JP5682180B2 - 検査装置、検査システム及びプログラム - Google Patents

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本発明は、画像処理装置、画像処理システム及びプログラムに関する。
下記、特許文献1には、媒体(例えば、紙媒体)の表面の像を示す画像を予め登録された画像と比較することによって、当該媒体の真贋を判定する装置が開示されている。
特開2005−038389号公報
本発明の目的は、画像読取手段によって媒体の表面から読み取られた第1の媒体画像に含まれる或る領域の画像、に対応する画像の、画像読取手段によって第1の媒体画像とは別に上記媒体の表面から読み取られた第2の媒体画像における位置を特定することである。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、画像読取手段が媒体の表面から読み取った第1の媒体画像に含まれる第1領域の画像を取得する取得手段と、画像読取手段が前記第1の媒体画像とは別に前記媒体の表面から読み取った第2の媒体画像を取得する手段と、前記第2の媒体画像に含まれる、前記取得手段により取得された前記第1領域の画像に対応する画像、の位置を特定する位置特定手段と、を含む画像処理装置である。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記第1領域の位置と、前記位置特定手段により特定された位置と、のずれを示すずれ情報を出力する出力手段をさらに含むことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、利用者による前記第1領域を指定するための操作を受け付ける受付手段をさらに含み、前記取得手段は、利用者によって指定された前記第1領域の画像を取得することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかの発明において、前記第2の媒体画像に含まれる前景に係る画素である前景画素を特定する特定手段と、前記取得手段により取得された前記第1領域の画像から前記特定手段により特定された前記前景画素に応じた位置の画素が除外された画像、に基づく第1情報を取得する第1情報取得手段と、前記第2の媒体画像に含まれる複数の第2領域の各々について、当該第2領域の画像から前記特定手段により特定された前記前景画素に応じた位置の画素が除外された画像、に基づく第2情報を取得する第2情報取得手段と、前記第1情報と、各第2領域について取得された第2情報の各々と、を比較する比較手段と、をさらに含み、前記位置特定手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて選択される一の第2領域の位置を特定することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記第1媒体画像に含まれる前景に係る画素である第1前景画素を特定する手段をさらに含み、前記特定手段は、前記第2媒体画像に含まれる前景に係る前記前景画素である第2前景画素を特定し、前記第1情報取得手段は、前記第1領域の画像から前記第1前景画素及び前記第2前景画素のそれぞれに応じた位置の画素が除外された画像、に基づく前記第1情報を取得し、前記第2領域の画像から前記第1前景画素及び前記第2前景画素のそれぞれに応じた位置の画素が除外された画像、に基づく前記第2情報を取得すること、を特徴とする。
また、上記課題を解決するための請求項6の発明は、画像読取手段が媒体の表面から読み取った第1の媒体画像に含まれる第1領域の画像を取得する取得手段、画像読取手段が前記第1の媒体画像とは別に前記媒体の表面から読み取った第2の媒体画像を取得する手段、及び前記第2の媒体画像に含まれる、前記取得手段により取得された前記第1領域の画像に対応する画像、の位置を特定する位置特定手段、としてコンピュータを機能させるプログラムである。
また、上記課題を解決するための請求項7の発明は、画像読取手段が媒体の表面から読み取った第1の媒体画像を取得する第1媒体画像取得手段と、画像読取手段が前記第1の媒体画像とは別に前記媒体の表面から読み取った第2の媒体画像を取得する第2媒体画像取得手段と、前記第2の媒体画像に含まれる第1領域の画像を取得する取得手段と、前記第2の媒体画像に含まれる、前記取得手段により取得された前記第1領域の画像に対応する画像、の位置を特定する位置特定手段と、を含む画像処理システムである。
請求項1、請求項6、請求項7の発明によれば、画像読取手段によって媒体の表面から読み取られた第1の媒体画像に含まれる或る領域の画像、に対応する画像の、画像読取手段によって第1の媒体画像とは別に上記媒体の表面から読み取られた第2の媒体画像における位置を特定することができる。
請求項2の発明によれば、位置を特定する基準となる模様が印刷された媒体(例えば、テストチャート)を用いなくても、画像読取手段による画像の読み取り時に生じた歪みを検出することができる。
請求項3の発明によれば、ユーザによって指定された領域の画像に対応する画像の、第2媒体画像における位置を特定することができる。
請求項4、請求項5の発明によれば、上記領域の画像に対応する画像の第2媒体の画像における位置を、本構成を有しない場合に比較してより正確に特定することができる。
本発明の一実施形態に係る画像処理システムの構成の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理システムにて実現される機能群を例示する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第1原稿画像を例示する図である。 第1ブロック領域について説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理システムにて実現される機能群を例示する機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る第2原稿画像を例示する図である。 本発明の一実施形態に係る比較対象画像の取得方法について説明するための図である。 第1マスク画像の生成方法を示す図である。 第2マスク画像の生成方法を示す図である。
以下、本発明の実施形態の例について図面に基づき詳細に説明する。
[画像処理システム]
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理システム1の構成の例を示す図である。同図に示すように、画像処理システム1は、複数の画像処理装置2と、データベース4と、を含む。画像処理装置2は、例えばスキャナ機能を備えたプリンタであり、データベース4は、例えばデータベースサーバである。各画像処理装置2は、データベース4とネットワークを介して通信可能に接続されている。
[画像処理装置]
図2は、画像処理装置2のハードウェア構成の例を示す図である。同図に示すように、画像処理装置2は、制御部6と、主記憶8と、ハードディスク10と、表示部12と、操作入力部14と、ネットワークインタフェース16(以下、ネットワークIF16と記載する)と、スキャナ18と、を含む。また、ここでは図示していないが、画像処理装置2は、紙媒体に画像を形成する画像形成部なども含む。
制御部6は、例えばマイクロプロセッサであり、主記憶8に記憶されるプログラムに従って情報処理を実行する。
主記憶8は、例えばRAMである。主記憶8には上記プログラムが格納される。このプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD(登録商標)−ROM、磁気テープ、ハードディスク、MO、MD、ICカード等のコンピュータ読取可能な情報記憶媒体から読み出されて主記憶8に格納されてもよいし、インターネットなどの通信ネットワーク等の通信網から供給されて主記憶8に格納されてもよい。
また、主記憶8には情報処理の過程で必要となる各種データも格納される。
ハードディスク10は、補助記憶装置として用いられる記憶媒体であり、各種情報が格納される。ハードディスク10の記憶内容については後述する。
表示部12は、例えば画像処理装置2の側面に設けられた液晶ディスプレイであり、制御部6から出力される情報を表示する。
操作入力部14は、ユーザが操作入力を行うためのインタフェースであり、ユーザの操作内容を示す信号を制御部6に出力する。
ネットワークIF16は、画像処理装置2をネットワークと接続するためのインタフェースであり、例えば、ネットワークインタフェースカードである。ネットワークIF16は、ネットワークから受信した情報を制御部6に出力したり、制御部6から出力される情報をネットワークに送信したりする。
スキャナ18は、コンタクトガラス上に置かれた原稿の表面の像を示す原稿画像を制御部6に出力する。このスキャナ18では、ユーザ自身が原稿をコンタクトガラス上に置くか、又は、自動原稿送り装置(Auto Document Feeder)に原稿をコンタクトガラス上へ搬送させるか、をユーザが選択できるようになっている。以下、ユーザ自身が原稿をコンタクトガラス上に置く方式を手動スキャン方式と呼び、自動紙送り装置に原稿を搬送させる方式を自動スキャン方式と呼ぶ。
[画像処理システムの利用形態]
画像処理システム1は、例えば、画像処理装置2の設置や保守点検、修理などを行う技術者(以下、「サービスマン」と記載する)によって利用される。サービスマンは、原稿の表面の像の登録を行う。具体的には、サービスマンは、例えば白紙の原稿(以下、原稿Aと記載する)の登録を指示する登録指示操作を行って、原稿Aを登録用の画像処理装置2(例えば、図1の左から一番目の画像処理装置2)にスキャンさせる。こうすることにより、サービスマンは、原稿Aを構成する繊維によって原稿Aの表面に形成された固有の紋様を画像処理システム1に登録する。例えば、本実施形態では、原稿Aを構成する紙の繊維によって原稿Aの表面に形成された紋様(以下、紙指紋と呼ぶ)を画像処理システム1に登録する。
なお、通常、サービスマンは、手動スキャン方式で原稿Aをスキャンさせる。但し、登録用の画像処理装置2の自動原稿送り装置の性能がよい場合、自動スキャン方式で原稿Aをスキャンさせることもある。
こうして、原稿Aの紙指紋を登録したサービスマンは、顧客の依頼等があったときなどに、顧客の画像処理装置2(例えば、図1の左から二番目の画像処理装置2)のメンテナンスを行う。メンテナンスの際には、サービスマンは、顧客の画像処理装置2の現在の性能を検査するために性能検査を指示する性能検査指示操作を行う。性能検査指示操作を行うことにより、サービスマンは、自動スキャン方式で、原稿Aを顧客の画像処理装置2にスキャンさせる。その結果、予め登録された原稿Aの紙指紋と、顧客の画像処理装置2によって読み取られた原稿Aの原稿画像と、が比較され、この比較結果から顧客の画像処理装置2の現在の性能が検査される。
なお、サービスマンは、原稿Aの紙指紋の登録をメンテナンスに先立って行うのではなく、メンテナンスの際に顧客の画像処理装置2を用いて原稿Aの紙指紋の登録を行う場合もある。但し、この場合、サービスマンは、紙指紋の登録に手動スキャン方式を用いることになる。
[機能ブロックその一]
図3は、サービスマンが原稿Aに関して登録指示操作を行った場合に、画像処理システム1にて実現される機能群を例示する機能ブロック図である。同図に示す機能群は、登録指示操作を受け付けた画像処理装置2(以下、「第1の画像処理装置」と記載する)の制御部6が、上記プログラムに従って動作することによって、実現される。
[第1原稿画像取得部]
第1原稿画像取得部20は、第1の画像処理装置のスキャナ18が読み取った原稿Aの表面の像を示す第1原稿画像を取得する。
図4は、第1原稿画像を例示する図である。第1原稿画像は複数の画素を含む。各画素の位置は、その画素のX座標値及びY座標値によって表される。
第1原稿画像には、原稿Aに固有の紙指紋が含まれる。また、原稿Aが自動スキャン方式でスキャンされた場合、場合によっては、第1原稿画像には、前景画素が含まれる。ここで、本実施形態の場合、前景画素とは、前景に係る画素であり、具体的には、原稿Aの搬送時に原稿Aに付着したゴミ等の異物に起因して第1原稿画像に表れた前景に係る画素である。符号30により指し示されている部分が前景を示している。同図に示すように、前景30のX座標値及びY座標値は、それぞれ、XA、YAとなっている。なお、前景画素以外の画素に係る画像が、背景の画像となる。背景の画像には、紙指紋が含まれる。
ハードディスク10には、複数の第1ブロック領域の各々の範囲を示す座標(以下、座標範囲と記載する)が予め記憶されている。図5は、第1ブロック領域について説明するための図である。本実施形態の場合、48個の第1ブロック領域が予め定められている。縦の点線及び横の点線に囲まれる領域が第1ブロック領域を示している。各第1ブロック領域は、同じサイズを有するように設定された矩形形状の領域であり、各第1ブロック領域の座標範囲がハードディスク10に予め記憶されている。各第1ブロック領域の位置は、その第1ブロック領域の代表点の座標値により表される。ここでは、第1ブロック領域の代表点とは、第1ブロック領域の左下の頂点である。例えば、X軸方向の範囲が「X3以上X4以下」であり、Y軸方向の範囲が「Y3以上Y4以下」である第1ブロック領域31の位置のX座標値及びY座標値は、それぞれ、「X3」、「Y4」となる。
なお、以下、左からN番目の列に位置し、且つ、上からM番目の行に位置する第1ブロック領域を、第1ブロック領域(N、M)と記載する。
[登録部]
登録部22は、第1原稿画像から各第1ブロック領域の画像を切り出し、各第1ブロック領域の位置と対応付けてデータベース4に登録する。以下、第1ブロック領域(N、M)の画像のことを第1ブロック画像(N、M)と記載する。
[機能ブロックその二]
図6は、サービスマンが性能検査指示操作を行った場合に、画像処理システム1にて実現される機能群を例示する機能ブロック図である。同図に示す機能群は、性能検査指示操作を受け付けた画像処理装置2(以下、「第2の画像処理装置」と記載する)の制御部6が、上記プログラムに従って動作することによって、実現される。なお、第1の画像処理装置と第2の画像処理装置とは同一であってよい。
[第2原稿画像取得部]
第2原稿画像取得部40は、第2の画像処理装置のスキャナ18が原稿Aを搬送しながら原稿Aの表面から読み取った画像、を示す第2原稿画像を取得する。
図7は、第2原稿画像を例示する図である。第2原稿画像も、第1原稿画像と同様に複数の画素を含み、各画素の位置は、その画素のX座標値及びY座標値によって表される。
第2原稿画像にも、原稿Aに固有の紙指紋が含まれる。また、場合によっては、第2原稿画像に、上記前景画素が含まれる。符号32により指し示されている部分が前景を示している。同図に示すように、前景32のX座標値及びY座標値は、それぞれ、XB、YBとなっている。
以下、第1原稿画像が第1の媒体画像に相当し、第2原稿画像が第2の媒体画像に相当することとして説明を続けるが、第1原稿画像が第2の媒体画像に相当し、第2原稿画像が第1の媒体画像に相当していてもよい。
ハードディスク10には、第1ブロック領域の各々に対応する複数の第2ブロック領域の座標範囲が記憶されている。本実施形態の場合、48個の第2ブロック領域が予め定められている。各第2ブロック領域は、それぞれ同じサイズを有する矩形形状の領域であり、その第2ブロック領域に対応する第1ブロック領域を含む。図7に示す第2ブロック領域33は、第1ブロック領域31に対応する第2ブロック領域であり、X軸方向の座標範囲が「X3以上Xa以下」であり且つY軸方向の座標範囲が「Y3以上Ya以下」となっている。同図を見てもわかるように、第2ブロック領域33は、第1ブロック領域31を含んでいる。各第2ブロック領域の位置は、その第2ブロック領域の代表点の座標値により表される。ここでは、第2ブロック領域の代表点とは、第2ブロック領域の左下の頂点である。例えば、第2ブロック領域33の位置のX座標値及びY座標値は、それぞれ、「X3」、「Ya」となる。
なお、以下、第1ブロック領域(N、M)に対応する第2ブロック領域を、第2ブロック領域(N、M)と記載する。なお、第2ブロック領域(N、M)は、左からN番目の列に位置し、且つ、上からM番目の行に位置する第2ブロック領域でもある。
[比較対象画像取得部]
比較対象画像取得部42は、第2原稿画像に含まれる、比較の対象となる比較対象画像を生成する。
具体的には、比較対象画像取得部42は、第2原稿画像から、第2ブロック領域を順次切り出すことによって、各第2ブロック領域の画像(以下、第2ブロック画像)を生成する。ここでは、比較対象画像取得部42は、最初に第2ブロック領域(1、1)の画像を生成した後、比較部54からの指示に応じて、次の第2ブロック領域の画像を生成する。
以下、第2ブロック領域(N、M)の画像を第2ブロック画像(N、M)と記載する。
また、比較対象画像取得部42は、第2ブロック画像が取得されるごとに、当該第2ブロック画像Xから複数の比較対象画像を生成する。
図8は、比較対象画像の取得方法について説明するための図である。図8において符号70で指し示される画像は、第2ブロック画像Xを示している。ここでは、符号70で指し示される第2ブロック画像Xが第2ブロック領域33(図7参照)の画像である場合を例に取り上げている。また、点線で示される領域72A(図8の(A)参照)、72B(図8の(B)参照)、72C(図8の(C)参照)、72D(図8の(D)参照)、は、それぞれ、比較対象領域を示している。ここで、各比較対象領域は、第2ブロック領域Xに含まれる領域であり、その座標範囲がハードディスク10に予め記憶されている。また、各比較対象領域は、第1ブロック領域と同一サイズ及び同一形状を有している。
比較対象領域の位置は、比較対象領域の代表点の座標値により表される。ここでは、比較対象領域の代表点とは、比較対象領域の左下の頂点である。例えば、比較対象領域72Aの位置のX座標値及びY座標値は、上述のように、比較対象領域のサイズ及び形状が第1ブロック領域と同じであるから、それぞれ、「X3」、「Y3」となる(図5及び図8の(A)参照)。
比較対象画像取得部42は、第2ブロック画像が取得されるごとに、取得された第2ブロック画像Xから、比較対象領域72Aの画像である比較対象画像74A(図8の(A)参照)、比較対象領域72Bの画像である比較対象画像74B(図8の(B)参照)、比較対象領域72Cの画像である比較対象画像74C(図8の(C)参照)、及び比較対象領域72Dの画像である比較対象画像74D(図12の(D)参照)、の各々を順番に生成する。より詳しくは、比較対象画像取得部42は、最初に比較対象画像74Aを生成した後、比較部54からの指示に応じて、次の比較対象画像を生成する。
なお、以下、比較対象画像74A、比較対象画像74B、比較対象画像74C、及び比較対象画像74D、を総称して、「比較対象画像」と記載する場合がある。
[基準画像取得部]
基準画像取得部44は、第1原稿画像に含まれる基準画像を取得する。ここで、基準画像とは、画像処理装置2の性能を検査する際の基準となる画像である。
具体的には、基準画像取得部44は、データベース4に格納された第1ブロック画像のそれぞれを基準画像として順番に読み出す。より詳しくは、基準画像取得部44は、最初に第1ブロック画像(1、1)を基準画像として読み出した後、比較部54からの指示に応じて、次の第1ブロック画像(すなわち、次の基準画像)を読み出す。
[第1前景画素特定部]
第1前景画素特定部46は、第1原稿画像に含まれる上記前景画素である第1前景画素を特定する。
本実施形態の場合、第1前景画素特定部46は、基準画像が取得されるごとに、取得された基準画像Xについて第1前景画素を特定する。すなわち、第1前景画素特定部46は、第1前景画素の位置を特定する。
具体的には、第1前景画素特定部46は、基準画像Xのうちから予め設定された基準値以上の画素値(濃度値)を有する画素を第1前景画素として特定する。ここで、上記基準値は、第1原稿画像に含まれる全画素数に対する、第1原稿画像に含まれる上記基準値以上の画素値を有する画素の画素数の割合が、所定割合以下になるように設定されている。例えば基準画像Xが第1ブロック領域31の第1ブロック画像(4、4)である場合(図5参照)、前景30の座標値(XA、YA)が、第1前景画素の座標値として特定されることになる。
なお、本実施形態の場合、基準画像が第1原稿画像から取得されるので、第1前景画素特定部46は、第1原稿画像に含まれる前景画素を特定していることになる。
[第2前景画素特定部]
第2前景画素特定部48は、第2原稿画像に含まれる上記前景画素である第2前景画素を特定する。
本実施形態の場合、比較対象画像が第2原稿画像から取得されるので、第2前景画素特定部48は、比較対象画像が取得されるごとに、取得された比較対象画像Xについて第2前景画素を特定する。すなわち、第2前景画素特定部48は、第2前景画素の位置を特定する。
具体的には、第2前景画素特定部48は、比較対象画像Xのうちから予め定められた基準値以上の画素値(濃度値)を有する画素を第2前景画素として特定する。ここで、上記基準値は、第2原稿画像に含まれる全画素数に対する、第2原稿画像に含まれる上記基準値以上の画素値を有する画素の画素数の割合が、所定割合以下になるように設定されている。例えば比較対象画像Xが第2ブロック領域33の画像(図7参照)から生成された比較対象画像である場合、前景32の座標値(XB、YB)が、第2前景画素の座標値として特定されることになる。
なお、本実施形態の場合、比較対象画像が第2原稿画像から取得されるので、第2前景画素特定部48は、第2原稿画像に含まれる前景画素を特定していることになる。
ところで、以上では、第2原稿画像から比較対象画像が生成され、第1原稿画像から基準画像が生成されているが、第1原稿画像から比較対象画像が生成され、第2原稿画像から基準画像が生成されてもよい。すなわち、比較対象画像取得部42が、第1原稿画像から比較対象画像を生成し、基準画像取得部44が第2原稿画像から基準画像を生成するようにしてもよい。
[基準情報取得部]
基準情報取得部50は、基準画像取得部44よって取得された基準画像から、第1画素(後述)と、第2画素(後述)と、を除外した第1マスク画像、に基づく基準情報を生成する。
本実施形態の場合、基準情報取得部50は、基準画像が取得されるごとに、取得された基準画像Xから上記第1画素と上記第2画素とを除外した上記第1マスク画像を、上記基準情報として生成する。
[比較対象情報取得部]
また、比較対象情報取得部52は、比較対象画像取得部42によって取得された比較対象画像から上記第1画素と上記第2画素とを除外した第2マスク画像に基づく比較対象情報を生成する。
本実施形態の場合、比較対象情報取得部52は、比較対象画像が取得されるごとに、取得された比較対象画像Xから上記第1画素と上記第2画素とを除外した上記第2マスク画像を、上記比較対象情報として生成する。
ここで、第1画素とは、第1前景画素特定部46によって特定された第1前景画素の座標値(Xα、Yα)が示す位置に応じた位置の画素であり、例えば、基準画像X及び比較対象画像Xの左端から右に「Xα−Xβ」離れ、且つ、基準画像X及び比較対象画像Xの上端から下に「Yα−Yβ」離れている位置の画素である。ここで、「Xβ」は基準画像Xの左端のX座標値であり、「Yβ」は基準画像Xの上端のY座標値である。例えば、基準画像Xが第1ブロック領域31(図5参照)の第1ブロック画像(4、4)である場合、前景30のX座標値「XA」及びY座標値「YA」がそれぞれ「Xα」及び「Yα」に相当し、且つ、基準画像Xの左端のX座標値「X3」及び基準画像Xの上端のY座標値「Y3」がそれぞれ「Xβ」及び「Yβ」に相当する。よって、左端から右に「XA−X3」離れ、且つ、上端から下に「YA−Y3」離れている位置の画素が、第1画素列となる。
また、第2画素とは、第2前景画素特定部48によって特定された第2前景画素の座標値(Xγ、Yγ)が示す位置に応じた位置の画素であり、例えば、基準画像X及び比較対象画像Xの左端から右に「Xγ−Xδ」離れ、且つ、基準画像X及び比較対象画像Xの上端から下に「Yγ−Yδ」離れている位置の画素である。ここで、「Xγ」は比較対象画像Xの左端のX座標値であり、「Yγ」は比較対象画像Xの上端のY座標値である。例えば、比較対象画像Xが比較対象画像74A(図8の(A)参照)である場合、前景32のX座標値「XB」及びY座標値「YB」(図7参照)がそれぞれ「Xα」及び「Yα」に相当し、且つ、比較対象画像Xの左端のX座標値「X3」及び基準画像Xの上端のY座標値「Y3」がそれぞれ「Xβ」及び「Yβ」に相当する。よって、左端から右に「XB−X3」離れ、且つ、上端から下に「YB−Y3」離れている位置の画素が、第2画素列となる。
図9Aは、第1マスク画像の生成方法を示す図であり、図9Bは、第2マスク画像の生成方法を示す図である。ここで、符号76で指し示される画像は、基準画像Xを示し、符号78で指し示される画像は、比較対象画像Xを示している。ここでは、符号76で指し示される基準画像Xが第1ブロック領域31の第1ブロック画像(4、4)であり(図5参照)、符号78で指し示される比較対象画像Xが比較対象画像74A(図8の(A)参照)である場合を例に取り上げる。
この場合、図9Aに示すように、符号76で指し示される基準画像Xから、左端から右に「XA−X3」離れ且つ上端から下に「YA−Y3」離れた位置の第1画素80と、左端から右に「XB−X3」離れ且つ上端から下に「YB−Y3」離れた位置の第2画素82と、が除外されて第1マスク画像84が基準情報として生成される。同様に、図9Bに示すように、符号78で指し示される比較対象画像Xから、画素列80と第2画素82とが除外されて、第2マスク画像86が照合対象情報として生成される。
なお、基準情報取得部50は、こうして生成した第1マスク画像に基づいて、基準情報を生成してもよい。例えば、基準情報取得部50は、第1マスク画像の特徴ベクトルを、基準情報として生成してよい。また、比較対象情報取得部52は、こうして生成した第2マスク画像に基づいて、比較対象情報を生成してもよい。例えば、比較対象情報取得部52は、第2マスク画像の特徴ベクトルを、比較対象情報として生成してよい。
[比較部]
比較部54は、基準情報取得部50によって取得された基準情報と、比較対象情報取得部52によって取得された比較対象情報と、を比較する。本実施形態の場合、第1マスク画像と、第2マスク画像と、を比較する。
具体的には、比較部54は、下記の数式に従って、第1マスク画像と第2マスク画像との類似度を示す相関値を算出する。
Figure 0005682180
Figure 0005682180
ここで、Fは第1マスク画像であり、Gは第2マスク画像であり、fは第1マスク画像の個々の画素の画素値であり、Nは第1マスク画像(第2マスク画像)の総画素数であり、gは第2マスク画像の個々の画素の画素値であり、faveは第1マスク画像の個々の画素値の平均値であり、gaveは第2マスク画像の個々の画素値の平均値である。
なお、本実施形態の場合、比較部54は、相関値を算出するごとに、次の比較対象画像の取得を比較対象画像取得部42に指示する。
また、本実施形態の場合、比較部54は、相関値をL(ここではL=4)回算出するごとに、次の第1ブロック画像(すなわち、次の基準画像)の取得を基準画像取得部44に指示するとともに次の第2ブロック画像の取得を比較対象画像取得部42に指示する。ここで「L」は、一つの第2ブロック画像から生成される比較対象画像の数である。
こうして、基準画像及び第2ブロック画像が取得されるごとに、取得された基準画像Xの第1マスク画像と、取得された第2ブロック画像Xから生成される比較対象画像74A〜74Cの各々の第2マスク画像と、の相関値が算出される。
[選択部]
選択部56は、基準画像Xの第1マスク画像と、比較対象画像74A,74B,74C,74Dの各々の第2マスク画像と、の比較結果(すなわち、相関値)に基づいて、比較対象領域72A,72B,72C,72Dのうちの一を選択する。本実施形態の場合、選択部56は、最大の相関値が得られたときの比較対象画像を含む比較対象領域(以下、「比較対象領域MAX」と記載する)を選択するとともに、比較対象領域MAXの位置を特定する。比較対象領域MAXの画像が、基準画像Xに対応する画像となる。
[ずれ情報生成部]
そして、ずれ情報生成部58は、比較対象領域MAXの位置と、基準画像Xを含む第1ブロック領域Xの位置と、のずれを示すずれ情報を生成し、出力する。本実施形態の場合、ずれ情報生成部58は、第1ブロック領域Xの位置から比較対象領域MAXの位置までの方向ベクトルDを算出する。例えば、第1ブロック領域Xが第1ブロック領域31(図5参照)であり、且つ、比較対象領域MAXが比較対象領域72A(図8の(A)参照)である場合、第1ブロック領域31の位置と比較対象領域72Aの位置とは同じなので、方向ベクトルDの大きさは「0」になる。
こうして生成されたずれ情報は、第2の画像処理装置の自動紙送り装置の性能検査に供される。例えば、ずれ情報は、自動紙送り装置のアライメント特性(例えば、スキュー特性、直線性、平行度、レジストレーション)の測定に供される。なお、ずれ情報(方向ベクトルD)によって示されるずれの大きさが基準値以上である場合に、警告メッセージが出力されてもよい。
なお、本発明の実施形態は上記実施形態だけに限らない。
例えば、サービスマンが、手動スキャン方式で原稿Aの紙指紋を登録する場合、自動紙送り装置によって原稿Aが搬送されるということがないので、自動紙送り装置による搬送時に原稿Aの表面にゴミが付着するような事態が発生しなくなる。このような場合に鑑み、第1前景画素特定部46が省略されてもよい。この場合、基準画像から第2画素だけを除外した画像が第1マスク画像に相当し、比較対象画像から第2画素だけを除外した画像が第2マスク画像に相当することとなる。
また、以上では、原稿Aが白紙である場合の実施形態について説明したが、原稿Aは白紙でなくてもよい。例えば、原稿Aは、文字や画像(以下、「文字等」と記載する)が印刷された原稿であってもよい。この場合、第1原稿画像や第2原稿画像に含まれる文字等に係る部分も「前景」に相当することとなる。
また、例えば、サービスマンは、第1ブロック領域を指定するための指定操作を行うことにより、所望の第1ブロック領域を指定してもよい。例えば、サービスマンは、指定操作を行って、所望の第1ブロック領域の位置を入力する。そして、基準画像取得部44が、入力された位置に対応付けられた基準画像を読み出し、比較対象画像取得部42が、サービスマンによって指定された第1ブロック領域に対応する第2ブロック領域から第2ブロック画像を取得するとともに、当該第2ブロック画像から比較対象画像を取得すればよい。
また、例えば、第1原稿画像及び第2原稿画像の両方が、手動スキャン方式で原稿Aの表面から読み取られた画像であってもよい。
1 画像処理システム、2 画像処理装置、4 データベース、6 制御部、8 主記憶、10 ハードディスク、12 表示部、14 操作入力部、16 ネットワークインタフェース、18 スキャナ、20 第1原稿画像取得部、22 登録部、30,32 前景、31 第1ブロック領域、33 第2ブロック領域、40 第2原稿画像取得部、42 比較対象画像取得部、44 基準画像取得部、46 第1前景画素特定部、48 第2前景画素特定部、50 基準情報取得部、52 比較対象情報取得部、54 比較部、56 選択部、58 ずれ情報生成部、70 第2ブロック画像、72A,72B,72C,72D 比較対象領域、74A,74B,74C,74D、78 比較対象画像、76 基準画像、80 第1画素、82 第2画素、84 第1マスク画像、86 第2マスク画像。

Claims (8)

  1. 第1の画像読取手段が媒体の表面から読み取った第1の媒体画像を、複数の矩形形状からなるブロック領域化し、当該複数のブロック領域から第1のブロック領域の画像を取得する第1の取得手段と、
    第2の画像読取手段が前記第1の媒体画像とは別に前記媒体の表面から読み取った第2の媒体画像を、複数の矩形形状からなるブロック領域化し、当該複数のブロック領域から第2のブロック領域の画像を取得する第2の取得手段と、
    前記第2のブロック領域の画像に含まれる、前記第1の取得手段により取得された前記第1のブロック領域の画像に対応する画像、の位置を特定する位置特定手段と、
    前記第1のブロック領域の画像の位置と、前記位置特定手段により特定された位置と、のずれを示すずれ情報を出力する出力手段と、
    前記ずれ情報を用いて前記第2の画像読取手段を有する画像処理装置の特性を測定する測定手段と、
    を含む検査装置。
  2. 第1の画像読取手段が媒体の表面から読み取った第1の媒体画像を、複数の矩形形状からなるブロック領域化し、当該複数のブロック領域から第1のブロック領域の画像を取得する第1の取得手段と、
    第2の画像読取手段が前記第1の媒体画像とは別に前記媒体の表面から読み取った第2の媒体画像を、複数の矩形形状からなるブロック領域化し、当該複数のブロック領域から第2のブロック領域の画像を取得する第2の取得手段と、
    前記第2のブロック領域の画像に含まれる、前記第1の取得手段により取得された前記第1のブロック領域の画像に対応する画像、の位置を特定する位置特定手段と、
    前記第1のブロック領域の位置と、前記位置特定手段により特定された位置と、のずれを示すずれ情報を出力する出力手段と、
    前記ずれ情報の示すずれの大きさに応じて、前記第2の画像読取手段を有する画像処理装置に関する警告を出力する警告出力手段と、
    を含む検査装置。
  3. 利用者による前記第1のブロック領域を指定するための操作を受け付ける受付手段をさらに含み、
    前記取得手段は、
    利用者によって指定された前記第1のブロック領域の画像を取得すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の検査装置。
  4. 前記第2の媒体画像に含まれる前景に係る画素である前景画素を特定する特定手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記第1のブロック領域の画像から前記特定手段により特定された前記前景画素に応じた位置の画素が除外された画像、に基づく第1情報を取得する第1情報取得手段と、
    前記第2の媒体画像に含まれる複数の第2のブロック領域の画像の各々について、当該第2のブロック領域の画像から前記特定手段により特定された前記前景画素に応じた位置の画素が除外された画像、に基づく第2情報を取得する第2情報取得手段と、
    前記第1情報と、各第2のブロック領域の画像について取得された第2情報の各々と、を比較する比較手段と、をさらに含み、
    前記位置特定手段は、
    前記比較手段の比較結果に基づいて選択される一の第2のブロック領域の位置を特定すること、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の検査装置。
  5. 前記第1媒体画像に含まれる前景に係る画素である第1前景画素を特定する手段をさらに含み、
    前記特定手段は、
    前記第2媒体画像に含まれる前景に係る前記前景画素である第2前景画素を特定し、
    前記第1情報取得手段は、
    前記第1のブロック領域の画像から前記第1前景画素及び前記第2前景画素のそれぞれに応じた位置の画素が除外された画像、に基づく前記第1情報を取得し、
    前記第2のブロック領域の画像から前記第1前景画素及び前記第2前景画素のそれぞれに応じた位置の画素が除外された画像、に基づく前記第2情報を取得すること、
    を特徴とする請求項4に記載の検査装置。
  6. 第1の画像読取手段が媒体の表面から読み取った第1の媒体画像を、複数の矩形形状からなるブロック領域化し、当該複数のブロック領域から第1のブロック領域の画像を取得する第1の取得手段、
    第2の画像読取手段が前記第1の媒体画像とは別に前記媒体の表面から読み取った第2の媒体画像を、複数の矩形形状からなるブロック領域化し、当該複数のブロック領域から第2のブロック領域の画像を取得する第2の取得手段、
    前記第2のブロック領域の画像に含まれる、前記第1の取得手段により取得された前記第1のブロック領域の画像に対応する画像、の位置を特定する位置特定手段、
    前記第1のブロック領域の画像の位置と、前記位置特定手段により特定された位置と、のずれを示すずれ情報を出力する出力手段、
    前記ずれ情報を用いて前記第2の画像読取手段を有する画像処理装置の特性を測定する測定手段、
    としてコンピュータを機能させるプログラム。
  7. 第1の画像読取手段が媒体の表面から読み取った第1の媒体画像を、複数の矩形形状からなるブロック領域化し、当該複数のブロック領域から第1のブロック領域の画像を取得する第1取得手段、を有する第1の画像処理装置と、
    第2の画像読取手段が前記第1の媒体画像とは別に前記媒体の表面から読み取った第2の媒体画像を、複数の矩形形状からなるブロック領域化し、当該複数のブロック領域から第2のブロック領域の画像を取得する第2取得手段と、
    前記第2のブロック領域の画像に含まれる、前記第1の取得手段により取得された前記第1のブロック領域の画像に対応する画像、の位置を特定する位置特定手段と、
    前記第1のブロック領域の画像の位置と、前記位置特定手段により特定された位置と、のずれを示すずれ情報を出力する出力手段と、
    前記ずれ情報を用いて前記第2の画像読取手段を有する画像処理装置の特性を測定する測定手段と、
    を有する第2の画像処理装置と、
    を含むことを特徴とする検査システム。
  8. 第1の画像読取手段が媒体の表面から読み取った第1の媒体画像を、複数の矩形形状からなるブロック領域化し、当該複数のブロック領域から第1のブロック領域の画像を取得する第1の取得手段、
    第2の画像読取手段が前記第1の媒体画像とは別に前記媒体の表面から読み取った第2の媒体画像を、複数の矩形形状からなるブロック領域化し、当該複数のブロック領域から第2のブロック領域の画像を取得する第2の取得手段、
    前記第2のブロック領域の画像に含まれる、前記第1の取得手段により取得された前記第1のブロック領域の画像に対応する画像、の位置を特定する位置特定手段と、
    前記第1のブロック領域の位置と、前記位置特定手段により特定された位置と、のずれを示すずれ情報を出力する出力手段、
    前記ずれ情報の示すずれの大きさに応じて、前記第2の画像読取手段を有する画像処理装置に関する警告を出力する警告出力手段、
    としてコンピュータを機能させるプログラム。
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