JP5678591B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents
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これによれば、前記硬貨収納カセットを前記硬貨処理装置の本体から取外した後、前記蓋体部を前記支軸を介して回動することにより前記複数のチューブを開放し、その内部に収容される硬貨を露出させて回収し、さらに前記下部移動体部を前記蓋体部と連動させて上方にスライド移動することにより前記複数のチューブの最下層部を開放し、そこに収容される硬貨を回収することができる。また、前記下部移動体部を前記蓋体部と連動させて上方にスライド移動することにより前記複数のチューブの最下層部を開放し、その底面を露出させることができる。
また、請求項2に係る発明によれば、下部移動体部が複数のチューブの最下層部に位置するとき、蓋体部を回動して複数のチューブを開放することができるから、下部移動体部の位置する複数のチューブの最下層部に対応する位置に所定枚数の釣銭硬貨を残してチューブの開放部分に露出する硬貨を容易に回収することができる硬貨処理装置を提供することができる。また、下部移動体部を複数のチューブの最下層部から上方に移動するとき、蓋体部を前記複数のチューブを閉塞する状態に保持して移動することができるから、複数のチューブの最下層部に位置する硬貨を回収するときや、各チューブの底面を清掃する場合に、蓋体部や下部移動体部が本体から外れて紛失するようなことがなく、使い勝手の良い硬貨収容カセットを備えた硬貨処理装置を提供することができる。
下部移動体部13は、その両側面において背面カバー部12の支軸32aを回動自在に支持している。また、その両側面の下部には、カセット本体部11のアーム部31と係合して、これをカセット本体部11の最下層部を覆って閉塞し、脱落しないように保持する係合リブ部35を備えている。
このように構成される硬貨収納カセット7から、所定枚数の釣銭硬貨を内部に残して、硬貨を回収する場合について説明する。先ず、図3(a)に示すように、下部移動体13を複数のコインチューブ15〜19の最下層部を閉塞する状態に保持する。このとき下部移動体13の係合リブ部35はカセット本体部11のアーム部31に係合し、下部移動体部13はカセット本体部11に係合されて固定された状態に保持される。また、このときカセット本体部11に設けられる係合爪部27は、下部移動体13と連動する背面カバー部12の係合穴部26の上部開口26aに位置している。ここで、この係合穴部26の上部開口26aは、上述のように係合爪部27の爪部27bの幅よりも広く形成されているので、一対に設けられる係合爪部27をそれぞれ内側に寄せるように撓ませて、係合爪部27の爪部27bと係合穴部26の係合を解消する。そして、背面カバー部12を支軸32aを介して手前に回動し、複数のコインチューブ15〜19を半割状態で開放する。 ここで、複数のコインチューブ15〜19に収納されている硬貨が露出されるから、それらの露出された硬貨を回収する。ここで、複数のコインチューブ15〜19の最下層部にあって、下部移動体13により覆われる硬貨は、露出されないので、回収せずに内部に残せば良い。なお、複数のコインチューブ15〜19において下部移動体13により覆われる部分を、釣銭として内部に残す硬貨の枚数に応じて構成すれば、釣銭として所定枚数の硬貨を硬貨収納カセット7内に容易に残すことができる。
なお、本発明は、言うまでもなく本実施の形態に示す装置にのみ限定されず、その趣旨の包含する範囲で応用変更が可能である。例えば、カセット本体部11の背面側を開閉自在に覆う背面カバー部12や、背面カバー部12の下側にカセット本体部11と対向して上下方向に移動自在に設けられる下部移動体部13、あるいは、カセット本体部11に設けられ背面カバー部12をカセット本体部11を覆う閉塞状態に保持する係合爪部27、背面カバー部12に設けられ係合爪部27と係合する係合穴部26等の形状や構成等は、本発明を実施する硬貨処理装置1の態様、構成に応じて適宜に設定されるものである。
7 硬貨収納カセット外扉
11 カセット本体部(複数のチューブの本体側)
12 背面カバー部(蓋体部)
13 下部移動体部
15〜19 コインチューブ(チューブ)
26 係合穴部(係合保持部)
27 係合爪部(係合部材)
28 コイン受部
32a 支軸
Claims (2)
- 投入された硬貨を識別し金種別に積み重ねて収納する硬貨収納カセットを着脱自在に備えた硬貨処理装置において、
前記硬貨収納カセットは、金種別に硬貨を積重して収容するとともに所定枚数の硬貨を残すための最下層部を有する複数のチューブと、前記複数のチューブの最下層部を残して当該チューブを半割状に開放可能に覆う蓋体部と、前記複数のチューブの最下層部において前記蓋体部と隣接してその下方に半割状に構成され、上下方向にスライド移動可能に構成された下部移動体部と、備え、
前記蓋体部は支軸を介して回動することにより前記複数のチューブを開閉し、前記下部移動体部は前記蓋体部と連動して上下方向に移動することにより前記複数のチューブの最下層部を開閉することを特徴とする硬貨処理装置。 - 前記蓋体部は前記複数のチューブの本体側に設けられた係合部材と係合して前記複数のチューブを閉塞状態に保持する係合保持部を備え、前記支軸が前記下部移動体部に回動自在に支持され、前記複数のチューブを閉塞した状態で前記下部移動体部と連動して上下方向に移動可能に設けられ、前記蓋体部と連動する前記下部移動体部が前記複数のチューブの最下層部に位置するとき、前記係合保持部と前記係合部材との係合を解除し、前記支軸を介して回動することにより前記複数のチューブを開放可能に構成することを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
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