ここで、レバーホルダ56を樹脂部材で形成することにより、金属製の2段ズームスプリングプレート60のばね部60a,60bとの衝突音を金属同士の衝突音と比較して軽減することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、ズームレバー6が回動位置から初期位置に戻る際に、トーションばね54の先端部54b,54cが弾性部材53に先に衝突して勢いを弱めてから位置決めリブ20bに当接する。また、トーションばね54の先端部54b,54cが位置決めリブ20bに当接した状態では、弾性部材53を弾性的に押圧して変形させるため、コイル部54aが振動しにくくなる。これにより、ズームレバー6の回動操作によって発生するトーションばね54の先端部54b,54cと位置決めリブ20bとの衝突音やコイル部54aの振動音を軽減することができる。
このとき、弾性部材53をボス20aと位置決めリブ20bとの間に配置することで、コイル部54aの振動音をより軽減することができる。
また、本実施形態では、トーションばね54として、チャージすることでコイル部54aの径が大きくなる巻き開くばねを用いている。このため、コイル部54aとトップカバー20のボス20aとのすき間を小さくすることが可能となり、コイル部54aの振動音をより軽減することが可能となる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、2段ズームレバーを例示したが、1段ズームレバーに適用してもよい。
また、上記実施形態では、デジタルカメラのズームレバーに適用した場合を説明したが、その他の機能の操作に用いる、中立位置から予め決められた回転角度の間で回動操作が可能な回動操作部材に適用しても構わない。例えば、記録媒体に記録された複数の画像のうちの1つを画像表示部に表示させる再生モードにおいて、表示させる画像を次の画像に変更する画像送り操作に用いる回動操作部材に適用しても構わない。
また、上述した画像送り操作のような、撮像装置以外の電子機器でも実行可能な機能の操作に用いる回動操作部材にも適用可能である。このため、中立位置から予め決められた回転角度の間で回動操作が可能な回動操作部材を有する電子機器であれば本発明を適用することができる。
6 ズームレバー
20a ボス
20b 位置決めリブ
53 弾性部材
54 トーションばね
54a コイル部
54b,54c 一対の先端部
56 レバーホルダ

Claims (4)

  1. 外装カバーと、
    前記外装カバーに回動可能に組み付けられる回動操作部材と、
    前記回動操作部材の回動によって前記外装カバーに対する位置が変化しないボスに嵌め込まれるコイル部、及び前記コイル部から延出して前記回動操作部材に設けられた掛止部に対して前記回動操作部材の回動方向に挟むように掛止される一対の先端部を有し、前記回動操作部材を回動位置から初期位置へ戻すための力を発生させるトーションばねと、
    前記トーションばねの前記一対の先端部に挟まれる位置に配置され、前記回動操作部材を初期位置に位置決めする位置決め部と、
    前記位置決め部により前記回動操作部材が初期位置に位置決めされた際に、前記トーションばねの前記一対の先端部に挟み込まれて弾性変形する弾性部材と、を備え
    前記トーションばねは、前記一対の先端部の間の幅を広げることで前記コイル部の径が大きくなるばねであり、
    前記弾性部材は、前記位置決め部よりも前記コイル部に近い位置に配置され、前記回動操作部材が回動位置にあるときに前記トーションばねの前記一対の先端部のいずれか一方と当接していることを特徴とする電子機器。
  2. 前記トーションばねの前記一対の先端部を前記回動操作部材の前記掛止部に掛止させることで、前記トーションばねと前記回動操作部材とを電気的に導通させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記回動操作部材を保持して前記回動操作部材と一体に回動するホルダをさらに有し、前記ホルダは、樹脂部材で形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記トーションばねの前記一対の先端部は、前記回動操作部材が回動位置から前記初期位置へ戻る際に、前記位置決め部よりも先に両方が前記弾性部材に当接し、前記弾性部材を弾性変形させてから両方が前記位置決め部に当接することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器。
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